JP3347836B2 - 発泡シートならびに発泡シートの拡幅方法および拡幅装置 - Google Patents
発泡シートならびに発泡シートの拡幅方法および拡幅装置Info
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Description
発泡シートを拡幅してなる発泡シートならびに発泡シー
トの拡幅方法および拡幅装置に関するものである。
形品を成形する場合、発泡シートの自重による垂れ下が
り現象(ドローダウン)によって成形品にしわが生じた
り、肉厚が不均一となって商品価値が損なわれる場合が
ある。
ドローダウンを防止する発泡シートとして、製造段階の
加熱により発泡させた直後の発泡シートを拡幅させたも
のが知られている。
としては、発泡シートの両端に真空吸着して拡幅するよ
うになされたベルト回転式または円盤回転式の拡幅装置
を用いる拡幅方法が知られている(例えば、特公昭48
−9955号公報参照)。
の両端部分を挟持する一対の回転式帯紐状支持体と複数
の挟持車とからなる挟持部によって、発泡シートの両端
部を挟持しながら拡幅するようになされた拡幅装置を用
いる拡幅方法が知られている(例えば、特開平2−72
938号公報参照)。
来の拡幅方法は、単に真空力または挟持力によって拡幅
する方法であるため、必ずしも充分に発泡シートを保持
することができず、拡幅時にずれを生じたりして、充分
な保持力で拡幅することができないといった不都合を生
じる。
た発泡シートも、この保持力の範囲でしか拡幅すること
ができず、充分に拡幅されたものを得ることができない
といった不都合を生じる。
分な真空力を得るためには装置が複雑化および大型化し
てしまうといった不都合を生じる。
回転式帯紐状支持体や複数の挟持車によって機構が複雑
になるとともに、装置が大型化するといった不都合を生
じる。特に、この挟持部による拡幅方法の場合、急激に
拡幅すると発泡シートを保持できなくなるため、ゆるや
かなテーパ状の軌跡で長い引き取り距離にわたって徐々
に拡幅することが行われるが、この場合、発泡シートの
両側部、すなわち挟持した部分のみが拡幅されやすくな
り、幅方向の全体にわたって均等な拡幅状態の発泡シー
トが得られない。また、長い引き取り距離にわたって拡
幅すると、引き取り途中で発泡シートが冷却されてしま
うので、この発泡シートを再加熱する熱源が別途必要に
なり、温度調整が困難になる。
であって、充分かつ均等に拡幅された発泡シートと、発
泡シートを簡単かつ容易に製造する拡幅方法および拡幅
装置を提供することを目的としている。
法は、加熱により発泡された直後の架橋ポリオレフィン
発泡シートを拡幅装置によって引き取るに際し、該発泡
シートの両側部にピンを突き刺すとともに、この突き刺
した状態で発泡シートを引取始点から引取終点に引き取
りながら、該発泡シートに突き刺したピンの幅間隔をな
だらかな曲線状を描く軌跡で広げることにより、該発泡
シートを拡幅させるものである。
の拡幅装置は、ピン部を有するリンクによって無端鎖状
に形成されてなる一対のチェーンと、これらのチェーン
に噛合するとともに、引取始点から引取終点にかけてこ
れらチェーン同士の間隔を拡幅する軌跡でチェーンを駆
動させる駆動手段とを具備し、一対のチェインに噛合す
る、引取始点又は引取終点に設けられた駆動具が、発泡
シートの進行方向に対し角度を付けて取付けられ、また
は、その取付角度が変更可能となされているものであ
る。
の拡幅装置は、請求項2記載の発泡シートの拡幅装置に
おいて、発泡シートの側部に突き刺されるピン部が、チ
ェインを形成するリンクに対して傾斜して取付けられて
いるものである。
の拡幅装置は、請求項2記載の発泡シートの拡幅装置に
おいて、発泡シートの側部に突き刺されるピン部が、発
泡シートの進行方向に対するチェインの傾き角度より大
きなテーパ角度を有するピン部とされているものであ
る。
部にピンを突き刺した状態でピンの幅間隔を広げるの
で、このピンを広げた幅だけ実質的に発泡シートが拡幅
されることとなる。また、変曲点を持つなだらかな曲線
状を描く軌跡でピンの幅間隔を広げることで、急激な拡
幅があっても、発泡シートの側端部が破損したり、外れ
ることがなく、発泡シート全体に均等に延伸が掛かるこ
とになる。
ンのピン部が、引取始点で発泡シートの両側部に突き刺
さり、該発泡シートの両側部を保持することとなる。ま
た、駆動手段が、このピン部が突き刺されたチェーンを
駆動し、発泡シートの引取始点から引取終点にわたっ
て、該発泡シートを拡幅することとなる。
の駆動具が発泡シートの進行方向に対し角度を付けて取
付けられ、または、その取付角度が変更可能とされてい
るので、発泡シートの初期拡幅段階を発泡シートの特性
に応じて行うことが可能となる。また、引取始点の駆動
具または引取終点の駆動具が発泡シートの進行方向に対
し角度を付けて取付けられ、または、その取付角度が変
更可能とされているので、発泡シートの特性に応じてそ
の取付角度を変更することができるとともに、引取始点
の駆動具と引取終点の駆動具との間隔を縮小することが
でき、装置の小型化が図られる。
ートの側部に突き刺されるピン部が、チェインを形成す
るリンクに対して傾斜して取付けられているので、チェ
インの進行方向と発泡シートの進行方向とが異なる場合
においても、発泡シートからのピン部の引抜時に、ピン
部を発泡シートの進行方向と同じ方向に向けさせること
ができ、これにより、ピン部が発泡シートから抜け易く
なり、ピン部の発泡シートからの抜け難さによる発泡シ
ートのチェインへの巻付き、シート切れ等の不具合が防
止される。
ートの側部に突き刺されるピン部が発泡シートの進行方
向に対するチェインの傾き角度より大きなテーパ角度を
有するピン部とされているので、この大きなテーパ角度
により、ピン部の発泡シートの進行方向に対する傾きが
吸収されて、ピン部が発泡シートから抜け易くなり、ピ
ン部の発泡シートからの抜け難さによる発泡シートのチ
ェインへの巻付き、シート切れ等の不具合が防止され
る。
明する。
置1の全体構成の概略を示している。
発泡させた直後の発泡シートSを連続して引取りながら
拡幅するようになされたものであって、チェーン2と、
このチェーン2を引取始点から引取終点にかけて拡幅す
る軌跡で駆動させる駆動装置3とを具備している。
21を有するリンク22を連結して無端鎖状に形成され
ている。すなわち、このリンク22のリンクプレート2
3には、受部24が延設されている。また、受部24に
は、ピン部21を有する基材25が、ボルト26および
ナット27によって固定するようになされている。そし
て、このリンク22を無端鎖状に連結した状態で、チェ
ーン2の外面側にピン部21が突出するようになされて
いる。なお、本実施例では、2枚のリンクプレート23
を接続するようにして受部24が延設されているが、図
4に示すように、一方のリンクプレート23のみに受部
24を延設し、該受部24にピン部21を突設させたも
のであってもよい。また、ピン部21は縦方向に傾斜し
て取付けられていてもよい。
部に、対向するようにして固定した1対の固定基板31
を備えている。また、この固定基板31の内側には、対
向するようにして1対のスライド基板32が設けられて
いる。そして、固定基板31とスライド基板32との間
は、それぞれハンドル部331を有するボルト33によ
って連結されており、ハンドル部331を回転させるこ
とによって、スライド基板32をスライドできるように
なされている。すなわち、このスライド基板32をスラ
イドさせることによって、発泡シートSの幅に応じてス
ライド基板32の幅を調節できるようになされている。
ンと噛合するようになされた駆動ギア34、テンション
ギア35、アウタギア36およびインナギア37が設け
られている。このうち、駆動ギア34は、スライド基板
32に取付られたモータ341によって回転してチェー
ン2を駆動するようになされている。また、テンション
ギア35は、クランク351を介してスライド基板32
に設けられている。そして、クランク351に設けられ
たスプリング352のスプリング力によってチェーン2
のテンションを調節するようになされている。アウタギ
ア36は、駆動ギア34およびテンションギア35と同
列に設けられており、インナギア37のみが、これらの
ギア34、35、36よりも内側に入り込んだ位置に配
置されている。これにより、チェーン2は、インナギア
37からアウタギア36へと変曲点を持つなだらかな曲
線状の軌跡を通過しながら駆動ギア34によって駆動回
転させられるようになされている。なお、この曲線状の
軌跡は、インナギア37のシャフト371の長さを調節
することによって、その曲率を変更することができる。
発泡炉6から繰り出される発泡シートSの引取始点側
に、この拡幅装置1のインナギア37が位置するように
して配置される。
の拡幅方法について説明する。
て、発泡シートSが製造される。
脂に熱分解型発泡剤、その他必要に応じて抗酸化剤、架
橋助剤、顔料などを配合し、発泡剤の分解する温度未満
の温度で溶融混練して、押出機等(単軸押出機、2軸押
出機、加圧ニーダー等)でシート状に成形される。
線、電子線等)を照射して架橋される。この架橋は、有
機過酸化物による化学架橋法、あるいはビニルトリメト
キシシランなどを樹脂にグラフトまたは共重合させ、水
架橋する方法などを採用してもよい。
トSは、発泡炉6において発泡剤の分解温度以上に加熱
して発泡させる。発泡法には、熱風循環式の竪型発泡炉
や横型発泡炉を用いて、発泡炉中の予熱領域および発泡
領域を通過させる方法(発泡装置について特公昭42−
18832号公報、特公昭48−9955号公報参照)
などがある。
泡シートSは、真空吸着による真空拡幅装置7などによ
って第1回目の拡幅を行った後、拡幅装置1に供給され
る。なお、この第1回目の拡幅工程は、加熱発泡された
直後の発泡シートSのフレア(縦ジワ)を伸ばすもので
あるので、どのような拡幅方法で行ってもよく、また、
省略することもできる。
ンナギア37の位置で、発泡シートSの両端部にチェー
ン2のピン部21が突き刺される。この際、発泡シート
Sの裏面側にはブラシホイル4が配置され、ピン部21
の突き刺し動作を支持するようになされている。ピン部
21の突き刺しは発泡シートSを貫くように突き刺して
も、発泡シートSの中途まで突き刺すようにしてもよ
く、ピン部21の根元まで発泡シートSを突き刺して
も、根元まで突き刺さなくてもよい。
泡シートSは、複数の引取ロール5によって引き取られ
る。同時に、この発泡シートSは、チェーン2がインナ
ギア37からアウタギア36へと拡幅する軌跡を通過し
て駆動することとなるので、このチェーン2の軌道に沿
って拡幅されることとなる。
て幅方向にずれなくなるので、実質的にチェーン2の軌
道に沿って拡幅された幅だけ、発泡シートSが拡幅され
ることとなる。
よって発泡シートSの拡幅力が両側部全体に分散される
ので、発泡シートSが破れたりすることが防止される。
37からアウタギア36へと変曲点を持つなだらかな曲
線状となされているので、発泡シートSの拡幅は、この
インナギア37からアウタギア36へと通過する間に、
全体に均等に拡幅することができる。
ナギア37を通過した後の曲率がなだらかな軌跡の部分
L1で発泡シートSが徐々に拡幅され、この拡幅段階で
主に発泡シートSの両側部分S1が延伸される。そし
て、この両側部分S1が延伸されることによって、この
両側部分S1の引張強度が向上する。
て、急な曲率の軌跡の部分L2で発泡シートSが急激に
拡幅され、この拡幅によって主に発泡シートSの中央部
分S2が延伸される。この際、初期の拡幅段階で発泡シ
ートSの両側部分S1の引張強度の向上が図られている
ので、発泡シートSは、破断することなく、この急激な
拡幅にも耐えうることとなる。そして、全体的に曲線状
の軌跡で拡幅するので、局部に無理な拡幅力を加えるこ
となく急激な拡幅を行うことができる。また、拡幅に要
する距離Lも短くすることができ、追加の加熱源を設け
ることなく、発泡炉6から繰り出された後の余熱がある
間に、発泡シートSを有効に拡幅することができる。さ
らに、拡幅された発泡シートSは、両側部分S1および
中央部分S2が全体的に均等に拡幅されることとなる。
いて、一対のチェインに噛合する引取始点の駆動具であ
るインナギアと引取終点の駆動具であるアウタギアとが
シートの進行方向と平行に設けられた一例を説明した
が、次に引取始点の駆動具または引取終点の駆動具がシ
ートの進行方向に対し角度を付けて取付られ、または、
その取付角度が変更可能な一例について説明する。図6
に示すように、引取始点の駆動具であるインナギア37
をあらかじめシートSの進行方向に対して角度θを付け
テーパ状に取付けると、シートSのなだらかな軌跡の曲
率部分L1が長くなり、インナギア37を通過した後の
シートSの初期拡幅段階が充分に行なわれる。また、角
度θを変えればシートSに適した初期拡幅段階を行うこ
とができる。
具であるインナギア37を、例えば、支点P1 を中心に
して矢印X方向に回動可能とし、引取終点の駆動具であ
るアウタギア36を支点P2 を中心にして矢印Y方向に
回動可能とし、インナギア37とアウタギア36とをシ
ートSの進行方向に対してその取付角度を変更可能にす
ると、同じ拡幅のシートSに対してインナギア37とア
ウタギア36との間隔Lを小さくすることができ、装置
の小型化を図ることができる。
の実施例を示す断面図である。図8において、211
は、チェイン2のリンク22のリンクプレート23に延
設された受部24にボルト26及びナット27によって
固定された基材25に傾斜して取付けられたピン部、φ
はリンク22の基材25に傾斜して取付けられたピン部
211のリンク22に対する傾斜角度である。
ン部の取付方向を示した図であり、図9は横方向に傾斜
して取付けられたピン部、図10は横方向及び縦方向に
傾斜して取付けられたピン部の一例を示したピン部が設
けられた側からみた平面図である。図9において、21
2は横方向(矢印E方向)に傾斜して取付けられたピン
部であり、ピン部212は基材25に対して横方向に傾
斜して取付けられている。
方向)及び縦方向(矢印F方向)に傾斜して取付けられ
たピン部であり、ピン部213は基材25に対して横方
向及び縦方向に傾斜して取付けられている。
対して傾斜して取付けると、図11に示すように、ピン
部213を発泡シートSから引抜くとき、チェイン2の
進行方向(矢印A方向)と発泡シートSの進行方向(矢
印B方向)とが異なる場合においても、ピン部213が
発泡シートSの進行方向(矢印B方向)と同方向に向
き、ピン部213が発泡シートSより抜け易くなる。
尚、αはチェイン2の進行方向と発泡シートSの進行方
向との間の角度であり、前記した傾斜角度φはこの角度
αに対応した角度とされている。
けられていない場合には、図12に示すように、チェイ
ン2の進行方向(矢印A方向)と発泡シートSの進行方
向(矢印B方向)とが異なる場合、ピン部214がチェ
イン2の進行方向と発泡シートSの進行方向との間の角
度αと同じ角度だけ傾き、このままの状態のときにピン
部214を発泡シートSから引抜こうとすると、ピン部
214が発泡シートSから抜け難く、このため、発泡シ
ートSのチェイン2への巻付き、シート切れ等の不具合
が発生することがある。
他の実施例を示す断面図である。図13において、21
5は、チェイン2のリンク22のリンクプレート23に
延設された受部24にボルト26及びナット27によっ
て固定された基材25に取付けられたピン部、βはピン
部213のテーパ角度であり、テーパ角度βはチインン
2の進行方向と発泡シートSの進行方向との間の角度α
より大きな角度とされ、ピン部215は根元部が太く、
先端部が細い形状に形成されている。
ートSから引抜くとき、チェイン2の進行方向と発泡シ
ートSの進行方向とが異なる場合においても、ピン部2
15が大きなテーパ角度を有しているので、ピン部21
5の発泡シートSの進行方向に対する傾きが吸収され、
ピン部215が発泡シートSから抜け易くなる。
ると、ピンを突き刺すことによって幅方向にずれなくな
り、ピンの幅間隔を広げたぶんだけ実質的に発泡シート
を拡幅することができるので、このピンを突き刺した状
態で変曲点を持つなだらかな曲線状を描く軌跡でピンの
幅間隔を広げることで、発泡シートの拡幅を強く行うこ
とができ、充分に拡幅された発泡シートを得ることがで
きる。
始点で発泡シートの両側部にピン部を突き刺した状態
で、チェーンの駆動によって拡幅しながら引取終点へと
引き取ることができるので、ある程度急激に拡幅して
も、発泡シートの両側部の保持状態を離脱させることな
く充分な拡幅を行うことができる。また、この発泡シー
トの両側部を保持するピン部は、該ピン部を有するリン
クによって形成したチェーンの駆動によるため、多段に
わたって拡幅する場合などであっても、チェーンの駆動
軌跡を所望の拡幅状態に変更して簡単かつ容易に行うこ
とができる。
合う引取始点の駆動具が発泡シートの進行方向に対し角
度を付けて取付けられ、または、その取付角度が変更可
能とされているので、発泡シートの初期拡幅段階を発泡
シートの特性に応じて行うことができる。また、引取始
点の駆動具または引取終点の駆動具が発泡シートの進行
方向に対し角度を付けて取付けられ、または、その取付
角度が変更可能とされているので、発泡シートの特性に
応じてその取付角度を変更することができるとともに、
引取始点の駆動具と引取終点の駆動具との間隔、即ち、
発泡シートの拡幅距離を縮小することができ、装置の小
型化を図ることができる。
ートの側部に突き刺されるピン部が、チェインを形成す
るリンクに対して傾斜して取付けられているので、チェ
インの進行方向と発泡シートの進行方向とが異なる場合
においても、発泡シートからのチェインの引抜時に、ピ
ン部を発泡シートの進行方向と同方向に向けさせること
ができ、これにより、ピン部を発泡シートから抜け易く
することができるので、ピン部の発泡シートからの抜け
難さによる発泡シートのチェインへの巻付き、シート切
れ等の不具合を防止することができる。
ートの側部に突き刺されるピン部が、発泡シートの進行
方向に対するチェインの傾き角度より大きなテーパ角度
を有するピン部とされているので、この大きなテーパ角
度により、ピン部の発泡シートの進行方向に対する傾き
が吸収されて、ピン部が発泡シートから抜け易くなり、
ピン部の発泡シートからの抜け難さによる発泡シートの
チェインへの巻付き、シート切れ等の不具合を防止する
ことができる。
正面図である。
よび断面図である。
断面図である。
る。
てある。
す断面図である。
平面図。
した平面図。
する概略図である。
時の状態を説明する概略図である。
示す断面図である。
部 22 リンク 3 駆動装置(駆動手段) S 発泡シート
Claims (4)
- 【請求項1】 加熱により発泡された直後の架橋ポリオ
レフィン発泡シートを拡幅装置によって引き取るに際
し、該発泡シートの両側部にピンを突き刺すとともに、
この突き刺した状態で発泡シートを引取始点から引取終
点に引き取りながら、該発泡シートに突き刺したピンの
幅間隔をなだらかな曲線状を描く軌跡で広げることによ
り、該発泡シートを拡幅させることを特徴とする発泡シ
ートの拡幅方法。 - 【請求項2】 ピン部を有するリンクによって無端鎖状
に形成されてなる一対のチェーンと、これらのチェーン
に噛合するとともに、引取始点から引取終点にかけてこ
れらチェーン同士の間隔を拡幅する軌跡でチェーンを駆
動させる駆動手段とを具備し、一対のチェインに噛合す
る、引取始点又は引取終点に設けられた駆動具が、発泡
シートの進行方向に対し角度を付けて取付けられ、また
は、その取付角度が変更可能となされていることを特徴
とする発泡シートの拡幅装置。 - 【請求項3】 発泡シートの側部に突き刺されるピン部
が、チェインを形成するリンクに対して傾斜して取付け
られていることを特徴とする請求項2記載の発泡シート
の拡幅装置。 - 【請求項4】 発泡シートの側部に突き刺されるピン部
が、発泡シートの進行方向に対するチェインの傾き角度
より大きなテーパ角度を有するピン部とされていること
を特徴とする請求項2記載の発泡シートの拡幅装置。
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