JPH0144731Y2 - - Google Patents

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JPH0144731Y2
JPH0144731Y2 JP18294284U JP18294284U JPH0144731Y2 JP H0144731 Y2 JPH0144731 Y2 JP H0144731Y2 JP 18294284 U JP18294284 U JP 18294284U JP 18294284 U JP18294284 U JP 18294284U JP H0144731 Y2 JPH0144731 Y2 JP H0144731Y2
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inlet pipe
exhaust gas
plate
punching plate
punching
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【考案の詳細な説明】 イ 考案の目的 〔産業上の利用分野〕 本考案は、内燃機関の消音器、特に排気をパン
チング小穴を通過させてその物理的抵抗で消音減
衰させる機構を備えた消音器に関する。
〔従来の技術〕
消音器に於て、仕切板にパンチング材を用い
て、排気ガスをそのパンチング穴を直接通過させ
たり、あるいはパイプ(結合管)をパンチング管
にして、その排気下流側端末部を塞いで横吹き出
し構造とした消音手段が利用される。
これらは全てパンチング部を通過させる際の排
気流に対する抵抗に依る消音減衰効果を狙つたも
のであり、特に800Hz近傍の周波数を減衰する効
果がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしこれらの構造は本来排気流の通過時の抵
抗減衰であるから、機関の出力性能面からパンチ
ングの必要開口面積を確保すべくパンチング面を
広くしなければならないが、消音器全体の設計上
からの制約がある。又、パンチング穴径をあまり
大きくすると抵抗が小さくなるため消音効果が低
下し、一方小さすぎるとカーボン付着や腐食に依
る目づまり等を生じて所要の出力を保持する事が
不可能になるおそれがある。
本考案は、これらの予盾する問題点の調和を図
つて効果的な消音機構を得ることを目的とする。
ロ 考案の構成 〔問題点を解決するための手段〕 本考案は、インレツトパイプ1,2,3から流
入した排気ガスが突き当る区画板4,5,6の前
面に間隙7,8,9をおいてパンチング板10,
11,12を設けると共に、そのパンチング板の
インレツトパイプと同軸面にそのインレツトパイ
プの径と略等径の大開口穴13,14,15を設
け、インレツトパイプをパンチング板から離して
開口させた内燃機関の消音器である。
〔作用〕
上記の構成により、インレツトパイプ1より流
出した排気ガスの一部は大開口穴13を通つて区
画板4に当り、その面に沿つてパンチング板10
との間隙7に拡散して逐次パンチング板10のパ
ンチング小穴を通つて減衰して室16に入る。ま
たインレツトパイプ1から流出した排気ガスの一
部は、パンチング板10を通らずにその前面から
直接室16に拡散する。
すなわちインレツトパイプから流出した排気流
全部がパンチング小穴を通るものではないので、
機関背圧を高める度合が低く、その出力低下のお
それがない。そしてパンチング板を通つて減衰さ
れた排気ガスと、その減衰を受けない直通の排気
ガスとが、室内で干渉し合つて消音効果を奏する
ことになる。
他のインレツトパイプ2,3についても同様で
ある。
〔実施例〕
図示例は、消音器本体19を区画板4,20で
3室に区画し、その排気ガス下流側、同上流側の
各室16,17,18を第1・第2・第3の膨張
室とした例である。そして内燃機関からの排気導
入管1を区画板4に面して中央の第1膨張室16
に開口させ、その室16を結合管2で下流側の第
2膨張室17にその端板5に面して開口させ、さ
らにその第2室17を結合管3で第1室16を貫
いて上流側の第3膨張室18にその端板6に面し
て開口させる。そして第3膨張室18に第1・第
2膨張室16,17を貫く排出管21を設けた構
成の消音器であるが、消音器の全体構成は図示例
に限定されるものではない。
そして排気導入管1、結合管2,3の各排出口
側に本考案を実施した例であるので、それ等をイ
ンレツトパイプとし、端板5,6も区画板として
表現したものである。
なお、第2図示のようにインレツトパイプ管自
体に膨張室に直接開口する横吹き出し穴22を設
け、その管1の下流端はパンチング板10に差し
込んだ構成でもよい。
またパンチング板は第1図10,12のように
区画板と平行、11のような凸弧状等適宜であ
る。第2図X部は溶着固着部を示す。
ハ 考案の効果 前記作用の項に記載した理由により、インレツ
トパイプと対面するパンチング板との間の距離、
パンチン穴の大きさ、その穴の総合計面積等を適
当に設計することにより、機関の性能低下、減衰
効果、パンチング小穴の目詰まり等の間の調和の
とれたこの種の減衰消音器が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の縦断面図、第2図は
変形例の縦断面図である。 1,2,3……インレツトパイプ、4,5,6
……区画板、7,8,9……間隙、10,11,
12……パンチング板、13,14,15……大
開口穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. インレツトパイプから流入した排気ガスが突き
    当る区画板の前面に間隙をおいてパンチング板を
    設けると共に、そのパンチング板のインレツトパ
    イプと同軸面にそのインレツトパイプの径と略等
    径の大開口穴を設け、インレツトパイプをパンチ
    ング板から離して開口させた内燃機関の消音器。
JP18294284U 1984-12-01 1984-12-01 Expired JPH0144731Y2 (ja)

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JPS6197516U JPS6197516U (ja) 1986-06-23
JPH0144731Y2 true JPH0144731Y2 (ja) 1989-12-25

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JP4551781B2 (ja) * 2005-01-31 2010-09-29 本田技研工業株式会社 排気マフラー

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JPS6197516U (ja) 1986-06-23

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