JP3351799B2 - エンジンおよび可変容量型油圧ポンプの制御装置 - Google Patents

エンジンおよび可変容量型油圧ポンプの制御装置

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JP3351799B2
JP3351799B2 JP50958498A JP50958498A JP3351799B2 JP 3351799 B2 JP3351799 B2 JP 3351799B2 JP 50958498 A JP50958498 A JP 50958498A JP 50958498 A JP50958498 A JP 50958498A JP 3351799 B2 JP3351799 B2 JP 3351799B2
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hydraulic pump
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lever
pump
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公一 川村
雅文 辻
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Komatsu Ltd
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    • F02D29/00Controlling engines, such controlling being peculiar to the devices driven thereby, the devices being other than parts or accessories essential to engine operation, e.g. controlling of engines by signals external thereto
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、エンジン出力トルクカーブに沿って等燃費
カーブの中心側に向かって油圧ポンプの吸収トルクのマ
ッチング点を移行させるエンジンおよび可変容量型油圧
ポンプの制御装置に関する。
背景技術 従来のエンジンおよび可変容量型油圧ポンプ(以下、
油圧ポンプと言う。)の制御は、図14に示すように、エ
ンジントルクカーブ上の定格点近辺でエンジン出力トル
クとポンプの吸収トルクとのマッチング点Aとなるよう
に、油圧ポンプの最大吸収トルクを制御している。以下
の説明において、エンジン出力トルクとポンプの吸収ト
ルクとがマッチングする点を、マッチング点と言う。
ここで、油圧ポンプの吸収トルクをT、ポンプの吐出
圧をP、油圧ポンプの1回転当たり吐出流量をq(cc/r
ev)、定数をK1としたときの油圧ポンプの吸収トルクT
は下記の式で求められる。
T=K1・P・q このようであるので、図18に示すように、ポンプの吐
出圧Pに対して、ポンプ吸収トルクTが図14に示すマッ
チング点Aのトルクを超えないように、油圧ポンプ1回
転当たりの吐出流量q(cc/rev)、即ち油圧ポンプの傾
転角が制御される。油圧ポンプの効率ηは、図15に示す
ように、油圧ポンプの傾転角が大きいほど良い。このた
め、ポンプの吐出圧Pが高く、油圧ポンプ1回転当たり
の吐出流量q(cc/rev)が、最大吐出流量qmaxより小
さい状態でマッチングしているときは油圧ポンプの効率
ηが低下する。一方、図16に示す、エンジンの等燃費カ
ーブεは、中心に近づくほど低燃費領域を示しており、
通常エンジンの燃費効率は定格出力点よりもエンジン回
転数が低い方が良い。
ここで、エンジンの回転数をN、油圧ポンプ1回転当
たりの吐出流量q(cc/rev)、定数K2としたときの油圧
ポンプの吐出流量Qは下記の式で求められる。
Q=K2・q・N したがって、同じ吐出流量Qを得るためには、q・N
=一定であるようにしてなるべくqを大きく、Nを小さ
くする方が効率が良い。
しかしながら、T=K1・P・qであるからqを大きく
すると油圧ポンプの吸収トルクTがエンジンの出力トル
クを超えてしまいエンジン回転の大幅ダウンやエンスト
が発生する。
これらの問題を解決する技術として、日本特開昭63−
50686号が知られている。この内容は図17に示すよう
に、油圧ポンプの最大吸収トルクの制御にエンジンの噴
射ポンプの制御を加え、ポンプの吐出圧Pに応じて、マ
ッチング点を、油圧ポンプの効率、およびエンジンの燃
費効率の良い方へ移動させる制御を行うものである。
即ち、マッチング点のトルク=油圧ポンプの最大吸収
トルクをエンジン回転数Nの関数T(N)として、図17
に示すように、T(N)・N=一定となるように(Nに
対して単調減少)設定している。
そして、このT(N)とポンプの吐出圧Pから、 q=T(N)/K1・P を求め、このqと油圧ポンプ1回転当たりの最大吐出
流量qmaxを比較し、q<qmaxであれば、漸時エンジン
回転数Nを下げていくようにしている。
これは、T(N)・N=Wとすれば、 q=T(N)/K1・P=W/K1・P・N ゆえに、P・q・N=W/K1=一定 したがって、ポンプの吐出圧Pに対して油圧ポンプの
吸収トルクがT(N)を超えない範囲でq・N=一定
で、qが最大、エンジン回転数Nが最小のNを求めてい
ることになる。実際のマッチング点は図17のTA〜TA1,
TA2……TA4と移動していくことになる。
前述の如く、油圧ポンプの吸収トルクTは上記の式で
求められるから、油圧ポンプの最大吸収トルクは、図18
に示す双曲線B−Cとなる。
従来は、マッチング点のトルクから双曲線B−Cを設
定し、ポンプ吐出圧Pに応じて、ポンプ吐出流量q(油
