JP3353489B2 - 感熱転写用ピラゾールジスアゾ系色素及び感熱転写シート - Google Patents

感熱転写用ピラゾールジスアゾ系色素及び感熱転写シート

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JP3353489B2
JP3353489B2 JP24378994A JP24378994A JP3353489B2 JP 3353489 B2 JP3353489 B2 JP 3353489B2 JP 24378994 A JP24378994 A JP 24378994A JP 24378994 A JP24378994 A JP 24378994A JP 3353489 B2 JP3353489 B2 JP 3353489B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は色素転写型感熱転写記録
に使用される色素転写型感熱転写用ピラゾールジスアゾ
系色素及びそれを用いた色素転写型感熱転写記録用シー
トに関する。
【0002】
【従来の技術】色素転写型感熱転写記録は、ベースフィ
ルム上に熱移行性の色素を含む色材層を有する感熱転写
シートと、色素受容層を表面に有する受像シートを重ね
合わせ、感熱転写シートを加熱することにより感熱転写
シート中の色素を受像シートに転写することにより記録
を行う記録方法である。本記録方法は加熱エネルギーの
大きさにより色素の転写量を制御し、階調表現ができる
ため、ビデオプリンターなどのフルカラー画像記録用に
応用されている。
【0003】そして、該色素転写型感熱転写記録におい
ては、転写シート及び転写シート用のインキ組成物に用
いられる色素は転写記録のスピード、記録物の画質、保
存安定性などに大きな影響を与えるので非常に重要であ
り、このような色素としては、以下のような条件を満た
すことが必要である。 熱記録ヘッドの作動条件で容易に昇華及び/または熱
拡散すること。 熱記録ヘッドの作動条件で熱分解しないこと。 色再現上、好ましい色相を有すること。 分子吸光係数が大きいこと。 熱、光、湿気、薬品などに対して安定であること。 合成が容易なこと。 インク化適性が優れていること。 安全性上問題のないこと。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は色素転写型感
熱転写記録用の色素として優れた性能を有する色素転写
感熱転写用ピラゾールジスアゾ系色素、及びこの色素
を色材層中に含有する色素転写型感熱転写シートを提供
せんとするものである。そして、本発明は特に色素の製
造が容易で、また記録物の色濃度が高く、しかもその耐
光性も優れているものであり、かつ黄色〜橙色の鮮明な
色調を有する記録物を得ることができる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記請求項1に
記載された一般式(I)で示される色素転写型感熱転写
用ピラゾールジスアゾ系色素及び基材上に該色素と結着
剤とを含む色材層を有することよりなる色素転写型感熱
転写シートをその要旨とする。以下本発明を詳細に説明
する。
【0006】本発明に関わる前記一般式(I)で示され
るピラゾールジスアゾ系色素は、捺染用染料として、公
知のものであり、下記一般式(II)
【0007】
【化2】A−N=N−B−NH2 (II) (式中A及びBは前記一般式(I)と同じ意味を表す)
で示されるアミノアゾベンゼン類を公知の方法に従って
ジアゾ化し、下記一般式(III)
【0008】
【化3】
【0009】(式中R1、R2及びXは前記一般式(I)
と同じ意味を表す)で示される化合物にカップリングす
ることにより、合成することができる。本発明に関わる
前記一般式(I)で示される色素について具体的に説明
する。Aで示されるフェニル基の置換基において、非置
換のアルキル基としては、C 1〜C6の直鎖状もしくは分
岐鎖状の非置換のアルキル基が挙げられ、具体的にはメ
チル基、エチル基、nープロピル基、iープロピル基、
nーブチル基、iーブチル基、nーヘキシル基などが挙
げられる。また、置換アルキル基としては、アルコキシ
基、アルコキシアルコキシ基、アリールオキシ基、アリ
ルオキシ基、アラルキルオキシ基、アリール基、シアノ
基、ヒドロキシ基、ハロゲン原子、アルコキシカルボニ
ル基、アリルオキシカルボニル基、アシルオキシ基、ビ
ニル基などで置換されたC1〜C6の直鎖状又は分岐鎖状
のアルキル基が挙げられる。
【0010】Aで示されるフェニル基の置換基におい
て、非置換のアルコキシ基としては、C1〜C6の直鎖状
もしくは分岐鎖状の非置換のアルコキシ基が挙げられ、
具体的にはメトキシ基、エトキシ基、nープロポキシ
基、nーブトキシ基、iーブトキシ基、nーヘキシルオ
キシ基などが挙げられる。また、置換アルコキシ基とし
ては、アルコキシ基、アリール基、シアノ基、ヒドロキ
シ基、ハロゲン原子、アルコキシカルボニル基、アリル
オキシカルボニル基、アシルオキシ基、アリールオキシ
基、アリルオキシ基、アラルキルオキシ基などで置換さ
れたC1〜C6の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルコキシ基
が挙げられる。
【0011】Aで示されるフェニル基の置換基におい
て、ハロゲン原子としては、フッ素、塩素、臭素、ヨウ
素が挙げられる。Aで示されるフェニル基の置換基にお
いて、非置換のアルコキシカルボニル基としては、C1
〜C6の直鎖状又は分岐鎖状のアルコキシカルボニル基
が挙げられ、具体的にはメトキシカルボニル基、エトキ
シカルボニル基、nープロポキシカルボニル基、iープ
ロポキシカルボニル基、nーブトキシカルボニル基、i
ーブトキシカルボニル基、nーヘキシルオキシカルボニ
ル基などが挙げられる。また、置換アルコキシカルボニ
ル基としてはアルコキシ基、アリール基、シアノ基、ヒ
ドロキシ基、ハロゲン原子、アシルオキシ基、アリール
オキシ基、アリルオキシ基、アラルキルオキシ基などで
置換されたC1〜C6の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルコ
キシカルボニル基が挙げられる。
【0012】Aで示されるフェニル基の置換基におい
て、非置換のアルキルスルホニル基としては、C1〜C6
の直鎖状又は分岐鎖状のアルキルスルホニル基が挙げら
れ、具体的にはメチルスルホニル基、エチルスルホニル
基、n−プロピルスルホニル基、i−プロピルスルホニ
ル基、n−ブチルスルホニル基、i−ブチルスルニル
基、n−ヘキシルスルホニル基などが挙げられる。ま
た、置換アルキルスルホニル基としてはアルコキシ基、
アリール基、シアノ基、ヒドロキシ基、ハロゲン原子、
アシルオキシ基、アリールオキシ基、アリルオキシ基、
アラルキルオキシ基などで置換されたC1〜C6の直鎖状
もしくは分岐鎖状のアルキルスルホニル基が挙げられ
る。
【0013】Aで示されるフェニル基の置換基におい
て、アシルアミノ基としては、アセチルアミノ基、プロ
ピオニルアミノ基等のC1〜C4のアルキルカルボニルア
ミノ基、ベンゾイルアミノ基などが挙げられる。Bで示
されるフェニレン基の置換基において、置換もしくは非
置換のアルキル基としては、前記Aで示されるフェニル
基の置換基として例示されている置換もしくは非置換の
アルキル基と同じ基が挙げられる。
【0014】Bで示されるフェニレン基の置換基におい
て、置換もしくは非置換のアルコキシ基としては、前記
Aで示されるフェニル基の置換基として例示されている
置換もしくは非置換のアルコキシ基と同じ基が挙げられ
る。Bで示されるフェニレン基の置換基において、ハロ
ゲン原子としては、前記Aのフェニル基の置換基と同様
にフッ素、塩素、臭素、ヨウ素が挙げられる。
【0015】Bで示されるフェニレン基の置換基におい
て、アシルアミノ基としては前記Aのフェニル基の置換
基と同様にC1〜C4のアルキルカルボニルアミノ基、ベ
ンゾイルアミノ基などが挙げられる。R1及びR2におけ
る置換もしくは非置換のアルキル基の例としては前記A
で示されるフェニル基の置換基として例示されている置
換もしくは非置換のアルキル基と同じ基が挙げられる。
【0016】R1における置換もしくは非置換のアルコ
キシ基の例としては前記Aで示されるフェニル基の置換
基として例示されている置換もしくは非置換のアルコキ
シ基と同じ基が挙げられる。R1における置換もしくは
非置換のアルコキシカルボニル基としては前記Aで示さ
れるフェニル基の置換基として例示されている置換もし
くは非置換のアルコキシカルボニル基と同じ基が挙げら
れる。
【0017】R1における置換もしくは非置換のアルキ
ルアミノカルボニル基としてはC1からC6の直鎖状又は
分岐鎖状のアルキルアミノカルボニル基が挙げられ、具
体的にはメチルアミノカルボニル基、エチルアミノカル
ボニル基、n−プロピルアミノカルボニル基、i−プロ
ピルアミノカルボニル基、n−ブチルアミノカルボニル
基、i−ブチルアミノカルボニル基、n−ヘキシルアミ
ノカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、ジエチ
ルアミノカルボニル基、ジn−プロピルアミノカルボニ
ル基、ジi−プロピルアミノカルボニル基が挙げられ
る。また、置換アルキルアミノカルボニル基としては、
アルコキシ基、アリール基、シアノ基、ヒドロキシ基、
ハロゲン原子、アシルオキシ基、アリールオキシ基、ア
リルオキシ基、アラルキルオキシ基などで置換されたC
1〜C6の直鎖上又は分岐鎖上のアルキルアミノカルボニ
ル基が挙げられる。
【0018】R2における置換もしくは非置換のシクロ
アルキル基において、非置換のアルキル基としては、シ
クロヘキシル基が上げられ、置換シクロアルキル基とし
ては、置換シクロヘキシル基が挙げられ、この置換基の
例としては、前記Aで示されるフェニル基の置換基にお
ける置換アルキル基の置換基と同じ基が挙げられる。R
2における置換のフェニル基としては、塩素原子、臭素
原子、メチル基、エチル基、メトキシ基、エトキシ基も
しくはアルコキシカルボニル基で置換されたフェニル基
を表す。
【0019】上記において、アルコキシ基で置換された
アルキル基の具体例としては、メトキシメチル基、2ー
メトキシエチル基、2ーエトキシエチル基、2−nープ
ロポキシエチル基、2−nーブトキシエチル基、2ーi
ーブトキシエチル基、1ーメチルー2ーメトキシエチル
基、1ーメチルー2ーエトキシエチル基、3ーメトキシ
ブチル基、3ーエトキシブチル基、1ーエチルー2ーメ
トキシエチル基等が挙げられる。
【0020】また、アラルキルオキシ基で置換されたア
ルキル基の具体例としては、ベンジルオキシメチル基、
2ーベンジルオキシエチル基、1ーメチルー2ーベンジ
ルオキシエチル基、1ーエチルー2ーベンジルオキシエ
チル基などが挙げられる。また、アリルオキシ基で置換
されたアルキル基としては、アリルオキシメチル基、2
ーアリルオキシエチル基、1ーメチルー2ーアリルオキ
シエチル基、1ーエチルー2ーアリルオキシエチル基な
どが挙げられる。
【0021】また、アリールオキシ基で置換されたアル
キル基としては、フェノキシメチル基、2ーフェノキシ
エチル基等が挙げられる。また、アルコキシアルコキシ
基で置換されたアルキル基としては、メトキシメトキシ
メチル基、(2’ーメトキシエトキシ)メチル基、2ー
(2’ーメトキシエトキシ)エチル基、2ー(2’ーエ
トキシエトキシ)エチル基、4ー(2’ーメトキシエト
キシ)ブチル基などがあげられる。
【0022】また、シアノ基で置換されたアルキル基と
しては、シアノメチル基、2ーシアノエチル基などが挙
げられる。また、ヒドロキシ基で置換されたアルキル基
としては、ヒドロキシメチル基、2ーヒドロキシエチル
基、3ーヒドロキシ(n)プロピル基、1ーメチルー2
ーヒドロキシエチル基などが挙げられる。
【0023】また、ハロゲン原子で置換されたアルキル
基としては、クロロメチル基、2ークロロエチル基、2
ーブロモエチル基、トリフルオロメチル基などが挙げら
れる。また、アルコキシカルボニル基もしくはアリルオ
キシカルボニル基で置換されたアルキル基としては、メ
トキシカルボニルメチル基、2ーメトキシカルボニルエ
チル基、2ーエトキシカルボニルエチル基、エトキシカ
ルボニルメチル基、アリルオキシカルボニルメチル基、
アリルオキシカルボニルエチル基、nーブトキシカルボ
ニルメチル基などが挙げられる。
【0024】また、アシルオキシ基で置換されたアルキ
ル基としては、アセトキシメチル基、2ーアセトキシエ
チル基、ベンゾイルオキシメチル基、2ーベンゾイルオ
キシエチル基、3ーアセトキシーnープロピル基などが
挙げられる。また、アリール基で置換されたアルキル基
としては、ベンジル基、p−クロロベンジル基、2ーフ
ェニルエチル基などが挙げられる。
【0025】また、ビニル基で置換されたアルキル基と
しては、アリル基等が挙げられる。上記において、アル
コキシ基で置換されたアルコキシ基としては、メトキシ
メトキシ基、2ーメトキシエトキシ基、2ーエトキシエ
トキシ基、2−nープロポキシエトキシ基、2−nーブ
トキシエトキシ基、2ーiーブトキシエトキシ基、1ー
メチルー2ーメトキシエトキシ基、1ーメチルー2ーエ
トキシエトキシ基、3ーメトキシブトキシ基、3ーエト
キシブトキシ基等が挙げられる。
【0026】また、アラルキルオキシ基で置換されたア
ルコキシ基としては、ベンジルオキシメトキシ基、2ー
ベンジルオキシエトキシ基、1ーメチルー2ーベンジル
オキシエトキシ基、1ーエチルー2ーベンジルオキシエ
トキシ基などが挙げられる。また、アリルオキシ基で置
