JP3349122B2 - 光走査装置 - Google Patents

光走査装置

Info

Publication number
JP3349122B2
JP3349122B2 JP27604299A JP27604299A JP3349122B2 JP 3349122 B2 JP3349122 B2 JP 3349122B2 JP 27604299 A JP27604299 A JP 27604299A JP 27604299 A JP27604299 A JP 27604299A JP 3349122 B2 JP3349122 B2 JP 3349122B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light beam
light
curved mirror
scanning device
optical scanning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP27604299A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001100130A (ja
Inventor
智延 吉川
義春 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP27604299A priority Critical patent/JP3349122B2/ja
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to DE60037574T priority patent/DE60037574T2/de
Priority to KR10-2001-7006687A priority patent/KR100400982B1/ko
Priority to CNB008021104A priority patent/CN1145821C/zh
Priority to EP00961168A priority patent/EP1152278B1/en
Priority to US09/831,976 priority patent/US6504639B1/en
Priority to PCT/JP2000/006483 priority patent/WO2001023942A1/ja
Publication of JP2001100130A publication Critical patent/JP2001100130A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3349122B2 publication Critical patent/JP3349122B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B26/00Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
    • G02B26/08Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
    • G02B26/10Scanning systems
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B26/00Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
    • G02B26/08Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
    • G02B26/10Scanning systems
    • G02B26/12Scanning systems using multifaceted mirrors
    • G02B26/125Details of the optical system between the polygonal mirror and the image plane
    • G02B26/126Details of the optical system between the polygonal mirror and the image plane including curved mirrors

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Lenses (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザビームプリ
ンタ、レーザファクシミリ、あるいはデジタル複写機な
どに用いられる光走査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザビームプリンタなどに用いられて
いる多くの光走査装置は、光源としての半導体レーザ、
光偏向器の面倒れを補正するために光源からの光束を光
偏向器に線状に結像する第1結像光学系、光偏向器とし
てのポリゴンミラー、及び被走査面上に等速度で均一な
スポットを結像する第2結像光学系から構成されてい
る。
【0003】従来の光走査装置の第2結像光学系は、f
θレンズと呼ばれる大型のガラスレンズ複数枚で構成さ
れていたが、小型化が困難であるとともに高価であると
の問題点があった。そこで近年、小型化、低コスト化を
実現する光走査装置として、特開平11−30710号
公報に記載のような、第2結像光学系に1枚の曲面ミラ
ーを用いるものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、提案さ
れた上記の光走査装置は、模式的には曲面ミラーからの
光束が直接像面に導くよう記載されているが、光束が曲
面ミラーで反射される反射角が小さく、実際に感光ドラ
ムに光束を導くには曲面ミラーと感光ドラムの間に折り
返しミラーを配置する必要があった。また、特開平11
−30710号公報に記載の曲面ミラーの副走査方向断
面形状は、円弧でなく4次多項式形状のため、加工、計
測が困難である。
【0005】本発明は上記問題点に鑑み、折り返しミラ
ーを必要とせずに、1枚の曲面ミラーからの光束を直接
感光ドラムに導くとともに、曲面ミラーを比較的加工、
計測が容易な形状とし、良好な光学性能を有する光走査
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の基本構成にかか
る光走査装置は、光束を発する光源部と、光源部からの
光束を走査する光偏向器と、光源部と光偏向器との間に
配置され、光偏向器の偏向面上に線像を形成する第1結
像光学系と、光偏向器と被走査面との間に配置され、1
枚の曲面ミラーから構成される第2結像光学系とを備え
る。そして、第1結像光学系からの光束は、光偏向器の
偏向面の法線を含み主走査方向に平行な面に対して斜め
入射し、光偏向器からの光束は、曲面ミラーの頂点にお
ける法線を含み主走査方向に平行な面(以下、YZ面と
称する)に対して斜め入射するように構成される。更
に、曲面ミラーに向かう光束の中心軸とYZ面のなす角
をθMとした場合に、10<θM<35を満足し、副走
査方向断面に関して、前記偏向面で反射される反射光束
が前記第1結像光学系からの入射光束に対してなす角度
の方向を正の方向とした場合、前記曲面ミラーで反射さ
れる光束が前記偏向面からの入射光束に対してなす角度
が負の方向である。更に、前記偏向面の法線が前記第1
結像光学系からの光束となす角度をθP、前記曲面ミラ
ーの頂点における法線が前記偏向面からの光束となす角
度をθM、前記偏向面から前記曲面ミラーの頂点までの
距離をL、前記曲面ミラーから前記被走査面までの距離
をDとした場合、下記の条件式(数1)を満足すること
を特徴とする。
【数1】 1.6<θM/θP+0.98L/(L+D)<2.2
【0007】この構成によれば、第2結像光学系を1枚
のミラーで構成し、10<θMを満足する大きな反射角
で光束を反射するので、配置自由度が増え、折り返しミ
ラーを必要とせずに、直接被走査面に導くことができ
る。また、条件式の上限は、収差補正が可能な範囲を示
したものである。
【0008】上記の構成においては、曲面ミラーに対し
て、10<θMという大きな角度をもって副走査方向に
関して斜めに光束が入射するため、ミラー面で大きな光
線収差が生じる。この収差を補正するために、本発明の
光走査装置では、第1結像光学系からの光束は、光偏向
器の偏向面の法線を含み主走査方向に平行な面に対して
斜め入射する配置とし、光線収差を補正する各傾き角の
範囲を限定する。
【0009】すなわち、良好なスポットを得るために、
走査方向断面に関して、偏向面で反射される反射光束
が第1結像光学系からの入射光束に対してなす角度の方
向を正の方向とした場合、曲面ミラーで反射される光束
が偏向面からの入射光束に対してなす角度が負の方向と
なるように構成する。それにより、反射光束と入射光束
とを、それぞれ正の方向と負の方向に位置づけるため、
斜め入射に起因して生じる光線収差を補正し、良好なス
ポットを得ることができる。
【0010】さらに良好なスポットを得るには、条件式
(数1)を満足する構成とする。第1結像光学系と光偏
向器と第2結像光学系との位置関係が上記条件式を満足
すれば、光束の斜め入射に起因して生じる光線収差を適
正に補正することができる。条件式の範囲を越えると斜
め方向に収差が生じる。
【0011】
【0012】また、さらなる高解像度を達成するには以
下の条件式(数2)(数3)を満足することが望まし
い。
【0013】
【数2】1.86<θM/θP+0.98L/(L+D)
<1.94 条件式(数2)を満足すれば、光束の斜め入射に起因し
て生じる光線収差をより適正に補正することができる。
【0014】
【数3】0.48<L/(L+D)<0.75 条件式(数3)を満足すれば、10<θMの反射角でも
光線収差を補正することができる。下限を満足しない場
合、光線収差が生じ、上限を満足しない場合、副走査方
向のビーム径が走査中心と周辺で大きく変化するため高
解像度達成が困難になる。
【0015】また、上記の基本構成の光走査装置におい
て、曲面ミラーの副走査方向断面形状を円弧とする。そ
れにより、曲面ミラーを比較的加工、計測が容易な形状
とすることができる。
【0016】曲面ミラーの形状は、像面湾曲、fθ誤
差、走査線湾曲を補正するような主副の曲率半径が異な
る形状、さらに母線上の各点における法線がねじれてい
る自由曲面とすることが考えられる。
【0017】すなわち、曲面ミラーは、斜め入射に起因
して生じる走査線曲がりを補正する形状とすることが好
ましい。また、曲面ミラーは、YZ面に対して非対称と
してもよい。更に、曲面ミラーは、YZ面と曲面が交わ
る曲線(以後母線)上にある頂点以外の各点の法線が、
YZ面に含まれない、ねじれ形状とすることもできる。
これらの構成により、光学系を単純な構成にでき、光束
の斜め入射に起因して生じる光線収差を補正しつつ、し
かも走査線曲がりを補正することができる。
【0018】上記ねじれ形状の曲面ミラーは、母線上の
各点の法線がYZ面となす角度を、周辺ほど大きくなる
ようにするとよい。また、上記ねじれ形状の曲面ミラー
は、母線上の各点の法線がYZ面となす角度の方向が、
曲面ミラーで反射される光束が偏向面からの入射光束に
対してなす角度を正の方向とした場合に、正の方向とな
るようにするとよい。
【0019】上記の基本構成の光走査装置において、曲
面ミラーは、頂点における主走査方向の曲率半径と副走
査方向の曲率半径が異なるアナモフィックミラーにする
とよい。また、曲面ミラーは、主走査方向、副走査方向
ともに凹のミラー面とすることもできる。また、曲面ミ
ラーは、副走査方向の屈折力が主走査方向における中心
部と周辺部で変化しているミラー面とすることもでき
る。また、曲面ミラーは、副走査方向断面の曲率半径が
主走査方向断面形状に依らない形状とすることもでき
る。
【0020】また、上記の基本構成の光走査装置におい
て、第1結像光学系は光源部からの光束を主走査方向に
ついて収束光束となるように構成することができる。
【0021】これらの構成により、主走査方向、副走査
方向の各像面湾曲、fθ特性を良好な性能とすることが
できる。
【0022】また、上記の基本構成の光走査装置におい
て、光源部が、波長可変光源と波長制御部を具備する構
成とすることもできる。この構成によれば、スポットの
大きさはほぼ波長に比例にするので、波長を制御尾する
と感光ドラム上に結像するスポットの大きさを任意に制
御することができ、しかも、第2結像光学系が反射ミラ
ーのみで構成されるので色収差が全く発生しないため、
fθ特性など他の性能を劣化することなく解像度を任意
に変えることができる。
【0023】本発明の他の基本構成にかかる光走査装置
は、光束を発する光源部と、光源部からの光束を走査す
る光偏向器と、光源部と光偏向器との間に配置され、光
偏向器の偏向面上に線像を形成する第1結像光学系と、
光偏向器と被走査面との間に配置され、1枚の曲面ミラ
ーから構成される第2結像光学系とを備える。そして、
第1結像光学系からの光束は、光偏向器の偏向面の法線
を含み主走査方向に平行な面に対して斜め入射し、光偏
向器からの光束は、曲面ミラーの頂点における法線を含
み主走査方向に平行な面(以下、YZ面と称する)に対
して斜め入射するように構成される。更に、光源部が少
なくとも2つの光源からなり、光源部と光偏向器の間に
配置された少なくとも2つの光源からの光束を合成する
光合成手段を具備し、曲面ミラーに向かう光束の中心軸
と前記YZ面のなす角をθMとした場合に、10<θM
<35を満足することを特徴とする。
【0024】この構成によれば、1度の走査で2光束以
上の走査を行うことができるため、光源が1つの場合と
比較して少なくとも2倍の線像情報を被走査面上に走査
することができるとともに、第2結像光学系を1枚のミ
ラーで構成し、10<θMを満足する大きな反射角で光
束を反射するので、配置自由度が増え、折り返しミラー
を必要とせずに、直接被走査面に導くことができる。
【0025】光合成手段としては、例えば、ダイクロイ
ックミラーを使用できる。ダイクロイックミラーは、波
長を選択して反射、透過するので効率よく光を合成する
ことができる。また、ハーフミラーを使用することもで
きる。ハーフミラーは、加工が容易なので低コストで光
合成を実現できる。
【0026】また、上記構成の光走査装置において、光
偏向器と被走査面との間に配置される光束を分解する光
分解手段を具備することができる。光偏向器と被走査面
との間に光束を分解する光分解手段を配置することで、
一度の走査で同時に少なくとも2本の線像を被走査面上
に形成することができ、画像形成速度あるいは画像読み
取り速度を少なくとも2倍速くする効果が得られる。
【0027】光分解手段としては、回折格子又はダイク
ロイックミラー等を使用するとよい。回折格子によれ
ば、入射した光束は波長により異なる回折角で回折され
るので、低コスト高効率で光を分解することができる。
また、ダイクロイックミラーによれば、波長を選択して
反射、透過するので効率よく光を分解することができ
る。
【0028】また、上記構成の光走査装置において、光
源部を構成する少なくとも2つの光源から発する光の波
長を異なるようにすることもできる。波長の異なる光を
使用しても、第2結像光学系が反射ミラーのみで構成さ
れるので、通常発生する色収差が全く発生しないため、
高解像度のカラー画像形成あるいはカラー画像読み取り
が可能となる。
【0029】以上のいずれかの構成の光走査装置を用い
て、画像読み取り装置又は画像形成装置構成することに
より、小型、低コスト、高解像度で、しかも、高速の画
像読み取り装置、画像形成装置を得ることができる。
【0030】本発明のカラー画像形成装置は、現像器及
び感光体を含む複数の色に対応した複数の像形成ユニッ
トが円筒を形成し、その円筒の周方向に各像形成ユニッ
トが配列されるように保持され、円筒の軸心周りに複数
の像形成ユニットを同時に回転させることにより、各像
形成ユニットを像形成位置と待機位置との間で移動させ
る移送手段と、像形成位置にある像形成ユニットの感光
体に接触可能な転写体を有し、像形成位置にある像形成
ユニットの切り替えに伴って、各感光体上に形成された
各色のトナー像を転写体に順次転写し、各色のトナー像
を重ね合わせてカラートナー像を転写体上に形成する転
写手段と、感光体を露光する光走査装置とを備える。光
走査装置は、上記のいずれかの構成を有することを特徴
とする。
【0031】この構成によれば、曲面ミラーの配置、光
束の反射角を最適化することにより小型、低コストのカ
ラー画像形成装置を得ることができる。
【0032】上記構成のカラー画像形成装置において、
光走査装置の第2結像光学系を構成する1枚の曲面ミラ
ーを、円筒の軸心近傍に配置することができる。
【0033】また、上記構成のカラー画像形成装置にお
いて、光走査装置は、第1結像光学系からの光束が光偏
向器の偏向面の法線を含み主走査方向に平行な面に対し
て斜め入射し、光偏向器からの光束が曲面ミラーの頂点
における法線を含み主走査方向に平行な面(YZ面)に
対して斜め入射し、曲面ミラーに向かう光束の中心軸と
YZ面のなす角をθMとした場合に12.5<θM<1
7.5を満足するように構成することが好ましい。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1から図8を用いて説明する。
【0035】(実施の形態1)図1は本発明の一実施の
形態における光走査装置の構成を示す斜視図である。図
1において、1は半導体レーザ、2は軸対称レンズ、3
は副走査方向にのみ屈折力を持つシリンドリカルレン
ズ、4は折り返しミラー、5はポリゴンミラー、6はポ
リゴンミラー5の回転中心軸、7は曲面ミラー、8は走
査面である感光ドラムである。
【0036】図2は、図1の光走査装置の走査中心軸を
含み副走査方向に平行な面で切った断面図である。折り
返しミラー4からの光束はポリゴンミラー5の偏向面に
対して斜め入射し、ポリゴンミラー5からの光束は曲面
ミラー7に対して斜め入射するように副走査方向につい
て傾けて配置されている。
【0037】図中、rはポリゴンミラー5の内接半径、
Lは偏向反射点と曲面ミラー7の間隔、Dは曲面ミラー
7と感光ドラム8の間隔、θPは折り返しミラー4から
の光軸と偏向反射面の法線とのなす角、θMは偏向反射
面からの光軸と曲面ミラー7の頂点における法線とのな
す角である。
【0038】また、各実施例の曲面ミラーの面形状は、
面の頂点を原点とする副走査方向座標、主走査方向座標
が各々、x(mm)、y(mm)の位置における頂点か
らのサグ量を入射光束の向かう方向を正とするz(m
m)として式(数4)で示される。
【0039】
【数4】
【0040】但し、
【0041】
【数5】
【0042】
【数6】g(y)= RDx(1+ BCy2+ BDy4+ BEy6
BFy8+ BGy10
【0043】
【数7】θ(y)=ECy2+ EDy4+ EEy6 ここで、f(y)は母線上の形状である非円弧を示す式、
g(y)はy位置における副走査方向(x方向)の曲率半
径、θ(y)はy位置におけるねじり量を示す式である。
そして、RDy(mm)は頂点における主走査方向曲率半
径、RDx(mm)は副走査方向曲率半径、Kは母線形状を
示す円錐定数、AD、AE、AF、AGは母線形状を示す高次定
数であり、BC、BD、BE、BF、BGはy位置における副走査
方向曲率半径を決める定数、EC、ED、EEはy位置におけ
るねじり量を決めるねじり定数である。
【0044】具体的数値例を以下に示す。なお、最大像
高をYmax、それに対応したポリゴン回転角をαmaxとし
た。 (数値例1)
【0045】
【表1】
【0046】(数値例2)
【0047】
【表2】
【0048】(数値例3)
【0049】
【表3】
【0050】(数値例4)
【0051】
【表4】
【0052】(数値例5)
【0053】
【表5】
【0054】(数値例6)
【0055】
【表6】
【0056】(数値例7)
【0057】
【表7】
【0058】以上のように構成された光走査装置につい
て、以下、図1、図2を用いてその動作を説明する。
【0059】半導体レーザ1からの光束は、軸対称レン
ズ2によって収束光となる。そして、シリンドリカルレ
ンズ3によって副走査方向についてのみ収束され、折り
返しミラー4によって折り返され、ポリゴンミラー5の
反射面上に線像として結像される。ポリゴンミラー5が
回転中心軸6を中心に回転することによって、光束は走
査され、曲面ミラー7により反射されて、走査面8上に
結像する。曲面ミラー7の形状は、主、副像面湾曲、f
θ誤差を補正するように、主走査方向断面の非円弧形
状、各像高に対応した副走査方向の曲率半径が決められ
ており、さらに、走査線湾曲を補正するために各像高に
対応した位置での面のねじり量が決められている。
【0060】各数値例の走査中心、最大像高における波
面収差を表8に示す。
【0061】
【表8】
【0062】数値例1から3はL=120、θM=15
の条件でθPを変えて設計した例で、数値例2が斜め入
射によって生じる光線収差が補正される最適設計例であ
り、数値例1が条件式(数1)の下限、数値例3が上限
付近の設計例である。
【0063】
【数1】 1.6<θM/θP+0.98L/(L+D)<2.2 数値例4から7は、各L、θMに関して最適なθPを決
定した設計例であり、条件式(数2)を満足している。
【0064】
【数2】1.86<θM/θP+0.98L/(L+D)
<1.94 また、各数値例の走査中心と最大像高における副走査方
向のビーム径(1/e2強度)の比を表9に示す。
【0065】
【表9】
【0066】各数値例とも条件式(数3)を満足してい
る。
【0067】
【数3】0.48<L/(L+D)<0.75 図3〜図9は各々数値例1〜数値例7の場合の特性を示
す図であり、各図において(a)はfθ誤差、(b)は像面湾
曲量、(c)は残存走査線湾曲量を示す。
【0068】ここで、fθ誤差(ΔY)は、走査中心近
傍におけるポリゴンの単位回転角あたりの走査速度(感
光ドラム面上で光束が走査される速度)をV(mm/de
g)、ポリゴン回転角α(deg)、像高をY(mm)としたと
き式(数8)で表される量である。
【0069】
【数8】△Y=Y−V×α また、半導体レーザ1を波長可変レーザとし、その波長
を制御すると、感光ドラム8上に結像するスポットの大
きさを任意に制御することもできる。
【0070】なお、本実施の形態では、曲面ミラー形状
を表すため式(4)を用いたが、同様の形状を表すこと
ができれば他の式を用いてもよい。
【0071】(実施の形態2)図10は、請求項18に
対応する構成を有する実施の形態2における光走査装置
の構成図である。
【0072】図10において、9は波長λ1の光束を発
する第1の光源、10は波長λ2の光束を発する第2の
光源、11は第1の光源9からの光を収束光とする第1
の軸対称レンズ、12は第2の光源10からの光を収束
光とする第2の軸対称レンズである。13は副走査方向
にのみ屈折力を持ち偏向面上に第1の光源9からの光束
を線像として結像する第1のシリンドリカルレンズ、1
4は副走査方向にのみ屈折力を持ち偏向面上に第2の光
源10からの光束を線像として結像する第2のシリンド
リカルレンズである。15は波長λ1の光束を透過し、
波長λ2の光束を反射するダイクロイックミラー、16
は折り返しミラー、17はポリゴンミラー、18はポリ
ゴンミラー17の回転中心軸である。19は曲面ミラー
であり、実施の形態1の説明において記載した数値例1
〜数値例4のいずれかに示した形状および配置を有す
る。20は波長λ1と波長λ2の光束を分離する回折格
子、21は感光ドラムである。
【0073】以上のように構成された光走査装置につい
て動作を説明する。ダイクロイックミラー15で合成さ
れた2つの異なる波長の光束がポリゴンミラー17によ
って走査され、曲面ミラー19によって収束光となる。
回折格子20に入射する光束は、回折格子20によって
2つの光束に分離され、感光ドラム21上に結像され
る。それにより、一度の走査で2ライン走査することが
できる。このとき、曲面ミラー19では色収差が全く発
生しない。従って、回折格子20によって分離された2
つの光束はともに感光ドラム21に良好に結像すること
となる。ここでは、合成手段としてダイクロイックミラ
ーを用いたがハーフミラーを用いても良く、また分離手
段として回折格子を用いたがダイクロイックミラーを用
いても良い。
【0074】また、上本実施の形態では分解手段を設け
て2ライン走査を行うとしたが、分解手段を設けずに波
長多重の走査を行うこともできる。
【0075】(実施の形態3)図11は、請求項21に
対応する構成を有する実施の形態3における画像読み取
り装置の構成図である。
【0076】図11において、1から7は、図1に示し
た光走査装置を構成する要素と同一である。22は読み
取り面、23は光源1からの光束を透過するとともに読
み取り面22からの戻り光を検出系に反射するハーフミ
ラー、24は検出器、25は検出器24に戻り光を導く
検出光学系である。
【0077】以上のように、本実施の形態の光走査装置
を用いることにより小型、低コスト、高解像度の画像読
み取り装置を実現することができる。
【0078】(実施の形態4)図12は実施の形態1又
は実施の形態2に記載した光走査装置を適用した画像形
成装置を示す概略断面図である。図12において、26
は光が照射されると電荷が変化する感光体が表面を覆っ
ている感光ドラム、27は感光体の表面に静電気イオン
を付着し帯電する一次帯電器、28は印字部に帯電トナ
ーを付着させる現像器、29は付着したトナーを用紙に
転写する転写帯電器、30は残ったトナーを除去するク
リーナー、31は転写されたトナーを用紙に定着する定
着装置、32は給紙カセット、33は半導体レーザ、軸
対称レンズ、シリンドリカルレンズで構成される光源ブ
ロック、34はポリゴンミラー、35は実施の形態1で
示した曲面ミラーである。
【0079】以上のように、上記実施例の光走査装置を
用いることにより小型、低コストの画像形成装置を実現
することができる。
【0080】(実施の形態5)図13は実施の形態1又
は実施の形態2における光走査装置を適用したカラー画
像形成装置を示す概略断面図である。
【0081】図13において、36Y、36M、36
C、36Bは各々、イエロー、マジェンタ、シアン、ブ
ラックの各色に対応した像形成ユニットである。像形成
ユニット36Yは、光が照射されると電荷が変化する感
光体が表面を覆っている感光ドラム37Y、感光体の表
面に静電気イオンを付着し帯電する一次帯電器38Y、
印字部に帯電トナーを付着させる現像器39Y、及び残
ったトナーを除去するクリーナ40Yから構成されてい
る。他の色の像形成ユニット36M、36C、36Bも
同様の構成である。
【0082】41は、各色の感光ドラム37Y、37
M、37C、37Bの上に形成されたトナー像を転写す
る転写ベルト、42は転写ベルト41に付着したトナー
を用紙に転写する転写帯電器、43は転写されたトナー
を用紙に定着する定着装置、44は給紙カセットであ
る。45は、半導体レーザ、軸対称レンズ、シリンドリ
カルレンズで構成される光源ブロック、46はポリゴン
ミラーである。47は曲面ミラーであり、実施の形態1
に記載したものを用いることができる。
【0083】図13から明らかなように、4色に対応し
た像形成ユニット36Y他が、円筒を形成するように保
持されている。円筒の軸心周りに各像形成ユニット36
Y他を同時に回転させて、各感光ドラム37Y他を、順
次転写ベルト41に接触させる。像形成ユニット36Y
他の切り替わりに伴って、光源ブロック45、ポリゴン
ミラー46、曲面ミラー47により、各感光ドラム37
Y他の上に静電潜像を形成し、更に現像器39Y他によ
りトナー像を形成する。各感光ドラム37Y他の上に形
成された各色のトナー像を転写ベルト41に順次転写
し、各色のトナー像を重ね合わせてカラートナー像を転
写ベルト41上に形成する。
【0084】光源ブロック45、ポリゴンミラー46、
曲面ミラー47で構成される光走査装置は曲面ミラーに
よる光束の反射角を、本実施の形態のカラー画像形成装
置に最適な30degとして設計されているので、曲面
ミラー47のみが円筒の軸心近傍に配置され、反射され
た光束は直接感光ドラム37Y等に導かれる。
【0085】以上の構成により、小型、低コストのカラ
ー画像形成装置を実現することができる。
【0086】
【発明の効果】以上のように、本発明の光走査装置によ
れば、1枚の曲面ミラーのみで第2結像光学系を構成
し、折り返しミラーを必要とせずに、曲面ミラーからの
光束を直接感光ドラムに導くとともに、曲面ミラーを比
較的加工、計測が容易な形状とし、良好な光学性能を有
する光走査装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る光走査装置を示す
概略ブロック図
【図2】実施の形態1に係る光走査装置を副走査方向に
平行な面で切った断面図
【図3】実施の形態1に係る光走査装置の数値例1の場
合の特性図で、(a)はfθ誤差、(b)は像面湾曲量、(c)
は残存走査線湾曲量を示す
【図4】実施の形態1に係る光走査装置の数値例2の場
合の特性図で、(a)はfθ誤差、(b)は像面湾曲量、(c)
は残存走査線湾曲量を示す
【図5】実施の形態1に係る光走査装置の数値例3の場
合の特性図で、(a)はfθ誤差、(b)は像面湾曲量、(c)
は残存走査線湾曲量を示す
【図6】実施の形態1に係る光走査装置の数値例4の場
合の特性図で、(a)はfθ誤差、(b)は像面湾曲量、(c)
は残存走査線湾曲量を示す
【図7】実施の形態1に係る光走査装置の数値例5の場
合の特性図で、(a)はfθ誤差、(b)は像面湾曲量、(c)
は残存走査線湾曲量を示す
【図8】実施の形態1に係る光走査装置の数値例6の場
合の特性図で、(a)はfθ誤差、(b)は像面湾曲量、(c)
は残存走査線湾曲量を示す
【図9】実施の形態1に係る光走査装置の数値例7の場
合の特性図で、(a)はfθ誤差、(b)は像面湾曲量、(c)
は残存走査線湾曲量を示す
【図10】本発明の実施の形態2に係る光走査装置を示
す構成図
【図11】本発明の光走査装置を適用した画像読取装置
の構成図
【図12】本発明の光走査装置を適用した画像形成装置
の概略断面図
【図13】本発明の光走査装置を適用したカラー画像形
成装置の概略断面図
【符号の説明】
1 半導体レーザ 2 軸対称レンズ 3 シリンドリカルレンズ 4 折り返しミラー 5 ポリゴンミラー 6 回転中心軸 7 曲面ミラー 8 感光ドラム 9 第1の光源 10 第2の光源 11 第1の軸対称レンズ 12 第2の軸対称レンズ 13 第1のシリンドリカルレンズ 14 第2のシリンドリカルレンズ 15 ダイクロイックミラー 16 折り返しミラー 17 ポリゴンミラー 18 回転中心軸 19 曲面ミラー 20 回折格子 21 感光ドラム 22 読み取り面 23 ハーフミラー 24 検出器 25 検出光学系 26 感光ドラム 27 一次帯電器 28 現像器 29 転写帯電器 30 クリーナー 31 定着装置 32 給紙カセット 33 光源ブロック 34 ポリゴンミラー 35 曲面ミラー 36 像形成ユニット 37 感光ドラム 38 一次帯電器 39 現像器 40 クリーナー 41 転写ベルト 42 転写帯電器 43 定着装置 44 給紙カセット 45 光源ブロック 46 ポリゴンミラー 47 曲面ミラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G03G 15/01 112 G03G 15/04 111 15/04 111 B41J 3/00 D H04N 1/113 H04N 1/04 104A (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 26/10 G03G 15/01

Claims (23)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光束を発する光源部と、前記光源部から
    の光束を走査する光偏向器と、前記光源部と前記光偏向
    器との間に配置され、前記光偏向器の偏向面上に線像を
    形成する第1結像光学系と、前記光偏向器と被走査面と
    の間に配置され、1枚の曲面ミラーから構成される第2
    結像光学系とを備え、 前記第1結像光学系からの光束は、前記光偏向器の前記
    偏向面の法線を含み主走査方向に平行な面に対して斜め
    入射し、前記光偏向器からの光束は、前記曲面ミラーの
    頂点における法線を含み主走査方向に平行な面(以下、
    YZ面と称する)に対して斜め入射するように構成され
    た光走査装置であって、 前記曲面ミラーに向かう光束の中心軸と前記YZ面のな
    す角をθMとした場合に、10<θM<35を満足し、 副走査方向断面に関して、前記偏向面で反射される反射
    光束が前記第1結像光学系からの入射光束に対してなす
    角度の方向を正の方向とした場合、前記曲面ミラーで反
    射される光束が前記偏向面からの入射光束に対してなす
    角度が負の方向であり、 前記偏向面の法線が前記第1結像光学系からの光束とな
    す角度をθP、前記曲面ミラーの頂点における法線が前
    記偏向面からの光束となす角度をθM、前記偏向面から
    前記曲面ミラーの頂点までの距離をL、前記曲面ミラー
    から前記被走査面までの距離をDとした場合、下記の条
    件式(数1)を満足 することを特徴とする光走査装置。【数1】 1.6<θM/θP+0.98L/(L+D)<2.2
  2. 【請求項2】 前記偏向面の法線が前記第1結像光学系
    からの光束となす角度をθP、前記曲面ミラーの頂点に
    おける法線が前記偏向面からの光束となす角度をθM、
    前記偏向面から前記曲面ミラーの頂点までの距離をL、
    前記曲面ミラーから前記被走査面までの距離をDとした
    場合、下記の条件式(数2)を満足することを特徴とす
    る請求項記載の光走査装置。 【数2】 1.86<θM/θP+0.98L/(L+D)<1.9
  3. 【請求項3】 前記偏向面から前記曲面ミラーの頂点ま
    での距離をL、前記曲面ミラーから前記被走査面までの
    距離をDとした場合、下記の条件式(数3)を満足する
    ことを特徴とする請求項1記載の光走査装置。 【数3】0.48<L/(L+D)<0.75
  4. 【請求項4】 前記曲面ミラーは副走査方向断面形状が
    円弧であることを特徴とする請求項1記載の光走査装
    置。
  5. 【請求項5】 前記曲面ミラーは、斜め入射に起因して
    生じる走査線曲がりを補正する形状であることを特徴と
    する請求項1記載の光走査装置。
  6. 【請求項6】 前記曲面ミラーは、前記YZ面に対して
    非対称であることを特徴とする請求項1記載の光走査装
    置。
  7. 【請求項7】 前記曲面ミラーは、前記YZ面と曲面が
    交わる曲線(以下、母線と称する)上にある頂点以外の
    各点における法線が、前記YZ面に含まれない、ねじれ
    形状であることを特徴とする請求項1記載の光走査装
    置。
  8. 【請求項8】 前記母線上の各点における法線が前記Y
    Z面となす角度は、周辺ほど大きくなることを特徴とす
    る請求項記載の光走査装置。
  9. 【請求項9】 前記母線上の各点における法線が前記Y
    Z面となす角度の方向は、前記曲面ミラーで反射される
    光束が前記偏向面からの入射光束に対してなす角度を正
    の方向とした場合、正の方向であることを特徴とする請
    求項記載の光走査装置。
  10. 【請求項10】 前記曲面ミラーは、頂点における主走
    査方向の曲率半径と副走査方向の曲率半径が異なるアナ
    モフィックミラーであることを特徴とする請求項1記載
    の光走査装置。
  11. 【請求項11】 前記曲面ミラーは、主走査方向、副走
    査方向ともに凹のミラー面であることを特徴とする請求
    項1記載の光走査装置。
  12. 【請求項12】 前記曲面ミラーは、副走査方向の屈折
    力が、主走査方向における中心部と周辺部で異なるミラ
    ー面であることを特徴とする請求項1記載の光走査装
    置。
  13. 【請求項13】 前記曲面ミラーは、副走査方向断面の
    曲率半径が主走査方向断面形状に依らないことを特徴と
    する請求項1記載の光走査装置。
  14. 【請求項14】 前記第1結像光学系は、前記光源部か
    らの光束を主走査方向について収束光束とすることを特
    徴とする請求項1記載の光走査装置。
  15. 【請求項15】 前記光源部は、波長可変光源と波長制
    御部とを具備することを特徴とする請求項1記載の光走
    査装置。
  16. 【請求項16】 光束を発する光源部と、前記光源部か
    らの光束を走査する光偏向器と、前記光源部と前記光偏
    向器との間に配置され、前記光偏向器の偏向面上に線像
    を形成する第1結像光学系と、前記光偏向器と被走査面
    との間に配置され、1枚の曲面ミラーから構成される第
    2結像光学系とを備え、 前記第1結像光学系からの光束は、前記光偏向器の前記
    偏向面の法線を含み主走査方向に平行な面に対して斜め
    入射し、前記光偏向器からの光束は、前記曲面ミラーの
    頂点における法線を含み主走査方向に平行な面(以下、
    YZ面と称する)に対して斜め入射するように構成され
    た光走査装置であって、 前記光源部が少なくとも2つの光源からなり、前記光源
    部と前記光偏向器の間に配置された前記少なくとも2つ
    の光源からの光束を合成する光合成手段を具備し、前記
    曲面ミラーに向かう光束の中心軸と前記YZ面のなす角
    をθMとした場合に、10<θM<35を満足し、 副走査方向断面に関して、前記偏向面で反射される反射
    光束が前記第1結像光学系からの入射光束に対してなす
    角度の方向を正の方向とした場合、前記曲面ミラーで反
    射される光束が前記偏向面からの入射光束に対してなす
    角度が負の方向であり、 前記偏向面の法線が前記第1結像光学系からの光束とな
    す角度をθP、前記曲面ミラーの頂点における法線が前
    記偏向面からの光束となす角度をθM、前記偏向面から
    前記曲面ミラーの頂点までの距離をL、前記曲面ミラー
    から前記被走査面までの距離をDとした場合、下記の条
    件式(数1)を満足 することを特徴とする光走査装置。【数1】 1.6<θM/θP+0.98L/(L+D)<2.2
  17. 【請求項17】 前記光偏向器と被走査面との間に配置
    された光束を分解する光分解手段を具備することを特徴
    とする請求項16記載の光走査装置。
  18. 【請求項18】 前記光源部を構成する少なくとも2つ
    の光源から発する光の波長は異なることを特徴とする請
    求項16記載の光走査装置。
  19. 【請求項19】 請求項1〜18のいずれかに記載の光
    走査装置を用いた画像読み取り装置。
  20. 【請求項20】 請求項1〜18のいずれかに記載の光
    走査装置を用いた画像形成装置。
  21. 【請求項21】 現像器及び感光体を含む複数の色に対
    応した複数の像形成ユニットが円筒を形成し、その円筒
    の周方向に前記各像形成ユニットが配列されるように保
    持され、前記円筒の軸心周りに前記複数の像形成ユニッ
    トを同時に回転させることにより、各像形成ユニットを
    像形成位置と待機位置との間で移動させる移送手段と、 前記像形成位置にある像形成ユニットの感光体に接触可
    能な転写体を有し、前記像形成位置にある像形成ユニッ
    トの切り替えに伴って、各感光体上に形成された各色の
    トナー像を前記転写体に順次転写し、各色のトナー像を
    重ね合わせてカラートナー像を前記転写体上に形成する
    転写手段と、 前記感光体を露光する光走査装置とを備えたカラー画像
    形成装置であって、 前記光走査装置は、請求項1〜18のいずれかに記載の
    光走査装置であることを特徴とするカラー画像形成装
    置。
  22. 【請求項22】 前記光走査装置の第2結像光学系を構
    成する前記1枚の曲面ミラーは、前記円筒の軸心近傍に
    配置されたことを特徴とする請求項21記載のカラー画
    像形成装置。
  23. 【請求項23】 前記光走査装置は、前記第1結像光学
    系からの光束が前記光偏向器の前記偏向面の法線を含み
    主走査方向に平行な面に対して斜め入射し、前記光偏向
    器からの光束が前記曲面ミラーの頂点における法線を含
    み主走査方向に平行な面(YZ面)に対して斜め入射
    し、前記曲面ミラーに向かう光束の中心軸と前記YZ面
    のなす角をθMとした場合に12.5<θM<17.5
    を満足するように構成されたことを特徴とする請求項
    記載のカラー画像形成装置。
JP27604299A 1999-09-29 1999-09-29 光走査装置 Expired - Fee Related JP3349122B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27604299A JP3349122B2 (ja) 1999-09-29 1999-09-29 光走査装置
KR10-2001-7006687A KR100400982B1 (ko) 1999-09-29 2000-09-21 광 주사 장치
CNB008021104A CN1145821C (zh) 1999-09-29 2000-09-21 光扫描装置
EP00961168A EP1152278B1 (en) 1999-09-29 2000-09-21 Optical scanner
DE60037574T DE60037574T2 (de) 1999-09-29 2000-09-21 Optischer scanner
US09/831,976 US6504639B1 (en) 1999-09-29 2000-09-21 Optical scanner
PCT/JP2000/006483 WO2001023942A1 (fr) 1999-09-29 2000-09-21 Lecteur optique

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27604299A JP3349122B2 (ja) 1999-09-29 1999-09-29 光走査装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001100130A JP2001100130A (ja) 2001-04-13
JP3349122B2 true JP3349122B2 (ja) 2002-11-20

Family

ID=17563987

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27604299A Expired - Fee Related JP3349122B2 (ja) 1999-09-29 1999-09-29 光走査装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6504639B1 (ja)
EP (1) EP1152278B1 (ja)
JP (1) JP3349122B2 (ja)
KR (1) KR100400982B1 (ja)
CN (1) CN1145821C (ja)
DE (1) DE60037574T2 (ja)
WO (1) WO2001023942A1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7087892B2 (en) 2000-08-18 2006-08-08 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Light scanner and image forming apparatus using the same
JP2002116398A (ja) * 2000-10-11 2002-04-19 Fuji Photo Optical Co Ltd 走査光学系および走査光学装置
TW535005B (en) 2001-04-11 2003-06-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd Optical scanning device, image reading device provided with this, image forming device, and photographing device
JP2003185956A (ja) * 2001-12-20 2003-07-03 Pentax Corp 走査光学系
KR100452852B1 (ko) * 2002-01-09 2004-10-14 삼성전자주식회사 확대 광학계 및 그것을 갖는 화상형성 장치
KR100449729B1 (ko) * 2002-06-29 2004-09-22 삼성전자주식회사 주사 광학장치
CN1296747C (zh) * 2002-12-03 2007-01-24 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 扫描方式形成面光源的方法,面光源及其激光投影电视
JPWO2004063790A1 (ja) 2003-01-16 2006-05-18 松下電器産業株式会社 光走査装置およびカラー画像形成装置
KR100619026B1 (ko) 2004-06-03 2006-08-31 삼성전자주식회사 광주사장치
USD631478S1 (en) * 2010-01-11 2011-01-25 Datalogic Scanning, Inc. Weigh platter or cover for a data reader
US10185242B2 (en) * 2017-03-13 2019-01-22 Canon Kabushiki Kaisha Optical scanning apparatus and image forming apparatus

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0078269A4 (en) 1981-02-23 1983-06-15 Gen Optronics Corp SCANNING DISPSOTIVE WITH DIFRACTION GRID WITH ANAMORPHIC CORRECTION OF SCANNING CURVES.
DE3404407C1 (de) 1984-02-08 1985-08-22 Mergenthaler Linotype Gmbh, 6236 Eschborn Optisch-mechanischer Ablenker
JPS60257418A (ja) 1984-06-04 1985-12-19 Fuji Xerox Co Ltd 光ビ−ム走査装置
JPS60257417A (ja) 1984-06-04 1985-12-19 Fuji Xerox Co Ltd 光ビ−ム走査装置
DE3434841A1 (de) 1984-09-22 1986-04-03 Linotype GmbH, 6236 Eschborn Optisches laserstrahl-ablenksystem
WO1986005940A1 (en) 1985-04-02 1986-10-09 Eastman Kodak Company Multi-format laser printer embodying a method for changing output image sizes
US4651169A (en) 1985-04-02 1987-03-17 Eastman Kodak Company Laser printer for printing a plurality of output-images sizes
JPH0727125B2 (ja) 1986-05-23 1995-03-29 株式会社日立製作所 光走査装置
US4912321A (en) 1987-03-26 1990-03-27 Texas Instruments Incorporated Radiation scanning system with pupil control
DE68912008T2 (de) 1988-07-15 1994-07-21 Philips Nv Optische Abtastvorrichtung.
JPH0364726A (ja) 1989-08-02 1991-03-20 Minolta Camera Co Ltd 光ビーム走査光学系
JPH04194814A (ja) 1990-11-22 1992-07-14 Minolta Camera Co Ltd 光ビーム走査光学系
JPH04245214A (ja) 1991-01-31 1992-09-01 Minolta Camera Co Ltd 光ビーム走査光学系
US5373390A (en) 1991-09-30 1994-12-13 Ricoh Company, Ltd. Optical scanning system
JP3337510B2 (ja) 1992-07-22 2002-10-21 株式会社リコー 光走査装置
JP3061709B2 (ja) 1993-10-12 2000-07-10 松下電器産業株式会社 カラー画像記録装置
US5648865A (en) * 1993-12-27 1997-07-15 Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha Scanning optical system
JP3375196B2 (ja) * 1994-03-24 2003-02-10 東芝テック株式会社 光走査装置およびこの光走査装置に適した画像形成装置
JP3330248B2 (ja) 1995-02-20 2002-09-30 松下電器産業株式会社 光走査装置、画像形成装置及び画像読み取り装置
JP3620767B2 (ja) 1997-07-11 2005-02-16 ペンタックス株式会社 反射型走査光学系
JP3646960B2 (ja) * 1997-11-18 2005-05-11 松下電器産業株式会社 光走査装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN1145821C (zh) 2004-04-14
DE60037574D1 (de) 2008-02-07
JP2001100130A (ja) 2001-04-13
KR20010080620A (ko) 2001-08-22
KR100400982B1 (ko) 2003-10-08
EP1152278A4 (en) 2004-12-22
EP1152278A1 (en) 2001-11-07
EP1152278B1 (en) 2007-12-26
US6504639B1 (en) 2003-01-07
CN1327542A (zh) 2001-12-19
DE60037574T2 (de) 2009-01-08
WO2001023942A1 (fr) 2001-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3330248B2 (ja) 光走査装置、画像形成装置及び画像読み取り装置
US20080298839A1 (en) Optical scanning device and image forming apparatus using the same
US7768542B2 (en) Multi-beam optical scanning device and image forming apparatus using the same
JP4970864B2 (ja) 光走査装置、及びその光走査装置を備える光書込装置、並びにその光走査装置またはその光書込装置を備える画像形成装置
JP2009122327A (ja) マルチビーム光走査装置及びそれを用いた画像形成装置
JP3349122B2 (ja) 光走査装置
JP2004240266A (ja) 光走査装置及びそれを用いたカラー画像形成装置
US7791632B2 (en) Optical scanning device and image forming apparatus using the same
JP2004184655A (ja) 光走査装置及びそれを用いた画像形成装置
JP3646960B2 (ja) 光走査装置
US6980343B2 (en) Optical scanning apparatus and image forming apparatus using the same
JP4593886B2 (ja) 光走査装置及びそれを用いた画像形成装置
JP2003241126A (ja) 走査光学装置及びそれを用いた画像形成装置
JP4250572B2 (ja) 光走査装置及びそれを用いた画像形成装置
US20020050562A1 (en) Light scanner and image forming apparatus using the same
JP2007316115A (ja) 走査光学装置及びそれを用いた画像形成装置
JP4715418B2 (ja) 光走査装置及び画像形成装置
EP1387204A1 (en) Optical scanning device, image reading device provided with this, image forming device, and photographing device
US7087892B2 (en) Light scanner and image forming apparatus using the same
JP2005091966A (ja) 光走査装置およびそれを用いたカラー画像形成装置
JP4902279B2 (ja) 画像形成装置
JPH09184991A (ja) 光走査装置並びにこの光走査装置を利用した画像形成装置
JP2004317790A (ja) 光走査装置
JP2002250884A (ja) 光走査装置、並びにそれを用いた画像読み取り装置、画像形成装置及びカラー画像形成装置
JP2003344794A (ja) 光走査装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080913

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080913

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090913

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees