JP3352769B2 - 生産順位管理システム - Google Patents

生産順位管理システム

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JP3352769B2
JP3352769B2 JP16942793A JP16942793A JP3352769B2 JP 3352769 B2 JP3352769 B2 JP 3352769B2 JP 16942793 A JP16942793 A JP 16942793A JP 16942793 A JP16942793 A JP 16942793A JP 3352769 B2 JP3352769 B2 JP 3352769B2
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Control By Computers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両の生産ライン等、特
にエンジン組立工程の管理に用いて好適な組立(生産)
順位管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりFA(ファクトリーオートメー
ション)技術を導入した生産システムが製造業界におい
て広く普及し、製品の品質向上、製造コストの低減およ
び生産性の向上という大きな成果を製造業界にもたらし
た。この種のFA技術を導入した生産システムによれ
ば、被加工物の搬送、加工の制御等がすべてコンピュー
タの管理下において行われる。すなわち、コンピュータ
による制御の下、被加工物が各種加工機に順次搬送さ
れ、各加工機には製品の仕様等に対応して決定された制
御データが与えられる。そして、加工機がこの制御デー
タに従って加工制御を行う。このようにして、目的とす
る製品が自動生産される。
【0003】ところで、上述したFA技術を導入した生
産システムでは、通常、被加工物は複数工程間を順次搬
送され、前述した各種加工機によって加工される。例え
ば、車両を生産する場合には、各部品、エンジン、車体
等が個々の工程を経て製造され、最終的にこれらを組み
立てることにより、自動車が完成される。また、この生
産システムでは、生産工程毎に生産計画を立てることに
より、各工程の被加工物の生産時期および生産量が管理
されている。
【0004】例えば、エンジンの組立工程(以後、AE
(アセンブリエンジン)ラインと称する)を管理する場
合には、このAEラインに後続する車体の組立工程(以
後、AF(アセンブリフレーム)ラインと称する)の生
産タイミングに間に合うように生産計画が立案される。
同様に、上記AEラインの前工程である機械加工区工程
は、当該AEラインの工程内容に合わせて生産計画が立
案される。
【0005】すなわち、車両の生産ラインでは、ユーザ
ーから受注した車両の納品期日および販売計画に基づい
て、まず、AFラインの生産が計画され、次に該AFラ
インの前工程であるAEラインの生産計画がたてられ
る。このように各工程毎の生産計画を一貫して立案する
ことで、ジャストインタイムな生産形態となり、生産性
の向上が図られる訳である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の組立
順位管理システムでは、生産計画や組立順位の作成が人
手を介した作業となるため、多大な工数を費やしている
のが現状である。しかも、昨今の生産形態では、製品の
少量生産多品種化が進み、考慮すべき条件が増えて判断
材料が複雑化し、人手による作業では組立順位(生産計
画)の作成に、より多くの手間を必要とする。結局、現
状の組立順位管理システムは、未だ人手に頼っているた
め、種々の条件を勘案して、エンジン組立順位の調整を
極めて効率的に作成するシステムが待望されている。
【0007】また、従来の組立順位管理システムでは、
AEラインにおける組立順位は、AFラインにおいてそ
の日に必要とされるエンジンの仕様および台数のみに基
づいて設定されていた。すなわち、組み立てるエンジン
がAFラインにおいて使用される時刻や、エンジン組み
立てに要する時間等を無視して組立順位が設定されてい
た。これにより、AFラインにおいて組み立てるべきエ
ンジンが無い(欠品)という状況を避けるためには、必
要以上の在庫を維持する必要があり、不経済であった。
【0008】ところで、通常、AEラインにおいて組立
てられるエンジンには、他工場へ供給される等してAF
ラインに供給されないものがある。従来はこの供給され
ないエンジンを長時間連続して組み立てるように組立順
位を設定しており、当該エンジンの組立にかかる時間、
他のエンジンが組み立てられる時刻が遅れることがあっ
た。これにより、欠品が発生する虞れがあった。
【0009】本発明は、このような背景の下になされた
もので、時刻、時間およびロットの種類を含めた各種判
断条件を考慮しつつ、効率良く生産順位の調整を行うこ
とができる組立順位管理システムを提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による生産順位管
理システムは、上流側ラインで連続的にロット単位で生
産された複数種の部品を用いて、ロット単位で製品を組
み立てる下流側ラインを有した生産ラインに用いられ、
前記部品の生産順位を管理する生産順位管理システムで
あって、前記製品のロット毎の生産開始時刻および終了
時刻、当該製品に用いられる各部品の部品仕様を組とし
て記憶する下流側順位ファイルと、前記各部品が用いら
れる製品の前記ロット毎の生産開始時刻および終了時
刻、当該各部品の部品仕様および生産にかかるロット組
立所要時間を組として記憶する上流側順位ファイルと、
前記ロット毎の生産開始時刻が早い順または当該生産開
始時刻が同一である場合には前記ロット毎の生産終了時
刻が早い順に前記上流側順位ファイル中の前記組に生産
順位を付すとともに、前記下流側ラインへ供給されない
部品のロットである非供給ロットを前記生産順位の末尾
に付加する順位作成手段と、前記非供給ロットの生産に
かかる所要時間が均等になるように、前記非供給ロット
に対応する前記組内の当該部品のロット台数を分割して
複数の組を作成すると共に、当該複数の組の各々に対応
する非供給ロットが連続して生産されないように、前記
上流側順位ファイルにおける複数の組の生産順位を変更
する均等分配手段と、前記各ロットに用いられる部品の
生産終了時刻が各ロットの生産開始時刻に対し、どの程
度先行するかを示す先行時間が予め設定されるととも
に、前記各製品のロットの生産開始時刻から当該製品の
各ロットに用いられる部品のロットの生産終了時刻を減
じた時間が前記時間に満たず、かつ当該組の直前の生産
順位を有する前記組が前記非供給ロットに対応するもの
である場合には、当該組と前記非供給ロットに対応する
組との前記生産順位を入れ替える入替手段とを具備する
ことを特徴としている。
【0011】
【作用】上記構成によれば、順位作成手段において、ロ
ット毎の生産開始時刻が早い順または生産開始時刻が同
一である場合には当該ロット毎の生産終了時刻が早い順
に、上流側順位ファイル中の組に生産順位が付けられ
る。この組は、各部品のロット毎の生産開始時刻および
終了時刻、当該各部品の部品仕様および生産にかかる
ット組立所要時間から構成され、製品のロット毎の生産
開始時刻および終了時刻、当該製品に用いられる各部品
の部品仕様を有する下流側順位ファイル中の組に基づい
て作成される。そして、均等分配手段において、前記非
供給ロットの生産にかかる所要時間が均等になるよう
に、前記非供給ロットに対応する前記組内の当該部品の
ロット台数を分割して複数の組を作成すると共に、当該
複数の組の各々に対応する非供給ロットが連続して生産
されないように、前記上流側順位ファイルにおける複数
の組の生産順位が変更される。そして、入替手段におい
て、前記部品の生産終了時刻が当該部品を用いるロット
の生産開始時刻より遅く、当該部品のロットに対応する
組の直前の生産順位を有する前記組が前記非供給ロット
に対応するものである場合には、当該組と前記非供給ロ
ットに対応する組との前記生産順位が入れ替えられる。
こうして、時刻、時間およびロットの種類を含めた各種
判断条件を考慮しつつ、効率良く生産順位の調整が行わ
れる。
【0012】
【実施例】A:実施例の構成 以下、図面を参照し、本発明の一実施例を説明する。図
1は本発明の一実施例による組立順位管理システム(生
産順位管理システム)1の機能構成を示す図であり、こ
の図において、HSTは組立順位管理システム1と各種
データ(後述する)の送受信を行うホストコンピュータ
であり、2は組立順位管理システム1により決定される
エンジンの組立順位に従って、エンジンの組立に必要な
各種部品の発注等の処理を行うライン外システムであ
る。
【0013】組立順位管理システム1において、f1は
カレンダーファイルであり、ホストコンピュータHST
から供給されるカレンダー情報(各生産ラインの稼働日
程情報)に基づいて作成される。f2はAF組立順位フ
ァイルであり、ホストコンピュータHSTから供給され
るAF組立順位情報(AFラインにおける車体組立の順
位に関する情報)を含む各種データに基づいて作成され
る。
【0014】ところで、AFライン(下流側ライン)に
おいては、効率よく生産活動が行われるように同一仕様
の車体複数台数分をまとめて「ロット」と称する単位で
取り扱う。したがって、上述したAF組立順位情報およ
びAF組立順位ファイルf2は、各車体ロット毎の順位
情報を有する。また、f3はAEライン(上流側ライ
ン)におけるエンジン組立の順位情報が記録されるエン
ジン組立順位ファイルであり、カレンダーファイルf
1、AF組立順位ファイルf2およびホストコンピュー
タHSTから供給される各種データに基づいて作成され
る。
【0015】すなわち、組立順位管理システム1はカレ
ンダーファイルf1およびAF組立順位ファイルf2に
基づいて、エンジン組立順位ファイルf3を作成し、こ
のエンジン組立順位ファイルf3に従ってエンジンを組
み立てるとともに、ライン外システム3に所定の処理を
行わせるものである。この組立順位管理システム1は、
図2に示すように自動車の車体を組み立てるAFライン
AFn (nはAFライン番号)に供給するエンジンを組み
立てるAEラインAEn (nはAEライン番号)に適用さ
れるものであり、AEラインAEn の各作業の実施のため
の設備と共に工場内に設置される。
【0016】ここで、組立順位管理システム1の説明に
入る前に、当該システム1の処理対象となるAEライン
AEn と、このAEラインAEn の後続工程となるAFライ
ンAFn とについて説明する。なお、本実施例では、4本
のAEラインAE1 〜AE4 を設置しており、この各AEラ
インAE1 〜AE4 は、エンジンを組み立てる為の複数の組
立工程を有している。また、これら各工程では搬送され
るエンジンの仕様に応じた組立作業が行われる。
【0017】(1)AFラインAFn AFラインAFn は、以下に説明する組立順位に従って、
前工程から供給された該当機種の車体とAEラインAEn
において組み立てられたエンジン(以後、完成エンジン
と称す)とを所定の手順に従って組み立てる工程ライン
である。図3は、各AFラインAFn における一日当たり
の組立順位を示す図である。この図において、AF1-1 ,
1-2 〜AF4-1 ,4-2 は各々AFラインであり、時刻t1
t2はこのAFラインAF1-1 ,1-2 〜AF4-1 ,4-2 が組立
作業を開始、あるいは終了する時刻を示している。な
お、ここでは8本のAFラインAF1-1 ,1-2 〜AF4-1 ,
4-2が設けられており、図4にこの生産システムにおけ
る各AEラインAEn の一日の組立順位例を示す。
【0018】なお、図中に示すA,B,C,・・・,
A’,a’は、それぞれラインに供給される車体機種の
区分を示している。また、AFラインAF1-1 ,1-2 〜AF
4-1 ,4-2 とAEラインAE1 〜AE4 との組み合わせは自
由に行われる。すなわち、各AEラインAE1 〜AE4 はい
ずれも同じ工程を有している。また、エンジンには様々
な仕様のものがあり、各仕様により組み付けられるべき
エンジンの部品が異なる。例えば、ある仕様のエンジン
は、上述したあるAEラインの全ての工程で加工される
必要があり、また、別の仕様のエンジンについては一部
の加工あるいは部品が不要である。このため、AEライ
ンAE1 〜AE4 では、AFラインAF1-1 ,1-2 〜AF4-1 ,
4-2 と同様に、同一仕様のエンジン複数台数分を一つの
「ロット」として取り扱うこととし、仕様に応じて必要
な工程において加工処理を実施する。
【0019】(2)AEラインAEn ここで、上述したAFラインAF1-1 ,1-2 〜AF4-1 ,4-
2 における一日の組立順位を基に、4本のAEラインAE
1 〜AE4 の組立順位の作成に際して考慮される条件につ
いて以下に説明する。 先行時間 通常、AEラインAE1 〜AE4 におけるエンジンの組立
は、所定時間分先行して行われ、完成エンジンは車体の
組立工程であるAFラインAF1-1 ,1-2 〜AF4-1,4-2
に供給される。ここで、「先行」とは、ある車体のロッ
トがAFラインAFn にラインオンする時刻に対して、対
応するエンジンのロットがAEラインAEnからラインオ
