JP3347522B2 - 工具経路作成装置及び工具経路作成方法 - Google Patents
工具経路作成装置及び工具経路作成方法Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、数値制御放電工作機械
における電極の基準面を加工するための工具経路作成装
置及び工具経路作成方法に関する。
における電極の基準面を加工するための工具経路作成装
置及び工具経路作成方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、数値制御放電工作機械における電
極の基準面を加工するための工具経路は、ＣＡＤ（Ｃｏ
ｍｐｕｔｅｒ Ａｉｄｅｄ Ｄｅｓｉｇｎ，コンピュー
タによる設計）で作成された電極図面（ＣＡＤ図面）に
対して、人間が基準面の作図を施したものを入力とし、
雛型となる工具経路を算出し、対話的にその算出された
工具経路を修正することで作成されていた。
極の基準面を加工するための工具経路は、ＣＡＤ（Ｃｏ
ｍｐｕｔｅｒ Ａｉｄｅｄ Ｄｅｓｉｇｎ，コンピュー
タによる設計）で作成された電極図面（ＣＡＤ図面）に
対して、人間が基準面の作図を施したものを入力とし、
雛型となる工具経路を算出し、対話的にその算出された
工具経路を修正することで作成されていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来の工
具経路の作成方法では、人に頼る部分が多く、多大な時
間と労力が必要であり、人の能力差により工具経路の出
来・不出来が決まってしまうという問題がある。
具経路の作成方法では、人に頼る部分が多く、多大な時
間と労力が必要であり、人の能力差により工具経路の出
来・不出来が決まってしまうという問題がある。
【０００４】そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなさ
れたものであり、数値制御放電工作機械における電極の
基準面を加工するための工具経路の作成の自動化を図っ
た工具経路作成装置及び工具経路作成方法を提供するこ
とを目的とするものである。
れたものであり、数値制御放電工作機械における電極の
基準面を加工するための工具経路の作成の自動化を図っ
た工具経路作成装置及び工具経路作成方法を提供するこ
とを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の工具経路
作成装置は、数値制御放電工作機械における電極の基準
面を加工するための工具経路作成装置において、ＣＡＤ
で作成された図面の原点位置を含む電極図面の図形情報
を読み取る図形情報読取手段と、工具切込み量を含む加
工工具に関する情報を読み取る工具情報読取手段と、前
記電極図面の頂点と前記原点位置との位置関係から基準
面を認識する認識手段と、前記原点位置及び前記図形情
報を基づき加工範囲を設定る加工範囲設定手段と、、前
記加工範囲と前記工具切込み量を含む加工工具に関する
情報とを基に切込み回数を演算する演算手段と、前記加
工範囲と前記切り込み回数とに基づいて、前記基準面を
加工するための工具経路を作成する作成手段とを有する
ことを特徴とするものである。
作成装置は、数値制御放電工作機械における電極の基準
面を加工するための工具経路作成装置において、ＣＡＤ
で作成された図面の原点位置を含む電極図面の図形情報
を読み取る図形情報読取手段と、工具切込み量を含む加
工工具に関する情報を読み取る工具情報読取手段と、前
記電極図面の頂点と前記原点位置との位置関係から基準
面を認識する認識手段と、前記原点位置及び前記図形情
報を基づき加工範囲を設定る加工範囲設定手段と、、前
記加工範囲と前記工具切込み量を含む加工工具に関する
情報とを基に切込み回数を演算する演算手段と、前記加
工範囲と前記切り込み回数とに基づいて、前記基準面を
加工するための工具経路を作成する作成手段とを有する
ことを特徴とするものである。
【０００６】請求項２記載の工具経路作成方法は、数値
制御放電工作機械における電極の基準面を加工するため
の工具経路作成方法において、ＣＡＤで作成された図面
の原点位置を含む電極図面の図形情報を読み取る図形情
報読取ステップと、工具切込み量を含む加工工具に関す
る情報を読み取る工具情報読取ステップと、前記電極図
面の頂点と前記原点位置との位置関係から基準面を認識
する認識ステップと、前記原点位置及び前記図形情報を
基づき加工範囲を設定する加工範囲設定ステップと、前
記加工範囲と前記工具切込み量を含む加工工具に関する
情報とを基に切込み回数を演算する演算ステップと、前
記加工範囲と前記切り込み回数とに基づいて、前記基準
面を加工するための工具経路を作成するステップとを有
することを特徴とするものである。
制御放電工作機械における電極の基準面を加工するため
の工具経路作成方法において、ＣＡＤで作成された図面
の原点位置を含む電極図面の図形情報を読み取る図形情
報読取ステップと、工具切込み量を含む加工工具に関す
る情報を読み取る工具情報読取ステップと、前記電極図
面の頂点と前記原点位置との位置関係から基準面を認識
する認識ステップと、前記原点位置及び前記図形情報を
基づき加工範囲を設定する加工範囲設定ステップと、前
記加工範囲と前記工具切込み量を含む加工工具に関する
情報とを基に切込み回数を演算する演算ステップと、前
記加工範囲と前記切り込み回数とに基づいて、前記基準
面を加工するための工具経路を作成するステップとを有
することを特徴とするものである。
【０００７】
【作用】請求項１記載の工具経路作成装置によれば、図
形情報読取手段は、ＣＡＤで作成された図面の原点位置
を含む電極図面情報を読み取り、工具情報読取手段は、
工具切込み量を含む加工工具に関する情報を読み取り、
認識手段は、電極図面の頂点と原点位置との位置関係か
ら基準面を認識する。加工範囲設定手段は、原点位置及
び図形情報を基づき加工範囲を設定し、演算手段は、そ
の加工範囲と工具切込み量を含む加工工具に関する情報
とを基に切込み回数を演算する。作成手段は、加工範囲
と切り込み回数とに基づいて、基準面を加工するための
工具経路を作成する。これにより、電極図面の頂点と原
点位置との位置関係から基準面が認識され、設定された
加工範囲と演算された切り込み回数とに基づいて、その
基準面を加工するための工具経路が作成されるので、電
極の基準面加工の工具経路算出における無人化を実現で
き、時間と労力を軽減し、人の能力差による工具経路の
出来・不出来をなくすことができる。
形情報読取手段は、ＣＡＤで作成された図面の原点位置
を含む電極図面情報を読み取り、工具情報読取手段は、
工具切込み量を含む加工工具に関する情報を読み取り、
認識手段は、電極図面の頂点と原点位置との位置関係か
ら基準面を認識する。加工範囲設定手段は、原点位置及
び図形情報を基づき加工範囲を設定し、演算手段は、そ
の加工範囲と工具切込み量を含む加工工具に関する情報
とを基に切込み回数を演算する。作成手段は、加工範囲
と切り込み回数とに基づいて、基準面を加工するための
工具経路を作成する。これにより、電極図面の頂点と原
点位置との位置関係から基準面が認識され、設定された
加工範囲と演算された切り込み回数とに基づいて、その
基準面を加工するための工具経路が作成されるので、電
極の基準面加工の工具経路算出における無人化を実現で
き、時間と労力を軽減し、人の能力差による工具経路の
出来・不出来をなくすことができる。
【０００８】請求項２記載の工具経路作成方法によれ
ば、ＣＡＤで作成された図面の原点位置を含む電極図面
の図形情報を読み取り、工具切込み量を含む加工工具に
関する情報を読み取り、電極図面の頂点と原点位置との
位置関係から基準面を認識した後、原点位置及び図形情
報を基づき加工範囲を設定し、その加工範囲と工具切込
み量を含む加工工具に関する情報とを基に切込み回数を
演算し、その後、加工範囲と前記切り込み回数とに基づ
いて、前記基準面を加工するための工具経路を作成す
る。これにより、請求項１記載の装置と同様に、電極図
面の頂点と原点位置との位置関係から基準面が認識さ
れ、設定された加工範囲と演算された切り込み回数とに
基づいて、その基準面を加工するための工具経路が作成
されるので、電極の基準面加工の工具経路算出における
無人化を実現でき、時間と労力を軽減し、人の能力差に
よる工具経路の出来・不出来をなくすことができる。
ば、ＣＡＤで作成された図面の原点位置を含む電極図面
の図形情報を読み取り、工具切込み量を含む加工工具に
関する情報を読み取り、電極図面の頂点と原点位置との
位置関係から基準面を認識した後、原点位置及び図形情
報を基づき加工範囲を設定し、その加工範囲と工具切込
み量を含む加工工具に関する情報とを基に切込み回数を
演算し、その後、加工範囲と前記切り込み回数とに基づ
いて、前記基準面を加工するための工具経路を作成す
る。これにより、請求項１記載の装置と同様に、電極図
面の頂点と原点位置との位置関係から基準面が認識さ
れ、設定された加工範囲と演算された切り込み回数とに
基づいて、その基準面を加工するための工具経路が作成
されるので、電極の基準面加工の工具経路算出における
無人化を実現でき、時間と労力を軽減し、人の能力差に
よる工具経路の出来・不出来をなくすことができる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
に説明する。
【００１０】図１は工具経路作成装置の一実施例を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【００１１】本実施例装置は、本装置全体を制御する中
央処理装置１を有し、この中央処理装置１に、エラー，
ワーニング，メッセージ等の各種の情報を表示する表示
装置２と、キーボード等の入力装置３と、半導体ＲＡ
Ｍ、磁気ディスク等の記憶装置４と、磁気テープやフロ
ッピーディスク等の外部記憶媒体からプログラムを読み
込む情報読込装置５とを各々接続している。
央処理装置１を有し、この中央処理装置１に、エラー，
ワーニング，メッセージ等の各種の情報を表示する表示
装置２と、キーボード等の入力装置３と、半導体ＲＡ
Ｍ、磁気ディスク等の記憶装置４と、磁気テープやフロ
ッピーディスク等の外部記憶媒体からプログラムを読み
込む情報読込装置５とを各々接続している。
【００１２】前記中央処理装置１は、外部記憶媒体から
情報読込装置５を通してプログラムを記憶装置４に取り
込み、そのプログラムに従って工具経路の作成処理を実
行するものである。すなわち、中央処理装置１は、ＣＡ
Ｄで作成された２．５次元の電極図面（ＣＡＤ図面）か
ら原点シンボル（図面の原点位置マーク）を含む図形情
報を読み取り、その図形情報を基に原点位置を設定し、
基準面位置を認識する認識手段と、設定された原点位置
及び図形情報を基に加工範囲を設定し、その加工範囲と
工具切込み量を含む加工に関する情報とを基に切込み回
数を演算する演算手段と、前記各手段で得られた情報を
基に工具経路を作成する作成手段との各機能を備えるも
のであり、その作成した工具経路のデータは、記憶装置
４に格納するようになっている。
情報読込装置５を通してプログラムを記憶装置４に取り
込み、そのプログラムに従って工具経路の作成処理を実
行するものである。すなわち、中央処理装置１は、ＣＡ
Ｄで作成された２．５次元の電極図面（ＣＡＤ図面）か
ら原点シンボル（図面の原点位置マーク）を含む図形情
報を読み取り、その図形情報を基に原点位置を設定し、
基準面位置を認識する認識手段と、設定された原点位置
及び図形情報を基に加工範囲を設定し、その加工範囲と
工具切込み量を含む加工に関する情報とを基に切込み回
数を演算する演算手段と、前記各手段で得られた情報を
基に工具経路を作成する作成手段との各機能を備えるも
のであり、その作成した工具経路のデータは、記憶装置
４に格納するようになっている。
【００１３】次に、本実施例の動作を図２乃至図１１を
も参照し、図１２のフローチャートに従って説明する。
図２は電極の仕上げ形状を示す斜視図である。同図にお
いて、ハッチングを施した面が基準面１０であり、放電
加工する際に放電加工対象ワークと電極間の位置決めの
基準となるものである。
も参照し、図１２のフローチャートに従って説明する。
図２は電極の仕上げ形状を示す斜視図である。同図にお
いて、ハッチングを施した面が基準面１０であり、放電
加工する際に放電加工対象ワークと電極間の位置決めの
基準となるものである。
【００１４】まず、中央処理装置１は、ＣＡＤで作成さ
れた２．５次元の図３に示すような電極図面を記憶装置
４から読み込む（Ｓ１）。
れた２．５次元の図３に示すような電極図面を記憶装置
４から読み込む（Ｓ１）。
【００１５】この電極図面の読み込みステップ（Ｓ１）
では、中央処理装置１は、電極図面から原点シンボル１
１を含む図形情報を読み取って、加工対象物である電極
の仕上げ形状の認識処理を行う。読み取る図形情報は、
直線分，円弧分等の幾何情報、各面の面形状に関する幾
何情報、原点シンボル１１で表現された図面の原点位置
等である。
では、中央処理装置１は、電極図面から原点シンボル１
１を含む図形情報を読み取って、加工対象物である電極
の仕上げ形状の認識処理を行う。読み取る図形情報は、
直線分，円弧分等の幾何情報、各面の面形状に関する幾
何情報、原点シンボル１１で表現された図面の原点位置
等である。
【００１６】続いて、中央処理装置１は、工具切込み量
を含む加工工具に関する情報と、基準面深さを含む電極
に関する情報とを記述したパラメータファイル（加工情
報）を記憶装置４から読み込む（Ｓ２）。
を含む加工工具に関する情報と、基準面深さを含む電極
に関する情報とを記述したパラメータファイル（加工情
報）を記憶装置４から読み込む（Ｓ２）。
【００１７】次に、中央処理装置１は、基準面１０の位
置を自動認識する（Ｓ３）。
置を自動認識する（Ｓ３）。
【００１８】まず、図４に示すように、電極図面の最外
周の図形１２に対するＸ，Ｙ軸に平行な辺から構成され
る境界長方形１３を考える。
周の図形１２に対するＸ，Ｙ軸に平行な辺から構成され
る境界長方形１３を考える。
【００１９】次に、図５に示すように、前記電極図面の
読み込みステップ（Ｓ１）で読み込んだ原点位置の原点
シンボル１１が、先の境界長方形１３の４つの頂点１３
ａ乃至１３ｄ及び対角線の交点１３ｅのうち、どの近傍
にあるかを判断し、左上１３ａ，右上１３ｂ，左下１３
ｃ，右下１３ｄ，中心１３ｅの属性を設定する。
読み込みステップ（Ｓ１）で読み込んだ原点位置の原点
シンボル１１が、先の境界長方形１３の４つの頂点１３
ａ乃至１３ｄ及び対角線の交点１３ｅのうち、どの近傍
にあるかを判断し、左上１３ａ，右上１３ｂ，左下１３
ｃ，右下１３ｄ，中心１３ｅの属性を設定する。
【００２０】続いて、原点位置の属性と第一基準面１０
ａ，第二基準面１０ｂの位置との関係から、図３に示す
ように、第一基準面１０ａ，第二基準面１０ｂの位置を
認識する。なお、原点位置の属性が中心の場合は、その
電極は基準面１０を持たないことになる。
ａ，第二基準面１０ｂの位置との関係から、図３に示す
ように、第一基準面１０ａ，第二基準面１０ｂの位置を
認識する。なお、原点位置の属性が中心の場合は、その
電極は基準面１０を持たないことになる。
【００２１】次に、中央処理装置１は、加工範囲Ｒw ，
Ｒh を自動設定する（Ｓ４）。
Ｒh を自動設定する（Ｓ４）。
【００２２】基準面１０の幅方向の加工範囲Ｒw と、基
準面１０の高さ方向の加工範囲Ｒhとに分けて考える。
準面１０の高さ方向の加工範囲Ｒhとに分けて考える。
【００２３】基準面１０の幅方向の加工範囲Ｒw につい
ては、図６に示すように、前記基準面１０の位置の自動
認識ステップ（Ｓ３）で考えた境界長方形１３の各辺の
長さがそれぞれ第一基準面１０ａ，第二基準面１０ｂの
幅方向の加工範囲Ｒw となる。
ては、図６に示すように、前記基準面１０の位置の自動
認識ステップ（Ｓ３）で考えた境界長方形１３の各辺の
長さがそれぞれ第一基準面１０ａ，第二基準面１０ｂの
幅方向の加工範囲Ｒw となる。
【００２４】基準面１０の高さ方向の加工範囲Ｒh につ
いては、以下のように求める。まず、図７に示すよう
に、基準面１０と基準面１０に隣接する面Ａ，Ｂとの交
線１４を求める。その交線１４の最大高さをＨmax 、交
線１４の最小高さをＨmin 、前記加工情報読み込みステ
ップ（Ｓ２）で読み込んだ基準面深さをＤとすると、高
さ方向の加工範囲Ｒh は、以下の式で求めることができ
る。なお、基準面深さＤは、基準面１０が必要とする最
低限の深さを意味する。
いては、以下のように求める。まず、図７に示すよう
に、基準面１０と基準面１０に隣接する面Ａ，Ｂとの交
線１４を求める。その交線１４の最大高さをＨmax 、交
線１４の最小高さをＨmin 、前記加工情報読み込みステ
ップ（Ｓ２）で読み込んだ基準面深さをＤとすると、高
さ方向の加工範囲Ｒh は、以下の式で求めることができ
る。なお、基準面深さＤは、基準面１０が必要とする最
低限の深さを意味する。
【００２５】Ｒh ＝｜Ｈmax −Ｈmin ｜＋Ｄ 次に、中央処理装置１は、切込み回数Ｎを自動算出する
（Ｓ５）。
（Ｓ５）。
【００２６】この切込み回数Ｎの自動算出のステップ
（Ｓ５）では、切込み回数Ｎと、切込み高さＨc を求め
る。
（Ｓ５）では、切込み回数Ｎと、切込み高さＨc を求め
る。
【００２７】図８に示すように、工具切込み量をＳとす
ると、切込み回数Ｎは、次の式で求めることができる。
ると、切込み回数Ｎは、次の式で求めることができる。
【００２８】Ｎ＝Ｒh ／Ｓ ここで、もし余りΔＳが許容誤差以上であれば、切込み
回数を１増やす。なお、工具切込み量Ｓは、前記加工情
報の読み込みステップ（Ｓ２）で参照する。
回数を１増やす。なお、工具切込み量Ｓは、前記加工情
報の読み込みステップ（Ｓ２）で参照する。
【００２９】切込み高さＨc は、次の式で求めることが
できる。
できる。
【００３０】Ｈc ＝｜Ｈmax −Ｈmin ｜＋Ｎ×Ｓ ここで、もし余りがある場合は、最後の切込み回につい
ては、次の式で求めることができる。
ては、次の式で求めることができる。
【００３１】Ｈc ＝｜Ｈmax −Ｈmin ｜＋Ｄ 次に、中央処理装置１は、工具経路を自動算出する（Ｓ
６）。
６）。
【００３２】この工具経路の自動算出ステップ（Ｓ６）
を図９乃至図１１を参照して説明する。図９は高さ方向
の工具経路の自動算出の様子を示す図、図１０は基準面
１０が全面加工の場合における幅方向の工具経路の自動
算出の様子を示す図、図１１は基準面１０が両端加工の
場合における幅方向の工具経路の自動算出の様子を示す
図である。なお、工具経路の自動算出ステップ（Ｓ６）
では、基準面１０が両端加工か全面加工かの判断を行い
ながら（Ｓ７）、工具経路を自動算出する。
を図９乃至図１１を参照して説明する。図９は高さ方向
の工具経路の自動算出の様子を示す図、図１０は基準面
１０が全面加工の場合における幅方向の工具経路の自動
算出の様子を示す図、図１１は基準面１０が両端加工の
場合における幅方向の工具経路の自動算出の様子を示す
図である。なお、工具経路の自動算出ステップ（Ｓ６）
では、基準面１０が両端加工か全面加工かの判断を行い
ながら（Ｓ７）、工具経路を自動算出する。
【００３３】この工具経路の自動算出ステップ（Ｓ６）
では、第一基準面１０ａに対しては、図９に示すよう
に、工具降下点Ｐ1 から原点位置Ｐ0 まで降下し（Ｃ
１）、最初の切込み高さＰ2 へ降下（Ｃ２）する工具経
路を作成する。なお、第二基準面１０ｂ又は両端加工の
２回目の場合は、原点位置Ｐ0 から移動高さ分上の位置
から最初の切込み高さＰ2 までの降下のみとなる。
では、第一基準面１０ａに対しては、図９に示すよう
に、工具降下点Ｐ1 から原点位置Ｐ0 まで降下し（Ｃ
１）、最初の切込み高さＰ2 へ降下（Ｃ２）する工具経
路を作成する。なお、第二基準面１０ｂ又は両端加工の
２回目の場合は、原点位置Ｐ0 から移動高さ分上の位置
から最初の切込み高さＰ2 までの降下のみとなる。
【００３４】そして、図１０に示すように、第一基準面
１０ａへアプローチし（Ｃ３）、その基準面１０ａを切
削した後（Ｃ４）、基準面１０ａからエスケープし（Ｃ
５）、次の切込み高さＰ3 （図９，図１０参照）へ移動
（Ｃ６）する工具経路を作成する。これを最後の切込み
高さＰ4 について工具経路を作成するまで繰り返す。
１０ａへアプローチし（Ｃ３）、その基準面１０ａを切
削した後（Ｃ４）、基準面１０ａからエスケープし（Ｃ
５）、次の切込み高さＰ3 （図９，図１０参照）へ移動
（Ｃ６）する工具経路を作成する。これを最後の切込み
高さＰ4 について工具経路を作成するまで繰り返す。
【００３５】前記基準面１０ａへのアプローチ（Ｃ３）
では、基準面１０ａへアプローチする方向へ、基準面代
＋アプローチ量＋工具径／２を移動する。
では、基準面１０ａへアプローチする方向へ、基準面代
＋アプローチ量＋工具径／２を移動する。
【００３６】前記基準面１０ａの切削（Ｃ４）では、工
具の切削方向へ、基準面１０ａが全面加工の場合は、幅
方向の加工範囲Ｒw ＋アプローチ量×２、基準面１０ａ
が両端加工の場合は、（幅方向の加工範囲Ｒw −両端基
準面幅）／２＋アプローチ量を移動する。ここで、「工
具の切削方向」とは、右手に切削物があるように加工し
た場合の方向をいう。
具の切削方向へ、基準面１０ａが全面加工の場合は、幅
方向の加工範囲Ｒw ＋アプローチ量×２、基準面１０ａ
が両端加工の場合は、（幅方向の加工範囲Ｒw −両端基
準面幅）／２＋アプローチ量を移動する。ここで、「工
具の切削方向」とは、右手に切削物があるように加工し
た場合の方向をいう。
【００３７】前記基準面１０ａからのエスケープ（Ｃ
５）では、基準面１０ａからエスケープする方向へ、基
準面代＋アプローチ量＋工具径／２を移動する。
５）では、基準面１０ａからエスケープする方向へ、基
準面代＋アプローチ量＋工具径／２を移動する。
【００３８】前記次の切込み高さへの移動（Ｃ６）で
は、工具の切削方向の逆方向へ、基準面１０ａが全面加
工の場合は、幅方向の加工範囲Ｒw ＋アプローチ量×
２、基準面１０ａが両端加工の場合は、（幅方向の加工
範囲Ｒw −両端基準面幅）／２＋アプローチ量を移動す
る。
は、工具の切削方向の逆方向へ、基準面１０ａが全面加
工の場合は、幅方向の加工範囲Ｒw ＋アプローチ量×
２、基準面１０ａが両端加工の場合は、（幅方向の加工
範囲Ｒw −両端基準面幅）／２＋アプローチ量を移動す
る。
【００３９】次に、両端加工の場合は、図１１に示すよ
うに、基準面間移動（Ｃ７）を作成する。全面加工の場
合は、図１０に示すように、もう一方の基準面１０に対
する工具経路作成のため、第一基準面１０ａから第二基
準面１０ｂへの移動の工具経路（Ｃ８）を作成し、工具
経路の自動算出ステップＳ７へ進む。
うに、基準面間移動（Ｃ７）を作成する。全面加工の場
合は、図１０に示すように、もう一方の基準面１０に対
する工具経路作成のため、第一基準面１０ａから第二基
準面１０ｂへの移動の工具経路（Ｃ８）を作成し、工具
経路の自動算出ステップＳ７へ進む。
【００４０】前記基準面間移動（Ｃ７）は、工具の切削
方向へ、基準面幅を移動する。高さ方向への移動は、原
点位置Ｐ0 から移動高さ分上の位置へ移動する。
方向へ、基準面幅を移動する。高さ方向への移動は、原
点位置Ｐ0 から移動高さ分上の位置へ移動する。
【００４１】このようにして全面加工又は両端加工の両
端について工具経路の算出を終えると、第一基準面１０
ａ，第二基準面１０ｂの２つの基準面１０について、処
理し終えたかどうかを判定し（Ｓ８）、未処理であれ
ば、第一基準面１０ａから第二基準面１０ｂへの移動
（Ｃ８）の工具経路を作成し、第二基準面１０ｂについ
て工具経路の自動算出ステップ（Ｓ６）を繰り返す。
端について工具経路の算出を終えると、第一基準面１０
ａ，第二基準面１０ｂの２つの基準面１０について、処
理し終えたかどうかを判定し（Ｓ８）、未処理であれ
ば、第一基準面１０ａから第二基準面１０ｂへの移動
（Ｃ８）の工具経路を作成し、第二基準面１０ｂについ
て工具経路の自動算出ステップ（Ｓ６）を繰り返す。
【００４２】前記第一基準面１０ａから第二基準面１０
ｂへの移動（Ｃ８）では、第一基準面１０ａへアプロー
チする方向へ、基準面代＋工具径／２＋アプローチ量×
２＋第二基準面１０ｂの幅方向の加工範囲Ｒw を移動
し、第一基準面１０ａの工具の切削方向とは逆方向へ、
基準面代＋工具径／２＋アプローチ量×２＋第一基準面
１０ａの幅方向の加工範囲Ｒw を移動する。
ｂへの移動（Ｃ８）では、第一基準面１０ａへアプロー
チする方向へ、基準面代＋工具径／２＋アプローチ量×
２＋第二基準面１０ｂの幅方向の加工範囲Ｒw を移動
し、第一基準面１０ａの工具の切削方向とは逆方向へ、
基準面代＋工具径／２＋アプローチ量×２＋第一基準面
１０ａの幅方向の加工範囲Ｒw を移動する。
【００４３】このようにして作成された工具経路のデー
タは、中央処理装置１によって記憶装置４に格納され
る。
タは、中央処理装置１によって記憶装置４に格納され
る。
【００４４】このような本実施例によれば、電極図面の
頂点と原点位置との位置関係から基準面が認識され、設
定された加工範囲と演算された切り込み回数とに基づい
て、その基準面を加工するための工具経路が作成される
ので、電極の基準面加工の工具経路算出における無人化
を実現でき、時間と労力を軽減し、人の能力差による工
具経路の出来・不出来をなくすことができる。
頂点と原点位置との位置関係から基準面が認識され、設
定された加工範囲と演算された切り込み回数とに基づい
て、その基準面を加工するための工具経路が作成される
ので、電極の基準面加工の工具経路算出における無人化
を実現でき、時間と労力を軽減し、人の能力差による工
具経路の出来・不出来をなくすことができる。
【００４５】
【発明の効果】以上詳述した請求項１記載の発明によれ
ば、電極図面の頂点と原点位置との位置関係から基準面
が認識され、設定された加工範囲と演算された切り込み
回数とに基づいて、その基準面を加工するための工具経
路が作成されるので、電極の基準面加工の工具経路算出
における無人化を実現でき、時間と労力を軽減し、人の
能力差による工具経路の出来・不出来をなくすことがで
きる。
ば、電極図面の頂点と原点位置との位置関係から基準面
が認識され、設定された加工範囲と演算された切り込み
回数とに基づいて、その基準面を加工するための工具経
路が作成されるので、電極の基準面加工の工具経路算出
における無人化を実現でき、時間と労力を軽減し、人の
能力差による工具経路の出来・不出来をなくすことがで
きる。
【００４６】また、請求項２記載の発明によれば、請求
項１記載の発明と同様、電極図面の頂点と原点位置との
位置関係から基準面が認識され、設定された加工範囲と
演算された切り込み回数とに基づいて、その基準面を加
工するための工具経路が作成されるので、電極の基準面
加工の工具経路算出における無人化を実現でき、時間と
労力を軽減し、人の能力差による工具経路の出来・不出
来をなくすことができる。
項１記載の発明と同様、電極図面の頂点と原点位置との
位置関係から基準面が認識され、設定された加工範囲と
演算された切り込み回数とに基づいて、その基準面を加
工するための工具経路が作成されるので、電極の基準面
加工の工具経路算出における無人化を実現でき、時間と
労力を軽減し、人の能力差による工具経路の出来・不出
来をなくすことができる。
【図１】本発明の実施例装置を示すブロック図である。
【図２】電極の仕上げ形状を示す斜視図である。
【図３】電極のＣＡＤ図面を示す図である。
【図４】電極図面の最外周と境界長方形の関係を示す図
である。
である。
【図５】原点シンボルが境界長方形に対し、境界長方形
の４つの頂点及び対角線の交点のうち、どの近傍にある
かを判断し、その属性を設定する様子を示す図である。
の４つの頂点及び対角線の交点のうち、どの近傍にある
かを判断し、その属性を設定する様子を示す図である。
【図６】幅方向の加工範囲を示す図である。
【図７】高さ方向の加工範囲を示す図である。
【図８】切込み回数の算出を説明するための図である。
【図９】高さ方向の工具経路の自動算出の様子を示す図
である。
である。
【図１０】基準面が全面加工の場合における幅方向の工
具経路の自動算出の様子を示す図である。
具経路の自動算出の様子を示す図である。
【図１１】基準面が両端加工の場合における幅方向の工
具経路の自動算出の様子を示す図である。
具経路の自動算出の様子を示す図である。
【図１２】本発明の実施例装置の動作を示すフローチャ
ートである。
ートである。
１ 中央処理装置 ２ 表示装置 ３ 入力装置 ４ 記憶装置 ５ 情報読込装置 １０ 基準面 １１ 原点シンボル（原点位置マーク） Ｃ１乃至Ｃ８ 工具経路 Ｎ 切込み回数 Ｐ0 原点位置 Ｓ 工具切込み量 Ｒw ，Ｒh 加工範囲
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ Ｂ２３Ｑ 15/00 ３０５ Ｂ２３Ｑ 15/00 ３０５Ｚ Ｇ０５Ｂ 19/18 Ｇ０５Ｂ 19/18 (56)参考文献 特開 平２−293904（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−205928（ＪＰ，Ａ) 特開 平７−319529（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−27822（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B23H 1/02 B23H 7/26 B23H 7/30 B23Q 15/00 G05B 19/18
Claims (2)
- 【請求項１】 数値制御放電工作機械における電極の基
準面を加工するための工具経路作成装置において、 ＣＡＤで作成された図面の原点位置を含む電極図面の図
形情報を読み取る図形情報読取手段と、工具切込み量を含む加工工具に関する情報を読み取る工
具情報読取手段と、 前記電極図面の頂点と前記原点位置との位置関係から 基
準面を認識する認識手段と、前記 原点位置及び前記図形情報に基づき加工範囲を設定
する加工範囲設定手段と、 前記 加工範囲と前記工具切込み量を含む加工工具に関す
る情報とを基に切込み回数を演算する演算手段と、前記加工範囲と前記切り込み回数とに基づいて、前記基
準面を加工するための 工具経路を作成する作成手段とを
有することを特徴とする工具経路作成装置。 - 【請求項２】 数値制御放電工作機械における電極の基
準面を加工するための工具経路作成方法において、 ＣＡＤで作成された図面の原点位置を含む電極図面の図
形情報を読み取る図形情報読取ステップと、工具切込み量を含む加工工具に関する情報を読み取る工
具情報読取ステップと、 前記電極図面の頂点と前記原点位置との位置関係から 基
準位置を認識する認識ステップと、前記 原点位置及び前記図形情報を基づき加工範囲を設定
する加工範囲設定ステップと、前記 加工範囲と前記工具切込み量を含む加工工具に関す
る情報とを基に切込み回数を演算する演算ステップと、 前記加工範囲と前記切り込み回数とに基づいて、前記基
準面を加工するための工具経路を作成する作成ステップ
とを有することを特徴とする工具経路作成方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11018995A JP3347522B2 (ja) | 1995-04-11 | 1995-04-11 | 工具経路作成装置及び工具経路作成方法 |
| US08/629,755 US5768136A (en) | 1995-04-11 | 1996-04-09 | Method and apparatus for deciding trace of tool to be moved |
| EP96302523A EP0737931A3 (en) | 1995-04-11 | 1996-04-10 | Method and apparatus for deciding the path of a moving tool |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11018995A JP3347522B2 (ja) | 1995-04-11 | 1995-04-11 | 工具経路作成装置及び工具経路作成方法 |
| US08/629,755 US5768136A (en) | 1995-04-11 | 1996-04-09 | Method and apparatus for deciding trace of tool to be moved |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08281517A JPH08281517A (ja) | 1996-10-29 |
| JP3347522B2 true JP3347522B2 (ja) | 2002-11-20 |
Family
ID=26449864
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11018995A Expired - Fee Related JP3347522B2 (ja) | 1995-04-11 | 1995-04-11 | 工具経路作成装置及び工具経路作成方法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
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| EP (1) | EP0737931A3 (ja) |
| JP (1) | JP3347522B2 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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| US6735489B1 (en) | 2000-01-14 | 2004-05-11 | Pravin Khurana | Horizontally structured manufacturing process modeling |
| US6839606B2 (en) * | 2001-03-14 | 2005-01-04 | Delphi Technologies, Inc. | Horizontally structured manufacturing process modeling for fixtures and tooling |
| US20020133266A1 (en) * | 2001-03-14 | 2002-09-19 | Landers Diane M. | Horizontally structured manufacturing process modeling for alternate operations, large parts and charted parts |
| US7110849B2 (en) * | 2001-03-14 | 2006-09-19 | Delphi Technologies, Inc. | Horizontally-structured CAD/CAM modeling for virtual fixture and tooling processes |
| US20020133267A1 (en) * | 2001-03-14 | 2002-09-19 | Landers Diane M. | Enhancement to horizontally structured manufacturing process modeling |
| US7308386B2 (en) * | 2001-03-14 | 2007-12-11 | Delphi Technologies, Inc. | Enhancement to horizontally-structured CAD/CAM modeling |
| US6775581B2 (en) * | 2001-03-14 | 2004-08-10 | Delphi Technologies, Inc. | Horizontally-structured CAD/CAM modeling for virtual concurrent product and process design |
| US20020133265A1 (en) * | 2001-03-14 | 2002-09-19 | Landers Diane M. | Horizontally structured manufacturing process modeling for concurrent product and process design |
| US7099804B2 (en) | 2001-03-14 | 2006-08-29 | Delphi Technologies, Inc. | Automated horizontally structured manufacturing process design modeling |
| US7280948B2 (en) * | 2002-01-31 | 2007-10-09 | Delphi Technologies, Inc. | System and method for integrating geometric models |
| US7421363B2 (en) * | 2002-04-26 | 2008-09-02 | Delphi Technologies, Inc. | Method for virtual inspection of virtually machined parts |
| US7024272B2 (en) * | 2002-04-26 | 2006-04-04 | Delphi Technologies, Inc. | Virtual design, inspect and grind optimization process |
| US20030204286A1 (en) * | 2002-04-26 | 2003-10-30 | Thomas Steven M. | Method for modeling complex, three dimensional tool paths through a workpiece |
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| US6985793B2 (en) * | 2003-01-31 | 2006-01-10 | Delphi Technologies, Inc. | Horizontally structured CAD/CAM coordinate system for manufacturing design |
| US7472044B2 (en) * | 2004-03-22 | 2008-12-30 | Delphi Technologies, Inc. | Horizontally structured CAD/CAM modeling-vertical to horizontal conversion |
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| US7428444B2 (en) | 2006-03-30 | 2008-09-23 | Siemens Product Lifecycle Management Software Inc. | Method for under-sizing electrodes for polygonal orbit electric discharge machining |
| CN102566509B (zh) * | 2010-12-09 | 2014-05-07 | 中国科学院沈阳计算技术研究所有限公司 | 基于包络理论的数控加工仿真中通用刀具扫描体生成方法 |
| US8489224B2 (en) * | 2011-02-28 | 2013-07-16 | Solidcam Ltd. | Computerized tool path generation |
| US9690282B2 (en) | 2011-02-28 | 2017-06-27 | Solidcam Ltd. | Computerized tool path generation |
| US9644942B2 (en) * | 2012-11-29 | 2017-05-09 | Mitsubishi Hitachi Power Systems, Ltd. | Method and apparatus for laser projection, and machining method |
| KR101518005B1 (ko) * | 2014-06-30 | 2015-05-06 | 김윤기 | 오차 정보를 이용한 방전프로그램 생성장치, 그 생성방법 및 이를 이용한 방전시스템 |
| WO2018173030A1 (en) | 2017-03-20 | 2018-09-27 | Solidcam Ltd. | Computerized system and method for generating a chatter free milling cnc program for machining a workpiece |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| KR900003123B1 (ko) * | 1985-03-13 | 1990-05-08 | 도시바 기까이 가부시기 가이샤 | 자유표면 평가방법 및 그의 nc 시스템 |
| JPH0766290B2 (ja) * | 1986-06-26 | 1995-07-19 | 東芝機械株式会社 | 工具経路生成方法 |
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| JPH0760336B2 (ja) * | 1988-12-28 | 1995-06-28 | オ−クマ株式会社 | 数値制御装置 |
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-
1995
- 1995-04-11 JP JP11018995A patent/JP3347522B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-04-09 US US08/629,755 patent/US5768136A/en not_active Expired - Lifetime
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