JP3353016B2 - 多光軸光電スイッチ - Google Patents

多光軸光電スイッチ

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JP3353016B2
JP3353016B2 JP32539492A JP32539492A JP3353016B2 JP 3353016 B2 JP3353016 B2 JP 3353016B2 JP 32539492 A JP32539492 A JP 32539492A JP 32539492 A JP32539492 A JP 32539492A JP 3353016 B2 JP3353016 B2 JP 3353016B2
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悟 市村
剛彦 鬼頭
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サンクス株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、投光器の複数の投光素
子に順次投光動作を行わせ、受光部から出力される受光
信号に基いて光軸の遮光状態を検出するようにした多光
軸光電スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の多光軸光電スイッチは、例えば
次のように構成されている。すなわち、多数の光軸を構
成すべく対をなす投光素子および受光素子を複数対設
け、制御回路からの投光信号により投光素子に順次検出
エリア内に向けて発光させる。一方、受光器側において
は、受光素子とその受光信号を増幅する前置増幅器によ
り受光部を構成し、その出力端子を複数の入力端子を備
えた選択回路に接続している。そして、選択回路によ
り、各受光部からの受光信号を、発光している投光素子
と同期をとって順次有効化して制御部に与えるようにな
っている。制御部においては、受光信号を主増幅器によ
り増幅し、その増幅出力を所定の検出レベルと比較して
すべての光軸のうち1光軸でも受光信号のレベルが低い
場合には検出エリアが物体により遮光状態となっている
ことを検出する。
【0003】この場合、各受光素子に対応して前置増幅
器を設けているのは、受光素子から出力された受光量に
応じた微弱な受光信号をある程度増幅してから出力する
ことにより、外部から侵入するノイズによる悪影響で誤
検出等をおこなさいようにするためである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
多光軸光電スイッチは、その最大検出距離を長くする目
的で、一般に、受光器側の受光感度を最大に設定してい
る。一方、この種の多光軸光電スイッチは、受光器側に
おいて、投光素子からの光の有無を検出して遮光状態を
検出する構成であることから、受光器側における受光感
度の調整を行わない構成としたものが一般的である。
【0005】しかしながら、このことは、最大検出距離
でも確実に検出動作を行えるように大きい受光感度を設
定しているので、逆に、投光器および受光器の間隔を短
く設定する場合には、受光器の感度が不必要に高く設定
されることになる。これにより、受光器側においては、
他の光電スイッチからの干渉光や外乱光が入射した場合
や外来ノイズが混入した場合に、誤検出を起し易くなる
不具合がある。
【0006】そこで、このような不具合を解消するため
に、受光器側に感度調整用のボリウムを設けることが考
えられるが、その場合には、複数の受光素子のそれぞれ
に対応して感度調整用のボリウムを設ける必要があるた
め、受光器全体が大形化してしまうと共に、調整作業が
煩雑になる不具合がある。
【0007】また、前述の不具合を防止するために、特
開昭57−151769号公報に開示されたように、自
動利得制御回路(AGC回路)を設けて受光感度を自動
的に調整するようにしたものがある。しかしながら、こ
のものにおいては、複数の受光素子からの微弱な受光信
号を長い信号経路を介して増幅器に与え、この増幅器の
利得を調整する構成としているため、外来ノイズによる
悪影響を受け易く、誤検出を招く不具合がある。
【0008】そこで、上述の場合に、受光素子のそれぞ
れに対応して前置増幅器を設け、受光素子から出力され
る微弱な信号を増幅して出力し、利得を調整する増幅器
に与える構成が考えられるが、この場合には、利得を調
整するのが後段の増幅器であるため、受光素子への入光
量が過大となって前置増幅器が飽和してしまう不具合を
避けられず、結果的に誤検出を起こしてしまう虞があ
る。
【0009】これを防止するために、例えば、上述の自
動利得制御回路(AGC回路)による制御を前置増幅器
に適用することも考えられる。この場合には、前置増幅
器の出力を比較器によって基準レベルと比較し、その比
較結果に基いて前置増幅器にフィードバックをかけて利
得を調整する構成とすれば良い。しかしながら、前置増
幅器により受光素子の受光信号を比較器の入力レベルま
で増幅するためには、前置増幅器を多段の増幅回路とし
て構成する必要があり、これらの回路を各受光素子に対
応して設けると受光器全体の構成が複雑且つ大形化して
しまい、コスト高となる新たな不具合が生じる。
【0010】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、簡単且つ安価な構成としながら、各光
軸に対応して受光部の感度調整を行うことができ、最大
検出距離よりも短い検出距離を設定して検出動作を行う
場合でも、外乱光や外来ノイズによる誤検出を極力防止
して最適な受光感度で確実な検出動作を行うことができ
る多光軸光電スイッチを提供するにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、投光信号に応じて複数の投光素子に順次
投光動作を行わせる投光器と、受光素子およびその受光
出力を増幅する前置増幅器から構成され前記複数の投光
素子に対応して光軸を構成する複数の受光部と、これら
複数の受光部から出力される受光信号を前記投光信号に
同期して順次選択して出力する選択手段と、この選択手
段を介して受光部から入力される受光信号に基いて前記
光軸の遮光状態を検出する制御手段とを備えた多光軸光
電スイッチを対象とするものであり、入力端子に与えら
れるパルス信号を積分する積分回路を前記受光部のそれ
ぞれに対応して設け、積分値に応じて対応する受光部の
受光感度を設定する感度調整手段を前記積分回路のそれ
ぞれに対応して設け、前記制御手段を、前記複数の積分
回路に前記選択手段の選択を基にパルス信号を出力する
ように構成したところに特徴を有する。
【0012】また、本発明は、投光信号に応じて複数の
投光素子に順次投光動作を行わせる投光器と、受光素子
およびその受光出力を増幅する前置増幅器から構成され
前記複数の投光素子に対応して光軸を構成する複数の受
光部と、これら複数の受光部から出力される受光信号を
