JP3346484B2 - ダンパとその製造方法 - Google Patents

ダンパとその製造方法

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JP3346484B2 JP19134692A JP19134692A JP3346484B2 JP 3346484 B2 JP3346484 B2 JP 3346484B2 JP 19134692 A JP19134692 A JP 19134692A JP 19134692 A JP19134692 A JP 19134692A JP 3346484 B2 JP3346484 B2 JP 3346484B2
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雅之 高橋
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダンパとその製造方法
に関する。本発明のダンパは自動車エンジン等の回転駆
動系に装着され、クランクシャフト等の回転シャフトに
生起される振動を吸収減衰するトーショナルダンパとし
て用いられる。
【0002】
【従来の技術】従来から、図2に示すように、ハブ1に
弾性体2,3を介して質量体4,5を接続し、弾性体
2,3をハブ1の軸方向一端面1aと質量体4,5の軸
方向一端面4a,5aにそれぞれ接着したダンパが知ら
れている。各部材はそれぞれ環状であって互いに同軸上
に組み合わされており、またハブ1と質量体4,5はそ
れぞれ所定の金属によって成形され、弾性体2,3は所
定のゴム状弾性材によって成形されている。そしてこの
ダンパは、図示しない金型のキャビティにハブ1と質量
体4,5をそれぞれ定置し、キャビティに弾性体2,3
を成形する成形材料を充填し、この成形材料をその成形
と同時にハブ1の軸方向一端面1aと質量体4,5の軸
方向一端面4a,5aにそれぞれ接着することによって
製造されている。尚、このダンパは図示のとおりディス
クタイプであり、かつダブルマスタイプである。
【0003】この種のダンパは回転駆動系に対して一種
の共振系を構成し、質量体4,5を図示しない回転シャ
フトとこの回転シャフトに固定したハブ1に対して振れ
回らせて振動を吸収減衰する。したがって弾性体2,3
は質量体4,5のこの作動を受けて絶えず弾性変形を繰
り返し、これにより弾性体2,3に熱が発生する。そし
てこの熱は、ハブ1と質量体4,5が金属製であってそ
の熱伝導率が比較的大きいために、弾性体2,3からハ
ブ1と質量体4,5へ伝達され、本来、これらの表面か
ら大気中へ放出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ダ
ンパを上記製造方法によって製造した場合には、弾性体
2,3を成形する成形材料の一部が質量体4,5とキャ
ビティの内壁の間に侵入するために、質量体4,5の内
周面4b,5bまたは外周面4cにゴム状弾性材製の薄
膜6,7,8がこれらの面4b,5b,4cに接着され
た状態で成形されることがある。そしてこのような薄膜
6,7,8が成形されると、質量体4,5の内周面4
b,5bまたは外周面4cがこの薄膜6,7,8によっ
て覆われるために、放熱作用が損なわれ、弾性体2,3
が早期に劣化する問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点に鑑
み、上記従来技術にみられる問題を解消すべく案出され
たものであって、この目的を達成するため、ハブの軸方
向一方に二つの質量体を径方向に並べて配置し、前記ハ
ブと前記各質量体とをそれぞれに接着した弾性体によっ
て接続してなるダンパにおいて、互いに対向する内周側
の質量体の外周面および外周側の質量体の内周面に両質
量体間の開口面積を拡大するとともに前記弾性体の成形
時に環状の堰部が係合することにより成形材料の回り込
みが防止される環状の段部を形成し、内周側の質量体の
外周面における前記段部および前記段部より先の部分な
らびに外周側の質量体の内周面における前記段部および
前記段部より先の部分を表面露出させたことを特徴とす
るダンパを提供する(請求項1)。また併せて、ハブの
軸方向一方に二つの質量体を径方向に並べて配置し、前
記ハブと前記各質量体とをそれぞれに接着した弾性体に
よって接続してなるダンパを金型によって製造する方法
において、互いに対向する内周側の質量体の外周面およ
び外周側の質量体の内周面に両質量体間の開口面積を拡
大するとともに前記弾性体の成形時に環状の堰部が係合
することにより成形材料の回り込みが防止される環状の
段部を形成し、前記金型のキャビティに前記両質量体を
定置し、このとき前記両質量体の段部に前記堰部が係合