換されたアルコキシ基としては、アリルオキシメトキシ
基、2ーアリルオキシエトキシ基、1ーメチルー2ーア
リルオキシエトキシ基などが挙げられる。
【0027】また、アリールオキシ基で置換されたアル
コキシ基としては、フェノキシメトキシ基、2ーフェノ
キシエトキシ基などが挙げられる。また、シアノ基で置
換されたアルコキシ基としては、シアノメトキシ基、2
ーシアノエトキシ基など挙げられる。また、ヒドロキシ
基で置換されたアルコキシ基としては、ヒドロキシメト
キシ基、2ーヒドロキシエトキシ基、3ーヒドロキシプ
ロポキシ基、1ーメチルー2ーヒドロキシエトキシ基な
どが挙げられる。
【0028】また、ハロゲン原子で置換されたアルコキ
シ基としては、クロロメトキシ基、2ークロロエトキシ
基、2ーブロモエトキシ基などが挙げられる。また、ア
ルコキシカルボニル基もしくはアリルオキシカルボニル
基で置換されたアルコキシ基としては、メトキシカルボ
ニルメトキシ基、2ーメトキシカルボニルエトキシ基、
2ーエトキシカルボニルエトキシ基、エトキシカルボニ
ルメトキシ基、アリルオキシカルボニルメトキシ基、2
ーアリルオキシカルボニルエトキシ基、nーブトキシカ
ルボニルメトキシ基などが挙げられる。
【0029】また、アシルオキシ基で置換されたアルコ
キシ基としては、アセトキシメトキシ基、2ーアセトキ
シエトキシ基、ベンゾイルオキシメトキシ基、2ーベン
ゾイルオキシエトキシ基、3ーアセトキシプロポキシ基
などが挙げられる。また、アリール基で置換されたアル
コキシ基としては、ベンジルオキシ基、p−クロロベン
ジルオキシ基、2ーフェニルエトキシ基などが挙げられ
る。
【0030】上記において、アルコキシ基で置換された
アルコキシカルボニル基としては、メトキシメトキシカ
ルボニル基、2ーメトキシエトキシカルボニル基、2ー
エトキシエトキシカルボニル基、2−nープロポキシエ
トキシカルボニル基、2−nーブトキシエトキシカルボ
ニル基、2ーiーブトキシエトキシカルボニル基、1ー
メチルー2ーメトキシエトキシカルボニル基、1ーメチ
ルー2ーエトキシエトキシカルボニル基、3ーメトキシ
ブトキシカルボニル基、3ーエトキシブトキシカルボニ
ル基等が挙げられる。
【0031】また、アラルキルオキシ基で置換されたア
ルコキシカルボニル基としては、ベンジルオキシメトキ
シカルボニル基、2ーベンジルオキシエトキシカルボニ
ル基、1ーメチルー2ーベンジルオキシエトキシカルボ
ニル基、1ーエチルー2ーベンジルオキシエトキシカル
ボニル基などが挙げられる。また、アリルオキシ基で置
換されたアルコキシカルボニル基としては、アリルオキ
シメトキシカルボニル基、2ーアリルオキシエトキシカ
ルボニル基、1ーメチルー2ーアリルオキシエトキシカ
ルボニル基などが挙げられる。
【0032】また、アリールオキシ基で置換されたアル
コキシカルボニル基としては、フェノキシメトキシカル
ボニル基、2ーフェノキシエトキシカルボニル基などが
挙げられる。また、シアノ基で置換されたアルコキシカ
ルボニル基としては、シアノメトキシカルボニル基、2
ーシアノエトキシカルボニル基などが、ヒドロキシ基で
置換されたアルコキシカルボニル基としては、ヒドロキ
シメトキシカルボニル基、2ーヒドロキシエトキシカル
ボニル基、3ーヒドロキシプロポキシカルボニル基、1
ーメチルー2ーヒドロキシエトキシカルボニル基などが
挙げられる。ハロゲン原子で置換されたアルコキシカル
ボニル基としては、クロロメトキシカルボニル基、2ー
クロロエトキシカルボニル基、2ーブロモエトキシカル
ボニル基などが挙げられる。
【0033】また、アシルオキシ基で置換されたアルコ
キシカルボニル基としては、アセトキシメトキシカルボ
ニル基、2ーアセトキシエトキシカルボニル基、ベンゾ
イルオキシメトキシカルボニル基、2ーベンゾイルオキ
シエトキシカルボニル基、3ーアセトキシプロポキシカ
ルボニル基などが挙げられる。また、アリール基で置換
されたアルコキシカルボニル基としては、ベンジルオキ
シカルボニル基、p−クロロベンジルオキシカルボニル
基、2ーフェニルエトキシカルボニル基などが挙げられ
る。
【0034】上記において、アルコキシ基で置換された
アルキルスルホニル基としては、メトキシメチルスルホ
ニル基、2ーメトキシエチルスルホニル基、2ーエトキ
シエチルスルホニル基、2−nープロポキシエチルスル
ホニル基、2−nーブトキシエチルスルホニル基、2ー
iーブトキシエチルスルホニル基、1ーメチルー2ーメ
トキシエチルスルホニル基、1ーメチルー2ーエトキシ
エチルスルホニル基、3ーメトキシブチルスルホニル