圧ポンプの1回転当たりポンプ吐出流量q)が、双曲線
B−Cを超えないように油圧ポンプの傾転角が制御され
る。
ところが、運転者のレバーの操作量が小さいときは、
油圧ポンプの吐出流量qは図18に示すように、qSと小さ
くなる。
このときの油圧ポンプの吸収トルクをTS、ポンプの
吐出圧をPa、油圧ポンプの1回転当たりの吐出流量をqS
(cc/rev)、定数をK1としたときの油圧ポンプの吸収ト
ルクTSは下記の式で求められる。
TS=K1・Pa・qs 油圧ポンプの1回転当たり吐出流量がqSのときの油圧
ポンプの吸収トルクTSは、図19に示すマッチング点A
のトルクより小さくなって、点Zとなり、エンジン、お
よび、油圧ポンプは効率の悪い状態でマッチングしてい
ることになる。前記日本特開昭63−50686号公報におい
ても図18の双曲線B−Cを最大(図の左上方向)にする
エンジン回転数Nを求めていることになる。
したがって、この発明でも同様に、レバーの操作量が
小さい場合のマッチング点は、図17に示す点TB〜点TB
4となり、予め設定されたマッチング点TA〜TA4(マッ
チング点のトルクは、エンジン回転数Nの関数T(N)
に対し、エンジン回転数Nに対応して単調減少するよう
に設定されている。)より低くなり、エンジン、およ
び、油圧ポンプは効率の悪い状態でマッチングするとい
う問題がある。また、従来から微操作性を必要とすると
きはエンジン回転数を落として油圧ポンプの吐出流量を
下げるという制御が行われているが、この切換えはモー
ド切換スイッチを切換えることにより行われるので、操
作が繁雑であるという問題がある。
発明の開示 本発明は、かかる従来技術の問題点を解消するために
なされたもので、油圧ポンプの必要とする吐出流量と吐
出圧に応じて、エンジンの燃費効率と油圧ポンプの効率
とが最も効率の良い点でマッチングするように、油圧ポ
ンプの傾転角制御とエンジンのガバナ制御を行うように
するとともに、レバー操作速度に応じてエンジン回転数
及びポンプ傾転角制御して微操作性を向上し、かつ、燃
料ダイヤルにより操作の繁雑さを解消するようにしたエ
ンジンおよび可変容量型油圧ポンプの制御装置を提供す
ることを目的とする。
本発明に係るエンジンおよび可変容量型油圧ポンプの
制御装置の第1構成は、エンジンと、エンジンの出力ト
ルクおよび回転速度を制御する噴射ポンプと、エンジン
により駆動され、作業機に圧油を供給する可変容量型油
圧ポンプと、可変容量型油圧ポンプの斜板角を制御する
レギュレータと、作業機の作動を操作する操作レバー
と、操作レバーからの信号を受けて可変容量型油圧ポン
プからの吐出容量を可変にする指令をレギュレータに出
力する制御手段と、を有するエンジンおよび可変容量型
油圧ポンプの制御装置において、 レバー操作速度を検知する第1検知手段と、 操作されたレバー操作速度に応じた第1検知手段から
の信号を受けたとき、操作されたレバー操作速度に応じ
て作業機の作動速度を作動させるように、エンジンの回
転速度を制御する指令を噴射ポンプに、あるいは/およ
び、可変容量型油圧ポンプの吐出容量を制御する指令を
レギュレータに出力する制御手段とを備える構成とした
ものである。
上記構成によれば、レバーの操作速度に見合ったエン
ジン回転数になるようにしてあり、このエンジン回転数
対応してエンジンの噴射ポンプのガバナ制御および油圧
ポンプの傾転角の制御を行うようにしたものである。
つまり、レバーの操作速度に応じてエンジンのトルク
カーブに沿って油圧ポンプの吸収トルクのマッチング点
を移動させるとともに、等燃費カーブの中心側に近づけ
るようにしたので、エンジンの燃費効率の良いところ
で、しかも、油圧ポンプの効率の良いところで運転する
ことができる。
第2構成は、第1構成において、制御手段は、操作さ
れたレバー操作速度が所定の速度以下のとき、作業機を
微速に作動させる指令を出力する構成としたものであ
る。
上記構成によれば、第1構成の効果に加えて、レバー
の操作速度が遅いとき、レバーの微操作速度に見合った
エンジン回転数になるようにしてあり、このエンジン回
転数に対応してエンジンの噴射ポンプのガバナ制御およ
び油圧ポンプの傾転角の制御を行うようにしたので、作
業機の微操作時にもエンジンの燃費効率の良いところ
で、しかも、油圧ポンプの効率の良いところで運転する
ことができる。
第3構成は、第2構成において、制御手段は、噴射ポ
ンプを制御する燃料ダイヤルが自動を選択されたとき作
業機を微速に作動させる指令を出力する構成としたもの
である。
上記構成によれば、燃料ダイヤルを自動位置にするこ
とにより、所定のエンジン回転数で作業機を微操作する
ことができるので、操作性が向上するとともに、エンジ
ンの燃費効率の良いところで、しかも、油圧ポンプの効
率の良いところで運転することができる。
第4構成は、エンジンと、エンジンの出力トルクおよ
び回転速度を制御する噴射ポンプと、エンジンにより駆
動され、作業機に圧油を供給する可変容量型油圧ポンプ
と、可変容量型油圧ポンプの斜板角を制御するレギュレ
ータと、作業機の作動を操作する操作レバーと、操作レ
バーからの信号を受けて可変容量型油圧ポンプからの吐
出容量を可変にする指令をレギュレータに出力する制御
手段と、を有するエンジンおよび可変容量型油圧ポンプ
の制御装置において、 レバーストロークおよびレバー操作速度を検知する第
1検知手段と、 ポンプ圧を検知する第2検知手段と、 第1検知手段からのレバーストロークに応じた可変容
量型油圧ポンプからの吐出容量を求めるポンプ吐出容量
演算手段と、 操作されたレバー操作速度が所定の速度を越えたと
き、可変容量型油圧ポンプの回転当たりの吐出容量を最
大にする指令を出力するとともに、そのときのレバース
トロークに応じた吐出容量に対応するストローク用エン
