JP3352291B2 - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

Info

Publication number
JP3352291B2
JP3352291B2 JP19660895A JP19660895A JP3352291B2 JP 3352291 B2 JP3352291 B2 JP 3352291B2 JP 19660895 A JP19660895 A JP 19660895A JP 19660895 A JP19660895 A JP 19660895A JP 3352291 B2 JP3352291 B2 JP 3352291B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
contact
pressing
information processing
carriage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP19660895A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0899449A (ja
Inventor
治幸 柳
昌宏 谷黒
昌也 新町
幸一 丹野
誠 瓦間
啓之 木下
アット ミング タン
広行 斉藤
哲夫 鈴木
博行 井上
壮一 平松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP19660895A priority Critical patent/JP3352291B2/ja
Priority to DE69514967T priority patent/DE69514967T2/de
Priority to EP95112220A priority patent/EP0696082B1/en
Priority to US08/511,229 priority patent/US5801728A/en
Publication of JPH0899449A publication Critical patent/JPH0899449A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3352291B2 publication Critical patent/JP3352291B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/02Contact members
    • H01R13/22Contacts for co-operating by abutting
    • H01R13/24Contacts for co-operating by abutting resilient; resiliently-mounted
    • H01R13/2464Contacts for co-operating by abutting resilient; resiliently-mounted characterized by the contact point
    • H01R13/2478Contacts for co-operating by abutting resilient; resiliently-mounted characterized by the contact point spherical
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J25/00Actions or mechanisms not otherwise provided for
    • B41J25/34Bodily-changeable print heads or carriages
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/50Fixed connections
    • H01R12/59Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
    • H01R12/62Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures connecting to rigid printed circuits or like structures

