JPH1044466A - インクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録装置Info
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- JPH1044466A JPH1044466A JP20574796A JP20574796A JPH1044466A JP H1044466 A JPH1044466 A JP H1044466A JP 20574796 A JP20574796 A JP 20574796A JP 20574796 A JP20574796 A JP 20574796A JP H1044466 A JPH1044466 A JP H1044466A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- head
- ink jet
- carriage
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 インクジェット等の着脱型記録装置において
は、高解像度および多ノズル化が進むほどノズルの並び
の微小なずれが印字結果に与える影響が大きくなるので
このような場合の印字品位の改善を目的とする。 【解決手段】 インクジェットヘッドとインクタンクと
が一体で着脱されるかまたはインクジェットヘッドとイ
ンクタンクとが個々に着脱されるインクジェット記録装
置において、インクジェットヘッドを固定し、ノズルの
並びを決定するための基準面位置の調整手段を設けたこ
とを特徴とするインクジェット記録装置。
は、高解像度および多ノズル化が進むほどノズルの並び
の微小なずれが印字結果に与える影響が大きくなるので
このような場合の印字品位の改善を目的とする。 【解決手段】 インクジェットヘッドとインクタンクと
が一体で着脱されるかまたはインクジェットヘッドとイ
ンクタンクとが個々に着脱されるインクジェット記録装
置において、インクジェットヘッドを固定し、ノズルの
並びを決定するための基準面位置の調整手段を設けたこ
とを特徴とするインクジェット記録装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録装置に関し、詳しくはインクジェット記録装置におけ
るインクジェットヘッドの取り付けのための構成に関す
るものである。
録装置に関し、詳しくはインクジェット記録装置におけ
るインクジェットヘッドの取り付けのための構成に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】プリンタ、複写機、ファクシミリ等の機
能を有する記録装置、あるいはコンピューターやワード
プロセッサ等を含む複合型電子機器やワークステーショ
ンの出力機器として用いられる記録装置は、画像情報に
基づいて用紙やプラスチック薄板等の記録媒体に画像を
記録していくように構成されている。このような記録装
置は、記録方式により、インクジェット方式、ワイヤド
ット方式、サーマル方式、レーザービーム方式等に分け
ることができる。
能を有する記録装置、あるいはコンピューターやワード
プロセッサ等を含む複合型電子機器やワークステーショ
ンの出力機器として用いられる記録装置は、画像情報に
基づいて用紙やプラスチック薄板等の記録媒体に画像を
記録していくように構成されている。このような記録装
置は、記録方式により、インクジェット方式、ワイヤド
ット方式、サーマル方式、レーザービーム方式等に分け
ることができる。
【0003】記録媒体の搬送方向(副走査方向)と交差
する方向に主走査するシリアルスキャン方式を採るシリ
アルタイプの記録装置においては、記録媒体に沿って移
動するキャリッジ上に搭載した記録手段によって画像を
記録(主走査)し、1行分の記録を終了した後にピッチ
搬送等による所定量の紙送りを行い、その後に再び停止
した記録媒体に対して、次の行の画像を記録(主走査)
するという動作を繰り返すことにより、記録媒体全体の
記録が行われる。
する方向に主走査するシリアルスキャン方式を採るシリ
アルタイプの記録装置においては、記録媒体に沿って移
動するキャリッジ上に搭載した記録手段によって画像を
記録(主走査)し、1行分の記録を終了した後にピッチ
搬送等による所定量の紙送りを行い、その後に再び停止
した記録媒体に対して、次の行の画像を記録(主走査)
するという動作を繰り返すことにより、記録媒体全体の
記録が行われる。
【0004】上記記録装置のうち、インクジェット方式
を採用したインクジェット記録装置は、記録ヘッドによ
る記録手段から記録媒体にインクを吐出して記録を行う
ものであり、記録手段のコンパクト化が容易であり、高
度に精細な画像を高速でかつランニングコストが安く、
またノンインパクト方式であるために騒音が少なく、し
かも、多色のインクを使用してカラー画像を記録するの
が容易である等の利点を有している。そして、近年では
インクタンクやインクジェットヘッドを着脱自在とした
ものが普及している。
を採用したインクジェット記録装置は、記録ヘッドによ
る記録手段から記録媒体にインクを吐出して記録を行う
ものであり、記録手段のコンパクト化が容易であり、高
度に精細な画像を高速でかつランニングコストが安く、
またノンインパクト方式であるために騒音が少なく、し
かも、多色のインクを使用してカラー画像を記録するの
が容易である等の利点を有している。そして、近年では
インクタンクやインクジェットヘッドを着脱自在とした
ものが普及している。
【0005】次に、熱エネルギーを利用してインクを吐
出するインクジェット式の記録ヘッドによる記録手段
は、エッチング、蒸着、スパッタリング等の半導体製造
プロセスを経て、基板上に成膜された電気熱変換体、電
極、液路壁、天板等を形成することにより、高密度の吐
出口配置等の液路配置を有するものを容易に製造するこ
とができ、一層のコンパクト化を図ることができる。さ
らに、多ノズル化への対応も容易であり、1/360イ
ンチピッチで128ノズルのヘッドや、それ以上の解像
度、ノズル数を有するものもある。なお、通常、前記電
気熱変換体等は、金属製のベースプレート等の支持板に
より支持され、所定位置に固定されている。また、キャ
リッジへの取り付けは、このベースプレートをキャリッ
ジの基準面につき当てる構成が一般的である。
出するインクジェット式の記録ヘッドによる記録手段
は、エッチング、蒸着、スパッタリング等の半導体製造
プロセスを経て、基板上に成膜された電気熱変換体、電
極、液路壁、天板等を形成することにより、高密度の吐
出口配置等の液路配置を有するものを容易に製造するこ
とができ、一層のコンパクト化を図ることができる。さ
らに、多ノズル化への対応も容易であり、1/360イ
ンチピッチで128ノズルのヘッドや、それ以上の解像
度、ノズル数を有するものもある。なお、通常、前記電
気熱変換体等は、金属製のベースプレート等の支持板に
より支持され、所定位置に固定されている。また、キャ
リッジへの取り付けは、このベースプレートをキャリッ
ジの基準面につき当てる構成が一般的である。
【0006】また、高解像度および多ノズル化が進むほ
ど、ノズルの並びの微小なずれが、印字結果に与える影
響は大きくなっている。
ど、ノズルの並びの微小なずれが、印字結果に与える影
響は大きくなっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、 ・キャリッジ基準面精度(メカ公差によるばらつき) ・キャリッジ基準面のクリープ(求められるキャリッジ
の小型化、軽量化と対クリープ性は相反する)、および ・ヘッドにおける、前記ベースプレート、電気熱変換体
が製膜された基板、接着剤等の厚みのばらつき、および
前記液路の角度のばらつき 等によって、印字結果、例えば600dpiの解像度で
はドット間が約42μmであるため、上記ばらつきが1
0μmであっても、印字結果に与える影響は大きい。
の小型化、軽量化と対クリープ性は相反する)、および ・ヘッドにおける、前記ベースプレート、電気熱変換体
が製膜された基板、接着剤等の厚みのばらつき、および
前記液路の角度のばらつき 等によって、印字結果、例えば600dpiの解像度で
はドット間が約42μmであるため、上記ばらつきが1
0μmであっても、印字結果に与える影響は大きい。
【0008】上述の問題に対しては、部品精度や製造時
の精度を上げることにより改善可能であるが、記録装置
本体のコストアップ、大型化のみでなく、消耗品のコス
トアップ等の問題も招くことになる。
の精度を上げることにより改善可能であるが、記録装置
本体のコストアップ、大型化のみでなく、消耗品のコス
トアップ等の問題も招くことになる。
【0009】そこで、本発明は、インクジェット記録装
置、記録ヘッドをコストアップさせることなく、高解像
度化、多ノズル化等の技術革新に対応して、現状より高
品位な印字結果が得られる記録装置を提供することを目
的とするものである。
置、記録ヘッドをコストアップさせることなく、高解像
度化、多ノズル化等の技術革新に対応して、現状より高
品位な印字結果が得られる記録装置を提供することを目
的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに提供される本発明は、インクを吐出するためのイン
クジェットヘッドと該ヘッドに供給するインクを貯留し
たインクタンクとをキャリッジ上に搭載してなり、前記
インクジェットヘッドと前記インクタンクとが一体で着
脱されるかまたは前記インクジェットヘッドと前記イン
クタンクとが個々に着脱されるインクジェット記録装置
において、前記インクジェットヘッドを固定し、ノズル
の並びを決定するための基準面位置の調整手段を設けた
ことを特徴とするインクジェット記録装置である。
めに提供される本発明は、インクを吐出するためのイン
クジェットヘッドと該ヘッドに供給するインクを貯留し
たインクタンクとをキャリッジ上に搭載してなり、前記
インクジェットヘッドと前記インクタンクとが一体で着
脱されるかまたは前記インクジェットヘッドと前記イン
クタンクとが個々に着脱されるインクジェット記録装置
において、前記インクジェットヘッドを固定し、ノズル
の並びを決定するための基準面位置の調整手段を設けた
ことを特徴とするインクジェット記録装置である。
【0011】
【発明の実施の形態】上記した本発明において、調整手
段は、ノズルの並び方向に対して垂直方向または水平方
向に移動させる手段であることが好ましい。
段は、ノズルの並び方向に対して垂直方向または水平方
向に移動させる手段であることが好ましい。
【0012】前記した本発明のインクジェット記録装置
に用いられる記録手段としては、70以上のインク吐出
口を有するものであり、また、記録手段が、インク吐出
用の熱エネルギを発生するための電気熱変換体を備えて
いることが好ましい。さらに、記録手段が、前記電気熱
変換体によって印加される熱エネルギにより、インクに
生ずる膜沸騰を利用して吐出口よりインクを吐出させる
ことが好ましく、また前記キャリッジ上に画像の読み取
り手段を搭載していることが好ましい。
に用いられる記録手段としては、70以上のインク吐出
口を有するものであり、また、記録手段が、インク吐出
用の熱エネルギを発生するための電気熱変換体を備えて
いることが好ましい。さらに、記録手段が、前記電気熱
変換体によって印加される熱エネルギにより、インクに
生ずる膜沸騰を利用して吐出口よりインクを吐出させる
ことが好ましく、また前記キャリッジ上に画像の読み取
り手段を搭載していることが好ましい。
【0013】上記した本発明のインクジェット記録装置
は、インクジェット記録ヘッドを着脱自在に搭載する走
査手段に、ノズルの並びを決定するための基準面を調整
し得る機構を設けているため、インクジェット記録装
置、記録ヘッドのばらつきに対し、高品位な印字結果を
得られる記録装置を提供することができる。
は、インクジェット記録ヘッドを着脱自在に搭載する走
査手段に、ノズルの並びを決定するための基準面を調整
し得る機構を設けているため、インクジェット記録装
置、記録ヘッドのばらつきに対し、高品位な印字結果を
得られる記録装置を提供することができる。
【0014】さらに、画像の読み取りが可能な構成にお
いては、画像読み取り時の精度についても向上させるこ
とが可能となるため、入出力両面から印字品位を改善す
ることができる。
いては、画像読み取り時の精度についても向上させるこ
とが可能となるため、入出力両面から印字品位を改善す
ることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明を適用した記録装置の一実施例
について図面を参照して具体的に説明する。
について図面を参照して具体的に説明する。
【0016】実施例1 最初に、本発明に採用される一般的インクジェット記録
装置について説明する。
装置について説明する。
【0017】図1は本発明の第1実施例の記録装置の全
体構成を示す模式的斜視図、図2は図1に示した記録装
置の模式的正面図、図3は図1に示した記録装置の模式
的構成断面図である。
体構成を示す模式的斜視図、図2は図1に示した記録装
置の模式的正面図、図3は図1に示した記録装置の模式
的構成断面図である。
【0018】本実施例の記録装置はシリアルタイプのイ
ンクジェット記録装置であり、図1〜図3に示すよう
に、本記録装置は、給送部A、搬送部B、排出部C、ク
リーニング部D、キャリッジ部Eを主な構成としてい
る。そこで、以下これらの各部について概略を説明す
る。
ンクジェット記録装置であり、図1〜図3に示すよう
に、本記録装置は、給送部A、搬送部B、排出部C、ク
リーニング部D、キャリッジ部Eを主な構成としてい
る。そこで、以下これらの各部について概略を説明す
る。
【0019】(1)給送部A 給送部Aは、記録媒体としてのシート材P(記録用紙や
プラスチック製シート等)を積載する圧板11と、シー
ト材Pを給送する給送回転体12がベース10に取り付
けられる構成となっている。圧板11には可動サイドガ
イド13が移動可能に設けられており、シート材Pの積
載位置を規制している。圧板11はベース10に結合さ
れた回転軸を中心に回転可能であって、圧板バネ14に
より給送回転体12に付勢されている。給送回転体12
と対向する圧板11には、シート材Pの重送を防止する
ために人工皮等の摩擦係数の大きい材質からなる分離パ
ッド15が設けられている。さらにベース10には、シ
ート材Pの一方向の角部を覆い、シート材Pを一枚づつ
分離するための分離爪16が設けられている。またこの
分離爪16が使えない厚紙等の記録媒体を分離するため
に土手部17がベース10に一体成形されており、普通
紙ポジションでは分離爪16が作用し、厚紙ポジション
では分離爪16が作用しないように切り換えるための切
換レバー18、圧板11と給送回転体12の当接を解除
するためのリリースカム19が設けられている。
プラスチック製シート等)を積載する圧板11と、シー
ト材Pを給送する給送回転体12がベース10に取り付
けられる構成となっている。圧板11には可動サイドガ
イド13が移動可能に設けられており、シート材Pの積
載位置を規制している。圧板11はベース10に結合さ
れた回転軸を中心に回転可能であって、圧板バネ14に
より給送回転体12に付勢されている。給送回転体12
と対向する圧板11には、シート材Pの重送を防止する
ために人工皮等の摩擦係数の大きい材質からなる分離パ
ッド15が設けられている。さらにベース10には、シ
ート材Pの一方向の角部を覆い、シート材Pを一枚づつ
分離するための分離爪16が設けられている。またこの
分離爪16が使えない厚紙等の記録媒体を分離するため
に土手部17がベース10に一体成形されており、普通
紙ポジションでは分離爪16が作用し、厚紙ポジション
では分離爪16が作用しないように切り換えるための切
換レバー18、圧板11と給送回転体12の当接を解除
するためのリリースカム19が設けられている。
【0020】上記構成において、待機状態にあってはリ
リースカム19が圧板11を所定位置まで押し下げ、前
記圧板11と給送回転体12の当接は解除されている。
そして、この状態で搬送ローラ26の有する駆動力が、
不図示のギア等により給送回転体12およびリリースカ
ム19に伝達されると前記リリースカム19が圧板11
から離れるので、圧板バネ14の付勢力によって前記圧
板11が上昇し、給送回転体12とシート材Pが当接
し、給送回転体12の回転に伴ってシート材Pはピック
アップされて給送を開始し、分離爪16によって一枚ず
つ分離されて後述する搬送部Bに送り込まれる。給送回
転体12およびリリースカム19はシート材Pを搬送部
Bに送り込むまで回転し、再びシート材Pと給送回転体
12との当接を解除した待機状態となって搬送ローラ2
6からの駆動力が切られる。
リースカム19が圧板11を所定位置まで押し下げ、前
記圧板11と給送回転体12の当接は解除されている。
そして、この状態で搬送ローラ26の有する駆動力が、
不図示のギア等により給送回転体12およびリリースカ
ム19に伝達されると前記リリースカム19が圧板11
から離れるので、圧板バネ14の付勢力によって前記圧
板11が上昇し、給送回転体12とシート材Pが当接
し、給送回転体12の回転に伴ってシート材Pはピック
アップされて給送を開始し、分離爪16によって一枚ず
つ分離されて後述する搬送部Bに送り込まれる。給送回
転体12およびリリースカム19はシート材Pを搬送部
Bに送り込むまで回転し、再びシート材Pと給送回転体
12との当接を解除した待機状態となって搬送ローラ2
6からの駆動力が切られる。
【0021】(2)搬送部B 搬送部Bは、シート材Pを搬送する搬送ローラ26とシ
ート材Pの先端および後端を検出するPEセンサ22と
を有している。搬送ローラ26はモータ(不図示)の駆
動で回転され、搬送ローラ26には従動して回転するピ
ンチローラ27が当接して設けられている。ピンチロー
ラ27はピンチローラガイド20に保持され、さらにピ
ンチローラバネ21の付勢力によって前記搬送ローラ2
6に圧接され、シート材Pの搬送力を生み出している。
さらに、シート材Pが搬送されてくる搬送部Bの入口に
は、シート材Pをガイドする上ガイド23およびプラテ
ン24が配設されている。また、上ガイド23にはシー
ト材Pの先端および後端を検知してPEセンサ22に伝
えるPEセンサレバー25が設けられている。さらに、
搬送ローラ26のシート搬送方向下流側には、画像情報
に基づいてシート材Pに記録を行う記録手段としての記
録ヘッド50が設けられている。この記録ヘッド50に
ついては後で詳しく説明する。
ート材Pの先端および後端を検出するPEセンサ22と
を有している。搬送ローラ26はモータ(不図示)の駆
動で回転され、搬送ローラ26には従動して回転するピ
ンチローラ27が当接して設けられている。ピンチロー
ラ27はピンチローラガイド20に保持され、さらにピ
ンチローラバネ21の付勢力によって前記搬送ローラ2
6に圧接され、シート材Pの搬送力を生み出している。
さらに、シート材Pが搬送されてくる搬送部Bの入口に
は、シート材Pをガイドする上ガイド23およびプラテ
ン24が配設されている。また、上ガイド23にはシー
ト材Pの先端および後端を検知してPEセンサ22に伝
えるPEセンサレバー25が設けられている。さらに、
搬送ローラ26のシート搬送方向下流側には、画像情報
に基づいてシート材Pに記録を行う記録手段としての記
録ヘッド50が設けられている。この記録ヘッド50に
ついては後で詳しく説明する。
【0022】上記構成において、搬送部Bに送り込まれ
たシート材Pはプラテン24、ピンチローラガイド20
および上ガイド23に案内されて、搬送ローラ26とピ
ンチローラ27とのローラ対に送られる。このとき、P
Eセンサレバー25は送り込まれたシート材Pの先端を
検知して、これによりシート材Pの記録位置を求めてい
る。また、不図示の駆動源(LFモータ)からの駆動力
によりローラ対26,27は回転してシート材Pはプラ
テン24上を搬送される。
たシート材Pはプラテン24、ピンチローラガイド20
および上ガイド23に案内されて、搬送ローラ26とピ
ンチローラ27とのローラ対に送られる。このとき、P
Eセンサレバー25は送り込まれたシート材Pの先端を
検知して、これによりシート材Pの記録位置を求めてい
る。また、不図示の駆動源(LFモータ)からの駆動力
によりローラ対26,27は回転してシート材Pはプラ
テン24上を搬送される。
【0023】(3)排出部C 排出部Cは、伝達ローラ30が搬送ローラ26に当接
し、さらに排出ローラ31が伝達ローラ30に当接して
設けられている。したがって、搬送ローラ26の駆動力
が伝達ローラ30を介して排出ローら31に伝達され
る。また、排出ローラ31には従動して回転する拍車3
2が当接して設けられている。以上の構成によって、記
録位置において記録のなされたシート材Pは、排出ロー
ラ31と拍車32とのローラ対によって装置外の不図示
の排出トレイ等に排出搬送される。
し、さらに排出ローラ31が伝達ローラ30に当接して
設けられている。したがって、搬送ローラ26の駆動力
が伝達ローラ30を介して排出ローら31に伝達され
る。また、排出ローラ31には従動して回転する拍車3
2が当接して設けられている。以上の構成によって、記
録位置において記録のなされたシート材Pは、排出ロー
ラ31と拍車32とのローラ対によって装置外の不図示
の排出トレイ等に排出搬送される。
【0024】(4)クリーニング部D クリーニング部Dは、後述する記録手段としての記録ヘ
ッド50(ヘッド部51へ供給するインクを収納するイ
ンクタンクを一体に具備する形態、あるいは別体とする
形態のいずれでもよい。また、さらに、ヘッド部をキャ
リッジに装着したままで、インクタンクのみを交換可能
とする形態であってもよい)のヘッド部51のクリーニ
ングを行うポンプ40と、前記ヘッド部51の乾燥を抑
えるためのキャップ41および搬送ローラ26からの駆
動力を給送部Aおよび前記ポンプ40に切り換えて伝達
する駆動切換アーム42とから構成されている。この駆
動切換アーム42は給送およびクリーニング以外のとき
には、搬送ローラ26の軸心を中心に回転する不図示の
遊星ギアを所定位置に固定しており、このとき給送部A
およびポンプ40に対する搬送ローラ26からの駆動力
は伝達されない。後述するキャリッジ部Eがクリーニン
グ部Dの位置まで移動することで、前記駆動切換アーム
42が矢印A方向に移動して前記遊星ギアがフリーとな
るので、前記搬送ローラ26の正転/逆転に応じて遊星
ギアが移動し、搬送ローラ26が正転したときは給送部
Aに駆動力が伝達され、逆転したときはポンプ40に駆
動力が伝達されるようになっている。
ッド50(ヘッド部51へ供給するインクを収納するイ
ンクタンクを一体に具備する形態、あるいは別体とする
形態のいずれでもよい。また、さらに、ヘッド部をキャ
リッジに装着したままで、インクタンクのみを交換可能
とする形態であってもよい)のヘッド部51のクリーニ
ングを行うポンプ40と、前記ヘッド部51の乾燥を抑
えるためのキャップ41および搬送ローラ26からの駆
動力を給送部Aおよび前記ポンプ40に切り換えて伝達
する駆動切換アーム42とから構成されている。この駆
動切換アーム42は給送およびクリーニング以外のとき
には、搬送ローラ26の軸心を中心に回転する不図示の
遊星ギアを所定位置に固定しており、このとき給送部A
およびポンプ40に対する搬送ローラ26からの駆動力
は伝達されない。後述するキャリッジ部Eがクリーニン
グ部Dの位置まで移動することで、前記駆動切換アーム
42が矢印A方向に移動して前記遊星ギアがフリーとな
るので、前記搬送ローラ26の正転/逆転に応じて遊星
ギアが移動し、搬送ローラ26が正転したときは給送部
Aに駆動力が伝達され、逆転したときはポンプ40に駆
動力が伝達されるようになっている。
【0025】(5)キャリッジ部E キャリッジ部Eは、シート材Pの所定の記録を行う記録
手段としての記録ヘッド50を着脱自在に保持あるいは
搭載するヘッド保持部である。まずここで、記録ヘッド
50について説明し、次いでキャリッジ部Eについて説
明する。
手段としての記録ヘッド50を着脱自在に保持あるいは
搭載するヘッド保持部である。まずここで、記録ヘッド
50について説明し、次いでキャリッジ部Eについて説
明する。
【0026】記録手段としての記録ヘッド50は前記搬
送部Bで搬送されたシート材Pにインク像を記録するも
のであり、本装置では、記録ヘッド50のヘッド部51
(図4参照)からインクを吐出して記録するインクジェ
ット記録方式を用いている。すなわち、このヘッド部5
1は微細な液体吐出口(オリフィス)、液路およびこの
液路の一部に設けられるエネルギー作用部、液滴形成エ
ネルギーを発生して作用部にある液体に作用させるエネ
ルギー発生手段等を備えている。
送部Bで搬送されたシート材Pにインク像を記録するも
のであり、本装置では、記録ヘッド50のヘッド部51
(図4参照)からインクを吐出して記録するインクジェ
ット記録方式を用いている。すなわち、このヘッド部5
1は微細な液体吐出口(オリフィス)、液路およびこの
液路の一部に設けられるエネルギー作用部、液滴形成エ
ネルギーを発生して作用部にある液体に作用させるエネ
ルギー発生手段等を備えている。
【0027】このようなエネルギーを発生するエネルギ
ー発生手段としてはピエゾ素子等の電気機械変換体を用
いた記録方法、レーザー等の電磁波を照射して発熱さ
せ、その発熱による作用で液滴を吐出させるエネルギー
発生手段を用いた記録方法、あるいは発熱抵抗体を有す
る発熱素子等の電気熱変換体によって液体を加熱して液
体を吐出させるエネルギー発生手段を用いた記録方法等
がある。
ー発生手段としてはピエゾ素子等の電気機械変換体を用
いた記録方法、レーザー等の電磁波を照射して発熱さ
せ、その発熱による作用で液滴を吐出させるエネルギー
発生手段を用いた記録方法、あるいは発熱抵抗体を有す
る発熱素子等の電気熱変換体によって液体を加熱して液
体を吐出させるエネルギー発生手段を用いた記録方法等
がある。
【0028】その中でも熱エネルギーによって液体を吐
出させるインクジェット記録方法に用いられる記録ヘッ
ドは、記録用の液滴を吐出して吐出用液滴を形成するた
めの液体吐出口(オリフィス)を高密度に配列すること
ができるために高解像度の記録を行うことが可能であ
る。その中でも電気熱変換体をエネルギー発生手段とし
て用いた記録ヘッドは、コンパクト化も容易であり、か
つ、最近の半導体分野において技術の進歩と信頼性の向
上が著しいIC技術やマイクロ加工技術の長所を十二分
に活用でき、高密度実装化が容易で、製造コストも安価
なことから他の方法に比べて有利である。
出させるインクジェット記録方法に用いられる記録ヘッ
ドは、記録用の液滴を吐出して吐出用液滴を形成するた
めの液体吐出口(オリフィス)を高密度に配列すること
ができるために高解像度の記録を行うことが可能であ
る。その中でも電気熱変換体をエネルギー発生手段とし
て用いた記録ヘッドは、コンパクト化も容易であり、か
つ、最近の半導体分野において技術の進歩と信頼性の向
上が著しいIC技術やマイクロ加工技術の長所を十二分
に活用でき、高密度実装化が容易で、製造コストも安価
なことから他の方法に比べて有利である。
【0029】以下に、本発明の特徴部分を示す。
【0030】図4は、本発明に適用される記録ヘッドの
模式的斜視図であり、(a)は分解状態の模式的斜視
図、(b)は組立状態の模式的斜視図である。図5は、
本発明に適用される記録ヘッドの模式的外形図であり、
(a)は左側面図、(b)は正面図、(c)は右側面
図、(d)は下面図である。
模式的斜視図であり、(a)は分解状態の模式的斜視
図、(b)は組立状態の模式的斜視図である。図5は、
本発明に適用される記録ヘッドの模式的外形図であり、
(a)は左側面図、(b)は正面図、(c)は右側面
図、(d)は下面図である。
【0031】記録手段としての記録ヘッド50は、図4
および図5に示すように、制御部(不図示)からの信号
に応じてインクを吐出するヘッド部51と、前記インク
を貯留しているインクタンク部52とが一体的に構成さ
れている。図4において、53はヒータボードであり、
Si基板上に電気熱変換素子(吐出ヒータ)と、これに
電力を供給するAl等の配線とが成膜技術により形成さ
れている。54は前記ヒータボード53に対する配線基
板であり、対応する配線が例えばワイヤボンディングに
より接続される。55はインク流路を形成するための隔
壁や共通液室等を設けた天板であり、本例においては樹
脂材料よりなる。56は、例えばAlのような金属製の
ベースプレート(支持板)であり、後述するキャリッジ
部Eとの位置決め部となる嵌合穴56a,56bを有
し、前記ヒータボード53、配線基板54、およびチッ
プタンク57を挟み込み、図4に示す溶着部58a,5
8bでそれぞれインクタンク部52、チップタンク57
に対して確実に固定されている。
および図5に示すように、制御部(不図示)からの信号
に応じてインクを吐出するヘッド部51と、前記インク
を貯留しているインクタンク部52とが一体的に構成さ
れている。図4において、53はヒータボードであり、
Si基板上に電気熱変換素子(吐出ヒータ)と、これに
電力を供給するAl等の配線とが成膜技術により形成さ
れている。54は前記ヒータボード53に対する配線基
板であり、対応する配線が例えばワイヤボンディングに
より接続される。55はインク流路を形成するための隔
壁や共通液室等を設けた天板であり、本例においては樹
脂材料よりなる。56は、例えばAlのような金属製の
ベースプレート(支持板)であり、後述するキャリッジ
部Eとの位置決め部となる嵌合穴56a,56bを有
し、前記ヒータボード53、配線基板54、およびチッ
プタンク57を挟み込み、図4に示す溶着部58a,5
8bでそれぞれインクタンク部52、チップタンク57
に対して確実に固定されている。
【0032】この部分で、前記従来例で述べたノズル並
びの微小なばらつきが発生する。
びの微小なばらつきが発生する。
【0033】また、上記の構成によるインク吐出時に
は、本体基板上に設けられたサーミスタ(不図示)によ
って環境温度を認識し、記録ヘッド50上に設けられた
ダイオードによって測定された記録ヘッド温度の補正を
行う。
は、本体基板上に設けられたサーミスタ(不図示)によ
って環境温度を認識し、記録ヘッド50上に設けられた
ダイオードによって測定された記録ヘッド温度の補正を
行う。
【0034】そして、初期温度からのパルス幅、数によ
る予測制御や、ダイオードによる記録ヘッド温度の読み
値によって、記録ヘッド温度に応じた最適なパルス幅が
与えられ、一定の記録品位が得られる制御となってい
る。
る予測制御や、ダイオードによる記録ヘッド温度の読み
値によって、記録ヘッド温度に応じた最適なパルス幅が
与えられ、一定の記録品位が得られる制御となってい
る。
【0035】記録ヘッド温度が一定温度、例えば70℃
以上、に昇温した場合には、記録ヘッド破壊防止のた
め、一定時間停止することによって温度低下を促し、さ
らに、インク切れ等によって、もう一段階高温、例えば
100℃、となった場合には、異常と判断して、強制的
に記録動作を中止させる制御とすることにより、安定し
た記録品位、および異常時の障害を最小限に抑える制御
としている。
以上、に昇温した場合には、記録ヘッド破壊防止のた
め、一定時間停止することによって温度低下を促し、さ
らに、インク切れ等によって、もう一段階高温、例えば
100℃、となった場合には、異常と判断して、強制的
に記録動作を中止させる制御とすることにより、安定し
た記録品位、および異常時の障害を最小限に抑える制御
としている。
【0036】キャリッジ部Eは、上記構成の記録ヘッド
50を取り付けるキャリッジ60を有している。キャリ
ッジ60は、図1〜図3に示すように、シート材Pの搬
送方向に対して直交する方向に往復移動させるためのガ
イド軸2、およびキャリッジ60の後端を保持して記録
ヘッド50のヘッド部51とシート材Pとの隙間を維持
するガイドレール3によって支持されている。なお、ガ
イド軸2およびガイドレール3は装置本体のシャーシ1
に取り付けられている。また、キャリッジ60はシャー
シ1に取り付けられたキャリッジモータ4によりタイミ
ングベルト5を介して駆動される。このタイミングベル
ト5は、モータプ−リ6およびアイドルプーリ7によっ
て張設され、支持されている。さらに、キャリッジ60
には、制御部等が構成された電気基板8からの信号を、
搭載された記録ヘッド50に伝えるためのフレキシブル
ケーブル9が連結されている。
50を取り付けるキャリッジ60を有している。キャリ
ッジ60は、図1〜図3に示すように、シート材Pの搬
送方向に対して直交する方向に往復移動させるためのガ
イド軸2、およびキャリッジ60の後端を保持して記録
ヘッド50のヘッド部51とシート材Pとの隙間を維持
するガイドレール3によって支持されている。なお、ガ
イド軸2およびガイドレール3は装置本体のシャーシ1
に取り付けられている。また、キャリッジ60はシャー
シ1に取り付けられたキャリッジモータ4によりタイミ
ングベルト5を介して駆動される。このタイミングベル
ト5は、モータプ−リ6およびアイドルプーリ7によっ
て張設され、支持されている。さらに、キャリッジ60
には、制御部等が構成された電気基板8からの信号を、
搭載された記録ヘッド50に伝えるためのフレキシブル
ケーブル9が連結されている。
【0037】したがって、シート材Pに画像形成すると
きは、画像形成する行位置(シート材Pの搬送方向の位
置)に前記搬送部Bのローラ対26,27がシート材P
を搬送すると共に、キャリッジモータ4によりキャリッ
ジ60を画像形成する列位置(シート材Pの搬送方向と
垂直な位置)に移動させて、記録ヘッド50を画像形成
位置に対向させる。その後、電気基板8からの信号によ
り記録ヘッド50のヘッド部51のノズル部59(図5
参照)から前記シート材Pに向けてインクを吐出して画
像が形成される。
きは、画像形成する行位置(シート材Pの搬送方向の位
置)に前記搬送部Bのローラ対26,27がシート材P
を搬送すると共に、キャリッジモータ4によりキャリッ
ジ60を画像形成する列位置(シート材Pの搬送方向と
垂直な位置)に移動させて、記録ヘッド50を画像形成
位置に対向させる。その後、電気基板8からの信号によ
り記録ヘッド50のヘッド部51のノズル部59(図5
参照)から前記シート材Pに向けてインクを吐出して画
像が形成される。
【0038】さらに前記キャリッジ部Eの主要各部の詳
細について図面を参照して説明する。図6は第1実施例
のキャリッジ部Eの模式的正面部で、(a)は記録ヘッ
ド50がキャリッジの側板60bから離間した状態、
(b)は記録ヘッド50がキャリッジの側板60bに当
接した状態を示す。図7の第1実施例のキャリッジ部E
の模式的平面図、図8は第1実施例のキャリッジ部Eの
コンタクト部等の模式的構成図、図9は第1実施例のキ
ャリッジ部Eのヘッドホルダー等の模式的構成図であ
る。
細について図面を参照して説明する。図6は第1実施例
のキャリッジ部Eの模式的正面部で、(a)は記録ヘッ
ド50がキャリッジの側板60bから離間した状態、
(b)は記録ヘッド50がキャリッジの側板60bに当
接した状態を示す。図7の第1実施例のキャリッジ部E
の模式的平面図、図8は第1実施例のキャリッジ部Eの
コンタクト部等の模式的構成図、図9は第1実施例のキ
ャリッジ部Eのヘッドホルダー等の模式的構成図であ
る。
【0039】キャリッジ部Eはモールドで一体成型され
たキャリッジ60に各部品が取り付けられてユニットを
形成している。このキャリッジ60のモールド一体成型
は、鋳物等に比べ、製造コストが安価であり、また部品
数の削減によるコストダウンができ、さらに軽量化によ
る駆動モータの負荷軽減や駆動音の低減を図ることがで
きる、といった利点を有している。
たキャリッジ60に各部品が取り付けられてユニットを
形成している。このキャリッジ60のモールド一体成型
は、鋳物等に比べ、製造コストが安価であり、また部品
数の削減によるコストダウンができ、さらに軽量化によ
る駆動モータの負荷軽減や駆動音の低減を図ることがで
きる、といった利点を有している。
【0040】このキャリッジ部Eにおいて、前記記録ヘ
ッド50の着脱機構は、前記モールドで一体成型された
キャリッジ60に、ヘッドホルダー61、ベースカバー
62、フックレバー63、コンタクトバネ64、フック
カバー65、フレキシブルケーブル9と電気的に導通可
能に接続されたフレキシブル基板66、ラバーパッド6
7等が取り付けられて構成されている。
ッド50の着脱機構は、前記モールドで一体成型された
キャリッジ60に、ヘッドホルダー61、ベースカバー
62、フックレバー63、コンタクトバネ64、フック
カバー65、フレキシブルケーブル9と電気的に導通可
能に接続されたフレキシブル基板66、ラバーパッド6
7等が取り付けられて構成されている。
【0041】図6〜図9に示すように、ヘッドホルダー
61は記録ヘッド50を搭載し、キャリッジ60上に設
けられたガイド60aに沿って左右方向(矢印a方向)
にスライド可能に構成されている。ヘッドホルダー61
には、記録ヘッド50をガイドするためのガイド部61
aと、キャリッジ60に垂直に立てられた側板60bの
コンタクト面60cおよび位置決め面68a,60dに
記録ヘッド50を押し付けるための押圧部61bが設け
られている。
61は記録ヘッド50を搭載し、キャリッジ60上に設
けられたガイド60aに沿って左右方向(矢印a方向)
にスライド可能に構成されている。ヘッドホルダー61
には、記録ヘッド50をガイドするためのガイド部61
aと、キャリッジ60に垂直に立てられた側板60bの
コンタクト面60cおよび位置決め面68a,60dに
記録ヘッド50を押し付けるための押圧部61bが設け
られている。
【0042】図8におけるキャリッジ60の位置決め面
60kおよび同図の紙面方向の凸量を調整可能とした位
置決め調整面とキャリッジ60の側板60bに設けられ
た1点の位置決め面60dが、記録ヘッド50のヘッド
部51および先端側のベースプレート56上の2点の基
準面56c(図5参照)と記録ヘッド50のインクタン
ク部52後端側面の上方の1点の基準面56d(図5参
照)とにそれぞれ対応するように構成されている。
60kおよび同図の紙面方向の凸量を調整可能とした位
置決め調整面とキャリッジ60の側板60bに設けられ
た1点の位置決め面60dが、記録ヘッド50のヘッド
部51および先端側のベースプレート56上の2点の基
準面56c(図5参照)と記録ヘッド50のインクタン
ク部52後端側面の上方の1点の基準面56d(図5参
照)とにそれぞれ対応するように構成されている。
【0043】図8においてキャリッジ60のコンタクト
面60cは、位置決め面60d,68aおよび60kの
3点が形成する三角形の内部に位置するように配置構成
されている。同様に、図9(a)のヘッドホルダー61
の押圧部61bの押圧位置も、位置決め面60d,68
aおよび60kの3点が形成する三角形の内部に位置す
る。また、ヘッドホルダー61の押圧部61bの対向位
置にはガイドアーム61cが設けられており、記録ヘッ
ド50をコンタクト面60cから離間する際には、この
ガイドアーム61cが記録ヘッド50に作動する。ま
た、キャリッジ60の側板60bには、記録ヘッド50
の着脱時のガイドを兼ねるリブ60eが設けられてお
り、後述するフレキシブル基板66のコンタクト部66
a等を保護している。
面60cは、位置決め面60d,68aおよび60kの
3点が形成する三角形の内部に位置するように配置構成
されている。同様に、図9(a)のヘッドホルダー61
の押圧部61bの押圧位置も、位置決め面60d,68
aおよび60kの3点が形成する三角形の内部に位置す
る。また、ヘッドホルダー61の押圧部61bの対向位
置にはガイドアーム61cが設けられており、記録ヘッ
ド50をコンタクト面60cから離間する際には、この
ガイドアーム61cが記録ヘッド50に作動する。ま
た、キャリッジ60の側板60bには、記録ヘッド50
の着脱時のガイドを兼ねるリブ60eが設けられてお
り、後述するフレキシブル基板66のコンタクト部66
a等を保護している。
【0044】フックレバー63はキャリッジ60の側板
60bに回転可能に取り付けられている。このフックレ
バー63の回転中心にはコンタクトバネ64が設けられ
ており、フックレバー63をヘッドホルダー61と反対
の方向(図6に示す矢印b方向)へ付勢している。フッ
クカバー65はフックレバー63の回転中心部を覆うよ
うに取り付けられており、フックレバー63がキャリッ
ジ60から抜けないように保持している。また、図9に
示すように、前記フックレバー63と前記ヘッドホルダ
ー61は互いに当接するカム63a,61dをそれぞれ
有しており、フックレバー63の回転によりヘッドホル
ダー61が左右方向(図6に示す矢印a方向)にスライ
ド移動するように構成されている。また、コンタクトバ
ネ64の付勢力はフックレバー63、カム63a、カム
61dを介して前記ヘッドホルダー61の記録ヘッド5
0に対する押圧力となっている。
60bに回転可能に取り付けられている。このフックレ
バー63の回転中心にはコンタクトバネ64が設けられ
ており、フックレバー63をヘッドホルダー61と反対
の方向(図6に示す矢印b方向)へ付勢している。フッ
クカバー65はフックレバー63の回転中心部を覆うよ
うに取り付けられており、フックレバー63がキャリッ
ジ60から抜けないように保持している。また、図9に
示すように、前記フックレバー63と前記ヘッドホルダ
ー61は互いに当接するカム63a,61dをそれぞれ
有しており、フックレバー63の回転によりヘッドホル
ダー61が左右方向(図6に示す矢印a方向)にスライ
ド移動するように構成されている。また、コンタクトバ
ネ64の付勢力はフックレバー63、カム63a、カム
61dを介して前記ヘッドホルダー61の記録ヘッド5
0に対する押圧力となっている。
【0045】図8に示すように、キャリッジ60の側板
60bには記録ヘッド50の位置決めを行うための嵌合
ピン60f,60gが設けられており、それぞれが記録
ヘッド50のベースプレート56に設けられた嵌合穴5
6a,56bに対応している。
60bには記録ヘッド50の位置決めを行うための嵌合
ピン60f,60gが設けられており、それぞれが記録
ヘッド50のベースプレート56に設けられた嵌合穴5
6a,56bに対応している。
【0046】また、図8に示すように、前記キャリッジ
60の側板60bに設けられたコンタクト面60c上に
は、記録ヘッド50の配線基板54と電気的なコンタク
トをとるためのフレキシブル基板66のコンタクト部6
6aと、コンタクト部66aと記録ヘッド50の配線基
板54とを弾力的に当接させるためにコンタクト部66
aとコンタクト面60cの間に配置されたラバーパット
67とが配設されている。ラバーパット67は、ゴム硬
度30°〜50°のシリコンゴム等の弾性体からなる。
フレキシブル基板66はフレキシブルケーブル9を介し
て装置本体側の電気基板8と連結されている。
60の側板60bに設けられたコンタクト面60c上に
は、記録ヘッド50の配線基板54と電気的なコンタク
トをとるためのフレキシブル基板66のコンタクト部6
6aと、コンタクト部66aと記録ヘッド50の配線基
板54とを弾力的に当接させるためにコンタクト部66
aとコンタクト面60cの間に配置されたラバーパット
67とが配設されている。ラバーパット67は、ゴム硬
度30°〜50°のシリコンゴム等の弾性体からなる。
フレキシブル基板66はフレキシブルケーブル9を介し
て装置本体側の電気基板8と連結されている。
【0047】ラバーパッド67、フレキシブル基板66
は、共にキャリッジ60の側板60bに設けられた位置
決めピン60hにより位置決めされている。フレキシブ
ル基板66のコンタクト部66aの近傍にはスリット6
6bが設けられており、フレキシブル基板66の組立上
の変形等の影響がコンタクト部66aに及ばないように
構成されている。また、フレキシブル基板66のコンタ
クト部66aの先端側は記録ヘッド50のベースプレー
ト56の形状に合わせて細くなっており、端部には不図
示の引っ掛け部が設けられている。図8に示すように、
フレキシブル基板66のコンタクト部66aを三角形状
にして、コンタクトパッド数を先端側ほど減らすことに
よって信号線のフォーミングが容易になり、高密度化を
行うことができる。
は、共にキャリッジ60の側板60bに設けられた位置
決めピン60hにより位置決めされている。フレキシブ
ル基板66のコンタクト部66aの近傍にはスリット6
6bが設けられており、フレキシブル基板66の組立上
の変形等の影響がコンタクト部66aに及ばないように
構成されている。また、フレキシブル基板66のコンタ
クト部66aの先端側は記録ヘッド50のベースプレー
ト56の形状に合わせて細くなっており、端部には不図
示の引っ掛け部が設けられている。図8に示すように、
フレキシブル基板66のコンタクト部66aを三角形状
にして、コンタクトパッド数を先端側ほど減らすことに
よって信号線のフォーミングが容易になり、高密度化を
行うことができる。
【0048】以上の構成のもとに、図8で示した位置決
め調整手段68は、図10で示すようにキャリッジ60
に設けられたネジ穴部60lとネジ嵌合され、レバー部
68bの回転操作により、例えばネジピッチを10μm
として1回転当たり10μm程度凸量調整を可能として
いる。
め調整手段68は、図10で示すようにキャリッジ60
に設けられたネジ穴部60lとネジ嵌合され、レバー部
68bの回転操作により、例えばネジピッチを10μm
として1回転当たり10μm程度凸量調整を可能として
いる。
【0049】この調整により、上述した位置決め面60
d,68a,60kの3点が形成する三角形の面を変化
させヘッドのノズル列51aの角度は、自在に調整する
ことができ、上述した各部品のばらつき等による印字結
果の乱れに対し、良好な印字結果を得ることが可能とな
る。改善の例としては、図13に示す様に、調整前の図
13aではノズル列の傾きにより縦罫線の倒れが目立つ
が調整後の図13bではこれを改善した結果である。
d,68a,60kの3点が形成する三角形の面を変化
させヘッドのノズル列51aの角度は、自在に調整する
ことができ、上述した各部品のばらつき等による印字結
果の乱れに対し、良好な印字結果を得ることが可能とな
る。改善の例としては、図13に示す様に、調整前の図
13aではノズル列の傾きにより縦罫線の倒れが目立つ
が調整後の図13bではこれを改善した結果である。
【0050】実施例2 第1実施例は位置決め基準面を固定して凸量を調整する
方法を示したが、次に述べる実施例は、図11に示すよ
うに位置決め基準面69を操作部69aによって移動さ
せることにより、位置決め基準面69の凸量を調整し、
位置決め面60d,68a,60kの3点が形成する三
角形の面の調整を可能としている。
方法を示したが、次に述べる実施例は、図11に示すよ
うに位置決め基準面69を操作部69aによって移動さ
せることにより、位置決め基準面69の凸量を調整し、
位置決め面60d,68a,60kの3点が形成する三
角形の面の調整を可能としている。
【0051】この例によっても、実施例1と同様の効果
が達成できる。
が達成できる。
【0052】また、実施例1および2において、調整手
段を記録ヘッド側に設けることによっても同様の効果が
達成できる。
段を記録ヘッド側に設けることによっても同様の効果が
達成できる。
【0053】実施例3 上述した実施例1および2においては、記録装置の使用
者が出力された印字結果を見て、位置決め基準面を調整
する例を示したが、次に述べる実施例は、自動調整する
例を示す。
者が出力された印字結果を見て、位置決め基準面を調整
する例を示したが、次に述べる実施例は、自動調整する
例を示す。
【0054】この例では、実施例1と同様の構成(不図
示)で、位置決め基準面68のレバー部68aの代わり
に、フレキシブルケーブル等によって記録装置の制御基
板と接続されたステッピングモータを取り付け、読み取
り手段による読み取り結果から、ステッピングモータに
必要量のステップ数を与え、位置決め基準面を調整する
ものである。
示)で、位置決め基準面68のレバー部68aの代わり
に、フレキシブルケーブル等によって記録装置の制御基
板と接続されたステッピングモータを取り付け、読み取
り手段による読み取り結果から、ステッピングモータに
必要量のステップ数を与え、位置決め基準面を調整する
ものである。
【0055】図12に自動調整のフローチャートを示
す。
す。
【0056】S101において、読み取り手段(スキャ
ナー)をキャリッジにセットし、S102において、標
準の原稿を読み取る。この読み取り結果のずれから、S
103において、読み取り手段の必要な調整量を算出
し、記憶しておく。
ナー)をキャリッジにセットし、S102において、標
準の原稿を読み取る。この読み取り結果のずれから、S
103において、読み取り手段の必要な調整量を算出
し、記憶しておく。
【0057】なお、このS101〜S103の操作は、
1つの読み取り手段であれば、通常省くことができる。
(長期間経過後は、再調整が必要) 次に、S104において、使用する記録ヘッドを装着
し、S105において、規定パターンを印字させる。こ
のパターンは、例えばアルファベットのLを使うことが
できる。
1つの読み取り手段であれば、通常省くことができる。
(長期間経過後は、再調整が必要) 次に、S104において、使用する記録ヘッドを装着
し、S105において、規定パターンを印字させる。こ
のパターンは、例えばアルファベットのLを使うことが
できる。
【0058】そして、S106においてS101〜S1
03で使用した読み取り手段を再セットし、S107に
おいて、S103で予め記憶された調整量に基づき、こ
の読み取り手段の調整を行う。
03で使用した読み取り手段を再セットし、S107に
おいて、S103で予め記憶された調整量に基づき、こ
の読み取り手段の調整を行う。
【0059】次に、S108において、S105の印字
結果(例えばL)を読み込んで、S109において、横
のラインと縦のライン角度を判断することにより、この
記録ヘッドの調整量を算出し、記憶する。
結果(例えばL)を読み込んで、S109において、横
のラインと縦のライン角度を判断することにより、この
記録ヘッドの調整量を算出し、記憶する。
【0060】そして、S110,S111で記録ヘッド
の調整を完了する。
の調整を完了する。
【0061】この例では、記録ヘッド、読み取り手段に
個体判別IDを持たせることで、別ヘッドとの交換等に
対し、柔軟に対応することができる。
個体判別IDを持たせることで、別ヘッドとの交換等に
対し、柔軟に対応することができる。
【0062】上記の発明は、実施例1〜3の記録装置の
構成およびヘッドの構成に限定されず、広くインクジェ
ット記録装置の構成に適用できることは言うまでもな
い。
構成およびヘッドの構成に限定されず、広くインクジェ
ット記録装置の構成に適用できることは言うまでもな
い。
【0063】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、記録ヘッドの交換可能なインクジェット記録装置に
おいて、ヘッド取り付けのための基準面を調整可能とす
ることにより、記録装置および記録ヘッド取り付け時の
ばらつきに対応して、良好な印字結果が得られる記録装
置を提供することができる。
ば、記録ヘッドの交換可能なインクジェット記録装置に
おいて、ヘッド取り付けのための基準面を調整可能とす
ることにより、記録装置および記録ヘッド取り付け時の
ばらつきに対応して、良好な印字結果が得られる記録装
置を提供することができる。
【図1】本発明の実施例における記録装置の全構成を示
す斜視図。
す斜視図。
【図2】図1に示した記録装置の正面図。
【図3】図1に示した記録装置の構成断面図。
【図4】本発明に用いられる記録ヘッドの斜視図であ
り、(a)は分解状態の斜視図、(b)は組み立て状態
の斜視図である。
り、(a)は分解状態の斜視図、(b)は組み立て状態
の斜視図である。
【図5】図4に示した記録ヘッドの外形図であり、
(a)は左側面図、(b)は正面図、(c)は右側面
図、(d)は下面図である。
(a)は左側面図、(b)は正面図、(c)は右側面
図、(d)は下面図である。
【図6】本発明の実施例における記録装置のキャリッジ
部の平面図であり、(a)は記録ヘッド50がキャリッ
ジの側板60bから離反した状態を示し、(b)は記録
ヘッド50がキャリッジの側板60bに当接した状態を
示す。
部の平面図であり、(a)は記録ヘッド50がキャリッ
ジの側板60bから離反した状態を示し、(b)は記録
ヘッド50がキャリッジの側板60bに当接した状態を
示す。
【図7】第1実施例におけるキャリッジ部の平面図。
【図8】第1実施例におけるキャリッジ部のコンタクト
部近傍の構成図。
部近傍の構成図。
【図9】第1実施例におけるキャリッジ部のヘッドホル
ダー部近傍の構成図。
ダー部近傍の構成図。
【図10】第1実施例におけるキャリッジ部の斜視図。
【図11】第2実施例におけるキャリッジ部の斜視図。
【図12】第3実施例における自動調整のフローチャー
ト。
ト。
【図13】実施例による印字結果の変化例。
A 給送部 B 搬送部 C 排出部 D クリーニング部 E キャリッジ部 P シート材 1 シャーシ 1a 接地部 2 ガイド軸 3 ガイドレール 4 キャリッジモータ 5 タイミングベルト 6 モータプーリ 7 アイドルプーリ 8 電気基板 9 フレキシブルケーブル 10 ベース 11 圧板 12 給送回転体 13 可動サイドガイド 14 圧板バネ 15 分離パッド 16 分離爪 17 土手部 18 切換レバー 19 リリースカム 20 ピンチローラガイド 21 ピンチローラバネ 22 PEセンサ 23 上ガイド 24 プラテン 25 PEセンサレバー 26 搬送ローラ 27 ピンチローラ 30 伝達ローラ 31 排出ローラ 32 拍車 40 ポンプ 41 キャップ 42 駆動切換アーム 50 記録ヘッド 51 ヘッド部 52 インクタンク部 53 ヒータボード 54 配線基板 55 天板 56 ベースプレート(支持板) 56a,56b 嵌合穴 56c,56d 基準面 57 チップタンク 58a,58b 溶着部 59 ノズル部 60 キャリッジ 60a ガイド 60b 側板 60c コンタクト面 60d 位置決め面 60e リブ 60f,60g 嵌合ピン 60h 位置決めピン 60i 窓部 60j 支持穴 60k 位置決め面 60l ネジ穴部 61 ヘッドホルダー 61a ガイド部 61b 押圧部 61c ガイドアーム 61d カム 62 ベースカバー 62a 接触部 62b バネ部 63 フックレバー 63a カム 63b レバー接触部 64 コンタクトバネ 65 フックカバー 66 フレキシブル基板 66a コンタクト部 66b スリット 67 ラバーパッド 68 位置決め調整手段 68a 位置決め調整面 68b レバー部 69 位置決め基準面 69a 操作部
Claims (7)
- 【請求項1】 インクを吐出するためのインクジェット
ヘッドと該ヘッドに供給するインクを貯留したインクタ
ンクとをキャリッジ上に搭載してなり、前記インクジェ
ットヘッドと前記インクタンクとが一体で着脱されるか
または前記インクジェットヘッドと前記インクタンクと
が個々に着脱されるインクジェット記録装置において、 前記インクジェットヘッドを固定し、ノズルの並びを決
定するための基準面位置の調整手段を設けたことを特徴
とするインクジェット記録装置。 - 【請求項2】 該調整手段が、ノズルの並び方向に対し
て垂直方向に移動させる手段であることを特徴とする請
求項1に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項3】 該調整手段が、ノズルの並び方向に対し
て水平方向に移動させる手段であることを特徴とする請
求項1に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項4】 記録装置の記録手段が、70以上のイン
ク吐出口を有するものであることを特徴とする請求項1
に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項5】 記録装置の記録手段が、インク吐出用の
熱エネルギを発生するための電気熱変換体を備えている
ことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録
装置。 - 【請求項6】 前記記録装置の記録手段が、前記電気熱
変換体によって印加される熱エネルギにより、インクに
生ずる膜沸騰を利用して吐出口よりインクを吐出させる
ことを特徴とする請求項5に記載のインクジェット記録
装置。 - 【請求項7】 前記キャリッジ上に画像の読み取り手段
を搭載したことを特徴とする請求項1に記載のインクジ
ェット記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20574796A JPH1044466A (ja) | 1996-08-05 | 1996-08-05 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20574796A JPH1044466A (ja) | 1996-08-05 | 1996-08-05 | インクジェット記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1044466A true JPH1044466A (ja) | 1998-02-17 |
Family
ID=16511993
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20574796A Pending JPH1044466A (ja) | 1996-08-05 | 1996-08-05 | インクジェット記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1044466A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007509782A (ja) * | 2003-10-31 | 2007-04-19 | ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. | 相互接続回路 |
KR101045369B1 (ko) | 2009-04-08 | 2011-06-30 | 주식회사 나래나노텍 | 잉크젯 헤드 얼라인 장치 및 얼라인 방법 |
-
1996
- 1996-08-05 JP JP20574796A patent/JPH1044466A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007509782A (ja) * | 2003-10-31 | 2007-04-19 | ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. | 相互接続回路 |
KR101045369B1 (ko) | 2009-04-08 | 2011-06-30 | 주식회사 나래나노텍 | 잉크젯 헤드 얼라인 장치 및 얼라인 방법 |
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