JP2000296129A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JP2000296129A
JP2000296129A JP11105853A JP10585399A JP2000296129A JP 2000296129 A JP2000296129 A JP 2000296129A JP 11105853 A JP11105853 A JP 11105853A JP 10585399 A JP10585399 A JP 10585399A JP 2000296129 A JP2000296129 A JP 2000296129A
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linear
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JP11105853A
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Yoshiaki Sato
良彰 佐藤
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示しているラジアル画像、リニア画像を有
効に利用して、計測機能を行う時間と労力を大幅に低減
できる超音波診断装置を提供する。 【解決手段】 ラジアル画像6とリニア画像7におい
て、各々計測対象領域のトレース線Ls1、Ls2を引
き、ラジアル画像6の切断線rに対応する位置P1のリ
ニア画像7に切断線lが表示される状態で、切断線の位
置をP1からP2に移動する操作を行うことにより、画
像計測部はトレース線Ls1における切断線rで区切ら
れる線分の長さl1及びその中点m1のy座標値y1
と、トレース線Ls2側での対応する線分の長さl2と
その中点m2のy座標値y2を求め、長さl1、l2の
線分比等を用いた変換式により、ラジアル画像6中にト
レース線Ls1と相似なトレース線の各(x、y)座標
値を決定して描画することにより、各々のラジアル画像
毎にトレース線を引く手間等を不要にして、体積算出を
可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は超音波を送受信して
超音波診断するための超音波断層画像を得る超音波診断
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から超音波を送受信する超音波振動
子(トランスデューサ)を体腔内へ挿入し、超音波振動
子のスパイラルスキャンが行えるような手段を備えた超
音波プローブ、及びこの超音波プローブを駆動する駆動
部を有する超音波診断装置が知られている。
【0003】図22にその動作原理を示す。すなわち、
超音波プローブ1内には超音波振動子2が備えられ、超
音波振動子2は矢印3の方向に回転しながら超音波を送
受波する事により、超音波プローブ1の軸方向4(図2
2中の座標軸5に従うとZ軸方向)に垂直な断面の超音
波画像(以降ラジアル画像6と記す)を得る。
【0004】さらに超音波振動子2は、矢印4の方向に
PaからPbの位置まで、所定のピッチ単位でリニア状
に走査する。その結果、超音波診断装置は1からn番目
までの、所定のピッチ毎のラジアル画像6を得ることが
できる。得られたラジアル画像6は超音波診断装置のメ
モリ空間に図23の如く格納され、さらに前記メモリ空
間からラジアル画像6及びリニア画像7の形式でデータ
が読み出され、超音波診断装置の画像表示部に図24の
ように表示される。
【0005】画像表示部では、ラジアル画像6及びリニ
ア画像7とともに切断線r、切断線lが表示されてい
る。すなわち、ラジアル画像に表示された切断線rの位
置に対応したリニア画像が表示され、かつリニア画像7
に表示された切断線lの位置に対応したラジアル画像が
表示される、という関係を保っている。また、切断線
r、lはユーザの操作で位置を変更することが可能であ
り、変更された位置に対応したラジアル画像、リニア画
像が表示される。
【0006】こうした超音波診断装置では、得られた超
音波画像に対して関心領域の体積計測機能を有してい
る。図25(A)〜(D)にその計測原理を示す。図2
5(A)に示すように複数のラジアル画像6から選択し
た各ラジアル画像6に対してトレース線を描くことによ
り関心領域の断面積S1〜S4を計測し、各断面積S1
〜S4および各ラジアル画像6の間隔L1〜L3から図
25(B)或いは下記に示す(12)式により関心領域
の体積Vを算出する。
【0007】この場合、手元側(t)とプローブ先端側
(b)が図25(A)であるとした場合、最初に手元側
の断面積S1を用いてプローブ先端側(b)に沿って体
積Vbを求めたもの(図25(C)参照)と、最初に先
端側の断面積S4を用いて手元側(t)に沿って体積V
tを求めたもの(図25(D)参照)との平均をして、
体積Vを求める。
【0008】 つまり、Vb=S1×L1+S2×L2+S3×L3 Vt=S4×L3+S2×L2+S2×L1 …(12) V=(Vb+Vt)/2 により体積Vを求める。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この体積計測機能にお
いて、画像表示部に表示されたリニア画像(図24の
7)が有効に利用されていないため、ユーザは切断線l
(図24の9)を移動させてラジアル画像を選択し、選
択されたラジアル画像の一枚一枚に対してトレース線を
引く作業を行わなければならず、これは多大な時間と労
力を必要としていた。
【0010】(発明の目的)本発明は、上述した点に鑑
みてなされたもので、表示しているラジアル画像、リニ
ア画像を有効に利用して、計測機能を行う時間と労力を
大幅に低減できる超音波診断装置を提供することを目的
としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】被検体に対して3次元の
超音波走査を行い、該超音波走査により得られた3次元
領域の超音波データを用いて、被検体のラジアル断層画
像と、リニア断層画像とを表示可能で、指定された複数
の領域から体積を算出する機能を備えた超音波診断装置
において、ラジアル断層画像とリニア断層画像に計測対
象となる第1の領域及び第2の領域を設定する領域設定
手段と、前記リニア断層画像上で指定される任意の位置
に対応して、前記ラジアル断層画像上で前記第1の領域
に対応する領域を決定するための変換手段と、前記リニ
