JP3349089B2 - エキゾーストマニホールド - Google Patents

エキゾーストマニホールド

Info

Publication number
JP3349089B2
JP3349089B2 JP09005798A JP9005798A JP3349089B2 JP 3349089 B2 JP3349089 B2 JP 3349089B2 JP 09005798 A JP09005798 A JP 09005798A JP 9005798 A JP9005798 A JP 9005798A JP 3349089 B2 JP3349089 B2 JP 3349089B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
tube
exhaust manifold
welding
stainless steel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP09005798A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11107745A (ja
Inventor
哲也 百武
久永 松岡
順明 安藤
憲一 山本
光一 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Soken Inc
Original Assignee
Nippon Soken Inc
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Soken Inc, Toyota Motor Corp filed Critical Nippon Soken Inc
Priority to JP09005798A priority Critical patent/JP3349089B2/ja
Priority to US09/131,400 priority patent/US6082104A/en
Priority to DE19835853A priority patent/DE19835853A1/de
Publication of JPH11107745A publication Critical patent/JPH11107745A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3349089B2 publication Critical patent/JP3349089B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N13/00Exhaust or silencing apparatus characterised by constructional features ; Exhaust or silencing apparatus, or parts thereof, having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01N1/00 - F01N5/00, F01N9/00, F01N11/00
    • F01N13/08Other arrangements or adaptations of exhaust conduits
    • F01N13/10Other arrangements or adaptations of exhaust conduits of exhaust manifolds
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N13/00Exhaust or silencing apparatus characterised by constructional features ; Exhaust or silencing apparatus, or parts thereof, having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01N1/00 - F01N5/00, F01N9/00, F01N11/00
    • F01N13/08Other arrangements or adaptations of exhaust conduits
    • F01N13/10Other arrangements or adaptations of exhaust conduits of exhaust manifolds
    • F01N13/102Other arrangements or adaptations of exhaust conduits of exhaust manifolds having thermal insulation
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture
    • Y10T29/49398Muffler, manifold or exhaust pipe making

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エキゾーストマ
ニホールドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】エンジン排気管であるエキゾーストマニ
ホールドが、排気ガス規制、高耐熱性、軽量化等の要求
から、従来の鋳鉄製エキゾーストマニホールドからステ
ンレス(SUS)製エキゾーストマニホールドに材質変
更が行われた。さらに、触媒の暖機性を高めるために肉
厚の薄い内管を有する二重管構造としたステンレスエキ
ゾーストマニホールドが主流となりつつある。
【0003】この二重管ステンレスエキゾーストマニホ
ールドの1つに最中タイプの二重管ステンレスエキゾー
ストマニホールドがある。これは、二枚の板材をエキゾ
ーストマニホールド形状に変形させ、合わせ面を溶接し
た構造を有するものである。図33,34には最中タイ
プの二重管ステンレスエキゾーストマニホールドの全体
構成を示すとともに、図35には図33のXXXV−XXXV断
面を示す。図33,34に示すエキゾーストマニホール
ド80はV型6気筒エンジンに搭載されているエキゾー
ストマニホールドであり、右バンク(♯1、3、5気
筒)用のものである。また、エキゾーストマニホールド
80はヘッドフランジ81にて各気筒の排気ポートに対
応する位置においてエンジン側にボルト固定され、ま
た、フランジ82にてクロスオーバーパイプとボルト固
定される。また、ヘッドフランジ81に対し、肉厚0.
8mmの内管83が溶接固定され、ヘッドフランジ8
1、フランジ82に対し肉厚2.0〜3.0mmの外管
84が溶接固定されており、内管83と外管84の突き
当たり部85,85’はそれぞれ溶接部となっている。
【0004】そして、高圧の排気ガスは、各気筒の排気
ポートから二重管ステンレスエキゾーストマニホールド
80の内部を通過し、クロスオーバーパイプ、フロント
パイプ、マフラーへと排出され、大気へ放出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この構造の
エキゾーストマニホールド80においては、ステンレス
製特有の1kHz以上の高周波異音(放射音)が発生す
ることが問題となり、図35に示すように、エンジンで
圧縮された圧力波が、排気弁が開いた直後に内管83を
通過するが、その際、圧力波が特に内管83の平坦部8
6を加振するとともに、その後、内管83の突き当たり
部85で反射した圧力波がさらに内管83の平坦部86
を加振する。その結果、内管83の平坦部86で発生し
た振動が内管83全体に振動伝達し、その後、ヘッドフ
ランジ81に伝達し、さらに、外管84に振動伝達し、
外管84から高周波異音(1k〜20kHz)が発生す
る。
【0006】そこで、この発明の目的は、最中タイプの
二重管構造のエキゾーストマニホールドにおける内管の
平坦部の加振に起因する外管からの放射音の発生を抑制
することができるようにする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のエキゾ
ーストマニホールドは、内管の内方に、フランジから伸
びる円筒を配置し、この円筒に形成した円弧状をなす遮
蔽板を前記内管の平坦部に位置させ、この遮蔽板により
排気ガスの圧力波が直接、内管の平坦部を加振しないよ
うにするとともに、前記円筒に形成した切欠部を介して
排気ガスを通過させるようにしたことを特徴としてい
る。
【0008】よって、内管の内方に配置された円筒に形
成した遮蔽板にて、排気ガスの圧力波が直接、内管の平
坦部を加振することが抑制される。また、遮蔽板の形状
として、平坦状の板材よりも円弧状の板材の方が振動し
にくい。このようにして、外管からの放射音の発生を抑
制することができる。更に、円筒に切欠部が設けられ
ているので、排気ガスが通過する際のガスの流れ抵抗に
なりにくい。
【0009】請求項2に記載のエキゾーストマニホール
ドは、内管に多数の穴を形成し、排気ガスの圧力波によ
る内管の受圧面積を減少させるようにしたことを特徴と
している。
【0010】よって、内管には多数の穴が形成され排気
ガスの圧力波による内管の受圧面積が減少しているの
で、内管を加振することが抑制される。その結果、外管
からの放射音の発生を抑制することができる。
【0011】また、請求項3に記載のエキゾーストマニ
ホールドは、内管に、排気ガスの圧力波の所定の周波数
成分を低減する多数の穴を設けたことを特徴としてい
る。よって、内管に設けた多数の穴にて排気ガスの圧力
波の所定の周波数成分が低減され、内管を加振すること
が抑制される。その結果、外管からの放射音の発生を抑
制することができる。
【0012】請求項4に記載のエキゾーストマニホール
ドは、内管での平坦部に、多数の穴を形成し、排気ガス
の圧力波による内管の平坦部の受圧面積を減少させるよ
うにしたことを特徴としている。
【0013】よって、内管での平坦部には多数の穴が形
成され排気ガスの圧力波による内管の平坦部の受圧面積
が減少しているので、内管の平坦部を加振することが抑
制される。その結果、外管からの放射音の発生を抑制す
ることができる。
【0014】また、請求項5に記載のエキゾーストマニ
ホールドは、内管での平坦部に、排気ガスの圧力波の所
定の周波数成分を低減する多数の穴を設けたことを特徴
としている。よって、内管での平坦部に設けた多数の穴
にて排気ガスの圧力波の所定の周波数成分が低減され、
内管を加振することが抑制される。その結果、外管から
の放射音の発生を抑制することができる。
【0015】請求項6に記載のエキゾーストマニホール
ドは、請求項2〜5のいずれか1項に記載のエキゾース
トマニホールドにおいて、内管での平坦部と外管との間
に、排気ガスの圧力エネルギーを吸収するエネルギー吸
収材を充填している。よって、エネルギー吸収材にて排
気ガスの圧力エネルギーが吸収され、外管からの放射音
の発生を更に抑制することができる。
【0016】請求項7に記載のエキゾーストマニホール
ドは、内管での平坦部の内面に、平板を点付けにて内管
の平坦部と面接触した状態で配置し、内管の平坦部と平
板との間の接触摩擦により排気ガスの圧力波による振動
を減衰させるようにしたことを特徴としている。
【0017】よって、内管での平坦部の内面に配置され
た平板により内管の平坦部と平板との間の接触摩擦によ
って排気ガスの圧力波による振動が減衰される。その結
果、外管からの放射音の発生を抑制することができる。
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】請求項に記載のエキゾーストマニホール
ドは、外管として、二枚の板材をスポット溶接で互いに
全面で接触させたものを用い、この二層化した外管での
板材間の接触摩擦により排気ガスの圧力波による振動を
減衰させるようにしたことを特徴としている。
【0024】よって、二層化した外管におけるスポット
溶接で接触させた板材間の接触摩擦により排気ガスの圧
力波による振動が減衰される。その結果、接触摩擦減衰
効果を発揮させやすくなるため、外管からの放射音の発
生を抑制することができる。
【0025】
【0026】
【0027】請求項に記載のエキゾーストマニホール
ドは、外管として、二枚の板材をスポット溶接で面接触
させたものを用いるとともに、前記二枚の板材のうちの
外側に位置する板材の板厚を内側に位置する板材の板厚
より厚くしたことを特徴としている。
【0028】よって、二枚の板材のうちの外側に位置す
る厚い板材と内側に位置する薄い板材との間の接触摩擦
により排気ガスの圧力波による振動が減衰される。その
結果、接触摩擦減衰効果をより発揮させやすくなる。
【0029】請求項1に記載のエキゾーストマニホー
ルドは、外管として、二枚の板材をスポット溶接で面接
触させたものを用い、振動の腹に相当する部位をスポッ
ト溶接部としたことを特徴としている。これにより、接
触摩擦減衰効果を発揮させやすくなる。
【0030】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)以下、この発明を具体化した実施
の形態を図面に従って説明する。
【0031】図1は、第1の実施の形態における最中タ
イプの二重管ステンレスエキゾーストマニホールド1の
全体構成図であり、図2には図1のII−II断面を示す。
この最中タイプの二重管ステンレスエキゾーストマニホ
ールド1は、6気筒V型エンジンの右バンクに装着され
るものである。この6気筒V型エンジンの左バンクにも
同様な構造を有する最中タイプの二重管ステンレスエキ
ゾーストマニホールドが装着されている。
【0032】エキゾーストマニホールド1は、二枚のス
テンレス鋼板材2a,2bを型取りし、合わせ面を溶接
することにより外管3が形成されている。図2におい
て、ステンレス鋼板材2aは下側に配置され、ステンレ
ス鋼板材2bは上側に配置される。外管3の肉厚は2.
0〜3.0mmである。また、二枚のステンレス鋼板材
4a,4bを型取りし、合わせ面を溶接することにより
内管5が形成されている。図2において、ステンレス鋼
板材4aは下側に配置され、ステンレス鋼板材4bは上
側に配置される。内管5の肉厚は0.8mmである。
【0033】外管3と内管5とによる二重管は、♯1気
筒用の吸入口6と♯3気筒用の吸入口7と♯5気筒用の
吸入口8とを有するとともに、1つの排出口9を有す
る。吸入口6での外管3および内管5にはヘッドフラン
ジ10が溶接固定され、吸入口7での外管3および内管
5にはヘッドフランジ11が溶接固定され、さらに、吸
入口8での外管3および内管5にはヘッドフランジ12
が溶接固定されている。また、排出口9では外管3がフ
ランジ13に溶接固定されている。より詳しくは、図1
において右から♯1、♯3、♯5気筒が位置し、左側に
排出口9およびフランジ13が位置している。
【0034】そして、6気筒エンジンの駆動にて圧縮・
排出されるガスが♯1,3,5気筒から排気ポートを通
して排出され、この排気ガスがエキゾーストマニホール
ド1の吸入口6,7,8を通り、集合してエキゾースト
マニホールド1の排出口9から排出される。
【0035】このように、エキゾーストマニホールド1
は、二枚のステンレス鋼板材4a,4bを型取りし、合
わせ面を溶接することにより内管5を形成するととも
に、二枚のステンレス鋼板材2a,2bを型取りし、合
わせ面を溶接することにより外管3を形成し、この内管
5および外管3をフランジ10,11,12,13に固
定した最中タイプの二重管ステンレスエキゾーストマニ
ホールドとなっている。また、外管3の肉厚は2.0〜
3.0mmと厚く、強度を保つことができ、内管5の肉
厚は0.8mmと薄く、熱容量を小さくしてエンジン始
動時において下流に設けられる排気ガス浄化用触媒の温
度を早期に上昇させることができるようになっている。
【0036】また、本実施形態のエキゾーストマニホー
ルド1においては、図1に示すように、内管5での排気
ガスが導入される気筒毎の部位には、平坦部14,15
(図2参照)がそれぞれ形成されている。また、内管5
の吸入口6,7,8の部分における内部には剛性の高い
平坦部カバー管16が配置されている。この平坦部カバ
ー管16は♯1,3,5気筒での全ての内管5の平坦部
14,15に配置されている。
【0037】図3には平坦部カバー管16を示す。平坦
部カバー管16は、その肉厚が1.0〜2.0mmであ
り内管5の肉厚(0.8mm)よりも厚くなっており、
剛性が高い。また、平坦部カバー管16は円筒状をな
し、図2に示すように、平坦部カバー管16の基端部は
ヘッドフランジ10,11,12に溶接固定されてい
る。また、平坦部カバー管16の先端部は2箇所にわた
り切欠部17が形成されている。この切欠部17を排気
ガスが通過していく。つまり、平坦部カバー管16は、
排気抵抗にならないように両サイドには切欠部17が設
けられているので、例えば、図2に示す♯3気筒に設け
られた平坦部カバー管16においては♯1気筒から排気
ガスが流れてくる際、ガスの流れ抵抗になりにくい構造
となっている。平坦部カバー管16の先端部における切
欠部17の無い領域は円弧状をなす遮蔽板18,19と
なり、この遮蔽板18,19が内管5の平坦部14,1
5と僅かに離間して対向配置されている。そして、この
遮蔽板18,19により排気ガスの圧力波が直接、内管
5の平坦部14,15を加振しないようになっている。
【0038】このように、平坦部カバー管16の一部に
は円弧状をなす遮蔽板18,19が形成され、内管5で
の平坦部14,15の内側に、円弧状をなす遮蔽板1
8,19を配置した構成となっている。
【0039】次に、このように構成した最中タイプの二
重管ステンレスエキゾーストマニホールド1の作用を説
明する。前述したように6気筒エンジンの各気筒から排
出された排気ガスは、エキゾーストマニホールド1の吸
入口6,7,8から入り集合してエキゾーストマニホー
ルド1から排出され、クロスオーバーパイプにて左バン
ク用エキゾーストマニホールドからの排気と集合し、そ
の後、フロントパイプ、マフラーへと排出される。
【0040】このようにして排気ガスがエキゾーストマ
ニホールド1を通過していくが、図4に示すように、排
気ガスはマニホールド1の吸入口7から放射状の圧力波
として伝播していく。そして、内管5の平坦部14,1
5を放射状の圧力波が通過しようとする。このとき、平
坦部カバー管16の円弧状をなす遮蔽板18,19によ
り、圧力波が遮蔽され内管5の平坦部14,15を加振
することがない。また、前述のマニホールド1の吸入口
7からの放射状の圧力波は、内管5におけるマニホール
ド1の吸入口7と対向する部位20に当たると、図5に
示すように、放射状の圧力波が反射して放射状の圧力波
としてマニホールド1の吸入口7に向かう。そして、反
射した放射状の圧力波が内管5の平坦部14,15を通
過しようとする。このとき、平坦部カバー管16の円弧
状をなす遮蔽板18,19により、圧力波が遮蔽され内
管5の平坦部14,15を直接加振することがない。
【0041】このように、内管5の平坦部14,15
が、平坦部カバー管16の円弧状をなす遮蔽板18,1
9にて排気ガスの圧力脈動によって直接、加振されな
い。このように、従来は内管5の平坦部14,15にお
いて直接、圧力波が加振していたものが、本例では、平
坦部14,15は圧力加振されず振動はほとんど発生し
ない。また、平坦部カバー管16の円弧状をなす遮蔽板
18,19は肉厚が厚く、パイプ形状であるため剛性が
高く振動しにくい。
【0042】その結果、外管3で発生する振動は、平坦
部カバー管16と内管5の振動がヘッドフランジ10,
11,12から伝達し発生するが、内管5の振動はほと
んどなく、さらに、剛性の高い平坦部カバー管16にお
いても発生する振動は少ないため、従来と比べ低減する
ことができ、発生する高周波の放射音を低減することが
できる。
【0043】このように本実施形態は、下記の特徴を有
する。 (イ)内管5での平坦部14,15の内方に、円弧状を
なす遮蔽板18,19をフランジ11(10,12)か
ら延設し、この遮蔽板18,19により排気ガスの圧力
波が直接、内管5の平坦部14,15を加振しないよう
にした。よって、内管5の平坦部14,15を加振する
ことが抑制される。また、平坦状の板材よりも円弧状の
板材の方が振動しにくい。これにより、外管3からの放
射音の発生を抑制することができる。 (第2の実施の形態)次に、第2の実施の形態を、第1
の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0044】図6は、第2の実施の形態における最中タ
イプの二重管ステンレスエキゾーストマニホールド1の
全体構成図であり、図7には図6のVII −VII 断面を示
す。この二重管ステンレスエキゾーストマニホールドの
外観は第1の実施の形態と同じであり、内管5と外管3
とはヘッドフランジ10,11,12に溶接固定され、
フランジ13には外管3が溶接固定されている。本実施
形態においては、内管5の平坦部14,15に多数のパ
ンチ穴25が設けられ、内管5と外管3の隙間に耐熱セ
ラミックウール等の断熱材26が充填されている。な
お、断熱材26の代わりに吸音材を用いてもよい。
【0045】この構造により、図4を用いて説明したよ
うに、各気筒から排出された排気圧力脈動が、内管5の
平坦部14,15を最初に通過する際、加振圧力波がパ
ンチ穴25と隙間の断熱材26の組み合わせにより共鳴
形消音器となり、特定周波数を低減することができる。
つまり、平坦部14,15にパンチ穴25を設けている
ため最初の圧力通過時に圧力の特定周波数成分を減衰さ
せ加振圧力を低減できる。また、加振箇所の面積が従来
より少なくなるため内管5の平坦部14,15は振動し
にくい。このようにして排気圧力脈動が内管5の平坦部
14,15を通過していく。さらに、図5を用いて説明
したように、内管5の突き当たり部20で加振圧力波が
反射して内管5の平坦部14,15を通過する際には、
圧力レベルは低減している。
【0046】その結果、従来構造の内管平坦部で発生す
る振動の加振要因であった3要因(図4の如く最初の圧
力通過の際の加振、図5の如く反射波による圧力加振、
突き当たり部20で発生した振動伝達)を、本実施形態
では全て低減することができる。
【0047】つまり、図4の最初の通過圧力加振で発生
する振動は、パンチ穴25の設置により圧力波による加
振面積が低減でき、図5の反射波による圧力加振は、最
初の圧力通過時に平坦部14,15のパンチ穴25と内
外管3,5の隙間の断熱材26により特定周波数を減衰
し、その圧力波の反射であるため反射波による加振エネ
ルギーも低下している。また同様に、突き当たり部20
を加振する圧力波も減衰しているため、突き当たり部2
0で発生する振動を低減することができる。
【0048】このように内管5の平坦部14,15を振
動させる加振要因をすべて低減可能な構造であるため、
内管5の振動は従来より低減でき、外管3で発生する振
動も低減でき、発生する高周波異音も低減できる。
【0049】このパンチ穴25による振動低減効果を図
8,9を用いて説明する。図8はパンチ穴25の無い内
管5を用いた場合の内管5内の周波数特性を示し、広い
周波数領域において高い圧力エネルギーを有している
が、パンチ穴25を設けることにより図9に示すように
5kHz付近の高周波のエネルギーを低減することがで
きる。
【0050】なお、パンチ穴25の無い内管5を用いた
場合において図10に示すような特性を得る場合には、
特定周波数(図10では5kHz)の音を低減するよう
なパンチ穴25の設計を行うと、狙った高周波音を選択
的に低減することができる。
【0051】このように本実施形態は、下記の特徴を有
する。 (イ)内管5での平坦部14,15に、多数のパンチ穴
25を形成し、排気ガスの圧力波による内管5の平坦部
14,15の受圧面積を減少させるようにした。このよ
うにしても、内管5の平坦部14,15を加振すること
が抑制され、外管3からの放射音の発生を抑制すること
ができる。 (ロ)内管5での平坦部14,15に、排気ガスの圧力
波の所定の周波数成分を低減する多数のパンチ穴25を
設けたので、多数のパンチ穴25にて排気ガスの圧力波
の所定の周波数成分が低減され、内管5を加振すること
が抑制される。その結果、外管3からの放射音の発生を
抑制することができる。 (ハ)内管5での平坦部14,15と外管3との間に、
排気ガスの圧力エネルギーを吸収するエネルギー吸収材
としての断熱材(耐熱セラミックウール)26を充填し
たので、断熱材26にて排気ガスの圧力エネルギーが吸
収され、外管3からの放射音の発生を更に抑制すること
ができる。 (第3の実施の形態)次に、第3の実施の形態を、第2
の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0052】図11は、第3の実施の形態における最中
タイプの二重管ステンレスエキゾーストマニホールド1
の平面図であり、図12は、二重管ステンレスエキゾー
ストマニホールド1の正面図である。図13には図11
のXIII−XIII断面を示す。
【0053】本例では、各気筒の排気ガス流入部におい
て内管5の二箇所にパンチ穴構造(27,28)を設
け、内管5と外管3の隙間で内管5内の圧力波のうちの
特定2周波数F1,F2を低減し、内管振動を低減して
いる。
【0054】図11,13に示すように、内管5には多
数のパンチ穴27が形成されるとともに、図12に示す
ように、内管5には多数のパンチ穴28が形成されてい
る。これらパンチ穴27,28は排気ガスの流れに邪魔
にならない箇所に設けたものである。また、パンチ穴2
7,28の径は2mm程度である。
【0055】内管5の内部の圧力波はパンチ穴27で3
kHz付近の周波数成分を減衰させるとともに、パンチ
穴28で5kHz付近の周波数成分を減衰させる。これ
により、内管5で発生する振動を低減し、外管3に伝わ
る高周波の振動を低減することができる。この結果、圧
力波で加振されてもパンチ穴27,28で加振圧力が減
衰し、内管振動、外管振動が低減できるため放射音を低
減することができる。また、このパンチ穴27,28は
低減したい周波数を穴径やピッチ等により設計できるも
のであり、パンチ穴の数に比例して低減効果があること
を確認した。
【0056】また、パンチ穴27,28の径は2mm程
度であるため、パンチ穴27,28から直接圧力波が外
管3を加振することはない。パンチ穴27,28は一定
周波数しか低減できないものの、このように設置する場
所により低減周波数を変えることにより多数の周波数を
低減することができ、その設計周波数付近の周波数帯域
においても低減する傾向にある。
【0057】このように本実施形態は、下記の特徴を有
する。 (イ)内管5に多数のパンチ穴27,28を形成し、排
気ガスの圧力波による内管5の受圧面積を減少させるよ
うにしたので、排気ガスの圧力波による内管5の受圧面
積が減少し、内管5を加振することが抑制される。その
結果、外管3からの放射音の発生を抑制することができ
る。 (ロ)内管5に、排気ガスの圧力波の所定の周波数成分
を低減する多数のパンチ穴27,28を設けたので、多
数のパンチ穴27,28にて排気ガスの圧力波の所定の
周波数成分が低減され、内管5を加振することが抑制さ
れる。その結果、外管3からの放射音の発生を抑制する
ことができる。 (第4の実施の形態)次に、第4の実施の形態を、第1
の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0058】図14は、第4の実施の形態における最中
タイプの二重管ステンレスエキゾーストマニホールド1
の全体構成図であり、図15には図14のXV−XV断面を
示す。
【0059】この二重管ステンレスエキゾーストマニホ
ールドの外観は第1の実施の形態と同じであり、内管5
および外管3はヘッドフランジ10,11,12に溶接
固定され、フランジ13には外管3のみが溶接固定され
ている。本実施形態においては、内管5の平坦部14,
15の内面に四角板状の接触プレート30,31が配置
され、接触プレート30,31の四隅がスポット溶接さ
れている(溶接箇所を図14にP1〜P4にて示す)。
この接触プレート30,31は、肉厚1〜2mm程度で
ある。このように内管5の平坦部14,15の内面と四
角板状の接触プレート30,31とが面接触しており、
内管5の平坦部14,15で発生する振動を接触摩擦に
より防止することが可能となっている。
【0060】そして、各気筒から排出された排気圧力脈
動にて内管5の平坦部14,15が加振されようとする
が、圧力波が内管5の平坦部14,15と直接、加振さ
れず、接触プレート30,31が振動し、発生した振動
は内管5と接触プレート30,31の接触部にて摩擦減
衰する。
【0061】また、内管5の突き当たり部20におい
て、圧力波に加振され発生した振動は、内管5の平坦部
14,15に伝達するものの接触プレート30,31と
内管5の摩擦減衰で低減する。このように圧力波の加振
防止と振動摩擦減衰効果を狙った接触プレート30,3
1により高周波異音の発生レベルを低減することができ
る。
【0062】このように本実施形態は、下記の特徴を有
する。 (イ)内管5での平坦部14,15の内面に、平板とし
ての接触プレート30,31を点付けにて内管5の平坦
部14,15と面接触した状態で配置し、内管5の平坦
部14,15と接触プレート30,31との間の接触摩
擦により排気ガスの圧力波による振動を減衰させるよう
にした。このようにしても排気ガスの圧力波による振動
を減衰させて外管3からの放射音の発生を抑制すること
ができる。 (第5の実施の形態)次に、第5の実施の形態を、第1
の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0063】図16は、第5の実施の形態における最中
タイプの二重管ステンレスエキゾーストマニホールド1
の全体構成図であり、図17には図16のXVII−XVII断
面を示す。
【0064】この二重管ステンレスエキゾーストマニホ
ールドの外観は第1の実施の形態と同じであり、内管5
および外管3はヘッドフランジ10,11,12に溶接
固定され、フランジ13には外管3のみが溶接固定され
ている。本実施形態においては、内管5と外管3の隙間
に互いの管壁と接触するように充填した積層波板35を
有する構造となっている。積層波板35の肉厚は1mm
程度である。
【0065】図18には積層波板35の詳細を示すが、
積層波板35は複数枚(図18では2枚)の板材36
a,36bを面接触した状態で波型に成形したものであ
る。そして、各気筒から排出された排気圧力脈動が、内
管5を加振し発生する振動を内管5と積層波板35との
接触摩擦により減衰される。さらに、内管5から積層波
板35に伝達した振動は積層波板35により波板同士の
接触で減衰するとともに、積層波板35と外管3との接
触摩擦により減衰する。このようにして振動が減衰し、
外管3において発生する振動を低減することができる。
【0066】このように本実施形態は、下記の特徴を有
する。 (イ)内管5と外管3との間に、波の山と波の谷が内管
5と外管3に接触する波板35を配置し、この波板35
での内管5および外管3との接触部における接触摩擦に
より排気ガスの圧力波による振動を減衰させるようにし
た。このようにしても外管3からの放射音の発生を抑制
することができる。 (ロ)波板35は、複数枚の板材36a,36bを面接
触した状態で波型に成形した積層波板であり、各板材3
6a,36bでの接触摩擦により排気ガスの圧力波によ
る振動を減衰させるようにしているので、排気ガスの圧
力波による振動が更に減衰して外管3からの放射音の発
生を更に抑制することができる。
【0067】本実施形態の応用例を説明する。図17の
二重管防振構造では、内外管3,5の隙間に積層波板3
5を充填したが、積層波板35ではなく一枚の波板を内
外管3,5に接触するように充填し、内外管3,5と波
板との接触摩擦により内外管3,5の振動を低減する構
造としてもよい。
【0068】また、図17の二重管防振構造では、内外
管3,5の隙間に積層波板35を充填したが、積層波板
ではなく線形の太いワイヤーメッシュを充填し、内外管
3,5とワイヤーメッンュとの接触摩擦により内外管
3,5の振動を低減する構造としてもよい。つまり、内
管5と外管3との間に、内管5と外管3に接触するワイ
ヤーメッシュを配置し、このワイヤーメッシュでの内管
5および外管3との接触部における接触摩擦により排気
ガスの圧力波による振動を減衰させても外管3からの放
射音の発生を抑制することができる。 (第6の実施の形態)次に、第6の実施の形態を、第1
の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0069】図19は、第6の実施の形態における最中
タイプの二重管ステンレスエキゾーストマニホールド1
の全体構成図であり、図20には図19のXX−XX断面を
示す。
【0070】この二重管ステンレスエキゾーストマニホ
ールドの外観は第1の実施の形態と同じであり、内管5
および外管40はヘッドフランジ10,11,12に溶
接固定され、フランジ13には外管40のみが溶接固定
されている。本実施形態においては、内管5は図2の構
造と同じで、外管40を、ステンレス鋼板材よりなるイ
ンナーパイプ41とステンレス鋼板材よりなるアウター
パイプ42との二枚構造とし、それらは互いに全面で接
触する構造としている。インナーパイプ41の肉厚は
1.0〜1.5mmであり、アウターパイプ42の肉厚
は1.0〜1.5mmである。
【0071】この構造により、各気筒から排出された排
気圧力脈動が、内管5を加振し発生した振動がヘッドフ
ランジ10,11,12から伝達するが、二層板の外管
構造であるため互いの面接触で振動は減衰し、外管40
の振動を低減でき、発生する高周波異音を低減すること
ができる。
【0072】図35の従来構造での外管84の肉厚は
2.0〜3.0mmであるに対し、本例の外管40は
1.0〜1.5mm+1.0〜1.5mmの計2.0〜
3.0mmであるため付加重量なしで放射音を低減でき
る。
【0073】ここで、外管40の構成材料であるパイプ
41,パイプ42同士の接触効果をより持たせるため
に、アウターパイプ42に熱膨張率の低いもの、インナ
ーパイプ41に熱膨張率の高いものを材料として選び、
エンジン駆動時に発生する排気管内の熱を利用し、外管
40の接触効果を最大限に生かせる構造としている。つ
まり、図21に示すように外管40の曲げ部において、
図22に示すように高温となった排気ガスの導入前にお
いてはインナーパイプ41とアウターパイプ42との間
に隙間43がある場合にも、高温となった排気ガスが導
入された後においては図23に示すように熱膨張率の差
により隙間43が小さくなる(あるいは無くなる)。
【0074】このように本実施形態では、下記の特徴を
有する。 (イ)外管として、二枚の板材(インナーパイプ41と
アウターパイプ42)を面接触させたものを用い、この
二層化した外管40での板材間の接触摩擦により排気ガ
スの圧力波による振動を減衰させるようにした。このよ
うにしても外管40からの放射音の発生を抑制すること
ができる。 (第7の実施の形態)次に、第7の実施の形態を、第6
の実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0075】図24は、第7の実施の形態における最中
タイプの二重管ステンレスエキゾーストマニホールド1
の全体構成図であり、図25には図24のXXV −XXV 断
面を示す。
【0076】外管50はヘッドフランジ13、フランジ
10〜12に溶接固定されている。内管5で発生する振
動は従来レベルであるが、ヘッドフランジ13、フラン
ジ10〜12から振動伝達してきた振動が外管50を振
動させるが、外管50の接触二重板構造により外管50
の振動を減衰させ、放射音を低減するものである。
【0077】より詳しくは、本実施形態における外管接
触二重構造において、外管50を、ステンレス鋼板材よ
りなるインナーパイプ51とステンレス鋼板材よりなる
アウターパイプ52との二枚構造とし、それらは互いに
全面で接触する構造とし、さらに、多数のスポット溶接
部53によりそれらを接触させている。このスポット溶
接部53はアウターパイプ52側から加工し、インナー
パイプ51とアウターパイプ52を固定している。この
固定により二枚の板51,52は接触面積が増え、互い
の振動を互いの面接触により低減することができる。
【0078】ここで、スポット溶接部53の数は「2
6」であり、最適化されている。また、インナーパイプ
51とアウターパイプ52の板厚の関係は、アウターパ
イプ52に厚い板を用いインナーパイプ51に薄い板を
用いている。さらに、インナーパイプ51における振動
の腹に相当する場所をスポット溶接部53としている。
【0079】その結果、外管50で発生する振動は、従
来構造である一枚板に比べて低減することができ、放射
音を低減することが可能となる。以下、図26に示す方
法にてモデル実験を行ったので説明する。図26におい
て、ツイータスピーカ60に対し、押さえフランジ61
とボルト62とナット63を用いて、テストピースとし
ての円形板64が配置できるようになっている。円形板
(テストピース)64の外径は190mmである。そし
て、円形板(テストピース)64がツイータスピーカ6
0で音圧加振されるようになっている。ここで、円形板
(テストピース)64として、図27に示すように、ス
ポット溶接の数(スポット数)を「21」とした二層積
層構造板(両板の厚さは共に1.2mm)を用いて放射
音の測定を行った。また、図26のテストピース64と
して、厚さ3.0mmの一枚板を用いて放射音の測定を
行った。その結果を図28に示す。なお、測定用マイク
はサンプル(64)から10cm離れた場所に設置して
音圧レベルを測定した(以下の実験も同じ)。
【0080】この結果より、厚さ3.0mmの一枚板を
用いた場合は、1k〜20kHzのオーバーオール値が
77.7dBであった。また、二層積層構造板を用いた
場合は、1k〜20kHzのオーバーオール値が74.
0dBであった。つまり、厚さ3.0mmの一枚板を用
いた場合に比べて、二層積層構造板を用いると、1k〜
20kHzのオーバーオール値で3.7dBの低減効果
があることが分かる。また、この接触二層板構造は肉厚
合計が2.4mmにもかかわらず板厚が3.0mmの板
よりも放射音を低減することが可能である。
【0081】また、図29には、スポット溶接の数と放
射音の関係を示す。つまり、厚さ2.5mmの一枚板を
用いて放射音の測定を行った場合と、二層積層構造板
で、かつスポット溶接を行わなかった場合(スポット数
=0)と、二層積層構造板で、かつスポット溶接部の数
が「1」、「5」、「21」、「65」の場合における
放射音の測定を行った。この図29から、スポット溶接
の数は多ければ多いほど放射音が低減するものではな
く、図26に示したように、直径190mm程度の面積
部にはスポット溶接を5箇所程度にした方が低減効果を
最大限に生かすことができることが分かる。
【0082】また、図30には、図27での内側の板材
65aの厚さを1.5mmとし、外側の板材65bの厚
さを0.8mmとしたときの放射音の測定結果を示すと
ともに、内側の板材65aの厚さを0.8mmとし、外
側の板材65bの厚さを1.5mmとしたときの放射音
の測定結果を示す。内側の板材65aの厚さを1.5m
mとし、外側の板材65bの厚さを0.8mmとしたと
きの放射音は、1k〜20kHzのオーバーオール値で
69.1dBであった。また、内側の板材65aの厚さ
を0.8mmとし、外側の板材65bの厚さを1.5m
mとしたときの放射音は、1k〜20kHzのオーバー
オール値で68.7dBであった。このように、外側板
材65bに厚い板を配置した場合、10kHz以上の高
周波音を低減することができる。よって、外側板材65
b(図25のアウターパイプ52)に肉厚の厚い板を用
いるとともに、内側板材65a(図25のインナーパイ
プ51)に薄い板を用い、スポット溶接で固定すると良
いことが分かる。
【0083】このように、二層板の組み合わせとしては
外側に厚い板を配置した方が低減効果があるのでこの組
み合わせにより二層構造で放射音低減効果を更に引き出
すことのできる。
【0084】さらに、図27の内側に配置する板65a
の振動モードをレーザドップラ振動計で測定し、その振
動モードの特に大きく揺れる場所(振動の腹)にスポッ
ト溶接をした場合としない場合について図31のモデル
で調査した。図31の(a)では、振動の腹の領域Z2
にスポット溶接をしている。図31の(b)では、振動
の節の領域Z1にスポット溶接をしている。つまり、ス
ポット溶接をする場所と放射音の関係について調査し
た。なお、このときの2枚の板65a,65bの厚さは
共に1.2mmである。
【0085】その結果を図32に示す。振動の節をスポ
ット溶接した場合にはその放射音は1k〜20kHzの
オーバーオール値で69.9dBであった。また、振動
の腹をスポット溶接した場合にはその放射音は1k〜2
0kHzのオーバーオール値で68.5dBであった。
この実験結果より、スポット溶接にて二枚の板の接触摩
擦減衰効果により放射音を低減する場合、内側に配置す
る板65a(図25のインナーパイプ51)の振動の腹
になる部分にスポット溶接を施した方が二層板の接触摩
擦減衰効果を最大限に生かすことができる。
【0086】このように本実施形態は、下記の特徴を有
する。 (イ)図25のように、エキゾーストマニホールドにお
ける外管50を構成する二枚の板材51,52をスポッ
ト溶接で接触させたので、外管50におけるスポット溶
接で接触させた板材51,52間の接触摩擦により排気
ガスの圧力波による振動が減衰される。その結果、接触
摩擦減衰効果をより発揮させやすくなる。 (ロ)エキゾーストマニホールドにおける外管50を構
成する二枚の板材51,52のうちの外側に位置する板
材52の板厚を内側に位置する板材51の板厚より厚く
したので、二枚の板材のうちの外側に位置する厚い板材
52と内側に位置する薄い板材51との間の接触摩擦に
より排気ガスの圧力波による振動が減衰される。その結
果、接触摩擦減衰効果をより発揮させやすくなる。 (ハ)エキゾーストマニホールドにおける振動の腹に相
当する部位をスポット溶接部53としたので、接触摩擦
減衰効果をより発揮させやすくなる。
【0087】以下に、本実施形態の応用例を説明する。
図25の場合においては、(i)スポット溶接部53の数
を最適化し、(ii) 外管50の外側に位置する板材52
の板厚を内側に位置する板材51の板厚より厚くし、
(iii)振動の腹に相当する部位をスポット溶接部53と
したが、これに限ることなく、(i)のスポット溶接部5
3の数の最適化のみ行ったり、(ii) の外管50の外側
に位置する板材52の板厚を内側に位置する板材51の
板厚より厚くする構成のみを実施したり、(iii)の振動
の腹に相当する部位をスポット溶接部53とする構成の
み実施してもよい。あるいは、(i)〜(iii)のうちの2
つを組み合わせて実施してもよい。
【0088】また、図25の構造を外管50のインナー
パイプ51からスポット溶接を施し、接触二層板構造と
してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態における最中タイプの二重
管ステンレスエキゾーストマニホールドの全体構成図。
【図2】 図1のII−II断面図。
【図3】 平坦部カバー管を示す図。
【図4】 第1の実施の形態における作用説明のための
断面図。
【図5】 第1の実施の形態における作用説明のための
断面図。
【図6】 第2の実施の形態のエキゾーストマニホール
ドの全体構成図。
【図7】 図6のVII −VII 断面図。
【図8】 周波数特性図。
【図9】 周波数特性図。
【図10】 周波数特性図。
【図11】 第3の実施の形態のエキゾーストマニホー
ルドの平面図。
【図12】 第3の実施の形態のエキゾーストマニホー
ルドの正面図。
【図13】 図11のXIII−XIII断面図。
【図14】 第4の実施の形態のエキゾーストマニホー
ルドの全体構成図。
【図15】 図14のXV−XV断面図。
【図16】 第5の実施の形態のエキゾーストマニホー
ルドの全体構成図。
【図17】 図16のXVII−XVII断面図。
【図18】 積層波板を示す図。
【図19】 第6の実施の形態のエキゾーストマニホー
ルドの全体構成図。
【図20】 図19のXX−XX断面図。
【図21】 曲がり部の断面図。
【図22】 曲がり部の断面図。
【図23】 曲がり部の断面図。
【図24】 第7の実施の形態のエキゾーストマニホー
ルドの全体構成図。
【図25】 図24のXXV −XXV 断面図。
【図26】 測定装置を説明するための図。
【図27】 テストピースを説明するための図。
【図28】 周波数特性図。
【図29】 周波数特性図。
【図30】 周波数特性図。
【図31】 テストピースを説明するための図。
【図32】 周波数特性図。
【図33】 従来のエキゾーストマニホールドの全体構
成図。
【図34】 従来のエキゾーストマニホールドの全体構
成図。
【図35】 図33のXXXV−XXXV断面図。
【符号の説明】
1…エキゾーストマニホールド、2a,2b…ステンレ
ス鋼板材、3…外管、4a,4b…ステンレス鋼板材、
5…内管、14,15…平坦部、18,19…遮断板、
25…パンチ穴、26…断熱材、30,31…接触プレ
ート、35…積層波板、36a,36b…板材、40…
外管、41…インナーパイプ、42…アウターパイプ。
フロントページの続き (72)発明者 安藤 順明 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式 会社日本自動車部品総合研究所内 (72)発明者 山本 憲一 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (72)発明者 清水 光一 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−218861(JP,A) 特開 平8−189349(JP,A) 実開 昭57−44923(JP,U) 実開 昭61−63318(JP,U) 実開 平3−47421(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01N 7/08 F01N 7/10 F01N 7/14 F01N 7/16

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二枚のステンレス鋼板材を型取りし、合
    わせ面を溶接することにより内管を形成するとともに、
    二枚のステンレス鋼板材を型取りし、合わせ面を溶接す
    ることにより外管を形成し、この内管および外管をフラ
    ンジに固定した二重管ステンレスエキゾーストマニホー
    ルドにおいて、 内管の内方に、フランジから伸びる円筒を配置し、この
    円筒に形成した円弧状をなす遮蔽板を前記内管の平坦部
    に位置させ、 この遮蔽板により排気ガスの圧力波が直接、内管の平坦
    部を加振しないようにするとともに、前記円筒に形成し
    た切欠部を介して排気ガスを通過させるようにしたこと
    を特徴とするエキゾーストマニホールド。
  2. 【請求項2】 二枚のステンレス鋼板材を型取りし、合
    わせ面を溶接することにより内管を形成するとともに、
    二枚のステンレス鋼板材を型取りし、合わせ面を溶接す
    ることにより外管を形成し、この内管および外管をフラ
    ンジに固定した二重管ステンレスエキゾーストマニホー
    ルドにおいて、 内管に多数の穴を形成し、排気ガスの圧力波による内管
    の受圧面積を減少させるようにしたことを特徴とするエ
    キゾーストマニホールド。
  3. 【請求項3】 二枚のステンレス鋼板材を型取りし、合
    わせ面を溶接することにより内管を形成するとともに、
    二枚のステンレス鋼板材を型取りし、合わせ面を溶接す
    ることにより外管を形成し、この内管および外管をフラ
    ンジに固定した二重管ステンレスエキゾーストマニホー
    ルドにおいて、 内管に、排気ガスの圧力波の所定の周波数成分を低減す
    る多数の穴を設けたことを特徴とするエキゾーストマニ
    ホールド。
  4. 【請求項4】 二枚のステンレス鋼板材を型取りし、合
    わせ面を溶接することにより内管を形成するとともに、
    二枚のステンレス鋼板材を型取りし、合わせ面を溶接す
    ることにより外管を形成し、この内管および外管をフラ
    ンジに固定した二重管ステンレスエキゾーストマニホー
    ルドにおいて、 内管での平坦部に、多数の穴を形成し、排気ガスの圧力
    波による内管の平坦部の受圧面積を減少させるようにし
    たことを特徴とするエキゾーストマニホールド。
  5. 【請求項5】 二枚のステンレス鋼板材を型取りし、合
    わせ面を溶接することにより内管を形成するとともに、
    二枚のステンレス鋼板材を型取りし、合わせ面を溶接す
    ることにより外管を形成し、この内管および外管をフラ
    ンジに固定した二重管ステンレスエキゾーストマニホー
    ルドにおいて、 内管での平坦部に、排気ガスの圧力波の所定の周波数成
    分を低減する多数の穴を設けたことを特徴とするエキゾ
    ーストマニホールド。
  6. 【請求項6】 内管での平坦部と外管との間に、排気ガ
    スの圧力エネルギーを吸収するエネルギー吸収材を充填
    したことを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記
    載のエキゾーストマニホールド。
  7. 【請求項7】 二枚のステンレス鋼板材を型取りし、合
    わせ面を溶接することにより内管を形成するとともに、
    二枚のステンレス鋼板材を型取りし、合わせ面を溶接す
    ることにより外管を形成し、この内管および外管をフラ
    ンジに固定した二重管ステンレスエキゾーストマニホー
    ルドにおいて、 内管での平坦部の内面に、平板を点付けにて内管の平坦
    部と面接触した状態で配置し、内管の平坦部と平板との
    間の接触摩擦により排気ガスの圧力波による振動を減衰
    させるようにしたことを特徴とするエキゾーストマニホ
    ールド。
  8. 【請求項8】 二枚のステンレス鋼板材を型取りし、合
    わせ面を溶接することにより内管を形成するとともに、
    二枚のステンレス鋼板材を型取りし、合わせ面を溶接す
    ることにより外管を形成し、この内管および外管をフラ
    ンジに固定した二重管ステンレスエキゾーストマニホー
    ルドにおいて、外管として、二枚の板材をスポット溶接で互いに全面で
    接触させたものを用い、この二層化した外管での板材間
    接触摩擦により排気ガスの圧力波による振動を減衰さ
    せるようにしたことを特徴とするエキゾーストマニホー
    ルド。
  9. 【請求項9】 二枚のステンレス鋼板材を型取りし、合
    わせ面を溶接することにより内管を形成するとともに、
    二枚のステンレス鋼板材を型取りし、合わせ面を溶接す
    ることにより外管を形成し、この内管および外管をフラ
    ンジに固定した二重管ステンレスエキゾーストマニホー
    ルドにおいて、 外管として、二枚の板材をスポット溶接で面接触させた
    ものを用いるとともに、前記二枚の板材のうちの外側に
    位置する板材の板厚を内側に位置する板材の板 厚より厚
    くし、この二層化した外管での板材間の接触摩擦により
    排気ガスの圧力波による振動を減衰させるようにしたこ
    とを特徴とするエキゾーストマニホールド。
  10. 【請求項10】 二枚のステンレス鋼板材を型取りし、
    合わせ面を溶接することにより内管を形成するととも
    に、二枚のステンレス鋼板材を型取りし、合わせ面を溶
    接することにより外管を形成し、この内管および外管を
    フランジに固定した二重管ステンレスエキゾーストマニ
    ホールドにおいて、 外管として、二枚の板材をスポット溶接で面接触させた
    ものを用い、振動の腹に相当する部位をスポット溶接部
    とし、この二層化した外管での板材間の接触摩擦により
    排気ガスの圧力波による振動を減衰させるようにし たこ
    とを特徴とするエキゾーストマニホールド。
JP09005798A 1997-08-08 1998-04-02 エキゾーストマニホールド Expired - Fee Related JP3349089B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09005798A JP3349089B2 (ja) 1997-08-08 1998-04-02 エキゾーストマニホールド
US09/131,400 US6082104A (en) 1997-08-08 1998-08-07 Stainless double tube exhaust manifold
DE19835853A DE19835853A1 (de) 1997-08-08 1998-08-07 Korrosionsfester Doppelrohrabgasverteiler

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21521997 1997-08-08
JP9-215219 1997-08-08
JP09005798A JP3349089B2 (ja) 1997-08-08 1998-04-02 エキゾーストマニホールド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11107745A JPH11107745A (ja) 1999-04-20
JP3349089B2 true JP3349089B2 (ja) 2002-11-20

Family

ID=26431572

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09005798A Expired - Fee Related JP3349089B2 (ja) 1997-08-08 1998-04-02 エキゾーストマニホールド

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6082104A (ja)
JP (1) JP3349089B2 (ja)
DE (1) DE19835853A1 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6425243B1 (en) * 1999-05-10 2002-07-30 Ford Global Tech., Inc. Hybrid exhaust manifold for combustion engines
DE10125121A1 (de) * 2001-05-23 2002-11-28 Daimler Chrysler Ag Abgaskrümmer
US7073625B2 (en) * 2003-09-22 2006-07-11 Barth Randolph S Exhaust gas muffler and flow director
US7272927B2 (en) * 2003-11-07 2007-09-25 Heinrich Gillet Gmbh Air gap-insulated exhaust manifold for internal combustion engines
FR2883032B1 (fr) 2005-03-11 2010-08-13 Faurecia Sys Echappement Collecteur de gaz d'echappement
FR2883034B1 (fr) * 2005-03-11 2010-08-13 Faurecia Sys Echappement Collecteur d'echappement a double paroi
FR2883033B1 (fr) * 2005-03-11 2010-08-13 Faurecia Sys Echappement Conduite et notamment collecteur d'echappement a double paroi
WO2007081669A2 (en) * 2006-01-03 2007-07-19 Metaldyne Company, Llc Dual wall exhaust manifold and method of making same
WO2008156695A1 (en) * 2007-06-13 2008-12-24 Metaldyne Company Llc Exhaust manifold having improved nvh characteristics
WO2009091540A1 (en) * 2008-01-14 2009-07-23 Metaldyne Company Llc Dual-layer to flange welded joint
US20100038901A1 (en) * 2008-08-14 2010-02-18 Michael Paul Schmidt Exhaust manifold to housing connection
DK177325B1 (en) * 2011-01-25 2013-01-07 Man Diesel & Turbo Deutschland A large two-stroke diesel engine and a supporting plate structure for connection between an engine main structure and an exhaust gas receiver
USD765142S1 (en) * 2014-08-08 2016-08-30 Kenneth J. Hunter Combustion engine intake manifold for snowmobiles and all terrain vehicles
USD779559S1 (en) * 2015-02-09 2017-02-21 Dixon Valve & Coupling Company, Inc. Intake manifold
US10151414B2 (en) 2015-02-09 2018-12-11 Dixon Valve & Coupling Company Intake manifold
KR101755508B1 (ko) * 2015-12-08 2017-07-19 현대자동차 주식회사 촉매 컨버터용 배기 연결유닛 및 그 제조방법
US10337449B2 (en) * 2017-01-02 2019-07-02 Ford Global Technologies, Llc Internal combustion engine with cylinder head

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5744923U (ja) * 1980-08-29 1982-03-12
JPS5779214A (en) * 1980-11-06 1982-05-18 Kawasaki Heavy Ind Ltd Manufacture of exhaust pipes
JPS6163318U (ja) * 1984-10-02 1986-04-30
US4689952A (en) * 1986-06-13 1987-09-01 Arvin Industries, Inc. Tuned exhaust manifold
JPH02168097A (ja) * 1988-12-20 1990-06-28 Aoki Corp 消音パイプ
US5253680A (en) * 1988-12-29 1993-10-19 Usui Kikusai Sangyo Kaisha Ltd. Duplex metal pipe for damping
JPH0347421U (ja) * 1989-09-14 1991-05-02
US5220789A (en) * 1991-03-05 1993-06-22 Ford Motor Company Integral unitary manifold-muffler-catalyst device
JPH0631852A (ja) * 1992-07-21 1994-02-08 Toyota Motor Corp 制振金属パイプ
JPH06106672A (ja) * 1992-09-25 1994-04-19 Toyota Motor Corp 制振金属パイプ
US5419127A (en) * 1993-11-22 1995-05-30 Soundwich Inc Insulated damped exhaust manifold
JPH07317540A (ja) * 1994-05-27 1995-12-05 Calsonic Corp 薄肉二重管型排気マニホールド
JPH08170530A (ja) * 1994-12-19 1996-07-02 Toyota Motor Corp 2重排気マニホルド構造
JPH08189349A (ja) * 1994-12-28 1996-07-23 Nissan Motor Co Ltd エンジンの二重排気管
JPH08218861A (ja) * 1995-02-10 1996-08-27 Aisin Takaoka Ltd 内燃機関の排気管継手構造
DE19511514C1 (de) * 1995-03-29 1996-08-01 Daimler Benz Ag Abgaskrümmer für eine Brennkraftmaschine

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11107745A (ja) 1999-04-20
DE19835853A1 (de) 1999-02-11
US6082104A (en) 2000-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3349089B2 (ja) エキゾーストマニホールド
US8083025B2 (en) Silencer provided on exhaust pipe of vehicle engine
US6789386B1 (en) Exhaust gas manifold
JPH06320014A (ja) メタル担体
EP2472076A1 (en) Exhaust device for internal combustion engine
US20200386132A1 (en) Exhaust sound attenuation device
US3382948A (en) Mufflers with side branch tuning chambers
US20130048416A1 (en) Exhaust muffler
JP3649813B2 (ja) 内燃機関の排気管
JPH1162575A (ja) 内燃機関の排気管
JP3449460B2 (ja) 車両用マフラ
JP3020812B2 (ja) 防音遮熱構造
JP2010185427A (ja) 消音器
JP2003138931A (ja) 排気浄化装置
JP6674673B2 (ja) 消音器
KR101693887B1 (ko) 다중 공명기 삽입 건설장비용 소음기
JPH11173144A (ja) エキゾーストマニホールド
JPH0436013A (ja) 内燃機関の消音器
JP2000213327A (ja) 消音器
JPH1181976A (ja) 自動車用排気マフラ
JPH09291817A (ja) 内燃機関の排気管
JP2005054587A (ja) 排ガス処理物品用外装品
US11421569B2 (en) Muffler
JP3496491B2 (ja) 燃焼器の消音装置
JPH11182226A (ja) 自動二輪車の排気マフラー

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020521

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020827

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees