JP3347205B2 - 超音波診断装置および超音波診断装置における画像処理方法 - Google Patents

超音波診断装置および超音波診断装置における画像処理方法

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JP3347205B2
JP3347205B2 JP33850393A JP33850393A JP3347205B2 JP 3347205 B2 JP3347205 B2 JP 3347205B2 JP 33850393 A JP33850393 A JP 33850393A JP 33850393 A JP33850393 A JP 33850393A JP 3347205 B2 JP3347205 B2 JP 3347205B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波診断装置であっ
て、特に、被検体から得られた超音波画像を閾値処理す
ることにより、所望の被検体領域の輪郭を抽出し得るよ
うにした超音波診断装置および、超音波診断装置におけ
る画像処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、3次元画像表示のために表示対象
物体の表面を抽出する技術が特開平4−279156号
公報、特願平5−194873号公報により開示されて
いる。また、超音波診断装置において、診断対象物体の
長さや径を求めるために閾値処理を行なう技術が特開平
3−205041号公報により開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
3−205041号公報では、音線データを閾値と比較
してそれを上回るか否かにより処理を決定する単純な閾
値処理しか行っていないため、表示したい領域の画素値
(信号強度)が低い場合や当該領域にノイズが多い場合
には所望の輪郭線や断層像が得られないという問題が生
じる。このため、特開平4−279156号公報では、
2つの閾値を用いて処理を行うようにしているが、閾値
の数を増加させるだけでは前記問題の本質的解決となら
ず、逆に閾値設定の手間が増加する問題が生じる。一
方、特願平5−194873号公報には、体腔内管腔の
内腔とその壁面とを抽出するために、低信号強度部分の
面積により領域選択する方法が開示されているが、一般
にノイズが大きい場合の領域の分割と選択は困難であ
り、信頼性に欠ける上に、処理に多大な計算時間を要す
るという新たな問題が生じる。
【0004】本発明は、上述した問題に鑑みてなされた
もので、簡単な画像計算処理により、ノイズ等の影響を
受けにくく、かつ、複雑な操作を必要とせずに、所望の
被検体領域の輪郭を抽出し得るようにした超音波診断装
置および超音波診断装置における画像処理方法を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的のため、本発明
は、被検体に超音波を送受波し、得られた音線データに
基づいて前記被検体内の超音波画像を表示する超音波診
断装置において、前記超音波画像の画素を受波音線に沿
って検索する画素検索手段と、前記画素検索手段による
検索の結果、閾値以上の画素値を有する画素が前記検索
の検索方向に所定数以上連続した場合、前記連続する画
素の内の最初の画素を前記超音波画像の輪郭点とし、こ
の輪郭点以前の少なくとも前記閾値を越える画素値を有
する画素をノイズとして消去するとともに、前記輪郭点
以降の画素を前記閾値を越えるか否かに拘わらず前記被
検体内の超音波画像として有効とする処理を行う閾値処
理手段と、を備えたことを特徴とする。上記目的のた
め、本発明は、被検体に超音波を送受波し、得られた音
線データに基づいて前記被検体内の超音波画像を表示す
る超音波診断装置において、前記超音波画像の画素を受
波音線に沿って検索する画素検索手段と、前記画素検索
手段による検索の結果、第1の閾値以上の画素値を有す
る画素が前記検索の検索方向に所定数以上連続した場
合、前記連続する画素の内の最初の画素を前記超音波画
像の第1の輪郭点とするとともに、第2の閾値以下の画
素値を有する画素が前記検索の検索方向に所定数以上連
続した場合、前記連続する画素の内の最初の画素を前記
超音波画像の第2の輪郭点として前記被検体内の超音波
画像の輪郭を抽出する閾値処理手段と、を備えたことを
特徴とする。前記画素検索手段は、前記受波音線に沿っ
た画素の検索を複数回行い、前記閾値処理手段は、前記
画素検索手段が行う複数回の検索の内、2回目以降の検
索により前記第2の輪郭点を抽出することを特徴とす
る。前記画素検索手段は、順次複数の受波音線に沿って
画素の検索を行い、前記検索に応じて、前記閾値処理手
段により得られた前記受波音線毎の複数の輪郭点の位置
を比較し、この比較結果に基づいて前記画素検索手段が
再度検索を行うように制御する輪郭位置比較手段をさら
に備えたことを特徴とする。上記目的のため、本発明
は、被検体に超音波を送受波して得られる音線データに
基づいて前記被検体内の超音波画像を表示する超音波診
断装置における画像処理方法において、前記超音波画像
の画素を受波音線に沿って検索する画素検索工程と、前
記画素検索工程で検索された画素値が閾値以上であるか
否かを検出し、さらに検出された閾値以上の画素値を有
する画素が前記検索の検索方向に所定数以上連続するか
否かを検出する検出工程と、前記検出工程での検出結果
に基づいて、前記連続する画素の内の最初の画素を前記
超音波画像の輪郭点とする輪郭点決定工程と、前記輪郭
点決定工程で求められた輪郭点以前の少なくとも前記閾
値を越える画素値を有する画素をノイズとして消去する
とともに、前記輪郭点以降の画素を前記閾値を越えるか
否かに拘わらず前記被検体内の超音波画像として有効と
する処理を行う閾値処理工程と、を備えたことを特徴と
する。上記目的のため、本発明は、被検体に超音波を送
受波して得られる音線データに基づいて前記被検体内の
超音波画像を表示する超音波診断装置における画像処理
方法において、前記超音波画像の画素を受波音線に沿っ
て検索する画素検索工程と、前記画素検索工程による検
索の結果、第1の閾値以上の画素値を有する画素が前記
検索の検索方向に所定数以上連続した場合、前記連続す
る画素の内の最初の画素を前記超音波画像の第1の輪郭
点とするとともに、第2の閾値以下の画素値を有する画
素が前記検索の検索方向に所定数以上連続した場合、前
記連続する画素の内の最初の画素を前記超音波画像の第
2の輪郭点として前記被検体内の超音波画像の輪郭を抽
出する閾値処理工程と、を備えたことを特徴とする。前
記画素検索工程では、前記受波音線に沿った画素の検索
を複数回行い、前記閾値処理工程では、前記画素検索工
程で行う複数回の検索の内、2回目以降の検索により前
記第2の輪郭点を抽出することを特徴とする。前記画素
検索工程では、順次複数の受波音線に沿って画素の検索
を行い、前記検索に応じて、前記閾値処理工程で得られ
た前記受波音線毎の複数の輪郭点の位置を比較し、この
比較結果に基づいて前記画素検索工程により再度検索を
行うように制御することを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明においては、画素検索手段が超音波画像
の画素を受波音線に沿って検索した結果、閾値以上の画
素値を有する画素が前記検索の検索方向に所定数以上連
続した場合、閾値処理手段が、前記連続する画素の内の
最初の画素を前記超音波画像の輪郭点とし、この輪郭点
以前の少なくとも前記閾値を越える画素値を有する画素
をノイズとして消去するとともに、前記輪郭点以降の画
素を前記閾値を越えるか否かに拘わらず前記被検体内の
超音波画像として有効とする処理を行うから、所望の通
り、被検体領域の輪郭を抽出することができる。本発明
においては、画素検索手段が超音波画像の画素を受波音
線に沿って検索した結果、第1の閾値以上の画素値を有
する画素が前記検索の検索方向に所定数以上連続した場
合、閾値処理手段が、前記連続する画素の内の最初の画
素を前記超音波画像の第1の輪郭点とし、さらに、第2
の閾値以下の画素値を有する画素が前記検索の検索方向
に所定数以上連続した場合、閾値処理手段が、前記連続
する画素の内の最初の画素を前記超音波画像の第2の輪
郭点として前記被検体内の超音波画像の輪郭を抽出する
から、所望の通り、被検体領域の輪郭を抽出することが
できる。本発明においては、画素検索工程では、超音波
画像の画素を受波音線に沿って検索し、検出工程では、
前記画素検索工程で検索された画素値が閾値以上である
か否かを検出した後に、さらに検出された閾値以上の画
素値を有する画素が前記検索の検索方向に所定数以上連
続するか否かを検出し、輪郭点決定工程では、前記検出
工程での検出結果に基づいて、前記連続する画素の内の
最初の画素を前記超音波画像の輪郭点とし、閾値処理工
程では、前記輪郭点決定工程で求められた輪郭点以前の
少なくとも前記閾値を越える画素値を有する画素をノイ
ズとして消去するとともに、前記輪郭点以降の画素を前
記閾値を越えるか否かに拘わらず前記被検体内の超音波
画像として有効とする処理を行うから、所望の通り、被
検体領域の輪郭を抽出することができる。本発明におい
ては、画素検索工程では、超音波画像の画素を受波音線
に沿って検索し、閾値処理工程では、前記画素検索工程
による検索の結果、第1の閾値以上の画素値を有する画
素が前記検索の検索方向に所定数以上連続した場合、前
記連続する画素の内の最初の画素を前記超音波画像の第
1の輪郭点とするとともに、第2の閾値以下の画素値を
有する画素が前記検索の検索方向に所定数以上連続した
場合、前記連続する画素の内の最初の画素を前記超音波
画像の第2の輪郭点として前記被検体内の超音波画像の
輪郭を抽出するから、所望の通り、被検体領域の輪郭を
抽出することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。図1は本発明の第1実施例の超音波診断装置
の全体構成を示すブロック図である。本実施例の超音波
診断装置は、超音波の送受信およびリアルタイムのエコ
ー画像(断層像)の表示を行う超音波観測部1と、超音
波観測部1で得られた音線データ(エコーデータ)に基
づいて3次元画像表示のための画像処理を行う画像処理
部2とを具える。この超音波診断装置の超音波観測部1
には、超音波を送受波する超音波振動子(トランスデュ
ーサ)を有する超音波プローブ3と、この超音波プロー
ブ3を駆動する駆動部4とを接続する。
【0008】超音波観測部1は、駆動部4に対し超音波
を送受信する送受信部5と、送受信部5で取り込まれた
エコーデータを記憶するフレームメモリ6と、フレーム
メモリ6に格納された一走査毎の音線データを所望のテ
レビジョン方式の画像データに変換するディジタルスキ
ャンコンバータ(DSC)7と、DSC7の出力のディ
ジタル画像信号をアナログ信号に変換するD/Aコンバ
ータ8と、D/Aコンバータ8の出力画像信号を入力さ
れてリアルタイムのエコー画像の表示を行うモニタ9
と、駆動部4、送受信部5、フレームメモリ6等の各部
の制御を行うシステムコントローラ10とを具えて成
る。
【0009】この超音波診断装置は、超音波観測を行う
際には、超音波プローブ3を体腔内に挿入し、システム
コントローラ10の制御に基づき送受信部5および駆動
部4により超音波プローブ3をリニア/ラジアル方向に
駆動して生体内へ超音波を送受波することにより、体腔
内の3次元領域のエコーデータを取り込むようにしてい
る。得られたエコーデータは、フレームメモリ6に格納
された後、DSC7、D/Aコンバータ8を経てモニタ
9に送信されて、リアルタイムのエコー画像(超音波観
察画像)として表示される。また、同時に、DSC7の
前段からディジタル信号として連続した複数の2次元画
像(体腔断層像)データ分の音線データの形態で画像処
理部2へ送信される。このとき、2次元画像データの画
像サイズや画像間の距離等の付帯データも同時に画像処
理部2に送信される。
【0010】画像処理部2は、画像処理等の制御を行う
CPU11と、各画像処理結果のデータ等を記憶する主
記憶装置12と、超音波観測部1からの画像データ等を
3次元的に記憶する3次元データ記憶手段としての画像
データ記憶装置13と、音線データを所望のテレビジョ
ンデータに変更するDSC処理、表面抽出処理、陰影付
け処理、表面合成処理、投影変換処理、輪郭位置計算処
理等の各演算処理を高速で行うための演算処理プロセッ
サ14と、処理プログラムやバックアップデータ等の情
報を記憶する外部記憶装置15と、キーボード等の操作
用端末16と、画像表示領域の設定、閾値の設定等の入
力指示を行う断面位置設定手段としてのトラックボール
17と、画像処理後のデータを一時記憶するフレームバ
ッファ18と、フレームバッファ18の出力のディジタ
ル画像信号をアナログ信号に変換するD/Aコンバータ
19と、D/Aコンバータ19の出力画像信号を入力さ
れて画像処理後の3次元画像の表示を行うモニタ20と
を具えて成る。上記画像処理部2の各構成部は、データ
転送バス21を介して接続されており、画像データ等の
受け渡しを行い得るようになっている。
【0011】上記画像処理部2では、送信された画像デ
ータおよび付帯データは、画像データ記憶装置13に、
連続した複数の2次元画像として、取り込まれた順序で
書き込まれる。この画像データ記憶装置13に記憶され
た画像データおよび付帯データに基づいて、演算処理プ
ロセッサ14によってDSC処理、表面抽出処理、陰影
付け処理、表面合成処理、投影変換処理、輪郭位置計算
処理等の画像演算処理が行われる。この演算処理の結果
得られた画像データは、フレームバッファ18に送信さ
れて一時記憶され、その後、D/Aコンバータ19を経
てモニタ20に送出されてエコーデータに基づく3次元
の超音波観察画像が表示される。
【0012】次に、図2(a)〜(c)により本実施例
の閾値処理を従来例と比較しながら説明する。図2
(a)は、原画像上の1音線データ(以下、原画像と称
する)を例示する図であり、図2および後述する図2
(b),(c)において、縦軸を原画像の画素値とし、
横軸を音線上の画素位置(以下、x軸と称する)とす
る。なお、図2(a)では音線のトランスデューサ側の
端点から多重エコーの終了する点までは処理の対象外と
して表示せず、音線上の位置の軸(横軸)の原点は多重
エコーの終了する点としてある。
【0013】図2(b)は、従来例の閾値処理を行った
原画像上の1音線データを例示する図である。従来例で
は、原画像上の閾値SK1以下の画素の画素値を0と
し、閾値SK1以上の画素値はそのままにして処理画像
(音線)を得るようにしている。しかし、この方法で
は、図2(a)の閾値SK以上の画素値を有するノイズ
P1がそのままQ1として残るとともに、図2(a)の
管腔壁上の閾値SK以下の画素値を有する点P4、P5
が閾値処理の結果、図2(b)のQ4,Q5のように0
となってしまう。
【0014】一方、本実施例では、本実施例による閾値
処理を行った原画像上の1音線データを例示する図であ
る図2(c)に示すように、音線のトランスデューサ側
の原点0からx軸に沿って原画像の画素検索を開始し、
図2(a)の点P2、P3のように閾値SK以上の点が
最初に2点以上連続する場合に、検索方向に対する最初
の点P2を図2(c)に示すように輪郭位置(輪郭点)
R2とする。そして、音線のトランスデューサ側の原点
0から輪郭位置(R2)までを管腔内の水と見なし、そ
の間の画素値を0とする。また、輪郭位置(R2)以降
の検索方向(図示右方向)全ての点の画素値はすべてそ
のままの値とする。したがって、図2(a)の閾値SK
以下の点P4、P5は、上記処理後もR4、R5として
元の値を維持することになり、孤立点状のノイズP1は
消去されて画素値0の点R1となる。
【0015】以上のような処理の結果、音線のトランス
デューサ側の原点0から輪郭位置までの体腔内の水に相
当するデータは消去され、輪郭位置以降のデータは閾値
に拘らず保存され、輪郭位置以前の孤立点状のノイズの
データは消去されるようになり、所望の閾値処理および
輪郭位置抽出が可能となる。
【0016】なお、本実施例では、閾値処理を行う際に
閾値以下の画素の画素値を0としたが、他の値として
も、画素を表示しない処理を行うようにしてもよい。ま
た、輪郭位置以降の画素値をすべてそのままの値とした
が、これらの画素値をすべて1として、いわゆるマスク
処理に用いるようにしてもよい。さらに、本実施例では
連続した2点の画素値が閾値以上である場合の検索方向
の最初の点を輪郭位置としたが、連続する点の数を3以
上にしてもよく、また、輪郭位置を最初の点とせずに他
の適切な点としてもよい。
【0017】図3は、本発明の第2実施例の超音波診断
装置における輪郭位置抽出を説明するための図であり、
図3には管腔壁1に胃壁のヒダなどの突起物2がある場
合の音線データ(A,B,・・・,Z)が例示されてい
る。この第2実施例は、上記第1実施例を一部変更した
ものであり、第1実施例と重複する部分については説明
を省略する。
【0018】図4は第2実施例において閾値処理の前に
実施する前処理のフローチャートである。まず、図4の
ステップ501で、上記第1実施例の処理、すなわち全
音線について輪郭位置の抽出を行い(このステップ50
1において抽出される輪郭位置を第1輪郭位置と称
す)、ステップ502で隣接音線との輪郭位置の比較を
全ての音線について行い、ステップ503で輪郭位置の
差の絶対値Δx1を計算して、このΔx1と予め設定し
た所定値d1(本実施例ではd1=5画素とする)とを
比較して、第1輪郭位置の差Δx1がd1以上の音線の
組合わせ(2本で1組)を再検索する対象に決定する。
【0019】上記再検索の対象となる音線の例として
は、図3の場合、音線A,Bが該当し、それらの第1輪
郭位置A1,B1との差Δx1は図6に示すようにな
る。図6には、図3の音線データA、Bの各データを表
わすグラフと、該グラフ上の上り輪郭位置A1,B1,
B3および下り輪郭位置B2と、第1の閾値SK1と、
第2の閾値SK2とが示されている。ここで、上記の音
線の組合わせの中で第1輪郭位置の大きい(xの値が大
きい)方を基準音線と称し、小さい方を再処理音線と称
す。また、再処理音線から見て基準音線の反対側に位置
する音線も以下に述べる終了条件に達するまでは再処理
音線と称す。
【0020】次に、前記図4の前処理の終了後に実施す
る本実施例の音線の処理を図5および図6に基づき図3
を例にして説明する。図5は、基準音線から再処理音線
の方向に順に各音線を処理する方法を示しており、図3
においては基準音線はA、再処理音線はBであるので、
図5に示す処理は、音線Bから始めて順次、音線C,
D,・・・のように終了条件に達するまで行うことに対
応している。なお、以下の処理において、音線検索は第
1実施例と同様に全てx軸の正の方向へ向かって行うも
のとし、また、第1の閾値SK1以上の画素値を有する
点(画素)が最初に2点以上連続する場合の連続2点の
最初の点を上り輪郭位置と称し、第2の閾値SK2以下
の画素値を有する点(画素)が最初に2点以上連続する
場合の連続2点の最初の点を下り輪郭位置と称す。ま
た、図5の処理において、基準音線の第1輪郭位置から
再処理音線の検索画素の位置を引いた差をΔx2と定義
し、上記のごとく定義および検索(再検索)されたΔx
2を常に所定値d2と比較して、Δx2>d2の条件を
満たす場合のみ同一音線再検索を続行し、上記条件外の
場合は次の音線処理または終了処理を行うものとする。
なお、本実施例ではd2=−10画素とする。
【0021】図5のステップ601では、音線Bの第1
の輪郭位置B1から音線の再検索を開始する。ステップ
602では下り輪郭位置の検索を行い、Δx2>d2を
満たす下り輪郭位置B2を検出し、ステップ603で
は、下り輪郭位置B2を検出した後処理として輪郭位置
数の更新を行い、この場合、輪郭位置数を2とする。ス
テップ604では、上り輪郭位置の検索を行い、上記上
り輪郭位置の定義を満たすB3を検出し、ステップ60
5では上り輪郭位置B3を検出した後処理として輪郭位
置数の更新を行い、この場合、輪郭位置数を3とする。
そして、処理をステップ601以降に戻し、2回目の音
線の再検索を行う。
【0022】この再検索において、Δx2>d2の条件
を満たす場合には上記処理を繰返し、Δx2>d2を満
たさない場合には、処理をステップ606以降に進めて
次の音線の処理を行う。ステップ606では、輪郭位置
数が2以上になったか否かを判定し、2以上であれば処
理をステップ607に進め、2未満であれば処理を終了
する。ステップ607では、Δx2の算出のために使用
した基準音線の第1輪郭位置(または前の処理音線の最
後の輪郭位置)を(現在の)処理音線の最後の輪郭位置
で置き換える。その後、処理を再びステップ601以降
に戻し、次の音線の処理に移行する。
【0023】本実施例の場合、音線Bでは2回目のステ
ップ602の処理でΔx2<d2となり、その前段階
(1回目)のステップ606において輪郭位置数≧2と
なるため、ステップ607でA1をB3に置き換えた
後、次の音線Cの処理を行うことになる。以下、順次、
音線C,D,E,Fまで処理をおこない、音線Fでは輪
郭位置が1点だけであるため、その時点で処理を終了す
る。
【0024】この結果、図3に示すように、第1の上り
輪郭位置B1〜F1、第1の下り輪郭位置B2〜E2に
対応する第2の上り輪郭位置B3〜E3が得られ、これ
らを夫々、B1〜F1の間、B2〜E2の間、B3〜E
3の間で順に結ぶことにより、突起物2の輪郭および、
突起物2の陰に位置していた管腔壁1の輪郭を抽出する
ことができる。また、原点から第1の上り輪郭位置まで
の間および下り輪郭位置から次の上り輪郭位置までの間
の画素の画素値を閾値以下と見なし0に置き換えること
により、水信号および孤立点状のノイズが消去される。
【0025】以上の処理の結果、管腔壁に胃壁のヒダな
どの突起物や大きな浮遊物がある等の複雑な形状を有す
る診断対象物体についても、上り輪郭位置および次の下
り輪郭位置までの間のデータは閾値と無関係に保存され
る。また、下り輪郭位置から次の上り輪郭位置までの間
を水信号として閾値処理することにより、孤立点状のノ
イズは消去され、所望の閾値処理および輪郭位置抽出が
可能になる。
【0026】なお、上記実施例では所定値d1=5画
素、d2=−10画素としたが、この値を他の値として
もよく、画素の大きさや音線密度、被検体に応じて最適
の値となるように変更してもよい。
【0027】図7は本発明の第3実施例の超音波診断装
置の全体構成を示すブロック図である。本実施例の超音
波診断装置は、汎用超音波観測装置51に、超音波画像
を表示するためのCRT52と、通常超音波プローブ5
3または3次元超音波専用プローブ54と、通常(2次
元)超音波プローブ53または3次元超音波専用プロー
ブ54を駆動制御する制御ユニット55と、汎用超音波
観測装置51の画像出力を取り込んで3次元画像を構築
する3次元構築ユニット56とを接続し、さらに、3次
元構築ユニット56には3次元構築された画像を表示す
るCRT57と、コマンド操作入力を行うキーボード6
6とを接続して構成する。汎用超音波観測装置51に
は、通常超音波プローブ53または3次元超音波専用プ
ローブ54内に設置したモータ58(図8参照)のため
の直流電源59を設ける。なお、通常超音波プローブ5
3は制御ユニット55の2次元専用コネクタ55aのみ
に接続されているが、3次元超音波専用プローブ54は
2次元専用コネクタ55aおよび3次元専用コネクタ5
5bの双方に接続されている。
【0028】また、汎用超音波観測装置51内には、図
8に示す制御回路60を設け、制御回路60からの指令
によりフリーズスイッチ61のON/OFFに応じて直
流電源59の電源の接断を行うリレー62を直流電源5
9と直列に接続し、前記電源を通常超音波プローブ53
または3次元超音波専用プローブ54に出力する。直流
電源5は、汎用超音波観測装置51の電源を通常超音波
プローブ53または3次元超音波専用プローブ54に伝
達するとともに、抵抗63、ホトカプラ64の入力側を
並列接続されている。ホトカプラ64の出力側はフリー
ズ制御回路65を介して3次元構築ユニット56に接続
する。通常超音波プローブ53または3次元超音波専用
プローブ54内にフリーズスイッチ67を設け、制御ユ
ニット55を介して汎用超音波観測装置51に接続す
る。
【0029】次に、本実施例の動作を説明する。制御ユ
ニット55を動作させない場合には、通常超音波プロー
ブ53または3次元超音波専用プローブ54は汎用超音
波観測装置51に直接接続される。このとき、汎用超音
波観測装置51内の直流電源59を用いてモータ58を
回転駆動することにより汎用超音波観測装置51で超音
波画像を作成し、CRT52に表示する。その際、フリ
ーズスイッチ61またはフリーズスイッチ67のどちら
でもフリーズ制御が可能である。フリーズスイッチ6
1,67のON/OFF状態は制御回路60に入力さ
れ、リレー62を制御する。この場合、フリーズスイッ
チ61,67は単純にON/OFF動作を行うだけであ
り、実際のフリーズON/OFFの状態を拘束するもの
ではなく、使用者がCRT52に表示された画像を見な
がらフリーズスイッチ61,67の何れか一方を制御し
て所望の状態に変更することができる。
【0030】しかし、3次元構築ユニット56を用いて
3次元画像を表示する場合に、通常超音波プローブ53
または3次元超音波専用プローブ54がフリーズされて
いた場合には、フリーズを解除する必要がある。このた
め、制御ユニット55を汎用超音波観測装置51と通常
超音波プローブ53または3次元超音波専用プローブ5
4との間に接続して、汎用超音波観測装置51の直流電
源59の出力状態を検出する必要があるので、汎用超音
波観測装置51の直流電源59を出力は抵抗63により
電流制限して、ホトカプラ64に入力する。
【0031】ここで、フリーズが解除され、超音波画像
の取り込みが可能な状態、すなわちリレー62がONに
なっている場合には、ホトカプラ64の出力側がONさ
れ、フリーズ制御回路65に対しモータ58が駆動中で
あることを示す情報が入力される。一方、リレー62が
OFFであれば、制御回路65に対しモータ8が非駆動
中であるので、3次画像の取り込みに当ってはフリーズ
を解除する必要がある。このとき、キーボード66から
3次元構築ユニット56に対し3次元画像の取り込み開
始指令を入力すると、3次元構築ユニット56を経由し
て制御回路65が制御され、常にフリーズ解除の状態と
なる。
【0032】ところで、従来においては、2次元用およ
び3次元用プローブを交換使用する際には夫々の制御ユ
ニットを交換していたが、この第3実施例では、通常超
音波プローブ53または3次元超音波専用プローブ54
と、汎用超音波観測装置51との間に制御ユニット55
を設けたので、制御ユニットの交換を行わずに通常超音
波プローブ53、3次元超音波専用プローブ54を交換
するだけで夫々の診断が可能になり、操作性が向上し
た。さらに、3次元超音波専用プローブ54に対する制
御が容易になった。
【0033】図9は本発明の第4実施例の超音波診断装
置の全体構成を示すブロック図であり、第3実施例と同
一の部分には同一符号を付けてある。本実施例の超音波
診断装置は、通常超音波プローブ53または3次元超音
波専用プローブ54内に単板振動子68,69を設け、
単板振動子68,69を図示しないモータにより回転制
御し、エンコーダ70で位置検出し、汎用超音波観測装
置51内の超音波送受信回路71に位置検出情報を入力
する。超音波送受信回路71を制御ユニット55内の振
動子送受信駆動回路72a〜72dに接続する。
【0034】制御ユニット55内には振動子送受信駆動
回路72a〜72dの選択回路(選択スイッチ)73を
設け,選択回路73に対応させて通常超音波プローブ5
3または3次元超音波専用プローブ54内に選択回路7
4を設け、選択回路73,74を制御ユニット55内に
設けた選択制御回路75に接続する。選択制御回路75
にはさらに、通常超音波プローブ53または3次元超音
波専用プローブ54の周波数選択スイッチ76を接続し
てその状態を表わす信号を入力するとともに、3次元構
築ユニット56の制御信号を入力し、選択制御回路75
の出力信号を汎用超音波観測装置51内の周波数制御回
路77に入力する。周波数制御回路77は超音波送受信
回路71に補正信号を出力する。
【0035】次に、本実施例の動作を説明する。周波数
制御回路77または3次元構築ユニット56を経由して
キーボード16からの入力により通常超音波プローブ5
3または3次元超音波専用プローブ54の単板振動子6
8,69を切り換えると、選択制御回路75により選択
回路74,73が切り換えられ、周波数に応じた最適の
駆動状態および受信状態を実現するように振動子送受信
駆動回路72a〜72dの何れか1つが選択され、それ
が超音波送受信回路71に接続される。超音波送受信回
路71は、エンコーダ70からの信号に同期して、超音
波の送受信を行う。また、選択制御回路75は、周波数
制御回路77に対し周波数コードを出力し、CRT52
へ周波数コードを表示するとともに、周波数に応じた補
正を超音波送受信回路71に指示する。
【0036】この第4実施例は、上記際3実施例と同様
の作用効果が得られる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、簡
単な画像計算処理でノイズなどの影響を受けにくく、複
雑な走査を必要とせずに所期の被検体領域の輪郭を抽出
することが可能となる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の超音波診断装置の全体構
成を示すブロック図である。
【図2】(a)〜(c)は第1本実施例の閾値処理を従
来例と比較しながら説明する図である。
【図3】本発明の第2実施例の超音波診断装置における
輪郭位置抽出を説明するための図である。
【図4】第2実施例において閾値処理の前に実施する前
処理のフローチャートである。
【図5】第2実施例のおいて図4の前処理の終了後に実
施する音線の処理のフローチャートである。
【図6】第2実施例における音線の再検索を説明するた
めの図である。
【図7】本発明の第3実施例の超音波診断装置の全体構
成を示すブロック図である。
【図8】第3実施例の各装置の内部の詳細図である。
【図9】本発明の第4実施例の超音波診断装置の全体構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 超音波観測部 2 画像処理部 3 超音波プローブ 4 駆動部 5 送受信部 6 フレームメモリ 7 ディジタルスキャンコンバータ(DSC) 8 D/Aコンバータ 9 モニタ 10 システムコントローラ 11 CPU 12 主記憶装置 13 画像データ記憶装置 14 演算処理プロセッサ 15 外部記憶装置 16 操作用端末 17 トラックボール 18 フレームバッファ 19 D/Aコンバータ 20 モニタ 21 転送バス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 8/00 - 8/15 G06T 1/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体に超音波を送受波し、得られた音
    線データに基づいて前記被検体内の超音波画像を表示す
    る超音波診断装置において、 前記超音波画像の画素を受波音線に沿って検索する画素
    検索手段と、 前記画素検索手段による検索の結果、閾値以上の画素値
    を有する画素が前記検索の検索方向に所定数以上連続し
    た場合、前記連続する画素の内の最初の画素を前記超音
    波画像の輪郭点とし、この輪郭点以前の少なくとも前記
    閾値を越える画素値を有する画素をノイズとして消去す
    るとともに、前記輪郭点以降の画素を前記閾値を越える
    か否かに拘わらず前記被検体内の超音波画像として有効
    とする処理を行う閾値処理手段と、を備えたことを特徴
    とする超音波診断装置。
  2. 【請求項2】 被検体に超音波を送受波し、得られた音
    線データに基づいて前記被検体内の超音波画像を表示す
    る超音波診断装置において、 前記超音波画像の画素を受波音線に沿って検索する画素
    検索手段と、 前記画素検索手段による検索の結果、第1の閾値以上の
    画素値を有する画素が前記検索の検索方向に所定数以上
    連続した場合、前記連続する画素の内の最初の画素を前
    記超音波画像の第1の輪郭点とするとともに、第2の閾
    値以下の画素値を有する画素が前記検索の検索方向に所
    定数以上連続した場合、前記連続する画素の内の最初の
    画素を前記超音波画像の第2の輪郭点として前記被検体
    内の超音波画像の輪郭を抽出する閾値処理手段と、を備
    えたことを特徴とする超音波診断装置。
  3. 【請求項3】 前記画素検索手段は、前記受波音線に沿
    った画素の検索を複数回行い、 前記閾値処理手段は、前記画素検索手段が行う複数回の
    検索の内、2回目以降の検索により前記第2の輪郭点を
    抽出することを特徴とする請求項2記載の超音波診断装
    置。
  4. 【請求項4】 前記画素検索手段は、順次複数の受波音
    線に沿って画素の検索を行い、 前記検索に応じて、前記閾値処理手段により得られた前
    記受波音線毎の複数の輪郭点の位置を比較し、この比較
    結果に基づいて前記画素検索手段が再度検索を行うよう
    に制御する輪郭位置比較手段をさらに備えたことを特徴
    とする請求項2または3記載の超音波診断装置。
  5. 【請求項5】 被検体に超音波を送受波して得られる音
    線データに基づいて前記被検体内の超音波画像を表示す
    る超音波診断装置における画像処理方法において、 前記超音波画像の画素を受波音線に沿って検索する画素
    検索工程と、 前記画素検索工程で検索された画素値が閾値以上である
    か否かを検出し、さらに検出された閾値以上の画素値を
    有する画素が前記検索の検索方向に所定数以上連続する
    か否かを検出する検出工程と、 前記検出工程での検出結果に基づいて、前記連続する画
    素の内の最初の画素を前記超音波画像の輪郭点とする輪
    郭点決定工程と、 前記輪郭点決定工程で求められた輪郭点以前の少なくと
    も前記閾値を越える画素値を有する画素をノイズとして
    消去するとともに、前記輪郭点以降の画素を前記閾値を
    越えるか否かに拘わらず前記被検体内の超音波画像とし
    て有効とする処理を行う閾値処理工程と、を備えたこと
    を特徴とする超音波診断装置における画像処理方法。
  6. 【請求項6】 被検体に超音波を送受波して得られる音
    線データに基づいて前記被検体内の超音波画像を表示す
    る超音波診断装置における画像処理方法において、 前記超音波画像の画素を受波音線に沿って検索する画素
    検索工程と、 前記画素検索工程による検索の結果、第1の閾値以上の
    画素値を有する画素が前記検索の検索方向に所定数以上
    連続した場合、前記連続する画素の内の最初の画素を前
    記超音波画像の第1の輪郭点とするとともに、第2の閾
    値以下の画素値を有する画素が前記検索の検索方向に所
    定数以上連続した場合、前記連続する画素の内の最初の
    画素を前記超音波画像の第2の輪郭点として前記被検体
    内の超音波画像の輪郭を抽出する閾値処理工程と、を備
    えたことを特徴とする超音波診断装置における画像処理
    方法。
  7. 【請求項7】 前記画素検索工程では、前記受波音線に
    沿った画素の検索を複数回行い、 前記閾値処理工程では、前記画素検索工程で行う複数回
    の検索の内、2回目以降の検索により前記第2の輪郭点
    を抽出することを特徴とする請求項6記載の超音波診断
    装置における画像処理方法。
  8. 【請求項8】 前記画素検索工程では、順次複数の受波
    音線に沿って画素の検索を行い、 前記検索に応じて、前記閾値処理工程で得られた前記受
    波音線毎の複数の輪郭点の位置を比較し、この比較結果
    に基づいて前記画素検索工程により再度検索を行うよう
    に制御することを特徴とする請求項6または7記載の超
    音波診断装置における画像処理方法。
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