前記投光信号に同期して順次選択して出力する選択手段
と、この選択手段を介して受光部から入力される受光信
号のレベルと所定の検出レベルとの比較結果に基いて前
記光軸の遮光状態を検出する制御手段とを備えた多光軸
光電スイッチにおいて、入力端子に与えられるパルス信
号を積分する積分回路を前記受光部にそれぞれ対応して
設け、積分値に応じて対応する受光部の受光感度を設定
する感度調整手段を前記積分回路のそれぞれに対応して
設け、前記制御手段を、前記選択手段を介して与えられ
る受光信号のレベルを前記検出レベルよりも高く設定さ
れた過入光検出レベル以上と比較してその結果に基いて
前記複数の積分回路に前記選択手段の選択を基にパルス
信号を出力するように構成しても良い。
【0013】さらに、上記対象において、入力端子に与
えられるパルス信号を積分する積分回路を前記受光部に
それぞれ対応して設け、積分値に応じて対応する受光部
の受光感度を設定する感度調整手段を前記積分回路のそ
れぞれに対応して設け、感度調整モードの調整スイッチ
を設け、パルス信号の出力設定状態を記憶する記憶手段
を設け、前記制御手段を、前記感度調整モードの調整ス
イッチが操作されると、前記選択手段を介して前記受光
部から与えられる受光信号のレベルを前記検出レベルよ
りも高く設定された過入光検出レベルと比較してその結
果に基いて前記積分回路にパルス信号を出力し、パルス
信号の出力動作を前記各積分回路に対して所定回数実施
したときのパルス信号の出力設定状態を前記記憶手段に
記憶させ、その後は、その記憶手段に記憶されたパルス
信号の出力設定状態で前記積分回路にパルス信号を出力
するように構成することもできる。
【0014】そして、前記制御手段を、前記積分回路に
出力するパルス信号を異なるパルス幅に設定して出力す
るように構成することもできる。
【0015】また、前記制御手段を、前記積分回路に出
力するパルス信号を異なるパルス数に設定して出力する
ように構成することもできる。
【0016】
【作用】請求項1記載の多光軸光電スイッチによれば、
投光器の投光動作により出力された光は受光部により受
光され、受光部においては、受光素子からの受光信号が
前置増幅器により増幅されると、その出力は選択手段に
より投光信号に同期して選択され順次有効化して制御手
段に与えられる。制御手段は与えられた受光信号に基い
て検出動作を行い、光軸の遮光状態を検出する。このと
き、制御手段により、そのとき選択手段により選択され
ている受光部の積分回路にパルス信号を出力すると、感
度調整手段は、積分回路から出力される積分値に応じて
対応する受光部の受光感度を調整するようになる。
【0017】これにより、例えば、投光素子と受光素子
との間の距離が短く設定された場合でも、そのときの受
光感度をその設定距離に応じて調整することができる。
つまり、受光部の受光感度を例えば過大に設定したまま
の状態で検出動作を行う場合に比べて、受光部に入射す
る干渉光等を検出しないように受光感度を適切に調整で
き、設定距離に応じた適切な受光感度で検出動作を行う
ことができるようになる。
【0018】請求項2記載の多光軸光電スイッチによれ
ば、制御手段は、選択手段を介して入力される受光部か
らの受光信号を検出レベルと比較して検出動作を行うと
共に、過入光検出レベルと比較してその結果に基いてパ
ルス信号を積分回路に出力するようになる。これによ
り、感度調整手段は、積分回路の積分値に応じて対応す
る受光部の受光感度を調整するようになり、各受光部は
過入光状態とならないように常に適切な受光状態となる
ように調整される。
【0019】請求項3記載の多光軸光電スイッチによれ
ば、制御手段は、感度調整モードの調整スイッチが操作
されると、上述の感度調整動作を所定回数実施し、その
ときのパルス信号の出力状態を記憶手段に記憶させるよ
うになる。この後、制御手段は、検出動作において、選
択手段により選択されている受光部の積分回路に対し
て、記憶手段に記憶されたパルス信号の出力状態に応じ
てパルス信号を出力することにより、各受光部に対して
対応して記憶された条件でパルス信号を出力して一定の
受光感度に保持するようになる。
【0020】これにより、常に、各光軸に対応して記憶
された最適なパルス信号の出力状態で受光部の感度調整
を行いながら検出動作を行うことができるようになる。
そして、この場合には、検出動作時の受光状態に因ら
ず、設定された受光感度が保持されるので、例えば、遮
光状態が長時間継続した後に入光状態となる場合に、遮
光状態時に受光感度が最大感度まで自動的に調整される
ことがなくなり、入光状態となったときに他の光電スイ
ッチなどからの干渉光を受けて誤検出することがなくな
る。
【0021】請求項4記載の多光軸光電スイッチによれ
ば、制御手段により出力するパルス信号を、異なるパル
ス幅に設定して行うことにより、単発で所定パルス幅の
パルス信号を積分回路に出力して感度調整動作を行う場
合に比べて、より精度の高い受光感度調整を行うことが
できる。
【0022】請求項5記載の多光軸光電スイッチによれ
ば、制御手段により出力するパルス信号を、異なるパル
ス数に設定して行うことにより、単発で所定パルス幅の
パルス信号を積分回路に出力して感度調整動作を行う場
合に比べて、より精度の高い受光感度調整を行うことが
できる。
【0023】
【実施例】以下、本発明を自動的に各光軸の受光感度を
調整するようにした5光軸のエリアセンサに適用した場
合の第1の実施例について、図1ないし図5を参照しな
がら説明する。電気的構成の概略を示す図1において、
投光器1は、複数の投光素子としての5個の発光ダイオ
ード2aないし2eを備え、マイクロコンピュータなど
からなる投光制御回路3からの投光信号Spに基いて投
光回路4により順次発光ダイオード2aないし2eを発
光させる。これに対して、受光器5には、投光器1の発
光ダイオード2aないし2eに対応するように5個の受
光部6aないし6eが設けられている。
【0024】各受光部6aないし6eは、直流電源端子
VCとアースとの間に接続された受光素子としてのフォ
トダイオード7およびバイアス抵抗8の直列回路と、そ
れらの共通接続端子に入力端子を接続した前置増幅回路
9とからなり、フォトダイオード7は入射される光を光
電変換し、変換された微弱な電気信号を前置増幅回路9
により増幅して受光信号として出力するようになってい
る。
【0025】感度調整手段としてのFET10aないし
10eは、それぞれ各受光部6aないし6eのそれぞれ
に対応して設けられたもので、そのドレイン・ソース端
子間は抵抗8に並列に接続されており、ゲートは積分回
路11aないし11eの出力端子に接続されている。各
積分回路11aないし11eの入力端子はそれぞれAN
D回路12aないし12eの出力端子に接続されてい
る。
【0026】積分回路11aないし11eは、AND回
路12aないし12eを介して与えられる制御パルス信
号Sxを積分してその積分値としての積分電圧をそれぞ
れに接続されたFET10aないし10eのゲートに与
えるようになっている。そして、FET10aないし1
0eは、ゲートに与えられた積分電圧の値に応じてドレ
イン・ソース間の導通状態を変化させ、これにより並列
に接続されたバイアス抵抗8との合成抵抗値を変化させ
るようになっている。
【0027】選択手段としての選択回路13は、各受光
部6aないし6eに対応して設けられた5個のアナログ
スイッチ14aないし14eと5個のDタイプのフリッ
プフロップ15aないし15eから構成される。また、
制御手段としての受光回路16は、受光制御回路17,
主増幅回路18,第1の比較器19,第2の比較器20
および出力回路21から構成される。受光制御回路17
は、CPU,ROM,RAMなどを有するマイクロコン
ピュータからなり、後述する検出プログラムがあらかじ
め記憶されている。
【0028】そして、前記受光部6aないし6eにおけ
る前置増幅回路9の出力端子は、それぞれアナログスイ
ッチ14aないし14eを介して主増幅回路18の入力
端子に接続され、主増幅回路18の出力端子は第1およ
び第2の比較器19および20の入力端子に接続されて
いる。また、それら第1および第2の比較器19および
20の出力端子はそれぞれ受光制御回路17の入力端子
AおよびBに接続されている。
【0029】この場合、第1の比較器19には比較基準
電圧として検出レベルに相当する電圧V1が設定されて
おり、第2の比較器20には比較基準電圧として過入光
検出レベルに相当する電圧V2が設定されている。そし
て、第1の比較器19は、与えられた増幅出力Voが電
圧V1を超えるときに、「H」レベルの検出信号Saを
受光制御回路17の入力端子Aに与え、また、第2の比
較器20は、与えられた増幅出力Voが電圧V2を超え
るときに、「H」レベルの過入光検出信号Sbを受光制
御回路17の入力端子Bに与える。
【0030】前記AND回路12aないし12eの各一
方の入力端子は、それぞれアナログスイッチ14aない
し14eのゲートに接続されると共に、Dタイプのフリ
ップフロップ15aないし15eの出力端子Q1ないし
Q5に接続されており、各他方の入力端子は受光制御回
路17の出力端子Cに接続されている。フリップフロッ
プ15aのデータ入力端子Dは受光制御回路17の出力
端子Dに接続されており、フリップフロップ15bない
し15eのデータ入力端子Dはそれぞれフリップフロッ
プ15aないし15dの出力端子Q1ないしQ4に接続
されている。また、フリップフロップ15aないし15
eのクロック入力端子CKは受光制御回路17の出力端
子Eに接続され、受光制御回路17からクロック信号S
ckが与えられるようになっている。
【0031】受光制御回路17の入力端子Fは外部入力
端子P1に接続されており、その端子P1には投光制御
回路3の出力端子から同期信号線を介して同期信号とし
ての投光信号Spが与えられるようになっている。ま
た、受光制御回路17の出力端子Gは出力回路21を介
して端子Rに接続されており、この端子Rを介して図示
しない負荷回路側に検出信号Szを与えるようになって
いる。
【0032】次に、本実施例の作用について、図2およ
び図3に示すプログラムのフローチャート,図4および
図5に示す各部の信号出力状態を示すタイムチャートを
も参照し、まず、(1)検出動作について説明し、続い
て、(2)検出動作中における自動感度調整動作の内容
について説明する。
【0033】(1)検出動作 投光器1においては、投光信号Spに基いて投光制御回
路3により発光ダイオード2aないし2eを順次発光さ
せる。一方、受光器5においては、5個の発光ダイオー
ド2aないし2eのそれぞれに対応する受光部6aない
し6eにより順次光を受け、フォトダイオード7により
光電変換してその信号を前置増幅回路9に入力し、前置
増幅回路9はその微弱な電気信号を増幅して受光信号と
して出力端子から出力する。
【0034】受光制御回路17は、入力端子Fに与えら
れる同期信号としての投光信号Spに基いて図2および
図3に示す概略的な検出プログラムを実行して検出動作
を行う。なお、ここでは、まず、検出動作中における自
動感度調整動作を行わない場合、つまり、適切な検出動
作が行われている場合の動作について説明する。
【0035】受光制御回路17の入力端子Fに与えられ
る投光信号Spは、図4(a)に示すように、スタート
パルスSp0とこれに続く5個の同期パルスSp1ない
しSp5とからなるもので、スタートパルスSp0は同
期パルスSp1ないしSp5のパルス幅よりも広い所定
のパルス幅に設定されている。そして、受光制御回路1
7は、検出プログラムをスタートすると、まず、入力端
子Fに与えられた投光パルスSpの入力時間が所定時間
以上であるときにこれをスタートパルスSp0であると
判断し、出力端子Dから図4(b)に示すようなデータ
パルスSdを1個出力する。
【0036】続いて、受光制御回路17は、このデータ
パルスSdの出力状態で出力端子Eから1個目のクロッ
クパルスSck1を出力し、フリップフロップ15aな
いし15eのそれぞれのクロック入力端子CKに与え
る。これにより、フリップフロップ15aないし15e
のうち、データ入力端子Dに「H」レベルのデータパル
スSdが与えられているフリップフロップ15aのみが
出力端子Q1から「H」レベルの信号を出力するように
なる(図4(d)参照)。すると、アナログスイッチ1
4aは、ゲートに「H」レベルの信号が与えられること
により、受光部6aからの受光信号を有効化して主増幅
回路18に出力するようになる。また、このとき、他の
アナログスイッチ14bないし14eは、ゲートに
「H」レベルの信号が与えられていないので、受光部6
bないし6eから受光信号が出力されていても無効化さ
れる。
【0037】受光制御回路17は、このようにして受光
部6aの選択動作を行うことにより1チャンネル目の光
軸の選択を行い(ステップS1)、その受光信号を主増
幅回路18に入力するようになる(ステップS2)。な
お、受光制御回路17は、後述するように、続いて入力
端子Fに与えられる同期パルスSp1ないしSp5に応
じて、出力端子EからクロックパルスSck2ないしS
ck6を順次出力し、2チャンネル目以降の光軸に対応
する受光部6bないし6eの選択動作を行うようになっ
ている。
【0038】主増幅回路18は、受光部6aから入力さ
れた受光信号を増幅し、その増幅出力Voを第1の比較
器19および第2の比較器20に与える。前述のよう
に、第1の比較器19には検出レベルに相当する基準電
圧V1が設定されており、第2の比較器20には過入光
検出レベルに相当する基準電圧V2が設定されている。
そして、増幅出力Voのレベルがそれらの基準電圧V
1,V2を超えるときにそれぞれ「H」レベルの受光検
出信号Sa,過入光検出信号Sbを出力する。
【0039】さて、受光制御回路17は、次に検出ルー
チンS3に移行し、受光部6aから入力された受光信号
のレベルを判定する。すなわち、図3に示す検出ルーチ
ンのプログラムにおいて、受光制御回路17は、ステッ
プR1にて第1の比較器19から受光検出信号Saが入
力されているか否かを判断し、入力されているときには
「YES」と判断してステップR2に移行する。受光制
御回路17は、5光軸分に相当する1スキャンに渡って
受光検出信号Saが入力されている場合には、ここで
「YES」と判断してステップR3に移行し、受光判定
信号を出力するようになる。一方、受光制御回路17
は、ステップR1あるいはR2で「NO」と判断したと
きには、ステップR4に移行して受光判定信号の出力を
停止するようになっている。
【0040】そして、受光制御回路17は、検出ルーチ
ンS3が終了すると、再び図2に示す検出プログラムの
ステップS4に移行し、過入光検出信号Sbが入力され
ているか否かを判断する。この場合には、適切な入光状
態を考えているので、ここで受光制御回路17は「N
O」と判断してステップS5に移行する。ステップS5
にて、受光制御回路17は、いま検出動作を行った光軸
が最終チャンネルに相当しているか否かを判断し、そう
でないときには「NO」と判断してステップS6に進ん
で次のチャンネルに相当する光軸の受光部6bを選択す
るようになる。
【0041】この場合、受光部6bからの受光信号を有
効化するために、受光制御回路17は、クロックパルス
Sck2を出力する(図4(c)参照)。これにより、
フリップフロップ15aは、データ入力端子Dに「L」
レベルの信号が与えられていることにより出力端子Q1
に「L」レベルの信号を出力するようになり、フリップ
フロップ15bは、データ入力端子Dにフリップフロッ
プ15aの出力端子Q1から与えられていた「H」レベ
ルの信号により、出力端子Q2に「H」レベルの信号を
出力するようになる。つまり、フリップフロップ15a
の出力端子Q1から出力されていた「H」レベルの信号
がフリップフロップ15bの出力端子Q2の出力にシフ
トするのである。なお、以下においては、このようにク
ロックパルスSckを出力することにより、図4(d)
ないし(h)に示すように、フリップフロップ15aな
いし15eの各出力端子Q1ないしQ5の「H」レベル
の出力状態を順次シフトするようになっている。
【0042】この結果、アナログスイッチ14bのゲー
トに「H」レベルの信号が与えられることにより、受光
部6bから出力される受光信号が有効化され、主増幅回
路18に入力されるようになる。受光制御回路17は、
前述同様にして、検出プログラムにしたがってステップ
S2ないしS6を繰り返して検出動作を行うようにな
る。そして、受光制御回路17は、5チャンネル目の光
軸に相当する受光部6eからの受光信号が主増幅回路1
8に入力されてそのレベルを判定した後、ステップS5
で「YES」と判断すると、1スキャンの検出動作が終
了し、こんどはステップS1に戻って再び1チャンネル
目の光軸に相当する受光部6aからの受光信号を有効化
するようになり、以下上述と同様のステップを繰り返す
ことにより検出動作を行う。
【0043】なお、受光制御回路17は、検出ルーチン
S3におけるステップR4で、受光判定信号の出力を停
止したときには、いずれかの光軸が遮光状態であるとし
て物体検出信号Szを出力回路21に与えるようになっ
ている。
【0044】(2)検出動作中における自動感度調整動
作 次に、選択回路13により有効化した各受光部6aない
し6eから出力される受光信号のレベルが高く、各受光
部6aないし6eに対する入光量が過大である場合の感
度調整動作について、図5(a)を参照して説明する。
まず、主増幅回路18から最初に出力された増幅出力V
o1の大きさが第2の比較器20の基準電圧V2つまり
過入光検出レベルよりも大きいので、第2の比較器20
は「H」レベルの過入光検出信号Sbを受光制御回路1
7の入力端子Bに入力する(図5(b)参照)。これに
より、受光制御回路17は、前述の検出動作を行った
後、ステップS4にて「YES」と判断し、ステップS
7に移行するようになる。
【0045】受光制御回路17は、ステップS7に移行
すると、ただちに出力端子Cから制御パルス信号Sxを
出力するようになる(図5(c)参照)。このとき、フ
リップフロップ15aの出力端子Q1からはまだ「H」
レベルの信号が出力されている状態であるから(図4
(d)参照)、積分回路11aの入力端子にはAND回
路12aを介して「H」レベルの制御パルス信号Sxが
入力されるようになる。これにより、積分回路11aは
与えられた制御パルス信号Sxに応じた積分電圧をFE
T10aのゲートに与えるようになる。オフ状態であっ
たFET10aは、ゲートにバイアスが与えられること
により、ドレイン・ソース端子間の導通状態を変化させ
るようになる。
【0046】すると、FET10aは、オフ状態におい
て等価的に無限大の抵抗値をもつ抵抗であったのに対し
て、導通状態が変化して等価抵抗値が小さくなってくる
ので、バイアス抵抗8との並列回路における合成抵抗値
も小さくなってくる。これにより、フォトダイオード7
に対するバイアス電圧が低下することになり、もって、
受光感度を低くするのである。
【0047】つまり、積分回路11aからの積分電圧が
大きくなる程、FET10aに与えるゲートバイアスが
大きくなって、フォトダイオード7のバイアス電圧を低
下させ、その受光感度を低下させるのである。そして、
積分回路11aは、入力端子に制御パルス信号Sxが所
定時間間隔以内に次々に与えられると、その積分電圧が
大きくなっていくが、制御パルス信号Sxが与えられな
くなると、一定の時定数で積分電圧の大きさが低下して
いくようになっている。
【0048】さて、受光制御回路17により制御パルス
信号Sxが出力されると、上述のように、受光部6aの
受光感度が僅かに低下されるので、次に受光部6aの受
光信号が有効化されたときに主増幅回路18から出力さ
れる増幅信号Vo2は、図5(a)にも示すように、増
幅信号Vo1よりも僅かに低いレベルの信号となる。し
かし、この増幅信号Vo2のレベルも、まだ過入光検出
レベルよりも大きいので、受光制御回路17は、第2の
比較器20からの過入光検出信号Sbに基づいて、再び
制御パルス信号Sxを出力するようになる。
【0049】以下、同様にして、増幅信号Vo3ないし
Vo5が順次入力された後、続く増幅信号Vo6のレベ
ルが過入光検出レベルよりも小さくなると、第2の比較
器20から過入光検出信号Sbが出力されなくなるの
で、受光制御回路17は、ステップS4にて「NO」と
判断してステップS7をジャンプしてステップS5に移
行するようになり、前述と同様の検出動作を行うように
なる。
【0050】ところが、次に受光部6aからの受光信号
が有効化されると、積分回路11aは、制御パルス信号
Sxが与えられなかったことによりその積分電圧が少し
低下するようになり、結果として受光部6aの受光信号
のレベルが少し上昇するようになる。したがって、受光
制御回路17は、ステップS4で再び「NO」と判断し
てステップS7に移行し、制御パルス信号Sxを出力す
るようになる。
【0051】以下、同様にして、受光制御回路17は、
上述の動作を繰り返すことにより、受光部6aからの受
光信号のレベルが過入光検出レベルを僅かに下回る程度
に制御されるように、略一定の出力頻度で制御パルス信
号Sxを出力する定常状態になる。これにより、受光制
御回路17は、例えば、受光部6aないし6eのそれぞ
れに対応した出力頻度で制御パルス信号Sxを出力する
ようになり、その受光感度を過入光レベル近傍の略一定
のレベルに自動的に制御するようになる。
【0052】このような本実施例によれば、受光制御回
路17により、有効化された受光部6aないし6eから
の受光信号のレベルが第2の比較器20に設定した過入
光検出レベルよりも大きいときに、その受光部6aない
し6eに対応する積分回路11aないし11eに制御パ
ルス信号Sxを与え、FET10aないし10eにより
受光信号のレベルを低下させるようにしたので、簡単且
つ安価な構成として小形化を図りながら、常に受光信号
のレベルを必要且つ十分な一定のレベルに各受光部6a
ないし6eに対応して自動的に調整することができるよ
うになり、他の光電スイッチなどからの干渉光による誤
検出を防止することができる。
【0053】また、上記実施例においては、受光部6a
ないし6eのそれぞれに対してその受光感度を調整する
ようにしているので、前置増幅回路9を飽和させること
なく広いダイナミックレンジで確実に感度調整動作を行
うことができる。さらに、上記実施例においては、各受
光部6aないし6eに対応して受光感度を調整するの
で、例えば、発光ダイオード2aないし2e,フォトダ
イオード7あるいは前置増幅回路9などの各部品のばら
つきがある場合でも、それぞれに対応してそのばらつき
を解消するように調整することができる。
【0054】図6ないし図8は本発明の第2の実施例を
示すもので、以下、第1の実施例と異なる部分について
説明する。すなわち、図6において、受光制御回路17
には入力端子Hに感度調整モードの調整スイッチ22が
接続されている。そして、受光制御回路17は、図7に
示す検出プログラムに基いて検出動作を行うと共に、調
整スイッチ22が操作されるとこれに応じて図8に示す
感度調整プログラムにしたがって受光感度の調整動作を
行うようになっている。この場合、受光制御回路17
は、検出動作においては、感度調整動作において記憶し
た制御パルス信号の出力頻度を読出し、これに基いて各
受光部6aないし6eの受光感度を調整しながら行うよ
うになっている。
【0055】(1)検出動作 受光制御回路17は、まず、ステップT1にてスキャン
回数をカウントするカウンタSCに「1」を代入し、続
いてステップT2にて前述同様にして1チャンネル目の
光軸に相当する受光部6aを選択し(チャンネル数のカ
ウンタCHに「1」を代入する)、その受光信号を入力
するようになる(ステップT3)。次に、受光制御回路
17は、ステップT4に移行し、第1の実施例と同様に
して図3に示す検出ルーチンのプログラムを実行して検
出動作を行う。
【0056】この後、受光制御回路17は、ステップT
5に進み、次に示す演算結果に基づいて制御パルス信号
Sxの出力タイミングであるか否かを判断する。この場
合、受光制御回路17は、後述する感度調整プログラム
において受光部6aないし6eのそれぞれに対応して記
憶した出力頻度PD(CH)を読出し、いまのスキャン
回数を示すカウンタSCの値に対して割り算した結果の
余りが「0」であるか否かを判断することにより、制御
パルス信号Sxの出力タイミングであるか否かを決め
る。そして、受光制御回路17は、ステップT5にて、
割り算の余りが「0」であるときには、「YES」と判
断してステップT6に移行して制御パルス信号Sxを出
力し、余りが「0」以外で「NO」と判断したときに
は、ステップT6をジャンプしてステップT7に移行す
るようになる。
【0057】続くステップT7では、受光制御回路17
は、チャンネル数のカウンタCHの値が最終チャンネル
の値「5」であるか否かを判断し、「NO」と判断した
ときにはステップT8に進み、次のチャンネルを選択す
ると共にカウンタCHを「1」加算した後ステップT3
に戻るようになり、また、「YES」と判断したときに
は、ステップT9に進み、スキャン回数カウンタSCの
値を「1」加算した後ステップT2に戻るようになる。
以下、上述と同様のステップT2ないしT9を繰り返す
ことにより検出動作を実行する。これにより、各受光部
6aないし6eは、必要且つ十分な受光感度で受光信号
を出力するようになり、干渉光による誤検出を防止して
確実な検出動作が行われるようになる。
【0058】(2)感度調整動作 さて、受光感度を調整すべく調整スイッチ22が操作さ
れると、受光制御回路17は、割込み処理プログラムと
して記憶された図8に示す感度調整プログラムを実施す
るようになる。この場合、受光制御回路17は、感度調
整動作を、例えばスキャン回数が100回経過した時点
で制御パルス信号Sxの出力状態が定常状態に達したと
し、その後の100回のスキャンによりチャンネル毎の
制御パルス信号Sxの出力頻度M(CH)を求めて記憶
する。
【0059】すなわち、受光制御回路17は、まずステ
ップP1において、チャンネル数のカウンタCHに対応
して制御パルス信号Sxの出力回数をカウントするカウ
ンタM(CH)の値をクリア(M(CH)←「0」)
し、ステップP2でスキャンの繰り返し回数をカウント
するダウンカウンタnに全体のスキャン回数Yを代入
(n←Y)する。この場合、Yの値は例えば「200」
に設定されている。
【0060】続いて、受光制御回路17は、ステップP
3に進んで1チャンネル目の受光部6aを選択し(CH
←「1」)、ステップP4にてその受光信号を入力して
そのレベルが過入光検出レベル以上であるか否かを第2
の比較器20からの過入光検出信号Sbが入力されたか
否かにより判別する(ステップP5)。そして、受光制
御回路17は、ステップP5にて、「YES」と判断し
たときには、ステップP6に進んで制御パルス信号Sx
を出力し、続くステップP7でカウンタnの値が記憶動
作を開始するスキャン回数X(例えば「100」)より
もまだ大きいか否かを判断し、「YES」の場合にはカ
ウントステップP8をジャンプしてステップP9に移行
する。
【0061】受光制御回路17は、ステップP9にてチ
ャンネル数のカウンタCHの値が最終値「5」に達して
いるか否かを判断し、「NO」の場合にはステップP1
0に進んで次のチャンネルを選択すると共にカウンタC
Hの値を「1」加算してステップP4に戻り、以下、ス
テップP4ないしP9を繰返すことにより、残りのチャ
ンネルについて同様の動作を行うようになる。そして、
カウンタCHの値が「5」になると、受光制御回路17
は、ステップP9にて「YES」と判断してステップP
11に移行するようになる。
【0062】次に、受光制御回路17は、ステップP1
1でスキャン回数のカウンタnを「1」減算し(n←n
−1)、続くステップP12にて、減算した結果のカウ
ンタnの値が「0」かどうかを判断し、「NO」の場合
にはステップP3に戻って再び上述のステップP3ない
しP12を繰返すようになる。なお、これにより、1回
分のスキャンが終了したことになり、以下、スキャン回
数のカウンタnの値がスキャン回数Xで設定した「10
0」に達するまで繰返す。
【0063】この後、各チャンネルに対応して制御パル
ス信号Sxを出力する上述の受光感度の調整動作を10
0回実行すると、その調整動作における制御パルス信号
Sxの出力頻度も略定常状態となる。そして、受光制御
回路17は、カウンタnの値が「100」になると、ス
テップP5からP6を経てP7になったときに「NO」
と判断するようになり、ステップP8に進んで各チャン
ネルに対応して設けられた出力頻度のカウンタM(C
H)の値に「1」を加算してからステップP9に移行す
るようになる。
【0064】以下、このように、受光制御回路17は、
残りの100回分のスキャンが終了するまで、制御パル
ス信号Sxを出力したときにはこれを各受光部6aない
し6eに対応してカウンタM(CH)によりカウントし
ていく。そして、受光制御回路17は、ステップP12
で「YES」と判断すると、ステップP13に進み、各
チャンネル毎にカウントされたX回(100回)のスキ
ャンにおける制御パルス信号Sxの出力回数M(CH)
に基づいて出力頻度PD(CH)を求める。この場合、
受光制御回路17は、Xの値を出力回数M(CH)で割
ったときの整数部を求め、これを出力頻度PD(CH)
として内部に記憶するようになる。
【0065】この後、受光制御回路17は、ステップP
14でスキャン回数のカウンタSCに「1」を代入し、
割り込みプログラムを終了し、再び図7に示す検出プロ
グラムにリターンする。これにより、受光制御回路17
は、検出プログラムにおいて上述のようにして記憶した
出力頻度PD(CH)に基いて各受光部6aないし6e
に対応した受光感度で検出動作を行うようになる。な
お、受光感度を変更したい場合には、調整スイッチ22
を操作することにより、いつでも上述の調整動作を行う
ことができる。
【0066】このような第2の実施例によれば、第1の
実施例と同様の効果が得られると共に、感度調整動作を
行った後には、記憶された出力頻度PDで制御パルス信
号Sxを出力する構成としたので、検出動作時の受光状
態に因らず、設定された受光感度が保持されるので、例
えば、遮光状態が長時間継続した後に入光状態となる場
合に、遮光状態時に受光感度が最大感度まで自動的に調
整されることがなくなり、入光状態となったときに他の
光電スイッチなどからの干渉光を受けて誤検出すること
がなくなる。
【0067】図9および図10は本発明の第3の実施例
を示すもので、以下、第1の実施例と異なる部分につい
て説明する。すなわち、図9において、受光制御回路1
7には入力端子Jに感度調整用の可変抵抗器23が接続
されており、第2の比較器20を省いた構成としてい
る。そして、受光制御回路17は、図10に示す検出プ
ログラムに基いて検出動作を行うようになっている。こ
の場合、受光制御回路17は、以下に説明するように、
可変抵抗器23により設定された受光感度により制御パ
ルス信号Sxを出力しながら検出動作を行うようになっ
ている。
【0068】受光制御回路17は、まず、ステップL1
にてスキャン回数をカウントするカウンタSCに「1」
を代入し、続くステップL2にて、入力端子Jに与えら
れている可変抵抗器23により設定された電圧VRを入
力してこれをA/D変換してデジタル信号SRとし、そ
のデジタル信号SRの値に対応するデータとしてあらか
じめ内部に記憶されている制御パルス信号Sxの出力頻
度を読出して設定出力頻度PDRに換算する。
【0069】続いて、受光制御回路17は、ステップL
3に進み、いま換算した設定出力頻度PDRの値が現在
設定されている出力頻度PDと一致しているか否かを判
断する。ここで、現在設定されている出力頻度PDの値
は、初期値に設定されているので、この値といま読出し
た設定出力頻度PDRの値が異なる場合には、受光制御
回路17は、「NO」と判断してステップL4に進み、
スキャン回数をカウントするカウンタSCの値に「1」
を代入し、さらにステップL5にて出力頻度PDの値を
設定出力頻度PDRとする。
【0070】この後、受光制御回路17は、ステップL
6に移行して1チャンネル目の受光部6aを選択すると
共にチャンネル数のカウンタCHに「1」を代入し、ス
テップL7にて受光信号を入力するようになる。次に、
受光制御回路17は、ステップL8に移行し、第1の実
施例と同様にして図3に示す検出ルーチンのプログラム
を実行して検出動作を行う。
【0071】受光制御回路17は、ステップL9に進む
と、次に示す演算結果に基いて制御パルス信号Sxの出
力タイミングであるか否かを判断する。この場合、受光
制御回路17は、前述のステップL5において設定した
出力頻度PDで、いまのスキャン回数を示すカウンタS
Cの値に対して割り算した結果の余りが「0」であるか
否かを判断することにより、制御パルス信号Sxの出力
タイミングであるか否かを決める。そして、受光制御回
路17は、ステップL9にて、割り算の余りが「0」で
あるときには、「YES」と判断してステップL10に
移行して制御パルス信号Sxを出力し、余りが「0」以
外で「NO」と判断したときには、ステップT10をジ
ャンプしてステップL11に移行するようになる。
【0072】続くステップL11では、受光制御回路1
7は、チャンネル数のカウンタCHの値が最終チャンネ
ルの値「5」であるか否かを判断し、「NO」と判断し
たときにはステップL12に進み、次のチャンネルを選
択すると共にカウンタCHを「1」加算した後ステップ
L7に戻るようになり、「YES」と判断したときに
は、ステップL2に戻るようになる。これにより、各受
光部6aないし6eにおいては、検出動作を行う際の受
光感度が、可変抵抗器23からの設定電圧VRに基いた
出力頻度PDで制御パルス信号Sxが出力されるように
なって最適な状態に調整されるようになる。
【0073】そして、その後、可変抵抗器23の設定電
圧VRを変更していない場合には、受光制御回路17
は、次にステップL3になったときに、「YES」と判
断してステップL13に移行し、ここでスキャン回数の
カウンタSCに「1」を加算してステップL6に進み、
以下は、上述と同様にして検出動作を行うようになる。
また、途中で、可変抵抗器23の設定電圧VRを変更し
た場合には、再びステップL4,L5を経て新たな出力
頻度PDを設定してから検出動作を行う。
【0074】このような第3の実施例によれば、可変抵
抗器23の設定電圧VRを調整することにより、各受光
部6aないし6eの受光感度を最適な状態に調整するこ
とができ、他の光電スイッチなどからの干渉光による誤
検出を防止することができ、また、前置増幅回路9を飽
和させることなく広いダイナミックレンジで確実に感度
調整動作が行える。
【0075】また、上記実施例によれば、可変抵抗器2
3により受光感度を設定すると、その後は、設定された
出力頻度PDで制御パルス信号Sxを出力するので、検
出動作時の受光状態に因らず、設定された受光感度が保
持されるので、例えば、遮光状態が長時間継続した後に
入光状態となる場合に、遮光状態時に受光感度が最大感
度まで自動的に調整されることがなくなり、入光状態と
なったときに他の光電スイッチなどからの干渉光を受け
て誤検出することがなくなる。
【0076】図11は本発明の第4の実施例を示すもの
で、以下、上記各実施例と異なる部分について説明す
る。すなわち、上記各実施例においては、受光制御回路
17により、所定パルス幅の制御パルス信号Sxを出力
する構成としているのに対して、本実施例においては、
パルス幅の異なる制御パルス信号Sxを出力する構成と
したところが異なる点である。
【0077】この場合、受光制御回路17は、主増幅回
路18からの出力電圧Voが過入光検出レベルの基準電
圧V2を超えて第2の比較器20から「H」レベルの過
入光検出信号Sbが入力されると、制御パルス信号Sx
のパルス幅を所定時間だけ長くして出力し、過入光検出
信号Sbが入力されない場合にはパルス幅を所定時間だ
け短くして出力するようになっている。
【0078】これにより、例えば、図11に示すよう
に、主増幅回路18からの出力電圧Vo1により第2の
比較器20が「H」レベルの過入光検出信号Sbを出力
すると、受光制御回路17は所定パルス幅の制御パルス
信号Sx1を出力する。これにより、受光部6aないし
6eの受光感度が少し低下するように調整されると、次
に、主増幅回路18から出力電圧Vo1よりも少し小さ
い出力電圧Vo2が出力されるようになる。そして、こ
の出力電圧Vo2により再び過入光検出信号Sbが出力
されると、受光制御回路17は、所定時間だけ長くした
制御パルス信号Sx2を出力する。
【0079】以下、同様にして、受光制御回路17は、
過入光検出信号Sbが入力される毎に制御パルス信号S
xのパルス幅を所定時間だけ長くして出力し、主増幅回
路18からの出力電圧Vo6のように低くなって第2の
比較回路20から過入光検出信号Sbが出力されなくな
ると、こんどは前回よりも所定時間だけパルス幅を短く
した制御パルス信号Sx6を出力するようになる。
【0080】これにより、前述の第1ないし第3の実施
例において単発的な制御パルス信号Sxを出力する場合
に比べて、積分回路11aないし11eに対して細かい
精度で制御パルス信号Sx1ないしSx8などを与える
ことができ、各受光部6aないし6eの受光感度を精度
良く調整することができる。
【0081】また、第2の実施例に適用した場合には、
記憶部に記憶する出力頻度PDに代えて、各受光部6a
ないし6eに対応して出力する制御パルス信号Sxのパ
ルス幅を記憶するようにすれば良く、さらに、第3の実
施例に適用する場合には、可変抵抗器23の設定電圧V
Rに対して制御パルス信号Sxのパルス幅に換算して設
定すれば良い。
【0082】図12は本発明の第5の実施例を示すもの
で、第4の実施例と異なるところは制御パルス信号Sx
のパルス幅を異なる幅に変化させたのに対して、本実施
例においては短いパルス幅のパルスの数を変化させるこ
とにより、制御パルス信号Sp1ないしSp8などを出
力して同様の動作を行なわせるようにしたところで、こ
れによっても第4の実施例と同様の作用効果を得ること
ができる。
【0083】なお、上記各実施例においては、感度調整
手段としてFET10aないし10eを用いてフォトダ
イオード7のバイアス抵抗値を変化させる構成とした
が、これに限らず、例えば、負荷抵抗の値を変化させた
り、あるいは前置増幅回路9の利得を変化させる構成と
しても良い。
【0084】また、上記各実施例においては、積分回路
11aないし11eに対して制御パルス信号をAND回
路12aないし12eを介して与える構成としたが、こ
れに限らず、例えば、アナログスイッチを介して与える
構成としても良い。
【0085】さらに、上記各実施例においては、受光制
御回路17に対して同期信号Spを外部から与える構成
の多光軸光電スイッチに適用した場合について説明した
が、これに限らず、受光信号に基いて受光制御回路17
により同期信号を生成する構成の多光軸光電スイッチに
適用することもできる。
【0086】そして、上記第3の実施例においては、可
変抵抗器23により設定した電圧VRで受光部6aない
し6eのすべての受光感度を一律に設定する構成とした
が、これに限らず、例えば、選択スイッチ等を設けて指
定したチャンネル毎に受光感度を設定する構成としても
良い。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の多光軸光
電スイッチによれば、次のような優れた効果を得ること
ができる。すなわち、請求項1記載の多光軸光電スイッ
チによれば、受光部のそれぞれに積分回路および感度調
整手段を設け、制御手段により選択手段の選択を基に積
分回路にパルス信号を出力し、そのパルス信号の積分値
に応じて受光部の受光感度を調整する構成としたので、
簡単且つ安価な構成としながら、各受光部のそれぞれに
対応してその受光感度を必要且つ十分なレベルに調整す
ることができ、他の光電スイッチなどからの干渉光によ
る誤検出の防止が図れると共に、全体の小形化を図れる
という優れた効果を奏する。
【0088】請求項2記載の多光軸光電スイッチによれ
ば、受光部のそれぞれに積分回路および感度調整手段を
設け、制御手段により、選択手段を介して与えられる受
光信号のレベルを、検出レベルよりも高く設定された過
入光検出レベルと比較し、その結果に基いて複数の積分
回路に選択手段の選択を基にパルス信号を出力する構成
としたので、検出動作を実行しながら過入光検出レベル
を超える受光状態では各受光部毎に対応してその受光感
度を低下させるように積分回路にパルス信号を与えて調
整することができるようになり、各受光部毎に常に最適
な受光状態で検出動作を行うことができるようになり、
過入光状態による干渉を自動的に防止すると共に、全体
の小形化が図れるという優れた効果を奏する。
【0089】請求項3記載の多光軸光電スイッチによれ
ば、調整スイッチおよび記憶手段を設け、制御手段によ
り、調整スイッチが操作されたときに、各受光部に対応
して受光感度の調整を行い、そのときのパルス信号の出
力状態を記憶手段に記憶し、その後の検出動作において
は記憶したパルス信号の出力状態に基いてパルス信号を
出力しながら行うようにしたので、調整動作により一度
設定した受光感度が保持されるようになり、上述と同様
の効果が得られると共に、検出動作時の受光状態に因ら
ず、設定された受光感度が保持されるので、例えば、遮
光状態が長時間継続した後に入光状態となる場合に、遮
光状態時に受光感度が最大感度まで自動的に調整される
ことがなくなり、入光状態となったときに他の光電スイ
ッチなどからの干渉光を受けて誤検出することがなくな
るという優れた効果を奏する。
【0090】請求項4記載の多光軸光電スイッチによれ
ば、制御手段により、パルス信号を異なるパルス幅に設
定して出力するようにしたので、また、請求項5記載の
多光軸光電スイッチによれば、制御手段によりパルス信
号を異なるパルス数に設定して出力するようにしたの
で、いずれの場合においても、各受光部に対応してより
高い精度で調整することができるという優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す電気的構成の概略
【図2】検出プログラムのフローチャート(その1)
【図3】検出プログラムのフローチャート(その2)
【図4】各部の信号出力状態を示すタイムチャート(そ
の1)
【図5】各部の信号出力状態を示すタイムチャート(そ
の2)
【図6】本発明の第2の実施例を示す図1相当図
【図7】検出プログラムのフローチャート(その1)
【図8】検出プログラムのフローチャート(その2)
【図9】本発明の第3の実施例を示す図1相当図
【図10】検出プログラムのフローチャート
【図11】本発明の第4の実施例を示す図5相当図
【図12】本発明の第5の実施例を示す図5相当図
【符号の説明】
1は投光器、2aないし2eは発光ダイオード(投光素
子)、3は投光制御回路、4は投光回路、5は受光器、
6aないし6eは受光部、7はフォトダイオード(受光
素子)、8は抵抗、9は前置増幅回路、10aないし1
0eはFET(感度調整手段)、11aないし11eは
積分回路、12aないし12eはAND回路、13は選
択回路、14aないし14eはアナログスイッチ、15
aないし15eはDフリップフロップ、16は受光回路
(制御手段)、17は受光制御回路、18は主増幅回
路、19は第1の比較器、20は第2の比較器、21は
出力回路、22は調整スイッチ、23は可変抵抗器であ
る。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−75421(JP,A) 実開 平4−19831(JP,U) 実開 平5−74028(JP,U) 実開 平3−130626(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03K 17/78

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投光信号に応じて複数の投光素子に順次
    投光動作を行わせる投光器と、受光素子およびその受光
    出力を増幅する前置増幅器から構成され前記複数の投光
    素子に対応して光軸を構成する複数の受光部と、これら
    複数の受光部から出力される受光信号を前記投光信号に
    同期して順次選択して出力する選択手段と、この選択手
    段を介して受光部から入力される受光信号に基いて前記
    光軸の遮光状態を検出する制御手段とを備えた多光軸光
    電スイッチにおいて、 前記受光部にそれぞれ対応して設けられ入力端子に与え
    られるパルス信号を積分する積分回路と、 これらの積分回路にそれぞれ対応して設けられその積分
    値に応じて対応する受光部の受光感度を設定する感度調
    整手段とを備え、 前記制御手段は、前記複数の積分回路に前記選択手段の
    選択を基にパルス信号を出力するように構成されている
    ことを特徴とする多光軸光電スイッチ。
  2. 【請求項2】 投光信号に応じて複数の投光素子に順次
    投光動作を行わせる投光器と、受光素子およびその受光
    出力を増幅する前置増幅器から構成され前記複数の投光
    素子に対応して光軸を構成する複数の受光部と、これら
    複数の受光部から出力される受光信号を前記投光信号に
    同期して順次選択して出力する選択手段と、この選択手
    段を介して受光部から入力される受光信号のレベルと所
    定の検出レベルとの比較結果に基いて前記光軸の遮光状
    態を検出する制御手段とを備えた多光軸光電スイッチに
    おいて、 前記受光部にそれぞれ対応して設けられ入力端子に与え
    られるパルス信号を積分する積分回路と、 これらの積分回路にそれぞれ対応して設けられその積分
    値に応じて対応する受光部の受光感度を設定する感度調
    整手段とを備え、 前記制御手段は、前記選択手段を介して与えられる受光
    信号のレベルを前記検出レベルよりも高く設定された過
    入光検出レベルと比較してその結果に基いて前記複数の
    積分回路に前記選択手段の選択を基にパルス信号を出力
    するように構成されていることを特徴とする多光軸光電
    スイッチ。
  3. 【請求項3】 投光信号に応じて複数の投光素子に順次
    投光動作を行わせる投光器と、受光素子およびその受光
    出力を増幅する前置増幅器から構成され前記複数の投光
    素子に対応して光軸を構成する複数の受光部と、これら
    複数の受光部から出力される受光信号を前記投光信号に
    同期して順次選択して出力する選択手段と、この選択手
    段を介して受光部から入力される受光信号のレベルと所
    定の検出レベルとの比較結果に基いて前記光軸の遮光状
    態を検出する制御手段とを備えた多光軸光電スイッチに
    おいて、 前記受光部にそれぞれ対応して設けられ入力端子に与え
    られるパルス信号を積分する積分回路と、 これらの積分回路にそれぞれ対応して設けられその積分
    値に応じて対応する受光部の受光感度を設定する感度調
    整手段と、 感度調整モードの調整スイッチと、 パルス信号の出力設定状態を記憶する記憶手段とを備
    え、 前記制御手段は、前記感度調整モードの調整スイッチが
    操作されると、前記選択手段を介して前記受光部から与
    えられる受光信号のレベルを前記検出レベルよりも高く
    設定された過入光検出レベルと比較してその結果に基い
    て前記積分回路にパルス信号を出力し、パルス信号の出
    力動作を前記各積分回路に対して所定回数実施したとき
    のパルス信号の出力設定状態を前記記憶手段に記憶さ
    せ、その後は、前記積分回路に前記選択手段の選択を基
    に前記記憶手段に記憶されたパルス信号の出力設定状態
    でパルス信号を出力するように構成されていることを特
    徴とする多光軸光電スイッチ。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記積分回路に出力す
    るパルス信号を異なるパルス幅に設定して出力すること
    を特徴とする請求項1、2または3記載の多光軸光電ス
    イッチ。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記積分回路に出力す
    るパルス信号を異なるパルス数に設定して出力すること
    を特徴とする請求項1、2または3記載の多光軸光電ス
    イッチ。
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