基、3ーエトキシブチルスルホニル基などが挙げられ
る。
【0035】また、アラルキルオキシ基で置換されたア
ルキルスルホニル基としては、ベンジルオキシメチルス
ルホニル基、2ーベンジルオキシエチルスルホニル基、
1ーメチルー2ーベンジルオキシエチルスルホニル基、
1ーエチルー2ーベンジルオキシエチルスルホニル基な
どが挙げられる。また、アリルオキシ基で置換されたア
ルキルスルホニル基としては、アリルオキシメチルスル
ホニル基、2ーアリルオキシエチルスルホニル基、1ー
メチルー2ーアリルオキシエチルスルホニル基などが挙
げられる。
【0036】また、アリールオキシ基で置換されたアル
キルスルホニル基としては、フェノキシメチルスルホニ
ル基、2ーフェノキシエチルスルホニル基などが挙げら
れるまた、シアノ基で置換されたアルキルスルホニル基
としては、シアノメチルスルホニル基、2ーシアノエチ
ルスルホニル基などが、ヒドロキシ基で置換されたアル
キルスルホニル基としては、ヒドロキシメチルスルホニ
ル基、2ーヒドロキシエチルスルホニル基、3ーヒドロ
キシプロピルスルホニル基、1ーメチルー2ーヒドロキ
シエチルスルホニル基などが挙げられる。
【0037】また、ハロゲン原子で置換されたアルキル
スルホニル基としては、クロロメチルスルホニル基、2
ークロロエチルスルホニル基、2ーブロモエチルスルホ
ニル基などが挙げられる。また、アシルオキシ基で置換
されたアルキルスルホニル基としては、アセトキシメチ
ルスルホニル基、2ーアセトキシエチルスルホニル基、
ベンゾイルオキシメチルスルホニル基、2ーベンゾイル
オキシエチルスルホニル基、3ーアセトキシプロピルス
ルホニル基などが挙げられる。
【0038】また、アリール基で置換されたアルキルス
ルホニル基としては、ベンジルスルホニル基、p−クロ
ロベンジルスルホニル基、2ーフェニルエチルスルホニ
ル基などが挙げられる。上記において、アルコキシ基で
置換されたアルキルアミノカルボニル基としては、メト
キシメチルアミノカルボニル基、2ーメトキシエチルア
ミノカルボニル基、2ーエトキシエチルアミノカルボニ
ル基、2−nープロポキシエチルアミノカルボニル基、
2−nーブトキシエチルアミノカルボニル基、2ーiー
ブトキシエチルアミノカルボニル基、1ーメチルー2ー
メトキシエチルアミノカルボニル基、1ーメチルー2ー
エトキシエチルアミノカルボニル基、3ーメトキシブチ
ルアミノカルボニル基、3ーエトキシブチルアミノカル
ボニル基などが挙げられる。
【0039】また、アラルキルオキシ基で置換されたア
ルキルアミノカルボニル基としては、ベンジルオキシメ
チルアミノカルボニル基、2ーベンジルオキシエチルア
ミノカルボニル基、1ーメチルー2ーベンジルオキシエ
チルアミノカルボニル基、1ーエチルー2ーベンジルオ
キシエチルアミノカルボニル基などが挙げられる。ま
た、アリルオキシ基で置換されたアルキルアミノカルボ
ニル基としては、アリルオキシメチルアミノカルボニル
基、2ーアリルオキシエチルアミノカルボニル基、1ー
メチルー2ーアリルオキシエチルアミノカルボニル基な
どが挙げられる また、アリールオキシ基で置換されたアルキルアミノカ
ルボニル基としては、フェノキシメチルアミノカルボニ
ル基、2ーフェノキシエチルアミノカルボニル基などが
挙げられる また、シアノ基で置換されたアルキルアミノカルボニル
基としては、シアノメチルアミノカルボニル基、2ーシ
アノエチルアミノカルボニル基などが、ヒドロキシ基で
置換されたアルキルアミノカルボニル基としては、ヒド
ロキシメチルアミノカルボニル基、2ーヒドロキシエチ
ルアミノカルボニル基、3ーヒドロキシプロピルアミノ
カルボニル基、1ーメチルー2ーヒドロキシエチルアミ
ノカルボニル基などが挙げられる。
【0040】また、ハロゲン原子で置換されたアルキル
アミノカルボニル基としては、クロロメチルアミノカル
ボニル基、2ークロロエチルアミノカルボニル基、2ー
ブロモエチルアミノカルボニル基などが挙げられる。ま
た、アシルオキシ基で置換されたアルキルアミノカルボ
ニル基としては、アセトキシメチルアミノカルボニル
基、2ーアセトキシエチルアミノカルボニル基、ベンゾ
イルオキシメチルアミノカルボニル基、2ーベンゾイル
オキシエチルアミノカルボニル基、3ーアセトキシプロ
ピルアミノカルボニル基などが挙げられる。
【0041】また、アリール基で置換されたアルキルア
ミノカルボニル基としては、ベンジルアミノカルボニル
基、p−クロロベンジルアミノカルボニル基、2ーフェ
ニルエチルアミノカルボニル基などが挙げられる。以上
のA,B,R1,R2において、置換基を有する場合は、
いずれも2つ以上有していてもよく、その場合、置換基
の種類は同一でも異なっていてもよい。
【0042】Aで表されるフェニル基は、非置換、また
はメチル基、メトキシ基、塩素原子、シアノ基、ニトロ
基、ジメチルスルホニル基、アセチルアミノ基、エチル
基もしくはエトキシ基の置換基を有することが特に好ま
しい。Bで表されるフェニレン基は、非置換、またはメ
チル基、メトキシ基、塩素原子、ヒドロキシ基、エチル
基もしくはエトキシ基の置換基を有することが特に好ま
しい。
【0043】R1 で表される基は、C1 〜C8 アルキル
基、C1 〜C8 アルコキシカルボニル基、C1 〜C8
ルキルアミノカルボニル基であることが特に好適であ
る。R2 で表される基が、C1 〜C4 アルキル基、フェ
ニル基であることが特に好適である。本発明の色素転写
感熱転写用の色素は、一般式(I)において、A、
B、R1 、R2 が、全て上記の好ましい基から選ばれる
ものを組み合わせたものが勿論好ましいが、必ずしも全
てを好ましい置換基から選んだ場合がより好ましいとい
う訳ではない。
【0044】前記一般式(I)で表される色素の具体例
を第1表に示す。
【0045】
【表1】
【0046】
【表2】
【0047】
【表3】
【0048】
【表4】
【0049】
【表5】
【0050】
【表6】
【0051】
【表7】
【0052】本発明の色素転写型感熱転写シートは、色
材層に前記一般式(I)で表される色素を1種または2
種以上含有するものである。また、前記一般式(I)で
示される色素を他の構造の色素と併用してもよい。本発
明の色素転写型感熱転写シートに上記の色素を用いて色
材層を形成する場合、その方法は特に限定されず、通
常、色素を結着剤とともに媒体中に溶解あるいは微粒子
状に分散させることによりインクを調製し、該インクを
基材としてのベースフィルムに塗布後、乾燥することに
より実施することができる。
【0053】結着剤としては、セルロース系、アクリル
酸系、澱粉系、エポキシ系などの水溶性樹脂及びアクリ
ル樹脂、メタクリル樹脂、ポリスチレン、ポリカーボネ
ート、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリビニ
ルブチラール、エチルセルロース、アセチルセルロー
ス、ポリエステル、アクリロニトリル/スチレン共重合
体(AS)樹脂、フェノキシ樹脂などの有機溶剤に可溶
性の樹脂が挙げられる。
【0054】尚、結着剤と色素の混合比(重量)は、
1:2〜2:1の範囲が適当である。インク調製のため
の媒体としては水及びメチルアルコール、エチルアルコ
ール、イソプロピルアルコール、イソブチルアルコール
などのアルコール類、メチルセロソルブ、エチルセロソ
ルブなどのセロソルブ類、トルエン、キシレン、クロロ
ベンゼンなどの芳香族類、酢酸エチル、酢酸ブチルなど
のエステル類、アセトン、メチルエチルケトン、メチル
イソブチルケトン、シクロヘキサノンなどのケトン類、
塩化メチレン、クロロホルム、トリクロロエチレンなど
の塩素系溶剤、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどの
エーテル類、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチ
ルピロリドンなどの有機溶剤をあげることができ、これ
らを単独あるいは併用する。
【0055】上記のインク中には上記の成分の他に必要
に応じて有機、無機の非昇華性微粒子、分散剤、帯電防
止剤、消泡剤、酸化防止剤、粘度調製剤などを添加する
ことができる。転写シート作成のためのインクを塗布す
るベースフィルムとしては、コンデンサー紙、グラシン
紙のような薄葉紙、ポリエステル、ポリカーボネート、
ポリアミド、ポリイミド、ポリアラミドのような耐熱性
の良好なプラスチックのフィルムが適しているが、それ
らの厚さとしては3〜50μmの範囲を挙げることがで
きる。
【0056】上記のベースフィルムのうちポリエチレン
テレフタレートフィルムが機械的強度、耐溶剤性、経済
性などを考慮すると特に有利である。しかし、場合によ
ってはポリエチレンテレフタレートフィルムは必ずしも
耐熱性が充分でなく、サーマルヘッドの走行性が不十分
であるので色材層の反対面に潤滑剤、滑性の高い耐熱性
微粒子などを含む耐熱性樹脂の層を設けることにより、
サーマルヘッドの走行性を改良したものを用いることが
できる。
【0057】インクをベースフィルムに塗布する方法と