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理領域に配
されたへッド部材を用いてシート材への情報処理を行う
情報処理装置に関し、特に、へッド部材と電極パッド部
を有する基板との電気的接続を行なう際に用いられる弾
性部材を備えた情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ、複写機、ファクシミリ、ある
いはコンピュータやワードプロセッサ等を含む情報処理
装置は、原稿としてのシート媒体に記載された画像情報
を読み取る読取ヘッド又は、記録紙としてのシート媒体
に画像情報に基づいて画像を記録していく記録ヘッドを
情報処理領域に配している。そして、これら読取ヘッド
や記録ヘッドのヘッド部材は、本体側からの電気信号あ
るいは駆動電力を受けるための電気的接続を伴ってヘッ
ド装着部に装着されている。
【0003】従来の情報処理装置の一例としての記録装
置には、例えば特開平1年125238号公報や米国特
許第4,706,097号公報に記載されているよう
な、キャリッジに記録ヘッドとの電気的接続を行うため
の接続部が設けられている。このような電気的接続部の
一般的な模式的断面を図22に示す。図22に示すごと
く、記録ヘッド7とプリンタ本体との電気的なコンタク
トを取る為に、キャリッジ50にゴム硬度30゜〜50
゜のシリコンゴム等の弾性体からなるラバーパッド5
7、そしてその上に、記録ヘッド7のコンタクト部78
と当接するための凸部を有するフレキシブル基板56の
コンタクト部561が設けられている。前記ラバーパッ
ド57は、図22に示すように一枚板571の上下にフ
レキシブル基板56のコンタクトパッド561aに対応
した円柱突起状の凸部572、573(以下コンタクト
ピン)が形成されている。そして、安定性を高めるため
にラバーパッド57の外周の片側に凸部であるリブ57
4(以下ベースリブ)を形成している。図22に示す如
く、フレキシブル基板56のコンタクト部561には、
記録ヘッド7のコンタクトパッド78aと対応した位置
に略四角形状のコンタクトパッド561aが設けられ、
そこにプレス等を用いて凸部561b(以下ディンプ
ル)が形成されている。そして、記録ヘッド7がキャリ
ッジ50に装着される際には、所定量(Ll−L2)だ
けラバーパッド57が弾性的に潰された状態となる。こ
れにより、記録ヘッド7、フレキシブル基板56双方の
コンタクト部78、561を所定の当接圧で押圧し、記
録ヘッド7と記録装置本体とを電気的に繋ぐことができ
る。
【0004】
【発明が解決しようする課題】近年、記録ヘッド及び記
録装置本体の小型化、高機能化が進む中で前記コンタク
ト部の高密度化、高集積化が求められてきた。この要求
に対し、前記従来のコンタクト方式では以下に示す様な
課題があった。 (1)コンタクト部の高密度化のために、ベースリブと
コンタクトピンの相互位置が接近してきた。そのため
に、図22(b)に示すようなベースリブとしての外周
リブの高さがコンタクトピンと同一高さである従来の構
成では、コンタクト部に高さ方向に縮むように作用する
圧力でコンタクトピンが圧縮されるが、一方では、高さ
方向に縮むような圧力が直接作用しない外周リブは殆ど
縮まないので、コンタクトピンだけではなくラバーパッ
ドが全体に変形する。その結果、ベースリブに近接する
コンタクトピンには大きなコンタクト圧が作用し、ベー
スリブから離れたコンタクトピンには相対的に小さいコ
ンタクト圧が作用するというように、各コンタクトピン
のコンタクト圧にばらつきが生じ、コンタクトの安定性
が損なわれる恐れがでてきた。 (2)コンタクト部の高密度化のために、コンタクトパ
ッドのコンタクトピン572、573の相互間隔(ピッ
チ)が小さくなり、図16に示すような略四角形状のコ
ンタクトパッドでは、フレキシブル基板のベ―ス材の面
積に対する導体部分(コンタクトパッド)の面積の比率
が大きくなった。そのために、フレキシブル基板のコン
タクト部の剛性が増し、ディンプル高さの違い、フレキ
シブル基板の変形等の影響を受け易く、コンタクトの安
定性が損なわれる恐れがでてきた。
【0005】本発明の目的は、へッド装着部にへッド部
材を装着した際の安定した電気的接続が得られる情報処
理装置を提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、へッド装着部とへッ
ド部材との電気的接続部に配される一方の導電接触部を
他方の導電接触部側へ押圧するための押圧突起部に作用
する圧力のばらつきを抑える弾性部材を備えた情報処理
装置を提供することにある。
【0007】本発明の目的は、へッド装着部とへッド部
材との電気的接続部に配される一方の導電接触部を他方
の導電接触部側へ押圧するための押圧突起部と、他の突
起部との相互位置が接近しても、へッド部材をへッド装
着部へ装着した際の電気的接続を安定的に得られる情報
処装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は、情報処理領域に配され
たへッド部材を用いてシート材への情報処理を行う情報
処理装置において、前記へッド部材を装着するためのへ
ッド装着部と、前記へッド装着部に装着されたへッド部
材との電気的接続を行うために、前記へッド装着部に設
けられた電極パッド部を有する基板と、前記電極パッド
部を前記へッド部材方向へ押圧するための弾性部材と、
を有し、更に、前記弾性部材は、平面状のシート部と、
前記電極パッド部の位置に対応した前記シート部を介し
て該シート部の表面及び裏面に相対して突設され、前記
電極パッド部を前記へッド部材方向へ押圧するための押
圧突起部と、前記電極パッド部の位置以外の前記シート
部の前記表側の面又は前記裏側の面に突出して配された
突出部と、を有し、前記突出部は、該突出部が設けられ
ている面と同じ側の面に設けられた前記押圧突起部の前
記シート部からの突起高さより低い突出高さであり、前
記へッド部材と前記基板との押圧により電気的接続が行
なわれる際の前記突出部の前記シート部からの突出高さ
は、弾性的に縮んだ前記押圧突起部の突起高さと略同等
の高さであることを特徴とする。
【0009】また、他の構成は、情報処理領域に配され
たへッド部材を用いてシート材への情報処理を行う情報
処理装置において、前記へッド部材を装着するためのへ
ッド装着部と、前記へッド装着部に装着されたへッド部
材との電気的接続を行うために、前記へッド装着部に設
けられた電極パッド部を有する基板と、前記電極パッド
部を前記へッド部材方向へ押圧するための弾性部材と、
を有し、更に、前記弾性部材は、平面状のシート部と、
前記電極パッド部の位置に対応した前記シート部を介し
て該シート部の表面及び裏面に相対して突設され、前記
電極パッド部を前記へッド部材方向へ押圧するための押
圧突起部と、前記電極パッド部の位置以外の前記シート
部の前記表側の面又は前記裏側の面に突出して配された
突出部と、を有し、前記突出部は、該突出部が設けられ
ている面と同じ側の面に設けられた前記押圧突起部の前
記シート部からの突起高さより低い突出高さであり、前
記へッド部材と前記基板との押圧により電気的接続が行
なわれる際の前記突出部の前記シート部からの突出高さ
は、弾性的に縮んだ前記押圧突起部の突起高さより低い
ことを特徴とする。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【発明の実施の形態】本発明が適用可能な情報処理装置
は、ヘッド装着部へ読取ヘッドまたは記録ヘッドを装着
し、情報処理領域に配されたシート部材に対して読み取
り処理あるいは記録処理を行う情報処理装置であって、
ヘッド装着部が、該ヘッド装着部材の電気的接続部へヘ
ッド部材を押圧して電気的接続を伴って装着する形態で
あれば良い。また、その際に情報処理装置に装着するヘ
ッド部材が記録ヘッドの場合には、そのヘッド部材の形
態としては、記録ヘッドと該記録ヘッドへインクを供給
するインクタンクとを一体に形成してヘッド装着部へ装
着する形態、記録ヘッドとインクタンクとを別体にして
インクタンクホルダーを有する記録ヘッドをヘッド装着
部へ装着するとともにインクタンクを該インクタンクホ
ルダーへ装着する形態、あるいはインクタンクを記録装
置本体側に備えて記録ヘッドのみをヘッド装着部へ装着
する形態であっても良い。
【0024】次に、本発明に係る実施例について図面を
参照して説明する。
【0025】(A)給紙部 給紙部2はシート材Pを積載する圧板21とシート材P
を給紙する給送回転体22がベース20に取り付けられ
る構成となっている。前記圧板21には可動サイドガイ
ド23が移動可能に設けられて、シート材Pの積載位置
を規制している。圧板21はベース20に結合された回
転軸を中心に回転可能で、圧板バネ24により給送回転
体22に付勢される。給送回転体22と対向する圧板2
1の部位には、シート材Pの重ね送りを防止する人工皮
等の摩擦係数の大きい材質からなる分離パッド25が設
けられている。さらに、ベースには、シート材Pの一方
向の角部を覆い、記録シートPを一枚ずつ分離するため
の分離爪26、厚紙等分離爪26が使えないものものを
分離するためにベース20に一体成形された土手部2
7、普通紙ポジシヨンでは分離爪26が作用し、厚紙ポ
ジシヨンでは分離爪26が作用しないように切り換える
ための切り替えレバー28、圧板21と給送回転体22
の当接を解除するリリースカム29、が設けられてい
る。
【0026】前記構成において、待機状態ではリリース
カム29が圧板21を所定位置まで押し下げている。こ
れにより、圧板21と給送回転体22の当接は解除され
る。そして、この状態で搬送ローラー36の有する駆動
力が、ギア等により給送回転体22及びリリースカム2
9に伝達されると、リリースカム29は圧板21から離
れるので圧板21は上昇し、給送回転体22とシート材
Pが当接し、給送回転体22の回転に伴いシート材Pは
ピックアップされ給紙を開始し、分離爪26によって一
枚ずっ分離されて送紙部3に送られる。給送回転体22
及びリリースカム29とはシート材Pを送紙部3に送り
込むまで回転し、再び記録シートPと給送回転体22と
の当接を解除した待機状態となって搬送ローラー36か
らの駆動力が切られる。
【0027】(B)送紙部 送紙部3はシート材Pを搬送する搬送ローラ36とPE
センサー32を有している。搬送ローラー36には従動
するピンチローラー37が当接して設けられている。ピ
ンチローラー37はピンチローラーガイド30に保持さ
れ、ビンチローラーバネで付勢することで、ピンチロー
ラー37を搬送ローラー36に圧接することでシート材
Pの搬送力を生み出している。さらに、シート材Pが搬
送されてくる送紙部3の入口にはシート材Pをガイドす
る上ガイド33及びプラテン34が配設されている。こ
のプラテン34は、情報処理領域においてシート材Pの
先端部を案内するための部材である。また、上ガイド3
3にはシートPの先端、後端検出をPEセンサー32に
伝えるPEセンサーレバー35が設けられている。さら
に、搬送ローラー36の記録シート搬送方向における下
流側には、画像情報に基づいて画像を形成する記録ヘッ
ド7が設けられている。
【0028】前記構成において、送紙部3に送られたシ
ート材Pはプラテン34、ピンチローラーガイド30及
び上ガイド33に案内されて、搬送ローラー36とピン
チローラー37とのローラー対に送られる。この時、P
Eセンサーレバー35搬送されてきたシート材Pの先端
を検知して、これによりシート材Pの印字位置を求めて
いる。また、シート材Pは不図示のLFモーターにより
ローラー対36、37が回転することでプラテン34上
を搬送される。
【0029】なお、記録ヘッド7はインクタンクと一体
に構成された交換容易なインクジェット記録ヘッドが用
いられている。この記録ヘッド7は、ヒータ等によりイ
ンクに熱を与えることが可能となっている。そして、こ
の熱によりインクは膜沸騰し、この膜沸騰による気泡の
成長または収縮によって生じる圧力変化によって記録ヘ
ッド7のノズル70からインクが吐出されてシート材P
上に画像が形成される。
【0030】(C)キャリッジ部 キャリッジ部5は、記録ヘッド7を取り付けるキャリッ
ジ50を有している。そしてキャリッジ50は、シート
材Pの搬送方向にたいして直角方向に往復走査させるた
めのガイド軸81及びキャリッジ50の後端を保持して
記録ヘッド7とシート材Pとの隙間を維持するガイドレ
ール82によって支持されている。なお、これらガイド
軸81及びガイドレール82はシャーシー8に取り付け
られている。また、キャリッジ50はシャーシー8に取
り付けられたキャリッジモーター80によりタイミング
ベルト83を介して駆動される。このタイミングベルト
83は、アイドルプーリー84によって張設、支持され
ている。さらに、キャリッジ50には、電気基板9から
記録ヘッド7へ信号を伝えるためのフレキシブル基板5
6を備えている。
【0031】前記構成において、シート材Pに画像形成
する時は、画像形成する行位置(シート材Pの搬送方向
の位置)にローラー対36、37がシート材Pを搬送す
ると共にキャリッジモーター80によりキャリッジ50
を画像形成する列位置(シート材Pの搬送方向と垂直な
位置)に移動させて、記録ヘッド7を画像形成位置に対
向させる。その後、電気基板9からの信号により記録ヘ
ッド7がシート材Pに向けてインクを吐出して画像が形
成される。
【0032】(D)排紙部 排紙部4は、伝達ローラ40が前記搬送ローラー36に
当接し、さらに、伝達ローラ40は排紙ローラー41と
当接して設けられいる。したがって、搬送ローラー36
の駆動力が伝達ローラー40を介して排紙ローラー41
に伝達される。また、排紙ローラー41に従動して回転
可能な如く拍車42が排紙ローラー41に当接されてい
る。以上の構成によって、キャリッジ部5で画像形成さ
れたシート材Pは、前記排紙ローラー41と拍車42と
のニップに挟まれ、搬送されて不図示の排紙トレー等に
排出される。
【0033】(E)クリーニング部 クリーニング部6は、記録ヘッド7のクリーニングを行
うポンプ60と記録ヘッド7の乾燥を抑えるためのキャ
ップ61及び搬送ローラー36からの駆動力を給紙部2
及びポンプ60にきり換える駆動切り替えアーム62か
ら構成されている。駆動切り替えアーム62が給紙、ク
リーニング以外の時は、搬送ローラー36の軸心を中心
に回転する遊星ギア(不図示)を所定位置に固定してい
るので、給紙部2及びポンプ60に駆動力は伝達されな
い。キャリッジ50が移動することで、駆動切り替えア
ーム62を矢印A方向に移動させると、遊星ギアがフリ
ーになるので搬送ローラー36の正転、逆転に応じて遊
星ギアが移動し、搬送ローラー36が正転したときは給
紙部2に駆動力が伝達され、逆転したときはポンプ60
に駆動力が伝達されるようになっている。
【0034】次に記録ヘッドがセットできるキャリッジ
部5の主要各部の詳細について述べる。
【0035】記録ヘッド7の脱着部は、図5のように、
キャリッジ50、ヘッドホルダー51、ベースカバー5
2、フックレバー53、コンタクトバネ54、フックカ
バー55、フレキシブル基板56、ラバーパッド57
(図7参照)から構成されている。
【0036】図5に示す如く、ヘッドホルダー51はキ
ャリッジ50上に設けられたガイド501(図7)に沿
ってヘッド7を搭載し左右にスライドする様に構成され
ている。ヘッドホルダー51には、ヘッド7をガイドす
るガイド部511及びキャリッジ50に垂直に立てられ
た側板502のコンタクト面503及び位置決め面50
4にヘッド7を押し付ける押し圧部512が設けられて
いる(図8参照)。キャリッジの側板502の位置決め
面は3点ある。ヘッド7のノズル70近傍のベースプレ
ート72上に2点(504a)、ヘッド7のインクタン
ク73の上方に1点(504b)が対応する様に構成さ
れている。ヘッド7とのキャッリジ50のコンタクト面
503は、この位置決め面504a,bの3点が形成す
る3角形の内部に位置するように構成されている。ヘッ
ドホルダー51の押し圧部512の押し位置はこの3角
形の内部にある。また、ヘッドホルダー51の押し圧部
512の対向位置にガイドアーム513が設けられてお
り、ヘッド7をコンタクト面503から離脱する際には
このガイドアーム513がヘッド7に作用する。キャリ
ッジ50の側板502にはヘッド7脱着時のガイドを兼
ねるリブ509が設けられ、後述のフレキシブル基板5
6のコンタクト面561等の保護、目隠しを行ってい
る。
【0037】記録ヘッド7には、図4に示す如く、イン
クタンク73の側面にガイド74が設けられており、前
記ガイドアーム513の上面に沿って装着される。そし
て、ヘッド7が装着される所定位置に於て、ヘッド7の
ガイド74に凹部75、そしてヘッドホルダー51の対
応する位置に規制手段としての凸部514が設けられて
いる。さらに、ヘッド7の底面には凸部76が、ヘッド
ホルダー51の対応する受け部には凸部76に対応した
凹部515が設けられている。これによりヘッド7を装
着する際にノズル面70をプラテン34等に当てること
がなく、ヘッド7にダメージを与えることがない。そし
て、装着時のクリック感が得られ、装着感が向上する。
また、ヘッドホルダー51の凸部514の引っ掛かりに
より、ヘッド7の脱着時にヘッド7が前面に落下した
り、装着後の位置ズレ等の不安定感を無くすことが出来
る。
【0038】フックレーバー53はキャリッジ50の側
板502に回転可能に取り付けられている。フックレバ
ー53の回転中心にはコンタクトバネ54が設けられて
おり、フックレバー53を矢印方向ヘ付勢している。フ
ックカバー55はフックレバー53を被うように取り付
けられ、フックレバー53がキャリッジ50から抜けな
いように保持している。図8に示す如く、フックレバー
53とヘッドホルダー51には互いに当接するカム51
6、531をそれぞれ有しており、フックレバー53の
回転によりヘッドホルダー51が左右方向に移動するよ
うに構成されている。また、前記コンタクトバネ54の
付勢力はフックレバー53を介して、ヘッドホルダー5
1のヘッド7を押し付ける押し圧力になっている。
【0039】キャリッジ50の側板502にはヘッド7
の位置決めを行うための嵌合ピン505が設けられてい
る。図7、9に示す如く、嵌合ピン505bはヘッド7
のベースプレート72の嵌合穴77a,b(図4参照)
に対応して2個設けられている。ヘッド7のベースプレ
ート72はヘッド7の駆動からキャリッジ部5の走査方
向に対して約1゜〜4゜傾けた構成となる。傾いた嵌合
穴77に対応する為に、ヘッド7のベースプレート72
の嵌合穴77の一つを角穴77aにし、そこに、対応す
るキャリッジ50側の厳合ピン505aを一部円柱形状
を有した角ピンとした。さらに、丸穴77bに対応する
キャリッジ側の嵌合ピン505bをキャリッジの型構成
上アンダーカットとなる部分を取り除き、キャリッジの
位置決め面504にヘッド7が突き当てられる位置での
嵌合が取れるようにした。このようにすることで複雑な
型構造を必要とせずに、傾いたベースプレート72に対
しても正確かつスムーズなヘッド7の位置決めを行うこ
とが出来る。さらに、テーパー部分を全体的に設けてい
る。これにより、フレキシブル基板56のコンタクト面
561とヘッド7のコンタクト面78が当接開始する位
置からヘッドセット位置に至までの間で両コンタクト面
78、561は摺動することになる。したがって、両コ
ンタクト面78、561はヘッド7の脱着の機会ごとに
リフレッシュされるので、異物の付着等によるコンタク
ト不良等を防止することが出来る。
【0040】図7に示す如く、キャリッジ50の側板5
02に設けられたコンタクト面503には、ヘッド7と
電気的なコンタクトを取る為にゴム硬度30゜〜50゜
のシリコンゴム等の弾性体からなるラバーパッド57、
そしてその上に、フレキシブル基板56のコンタクト部
561が設けられている。ラバーパッド57、フレキシ
ブル基板56は共にキャリッジ50の側板502に設け
られた位置決めピン506により位置決めされている。
フレキシブル基板56の位置決め部のコンタクト部56
1の逆側にはスリット563が設けられており、フレキ
シブル基板56の組立上の変形等の影響がコンタクト部
561に及ばないように構成されている。フレキシブル
基板56のコンタクト部561の先端562はヘッド7
のベ―スプレート72の形状に合わせて細くなり、端部
に引っ掛け部562aが設けられている。このように、
コンタクト部561を三角形状にし、コンタクトパッド
数を先端ほど減らすことで信号線のフォーミングが容易
になり、高密度化を行うことができる。さらに、フレキ
シブル基板56の先端部562の処理が容易になる。キ
ヤリッジ50の側板502には前記フレキシブル基板5
6の先端部562を挿入するスリット穴507が設けら
れている(図7参照)。図10に示すごとく、この先端
部562を反らせてスリット穴507に挿入させる。ス
リット穴507を通過すると先端部が真っ直ぐになり、
引っ掛かるために抜けることはない。この構成だと先端
部がフリーでありフレキシブル基板56のコンタクト面
561が剛性を持たないのでヘッド7のコンタクト面と
良好なコンタクトができる。ヘッド7を装着すると前記
キャリッジ50のコンタクト面503がヘッド7のベー
スプレート72の切り欠き部79の中に入り込み、切り
欠き部79の内側に形成された基板上のコンタクト面7
8と当接する。
【0041】次に、前記記録ヘッド7とフレキシブル基
板56とのコンタクト時のラバーパッド57の挙動につ
いて説明する。前記ラバーパッド57には、図11に示
すようにシート部571の上下にフレキシブル基板56
のコンタクトパッド561aに対応した凸部572,5
73(以下コンタクトピン)が形成されている。そし
て、安定性を高めるためにラバーパッド57の外周の片
側にリブ574(以下ベースリブ)を形成している。ベ
ースリブ574は同方向のコンタクトピン573の高さ
L4よりL5低く設定されている。このコンタクトピン
573は直径0.7mm以上1mm以下の円柱状突起で
あり、円柱状突起部の高さであるL3及びL4は0.5
mm以上0.7mm以下であり、シート部571の厚さ
としてのL1−L3−L4は約0.5mmであり、コン
タクトピン573と外周リブ574との間の距離L6は
2mm以上4mm以下である。そして、ラバーパッド5
7は約20mm×約10mmの大きさの面積のシート部
に対して約0.5kg〜約2kgの圧力で記録ヘッドと
当接することで、ラバーパッド57全体の厚さL1は1
mm乃至1.2mmにまで圧縮される。ここで、ラバー
パッド57のシート部571自体の体の圧縮量は、コン
タクトピン572,573の圧縮量と比較すると極めて
僅かの量であるので、この場合の関係式は、以下の通り
になる。
【0042】 L5=(L4/(L3十L4))×(Ll−L2)
【0043】この関係をとることによって記録ヘッド7
がキャリッジ50に装着される時、Ll−L2に相当す
る所定量0.3mm〜1.0mmだけラバーパッド57
を潰してセットされる。上記関係をとることによってコ
ンタクトピン572の潰れ量とL5がほぼ等しくなるの
で、記録ヘッド7が装着された時、シート部571がフ
ラットのままベースリブ574がキャリッジコンタクト
面503に当接する(図11(b)参照)。以上より、
記録ヘッド装着時にラバーパッド57のシート部571
が反る等の変形が小さいので、各コンタクトピンのコン
タクト圧にばらつきも小さく、コンタクトの安定性を維
持あるいは向上することができた。また、記録ヘッド7
が装着された時、ベースリブ574がキャリッジコンタ
クト面503に当接するので、ラバーパッド57の取付
安定性を損なうことがない。また、その際、ベースリブ
574はキャリッジ筐体575に当接してラバーパッド
57をキャリッジ50に対して安定して支持することが
できる。
【0044】図12のラバーパッド57は、図11のベ
ースリブ574をフレキシブル基板56側へ突出して設
けたものである。記録ヘッド7が装着された時、潰れた
コンタクトピン572の突起高さとベースリブ574と
の突出高さとがほぼ等しくなるので、シート部571が
フラットのままベースリブ574がフレキシブル基板5
6に当接する(図12(b)参照)。そのため、記録ヘ
ッド装着時にラバーパッド57のシート部571が反る
等の変形が小さいので、各コンタクトピンのコンタクト
圧にばらつきも小さく、コンタクトの安定性を維持ある
いは向上することができた。また、記録ヘッド7が装着
された時、ベースリブ574がキャリッジコンタクト面
503に当接するので、ラバーパッド57の取付安定性
を損なうことがない。また、その際、ベースリブ574
はフレキシブル基板56に当接してラバーパッド57を
フレキシブル基板56に対して安定して支持することが
できる。
【0045】図13及び図14のラバーパッド57は、
図11のベースリブ574の側面をキャリッジ筐体57
5の位置決め部576の側面に当接して、記録ヘッド7
をキャリッジ50に装着した際の押圧力を横方向から支
えてラバーパッド57をキャリッジ50に対して位置決
めするものである。図11の場合に記録ヘッド7の装着
の際にキャリッジ筐体575に当接したベースリブ57
4は、図13の構成では必ずしもキャリッジ筐体575
に当接しなくても良く、図14の構成では必ずしもフレ
キシブル基板56に当接しなくても良く、夫々の構成で
も図11の場合と同様の効果を得ることができた。
【0046】図16に示す如く、フレキシブル基板56
のコンタクト部561には、記録ヘッド7のコンタクト
パッド78aと対応した位置に角形状のコンタクトパッ
ド561aが設けられ、そこにプレス等の製法で凸56
1b(以下ディンプル)が形成されている。記録ヘッド
7がキャリッジ50にセットされる時、前述の如くラバ
ーパッド57を潰してセットされる。これにより、ヘッ
ド7、フレキシブル基板56双方のコンタクト部78、
561を1ピン当り20g〜70gの当接圧でコンタク
トし、ヘッド7とプリンタ本体とを電気的に繋ぐことが
できる。
【0047】フレキシブル基板56はキャリッジ50の
側板502に沿って引き回し、垂直に折られてベースカ
バー52によりキャリッジ50に固定されている。この
時、フレキシブル基板56には仮止め用凸部564が設
けられているので、凸部564をキャリッジ50に止め
ておくことでフレキシブル基板56を固定できるので、
ベースカバー52を取り付ける際に効率良く組み立てを
行うことができる。さらに、ベースカバー52には前記
ラバーパッド57及びフレキシブル基板56の位置決め
穴が、キャリッジ50上のピン506からそれぞれの嵌
合部が抜けないように押え部521が設けられている。
また、記録ヘッド7は前記位置決めピン506及びベー
スカバー52の押え部521の出っ張り分を逃げるため
の凹部731を設けている。したがって、位置決めピン
506の長さ、ベースカバー52の押え部521の肉厚
を稼げるのでしっかりとしたラバーパッド57及びフレ
キシブル基板56の位置決め、抜け防止が可能となる。
フレキシブル基板56はフレキ固定板85によりシャー
シ8に固定され、キャリッジ部5の位置に応じて、その
曲率を変化させ、キャリッジ部5の動きに対応して、電
気基板9からのヘッド駆動信号をヘッド7に伝えてい
る。
【0048】以上の構成によって、ヘッド7のキャリッ
ジ部5ヘの脱着、保持、位置決め、電気的コンタクト等
が容易に行える。
【0049】前記実施例においては、フレキシブル基板
56のコンタクト部561には角状のコンタルトパッド
561aが設けられ、そこにプレス等の製法でディンプ
ル561bが形成されていた。しかし、図17に示す如
くコンタクトパッド561aは丸形状にした方がよい。
フレキシブル基板56はポリイミド等からなるベースに
圧延銅等からなる導電体が所定の形状のコンタクトパッ
ド561aとして接着されている。フレキシブル基板5
6のコンタクト部561の剛性は弾性係数からしてコン
タクトパッド561aの占める面積率でほぼ決まる。し
かし、前記ディンプル561bを形成する製法上からデ
ィンプル561bの周囲に一定量のコンタクトパッド5
61aを設ける必要がある。通常、ディンプル561b
は機能、製法等から半球状の形状を用いることから、コ
ンタクトパッド561aは円形にすることでコンタクト
パッド561aの占める面積率を減らすることができ
る。
【0050】以上の構成により、フレキシブル基板56
のコンタクト部561の剛性アップを押えることがで
き、ディンプル高さの違い、フレキシブル基板56の変
形等の影響を少なくし、コンタクトの安定性を維持ある
いは向上することができる。
【0051】また、前述の実施例においては、ラバーパ
ッド57の片側のみにベースリブ574を設けたが、図
18乃至図21に示す如く両側にベースリブ574,5
74bを設けた構成としてもよい。
【0052】前述の如くベースリブ574は同方向のコ
