JP2873011B2 - 消音器 - Google Patents
消音器Info
- Publication number
- JP2873011B2 JP2873011B2 JP63287578A JP28757888A JP2873011B2 JP 2873011 B2 JP2873011 B2 JP 2873011B2 JP 63287578 A JP63287578 A JP 63287578A JP 28757888 A JP28757888 A JP 28757888A JP 2873011 B2 JP2873011 B2 JP 2873011B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- partition plate
- pipe
- exhaust gas
- curvature
- center
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、自動二輪車用エンジンの消音器に関する。
（従来の技術） 自動二輪車用エンジンの消音器の中には、内部を仕切
板（セパレータ）にて複数の膨張室に区画し、この膨張
室内にエンジンからの排気ガスを順次導いて膨張せし
め、以て排気ガスの有するエネルギーを減衰させて消音
するものがあるが、前記仕切板としては平面形状或は曲
面形状のものが使用されていた（例えば、特開昭60−20
6919号、特公昭56−50089号公報参照）。
板（セパレータ）にて複数の膨張室に区画し、この膨張
室内にエンジンからの排気ガスを順次導いて膨張せし
め、以て排気ガスの有するエネルギーを減衰させて消音
するものがあるが、前記仕切板としては平面形状或は曲
面形状のものが使用されていた（例えば、特開昭60−20
6919号、特公昭56−50089号公報参照）。
（発明が解決しようとする課題） しかしながら、仕切板が平面形状である場合にはその
剛性が小さく、排気ガス流が該仕切板に当たって乱流を
生じ易く、排気ガスの流動抵抗が増してエンジン出力の
向上を期し難いという問題がある。
剛性が小さく、排気ガス流が該仕切板に当たって乱流を
生じ易く、排気ガスの流動抵抗が増してエンジン出力の
向上を期し難いという問題がある。
又、従来の曲面形状を有する仕切板は排気ガス流が最
初に当たる面が凸面をなしているため、排気ガス流が乱
流を生じ易く、上記同様にエンジン出力の向上を期し難
いという問題があった。
初に当たる面が凸面をなしているため、排気ガス流が乱
流を生じ易く、上記同様にエンジン出力の向上を期し難
いという問題があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的
とする処は、仕切板自体の剛性を高めることができると
ともに、排気ガスの流動抵抗を減じてエンジン出力の向
上を図ることができる自動二輪車用エンジンの消音器を
提供することにある。
とする処は、仕切板自体の剛性を高めることができると
ともに、排気ガスの流動抵抗を減じてエンジン出力の向
上を図ることができる自動二輪車用エンジンの消音器を
提供することにある。
（課題を解決するための手段） 上記目的を達成するため、本発明は、自動二輪車用エ
ンジンの排気系に連結され、外筒の内部を複数の仕切板
にて複数の膨張室に区画して成る自動二輪車用エンジン
の消音器において、前記外筒の長さ方向に直角な断面形
状を楕円形とし、流入端がベルマウス状を成すパイプを
前記仕切板に挿通支持せしめ、該パイプを仕切板から突
出させて前記膨張室に開口せしめ、前記仕切板の排気ガ
ス流を最初に当ててその方向を逆転させる面を曲面形状
とし、且つ、該仕切板の曲率中心を当該仕切板に直接当
たる排気ガス流の上流側に位置せしめるとともに、該曲
率中心を外して前記パイプの挿入孔を開口し、各仕切板
の外周縁に形成されたフランジを前記曲率中心が位置す
る側に屈曲させて前記外筒の内面に固着したことを特徴
とする。
ンジンの排気系に連結され、外筒の内部を複数の仕切板
にて複数の膨張室に区画して成る自動二輪車用エンジン
の消音器において、前記外筒の長さ方向に直角な断面形
状を楕円形とし、流入端がベルマウス状を成すパイプを
前記仕切板に挿通支持せしめ、該パイプを仕切板から突
出させて前記膨張室に開口せしめ、前記仕切板の排気ガ
ス流を最初に当ててその方向を逆転させる面を曲面形状
とし、且つ、該仕切板の曲率中心を当該仕切板に直接当
たる排気ガス流の上流側に位置せしめるとともに、該曲
率中心を外して前記パイプの挿入孔を開口し、各仕切板
の外周縁に形成されたフランジを前記曲率中心が位置す
る側に屈曲させて前記外筒の内面に固着したことを特徴
とする。
（作用） 本発明によれば、仕切板は曲面形状を有し、しかも、