しては、グラビアコーター、リバースロールコーター、
ロッドコーター、エアドクタコーターなどを使用して実
施することができ、該インクの塗布は、色材層の厚さが
乾燥後0.1〜5μmの範囲となるように塗布すれば良
い。更に、本発明の色素転写型感熱転写シートは加熱手
段としてサーマルヘッドのみならず赤外線、レーザー光
なども利用することができる。又、ベースフィルムその
ものに電気を流すことによって発熱する通電発熱フィル
ムを用いて、通電型染料転写シートとして用いることが
できる。
【0058】
【実施例】以下実施例により本発明を具体的に説明する
が、かかる実施例は本発明を限定するものではない。 実施例1 a)第1表No.1の色素の合成 4−フェニルアゾアニリン塩酸塩23.4g(0.1モ
ル)をN,N−ジメチルホルムアミド200ml、塩酸
水溶液140ml混合溶液中に仕込み、0〜5℃で亜硝
酸ソーダ6.9g(0.1モル)の水溶液を滴下し、同
温度で2時間撹拌してジアゾ化を行った。1−フェニル
−3−メチル−5−ヒドロキシ−ピラゾール(前記一般
式(III)において、R1が−CH3、R2がフェニル基、
Xが−OHの化合物)18.3g(0.105モル)を
水120ml、炭酸ナトリウム15.9gの混合液に溶
解し、この中に上で得たジアゾ液を0〜5℃で滴下し、
同温度で2時間撹拌した。反応終了後、析出した結晶を
濾過、水洗、乾燥し、得られた結晶をメチルアルコール
200mlで懸濁洗浄することにより精製を行い、黄色
結晶を17.8gを得た。
【0059】このもののマススペクトルは親イオンピー
クが382で第1表のNo.1の構造式の分子量と一致
した。また、アセトン中の吸収極大波長は416nmで
あった。融点は216.1℃であった。 b)インクの調製
【0060】
【表8】 第1表No.1の色素 6重量部 AS樹脂 10重量部 (製品名:サンレックス SAN−A;モンサント化成株式会社製品) メチルエチルケトン 25重量部 トルエン 60重量部 ─────────────────────────────────── 合計 101重量部 上記組成の混合物をペイントコンディショナーで10分
間処理し、インクの調製を行った。
【0061】 c)色素転写型感熱転写シートの作成 上記のインクをワイヤバーを用いて背面が耐熱滑性処理
されたポリエチレンテレフタレートフィルム(6μm
厚)上に塗布、乾燥し(乾燥膜厚約1μm)、色素転写
感熱転写シートを得た。なお、ポリエチレンテレフタ
レートフィルムの耐熱滑性処理は、ポリエチレンテレフ
タレートフィルムに、アクリル樹脂(商品名:BR−8
0;三菱レイヨン株式会社製品)10重量部、アミノ変
性シリコーンオイル(商品名:KF393;信越化学工
業株式会社製品)1重量部、トルエン89重量部からな
る液を塗布、乾燥(乾燥膜厚約1μm)することにより
行った。
【0062】d)受像体の作製 ポリビニルフェニルアセタール樹脂70重量部、塩化ビ
ニル/酢酸ビニル/ビニルアルコール共重合樹脂(商品
名:エスレックA;積水化学工業株式会社製品)30重
量部、シリコーンワニス(商品名:TSR−160、固
形分濃度60%、東芝シリコーン株式会社製品)30重
量部、ヘキサメチレンジイソシアネート化合物(商品
名:マイテックNY−710A、固形分濃度75%、三
菱化学株式会社製品)15重量部、アミノ変性シリコー
ン(製品名:KFー393;信越化学工業株式会社製
品)2.5重量部、メチルエチルケトン600重量部、
トルエン600重量部からなる液を合成紙(製品名:ユ
ポFPG150;王子油化株式会社製品)にワイヤーバ
ーで塗布、乾燥し(乾燥膜厚約5μm)、更にオーブン
中で80℃で30分間処理することにより作製した。
【0063】e)転写記録 上記の色素転写型感熱転写シートのインク塗布面を受像
体と重ね、サーマルヘッドを用いて下記条件で記録し、
第2表に示す色調の色濃度の優れた記録物を得た。
【0064】
【表9】記録条件 主走査、副走査の記録密度 : 6ドット/mm 記録電力 : 0.20W/ドット 通電時間 : 13ミリ秒 色濃度はマクベス社製デンシトメーターTRー927型
を用いて測定した。
【0065】f)耐光性試験 記録濃度約1.0のものを調整し、これの耐光性試験を
キセノンランプフェードメーター(スガ試験機株式会社
製品)を用いて実施し(ブラックパネル温度:63±2
℃)、80時間照射後の記録物の変退色の程度(△E
(L*a*b*))を後記第2表に示した。 実施例2〜10 実施例1で用いた色素の代わりに後記第2表に示す色素
を用い、実施例1と同様の方法により色素の合成、イン
クの調製、転写シートの作製、受像体の作製及び転写記
録、耐光性試験を行い後記第2表に示す結果を得た。
【0066】
【表10】
【0067】実施例11 実施例1で用いたインクの代わりに下記方法で調製した
インクを用いて、実施例1と同様の方法により転写シー
トを作製、受像体の作製及び転写記録、耐光性試験を行
った結果、鮮明なイエローで均一な色濃度の記録を得る
ことができた。また得られた記録の耐光性及び転写シー
トの暗所保存安定性はいずれも良好であった。
【0068】
【表11】 第1表No.1の色素 6重量部 AS樹脂(製品名:デンカAS−S;電気化学工業(株)製品)10重量部 トルエン 70重量部 シクロヘキサノン 10重量部 ──────────────────────────────────── 合計 96重量部
【0069】
【発明の効果】本発明の色素転写型感熱転写シートを用
いた場合、低エネルギーで高い濃度の鮮明な黄色乃至橙
色の記録物を得ることができ、更にこの記録物は、耐光
性が良好である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41M 5/38 - 5/40 CAPLUS(STN) REGISTRY(STN)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(I)で示される色素転写型
    感熱転写用ピラゾールジスアゾ系色素。 【化1】 (式中、Aは置換もしくは非置換のアルキル基、置換も
    しくは非置換のアルコキシ基、ハロゲン原子、ニトロ
    基、シアノ基、置換もしくは非置換のアルコキシカルボ
    ニル基、置換もしくは非置換のアルキルスルホニル基、
    またはアシルアミノ基で置換されていても良いフェニル
    基を表し、Bは置換もしくは非置換のアルキル基、置換
    もしくは非置換のアルコキシ基、ハロゲン原子、ヒドロ
    キシ基、またはアシルアミノ基で置換されていても良い
    フェニレン基を表し、R1 は水素原子、または置換もし
    くは非置換のアルキル基、置換もしくは非置換のアルコ
    キシ基、置換もしくは非置換のアルコキシカルボニル
    基、または置換もしくは非置換のアルキルアミノカルボ
    ニル基を表し、R2 は水素原子、置換もしくは非置換の
    アルキル基、置換もしくは非置換のシクロアルキル基、
    または置換もしくは非置換のフェニル基を表し、Xはア
    ミノ基、またはヒドロキシ基を表す)
  2. 【請求項2】 一般式(I)において、Aが、非置換の
    フェニル基、またはメチル基、メトキシ基、塩素原子、
    シアノ基、ニトロ基、ジメチルスルホニル基、アセチル
    アミノ基、エチル基もしくはエトキシ基の置換基を有す
    るフェニル基から選ばれる基である請求項1に記載の
    素転写型感熱転写用ピラゾールジスアゾ系色素。
  3. 【請求項3】 一般式(I)において、Bが、非置換の
    フェニレン基、またはメチル基、メトキシ基、塩素原
    子、ヒドロキシ基、エチル基もしくはエトキシ基の置換
    基を有するフェニレン基から選ばれる基である請求項1
    又は2に記載の色素転写型感熱転写用ピラゾールジスア
    ゾ系色素。
  4. 【請求項4】 一般式(I)において、R1 が、C1
    8 アルキル基、C1 〜C8 アルコキシカルボニル基、
    1 〜C8 アルキルアミノカルボニル基から選ばれる基
    である請求項1乃至3の何れか1項に記載の色素転写型
    感熱転写用ピラゾールジスアゾ系色素。
  5. 【請求項5】 一般式(I)において、R2 が、C1
    4 アルキル基、フェニル基である請求項1乃至4の何
    れか1項に記載の色素転写型感熱転写用ピラゾールジス
    アゾ系色素。
  6. 【請求項6】 基材上に請求項1乃至5のいずれか1項
    に記載のピラゾールジスアゾ系色素及び結着剤を含む色
    材層を有する色素転写型感熱転写シート。
  7. 【請求項7】 色材層の乾燥厚さが0.1〜5μmであ
    る請求項6に記載の色素転写型感熱転写シート。
  8. 【請求項8】 基材上でかつ色材層の反対面に、潤滑剤
    及び/又は滑性の高い耐熱性微粒子を含む耐熱性樹脂の
    層を設けてなる請求項6又は7に記載の色素転写型感熱
    転写シート。
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