ア断層画像上で指定される1つ以上の各位置に対応し
て、前記変換手段を用いて前記ラジアル断層画像上に第
3の領域を決定する手段と、を設けたことにより、リニ
ア断層画像上で単に位置を指定することにより変換手段
を用いて自動的に第3の領域を決定でき、所望とする体
積計測を手間をかけることなく簡単に行うことができる
ようにしている。
【0012】また、被検体に対して3次元の超音波走査
を行い、該超音波走査により得られた3次元領域の超音
波データを用いて、被検体のラジアル断層画像と、リニ
ア断層画像とを表示可能で、指定された複数の領域から
体積を算出する機能を備えた超音波診断装置において、
ラジアル断層画像とリニア断層画像に計測対象となる第
1の領域及び第2の領域を設定する領域設定手段と、前
記ラジアル断層画像上で指定される任意の位置に対応し
て、前記リニア断層画像上で前記第2の領域に対応する
領域を決定するための変換手段と、前記ラジアル断層画
像上で指定される1つ以上の各位置に対応して、前記変
換手段を用いて前記リニア断層画像上に第3の領域を決
定する手段と、を設けたことにより、ラジアル断層画像
上で単に位置を指定することにより変換手段を用いて自
動的に第3の領域を決定でき、所望とする体積計測を手
間をかけることなく簡単に行うことができるようにして
いる。
【0013】また、被検体に対して3次元の走査を行
い、該走査により得られた3次元領域のデータを用い
て、被検体のラジアル断層画像と、リニア断層画像とを
表示し、指定された複数の領域から体積を算出する3次
元画像データからの体積算出方法において、ラジアル断
層画像とリニア断層画像に計測対象となる第1の領域及
び第2の領域を設定する第1のステップと、前記リニア
断層画像上で指定される位置に対応して、前記ラジアル
断層画像上で前記第1の領域に対応する第3の領域を決
定するための変換手段を用いて前記ラジアル断層画像上
で指定される各位置に対応して第3の領域を描画する
か、前記ラジアル断層画像上で指定される位置に対応し
て、前記リニア断層画像上で前記第2の領域に対応する
第3の領域を決定するための変換手段を用いて前記ラジ
アル断層画像上で指定される各位置に対応して第3の領
域を設定する第2のステップと、前記第1及び第2のス
テップで設定された複数の領域の面積を算出してから体
積を算出する第3のステップと、を具備したことによ
り、リニア断層画像上で或いはラジアル断層画像上で、
単に位置を指定することにより変換手段を用いて自動的
に第3の領域を決定でき、所望とする体積計測を手間を
かけることなく簡単に行うことができるようにしてい
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図16は本発明の第1
の実施の形態に係り、図1は第1の実施の形態の超音波
診断装置の全体構成を示し、図2は画像表示用モニタに
表示される超音波画像を示し、図3は切断線をP1から
P2に移動した場合におけるトレース線を切断する線分
の長さ及び中点を計測する処理内容を示し、図4はさら
にP2の位置の線分の長さを持つ相似形のトレース線を
表示した状態を示し、図5は切断線をP1からP2、P
3、…、Pnと動かした状態を示し、図6は画像表示用
モニタに表示される超音波画像において、ラジアル画像
側で切断線をP1からP2に移動した場合を示し、図7
は図6の場合における画像計測部による線分の長さ及び
中点を計測する処理内容を示し、図8はサーフェスレン
ダリング描画機能の動作手順を示し、図9は画像表示用
モニタに表示される超音波画像における管腔部と組織部
とを示し、図10はしきい値により境界点の画素が検出
された各ラジアル画像から3次元的な境界面をもつ画像
を構築する様子を示し、図11はノイズを含むラジアル
画像で第1番目の走査手順の説明図を示し、図12は図
11における要部を拡大して第2番目の走査手順の説明
図を示し、図13は第3番目の走査手順の説明図を示
し、図14は画素のモデル図を示し、図15は管腔部と
組織部との境界を検出した結果を示し、図16は管腔部
と組織部とが交差した例を示す。
【0015】図1に示す本発明の第1の実施の形態の超
音波診断装置13は、体腔内に挿入され、超音波の送受
信を行う超音波振動子(トランスデューサ)2を内蔵し
た超音波プローブ1と、この超音波プローブ1と接続さ
れ、超音波の送受信によりエコー画像を取得する超音波
画像取得部14と、この超音波画像取得部14で有られ
たエコーデータを2次元又は3次元画像で画像表示する
ための画像処理を行う画像処理部15とを有している。
【0016】上記超音波プローブ1は体腔内に挿入され
る挿入部16内に雄ネジ17を挿通し、その先端に超音
波振動子2を取付け、この雄ネジ17の後端を雌ネジで
回動自在に支持した状態で、雄ネジ17の後端を駆動部
18で駆動することにより、その先端に取り付けた超音
波振動子2をスパイラル状に回転駆動して挿入部16の
軸方向とこれに垂直な面での放射状方向の走査を行える
ようにしている。
【0017】つまり、図1の符号3及び4で示すように
挿入部16の軸と垂直な方向で回転駆動すると共に、そ
の軸と平行な方向にも移動して超音波をラジアル走査及
びリニア走査して、ラジアル画像6とリニア画像7(図
2参照)とを得ることができるようにしている。
【0018】上記駆動部18が接続される超音波画像取
得部14は、駆動部18を介して超音波振動子12に対
して超音波を送受信させる送受信部21と、該送受信部
21で取り込まれたエコー信号をデジタルのエコーデー
タに変換するA/Dコンバータ22と、このA/Dコン
バータ22で変換されたデジタルエコーデータを画像処
理部15へ出力するエコーデータバス23と、駆動部1
8、送受信部21、A/Dコンバータ22、エコーデー
タバース23等の各部の制御を行うCPU24とを備え
て構成されている。
【0019】画像処理部15は、画像処理等の制御を行
うCPU25と、画像データ及び各画像処理結果のデー
タ等を記憶するメインメモリ26と、超音波画像取得部
15のCPU24との命令の送受を行う制御部27と、
超音波画像取得部15からの連続したデジタルエコーデ
ータを入力して、連続した複数の2次元画像データに変
換するデジタル画像入力部28と、処理プログラム及び
画像データ等を記憶するハードディスク等からなる第1
外部記憶装置29と、第1外部記憶装置29のバックア
ップを行うための、光磁気ディスク等からなる第2外部
記憶装置30と、得られた画像データに対して計測を行
う画像計測部31と、得られた画像データに対して3次
元処理を行う3次元処理部32と、表示画像データが一
時記憶されるフレームメモリ33と、フレームメモリ3
3の出力画像信号をアナログ信号に変換するD/Aコン
バータ34と、D/Aコンバータ34の出力画像信号を
入力して超音波画像の表示を行う画像表示用モニタ35
と、さらに本装置を操作する為の操作卓36及びポイン
ティングデバイス37とで構成されている。
【0020】この超音波画像取得部14及び画像処理部
15の作用を説明する。まず、超音波画像取得部14の
作用を説明する。超音波観測を行う際には、超音波プロ
ーブ1を体腔内に挿入し、CPU24の制御に基づき、
送受信部21及び駆動部18によって、超音波プローブ
1内の超音波振動子2をスパイラル状に駆動して生体内
へ超音波を送受波することによって、体腔内の3次元領
域のエコーデータが超音波画像取得部14に取り込まれ
る。
【0021】例えば、超音波プローブ1の駆動部18に
内蔵され、雌ネジに螺合した雄ネジ17の後端にとりつ
けたモータを回転させて、超音波プローブ1の軸方向に
沿って配置されたこの雄ネジ17の先端に取り付けた超
音波振動子2を回転駆動して、超音波プローブ1の軸方
向(長手方向)に垂直な方向3に超音波を放射状に送波
すると共に、音響インピーダンスの変化部分で反射され
た反射超音波(エコー信号)を受信する。
【0022】また、回転と共に、雄ネジ17のピッチ分
づつ、回転軸の軸方向にリニア状に走査することによ
り、(つまりスパイラル走査による)3次元領域に対す
るエコー信号を得る。このエコー信号はA/Dコンバー
タ22でデジタル信号に変換されてデジタルエコーデー
タとなる。
【0023】得られたデジタルエコーデータは、A/D
コンバータ22の後段からデジタル信号として連続した
1次元のデジタルエコーデータ(音響データ)の形で画
像処理部15のデジタル画像入力部28へ送られるよう
になっている。なお、このとき、2次元画像データの画
像サイズや画像間の距離などの付帯データも同時に画像
処理部15へ送られる。
【0024】次に、画像処理部15の作用を説明する。
超音波プローブ1の体腔内でのスパイラルスキャンによ
り得られ、超音波画像取得部14から画像処理部15へ
送られた音線データは、デジタル画像入力部28により
極座標変換され、ラジアル画像データとなる。そして、
得られたラジアル画像データは、入力された音データ及
び付帯データと共に、連続した複数の2次元画像として
取り込まれた順にメインメモリ26へ書き込まれる。
【0025】CPU25は、メインメモリ26へ記憶さ
れた画像データ及び付帯データを基に、回転、輝度変
換、擬似カラー、エッジ強調などの画像処理を行う。そ
して、処理結果の画像データはフレームメモリ33へ送
られて一時記憶され、D/Aコンバータ34を経て画像
表示用モニタ35へ送出され、この画像表示用モニタ3
5には画像処理が施された超音波画像が表示される。
【0026】次に、図2〜図5により本実施の形態の計
測機能を説明する。まず、図2は画像表示用モニタ35
に表示される超音波画像を示している。すなわち、ラジ
アル画像6及びリニア画像7が例えば左右に並列して表
示され、切断線r、l(8、9)は互いに対応する切断
位置を示している。この時、ユーザはポインティングデ
バイス37を操作して、計測対象となる体積を算出する
ために3次元領域の指定を行う。
【0027】この場合、従来例では、リニア方向の位置
がそれぞれ異なる各ラジアル画像毎に計測対象領域に含
まれる2次元領域を指定するトレース線を引いて、各2
次元領域の面積を決定できるようにしなければならない
が、本実施の形態では以下のように1つのラジアル画像
6中で基準となる1つの2次元領域及び対応するリニア
画像7における計測対象領域を含むトレース線Ls1、
Ls2を引き(設定し)、その後はリニア画像7側でリ
ニア方向における計測対象範囲内となる各位置を指定す
ることにより、画像計測部31は指定された各位置にお
けるにトレース線Ls1、Ls2のデータを用い、対応
するトレース線を後述する変換行列を用いて自動的に描
画するようにしている。
【0028】つまり、各ラジアル画像毎に2次元領域を
指定するトレース線を引かないで、リニア画像側のトレ
ース線Ls2の情報を利用することにより、リニア方向
に異なる位置でのその断面における2次元領域を決定す
るようにする。
【0029】図2に示すようにラジアル画像6中で計測
対象となる2次元領域を指定するトレース線Ls1(3
8)及びリニア画像7にトレース線Ls2(39)を描
き、さらに切断線lを位置P1から位置P2へ移動させ
る。この切断線lの移動はポインティングデバイス37
のドラッグ&ドロップ操作により可能である。
【0030】すると、画像計測部31は、図3に示すよ
うにトレース線Ls1により区切られた切断線r中の線
分の長さl1(40)、及びその線分の中点m1(4
1)のy座標値y1、およびトレース線Ls2により区
切られた位置P2における切断線l中の線分の長さl2
(42)、及びその線分の中点m2(43)のy座標値
y2を求める。
【0031】更に画像計測部31は、求めた線分の長さ
l1、l2(40、42)の線分長比k、中点m1、m
2のy座標値の差分Δy(41)と、トレース線Ls1
(38)上の各(x、y)座標値からトレース線Ls3
を決定するための各(x、y)座標値を決定する変換行
列HRとを次のように得る。
【0032】
【数1】 そして画像計測部31は、図3に示すように(1)式で
求めた線分長比k、中点m1、m2のy座標値の差分Δ
y及び変換行列HRを用いてトレース線Ls1(38)
と相似なトレース線Ls3(45)を求め、これをP2
の位置のラジアル画像6上に投影および描画する。
【0033】このようにして、最初のラジアル画像6に
おいて、体積計測を行おうとする関心領域としての2次
元領域を指定するために引いたトレース線Ls1(3
8)と、それに対応するリニア画像7において引いたト
レース線Ls2(39)とのにより、変換行列HR等の
変換手段を用いて他の断面位置のラジアル画像における
関心領域を指定するトレース線Ls3(45)を描画で
きることになる。
【0034】従って、以下のように位置P2の位置を変
更して、同じように対応するトレース線を描画させるこ
とにより、各ラジアル画像6毎に計測対象となる関心領
域を指定するトレース線を引く作業を行わなくても良
い。
【0035】結果として、図4に示すようにユーザは、
まず切断線lの位置P1におけるラジアル画像6中にト
レース線Ls1(38)を描画し、次にリニア画像7中
にトレース線Ls2(39)を描画する。そして、切断
線lの位置をP2、P3、…Pnと動かすことで関心領
域が含まれるラジアル画像6を選択し、最後に操作卓3
6にある体積計測ボタンなどを押すことにより体積計測
を行う事ができる。
【0036】この時画像計測部31は、トレース線Ls
1(38)及びP2、P3、…、Pnの位置の各ラジア
ル画像6に投影された各トレース線で囲まれた領域の面
積S1、S2,…,Snを算出し、位置P1、P2間、
P2、P3間、…、Pn-1 、Pn間の各距離L1、L
2、…、Ln-1 を用いて、図25(B)或いは上述した
(12)式で体積Vを算出する。そして算出した体積V
を画像表示用モニタ35の所定の領域に体積Vを表示す
る。
【0037】上述の(12)式により、本実施の形態の
場合には体積Vは Vb=S1×L1+S2×L2+…+Sn-1×Ln-1 Vt=Sn×Ln-1+Sn-1×Ln-2+…+S2×L1 …(12) V=(Vb+Vt)/2 となる。
【0038】このように本実施の形態によれば、計測の
ために断面位置が異なる選択されたラジアル画像毎に関
心領域を指定するトレース線を引く時間及び手間がかか
る作業を行わなくてもかなくても、最初のラジアル画像
にトレース線Ls1を引くことにより、対応するリニア
画像に引いたトレース線Ls2と変換手段を利用して、
他の断面位置の関心領域に対応するトレース線を描画さ
せることができ、複数の関心領域に対応する体積計測を
簡単に行うことができる。
【0039】また、本実施の形態では、体積計測後に再
び切断線lの位置をP2〜Pn-1 に戻して、その位置に
対応したラジアル画像6および投影されたトレース線を
表示させ、ポインティングデバイス37により投影され
たトレース線を修正することも可能である。
【0040】なお、本実施の形態では、超音波による3
次元画像データに限らず、例えば低干渉性の光による光
断層イメージング装置におけるスパイラル状に低干渉性
の光走査をしてラジアル断層画像とリニア断層画像とが
得られる3次元画像データに対しても、同様に体積算出
を行うことができる。
【0041】次に、図6〜図7により本実施の形態にお
ける変形例による計測機能を説明する。図2〜図5では
次々に選択されたラジアル画像中にトレース線を投影し
たが、切断線r(8)を移動させて次々にリニア画像を
選択し、選択されたリニア画像中にトレース線を投影し
ていく方法を説明したのが図6、図7である。
【0042】まず、図6の画像表示用モニタ35に表示
された超音波画像において、ユーザはポインティングデ
バイス37を操作して、ラジアル画像6にトレース線L
s1(38)及びリニア画像7にトレース線Ls2(3
9)を描き、さらに切断線r(8)の位置をP1からP
2へ移動させる。
【0043】すると、画像計測部31は、図7に示すよ
うにトレース線Ls2により区切られた切断線l中の線
分の長さl1(40)、及び中点m1(41)のy座標
値y1、およびトレース線Ls1により区切られた位置
P2における切断線r中の線分の長さl2(42)、及
び中点m2(43)のy座標値y2を求める。
【0044】更に画像計測部31は、求めた線分l1、
l2(40、42)の線分長比k、中点m1、m2のy
座標値の差分Δy(44)と、トレース線Ls1(3
8)上の各(x、y)座標値からトレース線Ls3を決
定するための各(x、y)座標値を決定する変換行列H
Lとを次のように得る。
【0045】
【数2】 そして、画像計測部31は、図7に示すように(2)式
で求めた変換行列HLを用いてトレース線Ls1(3
8)と相似なトレース線Ls3(46)の各(x、y)
座標値を求め、これをP2位置のリニア画像上に投影及
び描画する。
【0046】以降は図2〜図5を参照して説明した体積
計測の考え方を、ラジアル画像6とリニア画像7を入れ
替えて適用することで体積計測が行える。
【0047】この時画像計測部31は、トレース線Ls
1(38)及びP2、P3、…、Pnの位置の各リニア
画像7に投影された各トレース線で囲まれた領域の面積
S1、S2,…,Snを算出し、位置P1、P2間、P
2、P3間、…、Pn-1 、Pn間の距離L1、L2、
…、Ln-1 を用いて、図25(B)或いは上述した(1
2)式で体積Vを算出する。そして算出した体積Vを画
像表示用モニタ35の所定の領域に体積Vを表示する。
【0048】上述の(12)式により、本実施の形態の
場合には体積Vは Vb=S1×L1+S2×L2+…+Sn-1×Ln-1 Vt=Sn×Ln-1+Sn-1×Ln-2+…+S2×L1 …(12) V=(Vb+Vt)/2 となる。なお、この(12)式では、面積S1等はリニ
ア画像7側での面積を表し、従って距離L1等はラジア
ル画像面での距離を表している。
【0049】このようにして、計測のために断面位置が
異なる選択されたラジアル画像毎に関心領域を指定する
トレース線を引く時間及び手間がかかる作業を行わなく
てもかなくても、最初のラジアル画像とそれに対応する
リニア画像とにトレース線Ls1、トレース線Ls2と
を引き、変換手段を利用して、他の断面位置の関心領域
に対応するトレース線を描画させることができ、複数の
関心領域に対応する体積計測を簡単に行うことができ
る。
【0050】本実施の形態は、得られた超音波画像から
の生体組織部と管空部の境界面を抽出して3次元画像表
示する機能(以降、サーフェースレンダリング描画機能
と記す)を備えている。このサーフェースレンダリング
描画機能は主に図1に示された3次元処理部32により
行われるが、その動作を図8〜図10により説明する。
図8に、本装置が備えるサーフェースレンダリング描画
機能の動作ステップがフローチャートで示されている。
【0051】まず最初のステップS01では生体組織部
と管空部を区別するためのしきい値Thを操作卓36よ
りユーザが入力する。(これは超音波画像において生体
組織部は画素値が高く、管空部は画素値が低く表示され
るという事が前提にある。すなわち、しきい値Thを決
定し、超音波画像の各画素の画素素を読み出し、これを
しきい値Thと比較した結果、読み出した画素値のほう
が大きければその画素は生体組織部であり、読み出した
画素値の方が小さければその画素は管空部である、と判
定できる。)次にステップS02では生体組織境界点の
抽出を行う。この動作は図9で説明される。
【0052】図9は画像表示モニタ35に表示されるラ
ジアル画像を示している。すなわち、ラジアル画像中に
は管腔部50と生体組織部51とが存在している。3次
元処理部32は、このラジアル画像における管腔部50
内に設定した例えばその中心C(53)から半径方向か
つ外周方向である走査方向rθ1に沿って画素値を順次
読み出して、前記しきい値Thと比較し境界点の判定を
行う。
【0053】境界点と判定された画素に対しては場合
は、図9に示すように境界点53としてマーキングし、
次にrθ1に対して角度θ(54)の位置にある走査方
向rθ2に沿って画素値を順次読み出して同様のしきい
値比較処理により境界点の抽出を行う。
【0054】最終的には中心点Cに対し全角度(360
゜)の範囲で同様の処理を行うことにより、ラジアル画
像中に存在する全ての境界点の抽出を行う。さらに得ら
れたラジアル画像全てに対して同様の境界点抽出処理を
行って、ステップS03へ進む。
【0055】ステップS03では、ステップS02で得
られた境界点情報から、生体組織部51と管空部50の
境界面を構築し画像表示用モニタ35に表示する。すな
わち、ステップS02で得られた境界点の画素は、図1
0(A)の符号60で示す各ラジアル画像中に存在す
る。
【0056】そして、各ラジアル画像中に存在するその
各境界点画素を読み出して、図10(B)の符号61に
示すような三次元的な境界面を構築し画像表示用モニタ
35に表示する。
【0057】以上が図1に示された3次元処理部32が
行うサーフェースレンダリング描画機能の概略動作であ
るが、ここで問題が発生するのが、図11に示すラジア
ル画像例のように、管空部50中にノイズ62が存在す
る場合である。この場合、図9で説明した走査方法では
ノイズ62を組織境界点である誤認識してしまい、結果
として正しい境界面3次元画像が得られなくなってしま
う。
【0058】また、図8のステップS01で示したよう
に、ユーザの判断でしきい値Thを決定する方法では、
いくつかの値でステップS01〜S03を実行して最適
なしきい値Thを見つける、という作業を行わなければ
ならず、これも著しく装置の操作性、作業性を劣化させ
る原因となっていた。
【0059】そこで、本実施の形態では、図11〜図2
0に示す方法により3次元処理部32が行うサーフェー
スレンダリング描画機能の精度、操作性、作業性を向上
させる効果を上げている。まず、図11〜図15に示す
走査方法により、生体組織部と管空部の境界点判定の精
度を向上させている。
【0060】図11では、第1番目の走査手順を説明し
ている。すなわち、ラジアル画像の中心点C(52)か
ら12時の半径方向、つまりrθ0(63)の走査方向
に画素値を読み出し、しきい値との比較を行って1番目
の境界点Y0(64)を判定する。
【0061】ここで、走査方向rθ0(63)の方向に
ノイズがある事が確認できた場合、ユーザはポインティ
ングデバイス37を走査して塗りつぶし等のペイント処
理を行って、ノイズを消去することが可能である。
【0062】図12では、前述の境界点Y0(64)近
傍の拡大図が示されている。各マス目が画素をあらわ
し、斜線のマス目が生体組織部、白抜きのマス目が管空
部、Y0(64)の点が示されたマス目が1番目の境界
点画素である。
【0063】そして、矢印65が第2番目の走査手順を
示している。すなわち矢印65の手順に画素値を読み出
し、しきい値との比較を行って2番目の境界点Y1(6
6)を判定する。
【0064】図13では、第3番目の走査手順を説明し
ている。各マス目が画素をあらわし、Yn(67)の点
があるマス目がn番目の境界点画素、Yn−1の点があ
るマス目がその前で判定したn−1番目の境界点画素で
ある。
【0065】そして、矢印69が第3番目の操作手順を
示している。すなわち、Yn(67)近傍の画素を、反
時計回り順に、且つYn−1(68)の隣りから画素値
を読み出し、しきい値との比較を行ってn+1番目の境
界点画素を判定する。
【0066】図14には画素モデル図が示されている。
すなわち、注目点の座標を(x、y)とした時、注目点
Yn(x、y)近傍の画素は図14のようにあわらす事
ができる。そして、このモデル図を用いて図13の例の
操作順を示すと、 Yn(x、y−1)→Yn(x−1、y−1)→Yn
(x−1、y)、Yn(x−1、y+1)→Yn(x、
y+1)→Yn(x+1、y+1)→Yn(x+1、
y) の順に画素値を読み出し、しきい値との比較を行う。
【0067】そして、例えばYn(x+1、y+1)で
初めて画素値がしきい値より大きい(すなわち、生体組
織部である)と判定された場合、n+1番目の境界点は
Yn(x、y+1)になる。
【0068】以上の第1番目の操作手順、第2番目の操
作手順、第3番目の操作手順を行い、再び境界点Y0
(64)を判定したところで生体組織部と管空部の境界
点判定処理は終了され、結果として図15に示すように
ラジアル画像全体における生体組織部と管空部の境界線
が精度よく抽出され、更にこの処理を取得したラジアル
画像全てに施すことにより、組織部と管空部の境界面を
精度よく抽出する事ができる。
【0069】以上の説明では、説明の簡略化のため第1
の操作方向rθ0(63)を半径12時の方向に決めて
いるが、実際には、ユーザに第1の操作方向を決めても
らう手段を設ければ、任意の方向から走査を開始する事
が可能である。
【0070】また、超音波画像によっては図16のよう
に生体組織部51と管空部50が複雑に入り組んでいる
ため境界線が交差している場合がある。この場合は、そ
の交差点Ym(70)を抽出した時点で走査を中断し、
再び第1の走査方向をユーザに指定してもらうことによ
り生体組織部51と管空部50の境界点判定処理を全て
完了することができる。なお、交差点Ym(70)は
“Ym≠Y0かつYmを2回検出した”という条件で判
定可能である。
【0071】(第2の実施の形態)次に本発明の第2の
実施の形態を図17ないし図21を参照して説明する。
本実施の形態は図1に示す第1の実施の形態の超音波診
断装置13と同じ構成であり、体積計測手段も同じであ
る。本実施の形態は組織部と管空部との境界を設定する
方法が異なる。図17〜19、及び図20、21によ
り、しきい値決定の操作性及び作業性を向上させる第1
及び第2の方法を説明する。
【0072】まず、第1の方法が図17〜19に示され
ているが、これらは“しきい値設定”ステップ(図8の
ステップS01)における画像表示モニタ35の状態を
示しており、ラジアル画像表示部73、操作部74とで
構成される。
【0073】操作部74は、ラジオボタン(75、7
6、必ずどちらかが選択されている)及びチェックボタ
ン(77、78、これも必ずどちかが選択されてい
る。)で構成され、チェックボタン77、78は「選択
ボタン」75が選択された時に有効により、また、75
〜78はポインティングデバイス37により操作され
る。この操作部74を操作卓36に設けることも可能で
ある。
【0074】次に、図17〜19によりしきい値設定の
手順を説明する。 (1)「選択ボタン」75を選択することにより“しき
い値設定”ステップ(図8のステップS01)に入る。 (2)「組織チェックボタン」77を選択することによ
り“組織サンプル指定”モードに入る。
【0075】(3)ポインティングデバイス37により
組織サンプル画素Ss1〜Ssn(79)を指定する
((1)〜(3)は図17を参照)。 (4)「管空チェックボタン」78を選択することによ
り“管空サンプル指定”モードに入る。 (5)ポインティングデバイス37により管空サンプル
画素Sk1〜Skn(80)を指定する((4)、
(5)は図18を参照)。
【0076】(6)「検出ボタン」76を選択すること
により“組織境界点の抽出”ステップ(図8のステップ
S02)に入る((6)は図19を参照)。 上記手順の説明のうち、(3)を終了した時、3次元処
理部32は組織サンプル画素Ss1〜Ssn(79)の
画素値を読み出し、その平均値Ysを算出する。
【0077】さらに、(5)を終了した時3次元処理部
32は管空サンプル画素Sk1〜Skn(80)の画素
値を読み出し、その平均値Ykを算出した後に、 Th(しきい値)=(Ys+Yk)/2 として、“組織境界点の抽出”ステップ(図8のステッ
プS02)を実行する。なお、ステップS02に関して
は、図11〜図16により説明がなされている。
【0078】しきい値決定の操作性および作業性を向上
させるための第2の方法を図20、図21を参照して説
明する。図20には“しきい値設定”ステップ(図8の
ステップS01)における画像表示モニタ35の状態を
示しており、上記第1の方法と同様にラジアル画像表示
部73、操作部74で構成される。
【0079】操作部74は、ラジオボタン(85、7
6、必ずどちらかが選択されている)で構成され、ラジ
オボタン85、76はポインティングデバイス37によ
り構成される。この操作部74を操作卓36に設けるこ
とも可能である。
【0080】次に、図20、21より、しきい値設定の
手順を説明する。 (1)「領域設定ボタン」85を選択することにより
“しきい値設定”ステップ(図8のステップS01)に
入る。 (2)ポインティングデバイス37により、生体組織部
と管空部の面積比が約1:1になるようにサンプル領域
86を設定する((1)、(2)は図20を参照)。
【0081】(3)「検出ボタン」76を選択すること
により“組織境界点の抽出”ステップ(図8のステップ
S02)に入る。 上記手順説明のうち、(2)を終了した時、3次元処理
部32は指定されたサンプル領域の画素値R1〜Rn
(図21参照)を読み出し、画素値R1〜Rnのうち分
散が最大となる値を算出する。
【0082】すなわち、サンプル領域86の画素値をR
=(R1、R2、…Rn)とし、且つRの各値の範囲が
Y(min)≦R≦Y(max)であった場合、以下の
分散σ1,σ2,…,σm
【数3】 を算出する。ここで、Y(min)+m=Y(max)
である。
【0083】そしてこれらの分散(σ1,σ2,…,σ
m)の中から最大値を持つ分散値σmaxを判定し、分
散値σmaxを与える場合の画素値、すなわち
【数4】 となる画素値Ythをしきい値Thとする。
【0084】そして、3次元処理部32はしきい値Th
=Ythとして“組織境界点の抽出”ステップ(図8の
ステップS02)を実行する(ステップS02に関して
は、図11〜図16により説明がなされている)。この
ようにすることにより、境界点の検出精度が向上し、使
い勝手が良くなる。
【0085】なお、第1の実施の形態においては、例え
ばリニア画像中で位置をP1からP2、P3、…と順次
変えて最初のトレース線Ls1と相似形のトレース線を
決定していくようにしているが、最初のトレースLs
1、Ls2を複数設定した後に他のトレース線を決定す
るようにしても良い。
【0086】つまり、第1の実施の形態では最初のトレ
ース線Ls1とLs2とを決定した場合、リニア方向の
位置に対してラジアル画像は相似形で変化していると想
定しているのに対し、相似形で変化していない場合もあ
るので、最初に複数の切断線(例えば図2で切断線rの
他に、これと異なる位置、方向の切断線を引く)を設定
し、これに対応してリニア画像側にも複数のトレース線
を決定し(引き)、これらのデータを利用してリニア方
向の各位置のトレース線を決定する等しても良い。その
ようにすると、より精度の高いトレース線を決定でき
る。
【0087】[付記] 1.被検体に対して3次元の超音波走査を行い、該超音
波走査により得られた3次元領域の超音波データを用い
て、被検体のラジアル断層画像と、リニア断層画像とを
表示可能で、指定された複数の領域から体積を算出する
機能を備えた超音波診断装置において、ラジアル断層画
像とリニア断層画像に計測対象となる第1の領域及び第
2の領域を設定する領域設定手段と、前記リニア断層画
像上で指定される任意の位置に対応して、前記ラジアル
断層画像上で前記第1の領域に対応する領域を決定する
ための変換手段と、前記変換手段を用いて前記ラジアル
断層画像上で指定される1つ以上の各位置に対応して第
3の領域を決定する手段と、を設けたことを特徴とする
超音波診断装置。
【0088】2.被検体に対して3次元の超音波走査を
行い、該超音波走査により得られた3次元領域の超音波
データを用いて、被検体のラジアル断層画像と、リニア
断層画像とを表示可能で、指定された複数の領域から体
積を算出する機能を備えた超音波診断装置において、ラ
ジアル断層画像とリニア断層画像に計測対象となる第1
の領域及び第2の領域を設定する領域設定手段と、前記
ラジアル断層画像上で指定される任意の位置に対応し
て、前記リニア断層画像上で前記第2の領域に対応する
領域を決定するための変換手段と、前記変換手段を用い
て前記ラジアル断層画像上で指定される1つ以上の各位
置に対応して第3の領域を決定する手段と、を設けたこ
とを特徴とする超音波診断装置。
【0089】3.被検体に対して3次元の走査を行い、
該走査により得られた3次元領域のデータを用いて、被
検体のラジアル断層画像と、リニア断層画像とを表示
し、指定された複数の領域から体積を算出する3次元画
像データからの体積算出方法において、ラジアル断層画
像とリニア断層画像に計測対象となる第1の領域及び第
2の領域を設定する第1のステップと、前記リニア断層
画像上で指定される位置に対応して、前記ラジアル断層
画像上で前記第1の領域に対応する第3の領域を決定す
るための変換手段を用いて前記ラジアル断層画像上で指
定される各位置に対応して第3の領域を描画するか、前
記ラジアル断層画像上で指定される位置に対応して、前
記リニア断層画像上で前記第2の領域に対応する第3の
領域を決定するための変換手段を用いて前記ラジアル断
層画像上で指定される各位置に対応して第3の領域を設
定する第2のステップと、前記第1及び第2のステップ
で設定された複数の領域から体積を算出する第3のステ
ップと、を具備したことを特徴とする3次元画像データ
からの体積算出方法。
【0090】4.付記1において、前記変換手段は前記
第1の領域に相似形の領域を決定する。 5.付記2において、前記変換手段は前記第2の領域に
相似形の領域を決定する。
【0091】6.生体へ超音波を送受信して3次元走査
を行い、得られた3次元領域のエコーデータを用いて前
記生体内の超音波断層像を表示する超音波診断装置にお
いて、ラジアル画像にトレース線Ls1を引く手段、リ
ニア画像にトレース線Ls2を引く手段、前記トレース
線Ls1、Ls2から他の各ラジアル画像へトレース線
Ls1を投影するための変換行列HRを算出する手段、
及び前記変換行列HRにより、各ラジアル画像へトレー
ス線Ls1を投影する手段を有し、各ラジアル画像に投
影されたトレース線内面積を算出し、さらにその総和か
ら体積を算出することを特徴とする超音波診断装置。
【0092】7.生体へ超音波を送受信して3次元走査
を行い、得られた3次元領域のエコーデータを用いて前
記生体内の超音波断層像を表示する超音波診断装置にお
いて、ラジアル画像にトレース線Ls1を引く手段、リ
ニア画像にトレース線Ls2を引く手段、前記トレース
線Ls1、Ls2から他の各リニア画像へトレース線L
s2を投影するための変換行列HLを算出する手段、及
び前記変換行列HLにより、各リニア画像へトレース線
Ls2を投影する手段を有し、各リニア画像に投影され
たトレース線内面積を算出し、さらにその総和から体積
を算出することを特徴とする超音波診断装置。
【0093】8.生体へ超音波を送受信して3次元操作
を行い、得られた3次元領域のエコーデータを用いて前
記生体内の超音波断層像及び生体組織と管空部の境界面
をレンダリング表示する超音波診断装置において、各ラ
ジアル画像の画素を所定の手順で読み出し、所定のしき
い値との大小を比較して生体組織と管空部の境界点を判
定する手段を備えており、まず、第1の手順で画像を読
みだし境界点Y0を判定し、次に第2の手順で画素を読
み出して境界点Y1を判定し、さらにn番目の境界点Y
n及びn−1番目の境界点Yn-1 の位置情報から第3の
画素の読み出し手順を決定してn+1番目の境界点Yn
+1を判定することを特徴とする超音波診断装置。
【0094】9.付記8において、生体組織部のデータ
サンプルを指定する手段、及びその平均値Ysを算出す
る手段、管空部のデータサンプルを指定する手段及びそ
の平均値Ykを算出する手段とを備え、平均値Ys及び
Ykから、生体組織と管空部の境界点を判定するための
しきい値を算出する事を特徴とする超音波診断装置。
【0095】10.付記8において、サンプル領域を指
定する手段、および指定された領域の画素値の分散最大
となる値Ythを算出する手段を備え、前記値Ythを
生体組織と管空部の境界点を判定するためのしきい値と
する事を特徴とする超音波診断装置。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、被
検体に対して3次元の超音波走査を行い、該超音波走査
により得られた3次元領域の超音波データを用いて、被
検体のラジアル断層画像と、リニア断層画像とを表示可
能で、指定された複数の領域から体積を算出する機能を
備えた超音波診断装置において、ラジアル断層画像とリ
ニア断層画像に計測対象となる第1の領域及び第2の領
域を設定する領域設定手段と、前記リニア断層画像上で
指定される任意の位置に対応して、前記ラジアル断層画
像上で前記第1の領域に対応する領域を決定するための
変換手段と、前記リニア断層画像上で指定される1つ以
上の各位置に対応して、前記変換手段を用いて前記ラジ
アル断層画像上に第3の領域を決定する手段と、を設け
たことにより、リニア断層画像上で単に位置を指定する
ことにより変換手段を用いて自動的に第3の領域を決定
でき、所望とする体積計測を手間をかけることなく簡単
に行うことができる。
【0097】また、被検体に対して3次元の超音波走査
を行い、該超音波走査により得られた3次元領域の超音
波データを用いて、被検体のラジアル断層画像と、リニ
ア断層画像とを表示可能で、指定された複数の領域から
体積を算出する機能を備えた超音波診断装置において、
ラジアル断層画像とリニア断層画像に計測対象となる第
1の領域及び第2の領域を設定する領域設定手段と、前
記ラジアル断層画像上で指定される任意の位置に対応し
て、前記リニア断層画像上で前記第2の領域に対応する
領域を決定するための変換手段と、前記ラジアル断層画
像上で指定される1つ以上の各位置に対応して、前記変
換手段を用いて前記リニア断層画像上に第3の領域を決
定する手段と、を設けたことにより、ラジアル断層画像
上で単に位置を指定することにより変換手段を用いて自
動的に第3の領域を決定でき、所望とする体積計測を手
間をかけることなく簡単に行うことができる。
【0098】また、被検体に対して3次元の走査を行
い、該走査により得られた3次元領域のデータを用い
て、被検体のラジアル断層画像と、リニア断層画像とを
表示し、指定された複数の領域から体積を算出する3次
元画像データからの体積算出方法において、ラジアル断
層画像とリニア断層画像に計測対象となる第1の領域及
び第2の領域を設定する第1のステップと、前記リニア
断層画像上で指定される位置に対応して、前記ラジアル
断層画像上で前記第1の領域に対応する第3の領域を決
定するための変換手段を用いて前記ラジアル断層画像上
で指定される各位置に対応して第3の領域を描画する
か、前記ラジアル断層画像上で指定される位置に対応し
て、前記リニア断層画像上で前記第2の領域に対応する
第3の領域を決定するための変換手段を用いて前記ラジ
アル断層画像上で指定される各位置に対応して第3の領
域を設定する第2のステップと、前記第1及び第2のス
テップで設定された複数の領域の面積を算出してから体
積を算出する第3のステップと、を具備したことによ
り、リニア断層画像上で或いはラジアル断層画像上で、
単に位置を指定することにより変換手段を用いて自動的
に第3の領域を決定でき、所望とする体積計測を手間を
かけることなく簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の超音波診断装置の
全体構成を示すブロック図。
【図2】画像表示用モニタに表示される超音波画像を示
す図。
【図3】切断線をP1からP2に移動した場合における
トレース線を切断する線分の長さ及び中点を計測する処
理内容を示鈴す図。
【図4】さらにP2の位置の線分の長さを持つ相似形の
トレース線を表示した状態を示す図。
【図5】切断線をP1からP2、P3、…、Pnと動か
した状態を示す図。
【図6】画像表示用モニタに表示される超音波画像にお
いて、ラジアル画像側で切断線をP1からP2に移動し
た場合を示す図。
【図7】図6の場合における画像計測部による線分の長
さ及び中点を計測する処理内容を示す図。
【図8】サーフェスレンダリング描画機能の動作手順を
示す図。
【図9】画像表示用モニタに表示される管腔部と組織部
とを持つ超音波画像を示す図。
【図10】しきい値により境界点の画素が検出された各
ラジアル画像から3次元的な境界面をもつ画像を構築す
る様子を示す図。
【図11】ノイズを含むラジアル画像で第1番目の走査
手順の説明図を示す図。
【図12】図11における要部を拡大して第2番目の走
査手順の説明図を示す図。
【図13】第3番目の走査手順の説明図。
【図14】画素のモデル図。
【図15】管腔部と組織部との境界を検出した結果を示
す図。
【図16】管腔部と組織部とが交差した例を示す図。
【図17】本発明の第2の実施の形態におけるしきい値
設定のステップにおいて、組織サンプル画素を指定した
場合の画像表示用モニタの表示内容を示す図。
【図18】図18で管腔サンプル画素を指定した場合の
画像表示用モニタの表示内容を示す図。
【図19】組織境界点の抽出のステップで、組織境界点
の検出ボタンを操作した場合の画像表示用モニタの表示
内容を示す図。
【図20】しきい値設定のステップにおいて、領域設定
ボタンを操作し、サンプル領域を設定した場合の画像表
示用モニタの表示内容を示す図。
【図21】図20のサンプル領域の設定後、サンプル領
域の画素を拡大して示す図。
【図22】スパイラルスキャンの動作原理を示す図。
【図23】図22により得られた各ラジアル画像をメモ
リに3次元的に格納して、ラジアル画像と共に、リニア
画像が形成される様子を示す図。
【図24】画像表示部に同時に表示されるラジアル画像
とリニア画像とを示す図。
【図25】各ラジアル画像に体積計測を行おうとする関
心領域を設定して、体積算出を行う説明図。
【符号の説明】
1…超音波プローブ 2…超音波振動子 6…ラジアル画像 7…リニア画像 13…超音波診断装置 14…超音波画像取得部 15…画像処理部 16…挿入部 18…駆動部 21…送受信部 22…A/Dコンバータ 25…CPU 27…制御部 28…デジタル画像入力部 31…画像計測部 32…3次元処理部 33…フレームメモリ 34…D/Aコンバータ 35…画像表示用モニタ 36…操作卓 37…ポインティングデバイス 38,39…トレース線 40,42…(線分の)長さ 41,43…(線分の)中点

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体に対して3次元の超音波走査を行
    い、該超音波走査により得られた3次元領域の超音波デ
    ータを用いて、被検体のラジアル断層画像と、リニア断
    層画像とを表示可能で、指定された複数の領域から体積
    を算出する機能を備えた超音波診断装置において、 ラジアル断層画像とリニア断層画像に計測対象となる第
    1の領域及び第2の領域を設定する領域設定手段と、 前記リニア断層画像上で指定される任意の位置に対応し
    て、前記ラジアル断層画像上で前記第1の領域に対応す
    る領域を決定するための変換手段と、 前記リニア断層画像上で指定される1つ以上の各位置に
    対応して、前記変換手段を用いて前記ラジアル断層画像
    上に第3の領域を決定する手段と、 を設けたことを特徴とする超音波診断装置。
  2. 【請求項2】 被検体に対して3次元の超音波走査を行
    い、該超音波走査により得られた3次元領域の超音波デ
    ータを用いて、被検体のラジアル断層画像と、リニア断
    層画像とを表示可能で、指定された複数の領域から体積
    を算出する機能を備えた超音波診断装置において、 ラジアル断層画像とリニア断層画像に計測対象となる第
    1の領域及び第2の領域を設定する領域設定手段と、 前記ラジアル断層画像上で指定される任意の位置に対応
    して、前記リニア断層画像上で前記第2の領域に対応す
    る領域を決定するための変換手段と、 前記ラジアル断層画像上で指定される1つ以上の各位置
    に対応して、前記変換手段を用いて前記リニア断層画像
    上に第3の領域を決定する手段と、 を設けたことを特徴とする超音波診断装置。
  3. 【請求項3】 被検体に対して3次元の走査を行い、該
    走査により得られた3次元領域のデータを用いて、被検
    体のラジアル断層画像と、リニア断層画像とを表示し、
    指定された複数の領域から体積を算出する3次元画像デ
    ータからの体積算出方法において、 ラジアル断層画像とリニア断層画像に計測対象となる第
    1の領域及び第2の領域を設定する第1のステップと、 前記リニア断層画像上で指定される位置に対応して、前
    記ラジアル断層画像上で前記第1の領域に対応する第3
    の領域を決定するための変換手段を用いて前記ラジアル
    断層画像上で指定される各位置に対応して第3の領域を
    描画するか、 前記ラジアル断層画像上で指定される位置に対応して、
    前記リニア断層画像上で前記第2の領域に対応する第3
    の領域を決定するための変換手段を用いて前記ラジアル
    断層画像上で指定される各位置に対応して第3の領域を
    設定する第2のステップと、 前記第1及び第2のステップで設定された複数の領域の
    面積を算出してから体積を算出する第3のステップと、 を具備したことを特徴とする3次元画像データからの体
    積算出方法。
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