その外周縁に形成されたフランジを該仕切板の曲率中心
が位置する側に屈曲させたため、該仕切板の剛性を高め
ることができる。
その外周縁に形成されたフランジを該仕切板の曲率中心
が位置する側に屈曲させたため、該仕切板の剛性を高め
ることができる。
又、仕切板の排気ガス流を最初に当ててその方向を逆
転させる面を曲面形状とするとともに、該仕切板の曲率
中心を当該仕切板に直接当たる排気ガス流の上流側に位
置せしめたため、排気ガスは仕切板によって滑らかにそ
の方向が変えられ、膨張室に開口するパイプのベルマウ
ス状の流入端からパイプに流入して次の膨張室に流入す
ることができ、この結果、膨張室内に排気ガスの乱流が
生じず、排気ガスの流動抵抗が低く抑えられてエンジン
出力の向上が図られる。
転させる面を曲面形状とするとともに、該仕切板の曲率
中心を当該仕切板に直接当たる排気ガス流の上流側に位
置せしめたため、排気ガスは仕切板によって滑らかにそ
の方向が変えられ、膨張室に開口するパイプのベルマウ
ス状の流入端からパイプに流入して次の膨張室に流入す
ることができ、この結果、膨張室内に排気ガスの乱流が
生じず、排気ガスの流動抵抗が低く抑えられてエンジン
出力の向上が図られる。
（実施例） 以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
る。
第１図は本発明に係る自動二輪車用エンジンの消音器
の側断面図、第２図は第１図のII−II線断面図である。
の側断面図、第２図は第１図のII−II線断面図である。
本実施例に係る自動二輪車用エンジンの消音器１は不
図示のエンジンの排気系から導出する上下２本の排気管
2,2に連結支持されている。排気管2,2は消音器１ではそ
の端部にテーパ管状の集合管３が連結されており、該集
合管３にはパイプ４が接続されている。
図示のエンジンの排気系から導出する上下２本の排気管
2,2に連結支持されている。排気管2,2は消音器１ではそ
の端部にテーパ管状の集合管３が連結されており、該集
合管３にはパイプ４が接続されている。
上記パイプ４は消音器１の前部位置に部分系に配され
る内筒５内に臨んでおり、該内筒５とこれを囲繞する外
筒６との間に形成される空間にはグラスウール等の吸音
材７が充填されている。尚、内筒５は多数の円孔5a…を
穿設して成るパンチングメタルで構成されている。又、
第２図に示すように、外筒６の長さ方向に直角な断面形
状は楕円形とされている。
る内筒５内に臨んでおり、該内筒５とこれを囲繞する外
筒６との間に形成される空間にはグラスウール等の吸音
材７が充填されている。尚、内筒５は多数の円孔5a…を
穿設して成るパンチングメタルで構成されている。又、
第２図に示すように、外筒６の長さ方向に直角な断面形
状は楕円形とされている。
ところで、前記外筒６は鋼板製であって、これの後端
にはステンレス製のキャップ８がリベット９…にて結着
されており、該キャップ８の内周部8aは図示のように内
側に直角に屈曲されていてこの内周部8aにはステンレス
製のテイルパイプ10が差し込まれており、これらは内側
の図示ａ部にて全周に亘って溶着されている。
にはステンレス製のキャップ８がリベット９…にて結着
されており、該キャップ８の内周部8aは図示のように内
側に直角に屈曲されていてこの内周部8aにはステンレス
製のテイルパイプ10が差し込まれており、これらは内側
の図示ａ部にて全周に亘って溶着されている。
又、外筒６内は後方（第１図中、右方）に向かって凸
状を成す三次元の曲面形状を有する４枚の仕切板11,12,
13,14にて４つの膨張室S1，S2，S3，S4に区画されてい
る。尚、上記仕切板11,12,13,14は円弧状凹曲面11a,12
a,13a,14aを有するが、その曲率中心O1，O2，O3，O4は
これらの凹曲面11a,12a,13a,14aに直接当たる排気ガス
流の上流側に位置している。又、第１図中、R1，R2，
R3，R4は凹曲面11a,12a,13a,14aの曲率半径をそれぞれ
示す。
状を成す三次元の曲面形状を有する４枚の仕切板11,12,
13,14にて４つの膨張室S1，S2，S3，S4に区画されてい
る。尚、上記仕切板11,12,13,14は円弧状凹曲面11a,12
a,13a,14aを有するが、その曲率中心O1，O2，O3，O4は
これらの凹曲面11a,12a,13a,14aに直接当たる排気ガス
流の上流側に位置している。又、第１図中、R1，R2，
R3，R4は凹曲面11a,12a,13a,14aの曲率半径をそれぞれ
示す。
ところで、前記各仕切板11〜14はその外周縁に形成さ
れたフランジが内筒６の内面に固着されることによって
取り付けられているが、各フランジは仕切板11〜14の各
曲率中心O1〜O4が位置する側（第１図の左方）に屈曲さ
れている。
れたフランジが内筒６の内面に固着されることによって
取り付けられているが、各フランジは仕切板11〜14の各
曲率中心O1〜O4が位置する側（第１図の左方）に屈曲さ
れている。
そして、外筒６内には膨張室S1と膨張室S2とを連通せ
しめるパイプ15が仕切板11に挿通支持されており、仕切
板12,13には膨張室S2と膨張室S4とを連通せしめるパイ
プ16が挿通支持されており、パイプ15とパイプ16の端部
はプレート17によって互いに連結されている。
しめるパイプ15が仕切板11に挿通支持されており、仕切
板12,13には膨張室S2と膨張室S4とを連通せしめるパイ
プ16が挿通支持されており、パイプ15とパイプ16の端部
はプレート17によって互いに連結されている。
又、仕切板13には膨張室S3と膨張室S4とを連通せしめ
る左右２本のパイプ18,18（第２図参照）が挿通支持さ
れており、更に仕切板13,14には膨張室S3と大気とを連
通せしめるパイプ19が挿通支持されている。尚、各パイ
プ15,16,18,19はこれらを支持する仕切板11〜14から突
出して各膨張室S1〜S4にそれぞれ開口しているが、これ
らの流入端はベルマウス状に成形されている。尚、各仕
切板11〜14には前記パイプ15,16,18,19が挿通するため
の円孔が各曲率中心O1〜O4から外れた位置に開口してい
る。
る左右２本のパイプ18,18（第２図参照）が挿通支持さ
れており、更に仕切板13,14には膨張室S3と大気とを連
通せしめるパイプ19が挿通支持されている。尚、各パイ
プ15,16,18,19はこれらを支持する仕切板11〜14から突
出して各膨張室S1〜S4にそれぞれ開口しているが、これ
らの流入端はベルマウス状に成形されている。尚、各仕
切板11〜14には前記パイプ15,16,18,19が挿通するため
の円孔が各曲率中心O1〜O4から外れた位置に開口してい
る。
而して、エンジンの排気系から排出された排気ガスは
排気管2,2を通って当該消音器１に至り、ここで騒音エ
ネルギーを減衰せしめられて消音された後、パイプ19か
ら大気中に排出される。
排気管2,2を通って当該消音器１に至り、ここで騒音エ
ネルギーを減衰せしめられて消音された後、パイプ19か
ら大気中に排出される。
即ち、消音器１において、排気ガスは排気管2,2から
集合管３及びパイプ４を経て膨張室S1に入って膨張せし
められるとともに、吸音材７によってその騒音エネルギ
ーが吸収される。そして、この排気ガスは仕切板11の凹
曲面11aに当たってその方向を略180°変えられて逆方向
に流れ、パイプ15を通過して膨張室S2に入り、ここで再
び膨張せしめられた後、仕切板12の凹曲面12aに当たっ
てその流れの方向を変えられ、パイプ16を通って膨張室
S4に流入して更に膨張せしめられる。膨張室S4に流入し
た排気ガスは仕切板14の凹曲面14aに当たってその流れ
の方向を変えられ、パイプ18,18を通過して膨張室S3に
流入し、ここからパイプ19を経て大気中に排出される。
このように排気ガスが消音器１内を第１図の矢印にて示
す経路を経て流れる間にそのエネルギーを減衰せしめら
れ、斯くて消音器１はその消音機能を発揮する。
集合管３及びパイプ４を経て膨張室S1に入って膨張せし
められるとともに、吸音材７によってその騒音エネルギ
ーが吸収される。そして、この排気ガスは仕切板11の凹
曲面11aに当たってその方向を略180°変えられて逆方向
に流れ、パイプ15を通過して膨張室S2に入り、ここで再
び膨張せしめられた後、仕切板12の凹曲面12aに当たっ
てその流れの方向を変えられ、パイプ16を通って膨張室
S4に流入して更に膨張せしめられる。膨張室S4に流入し
た排気ガスは仕切板14の凹曲面14aに当たってその流れ
の方向を変えられ、パイプ18,18を通過して膨張室S3に
流入し、ここからパイプ19を経て大気中に排出される。
このように排気ガスが消音器１内を第１図の矢印にて示
す経路を経て流れる間にそのエネルギーを減衰せしめら
れ、斯くて消音器１はその消音機能を発揮する。
以上において、各仕切板11〜14は曲面形状を有し、し
かも、その外周縁に形成されたフランジを該仕切板11〜
14の曲率中心O1〜O4が位置する側に屈曲させたため、該
仕切板11〜14の剛性が高められる。
かも、その外周縁に形成されたフランジを該仕切板11〜
14の曲率中心O1〜O4が位置する側に屈曲させたため、該
仕切板11〜14の剛性が高められる。
又、仕切板11〜14の排気ガス流を最初に当ててその方
向を逆転させる面を曲面形状とするとともに、該仕切板
11〜14の曲率中心O1〜O4を当該仕切板11〜14に直接当た
る排気ガス流の上流側に位置せしめたため、排気ガスは
仕切板11〜14によって滑らかにその方向が変えられ、膨
張室S1〜S4に開口するパイプ15,16,18,19のベルマウス
状の流入端からパイプ15,16,18,19に流入して次の膨張
室S2（S3，S4）に流入することができ、この結果、膨張
室S1〜S4内に排気ガスの乱流が生じず、排気ガスの流動
抵抗が低く抑えられてエンジン出力の向上が図られる。
向を逆転させる面を曲面形状とするとともに、該仕切板
11〜14の曲率中心O1〜O4を当該仕切板11〜14に直接当た
る排気ガス流の上流側に位置せしめたため、排気ガスは
仕切板11〜14によって滑らかにその方向が変えられ、膨
張室S1〜S4に開口するパイプ15,16,18,19のベルマウス
状の流入端からパイプ15,16,18,19に流入して次の膨張
室S2（S3，S4）に流入することができ、この結果、膨張
室S1〜S4内に排気ガスの乱流が生じず、排気ガスの流動
抵抗が低く抑えられてエンジン出力の向上が図られる。
尚、以上の実施例においては、仕切板11〜14の曲面を
三次元としたが、これらを二次元としても差し支えな
い。
三次元としたが、これらを二次元としても差し支えな
い。
（発明の効果） 以上の説明で明らかなように、本発明によれば、自動
二輪車用エンジンの排気系に連結され、外筒の内部を複
数の仕切板にて複数の膨張室に区画して成る自動二輪車
用エンジンの消音器において、前記外筒の長さ方向に直
角な断面形状を楕円形とし、流入端がベルマウス状を成
すパイプを前記仕切板に挿通支持せしめ、該パイプを仕
切板から突出させて前記膨張室に開口せしめ、前記仕切
板の排気ガス流を最初に当ててその方向を逆転させる面
を曲面形状とし、且つ、該仕切板の曲率中心を当該仕切
板に直接当たる排気ガス流の上流側に位置せしめるとと
もに、該曲率中心を外して前記パイプの挿入孔を開口
し、各仕切板の外周縁に形成されたフランジを前記曲率
中心が位置する側に屈曲させて前記外筒の内面に固着し
たため、自動二輪車の車幅を狭くすることができ、しか
も、仕切板自体の加工の容易化と剛性の向上を図ること
ができるとともに、広範囲域での周波数減衰が得られ、
排気ガスの流動抵抗を減じてエンジン出力の向上を図る
ことができる。
二輪車用エンジンの排気系に連結され、外筒の内部を複
数の仕切板にて複数の膨張室に区画して成る自動二輪車
用エンジンの消音器において、前記外筒の長さ方向に直
角な断面形状を楕円形とし、流入端がベルマウス状を成
すパイプを前記仕切板に挿通支持せしめ、該パイプを仕
切板から突出させて前記膨張室に開口せしめ、前記仕切
板の排気ガス流を最初に当ててその方向を逆転させる面
を曲面形状とし、且つ、該仕切板の曲率中心を当該仕切
板に直接当たる排気ガス流の上流側に位置せしめるとと
もに、該曲率中心を外して前記パイプの挿入孔を開口
し、各仕切板の外周縁に形成されたフランジを前記曲率
中心が位置する側に屈曲させて前記外筒の内面に固着し
たため、自動二輪車の車幅を狭くすることができ、しか
も、仕切板自体の加工の容易化と剛性の向上を図ること
ができるとともに、広範囲域での周波数減衰が得られ、
排気ガスの流動抵抗を減じてエンジン出力の向上を図る
ことができる。
第１図は本発明に係る消音器の側断面図、第２図は第１
図のII−II線断面図である。 １…消音器、６…外筒、11,12,13,14…仕切板、11a,12
a,13a,14a…凹曲面、15,16,18,19…パイプ、O1，O2，
O3，O4…曲率中心、S1，S2，S3，S4…膨張室。
図のII−II線断面図である。 １…消音器、６…外筒、11,12,13,14…仕切板、11a,12
a,13a,14a…凹曲面、15,16,18,19…パイプ、O1，O2，
O3，O4…曲率中心、S1，S2，S3，S4…膨張室。
Claims (1)
- 【請求項１】自動二輪車用エンジンの排気系に連結さ
れ、外筒の内部を複数の仕切板にて複数の膨張室に区画
して成る自動二輪車用エンジンの消音器において、 前記外筒の長さ方向に直角な断面形状を楕円形とし、流
入端がベルマウス状を成すパイプを前記仕切板に挿通支
持せしめ、該パイプを仕切板から突出させて前記膨張室
に開口せしめ、前記仕切板の排気ガス流を最初に当てて
その方向を逆転させる面を曲面形状とし、且つ、該仕切
板の曲率中心を当該仕切板に直接当たる排気ガス流の上
流側に位置せしめるとともに、該曲率中心を外して前記
パイプの挿入孔を開口し、各仕切板の外周縁に形成され
たフランジを前記曲率中心が位置する側に屈曲させて前
記外筒の内面に固着したことを特徴とする自動二輪車用
エンジンの消音器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63287578A JP2873011B2 (ja) | 1988-11-16 | 1988-11-16 | 消音器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63287578A JP2873011B2 (ja) | 1988-11-16 | 1988-11-16 | 消音器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02136505A JPH02136505A (ja) | 1990-05-25 |
| JP2873011B2 true JP2873011B2 (ja) | 1999-03-24 |
Family
ID=17719132
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63287578A Expired - Fee Related JP2873011B2 (ja) | 1988-11-16 | 1988-11-16 | 消音器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2873011B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8256147B2 (en) | 2004-11-22 | 2012-09-04 | Frampton E. Eliis | Devices with internal flexibility sipes, including siped chambers for footwear |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5334035A (en) * | 1976-09-09 | 1978-03-30 | Shiba Tetsukoushiyo Kk | Internal combustion engine muffler and method of manufacture |
| JPS5924927U (ja) * | 1982-08-07 | 1984-02-16 | 松下冷機株式会社 | 冷凍機等に使用する消音器 |
-
1988
- 1988-11-16 JP JP63287578A patent/JP2873011B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02136505A (ja) | 1990-05-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5581056A (en) | Muffler | |
| US4953660A (en) | Muffler with two part housing and flow tubes | |
| JP2003314240A (ja) | 内燃機関の消音器 | |
| JP3038763B2 (ja) | 内燃機関のマフラ | |
| US2066467A (en) | Muffler | |
| JPH07158440A (ja) | 排気消音器 | |
| JP2873011B2 (ja) | 消音器 | |
| JPH0425413B2 (ja) | ||
| JPS5857017A (ja) | 自動車の排気装置 | |
| JP2524580B2 (ja) | 排気消音器 | |
| US3447629A (en) | Automotive exhaust system and muffler therefor | |
| JP2518755Y2 (ja) | 原動機の排気消音器 | |
| JPS597004B2 (ja) | 自動車用内燃機関の排気装置 | |
| JP3618721B2 (ja) | エンジン用マフラおよび自動二輪車 | |
| US3513939A (en) | Exhaust gas muffler | |
| JPH0144731Y2 (ja) | ||
| CN218624371U (zh) | 消音器结构 | |
| JPS5936657Y2 (ja) | テ−ルチユ−ブ | |
| JPS59108817A (ja) | 排気集合体 | |
| JPS6114565Y2 (ja) | ||
| JP3623040B2 (ja) | 消音器 | |
| JP3044018B2 (ja) | 排気マフラー | |
| JPS599047Y2 (ja) | 小形漁船用ディ−ゼル機関の消音器 | |
| RU22227U1 (ru) | Шумоглушитель в отводе | |
| JPS628324Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |