JP3348896B2 - 管体差口部の成形方法 - Google Patents

管体差口部の成形方法

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L21/00Joints with sleeve or socket

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は管体の差口部の成形方法
に係り、詳しくは竪樋や排水パイプなどの管体同士を接
続する差口部の周長を、絞り成形加工によって原管の周
長と同一に成形する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、管体同士を接続するには図4に断
面図で示す如く、管体b,bの突合せ箇所の内側及び/
又は内継手aの外面に接着剤を塗布し、該内継手aの中
央外面に周設した突条cを介して管体b,b同士を接着
固定するか、或いは図5に断面図で示す如く、受口dを
上方に具え、差口eを下方に具え、受口dにはその内面
及び/又は上部管体bの下端部外面に接着剤を塗布し
て、受口dは上部管体bに外嵌合させて接着固定し、ま
た差口eにはその外面及び/又は下部管体bの上端部内
面に接着剤を塗布して、差口eは下部管体bに内嵌合さ
せて接着固定する方法が通常行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものは両者とも管体を接続するために連結部材を必
要とする。また前者においては接続箇所の外観は優れて
いるものの内継手aと管体bとの間から水洩れの可能性
があり、後者においては水洩れを生ずることはないが、
受口dの外面は管体b,bの外面から突出して段差を生
じ、接続部の外観を損うという問題がある。本発明の目
的は、管体同士を接続する際連結部材が不要でありかつ
接続作業が簡単にでき、水洩れのない状態に確実に接続
できると共に接続箇所の仕上り外観が優れた管体を得る
ことができる、管体の差口部の成形方法を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための管体の差口部の成形方法であって、その要
旨は、プラスチック製管体の端部を絞り加工して周長が
原管と同じ差口部を成形する方法であって、管体端部を
加熱軟化したのち、軟化部位を表面長手方向に刻設した
凹凸条部を有する内型と、内面に該内型の凹凸条部に対
応する凸凹条部を有する4分割式外型との間に挟み込ん
だのち、該外型を内型に向けて求心圧締することを特徴
とする管体差口部の成形方法である。上記成形方法にお
いては、後述するとおり、成形すべき差口部に隣接する
原管部分の内周面及び外周面を各々保持して圧締するこ
とが好ましい。
【0005】
【実施例1】以下、本発明の実施例を図面に基いて説明
する。図1は内型と外型との間に管体Aをセットした状
態を示す正面断面図、図2は同状態の側断面図、図3は
内型と外型を用いて成形して得られた管体Aの斜視図で
ある。
【0006】図1,2に示す如く、内型1は台座1−2
に連設され、管体Aの差口部A−1の長さに相当する長
さを有しており、内型1の表面長手方向には略全周にわ
たって均等な間隔で複数の凹条部111及び凸条部11
2が形成してある。台座1−2はスプリングを介して下
型2−2の固定台部に連結されている。そして、台座1
−2と反対の側すなわち管体Aの挿入口側には、原管の
内径(内周面)に略一致する外周面を有する原管形状保
持部1−3が内型1に連設されている。
【0007】外型2は相互に4分割できる上型2−1、
下型2−2、右型2−3、左型2−4からなり、これら
の外型の内面には、上記内型1の凹条部111に対応し
て凸条部211が、内型1の凸条部112に対応して凹
条部212が夫々形成してあり、上記内型1に外型2を
被せて圧締したときの相互間隙は、管体Aの肉厚相当に
設定され、かつ外型2の内周長は管体Aの原周長と略同
一に設定されている。
【0008】4分割式の外型2の上型2−1、下型2−
2、右型2−3、左型2−4は、各々の型に設けられた
シリンダの相互間に嵌挿された連結棒2−5によって、
相互に連動して内型1に向けて求心的に圧締するように
なっている。本実施例では、下型2−2が固定部となっ
ており、図中矢印で示すように上方から上型2−1を加
圧することにより、内型1に対して上型2−1、下型2
−2、右型2−3、左型2−4の夫々が求心的に連動
し、セットされた管体Aの端部を圧締する。また、上型
2−1、下型2−2、右型2−3、左型2−4の各型に
は、圧締時に原管の外周面に一致する内周面を形成する
原管形状保持部2−6が、管体Aの挿入口側の長手方向
に、連設されている。
【0009】しかして、上記内型1と4個の外型2によ
って管体Aの端部を圧締し開型すると、図3に示す如
く、差口部A−1が形成された管体Aが完成するが、本
実施例では、外型を上下からの二方向だけでなくさらに
左右からの二方向を加えた四方向から求心的に内型に向
けて圧締する点に一つの特徴を有する。上下からの二方
向の場合、圧締されて縮径される時に圧力を受けた管体
の樹脂の肉が上下型の突き当たり部分に集中し易く、上
下型間にはみ出てバリなどとなって残ることがあるが、
四方向から求心的に圧締することにより圧力も分散され
るので、型間に肉が挟まれるようなことがなくなり、極
めて良好な差口部が形成される。
【0010】また、本実施例では、内型及び外型には夫
々圧締時に原管の内周面及び外周面に一致する原管形状
保持部を、管体の挿入口側の長手方向に設けており、差
口部に隣接する原管部分の内周面及び外周面を保持して
圧締するので、管体は、その差口部と、これと隣接する
原管部分との境界・段差部が非常にシャープに形成され
る。したがって管体同士の接合が確実となり、かつ接合
の仕上がりも美麗となる。
【0011】上記の4分割式の外型を用いて管体Aの差
口部を次のような方法で成形した。先ず、略楕円形のポ
リ塩化ビニル製管体Aの端部35mmを、120〜13
0℃に加熱したジエチレングリコール液中に浸漬して軟
化させておき、これを長さ30mm、原管形状保持部1
−3の長さ30mmを有する図1,2に示すような内型
1に嵌込み、次いで上型2−1、下型2−2、右型2−
3、左型2−4によって四方から閉型したのち、内型及
び外型を冷却しつつ全体荷重500kgで20秒間圧締
し、開型した。図3に示す如く、管体Aの端部30mm
範囲に亘り深さ1.2mmのシボ部A−11が形成さ
れ、かつ管体Aの肉厚と同等の1.2mmの段差部A−
13が形成され、周長が原管である管体Aと同じ差口部
A−1を有する管体Aが得られた。得られた管体Aの差
口部A−1の表面には樹脂肉のはみ出しはなく、また差
口部A−1と、これと隣接する原管部分との境界・段差
部は非常にシャープに形成されていた。
【0012】なお、上記実施例では、内型、原管形状保
持部はそれぞれ一体的に形成されたものであるが、内型
及び/又は原管形状保持部は、中芯スライド等により外
周が縮小・拡大可能な組型とする構造を用いてもよい。
【0013】
【発明の効果】本発明方法で成形加工された管体差口部
のシボによって、管体の肉厚相当が縮径されるので、管
体同士の接続にあたり、一方の管体の開口部に、接着剤
を塗布した他方の管体の差口部をその段差部まで差込ん
で嵌合すれば、水洩れのない状態に確実に接続できると
共に、接続作業は簡単であり、かつ接続箇所の仕上り外
観が優れたものとなるという効果を奏する。また、4分
割式の外型を内型に向けて求心圧締することにより、型
間からの樹脂肉のはみ出しも完全に防がれ、さらに差口
部に隣接する原管部分の内周面及び外周面を保持して圧
締することにより、差口部と、これと隣接する原管部分
との境界・段差部を非常にシャープに形成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】内型と外型との間に管体をセットした状態を示
す正面断面図である。
【図2】内型と外型との間に管体をセットした状態を示
す側断面図である。
【図3】内型と外型を用いて成形して得られた管体Aの
斜視図である。
【図4】従来の管体の接続部の例を断面図で示す。
【図5】従来の管体の接続部の他の例を断面図で示す。
【符号の説明】
1 内型 111 凹条部 112 凸条部 2 外型 2−1 上型 2−2 下型 2−3 右型 2−4 左型 211 凸条部 212 凹条部 A 管体 A−1 差口部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチック製管体の端部を絞り加工し
    て周長が原管と同じ差口部を成形する方法であって、管
    体端部を加熱軟化したのち、軟化部位を表面長手方向に
    刻設した凹凸条部を有する内型と、内面に該内型の凹凸
    条部に対応する凸凹条部を有する4分割式外型との間に
    挟み込んだのち、該外型を内型に向けて求心圧締するこ
    とを特徴とする管体差口部の成形方法。
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