することにより前記成形材料の回り込みを防止し、この
状態で前記弾性体を成形することを特徴とするダンパの
製造方法を提供する(請求項2)。
【0006】
【作用】上記構成を備えた本発明の請求項1によるダン
パにおいては、ハブの軸方向一方に二つの質量体を径方
向に並べて配置し、ハブと各質量体とをそれぞれに接着
した弾性体によって接続してなるダンパにおいて、互い
に対向する内周側の質量体の外周面および外周側の質量
体の内周面に両質量体間の開口面積を拡大するとともに
弾性体の成形時に環状の堰部が係合することにより成形
材料の回り込みが防止される環状の段部が形成され、内
周側の質量体の外周面における段部および段部より先の
部分ならびに外周側の質量体の内周面における段部およ
び段部より先の部分が表面露出しているために、この表
面露出した部分で大きな放熱作用を奏することが可能と
なる。また、上記したように互いに対向する内周側の質
量体の外周面および外周側の質量体の内周面に両質量体
間の開口面積を拡大する環状の段部が形成されているた
めに、この段部によって両質量体間の開口面積が拡大さ
れることによっても、放熱性を向上させることが可能と
なる。また、このような作用を奏するダンパは、請求項
2に記載したように、ハブの軸方向一方に二つの質量体
を径方向に並べて配置し、ハブと各質量体とをそれぞれ
に接着した弾性体によって接続してなるダンパを金型に
よって製造する方法において、互いに対向する内周側の
質量体の外周面および外周側の質量体の内周面に両質量
体間の開口面積を拡大するとともに弾性体の成形時に環
状の堰部が係合することにより成形材料の回り込みが防
止される環状の段部を形成し、金型のキャビティに両質
量体を定置し、このとき両質量体の段部に堰部が係合す
ることにより成形材料の回り込みを防止し、この状態で
弾性体を成形することよって容易に製造することが可能
となる。
【0007】
【実施例】つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説
明する。
【0008】図1に示すように、金属製のハブ1にゴム
状弾性材製の弾性体2,3を介して金属製の質量体4,
5が接続され、弾性体2,3がハブ1の軸方向一端面1
aと質量体4,5の軸方向一端面4a,5aにそれぞれ
接着されている。内周側の質量体4の内周面4bおよび
外周面4cならびに外周側の質量体5の内周面5bにそ
れぞれ環状の段部9,10,11が形成され、この段部
9,10,11と内周面4b,5bまたは外周面4cの
うちの段部9,10,11より先の部分(軸方向におけ
る先端側の部分)4b’,5b’,4c’とがそれぞれ
全周に亙って表面露出されている。各部材はそれぞれ環
状であって互いに同軸上に組み合わされている。
【0009】上記構成のダンパは次の方法によって製造
される。すなわち、先ず、内周側の質量体4の内周面4
bおよび外周面4cならびに外周側の質量体5の内周面
5bにそれぞれ環状の段部9,10,11を形成し、こ
の質量体4,5をハブ1とともに図示しない金型のキャ
ビティに定置する。次いでキャビティに弾性体2,3を
成形する成形材料を充填し、段部9,10,11にそれ
ぞれ成形材料の回り込みを防止する堰部12,13,1
4を係合する。堰部12,13,14は金型側に突設さ
れた突起であり、またはキャビティに質量体4,5およ
びハブ1とともに定置される別部材である。次いでこの
状態で弾性体2,3を成形し、成形と同時にハブ1の軸
方向一端面1aと質量体4,5の軸方向一端面4a,5
aにそれぞれ接着する。
【0010】上記構成のダンパは段部9,10,11と
この段部9,10,11より先の部分4b’,5b’,
4c’とをそれぞれ全周に亙って表面露出させたもので
あって、表面露出部分の面積を従来より広く確保し、こ
れにより充分な放熱作用を奏する。したがって弾性体
2,3に熱が篭って弾性体2,3が早期に劣化するのを
防止することができる。尚、このダンパは従来例と同じ
ようにダブルマスタイプであって、内周側の質量体4の
外周面4cと外周側の質量体5の内周面5bにれぞれ段
部10,11を形成して両質量体4,5の間の開口面積
Aを従来より大きくしたために、この点からも放熱性を
向上させることができる。また上記手順の製造方法によ
れば、段部9,10,11に堰部2,13,14を係合
することによって成形材料が回り込むのを確実に防止す
ることができるために、上記作用効果を奏するダンパを
容易に製造することができる。
【0011】
【発明の効果】本発明は、以下の効果を奏する。すなわ
ち先ず、上記構成を備えた本発明の請求項1によるダン
パにおいては、ハブの軸方向一方に二つの質量体を径方
向に並べて配置し、ハブと各質量体とをそれぞれに接着
した弾性体によって接続してなるダンパにおいて、互い
に対向する内周側の質量体の外周面および外周側の質量
体の内周面に両質量体間の開口面積を拡大するとともに
弾性体の成形時に環状の堰部が係合することにより成形
材料の回り込みが防止される環状の段部が形成され、内
周側の質量体の外周面における段部および段部より先の
部分ならびに外周側の質量体の内周面における段部およ
び段部より先の部分が表面露出しているために、この表
面露出した部分で大きな放熱作用を奏することが可能で
あり、また、上記したように互いに対向する内周側の質
量体の外周面および外周側の質量体の内周面に両質量体
間の開口面積を拡大する環状の段部が形成されているた
めに、この段部によって両質量体間の開口面積が拡大さ
れることによっても、放熱性を向上させることが可能で
ある。したがって、作動時、弾性体に熱が篭って弾性体
が早期に劣化するのを有効に防止することができる。ま
た、上記構成を備えた本発明の請求項2によるダンパの
製造方法においては、ハブの軸方向一方に二つの質量体
を径方向に並べて配置し、ハブと各質量体とをそれぞれ
に接着した弾性体によって接続してなるダンパを金型に
よって製造する方法において、互いに対向する内周側の
質量体の外周面および外周側の質量体の内周面に両質量
体間の開口面積を拡大するとともに弾性体の成形時に環
状の堰部が係合することにより成形材料の回り込みが防
止される環状の段部を形成し、金型のキャビティに両質
量体を定置し、このとき両質量体の段部に堰部が係合す
ることにより成形材料の回り込みを防止し、この状態で
弾性体を成形するようにしたために、段部に堰部が係合
することによって成形材料が回り込むのを確実に防止す
ることが可能である。したがってこれにより、上記作用
効果を奏するダンパを容易に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るダンパの半裁断面図
【図2】従来例に係るダンパの半裁断面図
【符号の説明】
1 ハブ 1a,4a,5a 軸方向一端面 2,3 弾性体 4,5 質量体 4b,5b 内周面 4c 外周面 4b’,4c’,5b’ 先の部分 6,7,8 薄膜 9,10,11 段部 12,13,14 堰部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16F 15/124 - 15/126 F16F 15/134 - 15/136 B29C 45/14 B29D 31/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハブ(1)の軸方向一方に二つの質量体
    (4)(5)を径方向に並べて配置し、前記ハブ(1)
    と前記各質量体(4)(5)とをそれぞれに接着した弾
    性体(2)(3)によって接続してなるダンパにおい
    て、 互いに対向する内周側の質量体(4)の外周面(4c)
    および外周側の質量体(5)の内周面(5b)に両質量
    体(4)(5)間の開口面積(A)を拡大するとともに
    前記弾性体(2)(3)の成形時に環状の堰部(13)
    (14)が係合することにより成形材料の回り込みが防
    止される環状の段部(10)(11)を形成し、内周側
    の質量体(4)の外周面(4c)における前記段部(1
    0)および前記段部(10)より先の部分(4c')な
    らびに外周側の質量体(5)の内周面(5b)における
    前記段部(11)および前記段部(11)より先の部分
    (5b')を表面露出させたことを特徴とするダンパ。
  2. 【請求項2】 ハブ(1)の軸方向一方に二つの質量体
    (4)(5)を径方向に並べて配置し、前記ハブ(1)
    と前記各質量体(4)(5)とをそれぞれに接着した弾
    性体(2)(3)によって接続してなるダンパを金型に
    よって製造する方法において、 互いに対向する内周側の質量体(4)の外周面(4c)
    および外周側の質量体(5)の内周面(5b)に両質量
    体(4)(5)間の開口面積(A)を拡大するとともに
    前記弾性体(2)(3)の成形時に環状の堰部(13)
    (14)が係合することにより成形材料の回り込みが防
    止される環状の段部(10)(11)を形成し、 前記金型のキャビティに前記両質量体(4)(5)を定
    置し、このとき前記両質量体(4)(5)の段部(1
    0)(11)に前記堰部(13)(14)が係合するこ
    とにより前記成形材料の回り込みを防止し、 この状態で前記弾性体(2)(3)を成形することを特
    徴とするダンパの製造方法。
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