ジン回転速度を演算する第1演算手段と、 エンジントルクカーブで、エンジンの効率とポンプの
効率とがマッチングするように所定範囲に設定されたエ
ンジントルクカーブにおけるエンジンの最低回転数Nmin
と最高回転数Nmaxとを記憶するマッチング範囲記憶手段
と、 操作されたレバー操作速度が所定の速度を越え、か
つ、可変容量型油圧ポンプの回転当たりの吐出容積を最
大にしたとき、そのときのマッチングエンジントルクカ
ーブに応じた吐出容量に対応するマッチング用エンジン
回転速度を演算する第2演算手段と、 第1演算手段と第2演算手段で演算されるそれぞれの
ストローク用エンジン回転速度とマッチング用エンジン
回転速度のうちの高い方を可変容量型油圧ポンプのレギ
ュレータに指令を出力するポンプ吐出用制御手段とを微
える構成したものである。
上記構成によれば、レバーの操作速度が所定の速度を
越えたときでも、そのレバー操作速度に見合ったエンジ
ン回転数になるようにしてあり、このエンジン回転数に
対応してエンジンの噴射ポンプのガバナ制御および油圧
ポンプの傾転角の制御を行うようにした。
これにより、レバーの操作速度が所定の速度を越えた
ときでも、その操作速度に応じてエンジンのトルクカー
ブに沿って油圧ポンプの吸収トルクのマッチング点を移
動させるとともに、等燃費カーブの中心側に近づけるよ
うにしたので、エンジンの燃費効率の良いところで、し
かも、油圧ポンプの効率の良いところで運転することが
できる。
図面の簡単な説明 図1は本発明のエンジンおよび可変容量型油圧ポンプ
の制御装置の第1実施例の基本回路図である。
図2はエンジン出力トルク、ポンプ吸収トルクとエン
ジン回転数との関係を説明する1例の線図である。
図3は第1実施例のエンジン回転数とレバー操作速度
との関係を説明する線図である。
図4はエンジン回転数の関数T(N)とエンジン回転
数との関係を説明する線図である。
図5はエンジン出力トルク、ポンプ吸収トルクとエン
ジン回転数との関係を説明する2例の線図である。
図6は第1実施例のフローチャートである。
図7は図6のつづきのフローチャートである。
図8は本発明のエンジンおよび可変容量型油圧ポンプ
の制御装置の第2実施例の基本回路図である。
図9はポンプ吐出圧Pとポンプ吐出流量qのP−q線
図である。
図10は第2実施例のエンジン回転数とレバー操作速度
との関係を説明する線図である。
図11は第2実施例のエンジントルクカーブ線上に沿っ
てポンプ吸収トルクのマッチング点をA1−A2の間を移行
させる説明図である。
図12は第2実施例のフローチャートである。
図13は図12のつづきのフローチャートである。
図14はエンジン出力トルクとエンジン回転数との関係
を説明する線図である。
図15はポンプ効率とポンプ吐出流量との関係を説明す
る線図である。
図16はエンジンの等燃費カーブを説明する図である。
図17は従来のエンジン出力トルク、ポンプ吸収トルク
とエンジン回転数との関係を説明する線図である。
図18はポンプ吐出圧Pとポンプ吐出流量qの関係を説
明する1例のP−q線図である。
図19はエンジン出力トルクとエンジン回転数との関係
を説明する線図である 図20はポンプ吐出圧Pとポンプ吐出流量qの関係を説
明する2例のP−q線図である。
発明を実施するための最良の形態 本発明に係るエンジンおよび可変容量型油圧ポンプの
制御装置について、好ましい実施例を添付図面に従って
以下に詳述する。
図1は、本発明の基本回路を示し、エンジン1により
可変容量型油圧ポンプ2(以下、油圧ポンプ2と言
う。)が駆動される。エンジン1の噴射ポンプ1Aの図示
しないガバナは制御手段10と接続している。エンジン回
転数を検知する回転センサ1a(第3検知手段1aと言
う。)は制御手段10と接続している。油圧ポンプ2の傾
転角を制御するレギュレータ2Aは制御手段10と接続して
いる。油圧ポンプ2の吐出管路3から分岐する管路3aに
吐出圧を検知する油圧センサ3A(第2検知手段3Aと言
う。)を配設している。この油圧センサ3Aは制御手段10
と接続している。レバー7の操作ストロークS1、および
操作速度Vを検知するポテンショメータ7A(第1検知手
段と言う。)からの信号を制御手段10に入力している。
燃料ダイヤル8は、操作ノブ8aを通常モードのエンジン
回転数をMinからMaxの位置を選択するか、あるいは、AU
TO位置にすると、その信号は制御手段10に入力される。
油圧ポンプ2は、管路3を介して電磁式方向切換弁4
と接続している。この電磁式方向切換弁4は管路5a,5b
を介してアクチュエータ6と接続している。
制御手段10から指令信号i01は、電磁式方向切換弁4
の操作部4aに出力され、これにより電磁式方向切換弁4
はa位置に切換わる。このため、油圧ポンプ2から吐出
する圧油は管路3から電磁式方向切換弁4のa位置を通
って管路5bからアクチュエータ6に流入して駆動され
る。
制御手段10から指令信号i02は電磁式方向切換弁4の
操作部4bに出力され、これにより電磁式方向切換弁4は
b位置に切換わる。このため、油圧ポンプ2から吐出す
る圧油は管路3から電磁式方向切換弁4のb位置を通っ
て管路5aからアクチュエータ6に流入して駆動される。
次に、エンジンおよび可変容量型油圧ポンプの制御に
ついて、前述の従来技術と本発明の第1実施例とを比較
して説明する。
実際に運転に必要なのはポンプの吐出圧Paと、運転者
が操作に必要とする油圧ポンプの吐出流量Qである。油
圧ポンプの必要吐出流量Qdは、関数f1、運転者が操作し
たレバーストロークS1により決まり、 Qd=f1(S1) により求められる。
また、Qdを吐出するために必要な油圧ポンプ1回転当
たり吐出流量qは、エンジン回転数をNとすると、 q=Qd/K2・N により求められる。
従来は、図18のポンプ吐出圧Pとポンプ吐出流量qの
P−q線図に示すように、油圧ポンプの最大吸収トルク
は双曲線B−Cを設定し、ポンプ吐出圧Pが増減しても
ポンプ吐出流量q(cc/rev)が、双曲線B−Cを超えな
いように油圧ポンプの傾転角を制限している。
そして、油圧ポンプの実吐出圧Paに対し、この双曲線
B−Cから決まるqTとq=Qd/K2・Nの小さい方に油圧
ポンプ1回転当たりの吐出流量がなるように傾転角を制
御している。
したがって、レバーの操作量が小さいときは、油圧ポ
ンプの吐出流量qは図18に示すように、qSと小さくな
る。
このときの油圧ポンプの吸収トルク(TS=Kl・Pa・q
S)は、小さいので、図19に示すマッチング点Aから点
Zに移動する。
このため、従来技術ではエンジン、および、油圧ポン
プは効率の悪い位置でマッチングするという問題があ
る。
また、前記日本特開昭63−50686号の技術でも、油圧
ポンプの実吐出圧Paに対して、油圧ポンプ1回転当たり
の吐出流量qTは最大に制御されるが、レバーの操作量が
小さくqS<qTの場合は、同様の問題がある。
この問題点を解決するために、本発明の第1実施例は
以下のように制御するようにしたものである。
すなわち、油圧ポンプの実吐出圧Paと、運転者が操作
に必要とするポンプ吐出流量Qdからエンジンの出力トル
クの範囲内で、これらの実吐出圧Pa、ポンプ吐出流量Qd
を達成するもののうち、油圧ポンプ1回転当たりの吐出
流量qが最大でエンジン回転数Nが最小になるように、
油圧ポンプのレギュレータ2Aおよびエンジンの噴射ポン
プ1Aを制御するようにしたものである。
また、従来はモード切換スイッチを切換えることによ
り、設定していた微操作モード(エンジン回転数を低く
固定)を、レバーの操作速度で自動で設定するように
し、さらに、これらの制御のON/OFFを燃料ダイヤルの操
作位置により、できるようにしたものである。
図1に示す、本発明の制御手段10には、レバーストロ
ークに応じた可変容量型油圧ポンプからの吐出容量を求
めるポンプ吐出容量演算手段、レバーストロークに応じ
た吐出容量に対応するストローク用エンジン回転数を演
算する第1演算手段、エンジン最低回転数Nminと最高回
転数Nmaxとを記憶するマッチング範囲記憶手段、レバー
操作速度が所定の速度を越え、かつ、可変容量型油圧ポ
ンプの回転当たり吐出容積を最大にしたとき、そのとき
のマッチングエンジントルクカーブに応じた吐出容量に
対応するマッチング用エンジン回転速度を演算する第2
演算手段、および、ストローク用エンジン回転速度とマ
ッチング用エンジン回転速度のうちの高い方を油圧ポン
プのレギュレータに指令を出力するポンプ吐出用制御手
段を備えている。上記構成によれば、マッチング範囲記
憶手段には、図4に示す、トルクカーブT(N)上にマ
ッチング点Dと、マッチング点Eとを予め記憶されてお
り、マッチング点Dのときは最高回転数Nmaxとし、マッ
チング点Eのときは最低回転数Nminとなるようにしてあ
る。例えば、備操作によりレバー操作速度が遅いとき
は、その操作速度に応じてマッチング点Eに向かって最
適マッチング点を設定し、エンジンと油圧ポンプが運転
される。
この逆にレバー操作速度が速いときは、その操作速度
に応じてマッチング点Dに向かって最適マッチング点を
設定し、エンジンと油圧ポンプが運転される。
このように、レバー操作速度に応じてマッチング点D
−Eの間で最適マッチング点となるようにエンジンの噴
射ポンプの制御と油圧ポンプの傾転角の制御が行われ
る。したがって、エンジン燃費効率と油圧ポンプの効率
とが最も効率の良い点でマッチングさせてエンジンおよ
び油圧ポンプを運転することができる。
また、制御手段10には、燃料ダイヤル8の操作位置
(MIN〜MAX,AUTO)に応じて図2に示す。基準となるエ
ンジン回転数N0、および、基準となる油圧ポンプ最大吸
収トルクT0、および、マッチング点D−Eの線図に示す
ように、エンジン回転数Nの関数T(N)が記憶されて
いる。
また、制御手段10は、燃料ダイヤル8の操作位置(MI
N〜MAX位置、AUTO位置)に応じて、エンジン・ポンプの
効率を最も良くするように、噴射ポンプ1Aのガバナと油
圧ポンプのレギュレータ2Aへ指令出力する。
さらに、制御手段10は、レバー7の操作量S1の信号を
受けて、レバー操作速度を検出して、その操作速度に応
じたエンジン回転数Nおよび油圧ポンプ1回転当たりの
吐出流量qとなるように、噴射ポンプ1Aおよびレギュレ
ータ2Aへ指令出力して、エンジン・油圧ポンプを制御す
るようになっている。
本発明を詳しく説明すると、運転者が操作に必要なポ
ンプ吐出流量Qdを達成するもののうち、油圧ポンプ1回
転当たりの吐出流量が最大、エンジン回転数が最小とな
る回転数Nq minは、 Nq min=Qd/K2・qmax により求めることができる。
しかしながら、一般的に、ポンプに作用する圧力P
と、ポンプ実吐出流量Qと、ポンプ1回転当たりの吐出
流量qと、エンジン回転数Nと、トルクTとの関係を、
定数K2,K3としたときに、 P・Q=K2・P・q・N=K3・T・N であるから、エンジン回転数Nを小さくすると、必要
トルクTは増大する。
したがって、必要トルクTからも最小エンジン回転数
NTminが決定される。NTminは、P・Q=K3・T・Nよ
り、エンジン回転数Nの関数として制御手段10に記憶さ
れた許容トルクT(N)(通常はエンジンのトルクライ
ズに沿った関数として設定される)を使って、 NTmin=Pa・Qd/K3・T・N により求めることができる。
そして、油圧ポンプ1回転当たりの吐出流量から決ま
る最小エンジン回転数Nqminとトルクから決まる最小エ
ンジン回転数NTminとの大きい方をエンジン目標回転数
Nrに設定する。即ち、図5に示す、エンジン回転数Nの
関数として制御手段10に記憶された許容トルクT(N)
線に対して、Pa・Q/K3・Nで求められる線と、K1・Pa・
qmaxで求められる線とが交わる交点をNqmin,また、T
(N)線に対して、Pa・Q/K3・Nで求められる線が交わ
る交点を、NTminとして求め、このNqminとNTminの大
きい方をエンジン目標回転数Nrに設定しているものであ
る。
ここで、図4について説明する。縦軸はエンジン回転
数Nの関数T(N)であり、横軸はエンジン回転数Nで
ある。噴射ポンプ1Aへ無負荷回転数NOrとなるように指
令出力して、エンジン目標回転数Nrとなるようにしてあ
る。
このエンジン目標回転数Nrは、エンジン回転数の関数
T(N)に対するマッチング点D−E間で設定されるよ
うになっている。マッチング点Dにおいて、噴射ポンプ
1Aへ無負荷回転数NOmaxとなるように指令出力して、負
荷時のエンジン回転数Nmaxとなるようにしてある。この
エンジン回転数Nmaxが、最高回転数とする上限値であ
る。マッチング点Eにおいて、噴射ポンプ1Aへ無負荷回
転数NOminとなるように指令出力して、負荷時のエンジ
ン回転数Nminとなるようにしてある。このエンジン回転
数Nminが、最低回転数とする下限値である。
このように制御される図4の関数設定されたデータが
制御手段10に記憶されている。そして、前記図5で説明
したNqmin,およびNTminは、ポンプ実吐出流量Qが非常
に小さかったり、非常に大きい場合に、エンジンの実用
回転数範囲を外れてしまう場合があり、このときは図4
に示す、予め制御手段10に記憶されているエンジン回転
数Nmin〜Nmaxの範囲で運転できるようになっている。
以上により、エンジントルクカーブに沿って図16で説
明したように等燃費カーブεの中心に近づけるように油
圧ポンプのマッチング点を移行するようにして、エンジ
ンは燃費効率の良いところで、しかも、油圧ポンプは、
ポンプ効率の良いところで運転するようにしたものであ
る。
図3は、エンジン回転数Nとレバー操作速度Vとの関
係を示す線図である。
図3に示すように、レバー速度V0までの遅い範囲で
は、エンジン回転数NLの低い回転とし、レバー速度V0
からV1までの範囲は徐々にエンジン回転数が増加し、レ
バー速度V1に達すると高い回転のエンジン回転数Nmaxと
なるようにしてあり、このようなエンジン回転数Nとレ
バー操作速度Vとの関数設定されたものが制御手段10に
記憶されている。即ち、レバー操作速度Vは第1検知手
段7Aにより、無段階に連続的に(図3に示すように)、
検知されている。
今、レバーの操作量が小さく、Nmin,またはNmaxから
求めたエンジン目標回転数Nrが小さい状態から、運転者
がレバーの操作量を大きくしていくと、それにともない
エンジン目標回転数Nrも増大していく。しかしながら、
レバーの操作速度が遅い場合には運転者が微操作を行い
たいと判断して、前述の如く図3に示す、エンジンの回
転数Nとレバー操作速度Vとの関係でエンジン目標回転
数Nrの増大に制限をかけるようにしてある。
図1に示す燃料ダイヤル8はMIN〜MAXの位置では従来
通りにスロットルの調整が可能で、AUTOの位置にする
と、詳しくは図6,図7のフローチャートで後述するが、
図3に示すようにレバー操作速度によるエンジン回転数
の増大制限制御が行われるとともに、エンジン目標回転
数Nrと、それに応じたポンプ目標吐出流量qrによって、
噴射ポンプ1Aのガバナ、および油圧ポンプ2のレギュレ
ータ2Aが制御される。
なお、燃料ダイヤル8はAUTOの位置以外では、レバー
操作速度によるエンジン回転数の増大制限制御のみOFF
となるように設定しても良い。
本発明に係るエンジンおよび可変容量型油圧ポンプの
制御装置の第1実施例のフローチャートを図6,図7によ
り説明する。
S1にて図1に示す燃料ダイヤル8の操作ノブ8aをAUTO
位置か判定しており、NOのときは図示しない従来の制御
に移り、YESのときはS2にてレバーストロークS1,ポンプ
吐出圧Paを検出する。
図1に示す、レバー7のストロークを検知するポテン
ショメータ7Aからの信号が制御手段10に入力されて、そ
の信号によりレバー7のストロークを検出するようにな
っている。
次に、S3にてポンプ必要吐出流量Qdを、関数f1、レバ
ーストロークS1から、 Qd=f1(S1) で計算する。
次に、S4にてレバー操作速度Vを検出し、図3のエン
ジン回転数Nとレバー操作速度Vとの関係線図に示すレ
バー操作速度V1に対して、検出されたレバー操作速度V
が大きいか判定しており、NOのときはS13に移行し、YES
のときはS6にて最小エンジン回転数Nqmin、ポンプ吐出
流量Qd、ポンプ最大吐出流量qmax、定数K2としたとき
の、 Nqmin=Qd/K2・qmax を計算する。
つまり、運転者が操作に必要な吐出流量Qdを達成する
ために、油圧ポンプ1回転当たりの吐出流量が最大、エ
ンジン回転数が最小となるNqminを求めるものである。
次に、S7にて予め記憶されているエンジン目標回転数の
関数T(N)×N(エンジン回転数)と、1/K3(定数)
×Pa(ポンプ吐出圧)×Qd(ポンプ吐出流量)とを比較
演算して最小エンジン回転数NTminを求める。
即ち、S6,S7で求めるNqmin,NTminは、図5に示すエン
ジン回転数Nの関数として制御手段10に記憶された許容
トルクT(N)線に対して、Pa・Q/K3・Nで求められる
線と、K1・Pa・qmaxで求められる線とが交わる交点をN
qmin,また、T(N)線に対して、Pa・Q/K3・Nで求め
られる線が交わる交点をNTminとして求めるものであ
る。
NTmin=Pa・Qd/K3・T(NTminとなるNTminを求め
れば良いが、実際には制御手段10に記憶されているT
(N)とNの積と、Pa・Qd/K3が等しくなる点としてNT
minを求めるようにしている。
S8にてNqminとNTminの高い方をエンジン目標回転数N
rとするように処理される。S9にてエンジン目標回転数N
rが予め記憶されているエンジン回転数Nminより小さい
か判定しており、NOのときはS11に移行し、YESのときは
S10にて予め記憶されているエンジン回転数Nminをエン
ジン目標回転数Nrとする処理がなされS15に移行する。
前記S9にてNOのときはS11にてエンジン目標回転数Nr
が予め記憶されているエンジン回転数Nmaxより大きいか
判定しており、YESと判定されたときはS12にて予め記憶
されているエンジン回転数Nmaxをエンジン目標回転数Nr
とする処理が行われS15に移行する。
前記S5でNOのときはS13にて検出されたレバー操作速
度Vからエンジン回転数Nlimを求める。
つまり、Nlimは、図3に示す、レバー速度V0とV1との
範囲中で実際のレバー速度Vを検出して求められる。
前記、図3で説明したレバー操作速度Vによりエンジ
ン回転数の増大に制限をかけるものである。
S14にて、エンジン回転数Nlimをエンジン目標回転数N
rとする処理が行われS15に移行する。
S15にて、油圧ポンプ1回転当たりの吐出流量qq、必
要吐出流量Qd、エンジンの目標回転数Nr、定数をKとし
たときの、 qq=Qd/K2・Nr を計算してS16に移行する。
S16にて油圧ポンプ1回転当たりの吐出流量qT、エン
ジン目標回転数の関数T(Nr)ポンプの吐出圧Pa、定数
をK1としたときの、 qT=T(Nr)/K1・Pa を計算してS17に移行する。
S17ではqq,qTおよびqmaxを比較し、一番小さいもの
を油圧ポンプ1回転当たりの目標吐出流量qrとする処理
が行われる。
そして、S18にてエンジン回転数Nrとするように、図
1の制御手段10から噴射ポンプ1Aのガバナに指令出力さ
れる。ただし、この場合図2に示すように、エンジンの
回転数は、通常負荷が軽くなると増大するので、噴射ポ
ンプ1Aにはエンジン目標回転数Nrに対応した無負荷回転
数NOrとするように指令出力されるようになっている。
また、S19にて油圧ポンプ1回転当たりの吐出流量qr
とするように、図1の制御手段10からレギュレータ2Aに
指令出力される。
これにより、前述の如く、図2に示すように、エンジ
ントルクカーブ上のD−Eの範囲内で目標エンジン回転
数Nrに対応したエンジン回転数NOrとなるように、図1
の噴射ポンプ1Aのガバナと油圧ポンプ2のレギュレータ
2Aを制御される。つまり、エンジントルクカーブに沿っ
て図16で説明したように等燃費カーブεの中心に近づけ
るようにして油圧ポンプの吸収トルクのマッチング点
(D−Eの間)を移行するようにしたので、エンジンの
燃費効率の良いところで、しかも、ポンプ効率の良いと
ころで運転するようにしたものである。
また、本実施例で特徴とする点は、レバーの操作速度
Vが遅いとき、即ち図1に示すアクチュエータ6を微操
作するときは、そのレバーの操作速度Vに見合ったエン
ジン回転数Nlimになるようにしてあり、この制限を加え
たエンジン回転数Nlimにより前記の演算処理を行って、
エンジンの噴射ポンプのガバナ制御および油圧ポンプの
傾転角の制御を行うようにしたので、微操作モードへの
切換操作が不用になる上、これらの制御のON/OFF設定が
燃料ダイヤル8のみで行うことができる。
次に、本発明に係るエンジンおよび可変容量型油圧ポ
ンプの制御装置の第2実施例を第1実施例の図1を参照
して図8乃至図13により説明する。
図8に示すエンジンおよび可変容量型油圧ポンプの制
御装置は、第1実施例の図1と同一符号を付したものは
同一部品である。
可変容量型油圧ポンプ2(以下、油圧ポンプ2と言
う。)の傾転角を検知する傾転角センサ2Bは制御手段10
と接続している。これ以外は、第1実施例の図1と同一
であり、説明は省略する。
図9はポンプ吐出圧Pとポンプ吐出流量q(cc/rev)
との関係を説明するP−q線図である。
ここで、エンジン回転数N,ポンプの吐出圧P,油圧ポン
プの1回転当たりの吐出流量q(cc/rev)としたときの
油圧ポンプ吐出流量Qは、 Q=q(cc/rev)・N よって、油圧ポンプの吸収馬力はP・Q=一定のほぼ
等馬力の一定線上に制御される。
図9において、qmaxとは油圧ポンプの1回転当たり
の最大吐出流量を示しており、後述するP0はこのときの
ポンプ吐出圧である。
ここで、油圧ポンプの1回転当たりの吐出流量q(cc
/rev)は、図8に示す油圧ポンプ2の傾転角を傾転角セ
ンサ2Bで検知することにより演算できる。
また、図8に示す制御手段10に予めポンプの吐出圧P
と吐出流量qとの関係をマップで記憶しておき、吐出圧
Pを検知することにより油圧ポンプの1回転当たりの吐
出流量qを設定することができる。
図10はエンジン回転数と操作レバー速度との関係を説
明する図である。
この図は後述するエンジン目標回転数Nrが設定された
後に、操作レバー7の操作速度を検知し、この操作レバ
ー7の操作速度V0が所定のレバー速度より遅い場合には
エンジン回転数が上がる側のエンジン回転数N0から前記
エンジン目標回転数Nrに制限(急激にエンジン回転数が
Nrまで上がらないように制限)を加えるように噴射ポン
プ1Aのガバナを制御するものである。
これにより、操作レバー7の操作感覚にあったエンジ
ン回転数の制御が可能となり、エンジン回転数の急激な
上昇がなく、安定したエンジン回転数制御が行われるの
で微操作性が良い。
図11はエンジン出力トルクカーブAに対応する油圧ポ
ンプ吸収トルクのマッチング点のA1〜A2のX方向,A2〜A
1のZ方向の移行時間について説明する図である。
エンジン回転数を下げる側となる油圧ポンプ吸収トル
クSLFから油圧ポンプ吸収トルクSLrへの移行時間を遅
くしてある。
また、エンジン回転数を上げる側となる油圧ポンプ吸
収トルクSLrから油圧ポンプ吸収トルクSLFへの移行時
間は速くしてある。
したがって、エンジン回転数を下げる側ではエンジン
回転数の変動を防止し、油圧ポンプの吐出流量不足が起
こらないようにしてある。
また、エンジン回転数を上げる側では作業性が向上す
る共に、油圧ポンプの吐出流量不足が起こらないように
してある。
これとは逆に、エンジン回転数を下げる側の油圧ポン
プ吸収トルクSLFから油圧ポンプ吸収トルクSLrへの移
行時間を速くしても良い。
さらに、エンジン回転数を上げる側の油圧ポンプ吸収
トルクSLrから油圧ポンプ吸収トルクSLFへの移行時間
を遅くしても良い。
これらの制御は小型〜大型の各種エンジンと油圧ポン
プとの仕様等によって決定されるものである。
これにより、エンジン回転数の変動を防止し、作業性
が向上すると共に、油圧ポンプの吐出流量不足が起こら
ないようにしてあるので、微操作性が良くエンジンおよ
び油圧ポンプが安定して駆動することができる。
本発明に係るエンジンおよび可変容量型油圧ポンプの
制御装置の第2実施例のフローチャートを図12,図13に
基づいて説明する。
S50にて図1に示す燃料ダイヤル8の操作ノブ8aをAUT
Oの位置か判定しており、NOのときはS50に戻り、YESの
ときは、S51にてエンジン回転数(N),ポンプ吐出圧
(P1),操作レバーストローク(S1)を検出する。S52
にて油圧ポンプ吐出流量Qd,関数f1,操作レバーストロー
クS1としたときの、 Qd=f1(S1) を計算する。
S53にてポンプ吐出圧P1に対する所定のポンプ圧P0がP
1≦P0か判定しており、YESのときはS54にて油圧ポンプ
qmax(cc/rev)から最小エンジン回転数Nq min、定数K
1,油圧ポンプ1回転当たりの最大吐出流量qmax(cc/re
v),油圧ポンプ吐出流量Qdとしたときの、 Nq min=K1・(Qd/qmax) を計算する。
S53にてNOのときはS55にてポンプ吐出圧P1に対する所
定の油圧ポンプ圧P0がP1>P0か判定しており、NOのとき
はS53に戻り、YESのときはS56にて油圧ポンプ最大吸収
トルクTmaxから最小エンジン回転数Nwmin,定数K1,油圧
ポンプ吐出流量Qd,油圧ポンプ1回転当たりの油圧ポン
プの吸収トルクqTとしたときの、 Nwmin=K1・(Qd/qT) を計算する。
S57に最小エンジン回転数Nq minと最小エンジン回転
数Nwminの高い方をエンジン目標回転数Nrに設定する。
S58にてエンジン目標回転数Nrに対応する油圧ポンプ
吸収トルクSLrを設定する。S59にて油圧ポンプレギュ
レータへの制御電流値i2,関数f1,油圧ポンプ吸収トルク
SLrとしたときの、 i2=1f(SLr) を計算する。
S60にて油圧ポンプのレギュレータへ指令出力する。
S61にて噴射ポンプへのスロットル開度を制御する制
御電流値i1,関数F2,油圧ポンプ吸収トルクSLrとしたと
きの、 i1=f2(SLr) を計算する。
S62にて噴射ポンプへ指令出力する。
S63にて燃料ダイヤルAUTO位置か判定しており、YESの
ときはS51に戻り、NOのときはエンドとなる。
第2実施例のフローチャートによれば、操作レバー7
のストロークにより演算される油圧ポンプ2の吐出流
量、エンジン回転数およびポンプの吐出圧により演算さ
れるエンジン目標回転数Nrは、重負荷となってもエンス
トすることがなく、油圧ポンプが吐出制御できる許容範
囲内に設定してある。このエンジン目標回転数Nrに対応
して設定される油圧ポンプ吸収トルクSLrがエンジント
ルクカーブの線上でマッチングするようにしたので、こ
のマッチング点が図16に示す等燃費カーブの中心に近づ
くように制御される。
したがって、低燃費で、かつ、エンジンおよび油圧ポ
ンプは効率の良い所でマッチングさせることができる。
産業上の利用可能性 本発明は、エンジンの燃費効率と油圧ポンプの効率と
が最も効率の良い点でマッチングさせるとともに、レバ
ー操作速度に応じてエンジン回転数及びポンプ傾転角制
御して微操作性を向上し、かつ、燃料ダイヤルにより操
作の繁雑さを解消するようにしたエンジンおよび油圧ポ
ンプの制御装置として有用である。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02D 29/04 E02F 9/20 F15B 11/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンと、エンジンの出力トルクおよび
    回転速度を制御する噴射ポンプと、エンジンにより駆動
    され、作業機に圧油を供給する可変容量型油圧ポンプ
    と、この油圧ポンプの斜板角を制御するレギュレータ
    と、作業機の作動を操作する操作レバーと、操作レバー
    からの信号を受けて油圧ポンプからの吐出容量を可変に
    する指令をレギュレータに出力する制御手段と、を有す
    るエンジンおよび可変容量型油圧ポンプの制御装置にお
    いて、 レバー操作速度を検知する第1検知手段を備え、 制御手段は、操作されたレバー操作速度に応じた第1検
    知手段からの信号を受けたとき、操作されたレバー操作
    速度に応じて作業機の作動速度を作動させるように、エ
    ンジンの回転速度を制御する指令を噴射ポンプに、およ
    び、油圧ポンプの吐出容量を制御する指令をレギュレー
    タにそれぞれ出力することを特徴とするエンジンおよび
    可変容量型油圧ポンプの制御装置。
  2. 【請求項2】請求の範囲1記載のエンジンおよび可変容
    量型油圧ポンプの制御装置において、 制御手段は、操作されたレバー操作速度が所定の速度以
    下のときには、噴射ポンプおよびレギュレータに制御指
    令を出力して、所定速度以下のレバー操作速度に対応す
    るように少なくともエンジンの回転速度を小さくし、作
    業機を微速に作動させることを特徴とするエンジンおよ
    び可変容量型油圧ポンプの制御装置。
  3. 【請求項3】請求の範囲1記載のエンジンおよび可変容
    量型油圧ポンプの制御装置において、 噴射ポンプを制御する燃料ダイヤルを備え、 制御手段は、燃料ダイヤルの自動が選択され、かつ操作
    されたレバー操作速度が所定の速度以下のときには、エ
    ンジン回転数の増大に制限をかけるようにして、作業機
    を微速に作動させる指令を出力することを特徴とするエ
    ンジンおよび可変容量型油圧ポンプの制御装置。
  4. 【請求項4】エンジンと、エンジンの出力トルクおよび
    回転速度を制御する噴射ポンプと、エンジンにより駆動
    され、作業機に圧油を供給する可変容量型油圧ポンプ
    と、この油圧ポンプの斜板角を制御するレギュレータ
    と、作業機の作動を操作する操作レバーと、操作レバー
    からの信号を受けて油圧ポンプからの吐出容量を可変に
    する指令をレギュレータに出力する制御手段と、を有す
    るエンジンおよび可変容量型油圧ポンプの制御装置にお
    いて、 レバーストロークおよびレバー操作速度を検知する第1
    検知手段と、 ポンプ圧を検知する第2検知手段と、 第1検知手段からのレバーストロークに応じた油圧ポン
    プからの吐出容量を求めるポンプ吐出容量演算手段と、 操作されたレバー操作速度が所定の速度を越えたとき、
    油圧ポンプの回転当たりの吐出容量を最大にする指令を
    出力するとともに、そのときのレバーストロークに応じ
    た吐出容量に対応するストローク用エンジン回転速度を
    演算する第1演算手段と、 エンジントルクカーブで、エンジンの効率と油圧ポンプ
    の効率とがマッチングするように所定範囲に設定された
    エンジントルクカーブにおけるエンジンの最低回転数Nm
    inと最高回転数Nmaxとを記憶するマッチング範囲記憶手
    段と、 操作されたレバー操作速度が所定の速度を越え、かつ、
    油圧ポンプの回転当たりの吐出容積を最大にしたとき、
    そのときのマッチングエンジントルクカーブに応じた吐
    出容量に対応するマッチング用エンジン回転速度を演算
    する第2演算手段とを備え、 制御手段は、第1演算手段と第2演算手段で演算される
    それぞれのストローク用エンジン回転速度とマッチング
    用エンジン回転速度とのうちの高い方を油圧ポンプのレ
    ギュレータに指令として出力することを特徴とするエン
    ジンおよび可変容量型油圧ポンプの制御装置。
  5. 【請求項5】エンジンと、エンジンの出力トルクおよび
    回転速度を制御する噴射ポンプと、エンジンにより駆動
    され、作業機に圧油を供給する可変容量型油圧ポンプ
    と、この油圧ポンプの斜板角を制御するレギュレータ
    と、作業機の作動を操作する操作レバーと、操作レバー
    からの信号を受けて油圧ポンプからの吐出容量を可変に
    する指令をレギュレータに出力する制御手段と、を有す
    るエンジンおよび可変容量型油圧ポンプの制御装置にお
    いて、 レバー操作速度を無段階に検知する第1検知手段を備
    え、 制御手段は、操作されたレバー操作速度に応じた第1検
    知手段からの信号を受けたとき、操作されたレバー操作
    速度に応じて作業機の作動速度を作動させるように、エ
    ンジンの回転速度を制御する指令を噴射ポンプに、およ
    び、油圧ポンプの吐出容量を制御する指令をレギュレー
    タにそれぞれ出力し、 前記エンジンの回転速度を制御する指令及び前記油圧ポ
    ンプの吐出容量を制御する指令は、レバーの操作速度に
    応じてエンジンのトルクカーブに沿って油圧ポンプの吸
    収トルクのマッチング点を移動するように、制御手段で
    演算されることを特徴とするエンジンおよび可変容量型
    油圧ポンプの制御装置。
  6. 【請求項6】エンジンと、エンジンの出力トルクおよび
    回転速度を制御する噴射ポンプと、エンジンにより駆動
    され、作業機に圧油を供給する可変容量型油圧ポンプ
    と、この油圧ポンプの斜板角を制御するレギュレータ
    と、作業機の作動を操作する操作レバーと、操作レバー
    からの信号を受けて油圧ポンプからの吐出容量を可変に
    する指令をレギュレータに出力する制御手段と、を有す
    るエンジンおよび可変容量型油圧ポンプの制御装置にお
    いて、 噴射ポンプのスロットル開度を無段階に調整する位置、
    及びレバー操作速度に応じてエンジン回転数を制御する
    AUTO位置を有する燃料ダイヤルと、 レバー操作速度を検知する第1検知手段とを備え、 制御手段は、燃料ダイヤルのAUTO位置が選択されている
    場合で、操作されたレバー操作速度に応じた第1検知手
    段からの信号を受けたとき、操作されたレバー操作速度
    に応じて作業機の作動速度を作動させるように、エンジ
    ンの回転速度を制御する指令を噴射ポンプに、および、
    油圧ポンプの吐出容量を制御する指令をレギュレータに
    それぞれ出力し、また 操作されたレバー操作速度が所定の速度以下のときに
    は、予め設定されているレバー操作速度とエンジン回転
    数との関係に基づき、エンジン回転数の増大を制限する
    制御指令を噴射ポンプに出力することを特徴とするエン
    ジンおよび可変容量型油圧ポンプの制御装置。
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