JP3351963B2 - 食器乾燥器のシャッター開閉機構 - Google Patents

食器乾燥器のシャッター開閉機構

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JP3351963B2
JP3351963B2 JP22568696A JP22568696A JP3351963B2 JP 3351963 B2 JP3351963 B2 JP 3351963B2 JP 22568696 A JP22568696 A JP 22568696A JP 22568696 A JP22568696 A JP 22568696A JP 3351963 B2 JP3351963 B2 JP 3351963B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、食器乾燥器のシ
ャッター開閉機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、温風発生器を内蔵した食器乾
燥器を台所キャビネットの上板の上面に設置し、食器乾
燥器内の乾燥空間と台所キャビネット内の空間とを開口
部を介して連通させると共に、操作用のシャフトが一辺
に取付けられたシャッターを開口部周縁に設けたガイド
部材によりガイドして開口部をシャッターで開閉するよ
うにしたシャッター開閉機構が知られている。
【0003】従来のシャッター開閉機構11′は、例え
ば図7〜図10に示すように、台所キャビネット3の上
板6に設けられた開口部7を開閉するシャッター9と、
シャッター9の左右の二辺9b,9bをスライド自在に
ガイドする左右一対のガイド部材8′とで構成されてい
る。シャッター9の一辺9aには操作用のシャフト10
が取付けられており、このシャフト10を操作してシャ
ッター9をガイド部材8′に沿ってスライドさせること
によって開口部7を開閉できる構造となっている。そし
て、シャッター9を閉じた時にヒータユニット1aとフ
ァンユニット1bとを備えた温風発生装置1からの温風
が台所キャビネット3内の空間5内には供給されなくな
る。一方、シャッター9を開いた時には食器乾燥器2の
温風を開口部7から台所キャビネット3内の空間5に吐
出させて、この空間5を下部乾燥室として使用できるよ
うになり、さらに台所キャビネット3の扉に設けた温風
吹出口から温風が吐出することで台所の暖房に利用でき
るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のシャ
ッター開閉機構11′では、図7に示すように、ガイド
部材8′にガイドされるシャッター9の両側の二辺9
b,9bを除く他の二辺9a,9cと上板6の開口部7
周縁の下面との間には隙間Gが生じており、このため、
シャッター9を閉じても温風が図7の矢印方向に沿って
隙間Gから台所キャビネット3内の空間5に漏れてしま
い、台所キャビネット3内の空間5を下部乾燥室として
使用しない時には、漏れた温風が無駄になるという問題
があった。
【0005】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、シャッターで開口部を閉じた時に開口部周縁とシャ
ッターの四辺との間に隙間が生じるのを防いで、台所キ
ャビネット内の空間を下部乾燥室として使用しない時の
温風の無駄を無くすことができる食器乾燥器のシャッタ
ー開閉機構を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、温風発生装置1を内蔵した食器乾燥器2
を台所キャビネット3の上板6の上面に設置し、食器乾
燥器2内の乾燥空間4と台所キャビネット3内の空間5
とを台所キャビネット3の上板6に設けた開口部7を介
して連通させると共に、操作用のシャフト10が一辺9
aに取付けられたシャッター9を開口部7周縁に設けた
ガイド部材8によりガイドして開口部7をシャッター9
で開閉するようにした食器乾燥器のシャッター開閉機構
において、シャッター9のシャフト10側の一辺9aを
除く三辺9b,9b,9cをガイドするガイド部材8を
開口部7周縁の三方に配設し、シャッター9のシャフト
10側の一辺9aにその全長にわたって嵌合片12を設
け、この嵌合片12がスライド嵌合する補助ガイド部材
13を開口部7周縁の残りの一方に配設し、シャッター
9を閉じた状態でシャッター9の四辺9a〜9cをガイ
ド部材8と補助ガイド部材13とで閉塞して成ることを
特徴としており、このように構成することで、シャッタ
ー9で開口部7を閉じた時に開口部7周縁とシャッター
9の四辺9a〜9cとの間に隙間が生じるのを防止でき
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の一例を
説明する。本実施形態の食器乾燥器2は、図5に示すよ
うに、流し台14の側方に配設された台所キャビネット
3の上板6の上面に設置されている。食器乾燥器2の蓋
15は平面視L字状に形成され、蓋15をヒンジ部16
を中心に回動させることで、食器乾燥器2の側面の約半
分と前面の約半分とを同時に大きく開閉して食器の出し
入れが容易にできる構造となっている。この食器乾燥器
2の下部には吸気口17、蓋15の上部には排気口18
が夫々設けられている。
【0008】食器乾燥器2内の下部には図6に示すよう
に、温風を発生させる温風発生装置1が設置されてい
る。この温風発生装置1はヒータユニット1aとファン
ユニット1bとを備え、その上方に仕切り板19を介し
て食器が収納される乾燥空間4が設けられており、温風
発生装置1からの温風が仕切り板19に設けた吹出口2
0から乾燥空間4内に吐出することで食器の乾燥が行な
われる。
【0009】食器乾燥器2が載置される台所キャビネッ
ト3は、上板6、背板21、側板、底板22等で囲ま
れ、前方に開口した筐状に形成されており、前方には扉
23と幕板24とが配設されている。上板6には食器乾
燥器2内の温風発生装置1からの温風を台所キャビネッ
ト3内の空間5に吐出させるための開口部7が設けられ
ており、さらに扉23には温風吹出口25が設けられて
おり、この温風吹出口25から温風が外部に吐出可能と
なっている。
【0010】上記台所キャビネット3の上板6の下面側
には、開口部7を開閉するためのシャッター開閉機構1
1が取付けられている。シャッター開閉機構11は、図
1〜図3に示すように、上板6の開口部7を開閉するシ
ャッター9と、シャッター9をスライド自在にガイドす
るガイド部材8及び補助ガイド部材13とで構成されて
いる。シャッター9は、開口部7の開口面積よりも大き
い平板状の金属板から成り、その一辺9aに操作用のシ
ャフト10の一端部が取付けられている。シャッター9
のシャフト10側の一辺9aの上面にはその略全長に亘
って嵌合片12が突設されている。この嵌合片12は図
4に示すように、断面略Z字状に形成され、シャッター
9の一辺9aの上面に取付けられる取付け部12aと、
取付け部12aから垂直に立ち上がる立上り部12b
と、立上り部12bの上端からシャフト10とは反対側
に突出する嵌合部12cとから成り、この嵌合部12c
が後述の補助ガイド部材13の嵌合溝26に対応して配
置されている。また、上記シャフト10は、上板6の下
面に取付けられたシャフトガイド28によって開口部7
に対して接離する方向に移動自在に支持されている。シ
ャフト10の両端部はシャフトガイド28から夫々突出
しており、シャッター9側の一端部10aは下方に屈曲
してシャッター9の一辺9aを貫通してシャッター9の
下面側に取付けられており、またシャッター9側とは反
対側の他端部10bは台所キャビネット3内を開閉する
扉23の内側近傍に配置され、扉23を開けてシャフト
10の他端部を手で操作できるようにしてある。
【0011】一方、ガイド部材8及び補助ガイド部材1
3は、上板6の開口部7周縁の下面側に夫々取付けられ
ている。ガイド部材8は、図4(ガイド部材8を下方か
ら見た斜視図)に示すように、シャッター9のシャフト
10側の一辺9aを除く三辺9b,9b,9cに対応し
て設けられ、シャッター9の後側の一辺9cに対応する
後側ガイド部材8aと、シャッター9の両側の2辺に各
々対応する両側ガイド部材8b,8bとで構成されてい
る。後側ガイド部材8aはシャッター9の幅と略同じ長
さを有しており、両側ガイド部材8b,8bはシャッタ
ー9の奥行きと略同じ長さを有している。これら後側ガ
イド部材8a及び両側ガイド部材8b,8bは、夫々、
図3に示すように、スペーサ29を介して上板6の下面
側に取付けられると共に、各ガイド部材8の内周側には
シャッター9の三辺9b,9b,9cがスライド嵌合す
る断面コ字状の嵌合溝27が夫々形成されている。
【0012】また、補助ガイド部材13は、その長さ方
向の両端部が両側ガイド部材8b,8bの各前端部の上
面に夫々連設されており、これにより、補助ガイド部材
13と後側ガイド部材8aと両側ガイド部材8b,8b
とが開口部7周縁の四方を囲む四角枠状に形成されてい
る。また補助ガイド部材13は開口部7の手前側の上板
6の下面側に取付けられており、補助ガイド部材13の
前面側にその略全長に亘って断面コ字状の嵌合溝26が
形成され、嵌合溝26は前記シャッター9の一辺9aに
その略全長に亘って立設した嵌合片12に対応して配置
されている。
【0013】しかして、台所キャビネット3の扉23を
開いてシャフト10を手で奥に押すと、シャッター9の
両側の二辺9b,9bが両側ガイド部材8b,8bにガ
イドされながらシャッター9が前進し、シャッター9が
開口部7を完全に閉じる位置まで移動した時にシャッタ
ー9の後側の一辺9cが開口部7の後側に配置された後
側ガイド部材8aの嵌合溝27にスライド嵌合し、また
同時にシャッター9のシャフト10側の一辺9aにその
全長にわたって設けられた嵌合片12が開口部7の手前
側に配設された補助ガイド部材13の嵌合溝26にスラ
イド嵌合する。これにより、シャッター9の両側の二辺
9b,9bは両側ガイド部材8b,8bで閉塞され、シ
ャッター9の後側の一辺9cは後側ガイド部材8aで閉
塞され、且つシャッター9のシャフト10側の一辺9a
は補助ガイド部材13で閉塞されるので、開口部7周縁
とシャッター9の四辺9a〜9cとの間に隙間が生じる
ことがなくなり、従って、台所キャビネット3内の空間
5を下部乾燥室として使用しない時には、台所キャビネ
ット3内の空間5内への温風の漏れを確実に防止するこ
とができる。
【0014】また、シャフト10を手前に引くと、シャ
ッター9の両側の二辺9b,9bが両側ガイド部材8
b,8bにガイドされながら後退移動して、シャッター
9のシャフト10側の一辺9aに設けた嵌合片12が補
助ガイド部材13から外れると同時に、シャッター9の
後側の一辺9cが後側ガイド部材8aから外れることに
よって、開口部7を開放できる。このとき、シャッター
9のシャフト10側の一辺9aがシャフトガイド28の
後端部28a(図2)に当接して、シャッター9の両側
の二辺9b,9bが両側ガイド部材8b,8bから外れ
ない構造となっているので、ガイド部材8からシャッタ
ー9が離脱するおそれがない。また開口部7を開放する
ことで、食器乾燥器2からの温風を開口部7から台所キ
ャビネット3の空間5内に吐出させることができ、この
空間5を下部乾燥室として使用できるようになり、さら
に台所キャビネット3の扉23の温風吹出口25から温
風が吐出することで台所の暖房にも利用可能となる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明は、温風発生装置を内蔵した食器乾燥器を台所キャビ
ネットの上板の上面に設置し、食器乾燥器内の乾燥空間
と台所キャビネット内の空間とを上板に設けた開口部を
介して連通させると共に、操作用のシャフトが一辺に取
付けられたシャッターを開口部周縁に設けたガイド部材
によりガイドして開口部をシャッターで開閉するように
した食器乾燥器のシャッター開閉機構において、シャッ
ターのシャフト側の一辺を除く三辺をガイドするガイド
部材を開口部周縁の三方に配設し、シャッターのシャフ
ト側の一辺にその全長にわたって嵌合片を設け、この嵌
合片がスライド嵌合する補助ガイド部材を開口部周縁の
残りの一方に配設し、シャッターを閉じた状態でシャッ
ターの四辺をガイド部材と補助ガイド部材とで閉塞して
成るから、シャッターで開口部を閉じた時に開口部周縁
とシャッターの四辺との間に隙間が生じることがなく、
従って、台所キャビネット内の空間を下部乾燥室として
使用しない時に、温風が台所キャビネット内の空間に漏
れるという無駄が無くなり、省エネルギー化を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例を示す断面図である。
【図2】同上のシャッター開閉機構の平面図である。
【図3】同上のシャッター開閉機構の側面断面図であ
る。
【図4】(a)は同上のガイド部材及び補助ガイド部材
を下方から見た斜視図、(b)は(a)のA−A線に沿
う概略図である。
【図5】食器乾燥器を設置した台所キャビネットの斜視
図である。
【図6】図5の要部断面図である。
【図7】従来のシャッター開閉機構の断面図である。
【図8】従来のシャッター開閉機構の平面図である。
【図9】従来のシャッター開閉機構の斜視図である。
【符号の説明】
1 温風発生装置 2 食器乾燥器 3 台所キャビネット 4 乾燥空間 5 空間 6 上板 7 開口部 8 ガイド部材 9 シャッター 9a〜9c 四辺 10 シャフト 12 嵌合片 13 補助ガイド部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温風発生装置を内蔵した食器乾燥器を台
    所キャビネットの上板の上面に設置し、食器乾燥器内の
    乾燥空間と台所キャビネット内の空間とを上板に設けた
    開口部を介して連通させると共に、操作用のシャフトが
    一辺に取付けられたシャッターを開口部周縁に設けたガ
    イド部材によりガイドして開口部をシャッターで開閉す
    るようにした食器乾燥器のシャッター開閉機構におい
    て、シャッターのシャフト側の一辺を除く三辺をガイド
    するガイド部材を開口部周縁の三方に配設し、シャッタ
    ーのシャフト側の一辺にその全長にわたって嵌合片を設
    け、この嵌合片がスライド嵌合する補助ガイド部材を開
    口部周縁の残りの一方に配設し、シャッターを閉じた状
    態でシャッターの四辺をガイド部材と補助ガイド部材と
    で閉塞して成ることを特徴とする食器乾燥器のシャッタ
    ー開閉機構。
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