JP3351982B2 - 洗面台 - Google Patents
洗面台Info
- Publication number
- JP3351982B2 JP3351982B2 JP07301297A JP7301297A JP3351982B2 JP 3351982 B2 JP3351982 B2 JP 3351982B2 JP 07301297 A JP07301297 A JP 07301297A JP 7301297 A JP7301297 A JP 7301297A JP 3351982 B2 JP3351982 B2 JP 3351982B2
- Authority
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- Japan
- Prior art keywords
- vertical
- pipe
- connection port
- horizontal
- joint
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗面台において、
洗面ボウルの排水口からの排水を排水する配管の構造に
関するものである。
洗面ボウルの排水口からの排水を排水する配管の構造に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の洗面台にあっては図３に示すよう
に構成されている。キャビネット１の上には洗面ボウル
２を載設してあり、洗面ボウル２の略中央に設けた排水
口から下方に排水縦管３を垂下してある。排水縦管３の
下端には継管４を接続してあり、継管４の下端には略Ｕ
字状のトラップ管５の一端を接続してあり、トラップ管
５の他端に排水管７を接続してある。
に構成されている。キャビネット１の上には洗面ボウル
２を載設してあり、洗面ボウル２の略中央に設けた排水
口から下方に排水縦管３を垂下してある。排水縦管３の
下端には継管４を接続してあり、継管４の下端には略Ｕ
字状のトラップ管５の一端を接続してあり、トラップ管
５の他端に排水管７を接続してある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来例
の場合、排水縦管３の下方に継管４を介してトラップ管
５が配置されため、キャビネット１内の中央部に配管が
場所を取り、キャビネット１内の空間を収納に有効利用
できないという問題がある。本発明は叙述の点に鑑みて
なされたものであって、トラップ管をキャビネットの背
板側に偏るように配管するようにしてキャビネット内の
空間を収納に有効利用できるようになる洗面台を提供す
ることを課題とする。
の場合、排水縦管３の下方に継管４を介してトラップ管
５が配置されため、キャビネット１内の中央部に配管が
場所を取り、キャビネット１内の空間を収納に有効利用
できないという問題がある。本発明は叙述の点に鑑みて
なされたものであって、トラップ管をキャビネットの背
板側に偏るように配管するようにしてキャビネット内の
空間を収納に有効利用できるようになる洗面台を提供す
ることを課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の洗面台は、洗面ボウル２の排水口と連通する垂
直な排水縦管３をエルボ状の継手８の垂直な縦接続口８
ａに挿入して接続すると共に継手８の横接続口８ｂをキ
ャビネット１の背板１０方向に向けて突出させ、上記継
手８の縦接続口８ａ内の下端に排水縦管３の下端を当て
て位置決めする位置決め段部１１を設け、継手８の縦接
続口８ａの位置決め段部１１が位置する下端より継手８
の横接続口８ｂの上端が上に位置するように横接続口８
ｂを上に位置させると共に縦接続口８ａの下部で横接続
口８ｂの一部を塞ぎ、略逆Ｌ字状の接続管９の横管部９
ａの端部を上記継手８の横接続口８ｂに挿入して接続す
ると共に接続管９の縦管部９ｂをキャビネット１の背板
１０に近づけた位置で下方に垂下し、接続管９の縦管部
９ｂの下端に略Ｕ字状のトラップ管５を接続して成るこ
とを特徴とする。継手８を介して接続管９の横管部９ａ
の端部を接続することで接続管９の縦管部９ｂを背板１
０に近づけることができ、縦管部９ｂにトラップ管５を
接続することでトラップ管５を背板１０に近づけること
ができる。これにより洗面ボウル２の排水口の真下に対
応する中央部に空間を十分確保でき、キャビネット１内
の空間を収納に有効利用することができる。また縦接続
口８ａの位置決め段部１１が位置する下端より横接続口
８ｂの上端が位置するように横接続口８ｂを上に位置さ
せたことにより、横接続口８ｂをできるだけ上に配置し
て接続管９の横管部９ａをできるだけ上に配置できる。
また縦接続口８ａの下部で横接続口８ｂの一部を塞いで
いることにより、乱流が起こりやすいエルボ状の継手８
で一層乱流が起こりやすく、早い段階でサイホン現象が
起こり排水能力が高くなる。
本発明の洗面台は、洗面ボウル２の排水口と連通する垂
直な排水縦管３をエルボ状の継手８の垂直な縦接続口８
ａに挿入して接続すると共に継手８の横接続口８ｂをキ
ャビネット１の背板１０方向に向けて突出させ、上記継
手８の縦接続口８ａ内の下端に排水縦管３の下端を当て
て位置決めする位置決め段部１１を設け、継手８の縦接
続口８ａの位置決め段部１１が位置する下端より継手８
の横接続口８ｂの上端が上に位置するように横接続口８
ｂを上に位置させると共に縦接続口８ａの下部で横接続
口８ｂの一部を塞ぎ、略逆Ｌ字状の接続管９の横管部９
ａの端部を上記継手８の横接続口８ｂに挿入して接続す
ると共に接続管９の縦管部９ｂをキャビネット１の背板
１０に近づけた位置で下方に垂下し、接続管９の縦管部
９ｂの下端に略Ｕ字状のトラップ管５を接続して成るこ
とを特徴とする。継手８を介して接続管９の横管部９ａ
の端部を接続することで接続管９の縦管部９ｂを背板１
０に近づけることができ、縦管部９ｂにトラップ管５を
接続することでトラップ管５を背板１０に近づけること
ができる。これにより洗面ボウル２の排水口の真下に対
応する中央部に空間を十分確保でき、キャビネット１内
の空間を収納に有効利用することができる。また縦接続
口８ａの位置決め段部１１が位置する下端より横接続口
８ｂの上端が位置するように横接続口８ｂを上に位置さ
せたことにより、横接続口８ｂをできるだけ上に配置し
て接続管９の横管部９ａをできるだけ上に配置できる。
また縦接続口８ａの下部で横接続口８ｂの一部を塞いで
いることにより、乱流が起こりやすいエルボ状の継手８
で一層乱流が起こりやすく、早い段階でサイホン現象が
起こり排水能力が高くなる。
【０００５】また継手８の横接続口８ｂ内に接続管９の
横管部９ａの端部を位置決めする位置決め段部１２を設
けて成ることを特徴とすることも好ましい。
横管部９ａの端部を位置決めする位置決め段部１２を設
けて成ることを特徴とすることも好ましい。
【０００６】
【発明の実施の形態】図１に示すようにキャビネット１
は背板１０、両側の側板１５、前面の扉１６、底板１
７、蹴込み板１８等で箱状に形成されており、キャビネ
ット１の上には洗面ボウル２を載設してある。洗面ボウ
ル２の略中央には排水口を設けてあり、排水口の下方に
は排水縦管３を垂直に配置してあり、排水縦管３の上端
を排水口に接続してある。継手８はエルボ状になってお
り、継手本体８ｃに縦接続口８ａと横接続口８ｂとを一
体に設けて形成されている。縦接続口８ａと横接続口８
ｂは継手本体８ｃより径を大きくしてあり、縦接続口８
ａの内面の下端が位置決め段部１１となっており、横接
続口８ｂの内面の奥端が位置決め段部１２となってい
る。また横接続口８ｂはできるだけ上に位置させてあっ
て、横接続口８ｂの上端より縦接続口８ａの下端を下方
に位置させてあり、縦接続口８ａの符号Ａに示す部分が
横接続口８ｂの上の一部を塞いでいる。また縦接続口８
ａ及び横接続口８ｂには締め付けナットのような取り付
け具２０，２１を設けてある。この継手８は排水縦管３
の下方に配置され、排水縦管３の下部が縦接続口８ａに
挿入されて接続され、取り付け具２０で固定される。排
水縦管３を縦接続口８ａ内に挿入したとき排水縦管３の
下端が位置決め段部１１に当たって位置決めされ、所定
の状態に接続され、またこのように接続することで流路
面積を十分に確保できる。
は背板１０、両側の側板１５、前面の扉１６、底板１
７、蹴込み板１８等で箱状に形成されており、キャビネ
ット１の上には洗面ボウル２を載設してある。洗面ボウ
ル２の略中央には排水口を設けてあり、排水口の下方に
は排水縦管３を垂直に配置してあり、排水縦管３の上端
を排水口に接続してある。継手８はエルボ状になってお
り、継手本体８ｃに縦接続口８ａと横接続口８ｂとを一
体に設けて形成されている。縦接続口８ａと横接続口８
ｂは継手本体８ｃより径を大きくしてあり、縦接続口８
ａの内面の下端が位置決め段部１１となっており、横接
続口８ｂの内面の奥端が位置決め段部１２となってい
る。また横接続口８ｂはできるだけ上に位置させてあっ
て、横接続口８ｂの上端より縦接続口８ａの下端を下方
に位置させてあり、縦接続口８ａの符号Ａに示す部分が
横接続口８ｂの上の一部を塞いでいる。また縦接続口８
ａ及び横接続口８ｂには締め付けナットのような取り付
け具２０，２１を設けてある。この継手８は排水縦管３
の下方に配置され、排水縦管３の下部が縦接続口８ａに
挿入されて接続され、取り付け具２０で固定される。排
水縦管３を縦接続口８ａ内に挿入したとき排水縦管３の
下端が位置決め段部１１に当たって位置決めされ、所定
の状態に接続され、またこのように接続することで流路
面積を十分に確保できる。
【０００７】また接続管９は横管部９ａと縦管部９ｂと
で略逆Ｌ字状に形成されており、縦管部９ｂが背板１０
に近い位置で垂直になるように横管部９ａが奥行き方向
に配置されている。そして接続管９の横管部９ａは継手
８の横接続口８ｂに挿入して接続され、取り付け具２１
で固定される。横管部９ａを横接続口８ｂ内に挿入した
とき横管部９ａの端部が位置決め段部１２に当たって位
置決めされ、所定の状態に接続され、横管部９ａと上記
排水縦管３との交差を防止できる。また継手８の横接続
口８ｂはできるだけ上に位置させてあるために横管部９
ａをできるだけ上に配置できる。接続管９の縦管部９ｂ
には略Ｕ字状のトラップ管５の一端が接続され、トラッ
プ管５の他端には排水管７の一端を接続してある。
で略逆Ｌ字状に形成されており、縦管部９ｂが背板１０
に近い位置で垂直になるように横管部９ａが奥行き方向
に配置されている。そして接続管９の横管部９ａは継手
８の横接続口８ｂに挿入して接続され、取り付け具２１
で固定される。横管部９ａを横接続口８ｂ内に挿入した
とき横管部９ａの端部が位置決め段部１２に当たって位
置決めされ、所定の状態に接続され、横管部９ａと上記
排水縦管３との交差を防止できる。また継手８の横接続
口８ｂはできるだけ上に位置させてあるために横管部９
ａをできるだけ上に配置できる。接続管９の縦管部９ｂ
には略Ｕ字状のトラップ管５の一端が接続され、トラッ
プ管５の他端には排水管７の一端を接続してある。
【０００８】上記のように配管することで排水口の下方
にトラップ管５等が位置しないように配管でき、キャビ
ネット１内に広い空間を設けることができてキャビネッ
ト１内の収納に有効利用できる。また洗面ボウル２の排
水口からの排水は排水縦管３、継手８、接続管９、トラ
ップ管５及び排水管７を介して排水される。また排水は
エルボ状の継手８を流れるとき、乱流が起こりやすく、
これによりエアを遮断するために早い段階でサイホン現
象が起こるため排水能力が高くなる。特に本例の場合、
符号Ａに示す部分が横接続口８ｂの一部を塞いでいるこ
とで、乱流が一層起こりやすく、早い段階でサイホン現
象が起こり排水能力が高くなる。
にトラップ管５等が位置しないように配管でき、キャビ
ネット１内に広い空間を設けることができてキャビネッ
ト１内の収納に有効利用できる。また洗面ボウル２の排
水口からの排水は排水縦管３、継手８、接続管９、トラ
ップ管５及び排水管７を介して排水される。また排水は
エルボ状の継手８を流れるとき、乱流が起こりやすく、
これによりエアを遮断するために早い段階でサイホン現
象が起こるため排水能力が高くなる。特に本例の場合、
符号Ａに示す部分が横接続口８ｂの一部を塞いでいるこ
とで、乱流が一層起こりやすく、早い段階でサイホン現
象が起こり排水能力が高くなる。
【０００９】
【発明の効果】本発明は叙述のように洗面ボウルの排水
口と連通する垂直な排水縦管をエルボ状の継手の垂直な
縦接続口に挿入して接続すると共に継手の横接続口をキ
ャビネットの背板方向に向けて突出させ、略逆Ｌ字状の
接続管の横管部の端部を上記継手の横接続口に挿入して
接続すると共に接続管の縦管部をキャビネットの背板に
近づけた位置で下方に垂下し、接続管の縦管部の下端に
略Ｕ字状のトラップ管を接続しているので、継手を介し
て接続管の横管部の端部を接続することで接続管の縦管
部を背板に近づけることができ、縦管部にトラップ管を
接続することでトラップ管を背板に近づけることができ
るものであって、洗面ボウルの排水口の真下に対応する
中央部に空間を十分確保でき、キャビネット内の空間を
収納に有効利用することができるものであり、また縦接
続口の位置決め段部が位置する下端より横接続口の上端
が位置するように横接続口を上に位置させたことによ
り、横接続口をできるだけ上に配置して接続管の横管部
をできるだけ上に配置できるものであり、また縦接続口
の下部で横接続口の一部を塞いでいるので、乱流が起こ
りやすいエルボ状の継手で一層乱流が起こりやすく、早
い段階でサイホン現象が起こり排水能力が高くなるもの
である。
口と連通する垂直な排水縦管をエルボ状の継手の垂直な
縦接続口に挿入して接続すると共に継手の横接続口をキ
ャビネットの背板方向に向けて突出させ、略逆Ｌ字状の
接続管の横管部の端部を上記継手の横接続口に挿入して
接続すると共に接続管の縦管部をキャビネットの背板に
近づけた位置で下方に垂下し、接続管の縦管部の下端に
略Ｕ字状のトラップ管を接続しているので、継手を介し
て接続管の横管部の端部を接続することで接続管の縦管
部を背板に近づけることができ、縦管部にトラップ管を
接続することでトラップ管を背板に近づけることができ
るものであって、洗面ボウルの排水口の真下に対応する
中央部に空間を十分確保でき、キャビネット内の空間を
収納に有効利用することができるものであり、また縦接
続口の位置決め段部が位置する下端より横接続口の上端
が位置するように横接続口を上に位置させたことによ
り、横接続口をできるだけ上に配置して接続管の横管部
をできるだけ上に配置できるものであり、また縦接続口
の下部で横接続口の一部を塞いでいるので、乱流が起こ
りやすいエルボ状の継手で一層乱流が起こりやすく、早
い段階でサイホン現象が起こり排水能力が高くなるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態の一例の断面図である。
【図２】同上の要部を拡大せる一部切欠側面図である。
【図３】従来例の断面図である。
１ キャビネット ２ 洗面ボウル ３ 排水縦管 ５ トラップ管 ８ 継手 ８ａ 縦接続口 ８ｂ 横接続口 ９ 接続管 ９ａ 横管部 ９ｂ 縦管部 １０ 背板 １１ 位置決め段部 １２ 位置決め段部
Claims (2)
- 【請求項１】 洗面ボウルの排水口と連通する垂直な排
水縦管をエルボ状の継手の垂直な縦接続口に挿入して接
続すると共に継手の横接続口をキャビネットの背板方向
に向けて突出させ、上記継手の縦接続口内の下端に排水
縦管の下端を当てて位置決めする位置決め段部を設け、
継手の縦接続口の位置決め段部が位置する下端より継手
の横接続口の上端が上に位置するように横接続口を上に
位置させると共に縦接続口の下部で横接続口の一部を塞
ぎ、略逆Ｌ字状の接続管の横管部の端部を上記継手の横
接続口に挿入して接続すると共に接続管の縦管部をキャ
ビネットの背板に近づけた位置で下方に垂下し、接続管
の縦管部の下端に略Ｕ字状のトラップ管を接続して成る
ことを特徴とする洗面台。 - 【請求項２】 継手の横接続口内に接続管の横管部の端
部を位置決めする位置決め段部を設けて成ることを特徴
とする請求項１記載の洗面台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07301297A JP3351982B2 (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | 洗面台 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07301297A JP3351982B2 (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | 洗面台 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10266295A JPH10266295A (ja) | 1998-10-06 |
| JP3351982B2 true JP3351982B2 (ja) | 2002-12-03 |
Family
ID=13506011
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07301297A Expired - Lifetime JP3351982B2 (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | 洗面台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3351982B2 (ja) |
-
1997
- 1997-03-26 JP JP07301297A patent/JP3351982B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10266295A (ja) | 1998-10-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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