JPH0694005A - 油圧作動機器の操作装置 - Google Patents

油圧作動機器の操作装置

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JPH0694005A
JPH0694005A JP24456092A JP24456092A JPH0694005A JP H0694005 A JPH0694005 A JP H0694005A JP 24456092 A JP24456092 A JP 24456092A JP 24456092 A JP24456092 A JP 24456092A JP H0694005 A JPH0694005 A JP H0694005A
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JP
Japan
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operating
control valve
slope
lever
hydraulic actuator
Prior art date
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Pending
Application number
JP24456092A
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English (en)
Inventor
Masaaki Sumida
雅明 寿美田
Kenichi Hayamizu
健一 速水
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Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】微速操作から最速操作までの幅広い油圧作動機
器の作動操作を行うことができる油圧作動機器の操作装
置を提供する。 【構成】油圧供給源からの圧油の供給により作動される
油圧作動機器を作動制御する制御弁24と、前記制御弁
24の開度を操作する操作レバー30と、前記操作レバ
ー30の傾倒角度を複数段階で検知する検知手段SW1
R,L、SW2R,L、SW3R,Lと、前記検知手段
からの信号と操作レバー30の傾倒速度とに基づいて該
当する予め設定された電流のスロープを選定し、この電
流のスロープに従って制御弁を制御する制御手段とを備
えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧作動機器の操作装
置に関し、例えば高所作業車やクレーン装置等における
油圧シリンダ、油圧モータなどの油圧作動機器の操作に
利用される。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばクレーン装置において、ブ
ームの起伏作動、伸縮作動、及び旋回、並びにウインチ
の作動は、ブーム起伏シリンダ、ブーム伸縮シリンダ、
旋回モータ、及びウインチモータなどの油圧作動機器に
より行われており、上記各油圧作動機器は、操作レバー
の傾倒角度に対応して作動するようにその作動量が制御
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のように単に操作レバーの傾倒角度に対応して各油圧
作動機器の作動を制御するものでは、作業性の面から操
作レバーの操作に対して各油圧作動機器が迅速に作動す
るように設定されており、このため操作レバーの微小操
作により油圧作動機器の微速操作を行うのが困難であ
り、例えば、重い吊り荷をゆっくりと移動させたい場合
や、吊り荷の位置を少しだけ移動させたい場合などには
適さず、また、逆に油圧作動機器を迅速に作動させたい
場合もある。そこで、操作レバーの傾倒角度やその傾倒
速度に応じた油圧作動機器の作動制御が要望されてい
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の油圧作動機器の
操作装置は、油圧供給源からの圧油の供給により作動さ
れる油圧作動機器を作動制御する制御弁と、前記制御弁
の開度を操作する操作レバーと、前記操作レバーの傾倒
角度を複数段階で検知する検知手段と、前記検知手段か
らの信号と操作レバーの傾倒速度とに基づいて該当する
予め設定された電流のスロープを選定し、この電流のス
ロープに従って制御弁を制御する制御手段とを備えたも
のである。
【0005】
【作用】操作レバーの傾倒角度を検知手段により複数段
階で検知し、制御手段により検知手段からの信号と操作
レバーの傾倒速度とに基づいて該当する予め設定された
電流のスロープを選定し、この電流のスロープに従って
制御弁を制御することで、油圧作動機器の作動制御を行
う。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。なお、本例では本発明に係る油圧作動機器の操
作装置を移動作業用タイヤを有するトラック式高所作業
車に適用した場合について説明する。
【0007】図1は移動作業用タイヤを有するトラック
式高所作業車の概略構成を示している。
【0008】トラック式高所作業車(以下、単に高所作
業車という。)1は、車体2上に荷台5を、その前部に
運転席3を備え、通常(非作業時)は走行用タイヤ6…
で走行する。荷台5には作業床7がブーム8を介して旋
回及び昇降自在に設けられている。本例では、作業床7
としてバケットタイプのものが用いられており、以下、
バケット7という。
【0009】また、車体2の前部両側に前部ジャッキ装
置10,10が配設されるとともに、車体2の後部両側
に後部ジャッキ装置11,11が配設されている。これ
ら前後のジャッキ装置10,11は、外筒と、この外筒
に摺動自在に嵌挿された内筒と、両者間に内蔵された油
圧シリンダからなり、その伸縮部の下端に前部移動作業
用タイヤ10a及び後部移動作業用タイヤ11aが軸支
されている。
【0010】よって、ジャッキ装置10,11を作動さ
せて前後の移動作業用タイヤ10a,11aを下方に張
り出させることにより、これら前後の移動作業用タイヤ
10a,11aで車体2を支持することができる。
【0011】また、図2に示すように、前部移動作業用
タイヤ10aは、この前部移動作業用タイヤ10aに連
結された油圧モータ(油圧作動機器)20により駆動自
在に構成されており、前後の移動作業用タイヤ10a,
11aで車体2を支持した状態で、前部移動作業用タイ
ヤ10aを駆動させることで高所作業車1を前後に移動
させることができる。
【0012】前記後部移動作業用タイヤ11aは、この
後部移動作業用タイヤ11a,11a間に介装されたス
テアリング装置12により操舵自在に構成されている。
【0013】一方、バケット7には、該バケット7の旋
回及び昇降を操作するとともに、ジャッキ装置10,1
1の伸縮作動、前部移動作業用タイヤ10aの駆動操
作、及び後部移動作業用タイヤ11aの操舵を行う操作
装置15が設けられている。
【0014】図2は、高所作業車1におけるジャッキ装
置10,11の伸縮作動、前部移動作業用タイヤ10a
の駆動、及び後部移動作業用タイヤ11aの操舵を行う
ための油圧駆動系を示している。
【0015】図2において、21はエンジン17(走行
用エンジンでも別設の単独エンジンでもよい)により駆
動される油圧ポンプ(油圧供給源)で、その吐出油は各
制御弁22〜25を介してジャッキ装置10,11、前
部移動作業用タイヤ10a,10aに連結された油圧モ
ータ20,20、ステアリング装置12のステアリング
シリンダ13に供給される。各制御弁22〜25は前記
操作装置15に電気的に接続されており、操作装置15
により各制御弁22〜25の開度を操作することで、ジ
ャッキ装置10,11の伸縮作動、油圧モータ20の駆
動、及びステアリングシリンダ13の伸縮作動を制御
し、前後の移動作業用タイヤ10a,11aの下方への
張り出し、前部移動作業用タイヤ10aの駆動、及び後
部移動作業用タイヤ11aの操舵を行う。
【0016】なお、ステアリング装置12は、ステアリ
ングシリンダ13の伸縮運動がタイロッド14を介して
後部移動作業用タイヤ11aに旋回運動として伝達され
る。
【0017】ここで、前記操作装置15における例えば
油圧モータ20の作動制御、すなわち前部移動作業用タ
イヤ10aの駆動に伴う高所作業車1の前後への移動操
作は、図3に示すジョイスティックレバー(操作レバ
ー)30によって行われる。
【0018】ジョイスティックレバー30は、前後方向
への傾倒で前進と後進とを操作するように構成されてお
り、図3において前方へ傾倒させることで前進、後方へ
の傾倒で後進させることができる。
【0019】このジョイスティックレバー30には、該
ジョイスティックレバー30の左右への傾倒角度を複数
段階(本例では3段階)で検知する6個のスイッチSW
1R,L、SW2R,L、SW3R,Lが設けられてい
る。スイッチSW1R,Lはジョイスティックレバー3
0が中立位置から若干傾倒した時にONになり、スイッ
チSW2R,Lはジョイスティックレバー30が略中間
位置まで傾倒した時にONになり、スイッチSW3R,
Lはジョイスティックレバー30が最大傾倒位置まで傾
倒した時にONになる。
【0020】図4は前記ジョイスティックレバー30の
操作に基づく油圧モータ20の駆動を制御する制御系を
示している。
【0021】前記スイッチSW1R,L、SW2R,
L、SW3R,Lによる信号は、接点入力41、I/O
コントロール42、マルチ入力43、I/Oコントロー
ル44を介してCPU45に入力され、CPU45では
これら信号と、各スイッチSW1R,L、SW2R,
L、SW3R,LがONする時間とに基づいて、前記I
/Oコントロール44を介してバルブアンプ46に出力
する電流のスロープを選定し、このバルブアンプ46か
らの電流をうけて制御弁(比例電磁弁)24の開度が制
御される。
【0022】上記電流のスロープは予め例えば3段階に
設定されており、CPU45ではいづれかのスロープを
選定することになる。
【0023】図5は、ジョイスティックレバー30の傾
倒動作とバルブアンプ46に出力する電流のスロープと
の関係の一例を示している。
【0024】ジョイスティックレバー30を中立の位置
から倒し始めると、時間t1の時点でSW1R,LがO
NしてSW2R,LがONするまでの間は、インチング
操作が可能なゆるやかなLOスロープで電流が増加す
る。もしこのままSW2R,LがONしなかった場合
は、SW1のレベルまでバルブアンプ46に出力する電
流が上昇していく。
【0025】しかし、SW1R,LがONしてから0.
5秒後(t2の時点)にSW2R,LがONすると、そ
の時点よりMIDスロープで電流が増加し、このままS
W3R,LがONしなかった場合は、SW2のレベルま
でバルブアンプ46に出力する電流が上昇していく。
【0026】次に、SW2R,LがONしてから0.1
秒後(t3の時点)でSW3R,LがONするとその時
点よりHIスロープで電流が増加し、SW3のレベルま
でバルブアンプ46に出力する電流が上昇していく。
【0027】また、ジョイスティックレバー30から全
く検知信号が出力されない場合には、ジョイスティック
レバー30が中立状態と判断して、SW1R,Lの信号
が出力されるまでバルブアンプ46に出力する電流をカ
ットする。
【0028】つまりジョイスティックレバー30の傾倒
位置と傾倒速度によりバルブアンプ46に出力する電流
のスロープが選定され、これに基づいて制御弁24の開
度、即ち高所作業車の移動速度が制御される。
【0029】次に、このように構成された高所作業車1
の動作について説明する。
【0030】高所作業を行う場合、ジャッキ装置10,
11を作動させて前後の移動作業用タイヤ10a,11
aを走行用タイヤ6が浮上するまで下方に張り出し、こ
の前後の移動作業用タイヤ10a,11aで車体2を安
定的に支持した後、バケット7を昇降させることで、安
全に高所作業を行う。
【0031】また、電柱等に架設される電気通信ケーブ
ル等の架設、撤去、修理、交換等の作業を行う場合は、
上述のように前後の移動作業用タイヤ10a,11aで
車体2を支持しバケット7を所定の高度に保った状態
で、操作装置15のジョイスティックレバー30により
前述したように油圧モータ20を駆動操作して前部移動
作業用タイヤ10a,10aを駆動させ高所作業車1の
移動速度を操作するとともに、操作装置15によりステ
アリング装置12を操作して後部移動作業用タイヤ11
a,11aを操舵し、高所作業車1を電柱等が立設され
た道路の路側等に沿って走行させる。
【0032】なお、本例では、高所作業車1の前後への
移動を行う油圧モータ20の作動制御をジョイスティッ
クレバー30により行うものについて述べたが、油圧モ
ータ20だけに限らず、ジャッキ装置10,11の伸縮
作動制御、及びステアリングシリンダ13の伸縮作動制
御をジョイスティックレバー30より上述と同様に行う
ようにしてもよい。
【0033】また、クレーン装置におけるブーム起伏シ
リンダ、ブーム伸縮シリンダ、旋回モータ、及びウイン
チモータなどの油圧作動機器に適用することもできる。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、操
作レバーの傾倒角度を検知手段により複数段階で検知
し、制御手段により検知手段からの信号と操作レバーの
傾倒速度とに基づいて制御弁を制御することで、微速操
作から最速操作までの幅広い油圧作動機器の作動操作を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】移動作業用タイヤを有するトラック式高所作業
車の概略構成を示す側面図である。
【図2】油圧駆動系を示す油圧回路のブロック図であ
る。
【図3】ジョイスティックレバーを示す図である。
【図4】制御系を示すブロック図である。
【図5】制御弁を制御するための予め設定される電流の
スロープの一例を示す図である。
【符号の説明】
20 油圧モータ(油圧作動機器) 21 油圧ポンプ(油圧供給源) 24 制御弁 30 ジョイスティックレバー(操作レバー) SW1R,L スイッチ(検知手段) SW2R,L スイッチ(検知手段) SW3R,L スイッチ(検知手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧供給源からの圧油の供給により作動
    される油圧作動機器を作動制御する制御弁と、 前記制御弁の開度を操作する操作レバーと、 前記操作レバーの傾倒角度を複数段階で検知する検知手
    段と、 前記検知手段からの信号と操作レバーの傾倒速度とに基
    づいて該当する予め設定された電流のスロープを選定
    し、この電流のスロープに従って制御弁を制御する制御
    手段とを備えたことを特徴とする油圧作動機器の操作装
    置。
JP24456092A 1992-09-14 1992-09-14 油圧作動機器の操作装置 Pending JPH0694005A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH101298A (ja) * 1996-01-26 1998-01-06 Jlg Ind Inc はさみ形リフト制御装置及び制御方法
WO1998006936A1 (fr) * 1996-08-09 1998-02-19 Komatsu Ltd. Unite de commande pour moteur et pompe hydraulique a cylindree variable

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JPH0620902B2 (ja) * 1983-08-09 1994-03-23 エリック ボック 樹 脂 容 器

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