フする時刻が先行することであり、「先行時間」とはA
FラインAF1-1 ,1-2 〜AF4-1 ,4-2 に車体およびエン
ジンが投入されるAF−ON時刻に対して、完成エンジ
ンがAEラインAE1 〜AE4 から出るAE−OFF時刻を
差し引いた時間を言う。
【0020】この先行時間は、AFラインAF1-1 ,1-2
〜AF4-1 ,4-2 にて車体組立に必要な完成エンジン等の
部品を余分に常備して、AFラインAF1-1 ,1-2 〜AF4-
1 ,4-2 が停止せぬように安全性を高めることと、完成
エンジン単体の在庫量(在庫数)を減らして効率よく生
産ラインに乗せるという、相反する条件の折り合うとこ
ろで決定される。したがって、例えばこの先行時間を1
時間半とした場合、各AFラインAF1-1 ,1-2 〜AF4-1
,4-2 の勤務終了時刻において、先行時間を十分に上
回る時間(例えば、2時間)相当分の台数が翌日の「先
行組立台数(先行生産数)」として計上され、AEライ
ンAE1 〜AE4 の当日の組立順位の末尾に設定される。こ
こでは、図3に示す時刻t1から時刻t2までの時間にAF
ラインAF1-1 ,1-2〜AF4-1 ,4-2 にラインオンする車
体に搭載されるエンジンの台数が先行組立台数となる。
【0021】日産台数平準化 このように、AFラインAF1-1 ,1-2 〜AF4-1 ,4-2 に
おける一日当たりの生産計画と上述した先行組立台数と
を考慮して、AEラインAE1 〜AE4 の概算日産台数が求
められる。しかしながら、この概算日産台数は、AFラ
インAF1-1 ,1-2 〜AF4-1 ,4-2 の生産計画を基準に求
められたものであり、各AEラインAE1〜AE4 に対応す
る概算日産台数にはばらつきがある。また、同一日付に
おける各AEラインAE1 〜AE4 に対応する概算日産台数
を合計したAEライン全体の概算日産台数と、異なる日
付における当該概算日産台数とはばらつきがある。こう
した「ばらつき」は、生産効率を低下させるとともに、
各生産ラインに従事する作業員への負担を増大させるた
めに、できる限り小さくする必要がある。すなわち、日
産台数の平準化を計る必要がある。そこで、以下に説明
する2通りの方法によって日産台数の平準化が行われ
る。
【0022】(a)KDロットを用いる方法 例えば、遠隔地の工場に完成エンジンを供給する場合な
ど、AEラインAE1 〜AE4 において生産されたエンジン
をAFラインAF1-1 ,1-2 〜AF4-1 ,4-2 に投入しない
ことがある。こうしたエンジンは「KDロット(非供給
ロット)」として、一つのロットにまとめて生産され
る。このKDロットを、図4に示すように概算日産台数
が月度単位の平均値に満たない日のAEラインAEn の生
産計画に追加することによって、日産台数の平準化が計
られる。
【0023】(b)追込ロットを用いる方法 あるいは、組立順位管理システム1が稼働する期間(処
理期間)におけるAEライン別の日産台数の平均値(平
準化台数)を算出し、例えば、日産台数が平準化台数を
越える月において、平準化台数を超過する生産台数分を
平準化台数未満の月に割り振り、これを対応月の追い込
みロットとする。すなわち、平準化台数を超過する生産
台数を前倒しして生産することにより、日産台数の平準
化を図る。上述した2通りの方法において、KDロット
(追い込みロット)を連続して生産すると、そのロット
に続いて生産されるエンジンのロットの先行時間が短く
なり、場合によっては欠品となる。したがって、所定の
台数以上のKDロット(追い込みロット)をいくつかの
ロットに分割して、所定の時間間隔で生産するようにす
る。こうして設定されたAFラインAF1-1 ,1-2 〜AF4-
1 ,4-2 およびAEラインAE1 〜AE4 の組立順位に従
い、車体およびエンジンの組立作業が行われる。
【0024】以下に、図3を参照してAFラインAF1-1
,1-2 〜AF4-1 ,4-2 の組立順位について説明する。
この生産計画によれば、例えば、AFラインAF1-1 は、
時刻t1から時刻t2までの間、AEラインAE3 で生産され
たエンジンを車体に組み立ててA機種の車両を生産す
る。時刻t2以後は、AEラインAE3 から供給されるエン
ジンを用いて、B機種およびC機種を順番に組み立て
る。
【0025】ところで、上述したようにAEラインAE1
〜AE4 にて生産されたエンジンは、適宜後続のAFライ
ンAF1-1 ,1-2 〜AF4-1 ,4-2 に供給され、ここで、車
両の受注データ等に基づいて作成された生産計画に従っ
て車体に搭載される。したがって、後続のAFラインAF
1-1 ,1-2 〜AF4-1 ,4-2 に投入するAF−ON時刻に
間に合うように、各AEラインの生産計画をたてること
がこの組立順位管理システムの大前提となっている。な
お、エンジンの組立順位の具体的な決定方法については
後述する。
【0026】以下、再び図1を参照し、組立順位管理シ
ステム1の構成を説明する。この図において、ホストコ
ンピュータHSTは、この自動車の生産ライン全体を制
御するものであり、図示せぬCPU,ROMおよびRA
M等から構成されている。また、ROMには、詳しくは
後述する制御プログラムが記憶されている。この自動生
産ラインには、組立順位管理システム1の他に、例え
ば、AFラインAF1-1 ,1-2 〜AF4-1 ,4-2 の生産計画
を立てる車体組立システム等が組み込まれている。
【0027】WT,WT・・・は作業端末であり、各生
産ラインに少なくとも1台ずつ配置される。この作業端
末WT,WT・・・とホストコンピュータHST間は、
通信回線を介して接続されている。また、図示せぬ記憶
装置には、各生産ラインにて実行される組立作業の制御
データや、生産計画に基づく組立作業の順序や内容、数
量などの作業データからなる各種組立順位ファイル等を
記憶している。
【0028】ホストコンピュータHSTからデータが転
送されてきた場合、例えば、AEラインAE1 〜AE4 に配
置された作業端末WT,WT...は、自身が管轄する
AEラインAEn の各工程に対して、作業の制御、具体的
には作業の可否や作業内容等の指示を与える。また、作
業内容を指示するデータを修正する等の操作が行われた
場合、作業端末WT,WT...は、その修正内容をホ
ストコンピュータHSTへ送信する。
【0029】次に、この組立順位管理システム1におい
て使用される各種組立順位ファイルの内容について説明
する。(1)AF組立順位ファイルf2 まず、AF組立順位ファイルf2の構造を、図面を参照
して説明する。図5はAF組立順位ファイルf2のレコ
ード構成を示す図であり、この図に示すレコードは車体
ロット単位に作成される。すなわち、AF組立順位ファ
