JP3348025B2 - シリンダヘッドのオイル落とし構造 - Google Patents

シリンダヘッドのオイル落とし構造

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JP3348025B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F1/00Cylinders; Cylinder heads 
    • F02F1/24Cylinder heads
    • F02F1/26Cylinder heads having cooling means
    • F02F1/36Cylinder heads having cooling means for liquid cooling
    • F02F1/38Cylinder heads having cooling means for liquid cooling the cylinder heads being of overhead valve type
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B2275/00Other engines, components or details, not provided for in other groups of this subclass
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシリンダヘッドの動
弁機構室からタイミングチェーンケース内へオイルを排
出するオイル落とし構造に関し、特にシリンダヘッドの
前端面に別体のタイミングチェーンケースを接合するよ
うにした内燃機関におけるシリンダヘッドのオイル落と
し構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、内燃機関におけるシリンダヘッ
ドの動弁機構室内に排出されたオイルは、シリンダヘッ
ドの中央部及び後部ではシリンダヘッド及びシリンダブ
ロックを貫通して形成されたオイル落とし通路を通し
て、また前部ではシリンダヘッドの前面壁に形成したオ
イル落とし穴からタイミングチェーンケース内を通して
オイルパンに還流させるように構成されている。
【0003】従来のシリンダヘッドの前部のオイル落と
し構造においては、図3に示すように、円滑なオイル流
出を主眼に置いて、シリンダヘッド11の前面壁12の
動弁機構室13の略全幅にわたる範囲に3〜5個の比較
的幅の狭いオイル落とし穴14が略均等に分布するよう
に配設されている。また、動弁機構室13の底面13a
は略平面で、その底面13aに下縁が臨むように各オイ
ル落とし穴14が形成されている。
【0004】図3において、15はシリンダヘッド11
をシリンダブロック(図示せず)に締結固定するための
最前端のヘッドボルト穴、16、17は吸気側と排気側
のカム軸の第1軸受部である。
【0005】なお、特開平7−286508号公報に
は、図4に示すように、シリンダヘッド21にタイミン
グチェーンケース22の上部が一体的に形成されている
内燃機関において、タイミングチェーンケース22形成
用の中子に形成した突部にて動弁機構室23とタイミン
グチェーンケース22の仕切壁24にオイル落とし穴2
5を形成するとともに、このオイル落とし穴25をヘッ
ドボルト穴26に対応する位置に配置することによって
ヘッドボルト穴26の座ぐり部27の加工時にオイル落
とし穴25の鋳張りを除去するようにしたものが開示さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図3に示す
ように、比較的幅の狭い3〜5個のオイル落とし穴14
を分散配置した場合、ヘッドボルト穴15に対応する位
置にオイル落とし穴14が配置されていても、最前端の
ヘッドボルト穴15の座ぐり部18に配置する座金はシ
リンダヘッド11の上面開口から配置する必要がある。
その際、エンジン全長の短縮化を図るために、シリンダ
ヘッド11の前面壁12の上端に設けられたカム軸の第
1軸受部16、17と第1気筒の弁軸装着筒部の間のス
ペースを可及的に小さくした場合、座金を指で摘んだ状
態で座ぐり部18に配置するだけのスペースが無いた
め、座金を上方から落とし込む必要があり、そうすると
適正に座ぐり部18に座金を配置するのが困難で、何度
もやり直す必要がある等、手間がかかり、組立能率が悪
化するという問題があった。
【0007】なお、上記公報にはこの座金の配置作業に
おける問題点及びその解消手段は示されていない。
【0008】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、エン
ジン全長の短縮化を図りながら、最前端のヘッドボルト
穴に対する座金の配置を簡単に行えるシリンダヘッドの
オイル落とし構造を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、シリンダヘッ
ドの前端面に別体のタイミングチェーンケースを接合す
るようにした内燃機関におけるシリンダヘッドの前面壁
に、動弁機構室からタイミングチェーンケース内へのオ
イル落とし穴を形成したシリンダヘッドのオイル落とし
構造において、シリンダヘッドをシリンダブロックに締
結固定する最前端のヘッドボルトを挿通するヘッドボル
ト穴位置に合わせて、ヘッドボルトの座金を挿通可能な
幅のオイル落とし穴を形成したしたものであり、エンジ
ン全長を短縮するために前面壁と第1気筒の弁軸装着筒
部の間のスペースが狭くても、前面壁に形成したオイル
落とし穴を通して座金を挿入することにより、最前端の
ヘッドボルト穴の座ぐり部に座金を簡単に配置すること
ができ、組立能率を向上することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明のシリンダヘッドの
オイル落とし構造の一実施形態について、図1、図2を
参照して説明する。
【0011】1はシリンダヘッド、2はその前面壁であ
り、その前面に別体のタイミングチェーンケース(図示
せず)が接合される。このシリンダヘッド1においては
エンジン全長を短縮するために前面壁2と第1気筒の弁
軸装着筒部の間のスペースが狭くなっている。3、4は
前面壁2の上端に設けられた吸気側と排気側のカム軸の
第1軸受部である。5はシリンダヘッド1の上部に形成
された上面開放の動弁機構室、5aはその底面であり、
底面5aは幅方向に中央部が高く、両側部が低く形成さ
れ、動弁機構室5内に排出されたオイルを両側に集める
ように構成されている。6は動弁機構室5の前端両側部
に下方に向けて貫通形成された最前端のヘッドボルト穴
である。同様のヘッドボルト穴がシリンダヘッド1の最
後端との間に適当間隔置きに複数形成されており、これ
らのヘッドボルト穴に挿通したヘッドボルト(図示せ
ず)にてシリンダヘッド1をシリンダブロック(図示せ
ず)に締結固定するように構成されている。7はヘッド
ボルト穴6の上端に形成された座ぐり部である。
【0012】8は動弁機構室5の前部からタイミングチ
ェーンケース(図示せず)内にオイルを排出する1対の
オイル落とし穴であり、前面壁2における最前端のヘッ
ドボルト穴6に対向する位置に形成されている。このオ
イル落とし穴8は座ぐり部7の径とほぼ同一ないしそれ
以上の幅に形成され、ヘッドボルトの座金9を挿通可能
に構成されている。
【0013】図2において、10はタイミングチェー
ン、10aはカム軸駆動スプロケットである。
【0014】以上の構成において、シリンダヘッド1の
上部の動弁機構室5内に動弁機構から排出されたオイル
は、動弁機構室5の底面5a上に溜まるとともにその両
側部に集められて中央部及び後部のオイルはシリンダヘ
ッド及びシリンダブロックを貫通するオイル落とし通路
(図示せず)を通ってオイルパンに還流され、前部両側
部に集められたオイルはオイル落とし穴8を通ってタイ
ミングチェーンケース(図示せず)内に排出され、オイ
ルパンに還流される。
【0015】また、シリンダヘッド1をシリンダブロッ
ク上に組み付ける際には、最前端のヘッドボルト穴6の
上端の座ぐり部7に対しては、図2に矢印で示すよう
に、オイル落とし穴8を通して座金9を配置し、それ以
外のヘッドボルト穴の座ぐり部にはシリンダヘッド1の
上面開口から座金を配置し、各ヘッドボルト穴にシリン
ダヘッド1の上面開口からヘッドボルトを挿通してシリ
ンダブロックと締結固定する。
【0016】このように本実施形態においては、最前端
のヘッドボルト穴6の座ぐり部7に対して前面壁2に形
成したオイル落とし穴8を通して座金9を挿入するよう
にしているので、エンジン全長を短縮するために前面壁
2と第1気筒の弁軸装着筒部の間のスペースが狭くなっ
ていても、最前端のヘッドボルト穴6の座ぐり部7に座
金を簡単に配置することができ、組立能率を向上するこ
とができる。
【0017】また、最前端のヘッドボルト穴6の座ぐり
部7の加工範囲には、オイル落とし穴8によって前面壁
2が無くなっているため、座ぐり穴7の加工工具は動弁
機構室5の底面5aのみを加工すれば良く、壁面を加工
する必要がないので工具を傷めることがなく、加工コス
トの低下も図ることができる。
【0018】
【発明の効果】本発明のシリンダヘッドのオイル落とし
構造によれば、以上のようにシリンダヘッドをシリンダ
ブロックに締結固定する最前端のヘッドボルトを挿通す
るヘッドボルト穴位置に合わせて、ヘッドボルトの座金
を挿通可能な幅のオイル落とし穴を形成したので、エン
ジン全長を短縮するために前面壁と第1気筒の弁軸装着
筒部の間のスペースが狭くても、前面壁に形成したオイ
ル落とし穴を通して座金を挿入することにより、最前端
のヘッドボルト穴の座ぐり部に座金を簡単に配置するこ
とができ、エンジン全長を短縮しながら組立能率を向上
することができる。また、上記座ぐり部の加工時にオイ
ル落とし穴によって前面壁がなくなっているので、壁面
加工による工具欠けなどが発生せず、加工コストの低下
も図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシリンダヘッドのオイル落とし構造の
一実施形態におけるシリンダヘッドの正面図である。
【図2】図1のA−A矢視断面図である。
【図3】従来例のシリンダヘッドのオイル落とし構造に
おけるシリンダヘッドの正面図である。
【図4】他の従来例の部分縦断側面図である。
【符号の説明】
1 シリンダヘッド 2 前面壁 5 動弁機構室 6 ヘッドボルト穴 8 オイル落とし穴 9 座金
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02F 1/24 F02F 1/00 F01M 1/06 F02F 7/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダヘッドの前端面に別体のタイミ
    ングチェーンケースを接合するようにした内燃機関にお
    けるシリンダヘッドの前面壁に、動弁機構室からタイミ
    ングチェーンケース内へのオイル落とし穴を形成したシ
    リンダヘッドのオイル落とし構造であって、シリンダヘ
    ッドをシリンダブロックに締結固定する最前端のヘッド
    ボルトを挿通するヘッドボルト穴位置に合わせて、ヘッ
    ドボルトの座金を挿通可能な幅のオイル落とし穴を形成
    したことを特徴とするシリンダヘッドのオイル落とし構
    造。
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