JP3352175B2 - 接合孔の面取り方法およびその装置 - Google Patents

接合孔の面取り方法およびその装置

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JP3352175B2
JP3352175B2 JP24726593A JP24726593A JP3352175B2 JP 3352175 B2 JP3352175 B2 JP 3352175B2 JP 24726593 A JP24726593 A JP 24726593A JP 24726593 A JP24726593 A JP 24726593A JP 3352175 B2 JP3352175 B2 JP 3352175B2
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  • Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パイプに形成された接
合孔の面取り方法およびその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、図5に示すような車載用クーラ
などの小型の熱交換器30が知られており、この熱交換
器30は、2本の平行なアルミ製ヘッダパイプ31に多
数本のアルミ製熱交換パイプ32を接合して構成されて
いる。
【0003】このような熱交換器30は、断面円形のヘ
ッダパイプ31の一側に長方形もしくは長円形の接合孔
31aを形成し、その接合孔31aに適合する断面形状
の熱交換パイプ32の両端部を接合孔31aに嵌合した
後、加熱してヘッダパイプ31および熱交換パイプ32
との嵌合部にロー材を溶融させ、両者をロー付けするこ
とで製造される。
【0004】ところで、出願人は、ヘッダパイプ31に
パンチによるプレス加工で簡単に接合孔31aを形成す
ることのできるプレス装置を提案している。
【0005】まず、このプレス装置10を図6および図
7に基づいて説明する。
【0006】このプレス装置10は、固定台11と、こ
の固定台11に対しパンチ16を昇降させる可動台12
から構成されている。固定台11は、基台13と、この
基台13上に固定されたダイ14からなり、ダイ14の
上面には、ヘッダパイプ31を水平に支持できるように
断面半円状の凹部14aが形成されている。
【0007】また、可動台12は、ホルダー15と、こ
のホルダー15に取り付けられた複数枚のパンチ16
と、ホルダー15を通して嵌挿された連結ボルト17に
連結された加圧パッド18からなり、この加圧パッド1
8の下面には、ヘッダパイプ31を保持する断面半円状
の凹部18aが形成されている。
【0008】一方、ホルダー15と加圧パッド18間に
はスプリング19が配設されており、通常加圧パッド1
8を下方に向けて付勢している。そして、後述する穴開
け加工時において、加圧パッド18の凹部18aがヘッ
ダパイプ31に接触すると、スプリング19を圧縮して
ヘッダパイプ31を保持するようにしている。
【0009】なお、パンチ16は、詳細には図示しない
が、パンチスペーサ20に形成されたパンチ保持部に嵌
め込まれてホルダー15に取り付けられている。そし
て、パンチ16を保持したパンチスペーサ20を複数枚
重ねた後、これらのパンチスペーサ20をノックピン2
1で連結することにより、複数枚のパンチ16をダイ1
4の凹部14aの形成方向(図6の紙面に直交する方
向)に適宜の間隔をおいて並設している。
【0010】ところで、パンチ16は、図8に示すよう
に、正面から見た場合、中央部の下端は左右側端部の下
端よりも下方に突出され、中央部および左右側端部がそ
れぞれ下方に向けてV字状に形成され、さらに、中央部
から左右側端部にかけてそれぞれ上方に凸の円弧が形成
されている。また、側面から見た場合、左右端部(図8
の上面および下面であって、正面より見た場合の正面お
よび背面)の下端が下方に向けてV字状に形成され、そ
の間には凹溝が形成されている。
【0011】この結果、パンチ16の下端面において、
正面側および背面側の中央部および左右側端部にそれぞ
れ頂点16a,16bが形成され、正面側および背面側
において、中央部の頂点16aと左右側端部の頂点16
bとをそれぞれ結んで稜線16cが形成され、さらに、
正面側および背面側における中央部の頂点16a,16
a間を結んで稜線16dが形成され、正面側および背面
側における左右側端部の頂点16b,16b間を結んで
稜線16eがそれぞれ形成されている。そして、稜線1
6c,16c間には、一方の側端部から中央部を経て他
方の側端部にかけて谷16fが形成されている。したが
って、頂点16a,16bは錐状の刃となり、稜線16
c,16dおよび16eはナイフエッジ状の刃となって
いる。
【0012】さらに、パンチ16の正面および背面には
傾斜部16zが形成されており、穴開け加工時におい
て、この傾斜部16zによってヘッダパイプ31の、接
合孔31aの軸線方向に対向する一対の内面側頂部近傍
の周壁をそれぞれ押圧するようになっている。このた
め、接合孔31aの頂部近傍の周壁をやや平らに潰して
陥没部31b(図9(b)参照)を形成するようにして
いる。
【0013】このように形成したパンチ16を用いて穴
開け加工を行う場合は、パンチ16を取り付けたホルダ
ー15をヘッダパイプ31に向けて下降させれば、ダイ
14の凹部14aに支持されたヘッダパイプ31を加圧
パッド18の凹部18aが押圧し、ヘッダパイプ31を
動かないように保持する。そして、ヘッダパイプ31の
周壁にパンチ16の中央部下端に形成された錐状の刃1
6aが突き刺さり、この錐状の刃16aから左右側端部
にかけて円弧形状に形成されたナイフエッジ状の刃16
c,16cによって徐々に周壁が剪断される。そして、
錐状の刃16a,16a間に形成されたナイフエッジ状
の刃16dによって左右に分断される結果、ヘッダパイ
プ31の円周壁にH字状の破断が生起される。
【0014】なおも、ホルダー15の下降を継続する
と、ヘッダパイプ31に接触している加圧パッド18が
ホルダー15との間でスプリング19を圧縮してパンチ
16をさらに下降させる結果、ナイフエッジ状の刃16
cによる破断が連続して進行する。そして、左右側端部
に形成された錐状の刃16bがヘッダパイプ31の周壁
に突き刺さり、この錐状の刃16b,16b間に形成さ
れたナイフエッジ状の刃16eによって周壁の一部、す
なわち、左右の切り屑31x,31xが剪断され、ヘッ
ダパイプ31内に切り落とされる(図9(a)参照)。
また、接合孔31aの形成時、接合孔31aの頂部近傍
の周壁は傾斜部16zによって押圧される結果、やや平
らに潰されて陥没部31bが形成される(図9(b)参
照)。
【0015】以下、このような穴開け作業をヘッダパイ
プ31をその軸線方向に設定距離ずつ移動させて行うこ
とにより、ヘッダパイプ31に所定間隔をおいて多数の
接合孔31aを形成することができる。
【0016】このようにしてヘッダパイプ31に形成さ
れた接合孔31aに熱交換パイプ32の両端部を嵌合し
て熱交換器30を組立てた後、この熱交換器30を炉に
入れて加熱し、ヘッダパイプ31および熱交換パイプ3
2の接合部にロー材を溶融させることにより、両者をロ
ー付することができる。この際、接合孔31aの頂部近
傍の周壁に形成された陥没部31bにロー材が貯留さ
れ、その流出を阻止するようになっている。
【0017】なお、ヘッダパイプ31の接合孔31a
を、熱交換パイプ32の形状、例えば、断面長円形状に
合わせて形成するには、パンチ16の断面形状も長円形
に形成すればよい。この場合、パンチ16の左右両側端
部は、パンチ16の板厚を直径とする円柱と、稜線16
cを円周面の一部とする円柱が相貫することになり、側
面より見て相貫線として下方に凸の放物線が形成され
る。したがって、左右側端部における頂点は錐状には突
出せず、稜線16cに連続する稜線が形成されることに
なる。
【0018】
【本発明が解決しようとする課題】ところで、接合孔3
1aの形成時、パンチ16の傾斜部16zでヘッダパイ
プ31の、接合孔31aの軸線方向に対向する一対の内
面側頂部近傍の周壁をそれぞれ押圧して陥没部31bを
合わせて形成することにより、図9(b)において符号
pで示すように、ヘッダパイプ31の、接合孔31aの
軸線方向に対向する一対の内面の内周面側が互いに離隔
するように押し広げられ、この結果、熱交換パイプ32
を接合孔31aに嵌合した場合、熱交換パイプ32の外
周面が接合孔31aの内面と線接触することになり、こ
の状態でロー材を溶融させた場合、ロー付け面積が小さ
く、両者の接合強度が弱いという問題があった。
【0019】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、パイプの接合孔に他のパイプを嵌合してロ
ー付けする際、ロー材の流失を抑える面取りをその接合
孔に別工程で形成することのできる接合孔の面取り方法
およびその装置を提供するものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の接合孔の面取り
方法は、軸線方向に設定間隔をおいて複数個の接合孔を
形成したパイプを保持し、刃物の刃先を接合孔に向け
て、かつ、パイプの外周面に略接するように、パイプの
軸線を含む垂直面と直交する方向に移動させることによ
り、パイプにおける接合孔の軸線方向に対向する一対の
内面と外周面とが交差する辺の頂部近傍を切除して面取
りを形成することを特徴とするものである。
【0021】また、本発明の接合孔の面取り装置は、パ
イプの支持部を形成した固定台と、この固定台に対し昇
降自在であって、パイプの保持部を形成した可動台と、
1個もしくは複数個の刃物を備え、固定台および可動台
を介して保持されたパイプの軸線を含む垂直面と直交す
る方向に進退自在な切削具からなり、この刃物の刃先を
パイプの接合孔に対向させるとともに、パイプの外周面
に略接するように配置したことを特徴とするものであ
る。
【0022】
【作用】軸線方向に設定間隔をおいて複数個の接合孔を
形成したパイプを固定台と可動台との間で保持し、刃物
の刃先をその接合孔に向けて、かつ、パイプの外周面に
略接するように、パイプの軸線を含む垂直面と直交する
方向に移動させ、パイプにおける接合孔の軸線方向に対
向する一対の内面と外周面とが交差する辺の頂部近傍を
切除して面取りを形成する。
【0023】この結果、接合孔に他のパイプを面接触し
た状態で嵌合させることができ、しかも、パイプにおけ
る接合孔の軸線方向に対向する一対の内面と外周面とが
交差する辺の頂部近傍に形成した面取りによってロー材
の流出を抑えることができ、両者を確実にロー付けする
ことができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0025】図1には、ヘッダパイプ31に形成された
接合孔31aに面取りを形成する面取り装置1が記載さ
れており、この面取り装置1は、切削具2と、この切削
具2の駆動装置3と、切削具2を水平方向に案内するガ
イド4から構成されている。
【0026】切削具2は刃先5aを形成した複数個の刃
物5を備えており、この刃先5aは、側面から見てくさ
び状に形成されるとともに、その正面から見て直角二等
辺三角形に形成されている。そして、各刃先5aは、後
述する固定台11と可動台12によってヘッダパイプ3
1を保持した際、各接合孔31aにそれぞれ対向するよ
うにそれらの間隔が設定されている他、ヘッダパイプ3
1の外周面に略接するように、具体的には、その周壁の
頂部を一部切除するように配置されている。また、切削
具2には、ローラ6が回転自在に軸支されている他、ス
プリング7が連結され、このスプリング7の付勢力によ
り、後述する駆動装置3のカム8にローラ6が常時当接
するように牽引している。
【0027】一方、駆動装置3は、傾斜したカム面8a
を有するカム8と、このカム8を上下方向に昇降させる
図示しないシリンダなどのアクチュエータからなり、こ
のカム8のカム面8aには、前述した切削具2のローラ
6がスプリング7の付勢力によって常時当接している。
そして、駆動装置3のアクチュエータを作動させること
により、カム面7aを介してローラ5、すなわち、切削
具2を後述するガイド4に沿って移動させることができ
る。
【0028】また、ガイド4は、断面コ字状に形成され
た一対の案内部材9,9からなり、切削具2の前後を挾
持するように配置されている。そして、その内面には図
示しないリニアベアリングが設けられており、前述した
切削具2を駆動装置3によって進退させる際、切削具2
をヘッダパイプ31の軸線を含む垂直面と直交する方向
に案内している。
【0029】なお、ヘッダパイプ31を保持するため、
図3に示す固縛装置40が設けられている。この固縛装
置40は、先に説明したプレス装置10において、パン
チ16と、そのパンチ16のパンチスペーサ20および
ノックピン21を除いた構造と一致している。すなわ
ち、固縛装置40は、固定台11と、この固定台11に
対し昇降自在な可動台12からなり、そのうち、固定台
11は、基台13と、この基台13上に固定され、上面
にヘッダパイプ31を水平に支持する断面半円状の凹部
14aを形成したダイ14から構成されている。また、
可動台12は、ホルダー15と、このホルダー15を通
して嵌挿された連結ボルト17に連結され、下面にヘッ
ダパイプ31を保持する断面半円状の凹部18aを形成
した加圧パッド18と、ホルダー15と加圧パッド18
間に配設されたスプリング19から構成されている。
【0030】この固縛装置40は、後述する面取り加工
時において、可動台12を固定台11に対し下降させる
ことにより、加圧パッド18の凹部18aがヘッダパイ
プ31に接触してスプリング19を圧縮し、固定台11
のダイ14との間でヘッダパイプ31を保持するように
なっている。
【0031】次に、面取り装置1の作動について説明す
ると、まず、前述したプレス装置10によってヘッダパ
イプ31に接合孔31aを形成する。この際、傾斜部1
6zが設けられていないパンチ16を使用することによ
り、陥没部31bを形成することなくヘッダパイプ31
の周壁の一部が剪断されて接合孔31aが形成される。
そして、ヘッダパイプ31に接合孔31aが形成される
と、そのヘッダパイプ31を固縛装置40の固定台11
のダイ14に位置決めして配置した後、可動台12を下
降させ、その軸線方向の両端部を固定する。
【0032】次いで、駆動装置3のカム7を下降させる
と、そのカム面7aに切削具2のローラ5が追従し、切
削具2をスプリング7の付勢力に抗してガイド2の案内
部材9,9に沿って前進させる。切削具9が前進する
と、その刃物5の刃先5aは、ヘッダパイプ31の、接
合孔31aの軸線方向に対向する一対の内面と外周面と
が交差する辺の頂部近傍を切除して面取り31cを形成
することになる。この後、駆動装置3のカム7を上昇さ
せれば、スプリング7の付勢力によって切削具2が後退
し、作業位置に復帰する。
【0033】以下、ヘッダパイプ31をその軸線方向に
設定距離ずつ移動させてこのような面取り加工を行うこ
とにより、ヘッダパイプ31の、接合孔31aの軸線方
向に対向する一対の内面と外周面とが交差する辺の頂部
近傍に面取り31cを順次形成することができる。
【0034】このような面取り加工を施したヘッダパイ
プ31の接合孔31aに熱交換パイプ32を嵌合してロ
ー付けした場合、図4に示すように、熱交換パイプ32
の外周面がヘッダパイプ31の接合孔31aの内面と面
接触し、しかも、面取り31cによってロー材の流出を
抑えることができ、両者を確実にロー付けすることがで
きる。
【0035】なお、本実施例においては、切削具2を昇
降するカム7を利用して進退させたが、このような駆動
方式に限定するものではなく、直接切削具を移動させる
ようにしてもよい。また、切削具2に設けた刃物5の個
数は、接合孔との関係で任意に設定することができる。
【0036】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、軸線方向に設定間隔をおいて複数個の接合孔を形成
したパイプを保持し、刃物の刃先を接合孔に向けて、か
つ、パイプの外周面に略接するように、パイプの軸線を
含む垂直面と直交する方向に移動させることにより、パ
イプにおける接合孔の軸線方向に対向する一対の内面と
外周面とが交差する辺の頂部近傍を切除して面取りを簡
単に形成することができる。
【0037】また、請求項2記載の発明によれば、パイ
プの支持部を形成した固定台と、この固定台に対し昇降
自在であって、パイプの保持部を形成した可動台と、1
個もしくは複数個の刃物を備え、固定台および可動台を
介して保持されたパイプの軸線を含む垂直面と直交する
方向に進退自在な切削具から面取り装置を構成し、この
刃物の刃先をパイプの接合孔に対向させるとともに、パ
イプの外周面に略接するように配置した簡単な構成で、
パイプの接合孔に面取りを確実に形成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の面取り装置を示す斜視図である。
【図2】接合孔に形成された面取りと刃物の刃先との関
係を示す端面図である。
【図3】ヘッダパイプの固縛装置を示す断面図である。
【図4】ヘッダパイプと熱交換パイプをロー付けした状
態を示す断面図である。
【図5】熱交換器の斜視図である。
【図6】接合孔を形成するプレス装置の断面図である。
【図7】図6のプレス装置による穴開け加工時の断面図
である。
【図8】図6のプレス装置に取り付けられたパンチを一
部省略して示す斜視図である。
【図9】図6のプレス装置による接合孔の穴開け加工を
説明する断面図である。
【符号の簡単な説明】
1 面取り装置 2 切削具 3 駆動装置 4 ガイド 5 刃物 5a 刃先 30 熱交換器 31 ヘッダパイプ 31a 接合孔 31c 面取り 32 熱交換パイプ 40 固縛装置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸線方向に設定間隔をおいて複数個の接
    合孔を形成したパイプを保持し、刃物の刃先を接合孔に
    向けて、かつ、パイプの外周面に略接するように、パイ
    プの軸線を含む垂直面と直交する方向に移動させること
    により、パイプにおける接合孔の軸線方向に対向する一
    対の内面と外周面とが交差する辺の頂部近傍を切除して
    面取りを形成することを特徴とする接合孔の面取り方
    法。
  2. 【請求項2】 パイプの支持部を形成した固定台と、こ
    の固定台に対し昇降自在であって、パイプの保持部を形
    成した可動台と、1個もしくは複数個の刃物を備え、固
    定台および可動台を介して保持されたパイプの軸線を含
    む垂直面と直交する方向に進退自在な切削具からなり、
    この刃物の刃先をパイプの接合孔に対向させるととも
    に、パイプの外周面に略接するように配置したことを特
    徴とする接合孔の面取り装置。
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