JP3351846B2 - 換気制御システム - Google Patents

換気制御システム

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JP3351846B2
JP3351846B2 JP07381693A JP7381693A JP3351846B2 JP 3351846 B2 JP3351846 B2 JP 3351846B2 JP 07381693 A JP07381693 A JP 07381693A JP 7381693 A JP7381693 A JP 7381693A JP 3351846 B2 JP3351846 B2 JP 3351846B2
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明志 毛笠
和茂 前田
有 榎本
洋 小寺
隆 松本
譲 内田
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Osaka Gas Co Ltd
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Osaka Gas Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、換気制御システムに関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、換気制御システムとしては、燃焼
装置の動作に連動して換気扇を運転させるものがある。
この装置は燃焼装置と連動させて換気扇を運転させるた
め、換気忘れや、換気扇の停止忘れ等がないという利便
性がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の換気制
御システムは、換気扇の風量、つまり換気量を自動的に
制御するものでないため、燃焼量が僅かの場合でも必要
以上の風量で換気扇を運転させたり、逆に燃焼量が多い
のに換気扇の風量が一定であるため換気量が少ないとい
う問題がある。
【０００４】また換気扇には風量の切り換えをマニュア
ル操作で行うものがあるが、操作が面倒であるという問
題があった。
【０００５】本発明は上述の問題点に鑑みて為されたも
ので、その目的とするところは必要換気量に応じて自動
的に風量を制御することができる換気制御システムを提
供するにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明では、加
熱調理装置の被調理物の温度変化より料理種別を検出
し、この検出した料理種別により換気必要量を求める手
段と、換気必要量に応じて換気手段の換気量を制御する
手段とを備えたものである。
【０００７】
【作用】請求項１の発明によれば、煙を多く出す焼物
や、油料理、更には匂いを発散する料理等に応じて換気
必要量を求め、換気必要量に応じて自動的に換気手段の
換気量を制御できるため、適正な換気を行うことがで
き、しかも料理種別を調理時に自動的に検出しているの
で、一々料理種別を入力する手間が省ける。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【０００９】（実施例１）本実施例 では厨房において、煙、蒸気等を多く発生する
料理に応じて換気扇８の回転数を制御し、風量が適正と
なるようにしたものである。
【００１０】つまり本実施例の換気扇ユニットＢは、図
１に示すようにガス燃焼、電気コンロ等の加熱調理器具
２０により調理を行う料理の種別データをコード番号、
或いは名称等により入力する入力装置２１と、予め魚
焼、揚げ物、炒め物等煙を多く発生する料理や、更に匂
いを発する料理等に料理種別に対応した適正風量データ
を記憶設定してあるデータ記憶部を持ち上記入力装置２
１で入力された料理種別に対応した風量データを読み出
す機能及び入力装置２１で料理種別のデータが入力され
ない場合には温度センサ２６の検出温度の変化パターン
より料理種別を判断して風量データを読みだす機能を持
つ料理判別部２２と、この料理判別部２２から出力され
る風量データに基づいて換気扇８の回転数を決定し、そ
の回転数で換気扇８の運転を制御する換気扇制御部２３
とで構成される。
【００１１】而して使用者が入力装置２１で料理種別の
データを入力すると、料理判別部２２は料理種別に基づ
いた風量データを読み出し設定し、加熱調理器具２０の
燃焼制御部（図示せず）からの点火信号が入力すると、
調理が開始されたと判断されたときに風量データを換気
扇制御部２３に送出する。換気扇制御部２３は風量デー
タを受け取ると、換気扇８の運転を開始するとともに、
風量データに基づいて回転数を制御する。その後調理が
終了して消火信号が上記燃焼制御部より入力すると，料
理判別部２２は運転停止データを換気扇制御部２３に送
り、換気扇制御部２３はこの運転停止データを受け取る
と換気扇８の運転を停止する。
【００１２】また上記入力装置２１で料理種別データの
入力が無ければ、加熱調理器具２０の点火信号入力後、
鍋２５等の料理器具を通じて被調理物２４の温度を検出
する温度センサ２６の検出温度の変化パターンより料理
判別部２２は予め記憶している料理種別毎の変化パター
ンより料理種別を判断し、上述の場合と同様に換気扇８
の運転を制御する。
【００１３】以上のように本実施例では料理種別により
換気扇８の風量を自動的に制御するため、煙が多く発生
する焼魚料理の場合には風量を多くし、蒸気しか発生さ
せず、臭気も少ない煮炊き物では風量を少なくするとい
うように適正な風量で換気が行えるのである。
【００１４】（実施例２） 実施例１では料理種別を入力装置２１により使用者が入
力するようにしたものであるが、本実施例は図２に示す
ように入力装置２１を無くしたもので、温度センサ２６
の検出温度の変化のパターンを予め料理種別毎に記憶し
てある記憶部を料理判別部２２に設け、料理判別部２２
ではこのパターンと、温度センサ２６の検出温度の変化
パターンとの比較推定から料理種別を判断し、料理種別
毎に記憶設定されている風量データを読み出し、換気扇
制御部２３に与えるようにしたものである。この風量デ
ータを与えることが運転開始の指令をも兼ねており、換
気扇制御部２３はこの風量データを受け取ると、風量デ
ータに応じた回転数で換気扇８を運転する。
【００１５】その後調理が終了して温度センサ２６の検
出温度が調理終了と判断できる温度に下降したときに料
理判別部２２では運転停止データを換気扇制御部２３に
与え、換気扇８の運転を停止させるのである。このよう
に本実施例によれば、料理種別を使用者が入力する手間
が省け、実施例１に比して使用勝手が向上する。
【００１６】
【発明の効果】請求項１の発明は、加熱調理装置の被調
理物の温度変化より料理種別を検出し、この検出した料
理種別により換気必要量を求める手段と、換気必要量に
応じて換気手段の換気量を制御する手段とを備えたの
で、煙を多く出す焼物や、油料理、更には匂いを発散す
る料理等に応じて換気必要量を求め、換気必要量に応じ
て自動的に換気手段の換気量を制御できるため、適正な
換気を行うことができ、しかも料理種別を調理時に自動
的に検出しているので、一々料理種別を入力する手間が
省け、使い勝手が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例１の構成図である。
【図２】本発明の実施例２の構成図である。
【符号の説明】Ｂ 換気扇ユニット ８ 換気扇 ２０ 加熱調理器具 ２１ 入力装置 ２２ 料理判別部 ２３ 換気扇制御部 ２４ 被調理物 ２５ 鍋 ２６ 温度センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 和茂 大阪市港区南市岡１丁目１番52号株式会 社ハーマン内 (72)発明者 榎本 有 大阪市港区南市岡１丁目１番52号株式会 社ハーマン内 (72)発明者 小寺 洋 大阪市港区南市岡１丁目１番52号株式会 社ハーマン内 (72)発明者 松本 隆 大阪市港区南市岡１丁目１番52号株式会 社ハーマン内 (72)発明者 内田 譲 大阪市港区南市岡１丁目１番52号株式会 社ハーマン内 (56)参考文献 特開 平４−359730（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−86526（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−33552（ＪＰ，Ａ) 特開 昭56−160540（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−106344（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−153632（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F24F 7/00 - 7/007

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】加熱調理装置の被調理物の温度変化より料
    理種別を検出し、この検出した料理種別により換気必要
    量を求める手段と、換気必要量に応じて換気手段の換気
    量を制御する手段とを備えたことを特徴とする換気制御
    システム。
JP07381693A 1993-03-31 1993-03-31 換気制御システム Expired - Lifetime JP3351846B2 (ja)

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JPH06281221A JPH06281221A (ja) 1994-10-07
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