JP3496491B2 - 燃焼器の消音装置 - Google Patents

燃焼器の消音装置

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JP3496491B2 JP34204197A JP34204197A JP3496491B2 JP 3496491 B2 JP3496491 B2 JP 3496491B2 JP 34204197 A JP34204197 A JP 34204197A JP 34204197 A JP34204197 A JP 34204197A JP 3496491 B2 JP3496491 B2 JP 3496491B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばオイル給湯
器等の燃焼器に付設される燃焼器の消音装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば屋外設置式オイル給湯器等
の燃焼器には消音装置が付設され、該燃焼器での石油等
の燃焼時に生成される排気ガスを上記消音装置内を通過
させることによって該排気ガスの排出時に伴う騒音を低
減させるようになっているが、この消音装置の一例を図
7により説明する。
【0003】図7は従来の排気ダクト型消音装置の全体
図であって、(A)は正面から見た断面図、(B)は側
面からみた断面図、(C)は底面図である。排気ダクト
型の消音装置11は複数の吸音材12によって排気通路
13が形成され、該排気通路13の内面側にパンチング
メタル等の多孔鋼板14がライニングされた構造になっ
ており、図示しない燃焼器から排出される排気ガスを上
記排気通路13内に通過させ、該排気通路13内で騒音
を低減させた後、排気口15から空気中に放出する構造
となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記従来の排
気ダクト型の消音装置では、騒音の周波数成分のうち、
特に高周波数成分に対してはある程度の低減効果を有す
るものの、耳障りな低周波数成分については低減効果が
余り期待できず、全体的にみて騒音低減効果が薄いとい
う感を否めず、このことから周辺環境へ及ぼす悪影響が
大きいといわざるをえなかった。
【0005】本発明は上述の問題点に鑑み発明されたも
のであって、騒音の高周波数成分のみならず、耳障りな
低周波数成分についても充分な効果を発揮し、全体とし
て騒音低減効果の良好な燃焼器の消音装置を提供するこ
とを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明による燃焼器の消音装置は、排気ガス排出時
の騒音を低減させるために燃焼器に付設される消音装置
であって、上記消音装置は、吸音材で形成した箱体と、
該箱体内を吸音材で間仕切って形成した複数の排気通路
を相互に連通させてなる屈曲排気通路と、上記燃焼器か
ら排出された排気ガスを導入するために上記屈曲排気通
路の始端に設けられた排気ガス導入口と、上記屈曲排気
通路内を通過した排気ガスを空気中に放出させるために
該屈曲排気通路の終端に設けられた排気ガス排出口とを
備え、上記屈曲排気通路を構成する各排気通路は、該排
気通路内のガス進行方向に対して内向面に相当する吸音
材面側に多孔鋼板が、またガス進行方向に対して外向面
相当する吸音材面側に鋼板がライニングされ、しかも
その各排気通路が並設状態となるように構成し、前記多
孔鋼鈑が設けられた側の吸音材は前記箱体を形成する吸
音材と連通状態としたことを第1の特徴としている。ま
た本発明による燃焼器の消音装置は、排気ガス排出時の
騒音を低減させるために燃焼器に付設される消音装置で
あって、上記消音装置は、吸音材で形成した箱体と、該
箱体内を吸音材で間仕切って形成した複数の排気通路を
相互に連通させてなる屈曲排気通路と、上記燃焼器から
排出された排気ガスを導入するために上記屈曲排気通路
の始端に設けられた排気ガス導入口と、上記屈曲排気通
路内を通過した排気ガスを空気中に放出させるために該
屈曲排気通路の終端に設けられた排気ガス排出口とを備
え、上記屈曲排気通路を構成する各排気通路は、その排
気通路内のガス進行方向に対して内向面に相当する吸音
材面側に多孔鋼鈑が、またガス進行方向に対して外向面
に相当する吸音材面側に鋼鈑がライニングされ、しかも
多孔鋼鈑及び鋼鈑はいずれも横断面コ字状に形成され、
且つ両者は相対向するようにして各排気通路の吸音材面
側にライニングされていることを第2の特徴としてい
る。また本発明による燃焼器の消音装置は、上記第2の
特徴に加え、各排気通路の吸音材内面にライニングされ
る多孔鋼鈑と鋼鈑とは、該多孔鋼鈑のコ字状折れ曲がり
部と鋼鈑のコ字状折れ曲がり部とで隙間なく重なり合せ
られると共に、上記吸収材との間に隙間を形成すること
なく該吸音材内面に密着させてライニングされているこ
とを第3の特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1ないし第2の
実施の形態による燃焼器の消音装置について図1ないし
図5を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の
形態例にかかる燃焼器の消音装置の全体図であって、
(A)は正面から見た断面図、(B)は側面からみた断
面図、(C)は底面図、図2は図1の(B)のA−A断
面図、図3は本発明の第1の実施の形態例にかかる消音
装置と燃焼器との配置関係を示す概略図、図4は本発明
の第1の実施の形態例にかかる消音装置と従来の消音装
置との吸音減衰効果を比較したグラフ、図5は本発明の
第2の実施の形態例にかかる消音装置における排気通路
内部の一部拡大断面図、図6は比較例としての排気通路
内部の一部拡大断面図である。
【0008】まず、本発明の第1の実施の形態例にかか
る燃焼器の消音装置について図1ないし図3を参照しな
がら説明する。消音装置1は、オイル給湯器等の燃焼器
10から排出される排気ガスを通過させて該排気ガス排
出時の騒音を低減させるために、上記燃焼器10に付設
されて使用される。上記消音装置1は、吸音材4a、4
bで形成された箱体2と、該箱体2内を複数の排気通路
3a、3b、3cを形成するように複数の吸音材4c、
4dで間仕切り、且つ隣接する各排気通路3a、3b、
3cが相互に連通するように形成された屈曲排気通路3
と、燃焼器10から排出される排気ガスを導入させるた
めに上記屈曲排気通路3の始端に設けられた排気ガス導
入口5aと、上記屈曲排気通路3内で騒音が低減された
排気ガスを空気中に放出させるために該屈曲排気通路の
終端に設けられた排気ガス排出口5bとから基本構成さ
れている。なお4eは前記箱体2の一部で、排気通路3
a、3b、3cを形成するために底部及び頂部に設けた
吸音材である。
【0009】上記屈曲排気通路3を構成する各排気通路
3a、3b、3cには、該排気通路3a、3b、3c内
のガス進行方向(図1の(B)に矢印aで示す)に対し
て内向面に相当する吸音材面側に横断面コ字状のパンチ
ングメタル等の多孔鋼板6が、また該排気通路3a、3
b、3c内のガス進行方向に対して外向面の相当する吸
音材面側に遮蔽板としての横断面コ字状の鋼板7がそれ
ぞれ交互にライニングされて構成されている。なお、9
は箱体2を形成する吸音材4a、4b、4eの外側にラ
イニングされた外装鋼板である。
【0010】しかして上記構成にかかる消音装置1は、
オイル給湯器等の燃焼器10内で燃焼された燃料の排気
ガスが連絡ダクトを経由して上記消音装置1の排気ガス
導入口5aから屈曲排気通路3に導入され、該屈曲排気
通路3の各排気通路3a、3b、3c内で騒音が減衰さ
れた後、排気ガス排出口5bを経由して排気口8から空
気中へ放出される。
【0011】ここで、上記屈曲排気通路3内での騒音が
減衰低減される様子を、図2によって説明する。まず、
排気ガス導入口5aから屈曲排気通路3内に導入された
排気ガスは該通路3内を排気ガス排出口5bに向かって
進行する過程において、排気ガスの騒音のうち、高周波
数成分は矢印bで示すように多孔鋼板6の孔から吸音材
4c(4d)を通過して該吸音材4c(4d)の裏面側
にライニングしてある鋼板7に当たって反射されること
で再び上記吸音材4c(4d)によって吸収される。一
方、排気ガスの騒音のうち耳障りな低周波数成分につい
ては、上記吸音材4c(4d)が他の吸音材4b、4b
と接合しているので、矢印cで示すように該接合面より
他の吸音材4b、4b側に入射する。そして、この低周
波数成分が通過する経路(屈曲排気通路3)は非常に長
いものとなるため、波長の長い低周波数成分であっても
充分に吸音することが可能となる。このような作用から
明らかなように、上記構成にかかる消音装置によれば、
高周波数成分及び耳障りな低周波数成分共に大きな減衰
効果が得られ、騒音を大幅に減少させることができる。
その減衰効果については、図4から明らかなように、本
発明の第1の実施の形態例による燃焼器の消音装置をオ
イル給湯器の騒音低減用に用いた場合の騒音レベルの測
定結果は、従来の消音装置による騒音レベルの測定結果
に比べて、格段の効果があると認められる。
【0012】次に、本発明の第2の実施の形態例にかか
る燃焼器の消音装置について、図5を参照しながら説明
する。その基本的構成については上記した第1の実施の
形態例による燃焼器の消音装置と同様であり、その詳し
い説明が省略するが、特に吸音材4c、4dで間仕切ら
れた屈曲排気通路3の排気通路3a、3b、3c内にラ
イニングされる多孔鋼板6及び鋼板7を、それぞれ箱体
1を構成する吸音材4bとの間に隙間が形成されないよ
うに密着させてライニングした点に特徴がある。具体的
には、吸音材4c、4dで区画構成された屈曲排気通路
3の各排気通路3b、3c内でガス進行方向に対して内
向面に相当する面側(吸音材4dの左面側)に横断面コ
字状の多孔鋼板6を密着状態でライニングすると共に、
排気ガスの進行方向に対して外向面の相当する面側(吸
音材4cの右面側)に横断面コ字状の鋼板7を密着状態
でライニングし、且つ上記多孔鋼板6のコ字状折れ曲が
り部と鋼板7のコ字状折れ曲がり部とが隙間なく重なり
合ってライニングされた構造とし、排気通路3b(もし
くは3a、3c)と吸音材4bとの間に隙間が形成され
ないように構成した。
【0013】上記のように構成することで、吸音材4b
と多孔鋼板6の接合部、吸音材4bと鋼板7の接合部、
多孔鋼板6と鋼板7の接合部はいずれも密着性が良好
で、しかも上記多孔鋼板6と鋼板7は横断面コ字状であ
って、両者は相対向するようにして各排気通路の吸音材
面4b側にライニングされた構造となって、各々の間に
は隙間が存在しないことから、吸音効果を格段に高める
ことができる。また上記多孔鋼板6と鋼板7とはそれぞ
れ、吸音材4bとのライニング面で面一となっているの
で、消音装置1の組立時に多孔鋼板6と鋼板7との接合
部が吸音材4bに引っ掛かることがなく、組立性が良好
となる利点がある。この点、例えば図6(比較例とし
て)のように、吸音材4bと鋼板7とが密着せず、その
間に隙間6aがある場合には、吸音効果が損なわれ、ま
た消音装置1の組立時に多孔鋼板6の接合部6bが鋼板
7の外寸よりも若干、出っ張っていることで吸音材4b
に引っ掛かって組立が困難となる不具合があることに比
べれば、上記第2の実施の形態例による消音装置は騒音
の減衰特性のみならず、組立製作上もきわめて有利であ
るといえる。さらに、横断面コ字状の多孔鋼板6と鋼板
7を用いたことで、吸音材4bに新たな鋼板7等のライ
ニング材を必要とせず、部品点数の削減が図れるという
効果もある。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され、請求項
1に記載の燃焼器の消音装置によれば、排気ガス排出時
の騒音を低減させるために燃焼器に付設される消音装置
であって、上記消音装置は、吸音材で形成した箱体と、
該箱体内を吸音材で間仕切って形成した複数の排気通路
を相互に連通させてなる屈曲排気通路と、上記燃焼器か
ら排出された排気ガスを導入するために上記屈曲排気通
路の始端に設けられた排気ガス導入口と、上記屈曲排気
通路内を通過した排気ガスを空気中に放出させるために
該屈曲排気通路の終端に設けられた排気ガス排出口とを
備え、上記屈曲排気通路を構成する各排気通路は、該排
気通路内のガス進行方向に対して内向面に相当する吸音
材面側に多孔鋼板が、またガス進行方向に対して外向面
相当する吸音材面側に鋼板がライニングされ、しかも
その各排気通路が並設状態となるように構成し、前記多
孔鋼鈑が設けられた側の吸音材は前記箱体を形成する吸
音材と連通状態としたので、騒音成分のうち、高周波数
成分は多孔鋼鈑の孔から吸音材を通過して該吸音材の裏
面側にライニングしてある鋼鈑に当たって反射され、再
び上記吸音材によって吸収される。一方、低周波数成分
は上記多孔鋼鈑が設けられた側の吸音材が前記箱体を形
成する吸音材と連通状態であるので、多孔鋼鈑が設けら
れた側の吸音材から箱体を形成する吸音材側に入射し、
しかも該低周波数成分が通過する経路は非常に長く設定
してあるため、波長の長い低周波数成分であっても充分
に吸音される。よって、高周波数成分も低周波数成分も
共に効率よく減衰させることができ、オイル給湯器等の
燃焼器の排気ガス排出時に伴う騒音を大幅に減少させる
ことができる。また請求項2に記載の燃焼器の消音装置
によれば、排気ガス排出時の騒音を低減させるために燃
焼器に付設される消音装置であって、上記消音装置は、
吸音材で形成した箱体と、該箱体内を吸音材で間仕切っ
て形成した複数の排気通路を相互に連通させてなる屈曲
排気通路と、上記燃焼器から排出された排気ガスを導入
するために上記屈曲排気通路の始端に設けられた排気ガ
ス導入口と、上記屈曲排気通路内を通過した排気ガスを
空気中に放出させるために該屈曲排気通路の終端に設け
られた排気ガス排出口とを備え、上記屈曲排気通路を構
成する各排気通路は、その排気通路内のガス進行方向に
対して内向面に相当する吸音材面側に多孔鋼鈑が、また
ガス進行方向に対して外向面に相当する吸音材面側に鋼
鈑がライニングされ、しかも多孔鋼鈑及び鋼鈑はいずれ
も横断面コ字状に形成され、且つ両者は相対向するよう
にして各排気通路の吸音材面側にライニングされている
ので、消音装置の内部両側の吸音材面は上記横断面コ字
状の多孔鋼鈑及び鋼鈑によって一様にライニングされる
から、安定した騒音の低減効果が期待でき、しかも組立
にあたっても消音装置内部両側の吸音材面に新たなライ
ニング材を必要とせず、部品点数の削減が図れる。また
請求項3に記載の燃焼器の消音装置によれば、上記請求
項2に記載の構成による効果に加え、各排気通路の吸音
材内面にライニングされる多孔鋼鈑と鋼鈑とは、該多孔
鋼鈑のコ字状折れ曲がり部と鋼鈑のコ字状折れ曲がり部
とで隙間なく重なり合せられると共に、上記吸収材との
間に隙間を形成することなく該吸音材内面に密着させて
ライニングされているので、多孔鋼鈑及び鋼鈑と吸音材
とはその間に隙間が存在せず、密着状態を保持でき、吸
音効果が高められ、騒音の減衰低減作用を向上させるこ
とが可能となる。また多孔鋼鈑の接合部が鋼鈑の外寸と
面一となって出っ張りがないので、消音装置の組立及び
製作上きわめて有利になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態例にかかる燃焼器の
消音装置の全体図である。
【図2】図1の(B)のA−A断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態例にかかる燃焼器の
消音装置と燃焼器との配置関係を示す概略図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態例にかかる燃焼器の
消音装置と従来の消音装置との吸音減衰効果を比較した
グラフである。
【図5】本発明の第2の実施の形態例にかかる燃焼器の
消音装置における排気通路内部の一部拡大断面図であ
る。
【図6】比較例としての消音装置における排気通路内部
の一部拡大断面図である。
【図7】従来の排気ダクト型消音装置の全体図である。
【符号の説明】
1 消音装置 2 箱体 3 屈曲排気通路 4a、4b、4c、4d、4e 吸音材 5a 排気ガス導入口 5b 排気ガス排出口 6 多孔鋼板 6a 隙間 6b 接合部 7 鋼板 8 排気口 9 外装鋼板 10 燃焼器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23J 13/00 F24H 9/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気ガス排出時の騒音を低減させるため
    に燃焼器に付設される消音装置であって、 上記消音装置は、吸音材で形成した箱体と、該箱体内を
    吸音材で間仕切って形成した複数の排気通路を相互に連
    通させてなる屈曲排気通路と、上記燃焼器から排出され
    た排気ガスを導入するために上記屈曲排気通路の始端に
    設けられた排気ガス導入口と、上記屈曲排気通路内を通
    過した排気ガスを空気中に放出させるために該屈曲排気
    通路の終端に設けられた排気ガス排出口とを備え、 上記屈曲排気通路を構成する各排気通路は、該排気通路
    内のガス進行方向に対して内向面に相当する吸音材面側
    に多孔鋼板が、またガス進行方向に対して外向面相当
    する吸音材面側に鋼板がライニングされ、しかもその各
    排気通路が並設状態となるように構成し、前記多孔鋼鈑
    が設けられた側の吸音材は前記箱体を形成する吸音材と
    連通状態としたことを特徴とする燃焼器の消音装置。
  2. 【請求項2】 排気ガス排出時の騒音を低減させるため
    に燃焼器に付設される消音装置であって、 上記消音装置は、吸音材で形成した箱体と、該箱体内を
    吸音材で間仕切って形成した複数の排気通路を相互に連
    通させてなる屈曲排気通路と、上記燃焼器から排出され
    た排気ガスを導入するために上記屈曲排気通路の始端に
    設けられた排気ガス導入口と、上記屈曲排気通路内を通
    過した排気ガスを空気中に放出させるために該屈曲排気
    通路の終端に設けられた排気ガス排出口とを備え、 上記屈曲排気通路を構成する各排気通路は、その排気通
    路内のガス進行方向に対して内向面に相当する吸音材面
    側に多孔鋼鈑が、またガス進行方向に対して外向面に相
    当する吸音材面側に鋼鈑がライニングされ、しかも 多孔
    鋼鈑及び鋼鈑はいずれも横断面コ字状に形成され、且つ
    両者は相対向するようにして各排気通路の吸音材面側に
    ライニングされていることを特徴とする燃焼器の消音装
    置。
  3. 【請求項3】 各排気通路の吸音材内面にライニングさ
    れる多孔鋼鈑と鋼鈑とは、該多孔鋼鈑のコ字状折れ曲が
    り部と鋼鈑のコ字状折れ曲がり部とで隙間なく重なり合
    せられると共に、上記吸収材との間に隙間を形成するこ
    となく該吸音材内面に密着させてライニングされている
    ことを特徴とする請求項2記載の燃焼器の消音装置。
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