イルf2は、この図に示す構成のレコードの集合となっ
ている。
【0030】図5において、検索キー401は、このレ
コードを検索するためのデータであり、識別コード40
2,AFライン番号403,AF−OFF日付404お
よび順位番号405から構成される。識別コード402
は、このレコードがAF組立順序ファイルf1の構成要
素であることを識別可能とするデータであり、AFライ
ン番号403は、各AFラインAF1-1 ,1-2 〜AF4-1 ,
4-2 いずれかに対応する車体の生産ライン番号を示すデ
ータである。また、AF−OFF日付404は、このレ
コードに対応する車体ロットがAFラインAFn からライ
ンオフする日付を示すデータであり、順位番号405
は、各レコードにシリアルに付与される順位番号を示す
データである。
【0031】また、AF組立順位ファイルf2中のレコ
ードには、上記検索キー401の他に、対応する車体ロ
ットに付されたロット番号406、車体機種コード40
7、当該車体ロットの台数408、AF−OFF時刻4
10、AF−ON日付411、AF−ON時刻412、
搭載エンジン機種コード413、当該車体ロットに組み
付けられるエンジンが生産されるAEラインAEn の番号
を示すAEライン番号415等のデータが記憶されてい
る。
【0032】(2)AE組立順位ファイルf3 次に、AE組立順位ファイルf3の構造を、図面を参照
して説明する。図6は、AE組立順位ファイルf3のレ
コード構成を示す図であり、この図に示すレコードはエ
ンジンロット単位に作成される。すなわち、AE組立順
位ファイルf3は、この図に示す構成のレコードの集合
となっている。
【0033】図6において、検索キー601は、このレ
コードを検索するためのデータ群であり、識別コード6
02,AEライン番号603,AE−OFF日付60
4,順位番号605から構成される。識別コード602
は、このレコードがエンジン組立順序ファイルf2のレ
コードであることを識別可能とするデータであり、AE
ライン番号603は、各AEラインAE1 〜AE4 に対応す
るエンジンの生産ライン番号を示すデータである。ま
た、AF−OFF日付604は、このレコードに対応す
るエンジンロットがAEラインAEn からラインオフする
日付を示すデータであり、順位番号605は、各レコー
ドにシリアルに付与される順位番号を示すデータである
【0034】また、AE組立順位ファイルf3中のレコ
ードには、上記検索キー601の他に、エンジンの機種
コード607、当該エンジンロットの台数608、AE
−OFF時刻610、AE−ON日付611、AE−O
N時刻612、AF組立順位ファイルf2の検索キー6
13の各項目等が記憶されている。
【0035】(3)カレンダーファイルf1 カレンダーファイルf1は、上記ファイルf2,f3と
同様に、複数のレコードから構成される。このレコード
には、当該レコードがカレンダーファイルf1の構成要
素であることが識別可能な識別コード、部門区分、対応
するAFラインまたはAEラインの番号およびカレンダ
ーの対象年月を検索キーとして記憶されている。また、
このカレンダー対象年月の実稼働日(1日〜31日)が
記憶されている。上記部門区分には、当該レコードの対
象がAFラインAF1-1 ,1-2 〜AF4-1 ,4-2 、あるいは
AEラインAE1 〜AE4 のいずれかであることを識別する
識別子が記憶される。
【0036】(4)勤務時間マスターファイルf4 勤務時間マスターファイルf4は、上記ファイルf1〜
f3と同様に、複数のレコードから構成されており、こ
のレコードは勤務区分を検索キーとし、勤務開始時刻、
勤務終了時刻、休憩時間、および実働時間等を記憶して
いる。勤務区分には”通常勤務”、”2交代”、”普通
残業”、および”他工場”等の区分が設けられ、この勤
務区分に応じた勤務時間マスターが記憶される。
【0037】(5)勤務区分ファイルf5 勤務区分ファイルf5は、上記ファイルf1〜f4と同
様に、複数のレコードから構成されており、このレコー
ドの識別コード、部門区分、車体の生産ライン番号、お
よびこのレコードが対象とする年月を検索キーとし、対
象年月における実稼働日毎の勤務区分を記憶している。
【0038】B:実施例の動作 以下、上記構成による組立順位管理システム1の動作に
ついて説明する。まず、ホストコンピュータHSTおよ
び各作業端末WT,WT・・・に電源が投入されると、
作業端末WT,WT・・・のディスプレイには、メニュ
ー画面が表示される。そして、操作員はメニュー画面に
表示される作業項目を選択入力することにより、入力内
容に応じた処理を順次実行することができる。
【0039】§1.関連情報を記憶する各ファイルf
1,f4,f5の作成 ここでは、生産計画をたてる前準備として、各ファイル
f1,f4,f5の作成およびメンテナンス作業を行
う。 (1)メニュー画面より「勤務時間マスターファイルf
4メンテナンス」を選択すると、勤務マスターファイル
f4に勤務区分に応じた勤務開始・終了時刻、休憩時間
等の所定の情報が記憶される。また、下記の計算式から
実働時間が求められ、併せて記憶される。 「実働時間」=「勤務終了時刻」−「勤務開始時刻」−
「休憩時間」
【0040】(2)メニュー画面より「勤務区分ファイ
ルf5メンテナンス」を選択すると、勤務区分ファイル
f5に対象年月の実稼働日毎に勤務マスターファイルf
4の勤務区分が登録される。 (3)メニュー画面より「カレンダーファイルf1の作
成」を選択して、この自動生産ラインにおけるAFライ
ンAF1-1 ,1-2 〜AF4-1 ,4-2 、およびAEラインAE1
〜AE4 の各ライン毎の実働時間を登録する。この登録は
実稼働日に対して勤務区分を割り当てることにより行
う。なお、勤務時間マスターファイルf4に登録した勤
務区分、および勤務区分に応じた情報に変更がある場合
は、カレンダーファイルf1の作成前に変更内容を入力
する必要がある。
【0041】§2.AF組立順位ファイルf2作成 ここで、メニュー画面より「AF組立順位ファイルf2
作成」を選択入力すると、ホストコンピュータHSTは
図7のフローチャートに示す処理を実行する。これによ
り、組立順位管理システム1は、車両の受注から車体組
立順位システムにおいて作成されるAF組立順位情報
(図1参照)を入力として、AF組立順位ファイルf2
を作成する。
【0042】(1)AFライン別の日産台数、平準化台
数および台当たりタクトの算出 まず、AF組立順位情報が入力されると、ステップS3
01に進み、AFライン番号、AF−OFF日付、順位
番号をソートキーとして、AF組立順位ファイルf2中
の各レコードを昇順にソートする。そして、所定のAF
−OFF日付における同一AFライン番号の車体ロット
台数データを順次読み出して加算し、AFラインAF1-1
,1-2 〜AF4-1 ,4-2 別の日産台数を算出する。
【0043】また、該当年月日の実働時間を勤務マスタ
ーファイルf4から入力した後、以下に示す計算式によ
ってAFライン別の台当たりタクト、すなわち、車体1
台当たりの生産に必要な時間を求める。 「台当たりタクト」=「実働時間」÷「AFライン別の
日産台数」 なお、このレコードの検索キー401の識別コード40
2には、このAF組立順位ファイルf2固有の識別コー
ドが、その他のキーデータ403〜405には、検索キ
ー401から該当する内容(AFライン番号403、A
F−OFF日付404、および順位番号405)が順次
書き込まれる。なお、この検索キー401以外の各エリ
アに書き込まれる情報の詳細については後述する。
【0044】(2)AF−OFF時刻の算出 次に、ステップS302に進み、上述した台当たりタク
トから1ロットの組立所要時間を算出し、AFラインAF
1-1 ,1-2 〜AF4-1 ,4-2 の各ロット毎のAF−OFF
時刻を計算する。そこで、下記の計算式によりロットの
組立所要時間を算出する。 「ロットの組立所要時間」=「1ロット当たりの生産台
数」×「台当たりタクト」
【0045】ここで、ロットの組立所要時間に1分未満
の端数が発生した場合は、次のロットの組立所要時間に
算入することとし、時間計算上に生じる誤差を1日当た
り1分以内に抑えている。そして、ロットの組立開始時
刻を直前のロットの組立終了時刻として以下に示す計算
式により該当するロットのAF−OFF時刻を算出し、
AF組立順位ファイルf2のレコードのAF−OFF時
刻エリア410に書き込む。 「ロットのAF−OFF(組立終了)時刻」=「ロット
のAF−ON(開始時間)時刻」+「ロットの組立所要
時間」
【0046】(3)AFライン上台数の算出 そして、ステップS303に進み、組立所要時間が求め
られた後、AF−OFF時刻からAFライン上の台数分
だけ遡った時刻をAF−ON時刻とし、各ロット毎にA
F−ON時刻を算出する。そして、AF組立順位ファイ
ルf2のAF−ON日付エリア411、およびAF−O
N時刻エリア412に書き込む。
【0047】(4)その他のフィールド さらに、ステップS304に進み、ロット番号406、
車体機種コード407、搭載エンジン機種コード41
3、CCSコード414、およびエンジンライン番号4
15に対応した情報が、AF組立順位情報より提供され
て、AF組立順位ファイルf2に書き込まれる。
【0048】以上のようにして作成されたAF組立順位
ファイルf2のレコードは、各々順位番号405、車体
機種コード407が異なり、かつ、搭載エンジン機種コ
ード413とAEライン番号415が異なっている。こ
の段階では、AFラインAFn のロット単位にAEライン
AEn を対応させ、車体のロットとエンジンのロットが互
いに関連付けされている。
【0049】(5)車体組立順位リスト作成 ここで、ステップS305に進み、図8に示すように、
AF組立順位ファイルf2のレコードをAFライン番号
403別に編集して帳票出力する。レコードは、AFラ
イン番号403、AF−OFF日付404、順位番号4
05をソートキーとして、昇順にソートした順番に出力
される。この図において、AF組立順位ファイルf2の
各エリアに対応した部分に同一の符号を付け、その説明
を省略する。
【0050】§3.メンテナンス処理 ここで、メニュー画面より下記の項目を選択することに
より、AF組立順位ファイルf2のメンテナンス作業を
行うことができる。 (1)追込対象ロットメンテナンス 次に、納入期限によって、通常より短い時間内に車両を
生産する必要が生じた場合、予め追い込み生産するロッ
トを「追込ロット」として登録する。
【0051】(2)KDエンジン生産計画メンテナンス また、当該工場のAEラインAE1 〜AE4 において、遠隔
地の組立工場に供給するエンジン(以下、KDエンジン
と称する)を生産することがある。このようなKDエン
ジンを大量に生産すると、後続するAFラインAF1-1 ,
1-2 〜AF4-1 ,4-2 に供給するエンジンが不足するなど
の不具合を生じる。このようにエンジンが不足すること
を防ぎ、かつ、各AEラインAE1 〜AE4 毎の生産量の平
準化を推進するため、日産台数の少ないAEラインAE1
〜AE4 の生産計画にKDロットを挿入する。ここでは、
このような「KDロット」の登録のみが行われ、実際に
生産計画にKDロットを挿入する処理は後述する。
【0052】(3)先行組立台数算出および先行組立台
数メンテナンス 次に、適正先行組立台数を算出する。なお、先行組立台
数の算出方法については後述する。また、算出された先
行組立台数に対して意志入れ(手入力操作)して、先行
組立台数を確定する。
【0053】§4.AE組立順位ファイルf3作成処理 メニュー画面より「AE組立順位ファイルf3作成」を
選択入力すると、ホストコンピュータHSTは図9のフ
ローチャートに示す処理を実行する。これにより、組立
順位管理システム1は、カレンダーファイルf1やAF
組立順位ファイルf2等を入力として、AE組立順位フ
ァイルf3を作成する。
【0054】(1)AE組立順位ファイルf3初期作成 まず、ステップS201では、前述したAF組立順位フ
ァイルf2から、各AEラインAEn において組み立てら
れるべきエンジンロットが設定され、各AEラインAE1
〜AE4 に振り分けられる。この振り分けは、各ロットが
AFラインAFnにおいて使用される時刻(順位)とは無
関係であり、例えば、図3および図10に示すように、
先行組立台数を考慮してAFライン番号の若い順に割り
振られる。こうしてAE組立順位ファイルf3が初期作
成される。上述した「先行組立台数」は、AF仮想ライ
ンAFn の供給元であるAEラインAEn 単位、かつ一日単
位に設定されものであり、ここでは、エンジンが車体よ
り先行する時間は1時間以上1日以下に納めるよう制限
されている。
【0055】上述した「先行組立台数」は予め手計算し
て入力しておくか、または、下記の計算式によって自動
計算して求められる値を自動設定することとする。 「先行組立台数」 = 「ライン上台数」 + 「基準
流動数」 上記計算式中の「ライン上台数」は、一度に各AEライ
ンAEn 上に乗る台数を指しており、各AEラインAEn 毎
に設定されている。また、「基準流動数」は、各AEラ
インAEn が2時間相当AFラインAFn に先行するエンジ
ンの台数(2時間相当台数)、または各エンジン(ロッ
ト)の先行時間の最小値が例えば、1時間になるように
AEラインAEn において前日に組み立てられるエンジン
の台数である。
【0056】以下に先行組立台数の計算手順を示す。ま
ず、AFラインAFn が作動終了する時刻において、「A
FラインAFn 上の台数」に「2時間相当台数」を加算し
て初期値とする。そして、この初期値から一週間分の各
ロット毎の先行時間を算出し、各AEラインの中で最も
先行時間が少ないもの(最小先行時間)を抽出する。そ
の結果、最小先行時間が1時間以上であれば初期値がそ
のまま先行組立台数となり、1時間未満であれば、以下
に示すように初期値を修正する。
【0057】まず、下記の計算式により、最小先行時間
と1時間との差の時間において組立可能なエンジンの台
数を計算する。 「組立可能な台数」= 「差の時間」÷「AEラインAE
n の台当たりタクト」 次に、最小先行時間でエンジンを供給されるAFライン
AFn において、該当するAEラインAEn の先行組立台数
(初期値)に「組立可能な台数」を加算する。これによ
り、各AEラインAEn において、最小先行時間が1時間
未満となることはない。
【0058】(2)AEライン別の日産台数、平準化台
数および台当たりタクトの算出 次に、ステップS202では、AF組立順位ファイルf
2作成時と同様、各AEラインAEn に対する日産台数、
平準化台数および台当たりタクトが算出される。A:エンジンの日産台数算出 まず、1日のうちに生産が計画されているエンジンを下
記のカテゴリー別に分類し、その日産台数を各々算出す
る。 ・後続のAFラインAF1-1 ,1-2 〜AF4-1 ,4-2 に供給
するエンジン機種 ・KDロットに含まれるエンジン ・追込ロットに含まれるエンジン ・その他のエンジン そして、これらの日産台数をAEライン毎に加算して、
AEライン別の日産台数を算出する。
【0059】B:AEラインAE1 〜AE4 別のエンジン組
立順位調整 次に、AEラインAE1 〜AE4 毎に任意の処理期間(週、
月単位)中の平均日産台数を計算し、これを「エンジン
平準化台数」とする。そこで、各AEラインAE1 〜AE4
のうち、日産台数が平準化台数に満たないAEラインAE
1 〜AE4 について、エンジン平準化台数を越えない範囲
内でKDロットまたは追込ロットを生産計画に追加する
ことにより、効率のよいエンジン組立順位をたてること
が可能となる。
【0060】また、下記に示す計算式によってAEライ
ン別の台当たりタクト、すなわち、エンジン1台当たり
の生産に必要な時間数を求める。 「台当たりタクト」=「実働時間」÷「AEライン別の
日産台数」 そして、下記に示す計算式から1ロットの最大台数を計
算する。 「最大台数」=「1時間」÷「台当たりタクト」 ここで、1ロットの最大台数を設定するのは、特定のA
Eラインにおいて同一仕様のエンジンを長期に亘って生
産すると、先行時間が短くなりやすいという傾向があ
り、これを避けるために、ここでは、1時間相当分の台
数を最大台数としている。この最大台数を越える台数の
ロットは、最大台数で除算されて、複数のロットに分割
され、その間に他の機種のロットが挿入される。このロ
ットの台数は台数エリア608に記憶される。
【0061】(3)AF−ON時刻等による並び替え。 次に、ステップS203では、AF−ON時刻が早い順
に各ロットを並べ変える。この際、キーとなるのは
(1)の初期作成において記憶されたAEライン番号6
03、年月日604、順位番号605、AF−ON日付
621、AF−ON時刻622、AF−OFF日付61
6、AF−OFF時刻620である。これにより、各ロ
ットは各AEラインにおいて、後続する工程(AFライ
ン等)において必要とされる順番に並べ変えられる。
【0062】(4)AE−OFF時刻および先行時間の
算出。 次に、ステップS204では、AE−OFF時刻を算出
する。AE−OFF時刻は、以下の計算式により算出さ
れ、AE−OFF時刻エリア610に記憶される。 「AE−OFF時刻」=「AE−ON時刻」+「ロット
台数」×「台当りタクト」 上述したAE−ON時刻は、AEラインにおいて最初に
組み立てられるロットでは勤務開始時刻を示しており、
AE−OFF時刻は先頭のロットから順に算出される。
なお、AE−OFF時刻が休息時間に重なる場合や、A
E−ON時刻とAE−OFF時刻との間に休息時間が含
まれる場合等には、休息開始時刻および休息時間幅に応
じた例外処理が施される。次に、ステップS205で
は、各ロットのAE−OFF時刻が、対応するAF−O
N時刻に対して先行する時間(先行時間)を算出する。
【0063】(6)KDロットおよび追い込みロットの
均等配置。 次に、ステップS206では、当日の最後に順位付けら
れたKDロットおよび追い込みロットが複数のロットに
分割される。KDロットに対する処理と追い込みロット
に対する処理は同様なので、以後、KDロットについて
のみ説明する。この分割はロット台数に基づいて行わ
れ、分割して作成された各KDロットのロット台数は予
め設定された台数以下となる。
【0064】ここで、分割数を3とすると、 「均等時間」=(「勤務終了時刻」−「勤務開始時
刻」)/3 とすると、1番目のKDロットのAE−ON時刻は、下
記時間帯1において最も早いAE−ON時刻を有するロ
ットのAE−ON時刻になり、 時間帯1:「勤務開始時刻」〜(「勤務開始時刻」+
「均等時間」) このAE−ON時刻以降のAE−ON時刻はKDロット
の組立にかかる時間だけ遅れ、組立順位も一つ下がる。
同様に、2,3番目のKDロットのAE−ON時刻は、
下記時間帯2,3において最も早いAE−ON時刻を有
するロットのAE−ON時刻になる。 時間帯2:(「勤務開始時刻」+「均等時間」)〜
(「勤務開始時刻」+「均等時間」×2) 時間帯3:(「勤務開始時刻」+「均等時間」×2)〜
「勤務終了時刻」
【0065】(7)順位変更。 次に、ステップS207では、全てのロットの先行時間
が設定された最小先行時間(1時間半)以上であるか否
かが判断される。この判断結果が「No」となる場合に
は処理を終了し、「Yes」となる場合にはステップS
208に進む。ステップS208では、対象となる(先
行時間が短い)ロットの直前にそのロットと同一のAE
ラインで組み立てられるロットの種類が判断される。直
前のロットがKDロットであればステップS209へ、
そうでなければステップS210へ進む。
【0066】ステップS209では、直前のロットがK
Dロットである場合の処理が行われる。ここでは、直前
のKDロットと対象となるロットとを入れ替える。すな
わち、対象となるロットのAE−ON時刻はKDロット
のAE−ON時刻となり、KDロットのAE−ON時刻
は繰り下げられる。この入れ替えは隣合う2つのロット
の順位交換であるので、他のロットのAE−ON時刻、
AE−OFF時刻、組立順位には影響しない。そして、
ステップS207に戻る。
【0067】一方、ステップS210では、直前のロッ
トがKDロットでない場合の処理が行われる。ここで
は、対象となるロットおよび直前のロットを複数の第1
および第2系列の小ロットに分割し、第1系列の最初の
小ロット、第2系列の最初の小ロット、第1系列の2番
目の小ロット、第2系列の2番目の小ロット、...の
順で交互になるように各小ロットにAE−ON時刻を設
定する。この際、第1系列の小ロットの数と第2系列の
小ロットの数は同数であるとは限らず、一方の系列の小
ロットが終了したら、他方の系列の残りの小ロットを連
続して配置する。そして、ステップS207に戻る。全
ての先行時間が足りないロットについてステップS20
9またはS210の処理が行われた場合は、ステップS
207での判断は「Yes」となり、処理を終了する。
【0068】このような過程を経て作成された組立順位
を図12に示す。この図に示す組立順位は、図3に示す
AF組立順位から、上述した処理により、図10,11
に示す過程を経て設定されたものであり、その変換過程
を以下に説明する。図3および図10に示すように、時
刻t1〜t2までの間に各AFラインAF1-1 ,1-2 〜AF4-1
,4-2 が組み立てるエンジンは、前日までに先行組立
台数分がAEラインAE1 〜AE4 において生産される。こ
のため、AFラインAF1-1 の時刻t2以降に組み立てられ
るB機種のエンジンを先頭に、順次AFラインAF1-1 ,
1-2 〜AF4-1 ,4-2 からAEラインAE3 へ当該ラインAE
3 の組立予定が振り分けられる。言い換えると、AFラ
インAF1-1 ,1-2 〜AF4-1 ,4-2 の当日組立順位が時刻
t1〜t3(D1に示す部分)の間のA,B,C機種を対象
に計画されるのに対して、AEラインAE1 〜AE4 の当日
組立順位は時刻t2〜t4のD2に示す機種がそれぞれ振り
分けられる訳である。
【0069】この段階では、AFラインAF1-1 ,1-2 〜
AF4-1 ,4-2 における組立時刻(AF−ON時刻)を考
慮せずに、各ロットを順次振り分けるので、例えば、A
EラインAE3 にはB機種の次にC機種が振り分けられ
る。そして、AFラインAF1-1の翌日(時刻t3〜t4)に
組み立てられるA’機種がC機種の後に続いてAEライ
ンAE3 に割り振られる。さらに、AFラインAF1-2 の
E,F,G,E’機種および、AFラインAF3-1 のT機
種が順次AEラインAE3 に振り分けられる。そして、日
産台数が平準化台数を下回るAEラインAE1 ,AE3 へ、
KDロットが振り分けられる。
【0070】このようにして、図10に示す組立順位が
設定される。次に、AFラインAF1-1 ,1-2 〜AF4-1 ,
4-2 における組立時刻を考慮して、図10の組立順位が
修正される。その結果が図4に示す組立順位である。こ
の図において、各ロットが占有する幅は、各ロットの組
立にかかる時間を示している。また、各ロットは、AE
ラインAE1 〜AE4 において、AF−ON時刻およびAF
−OFF時刻を考慮して順位付けられており、各ロット
は十分な先行時間を有する。
【0071】次に、KDロットを分割して、分割したK
Dロットを上述したように略均等な時間間隔で組み立て
られるように組立順位を変更する。その結果が図11に
示す組立順位である。そして、この変更により、先行時
間が最小先行時間に満たないロットが発生すると、それ
らのロットに対して、AE−ON時刻が早い順に、上記
入れ替え処理または分割交互割り振り処理が行われる。
その結果が図12に示す組立順位である。例えば、図1
1においてAEラインAE3 でKDロットの直後に組立ら
れるように順位付けられていたロットGは、先行時間が
不足していたために、図12に示すように、KDロット
と順位を入れ替えられる。
【0072】そして、このAEラインAE1 〜AE4 の組立
順位と、組立を完了したエンジンのストック量等のデー
タとを比較して、AEラインAE1 〜AE4 の生産計画を調
整することにより、AFラインAF1-1 ,1-2 〜AF4-1 ,
4-2 に完成エンジン在庫不足によるエンジン供給切れの
発生が防止でき、生産効率を向上させることが可能にな
る。
【0073】以上説明したように、このシステムによれ
ば従来は調整すべき各種の条件に従い人手を介して策定
したエンジンラインの生産計画および組立順位が、自動
計算処理により策定される。したがって、その策定時間
を大幅に短縮することができる。また、AF組立順位フ
ァイルf2のデータに基づき、任意の時期(日、月、年
単位)のAE組立順位ファイルf3を作成できるため、
生産形態の変更にも容易に対処できる上、その場合の生
産効率を上げることもできる。なお、本実施例において
は、AFラインが実際に8本ある例を示したが、8本で
ある必要はなく、各AEラインは仮想的なAFラインに
対してエンジンを供給するようにしても良い。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
順位作成手段において、ロット毎の生産開始時刻が早い
順または生産開始時刻が同一である場合には当該ロット
毎の生産終了時刻が早い順に、上流側順位ファイル中の
組に生産順位が付けられる。この組は、各部品のロット
毎の生産開始時刻および終了時刻、当該各部品の部品仕
様および生産にかかるロット組立所要時間から構成さ
れ、製品のロット毎の生産開始時刻および終了時刻、当
該製品に用いられる各部品の部品仕様を有する下流側順
位ファイル中の組に基づいて作成される。そして、均等
分配手段において、下流側ラインに供給されない非供給
ロットに対応する前記組内の前記所用時間を分割して複
数の組が作成され、これらの複数の組が予め設定された
時間間隔で生産されるように前記生産順位が変更され
る。そして、入替手段において、前記非供給ロットの生
産にかかる所要時間が均等になるように、前記非供給ロ
ットに対応する前記組内の当該部品のロット台数を分割
して複数の組を作成すると共に、当該複数の組の各々に
対応する非供給ロットが連続して生産されないように、
前記上流側順位ファイルにおける複数の組の生産順位が
変更される。したがって、時刻,時間およびロットの種
類を含めた各種判断条件を考慮しつつ、効率良く生産順
位の調整を行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による組立順位管理システム
1の機能構成を示す図である。
【図2】同実施例による各組立工程の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】同実施例によるAFラインの組立順位を示す図
である。
【図4】同実施例によるAEラインの組立順位を示す図
である。
【図5】同実施例によるAF組立順位ファイルf2のフ
ァイル構成を示す図である。
【図6】同実施例によるAE組立順位ファイルf3のフ
ァイル構成を示す図である。
【図7】同実施例によるAF組立順位作成ルーチンの処
理手順を示すフローチャートである。
【図8】同実施例によるAF組立順位ファイルf2の帳
票出力例である。
【図9】同実施例によるAE組立順位ファイルf3作成
手順を示すフローチャートである。
【図10】同実施例によるAEラインの組立順位(途中
経過)を示す図である。
【図11】同実施例によるAEラインの組立順位(途中
経過)を示す図である。
【図12】同実施例によるAEラインの組立順位を示す
図である。
【符号の説明】
HST……ホストコンピュータ(先行生産数算出手段、
順位作成手段、均等分配手段、入替手段、分割手段)、 WT,WT……作業端末、 1……組立順位管理システム(生産順位管理システ
ム)、 f1……カレンダーファイル(稼働日程ファイル)、 f2……AF組立順位ファイル(下流側順位ファイ
ル)、 f3……AE組立順位ファイル(上流側順位ファイ
ル)、 f4……勤務時間マスターファイル(稼働日程ファイ
ル)、 f5……勤務区分ファイル(稼働日程ファイル)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 相沢 行雄 三重県鈴鹿市平田町1907番地 本田技研 工業株式会社 鈴鹿製作所内 (56)参考文献 特開 平4−46743(JP,A) 特開 平4−13544(JP,A) 特開 昭62−114862(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 19/418 B23Q 41/08

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上流側ラインで連続的にロット単位で生
    産された複数種の部品を用いて、ロット単位で製品を組
    み立てる下流側ラインを有した生産ラインに用いられ、
    前記部品の生産順位を管理する生産順位管理システムで
    あって、 前記製品のロット毎の生産開始時刻および終了時刻、当
    該製品に用いられる各部品の部品仕様を組として記憶す
    る下流側順位ファイルと、 前記各部品が用いられる製品の前記ロット毎の生産開始
    時刻および終了時刻、当該各部品の部品仕様および生産
    にかかるロット組立所要時間を組として記憶する上流側
    順位ファイルと、 前記ロット毎の生産開始時刻が早い順または当該生産開
    始時刻が同一である場合には前記ロット毎の生産終了時
    刻が早い順に前記上流側順位ファイル中の前記組に生産
    順位を付すとともに、前記下流側ラインへ供給されない
    部品のロットである非供給ロットを前記生産順位の末尾
    に付加する順位作成手段と、 前記非供給ロットの生産にかかる所要時間が均等になる
    ように、前記非供給ロットに対応する前記組内の当該部
    品のロット台数を分割して複数の組を作成すると共に、
    当該複数の組の各々に対応する非供給ロットが連続して
    生産されないように、前記上流側順位ファイルにおける
    複数の組の生産順位を変更する均等分配手段と、 前記各ロットに用いられる部品の生産終了時刻が各ロッ
    トの生産開始時刻に対し、どの程度先行するかを示す先
    行時間が予め設定されるとともに、前記各製品のロット
    の生産開始時刻から当該製品の各ロットに用いられる部
    品のロットの生産終了時刻を減じた時間が前記時間に満
    たず、かつ当該組の直前の生産順位を有する前記組が前
    記非供給ロットに対応するものである場合には、当該組
    と前記非供給ロットに対応する組との前記生産順位を入
    れ替える入替手段とを具備することを特徴とする生産順
    位管理システム。
  2. 【請求項2】 前記生産ライン各々の稼働日、稼働開始
    時刻、稼働終了時刻、休息開始時刻および休息時間幅か
    らなる稼働日程ファイルを参照し、少なくとも前記先行
    時間を工面するには必要かつ充分な前記先行生産数を設
    定する先行生産数算出手段を有し、 前記順位作成手段は前記下流側ラインの稼働開始時刻お
    よび稼働終了時刻へ前記先行生産数に対応する部品の生
    産にかかるロット組立所要時間を加えて算出された第1
    および第2の時刻の間に組み立てられる各製品のロット
    対応する前記上流側順位ファイル中の前記組に、前記
    ロット毎の生産開始時刻が早い順または当該生産開始時
    刻が同一である場合には前記ロット毎の生産終了時刻が
    早い順に生産順位を付し、 前記均等分配手段は前記稼働日程ファイルを参照し、前
    記複数の組の各々に対応する非供給ロットが前記上流側
    ラインの前記稼働開始時刻から前記稼働終了時刻までの
    時間内に略均等な時間間隔で生産されるように前記生産
    順位を変更することを特徴とする請求項1に記載の生産
    順位管理システム。
  3. 【請求項3】 前記上流側ラインにおいて任意の期間中
    における平均日産台数を超えて生産される各部品のロッ
    トに対応する前記上流側順位ファイル中の前記組内の
    該部品のロット台数を分割して複数の組を作成し、当該
    複数の組を対応する前記組に置き替えて前記上流側順位
    ファイルに記憶させ、前記平均日産台数を超えて生産さ
    れる前記各部品のロットがないように調整する分割手段
    を有し、 前記順位作成手段は前記複数の組を含む前記上流側順位
    ファイル中の前記組に対して処理を行うことを特徴とす
    る請求項2に記載の生産順位管理システム。
  4. 【請求項4】 前記入替手段は、対象とする組の直前に
    生産される前記部品のロットが前記非供給ロットでない
    場合に、当該組に生産される前記部品のロット台数を分
    割した第1の系列の複数の組と、前記直前に生産される
    前記部品のロット台数を分割した第2の系列の複数の組
    とを作成すると共に、前記第1の系列の組に対応する部
    品のロットと、前記第2の系列の組に対応する部品のロ
    ットとを交互に生産するように、前記生産順位を変更す
    ることを特徴とする請求項1ないし3いずれかに記載の
    生産順位管理システム。
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