JP3352187B2 - 2段型オイルフリースクリュ圧縮機 - Google Patents
2段型オイルフリースクリュ圧縮機Info
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Description
の圧縮機本体を直列に配置した2段型オイルフリースク
リュ圧縮機に関するものである。
クリュ圧縮が公知であり、低圧段側の第1圧縮機本体1
と高圧段側の第2圧縮機本体2とが、図示しないインタ
ークーラを介して直列に接続してある(関連発明:実開
平1−118179号公報)。第1圧縮機本体1には、
互いに噛合う雌雄のスクリュタイプのロータ3,4が、
第2圧縮機本体2には互いに噛合う雌雄の、同じくスク
リュタイプのロータ5,6が、それぞれ回転可能に収容
してある。第1圧縮機本体1の雄側のロータ4の図示し
ないロータ軸には低圧段側のピニオン7が、第2圧縮機
本体2の雄側のロータ6の図示しないロータ軸には高圧
段側のピニオン8が取り付けてある。ピニオン7,8
は、それぞれ駆動歯車9に螺合しており、一定の回転数
比で回転するようになっている。
の各ロータ軸には同期回転用の図示しないピニオンが取
り付けてあり、両ピニオンを噛み合わせてある。同様
に、ロータ5,6のピニオン8と反対側の各ロータ軸に
は同期回転用の図示しないピニオンが取り付けてあり、
両ピニオンを噛み合わせてある。そして、図示しない駆
動部により駆動歯車9を回転させ、ピニオン7,8を一
定の回転数比で回転させるようになっている。これによ
り、ロータ4,6が上記回転数比で回転し、さらに、各
雄側のロータ4,6の回転を同期回転用の上記ピニオン
を介して雌側のロータ3,5に伝え、ロータ3,4同
志、およびロータ5,6同志を同期回転させるようにな
っている。
り、図示しない第1圧縮機本体1の吸込口から吸込んだ
ガスを圧縮して、第1圧縮機本体1の吐出口から中間流
路に吐出し、上記インタークーラを介して第2圧縮機本
体2に送り込んでいる。さらに、この圧縮ガスを第2圧
縮機本体2の吸込口から吸込み、圧縮して、吐出口から
吐出するようになっている。
ルフリースクリュ圧縮機の場合、高圧段側の第2圧縮機
本体2は、インタークーラで冷却され、ドレンが発生し
易い状態の圧縮ガスを吸込むことになる。そして、この
ドレンのために、第1圧縮機本体1に比べて第2圧縮機
本体2の方が、ロータの腐食が生じ易く、腐食が生じる
とロータ間隙間、ロータ,ケーシング間の隙間が大きく
なり、吐出風量不足となる。この結果、両圧縮機本体間
の中間流路の圧力が上昇し、第1圧縮機本体1にかかる
負担が増大し(必要圧縮比が大きくなる)、第1圧縮機
本体1の吐出温度が上昇して、運転不能、或はロータ間
接触という事態が発生する。
縮機本体2の吐出風量が不足すると、第2圧縮機本体2
を取り替えるということを行っていた。図7Aの段に示
すように、4年毎のオーバーホールが正常なケースとす
ると、Bの段に示すように、4年が経過するまでに第2
圧縮機本体2のみを取り替えると、4年の周期以外の時
期にもオーバーホールが必要となり、その回数が正常な
ケースの倍、或はそれ以上になるという問題が生じてい
る。本発明は、斯る従来の問題点を課題としてなされた
もので、オーバーホールの回数を減少させることを可能
とした2段型オイルフリースクリュ圧縮機を提供しよう
とするものである。
に、第1発明は、低圧段側のスクリュタイプの第1圧縮
機本体とこの第1圧縮機本体とは別個に駆動される高圧
段側のスクリュタイプの第2圧縮機本体とをインターク
ーラを介して直列に接続した2段型オイルフリースクリ
ュ圧縮機において、第1圧縮機本体と第2圧縮機本体の
内の少なくともいずれか一方のロータ回転数を制御する
インバータと、第1圧縮機本体の吐出口と第2圧縮機本
体の吸込口との間のいずれかの位置での圧力を検出する
圧力センサと、この圧力センサによる検出圧力を示す検
出圧力信号を受けて、上記検出圧力が許容圧力範囲の上
限である設定上限圧力を超えた状態になった場合には、
上記第1圧縮機本体のロータ回転数の低減と上記第2圧
縮機本体のロータ回転数の増大との内の少なくともいず
れか一方を行うための制御信号を上記インバータに対し
て出力するとともに、上記検出圧力が許容圧力範囲の下
限である設定下限圧力より低い状態になった場合には、
上記第1圧縮機本体のロータ回転数の増大と上記第2圧
縮機本体のロータ回転数の低減との内の少なくともいず
れか一方を行うための制御信号を上記インバータに対し
て出力する演算・制御部とを設けて形成した。
イプの第1圧縮機本体とこの第1圧縮機本体とは別個に
駆動される高圧段側のスクリュタイプの第2圧縮機本体
とをインタークーラを介して直列に接続した2段型オイ
ルフリースクリュ圧縮機において、第1圧縮機本体のロ
ータ回転数を制御するインバータと、上記第1圧縮機本
体の吐出側の温度を検出する第1吐出温度センサと、こ
の第1吐出温度センサによる検出温度を示す検出温度信
号を受けて、上記検出温度が許容温度範囲の上限である
設定上限温度を超えた状態になった場合には、上記第1
圧縮機本体のロータ回転数の低減を行うための制御信号
を上記インバータに対して出力するとともに、上記検出
温度が許容温度範囲の下限である設定下限温度より低い
状態になった場合には、上記第1圧縮機本体のロータ回
転数の増大を行うための制御信号を上記インバータに対
して出力する演算・制御部とを設けて形成した。
タイプの第1圧縮機本体とこの第1圧縮機本体とは別個
に駆動される高圧段側のスクリュタイプの第2圧縮機本
体とをインタークーラを介して直列に接続した2段型オ
イルフリースクリュ圧縮機において、第2圧縮機本体の
ロータ回転数を制御するインバータと、上記第2圧縮機
本体の吐出側の温度を検出する第2吐出温度センサと、
この第2吐出温度センサによる検出温度を示す検出温度
信号を受けて、上記検出温度が許容温度範囲の上限であ
る設定上限温度を超えた状態になった場合には、上記第
2圧縮機本体のロータ回転数の低減を行うための制御信
号を上記インバータに対して出力するとともに、上記検
出温度が許容温度範囲の下限である設定下限温度より低
い状態になった場合には、上記第2圧縮機本体のロータ
回転数の増大を行うための制御信号を上記インバータに
対して出力する演算・制御部とを設けて形成した。
第1圧縮機本体とこの第1圧縮機本体とは別個に駆動さ
れる高圧段側のスクリュタイプの第2圧縮機本体とをイ
ンタークーラを介して直列に接続した2段型オイルフリ
ースクリュ圧縮機において、第1圧縮機本体と第2圧縮
機本体のロータ回転数を制御する1または2台のインバ
ータと、上記第1圧縮機本体の吐出側の温度を検出する
第1吐出温度センサと、上記第2圧縮機本体の吐出側の
温度を検出する第2吐出温度センサと、上記第1,第2
吐出温度センサによる各検出温度を示す各検出温度信号
を受けて、上記各検出温度がそのそれぞれに対して定め
た許容温度範囲内にあるか否かを判断して、少なくとも
いずれか一方の検出温度がこの検出温度に対応する許容
温度範囲の上限である設定上限温度を超えた状態になっ
た場合には、第1圧縮機本体と第2圧縮機本体の内のこ
の状態になった圧縮機本体に対してそのロータ回転数の
低減を行うための制御信号を上記インバータに対して出
力するとともに、上記少なくともいずれか一方の検出温
度がこの検出温度に対応する許容温度範囲の下限である
設定下限温度より低い状態になった場合には、第1圧縮
機本体と第2圧縮機本体の内のこの状態になった圧縮機
本体に対してそのロータ回転数の増大を行うための制御
信号を上記インバータに対して出力する演算・制御部と
を設けて形成した。
縮機本体,第2圧縮機本体のいずれが性能低下を起こし
ても(ロータ間隙間等が広がり、容積効率低下を起こ
す)、性能低下を起こした圧縮機本体を取り替えること
なく、ロータ回転数を調節することにより運転を継続す
ることができるようになる。
説明する。図1は、第1発明の第1実施例に係る2段型
オイルフリースクリュ圧縮機を示し、低圧段側のスクリ
ュタイプの第1圧縮機本体11と、高圧段側のスクリュ
タイプの第2圧縮機本体12とがインタークーラ13を
介して直列に接続してある。さらに、第2圧縮機本体1
2の吐出側にはアフタークーラ14が設けてある。本実
施例では、第1圧縮機本体11のロータ15は、歯車1
6,17を介してモータ18により駆動され、第2圧縮
機本体12のロータ19は、そのロータ軸と可変速型の
モータ20の出力軸とをカップリングを介して連結する
ことにより駆動されている。このモータ20の回転数
は、インバータ21により制御されている。
の中間流路22におけるガス圧力、即ち中間圧力を検出
する圧力センサ23が設けてあり、この圧力センサ23
から検出圧力を示す圧力信号を演算・制御部24に入力
させてある。そして、検出圧力が許容圧力範囲を外れた
状態になった場合には、この状態を解消させるロータ回
転数にする回転数信号を出力させるのに必要な制御信号
を演算・制御部24からインバータ21に対して出力さ
せるように形成してある。例えば、検出圧力が設定上限
圧力を超えた状態になった場合には、圧力センサ23に
よる検出圧力が設定上限圧力になるまで、インバータ2
1からの信号により、モータ20の回転数を上げるよう
になっている。逆に、検出圧力が設定下限圧力より低い
状態になった場合、圧力センサ23による検出圧力が設
定下限圧力になるまで、インバータ21からの信号によ
り、モータ20の回転数を下げるようになっている。
atg〜3atgで、検出圧力が3atgを超えると、第2圧縮
機本体12のロータ回転数を上げ、検出圧力が2atgよ
り低くなると、第2圧縮機本体12のロータ回転数を下
げる。なお、インバータ21により第2圧縮機本体12
に代えて、第1圧縮機本体11のロータ回転数を制御す
るようにしてもよい。この場合、検出圧力が設定上限値
を超えると、第1圧縮機本体11のロータ回転数を下
げ、逆に検出圧力が下限設定値よりも低くなった場合に
は、第1圧縮機本体11のロータ回転数を上げるように
制御することになる。
機本体11,12のいずれかが性能低下を起こしても、
第2圧縮機本体12のロータ回転数を調節することによ
り、中間圧力を許容圧力範囲内に保ち、第1,第2圧縮
機本体11,12に過大な負荷をかけないようにして、
第1,第2圧縮機本体11,12の内の性能低下を起こ
した方を取り替えることなく、運転を継続できるように
なっている。
型オイルフリースクリュ圧縮機を示し、図1に示す2段
型オイルフリースクリュ圧縮機とは、演算・制御部24
からの制御信号を受けて、第1圧縮機11のロータ回転
数を制御するインバータ25を新たに設けた点を除き、
他は実質的に同一であり、共通する部分については、互
いに同一番号を付して説明を省略する。この第2実施例
では、上述した第2圧縮機本体12に対する制御と同時
に、インバータ25により、第1圧縮機本体11に対し
て検出圧力が設定上限値を超えると、ロータ回転数を下
げ、逆に検出圧力が下限設定値よりも低くなった場合に
は、ロータ回転数を上げるように制御可能に形成してあ
る。
機本体11,12のいずれかが性能低下を起こしても、
第1,第2圧縮機本体11,12のロータ回転数を調節
することにより、中間圧力を許容圧力範囲内に保ち、第
1,第2圧縮機本体11,12に過大な負荷をかけない
ようにして、第1,第2圧縮機本体11,12の内の性
能低下を起こした方を取り替えることなく、運転を継続
できるようになっている。なお、第1発明は、圧力セン
サ23を設ける位置について上記各実施例におけるよう
にインタークーラ13の出側に限定するものでなく、第
1圧縮機本体11の吐出口と第2圧縮機本体12の吸込
口の間のいずれかの位置であればよい。
ースクリュ圧縮機を示し、図1に示す2段型オイルフリ
ースクリュ圧縮機と共通する部分については、互いに同
一番号を付して説明を省略する。本実施例では、第1圧
縮機本体11の吐出側に、中間流路22におけるガス温
度を検出する第1吐出温度センサ26が設けてあり、こ
の第1吐出温度センサ26から検出温度を示す温度信号
を演算・制御部24aに入力させてある。そして、検出
温度が許容温度範囲を外れた状態になった場合には、こ
の状態を解消させるロータ回転数にする回転数信号を出
力させるのに必要な制御信号を演算・制御部24aから
インバータ25に対して出力させるように形成してあ
る。例えば、設定上限温度を超えた状態になった場合に
は、第1吐出温度センサ26による検出温度が設定上限
温度になるまで、インバータ25からの信号により、モ
ータ18の回転数を下げるようになっている。逆に、検
出温度が設定下限温度より低い状態になった場合、第1
吐出温度センサ26による検出温度が設定下限温度にな
るまで、インバータ25からの信号により、モータ18
の回転数を上げるようになっている。
11が性能低下を起こしても、第1圧縮機本体11のロ
ータ回転数を調節することにより、第1圧縮機本体11
の吐出側の温度を許容温度範囲内に保ち、第1,第2圧
縮機本体11,12に過大な負荷をかけないようにし
て、第1圧縮機本体11を取り替えることなく、運転を
継続できるようになっている。
ースクリュ圧縮機を示し、図1に示す2段型オイルフリ
ースクリュ圧縮機と共通する部分については、互いに同
一番号を付して説明を省略する。本実施例では、第2圧
縮機本体11の吐出側に、吐出流路27におけるガス温
度を検出する第2吐出温度センサ28が設けてあり、こ
の第2吐出温度センサ28から検出温度を示す温度信号
を演算・制御部24bに入力させてある。そして、検出
温度が許容温度範囲を外れた状態になった場合には、こ
の状態を解消させるロータ回転数にする回転数信号を出
力させるのに必要な制御信号を演算・制御部24aから
インバータ21に対して出力させるように形成してあ
る。例えば、検出温度が設定上限温度を超えた状態にな
った場合には、第2吐出温度センサ28による検出温度
が設定上限温度になるまで、インバータ21からの信号
により、モータ20の回転数を下げるようになってい
る。逆に、検出温度が設定下限温度より低い状態になっ
た場合、第2吐出温度センサ28による検出温度が設定
下限温度になるまで、インバータ21からの信号によ
り、モータ20の回転数を上げるようになっている。
12が性能低下を起こしても、第2圧縮機本体12のロ
ータ回転数を調節することにより、第2圧縮機本体12
の吐出側の温度を許容温度範囲内に保ち、第1,第2圧
縮機本体11,12に過大な負荷をかけないようにし
て、第2圧縮機本体12を取り替えることなく、運転を
継続できるようになっている。
ースクリュ圧縮機を示し、図3,4に示す2段型オイル
フリースクリュ圧縮機と共通する部分については、互い
に同一番号を付して説明を省略する。本実施例では、第
1吐出温度センサ26,第2吐出温度センサ28、およ
びインバータ21,25、および演算・制御部24a,
24bを設けて、第2発明における第1圧縮機本体11
に対するロータ回転数制御と同時に、第3発明における
第2圧縮機本体12に対するロータ回転数制御を行うよ
うに形成してある。
機本体11,12のいずれかが性能低下を起こしても、
第1,第2圧縮機本体11,12のロータ回転数を調節
することにより、第1,第2圧縮機本体11,12の吐
出側の温度を許容温度範囲内に保ち、第1,第2圧縮機
本体11,12に過大な負荷をかけないようにして、第
1,第2圧縮機本体11,12の内の性能低下を起こし
た方を取り替えることなく、運転を継続できるようにな
っている。なお、上記各発明は、モータ18,20とロ
ータ15,19との間の駆動力伝達機構について、上述
した構成に何等限定するものでなく、カップリングを用
いた直結によるもの、歯車を用いたものの他、ベルトを
用いて駆動力を伝達するようにしてもよい。また、図
2,図5に示す圧縮機において、2台のインバータ2
1,25に代えて、1台のインバータで第1,第2圧縮
機本体11,12のロータ回転数の制御を行うようにし
てもよい。
明によれば、低圧段側のスクリュタイプの第1圧縮機本
体とこの第1圧縮機本体とは別個に駆動される高圧段側
のスクリュタイプの第2圧縮機本体とをインタークーラ
を介して直列に接続した2段型オイルフリースクリュ圧
縮機において、第1圧縮機本体と第2圧縮機本体の内の
少なくともいずれか一方のロータ回転数を制御するイン
バータと、第1圧縮機本体の吐出口と第2圧縮機本体の
吸込口との間のいずれかの位置での圧力を検出する圧力
センサと、この圧力センサによる検出圧力を示す検出圧
力信号を受けて、上記検出圧力が許容圧力範囲の上限で
ある設定上限圧力を超えた状態になった場合には、上記
第1圧縮機本体のロータ回転数の低減と上記第2圧縮機
本体のロータ回転数の増大との内の少なくともいずれか
一方を行うための制御信号を上記インバータに対して出
力するとともに、上記検出圧力が許容圧力範囲の下限で
ある設定下限圧力より低い状態になった場合には、上記
第1圧縮機本体のロータ回転数の増大と上記第2圧縮機
本体のロータ回転数の低減との内の少なくともいずれか
一方を行うための制御信号を上記インバータに対して出
力する演算・制御部とを設けて形成してある。
かが性能低下を起こしても、第2圧縮機本体のロータ回
転数を調節することにより、中間圧力を許容圧力範囲内
に保ち、第1,第2圧縮機本体に過大な負荷をかけない
ようにして、第1,第2圧縮機本体の内の性能低下を起
こした方を取り替えることなく、運転を継続でき、オー
バーホールの回数を減少させることが可能になるという
効果を奏する。
リュタイプの第1圧縮機本体とこの第1圧縮機本体とは
別個に駆動される高圧段側のスクリュタイプの第2圧縮
機本体とをインタークーラを介して直列に接続した2段
型オイルフリースクリュ圧縮機において、第1圧縮機本
体のロータ回転数を制御するインバータと、上記第1圧
縮機本体の吐出側の温度を検出する第1吐出温度センサ
と、この第1吐出温度センサによる検出温度を示す検出
温度信号を受けて、上記検出温度が許容温度範囲の上限
である設定上限温度を超えた状態になった場合には、上
記第1圧縮機本体のロータ回転数の低減を行うための制
御信号を上記インバータに対して出力するとともに、上
記検出温度が許容温度範囲の下限である設定下限温度よ
り低い状態になった場合には、上記第1圧縮機本体のロ
ータ回転数の増大を行うための制御信号を上記インバー
タに対して出力する演算・制御部とを設けて形成してあ
る。
こしても、第1圧縮機本体のロータ回転数を調節するこ
とにより、第1圧縮機本体の吐出側の温度を許容温度範
囲内に保ち、第1,第2圧縮機本体に過大な負荷をかけ
ないようにして、第1圧縮機本体を取り替えることな
く、運転を継続でき、オーバホールの回数を減少させる
ことが可能になるという効果を奏する。
クリュタイプの第1圧縮機本体とこの第1圧縮機本体と
は別個に駆動される高圧段側のスクリュタイプの第2圧
縮機本体とをインタークーラを介して直列に接続した2
段型オイルフリースクリュ圧縮機において、第2圧縮機
本体のロータ回転数を制御するインバータと、上記第2
圧縮機本体の吐出側の温度を検出する第2吐出温度セン
サと、この第2吐出温度センサによる検出温度を示す検
出温度信号を受けて、上記検出温度が許容温度範囲の上
限である設定上限温度を超えた状態になった場合には、
上記第2圧縮機本体のロータ回転数の低減を行うための
制御信号を上記インバータに対して出力するとともに、
上記検出温度が許容温度範囲の下限である設定下限温度
より低い状態になった場合には、上記第2圧縮機本体の
ロータ回転数の増大を行うための制御信号を上記インバ
ータに対して出力する演算・制御部とを設けて形成して
ある。
こしても、第2圧縮機本体のロータ回転数を調節するこ
とにより、第2圧縮機本体の吐出側の温度を許容温度範
囲内に保ち、第1,第2圧縮機本体に過大な負荷をかけ
ないようにして、第2圧縮機本体を取り替えることな
く、運転を継続でき、オーバーホールの回数を減少させ
ることが可能になるという効果を奏する。
クリュタイプの第1圧縮機本体とこの第1圧縮機本体と
は別個に駆動される高圧段側のスクリュタイプの第2圧
縮機本体とをインタークーラを介して直列に接続した2
段型オイルフリースクリュ圧縮機において、第1圧縮機
本体と第2圧縮機本体のロータ回転数を制御する1また
は2台のインバータと、上記第1圧縮機本体の吐出側の
温度を検出する第1吐出温度センサと、上記第2圧縮機
本体の吐出側の温度を検出する第2吐出温度センサと、
上記第1,第2吐出温度センサによる各検出温度を示す
各検出温度信号を受けて、上記各検出温度がそのそれぞ
れに対して定めた許容温度範囲内にあるか否かを判断し
て、少なくともいずれか一方の検出温度がこの検出温度
に対応する許容温度範囲の上限である設定上限温度を超
えた状態になった場合には、第1圧縮機本体と第2圧縮
機本体の内のこの状態になった圧縮機本体に対してその
ロータ回転数の低減を行うための制御信号を上記インバ
ータに対して出力するとともに、上記少なくともいずれ
か一方の検出温度がこの検出温度に対応する許容温度範
囲の下限である設定下限温度より低い状態になった場合
には、第1圧縮機本体と第2圧縮機本体の内のこの状態
になった圧縮機本体に対してそのロータ回転数の増大を
行うための制御信号を上記インバータに対して出力する
演算・制御部とを設けて形成してある。
かが性能低下を起こしても、第1,第2圧縮機本体のロ
ータ回転数を調節することにより、第1,第2圧縮機本
体の吐出側の温度を許容温度範囲内に保ち、第1,第2
圧縮機本体に過大な負荷をかけないようにして、第1,
第2圧縮機本体の内の性能低下を起こした方を取り替え
ることなく、運転を継続でき、オーバーホールの回数を
減少させることが可能になるという効果を奏する。
リースクリュ圧縮機の全体構成を示す図である。
リースクリュ圧縮機の全体構成を示す図である。
圧縮機の全体構成を示す図である。
圧縮機の全体構成を示す図である。
圧縮機の全体構成を示す図である。
回転部分のみを示す図である。
ーホールの時間間隔を示す図である。
演算・制御部 25 インバータ 26 第1吐出温度セ
ンサ 28 第2吐出温度センサ
Claims (4)
- 【請求項1】 低圧段側のスクリュタイプの第1圧縮機
本体とこの第1圧縮機本体とは別個に駆動される高圧段
側のスクリュタイプの第2圧縮機本体とをインタークー
ラを介して直列に接続した2段型オイルフリースクリュ
圧縮機において、第1圧縮機本体と第2圧縮機本体の内
の少なくともいずれか一方のロータ回転数を制御するイ
ンバータと、第1圧縮機本体の吐出口と第2圧縮機本体
の吸込口との間のいずれかの位置での圧力を検出する圧
力センサと、この圧力センサによる検出圧力を示す検出
圧力信号を受けて、上記検出圧力が許容圧力範囲の上限
である設定上限圧力を超えた状態になった場合には、上
記第1圧縮機本体のロータ回転数の低減と上記第2圧縮
機本体のロータ回転数の増大との内の少なくともいずれ
か一方を行うための制御信号を上記インバータに対して
出力するとともに、上記検出圧力が許容圧力範囲の下限
である設定下限圧力より低い状態になった場合には、上
記第1圧縮機本体のロータ回転数の増大と上記第2圧縮
機本体のロータ回転数の低減との内の少なくともいずれ
か一方を行うための制御信号を上記インバータに対して
出力する演算・制御部とを設けて形成したことを特徴と
する2段型オイルフリースクリュ圧縮機。 - 【請求項2】 低圧段側のスクリュタイプの第1圧縮機
本体とこの第1圧縮機本体とは別個に駆動される高圧段
側のスクリュタイプの第2圧縮機本体とをインタークー
ラを介して直列に接続した2段型オイルフリースクリュ
圧縮機において、第1圧縮機本体のロータ回転数を制御
するインバータと、上記第1圧縮機本体の吐出側の温度
を検出する第1吐出温度センサと、この第1吐出温度セ
ンサによる検出温度を示す検出温度信号を受けて、上記
検出温度が許容温度範囲の上限である設定上限温度を超
えた状態になった場合には、上記第1圧縮機本体のロー
タ回転数の低減を行うための制御信号を上記インバータ
に対して出力するとともに、上記検出温度が許容温度範
囲の下限である設定下限温度より低い状態になった場合
には、上記第1圧縮機本体のロータ回転数の増大を行う
ための制御信号を上記インバータに対して出力する演算
・制御部とを設けて形成したことを特徴とする2段型オ
イルフリースクリュ圧縮機。 - 【請求項3】 低圧段側のスクリュタイプの第1圧縮機
本体この第1圧縮機本体とは別個に駆動されると高圧段
側のスクリュタイプの第2圧縮機本体とをインタークー
ラを介して直列に接続した2段型オイルフリースクリュ
圧縮機において、第2圧縮機本体のロータ回転数を制御
するインバータと、上記第2圧縮機本体の吐出側の温度
を検出する第2吐出温度センサと、この第2吐出温度セ
ンサによる検出温度を示す検出温度信号を受けて、上記
検出温度が許容温度範囲の上限である設定上限温度を超
えた状態になった場合には、上記第2圧縮機本体のロー
タ回転数の低減を行うための制御信号を上記インバータ
に対して出力するとともに、上記検出温度が許容温度範
囲の下限である設定下限温度より低い状態になった場合
には、上記第2圧縮機本体のロータ回転数の増大を行う
ための制御信号を上記インバータに対して出力する演算
・制御部とを設けて形成したことを特徴とする2段型オ
イルフリースクリュ圧縮機。 - 【請求項4】 低圧段側のスクリュタイプの第1圧縮機
本体とこの第1圧縮機本体とは別個に駆動される高圧段
側のスクリュタイプの第2圧縮機本体とをインタークー
ラを介して直列に接続した2段型オイルフリースクリュ
圧縮機において、第1圧縮機本体と第2圧縮機本体のロ
ータ回転数を制御する1または2台のインバータと、上
記第1圧縮機本体の吐出側の温度を検出する第1吐出温
度センサと、上記第2圧縮機本体の吐出側の温度を検出
する第2吐出温度センサと、上記第1,第2吐出温度セ
ンサによる各検出温度を示す各検出温度信号を受けて、
上記各検出温度がそのそれぞれに対して定めた許容温度
範囲内にあるか否かを判断して、少なくともいずれか一
方の検出温度がこの検出温度に対応する許容温度範囲の
上限である設定上限温度を超えた状態になった場合に
は、第1圧縮機本体と第2圧縮機本体の内のこの状態に
なった圧縮機本体に対してそのロータ回転数の低減を行
うための制御信号を上記インバータに対して出力すると
ともに、上記少なくともいずれか一方の検出温度がこの
検出温度に対応する許容温度範囲の下限である設定下限
温度より低い状態になった場合には、第1圧縮機本体と
第2圧縮機本体の内のこの状態になった圧縮機本体に対
してそのロータ回転数の増大を行うための制御信号を上
記インバータに対して出力する演算・制御部とを設けて
形成したことを特徴とする2段型オイルフリースクリュ
圧縮機。
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JP30386593A JP3352187B2 (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | 2段型オイルフリースクリュ圧縮機 |
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JPH07158576A JPH07158576A (ja) | 1995-06-20 |
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1993
- 1993-12-03 JP JP30386593A patent/JP3352187B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH07158576A (ja) | 1995-06-20 |
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