ンタクトピン573の高さL4よりL5低く設定されて
いる。ここで、ラバーパッド57のシート部571自体
の体の圧縮量は、コンタクトピン572,573の圧縮
量と比較すると極めて僅かの量であるので、この場合の
関係式は、以下の通りになる。
【0053】 L5=(L4/(L3十L4))×(L1−L2)
【0054】さらに、ベースリブ574bは同方向のコ
ンタクトビン572の高さL3よりL6低く設定されて
いる。ここで、ラバーパッド57のシート部571自体
の体の圧縮量は、コンタクトピン572,573の圧縮
量と比較すると極めて僅かの量であるので、この場合の
関係式は、以下の通りになる。
【0055】 L6=(L3/(L3十L4))×(L1−L2)
【0056】以上の構成によると、ラバーパッド57の
外周でフレキシブル基板56を受けることができるの
で、フレキシブル基板56のコンタクト部561の平面
性を向上できる。以上より、記録ヘッド装着時にラバー
パッド57のシート部571が反る等の変形が小さいの
で、各コンタクトピンのコンタクト圧にばらつきも小さ
く、コンタクトの安定性を維持あるいは向上することが
できた。
【0057】また、図19乃至図21のようにキャリッ
ジ筐体575の位置決め部576の側面にラバーパッド
57の突出部574,574bの側面を当接させて、ラ
バーパッド57をキャリッジ50に対して位置決めする
構成の場合では、ベースリブ574,574bの少なく
とも一方のベースリブの端部面を、キャリッジ筐体57
5又はフレキシブル基板56に対して非当接状態として
しても、記録ヘッド装着時にラバーパッド57のシート
部571が反る等の変形が小さいので、各コンタクトピ
ンのコンタクト圧にばらつきも小さく、コンタクトの安
定性を維持あるいは向上することができた。
【0058】更に、ピン572と573の高さを同じに
すると、ラバーパッド57の表、裏をなくした構成が可
能となるので、組立性の向上、取付ミスの削減が可能と
なる。
【0059】以上の実施例においては、記録ヘッドセッ
ト時に所定量潰したコンタクトピンの高さとベースリブ
の高さを同一にする構成であるが、ベースリブの高さを
コンタクトピンの高さより低くしておくだけでも記録ヘ
ッドセット時のコンタクト圧のばらつきを少なくするこ
とができた。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、導電接触部(電極パッ
ド部)の高密度化によって、ベースリブとしての突出部
と導電接触部(電極パッド部)を押圧する押圧突起部と
の相対位置が接近しても、ヘッド部材をヘッド装着部へ
装着した際に所定量圧縮された押圧突起部の突起高さと
突出部の突出高さが略同一であるので、ヘッド部材の装
着時に弾性部材のシート部が反る等の変形が小さい。こ
れにより、各押圧突起部による押圧のばらつきも小さ
く、電気的接続の安定性を維持あるいは向上することが
できた。
【0061】更に、導電接触部(電極パッド部)の高密
度化によって、導電接触部(電極パッド部)の間隔が小
さくなつても、導電接触部(電極パッド部)の形状を従
来の角形から円形にすることによりフレキシブル基板の
ベース材の上に乗る導体面積の比率を押え、フレキシブ
ル基板の導電接触部(電極パッド部)の剛性アップを極
力押えることができた。したがって、ディンプル高さの
違い、フレキシブル基板の変形等の影響を少なくし、電
気的接続の安定性を維持あるいは向上することができ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における記録装置の全体構
成を示す斜視図である。
【図2】図1の記録装置の正面図である。
【図3】図1の記録装置の構成断面図である。
【図4】図1の記録装置に装着される記録ヘッドの外観
図で、(a)は背面図、(b)は(a)の矢印4Bから
見た正面図、(c)、(d)はそれぞれ(a)の矢印4
C、4Dから見た側面図である。
【図5】図1の記録装置のキャッリジ部の正面図で、
(a)は記録ヘッドが完全に装着される前の状態、
(b)は完全に装着された状態を示す図である。
【図6】図1の記録装置のキャリッジ部の平面図であ
る。
【図7】図1の記録装置のキャリッジ部のコンタクト部
の構成図である。
【図8】図1の記録装置の記録ヘッド脱着機構の主要部
の構成図で、(a)は平面図、(b)は正面図である。
【図9】図1の記録装置のキャリッジ部の記録ヘッド嵌
合ピンの構成説明図で、(a)は図7の嵌合ピン505
bの拡大図、(b)は図7の嵌合ピン505aの拡大図
である。
【図10】は図1の記録装置のフレキシブル基板の先端
部の組み込み状態の説明図で、(a)は先端部562が
組み込まれた状態、(b)、(c)は先端部挿入の過程
を示す説明図である。
【図11】図1の記録装置のキャリッジ部のコンタクト
動作の説明図で、(a)は記録ヘッドをキャリッジに完
全に装着する前の状態、(b)は記録ヘッドをキャリッ
ジに完全に装着した状態を示す図である。
【図12】図1の記録装置のキャリッジ部の他のコンタ
クト動作の説明図で、(a)は記録ヘッドをキャリッジ
に完全に装着する前の状態、(b)は記録ヘッドをキャ
リッジに完全に装着した状態を示す図である。
【図13】図1の記録装置のキャリッジ部の更に他のコ
ンタクト動作の説明図で、(a)は記録ヘッドをキャリ
ッジに完全に装着する前の状態、(b)は記録ヘッドを
キャリッジに完全に装着した状態を示す図である。
【図14】図1の記録装置のキャリッジ部の更に他のコ
ンタクト動作の説明図で、(a)は記録ヘッドをキャリ
ッジに完全に装着する前の状態、(b)は記録ヘッドを
キャリッジに完全に装着した状態を示す図である。
【図15】図1の記録装置のキャリッジ部のラバーパッ
ドの構成図で、(a)は上面図、(b)は断面図であ
る。
【図16】図1の記録装置のキャリッジ部のフレキシブ
ル基板のコンタクト部の形状説明図である。
【図17】図1の記録装置のキャリッジ部の他のフレキ
シブル基板のコンタクト部の形状説明図である。
【図18】図1の記録装置のキャリッジ部の更に他のコ
ンタクト動作の説明図で、(a)は記録ヘッドをキャリ
ッジに完全に装着する前の状態、(b)は記録ヘッドを
キャリッジに完全に装着した状態を示す図である。
【図19】図1の記録装置のキャリッジ部の更に他のコ
ンタクト動作の説明図で、(a)は記録ヘッドをキャリ
ッジに完全に装着する前の状態、(b)は記録ヘッドを
キャリッジに完全に装着した状態を示す図である。
【図20】図1の記録装置のキャリッジ部の更に他のコ
ンタクト動作の説明図で、(a)は記録ヘッドをキャリ
ッジに完全に装着する前の状態、(b)は記録ヘッドを
キャリッジに完全に装着した状態を示す図である。
【図21】図1の記録装置のキャリッジ部の更に他のコ
ンタクト動作の説明図で、(a)は記録ヘッドをキャリ
ッジに完全に装着する前の状態、(b)は記録ヘッドを
キャリッジに完全に装着した状態を示す図である。
【図22】従来の記録装置のキャリッジ部のコンタクト
動作の説明図、(a)は記録ヘッドをキャリッジに完全
に装着する前の状態、(b)は完全に装着した状態を示
す図である。
【符号の説明】
1 記録装置 2 給紙部 3 送紙部 4 排紙部 5 キャリッジ部 6 クリーニング部 7 記録ヘッド 8 シャーシー 9 電気基板 36 搬送ローラー 37 ピンチローラー 50 キャリッジ 51 ヘッドホルダー 52 ベースカバー 53 フックレバー 54 コンタクトバネ 55 フックカバー 56 フレキシブル基板 561 フレキシブル基板のコンタクト部 561a フレキシブル基板のコンタクト部のコンタク
トパッド 561b フレキシブル基板のコンタクト部のディンプ
ル 57 ラバーパッド 571 ラバーパッドの一枚板部 572,573 ラバーパッドのコンタクトピン 574,574b ラバーパッドのベースリブ 575 キャリッジ筐体 576 ラバーパッド位置決め部 58 紙間調整部 78 コンタクト部 80 キャリッジモータ 81 ガイド軸 82 ガイドレール 83 タイミングベルト 84 アイドルプリー
フロントページの続き (72)発明者 丹野 幸一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 瓦間 誠 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 木下 啓之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 タン アット ミング 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 斉藤 広行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 鈴木 哲夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 井上 博行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 平松 壮一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特表 平5−508735(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 25/304 B41J 2/01 B41J 2/05 B41J 29/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理領域に配されたへッド部材を用
    いてシート材への情報処理を行う情報処理装置におい
    て、 前記へッド部材を装着するためのへッド装着部と、 前記へッド装着部に装着されたへッド部材との電気的接
    続を行うために、前記へッド装着部に設けられた電極パ
    ッド部を有する基板と、 前記電極パッド部を前記へッド部材方向へ押圧するため
    の弾性部材と、 を有し、 更に、前記弾性部材は、 平面状のシート部と、 前記電極パッド部の位置に対応した前記シート部を介し
    て該シート部の表面及び裏面に相対して突設され、前記
    電極パッド部を前記へッド部材方向へ押圧するための押
    圧突起部と、 前記電極パッド部の位置以外の前記シート部の前記表側
    の面又は前記裏側の面に突出して配された突出部と、 を有し、 前記突出部は、該突出部が設けられている面と同じ側の
    面に設けられた前記押圧突起部の前記シート部からの突
    起高さより低い突出高さであり、 前記へッド部材と前記基板との押圧により電気的接続が
    行なわれる際の前記突出部の前記シート部からの突出高
    さは、弾性的に縮んだ前記押圧突起部の突起高さと略同
    等の高さであることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 情報処理領域に配されたへッド部材を用
    いてシート材への情報処理を行う情報処理装置におい
    て、 前記へッド部材を装着するためのへッド装着部と、 前記へッド装着部に装着されたへッド部材との電気的接
    続を行うために、前記へッド装着部に設けられた電極パ
    ッド部を有する基板と、 前記電極パッド部を前記へッド部材方向へ押圧するため
    の弾性部材と、 を有し、 更に、前記弾性部材は、 平面状のシート部と、 前記電極パッド部の位置に対応した前記シート部を介し
    て該シート部の表面及び裏面に相対して突設され、前記
    電極パッド部を前記へッド部材方向へ押圧するための押
    圧突起部と、 前記電極パッド部の位置以外の前記シート部の前記表側
    の面又は前記裏側の面に突出して配された突出部と、 を有し、 前記突出部は、該突出部が設けられている面と同じ側の
    面に設けられた前記押圧突起部の前記シート部からの突
    起高さより低い突出高さであり、 前記へッド部材と前記基板との押圧により電気的接続が
    行なわれる際の前記突出部の前記シート部からの突出高
    さは、弾性的に縮んだ前記押圧突起部の突起高さより低
    いことを特徴とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記突出部は、前記押圧突起部が配され
    たシート部の周縁部領域に配されていることを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記ヘッド部材は、インクを吐出するイ
    ンクジェット記録ヘッドであることを特徴とする請求項
    1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記ヘッド部材は、電気熱変換体を備
    え、該電気熱変換体の発する熱エネルギーを用いてイン
    クを吐出するインクジェット記録ヘッドであることを特
    徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
JP19660895A 1994-08-04 1995-08-01 情報処理装置 Expired - Fee Related JP3352291B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19660895A JP3352291B2 (ja) 1994-08-04 1995-08-01 情報処理装置
DE69514967T DE69514967T2 (de) 1994-08-04 1995-08-03 Informationsverarbeitungsgerät und darin zur Herstellung eines elektrischen Kontaktes eingesetzte elastische Komponente
EP95112220A EP0696082B1 (en) 1994-08-04 1995-08-03 Information processing apparatus and elastic member provided in electrical connection employed therein
US08/511,229 US5801728A (en) 1994-08-04 1995-08-04 Information processing apparatus and elastic member provided in electrical connection employed therein

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6-183682 1994-08-04
JP18368294 1994-08-04
JP19660895A JP3352291B2 (ja) 1994-08-04 1995-08-01 情報処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0899449A JPH0899449A (ja) 1996-04-16
JP3352291B2 true JP3352291B2 (ja) 2002-12-03

Family

ID=26502020

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19660895A Expired - Fee Related JP3352291B2 (ja) 1994-08-04 1995-08-01 情報処理装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5801728A (ja)
EP (1) EP0696082B1 (ja)
JP (1) JP3352291B2 (ja)
DE (1) DE69514967T2 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6227651B1 (en) * 1998-09-25 2001-05-08 Hewlett-Packard Company Lead frame-mounted ink jet print head module
JP3919393B2 (ja) 1999-09-01 2007-05-23 キヤノン株式会社 キャリッジ移動装置及び記録装置並びに読取装置
EP1145860A1 (en) * 2000-04-13 2001-10-17 Eastman Kodak Company Inkjet printhead mounting cartridge
US6273554B1 (en) * 2000-04-25 2001-08-14 Hewlett-Packard Company Apparatus for aligning a flexible circuit on a ink jet printer carriage
US6536872B2 (en) * 2001-08-16 2003-03-25 Lexmark International, Inc. Connection module
FR2837424B1 (fr) * 2002-03-21 2004-09-10 A P S Engineering Tete d'impression thermique dont l'organe de guidage de la bande a imprimer est agence pour permettre une mise a la masse de la tete d'impression
JP3768930B2 (ja) 2002-07-10 2006-04-19 キヤノン株式会社 記録装置
JP4133141B2 (ja) * 2002-09-10 2008-08-13 株式会社エンプラス 電気部品用ソケット
JP2004279860A (ja) * 2003-03-18 2004-10-07 Sis:Kk 議事録検索支援装置
CN1331685C (zh) * 2003-04-29 2007-08-15 明基电通股份有限公司 进纸机构与进纸机构的进纸方法
US7438582B2 (en) 2006-12-22 2008-10-21 Amphenol Corporation Flexible circuit connector assembly
US9411301B2 (en) 2014-01-31 2016-08-09 Canon Kabushiki Kaisha Frame for image forming apparatus and manufacturing method thereof
JP7437962B2 (ja) 2020-02-14 2024-02-26 キヤノン株式会社 記録装置及びトレイユニット

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1035410A (en) * 1974-02-18 1978-07-25 Ing. C. Olivetti And C., S.P.A. Electrothermal printing unit
FR2548593B1 (fr) * 1983-07-08 1985-12-06 Sagem Dispositif d'ecriture a elements chauffants pour impression par effet thermique sur un support d'ecriture
US4706097A (en) 1986-04-03 1987-11-10 Hewlett Packard Company Near-linear spring connect structure for flexible interconnect circuits
CA1304983C (en) 1987-10-23 1992-07-14 David W. Pinkernell Printhead-carriage alignment and electrical interconnect lock-in mechanism
JP2576063B2 (ja) * 1987-12-04 1997-01-29 富士ゼロックス株式会社 印字記録ヘッド
JP2509656B2 (ja) * 1988-02-17 1996-06-26 住友電気工業株式会社 フレキシブルプリント配線板の接続構造
JP2773238B2 (ja) * 1989-05-16 1998-07-09 富士ゼロックス株式会社 印字記録ヘッド
US5515086A (en) * 1991-01-15 1996-05-07 Canon Kabushiki Kaisha Contact structure between flexible cable and signal receiving unit and recording apparatus using said contact structure
US5461482A (en) * 1993-04-30 1995-10-24 Hewlett-Packard Company Electrical interconnect system for a printer

Also Published As

Publication number Publication date
DE69514967T2 (de) 2000-06-29
US5801728A (en) 1998-09-01
DE69514967D1 (de) 2000-03-16
JPH0899449A (ja) 1996-04-16
EP0696082A1 (en) 1996-02-07
EP0696082B1 (en) 2000-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3352291B2 (ja) 情報処理装置
JP3069105B2 (ja) カートリッジ/キャリッジ・アセンブリ
JP3762155B2 (ja) 排紙装置及びこれを備えた画像形成装置
JP3372701B2 (ja) インクジェット記録装置
KR20090056881A (ko) 기록 장치
JP3374608B2 (ja) 情報処理装置および該情報処理装置に装着可能なヘッド部材
JP3817361B2 (ja) 記録装置
JP3359205B2 (ja) 記録装置
US6113215A (en) Recording apparatus with an ink tank useful for having said recording apparatus, and an information processing equipment having said recording apparatus
JP2728912B2 (ja) インクジェットカートリッジ及びインクジェット記録装置
JP2698638B2 (ja) インクタンク一体型記録ヘッドカートリッジ、該カートリッジを搭載するキャリッジおよびこれらを用いるインクジェット記録装置
JPH10250184A (ja) 記録装置
JP3741589B2 (ja) インクジェットプリンタ
JP2763310B2 (ja) インクジェットカートリッジ
JP5183360B2 (ja) 液体吐出ヘッドおよび該液体吐出ヘッドを用いた記録装置
JP2746632B2 (ja) 液体噴射記録装置
JP2844087B2 (ja) プリントヘッドの支持・給電機構
JP3391977B2 (ja) 記録装置
JP2000071468A (ja) 記録装置
JP2000071552A (ja) 記録装置におけるフレキシブル基板の固定方法
JP2775632B2 (ja) 記録ヘッドの保持方法
JPH1044466A (ja) インクジェット記録装置
JPH09193373A (ja) インクジェットプリンタ
JPH0466420A (ja) 画像プリンタ
JP2000071436A (ja) 記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020903

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070920

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080920

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090920

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090920

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100920

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100920

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110920

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110920

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120920

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120920

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130920

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees