JP3351014B2 - ジッター補正回路 - Google Patents
ジッター補正回路Info
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Description
の映像信号のジッターを補正する回路に関するものであ
る。
クロックとして用いるシステムにおいて、水平同期信号
が1クロックのジッターを起こすことは原理的に避けら
れない。
ックとの位相差情報であるスキュー(skew)データ
を用いてスキュー補正が行われている。
の補間を行う信号処理を行うために、映像信号をメイン
クロックを2逓倍したクロックのデータレートに変換す
ることが行われている。
3を用いて説明する。図3はジッター補正回路の従来例
の一つである。図3において20はスキュー補正を行う
ディジタルフィルタであり、30は補間を行うディジタ
ルフィルターである。このスキュー補正フィルター20
のうち、1は入力映像信号aをメインクロック(MC
K)で遅延する第1のフリップフロップ、2は前記第1
のフリップフロップ1の出力信号bをメインクロックで
遅延する第2のフリップフロップ、3は前記第2のフリ
ップフロップ2の出力信号cから第1のフリップフロッ
プ1の出力信号bを引算する引算器、4はスキューデー
タと前記引算器3の出力信号dを乗算する乗算器、5は
第1のフリップフロップ1の出力信号bと前記乗算器4
の出力信号eを加算する加算器、6は前記加算器5の出
力信号fをメインクロックで遅延する第3のフリップフ
ロップ、7は前記第3のフリップフロップ6の出力信号
gをメインクロックを2逓倍したクロック(DCK)で
遅延する第4のフリップフロップ、8は第3のフリップ
フロップ6の出力信号gと前記第4のフリップフロップ
7の出力信号hとを加算する加算器、9は前記加算器8
の出力信号iを2で割る除算器、10は前記除算器9の
出力信号jををメインクロックを2逓倍したクロックで
遅延する第5のフリップフロップである。
について、以下図4、図5を用いてその動作について説
明する。
て説明する。ディジタルテレビジョン受像機のバースト
ロックのシステムでは、ラインロックのシステムと異な
り、1ラインのクロック数が決まらず、しかも整数にも
ならない。図5(a)では、例として、1ラインが1
0.75クロックの場合の画面上のクロックの位置を上
向きの矢印(↑)を用いて表している。
最後のクロックAと2ライン目の(2H)の最初のクロ
ックA’とを図5(b)に示す。クロックAとクロック
A’間の時間的間隔は1クロックであるが、画面の1ラ
インが10.75クロックであるため、クロックAと画
面右端との時間的間隔が0.75クロックであり、また
2ライン目においては画面左端から2ライン目最初のク
ロックであるためクロックA’までは0.25クロック
の時間があくことになる。
ごとに0.75クロック、0.5クロック、0.25ク
ロックと端数が生じる。これらの端数がスキューデータ
である。
必ずクロック単位になるため、水平パルスをリセット信
号として用い、そこから一定のクロック、例えば5クロ
ック目、のところに画面の縦に黒線を引くという映像処
理を行う場合には、各ラインの最初のクロックでリセッ
トされ、5クロック目に黒い点が表れるため、端数(ス
キューデータ)があると図5(a)で破線で示すように
斜めの線となってしまう。
(例えば、16:9のディスプレイに4:3の映像を写
した際のサイドマスクなど)は、前後のデータをスキュ
ーデータを用いて補正することになる。
る。図5(c)には2ライン目の第5クロックCと第6
クロックC’が示され、これらのクロック間のスキュー
補正について説明する。
を引く場合には、2ライン目のDの位置のデータを求
め、2ライン目の第5クロックCの位置にこのデータを
表示することで補正(スキュー補正)を行う。このDの
位置のデータを求め、クロックの位置にてそのデータを
表示するがスキュー補正である。
クロックC’のデータを用いて算出する。クロックCの
位置のデータをX、クロックC’のデータをY、スキュ
ーデータをZとするとDのデータRは、
にスキュー補正を行い、そのあと補間のための信号処理
を行う。
いて説明する。まず、入力映像信号aは第1のフリップ
フロップ1に入力され、その出力信号bはメインクロッ
ク(MCK)の周期(1T)だけ遅延する。次に出力信
号bは第2のフリップフロップ2に入力され、その出力
信号cはメインクロック(MCK)の周期(1T)だけ
遅延する。そして引算器3によって、信号cから信号b
を引いた信号dが得られる。この信号dにスキューデー
タ(2ライン目の場合は0.75、2ビットでは”1
1”(=0.75)である)を乗算器4によって、乗算
し、出力信号eが得られる。
よって加算し、出力信号fが得られる。この出力fは第
3のフリップフロップ6に入力され、その出力信号gは
メインクロック(MCK)の周期(1T)だけ遅延す
る。
信号gはスキュー補正がなされており、第4のフリップ
フロップ7に入力され、その出力信号hはメインクロッ
クを2逓倍したクロック(DCK)の周期(0.5T)
だけ遅延する。この出力信号hと出力信号gを加算器8
によって加算し、出力信号iが得られる。この出力信号
iは割算器9において1/2にされ、出力信号jとして
出力される。この出力信号jは第5のフリップフロップ
10に入力され、その出力信号kはメインクロックを2
逓倍したクロック(DCK)の周期(0.5T)だけ遅
延する。
ば、スキュー補正を行った後に、補間をすることによっ
て、ジッター補正とデータレートの変換を行うことがで
き、図6(a)に示すように、入力映像信号(○で示
す)が入力された場合、●で示す補正信号が得られる。
うなジッター補正回路では、スキュー補正用のディジタ
ルフィルタ20と補間処理を行うためのディジタルフィ
ルタ30とを必要とするため、回路規模がかなり大きく
なってしまう。またこれらの2つのディジタルフィルタ
を用いるため、図6(a)に示すように補正された信号
のデータが原信号(入力映像信号)のデータからかけ離
れてしまうなど、周波数特性の劣化が起こるという問題
を有している。
の劣化の少なく、且つ回路規模の小さいジッター補正回
路を提供するものである。
めに、本発明のジッター補正回路は、入力された映像信
号をメインクロックで遅延する第1のフリップフロップ
と、前記第1のフリップフロップの出力信号をメインク
ロック(MCK)で遅延する第2のフリップフロップ
と、前記第2のフリップフロップの出力信号から第1の
フリップフロップの出力信号をを引き算する引算器と、
スキューデータのMSBをメインクロックに置き換えた
信号と前記引算器の出力信号との乗算を行う乗算器と、
第1のフリップフロップの出力信号と前記乗算器の出力
信号とを加算する加算器と、前記加算器の出力信号をメ
インクロックを2逓倍したクロック(DCK)で遅延す
る第3のフリップフロップから構成されている。
り、スキュー補正用のディジタルフィルターを用いるだ
けであるため回路規模を小さくすることができるととも
に周波数特性の良い信号処理を行うことができるという
ものである。
回路を図1および図2を用いて説明する。
一例を示す。図1において、1は入力映像信号aをメイ
ンクロックで遅延する第1のフリップフロップ、2は前
記第1のフリップフロップ1の出力信号bをメインクロ
ックで遅延する第2のフリップフロップ、3は前記第2
のフリップフロップ2の出力信号cから第1のフリップ
フロップ1の出力信号bを引算する引算器、4はスキュ
ーデータのMSBをメインクロックに置き換えた信号s
と前記引算器3の出力信号dを乗算する乗算器、5は第
1のフリップフロップ1の出力信号bと前記乗算器4の
出力信号tを加算する加算器、6は前記加算器5の出力
信号uをメインクロックを2逓倍したクロック(DC
K)で遅延し信号vを出力する第3のフリップフロップ
である。
が、例えば図5(a)に示す画面の2ライン目の信号を
補正する場合の動作を、図2を用いて説明する。
ロップ1に入力され、その出力信号bはメインクロック
(MCK)の周期(1T)だけ遅延する。次に、前記第
1のフリップフロップ1の出力信号bは第2のフリップ
フロップ2に入力され、その出力信号cはメインクロッ
ク(MCK)の周期(1T)だけ遅延する。そして引算
器3によって信号cから信号bを引いた出力信号dが得
られる。
では「従来の技術」の欄での従来例と同じ”11”(=
0.75)とする)のMSB(most significant bit)
をメインクロックに置き換えた信号s(この場合”1
1”(=0.75)と”01”(=0.25)とをくり
返す)を、乗算器4によって乗算し、出力信号tが得ら
れる。
場合、メインクロックが”0”のときはスキューデー
タ”11”(=0.75)のMSBを”0”で変更し
た”01”(=0.25)が信号sであるため、乗算器
4によって出力信号dのデータ「80」に信号sの0.
25が乗算され、出力信号tのデータは「20」とな
る。またこれと同様に、メインクロックが”1”のとき
は出力信号dのデータ「80」に信号sの”11(=
0.75)”を乗算して、データが「60」である出力
信号tを得る。
よって加算し,出力信号uが得られる。この出力信号u
は第3のはフリップフロップ6に入力され、その出力信
号vはメインクロックを2逓倍したクロック(DCK)
の周期(0.5T)だけ遅延する。
き、信号の状態を図6(b)に示す。原信号である入力
映像信号(○で示す)に対して、補正された信号(●で
示す)は、原信号からかけ離れていないことが、従来の
ジッター補正回路の図6(a)と比較して明らかであ
る。
補正回路では原信号に近似する周波数特性の良い補正信
号を得ることができ、また1つのディジタルフィルタし
か用いないために回路規模を小さくすることができる。
平同期信号とメインクロックの位相差情報であるスキュ
ーデータのMSBをメインクロックにおきかえた信号を
スキューデータの代わりに用いて、スキュー補正用ディ
ジタルフィルタにおいて信号処理を行うことにより、ス
キュー補正と補間処理を同時に行うため、回路規模を小
型化することができる。
号処理を行うために、補正信号が原信号に近似するとい
う、周波数特性の劣化の小さい信号処理を行うことがで
きるので、画面を見やすくすることができる。
ブロック図
ャート図
ャート
された信号を示す波形図 (b) 本発明の一実施例であるジッター補正回路によ
って処理された信号を示す図
Claims (1)
- 【請求項1】 入力された映像信号をメインクロックで
遅延する第1のフリップフロップと、前記第1のフリッ
プフロップの出力信号をメインクロックで遅延する第2
のフリップフロップと、前記第2のフリップフロップの
出力信号から第1のフリップフロップの出力信号を引き
算する引算器と、スキューデータのMSBをメインクロ
ックに置き換えた信号と前記引算器との乗算を行う乗算
器と、第1のフリップフロップの出力信号と前記乗算器
の出力信号とを加算する加算器と、前記加算器の出力信
号をメインクロックを2逓倍したクロックで遅延する第
3のフリップフロップとを備えたことを特徴とするジッ
ター補正回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08841793A JP3351014B2 (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | ジッター補正回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08841793A JP3351014B2 (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | ジッター補正回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0746496A JPH0746496A (ja) | 1995-02-14 |
JP3351014B2 true JP3351014B2 (ja) | 2002-11-25 |
Family
ID=13942220
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08841793A Expired - Lifetime JP3351014B2 (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | ジッター補正回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3351014B2 (ja) |
-
1993
- 1993-04-15 JP JP08841793A patent/JP3351014B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0746496A (ja) | 1995-02-14 |
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