JP3346225B2 - 警報出力回路 - Google Patents

警報出力回路

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JP3346225B2
JP3346225B2 JP16243297A JP16243297A JP3346225B2 JP 3346225 B2 JP3346225 B2 JP 3346225B2 JP 16243297 A JP16243297 A JP 16243297A JP 16243297 A JP16243297 A JP 16243297A JP 3346225 B2 JP3346225 B2 JP 3346225B2
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拓訓 青野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は警報出力回路に関
し、特に所定種類の警報の内、同時に一種類以下の警報
が無作為に発生する警報信号を受信し、保守員が目視可
能な如く出力する警報出力回路の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来ある警報出力回路を例示する
図であり、図6は警報時限監視処理を例示する図であ
る。
【0003】図5に示される警報出力回路は、一通信回
線上に設けられているn本の伝送路(ch)〔個々の伝
送路を(chi )と表す、但しiは1乃至nの何れかを
示す、以下同様〕の内、何本の伝送路(ch)に障害が
発生しているかを、保守員に目視可能な状態で表示する
ことを目的としている。
【0004】従って警報出力回路の扱う警報はn種類
〔以後警報種別と称する〕であり、また各警報種別は、
同時に一種類以下しか発生しない。警報出力回路は、警
報検出処理部(1)と、警報保持部(2)と、警報種別
分配部(3)と、警報種別出力部(5)と、n組の警報
時限監視部(4i )とから構成されている。
【0005】警報検出処理部(1)は、対象とする通信
回線上に設けられている各伝送路(chi )に、障害が
発生しているか否かを監視し、障害が検出された伝送路
(chi )の数を、連続する所定期間毎〔各期間をフレ
ーム(F)と称し、それぞれ例えば125マイクロ秒と
する〕に集計し、入力警報種別信号(cI )として出力
すると共に、各フレーム(F)に何れかの警報種別が発
生し、入力警報種別信号(cI )が有効値を表すことを
示す警報入力信号(aI )を出力する。
【0006】従って警報入力信号(aI )は、何れの伝
送路(chi )にも障害が発生していない場合には、論
理“0”に設定され、その場合の入力警報種別信号(c
I )は無視されるが、1チャネル以上の伝送路(c
i ) に障害が発生すると論理“1”に設定され、その
場合の入力警報種別信号(cI )が罹障伝送路数(i)
を示す。
【0007】警報保持部(2)は、警報検出処理部
(1)が出力する警報入力信号(aI )および入力警報
種別信号(cI )を受信し、警報入力信号(aI )が論
理“1”に設定されている場合には、入力警報種別信号
(cI )を一フレーム(F)の間、保持する。
【0008】各警報時限監視部(4)は、各入力警報種
別信号(cI )に一対一に対応しており、例えば警報時
限監視部(41 )は入力警報種別信号(cI )=(1)
D に対応し、警報時限監視部(42 )は入力警報種別信
号(cI )=(2)D に対応し、以下同様にして、警報
時限監視部(4n )は入力警報種別信号(cI )=
(n)D に対応している。〔なお(n)D は、十進数
(n)を表す、以下同様〕 警報種別分配部(3)は、警報保持部(2)から出力さ
れる警報入力信号(a I )が論理“0”の場合には、各
警報時限監視部(4i )に入力する選択信号(si )を
論理“0”に設定するが、警報入力信号(aI )が論理
“1”に設定された場合には、入力警報種別信号
(cI )をフレーム(F)単位に分析し、識別した入力
警報種別信号(cI )〔=例えば(1)D 〕に対応する
警報時限監視部(41 )を選出し、リセット信号
(ri )を入力し、内蔵する時限分析信号(x i )を初
期設定〔即ちxi =(0)D 〕した後〔図6、ステップ
S11およびS12〕、警報時限監視部(41 )に入力
している選択信号(s1 )を論理“0”から論理“1”
に設定変更する。
【0009】警報時限監視部(41 )は、警報種別分配
部(3)から入力される選択信号(s1 )が論理“1”
に設定変更されると〔ステップS13〕、内蔵する時限
分析信号(x1 )を所定の増加率で増加させ〔ステップ
S15〕、所定の時間〔以後生成時限(TFG)と称す
る〕が経過した後、時限分析信号(x1 )が所定の閾値
〔X〕に達すると〔ステップS14〕、出力する監視結
果信号(y1 )を論理“1”に設定変更し、以後選択信
号(s1 )が論理“1”に設定されている間、時限分析
信号(x1 )を閾値〔X〕に保持すると共に、監視結果
信号(y1 )を論理“1”に維持する〔ステップS1
6〕。
【0010】警報種別出力部(5)は、各警報時限監視
部(41 )から出力される監視結果信号(y1 )を監視
しており、何れかの監視結果信号(yi )が論理“1”
に設定されたことを検出すると、出力する警報出力信号
(aO )を論理“1”に設定すると共に、論理“1”に
設定された監視結果信号(y1 )に対応する入力警報種
別信号(cI )〔=(1)D 〕を、出力警報種別信号
(cO =(1)D )として出力する。
【0011】なお警報種別分配部(3)は、警報保持部
(2)から同一種類の入力警報種別信号(cI )〔=
(1)D 〕が出力される間は、対応する警報時限監視部
(41)に入力する選択信号(s1 )を論理“1”に設
定し続けている。
【0012】やがて、入力警報種別信号(cI )が
(1)D から(2)D に変化すると、警報種別分配部
(3)は、警報保持部(2)から出力される入力警報種
別信号(c I )の変化を検出し、これ迄入力警報種別信
号(cI )〔=(1)D )に対応する警報時限監視部
(41 )に入力していた選択信号(s1 =論理“1”)
を論理“0”に設定変更した後、新入力警報種別信号
(cI )〔=(2)D 〕に対応する警報時限監視部(4
2 )に入力していた選択信号(s2 =論理“0”)を論
理“1”に設定変更する。
【0013】警報時限監視部(41 )は、警報種別分配
部(3)からの選択信号(s1 =論理“1”)が論理
“0”に設定変更されると〔ステップS13〕、時限分
析信号(x1 )を所定の減少率で減少させ〔ステップS
18〕、時限分析信号(x1 )が(0)D に達すると
〔ステップS17〕、出力する監視結果信号(y1 =論
理“1”)から論理“0”に設定変更し、以後選択信号
(s1 )が論理“0”に設定されている間、出力する監
視結果信号(y1 )を論理“0”に維持する〔ステップ
S19〕。
【0014】一方、警報時限監視部(42 )は、警報種
別分配部(3)から入力される選択信号(s2 =論理
“0”)が論理“1”に設定変更されると〔ステップS
13〕、前述の警報時限監視部(41 )におけると同様
に、時限分析信号(x2 )を所定の増加率で増加させ
〔ステップS15〕、時限分析信号(x2 )が閾値
〔X〕に達すると〔ステップS14〕、出力する監視結
果信号(y1 =論理“0”)を論理“1”に設定し、以
後選択信号(s2 )が論理“1”に設定されている間、
時限分析信号(x2 )を閾値〔X〕に維持すると共に、
監視結果信号(y2 )を論理“1”に維持する〔ステッ
プS16〕。
【0015】警報種別出力部(5)は、警報時限監視部
(41 )から出力されている監視結果信号(y1 =論理
“1”)が論理“0”に設定変更された後、警報時限監
視部(42 )から出力されている監視結果信号(y2
論理“0”)が論理“1”に設定変更されたことを検出
すると、出力中の警報出力信号(aO =論理“1”)を
維持すると共に、出力中の出力警報種別信号(cO
〔=(1)D 〕を(2) D に設定変更する。
【0016】警報種別出力部(5)が出力する出力警報
種別信号(cO )は、入力警報種別信号(cI )の
(1)D から(2)D への変化に、生成時限(TFG)お
よび終結時限(TBG)の余裕を加味することにより、保
守員が目視可能となる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】以上の説明から明らか
な如く、従来ある警報出力回路においては、警報検出処
理部(1)が検出する各入力警報種別に対応してそれぞ
れ警報時限監視部(4i)を設けており、各入力警報種
別の生成時限(TFG)および終結時限(TBG)をそれぞ
れ対応する警報時限監視部(4i )により監視させてい
た為、入力警報種別増加すると共に警報時限監視部
(4)の設置数も増加し、当該警報出力回路の経済性を
損なう問題があった。
【0018】本発明は、入力警報種別数に影響されるこ
と無く、警報出力回路の経済性を維持することを目的と
する。
【0019】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。図1において、100は本発明により設けられた
警報種別検出手段である。
【0020】200は、本発明により複数設けられた警
報時限監視手段である。300は、本発明により設けら
れた警報時限監視選出手段である。なお警報時限監視手
段(200)の設置数(m)は、警報出力回路に入力さ
れる警報種別数(n)未満である。
【0021】警報種別検出手段(100)は、所定種類
(n)の警報の内、同時に一種類以下の警報種別が無作
為に発生する警報信号(c)を受信した場合に、該警報
信号(c)の警報種別を検出する。
【0022】警報時限監視手段(200)は、入力され
た個々の警報種別の生成時限および終結時限をそれぞれ
監視する。警報時限監視選出手段(300)は、警報種
別検出手段(100)が警報種別の変化を検出した場合
に、新たに検出された警報種別の生成時限および終結時
限を監視する警報時限監視手段(200)を、警報時限
監視手段(200)の中から選出する。〔以上、本発明
(請求項1)関連〕 なお警報時限監視手段(200)は、警報時限監視選出
手段(300)により新たに選出された時点から、監視
対象とする警報種別の生成時限の監視を開始し、警報時
限監視選出手段(300)により選択されている間、警
報種別の生成時限の監視を継続することが考慮される。
〔本発明(請求項2)関連〕 また警報時限監視選出手段(300)により選択中の警
報時限監視手段(200)は、警報保護選出手段(30
0)が新たに検出された他の警報種別の監視用に、他の
警報時限監視手段(200)に選出を切替えた時点か
ら、監視対象警報種別の終結時限の監視を開始すること
が考慮される。〔本発明(請求項3)関連〕 また警報時限監視選出手段(300)は、警報信号
(c)の種別の変化を検出した場合に、複数の警報時限
監視手段(200)の内、新たに検出された警報種別と
同一警報種別の終結時限を監視中の警報時限監視手段
(200)の有無を検索し、該当する警報時限監視手段
(200)を検出した場合に、同一警報種別の終結時限
監視状態に継続して生成時限の監視を開始させることが
考慮される。〔本発明(請求項4)関連〕 また警報時限監視選出手段(300)は、警報信号
(c)の種別の変化を検出し、新たに検出された警報種
別と同一警報種別の終結時限を監視中の警報時限監視手
段(200)を検出出来なかった場合に、複数の警報時
限監視手段(200)の内、目下何れの警報種別の監視
も行っていない空き警報時限監視手段(200)を検索
し、該当する警報時限監視手段(200)を検出した場
合に、検出した警報時限監視手段(200)の一つに、
新たに検出した警報種別の生成時限監視を開始させるこ
とが考慮される。〔本発明(請求項5)関連〕 また警報時限監視選出手段(300)は、警報信号
(c)の種別の変化を検出し、新たに検出された警報種
別と同一警報種別の終結時限を監視中の警報時限監視手
段(200)も、目下何れの警報種別の監視も行ってい
ない空き警報時限監視手段(200)も検出出来なかっ
た場合に、複数の警報時限監視手段(200)の内、目
下監視対象警報種別の生成時限を監視中の警報時限監視
手段(200)を検索し、該当する警報時限監視手段
(200)を検出した場合に、検出した警報時限監視手
段(200)の中から、監視済の生成時限の最も短い警
報時限監視手段(200)を選出し、目下監視中の警報
種別に対する生成時限報の監視状態を初期設定した後、
新たに検出した警報種別の生成時限監視を開始させるこ
とが考慮される。〔本発明(請求項6)関連〕 更に警報時限監視選出手段(300)は、警報信号
(c)の種別の変化を検出し、新たに検出された警報種
別と同一警報種別の終結時限を監視中の警報時限監視手
段(200)も、目下何れの警報種別の監視も行ってい
ない空き警報時限監視手段(200)も、目下監視対象
警報種別の生成時限を監視中の警報時限監視手段(20
0)も検出出来なかった場合に、複数の警報時限監視手
段(200)の内、目下監視対象警報種別の終結時限を
監視中の警報時限監視手段(200)を検索し、該当す
る警報時限監視手段(200)を検出した場合に、検出
した警報時限監視手段(200)の中から、未監視の終
結時限の最も短い警報時限監視手段(200)を選出
し、目下監視中の警報種別に対する終結時限報の監視状
態を初期設定した後、新たに検出した警報種別の生成時
限監視を開始させることが考慮される。〔本発明(請求
項7)関連〕 従って、本発明による警報出力回路によれば、警報時限
監視手段の設置数を入力警報種別数未満に削減可能とな
り、当該警報出力回路の経済性を大幅に向上可能とな
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
より説明する。図2は本発明の実施形態による警報出力
回路を示す図であり、図3は図2における警報時限監視
部選出処理を例示する図であり、図4は図2における信
号シーケンスを例示する図である。なお、全図を通じて
同一符号は同一対象物を示す。
【0024】また対象とする入力警報種別信号(cI
の種類も、従来ある警報出力回路と同様に、n種類とす
る。図2においては、図1における警報種別検出手段
(100)として、警報検出処理部(1)および警報保
持部(2)の他に、警報種別蓄積部(30)および比較
部(50)がそれぞれm組設けられ、また図1における
警報時限監視手段(200)として警報時限監視部(4
0)がm組設けられ、また図1における警報時限監視選
出手段(300)として監視部選出部(60)および警
報選出部(70)が設けられている。
【0025】なお図2における警報時限監視部(40)
は、従来ある警報出力回路〔図5参照〕における警報時
限監視部(4)と同様の機能を具備しているが、従来あ
る警報時限監視部(4i )が入力警報種別と同数〔即ち
n組〕設置されていたのに対し、図2における警報時限
監視部(40)は、入力警報種別数より遙に少ない数
(m組、図2においては二組〕に限定されている。
【0026】また警報種別蓄積部(30)および比較部
(50)は、それぞれ警報時限監視部(40)と同数設
けられ、各警報種別蓄積部(30j )および比較部(5
j)は、それぞれ警報時限監視部(40j )に一対一
に対応付けられている。
【0027】各警報時限監視部(40j )は、監視部選
出部(60)から入力される各選択信号(sj )を受信
し、従来ある警報時限監視部(4i )と同様に、図6に
示される警報時限監視処理を実行するが、従来ある警報
時限監視部(4i )が監視結果信号(yi )のみを警報
種別出力部(5)に出力したのに対し、警報時限監視部
(40j )は監視結果信号(yj )と共に、時限分析信
号(xj )も監視部選出部(60)に出力している。
【0028】また各警報種別蓄積部(30j )は、監視
部選出部(60)がそれぞれ対応する警報時限監視部
(40j )に入力する選択信号(sj )を、並行して入
力されており、選択信号(sj )が論理“0”または論
理“1”を保持している状態では、警報保持部(2)か
ら出力される入力警報種別信号(cI )を保持すること
は無いが、選択信号(sj )が論理“0”から論理
“1”に設定変更された場合には、警報保持部(2)か
ら出力される入力警報種別信号(cI )を、保持中警報
種別信号(cHj)として保持し、それぞれ対応する比較
部(50j )に対して出力するものとする。
【0029】また各比較部(50j )は、警報保持部
(2)から出力される入力警報種別信号(cI )と、そ
れぞれ対応する警報種別蓄積部(30j )から出力され
る保持中警報種別信号(cHj)とを比較し、比較結果を
示す比較結果信号(ej )〔一致した場合には(ej
=論理“1”、不一致の場合には(ej )=論理“0”
に設定〕を出力する。
【0030】また監視部選出部(60)は、警報入力信
号(aI )が論理“0”に設定されている状態では、各
警報時限監視部(40j )に入力する選択信号(sj
を総て論理“0”に設定し、また各比較部(50j )か
ら出力される比較結果信号(ej )を無視する。
【0031】従って、各警報種別蓄積部(30j )も警
報保持部(2)から出力される入力警報種別信号
(cI )を保持中警報種別信号(cHj)として蓄積しな
い。図2乃至図4において、警報検出処理部(1)は、
従来ある警報出力回路におけると同様に、対象とする通
信回線上に設けられている各伝送路(chi )に、障害
が発生しているか否かを監視し、障害が検出された伝送
路(chi )の数をフレーム(F)毎〔前例では125
マイクロ秒〕に集計し、入力警報種別信号(cI )とし
て出力すると共に、警報入力信号(aI )を、入力警報
種別信号(c I )が無効の状態を示す論理“0”から、
有効値を出力した状態を示す論理“1”に設定変更す
る。
【0032】警報保持部(2)は、従来ある警報出力回
路〔図5参照〕におけると同様に、警報検出処理部
(1)が出力する警報入力信号(aI )および入力警報
種別信号(cI )を受信し、警報入力信号(aI )が論
理“1”に設定されている場合には、入力警報種別信号
(cI )をフレーム(F)単位に保持する。
【0033】また警報保持部(2)は、警報検出処理部
(1)から入力される警報入力信号(aI )を、監視部
選出部(60)に転送している。図4において、時点
(t1 )以前においては、警報検出処理部(1)から出
力される警報入力信号(aI )が論理“1”に設定され
ているとすると、警報保持部(2)から監視部選出部
(60)に転送される警報入力信号(aI )も論理
“0”に設定されている。
【0034】かかる状態では、監視部選出部(60)
は、各警報時限監視部(40j )に入力する選択信号
(sj )を総て論理“0”に設定しており、その結果、
各警報時限監視部(40j )の出力する時限分析信号
(xj )および監視結果信号(yj)は何れも論理
“0”に設定されている。
【0035】かかる状態では、監視部選出部(60)は
警報選出部(70)に対し、警報出力信号(aO )を論
理“0”に設定する如く指示し、警報選出部(70)
は、監視部選出部(60)からの指示に基づき、出力す
る警報出力信号(aO )を論理“0”に設定する。
【0036】かかる状態で、時点(t1 )において警報
入力信号(aI )が論理“0”から論理“1”に設定変
更され、同時点(t1 )における入力警報種別信号(c
I )がA〔但しAは(1)D 乃至(n)D の何れかとす
る、以下のB、C、D、E等も同様〕に設定されている
ものとする。
【0037】警報保持部(2)は、警報検出処理部
(1)から入力される警報入力信号(a I =論理
“0”)が、時点(t1 )において論理“1”に設定変
更されると、警報検出処理部(1)から出力されている
入力警報種別信号(cI =A)を、1フレーム(F)の
間、保持すると共に、各警報種別蓄積部(30j )およ
び比較部(50j )に入力する。
【0038】監視部選出部(60)は、時点(t1 )以
前においては、各警報時限監視部(40j )からそれぞ
れ出力される監視結果信号(yj )が何れも論理“0”
に設定され、且つ各警報時限監視部(40j )からそれ
ぞれ出力される時限分析信号(xj )が何れも(0)D
に設定されていることから、総ての警報時限監視部(4
1 )および(402 )が共に空き状態にあると判定し
ており、かかる状態で、警報保持部(2)から転送され
る警報入力信号(aI =論理“0”)が論理“1”に設
定変更されたことを検出すると、監視部選出部(60)
は初めて入力警報種別信号(cI )が警報保持部(2)
入力・保持されたと判定し、空き状態にある警報時限監
視部(401 )および(402 )の中から特定の警報時
限監視部〔例えば(401 )〕を選出し〔図3、ステッ
プS24、S25〕、選出した警報時限監視部(4
1 )に対してリセット信号(r1 )を入力し、内蔵す
る時限分析信号(x1 )を初期設定した後〔ステップS
2B〕、警報時限監視部(40 1 )に入力している選択
信号(s1 =論理“0”)を論理“1”に設定変更する
〔ステップS2C〕。
【0039】警報種別蓄積部(301 )は、監視部選出
部(60)から入力される選択信号(s1 )が、論理
“0”から論理“1”に設定変更されると、警報保持部
(2)から入力される入力警報種別信号(cI =A)を
保持中警報種別信号(cH1=A)として保持し、対応す
る警報時限監視部(401 )の監視対象入力警報種別信
号(cI )が(cI =A)であることを示すと共に、保
持中警報種別信号(cH1=A)を比較部(501 )に出
力する。
【0040】比較部(501 )は、警報保持部(2)か
ら入力される入力警報種別信号(c I =A)と、警報種
別蓄積部(301 )から入力される保持中警報種別信号
(c H1=A)とを比較し、両者が一致したことを識別す
ると、比較結果信号(e1 )を論理“1”に設定する。
【0041】また警報時限監視部(401 )は、監視部
選出部(60)からリセット信号(r1 )を入力された
後、監視部選出部(60)から入力される選択信号(s
1 =論理“0”)が論理“1”に設定変更されると、図
6に示される過程で、時限分析信号(xj )を所定の増
加率で増加させることにより、入力警報種別信号(c I
=A)に対する生成時限(TFG)の監視を開始する。
【0042】かかる状態で、時点(t1 )から生成時限
(TFG)が経過する以前の時点(t 2 )に、警報検出処
理部(1)から出力される入力警報種別信号(cI
A)が(cI =B)に設定変更され、警報入力信号(a
I )は引続き論理“1”を維持するものとすると、警報
保持部(2)は、時点(t1 )から時点(t2 )以前迄
の各フレーム(F)で保持していた入力警報種別信号
(cI =A)を、時点(t 2 )以後、警報検出処理部
(1)から変更出力される入力警報種別信号(cI
B)に変更保持すると共に、各警報種別蓄積部(3
j )および比較部(50j)に入力する。
【0043】警報種別蓄積部(301 )は、監視部選出
部(60)から入力される選択信号(s1 )が論理
“1”を維持している為、警報保持部(2)から出力さ
れる入力警報種別信号(cI =B)を蓄積せず、未だ保
持中警報種別信号(cH1=A)を継続保持して出力し、
また警報種別蓄積部(302 )は、監視部選出部(6
0)から入力される選択信号(s2 )が論理“0”を維
持している為、警報保持部(2)から出力される入力警
報種別信号(cI =B)を蓄積せず、保持中警報種別信
号(cH2)として出力しない。
【0044】その結果、比較部(501 )は、警報保持
部(2)から入力される入力警報種別信号(cI =B)
と、警報種別蓄積部(301 )から入力される保持中警
報種別信号(cH1=A)とを比較し、両者が不一致とな
ったことを識別すると、比較結果信号(e1 )を論理
“1”から論理“0”に設定変更する。
【0045】なお比較部(502 )は、警報種別蓄積部
(302 )から保持中警報種別信号(cH2)が出力され
ぬことから、引続き比較結果信号(e2 )を論理“0”
に維持する。
【0046】監視部選出部(60)は、時点(t2 )に
おいて、比較部(501 )から出力される比較結果信号
(e1 )が論理“1”から論理“0”に設定変更された
ことを検出することにより、入力警報種別信号(cI
が変化したと判定し〔ステップS21〕、新たに検出さ
れた入力警報種別信号(cI =B)を監視対象とする警
報時限監視部(40j )の選出処理を、図3に示される
如き過程で実行する。
【0047】先ず監視部選出部(60)は、新たに検出
された入力警報種別信号(cI =B)を監視対象とする
警報時限監視部(40j )を、新入力警報種別信号(c
I =B)を監視対象として、既に生成時限(TFG)を監
視済である警報時限監視部(40j )から選出する目的
で、出力される監視結果信号(yj )が論理“1”に設
定され、且つ対応する比較結果信号(ej )が論理
“1”に設定されている警報時限監視部(40j )を検
索する〔ステップS22〕。
【0048】現在は、上記条件に該当する警報時限監視
部(40j )が存在しない為、監視部選出部(60)
は、新入力警報種別信号(cI =B)の監視対象用に既
に生成時限(TFG)を監視済の警報時限監視部(4
j )の検出には不成功と判定する〔ステップS2
3〕。
【0049】次に監視部選出部(60)は、新たに検出
された入力警報種別信号(cI =B)を監視対象とする
警報時限監視部(40j )を、何れの入力警報種別信号
(c I )の監視にも選出されておらず、空き状態にある
警報時限監視部(40j )から選出する目的で、出力さ
れる監視結果信号(yj )が論理“0”に設定され、且
つ出力される時限分析信号(xj )が(0)D に設定さ
れている警報時限監視部(40j )を検索し〔ステップ
S24〕、警報時限監視部(402 )が上記条件に該当
することから、警報時限監視部(402 )を所望の警報
時限監視部(40j )として選出に成功したと判定し
〔S25〕、選出した警報時限監視部(402 )に対し
てリセット信号(r2 )を入力し〔ステップS2B〕、
警報時限監視部(402 )の内蔵する時限分析信号(x
2 )を初期設定させる。
【0050】次に監視部選出部(60)は、時点
(t1 )から時点(t2 )迄、入力警報種別信号(cI
=A)の監視用として選出していた警報時限監視部(4
1 )から、時点(t2 )以降、新入力警報種別信号
(cI =B)の監視用として選出する警報時限監視部
(402 )に選択変更する為に、時点(t2 )迄選出済
の警報時限監視部(401 )に入力していた選択信号
(s1 =論理“1”)を論理“0”に設定変更した後、
時点(t2 )以降選出する警報時限監視部(402 )に
入力している選択信号(s2 =論理“0”)を論理
“1”に設定変更する〔ステップS2C〕。
【0051】警報種別蓄積部(302 )は、監視部選出
部(60)から入力される選択信号(s2 )が、論理
“0”から論理“1”に設定変更されると、警報保持部
(2)から入力される入力警報種別信号(cI =B)を
保持保持中警報種別信号(cH2=B)としてし、対応す
る警報時限監視部(402 )の監視対象入力警報種別信
号(cI )が(cI =B)であることを示すと共に、保
持中警報種別信号(cH2=B)を比較部(502 )に出
力する。
【0052】比較部(502 )は、警報保持部(2)か
ら入力される入力警報種別信号(c I =B)と、警報種
別蓄積部(302 )から入力される保持中警報種別信号
(c H2=B)とを比較し、両者が一致したことを識別す
ると、比較結果信号(e2 )を論理“1”に設定する。
【0053】また警報時限監視部(402 )は、監視部
選出部(60)からリセット信号(r2 )を入力された
後、監視部選出部(60)から入力される選択信号(s
2 )が論理“0”から論理“1”に設定変更されると、
図6に示される過程で、時限分析信号(x2 )を所定の
増加率で増加させることにより、入力警報種別信号(c
I =B)に対する生成時限(TFG)の監視を開始し、生
成時限(TFG)が経過した時点(t21)に、時限分析信
号(x2 )が閾値〔X〕に達すると、出力する監視結果
信号(y2 =論理“0”)を論理“1”に設定変更す
る。
【0054】以後警報時限監視部(402 )は、時限分
析信号(x2 )を閾値〔X〕に維持する。一方警報時限
監視部(401 )は、時点(t2 )においては時点(t
1 )から生成時限(TFG)が経過していない為、未だ時
限分析信号(x1 )が閾値〔X〕に達しておらず、監視
結果信号(y1 )が論理“0”を維持している状態であ
り、かかる状態で、監視部選出部(60)から入力され
ている選択信号(s1 )が論理“1”から論理“0”に
設定変更されると、図6に示される過程で、時限分析信
号(x1 )を所定の減少率で減少させる。
【0055】監視部選出部(60)は、時点(t2 )か
ら生成時限(TFG)が経過した時点(t21)に、警報時
限監視部(402 )から出力される監視結果信号
(y2 )が、論理“0”から論理“1”に設定変更され
たことを検出すると、警報選出部(70)に対し、出力
している警報出力信号(aO =論理“0”)を論理
“1”に設定変更すると共に、論理“1”に設定変更さ
れた監視結果信号(y2 )を出力する警報時限監視部
(402 )に対応する警報種別蓄積部(302 )から出
力される保持中警報種別信号(cH2=B)を、出力警報
種別信号(cO =B)として出力することを指示する。
【0056】警報選出部(70)は、監視部選出部(6
0)からの指示に基づき、出力している警報出力信号
(aO =論理“0”)を論理“1”に設定変更すると共
に、指定された警報種別蓄積部(302 )から出力され
る保持中警報種別信号(cH2=B)を、出力警報種別信
号(cO =B)として出力する。
【0057】かかる状態で、時点(t2 )から生成時限
(TFG)は経過したが、終結時限(TBG)は経過する以
前である時点(t3 )に、警報検出処理部(1)から出
力される入力警報種別信号(cI =B)が(cI =C)
に設定変更され、警報入力信号(aI )は引続き論理
“1”を維持するものとすると、警報保持部(2)は、
時点(t2 )から時点(t3 )以前迄の各フレーム
(F)で保持していた入力警報種別信号(cI =B)
を、時点(t3 )以後、警報検出処理部(1)から変更
出力される入力警報種別信号(cI =C)に変更保持す
ると共に、各警報種別蓄積部(30j )および比較部
(50j )に入力する。
【0058】警報種別蓄積部(301 )は、監視部選出
部(60)から入力される選択信号(s1 )が論理
“0”を維持している為、警報保持部(2)から出力さ
れる入力警報種別信号(cI =C)を蓄積せず、未だ保
持中警報種別信号(cH1=A)を継続保持して出力し、
また警報種別蓄積部(302 )は、監視部選出部(6
0)から入力される選択信号(s2 )が論理“1”を維
持している為、警報保持部(2)から出力される入力警
報種別信号(cI =C)を蓄積せず、未だ保持中警報種
別信号(cH2=B)を継続保持して出力する。
【0059】その結果、比較部(502 )は、警報保持
部(2)から入力されている入力警報種別信号(cI
C)と、警報種別蓄積部(302 )から入力された保持
中警報種別信号(cH2=B)とを比較し、両者が不一致
となったことを識別すると、比較結果信号(e2 =論理
“1”)を論理“0”に設定変更する。
【0060】また比較部(501 )も、警報保持部
(2)から入力される入力警報種別信号(cI =C)
と、警報種別蓄積部(301 )から入力される保持中警
報種別信号(cH1=A)とを比較し、両者が不一致であ
ることを識別すると、引続き比較結果信号(e1 )を論
理“0”に維持する。
【0061】監視部選出部(60)は、時点(t3 )に
おいて、比較部(502 )から出力される比較結果信号
(e2 )が論理“1”から論理“0”に設定変更された
ことを検出することにより、入力警報種別信号(cI
が変化したと判定し〔ステップS21〕、新たに検出さ
れた入力警報種別信号(cI =C)を監視対象とする警
報時限監視部(40j )の選出処理を、前述と同様の過
程で実行する。
【0062】先ず監視部選出部(60)は、新たに検出
された入力警報種別信号(cI =C)を監視対象とする
警報時限監視部(40j )を、新入力警報種別信号(c
I =C)を監視対象として、既に生成時限(TFG)を監
視済である警報時限監視部(40j )から選出する目的
で、出力される監視結果信号(yj )が論理“1”に設
定され、且つ対応する比較結果信号(ej )が論理
“1”が設定されている警報時限監視部(40j )を検
索する〔ステップS22〕。
【0063】現在は、上記条件に該当する警報時限監視
部(40j )が存在しない為、監視部選出部(60)
は、新入力警報種別信号(cI =C)の監視対象用に、
既に生成時限(TFG)を監視済の警報時限監視部(40
j )の検出には不成功と判定する〔ステップS23〕。
【0064】次に監視部選出部(60)は、新たに検出
された入力警報種別信号(cI =C)を監視対象とする
警報時限監視部(40j )を、何れの入力警報種別信号
(cI )の監視にも選出されておらず、空き状態にある
警報時限監視部(40j )から選出する目的で、出力さ
れる監視結果信号(yj )が論理“0”に設定され、且
つ出力される時限分析信号(xj )が(0)D に設定さ
れている警報時限監視部(40j )を検索する〔ステッ
プS24〕。
【0065】現在は、上記条件に該当する警報時限監視
部(40j )が存在しない為、監視部選出部(60)
は、新入力警報種別信号(cI =C)の監視対象用に、
空き警報時限監視部(40j )の検出には不成功と判定
する〔ステップS25〕。
【0066】次に監視部選出部(60)は、新たに検出
された入力警報種別信号(cI =C)を監視対象とする
警報時限監視部(40j )を、既に何れかの入力警報種
別信号(cI )の監視に選出済であるが、未だ生成時限
(TFG)を未監視で、監視結果信号(yj )が論理
“1”に未設定の警報時限監視部(40j )の中から選
出する目的で、出力される監視結果信号(yj )が論理
“0”に設定されている総ての警報時限監視部(4
j )を抽出する〔ステップS26〕。
【0067】現時点(t3 )において、警報時限監視部
(402 )は、時点(t21)で監視結果信号(y2 )を
論理“1”に設定済であり、上記条件には該当しない
が、警報時限監視部(401 )は、時点(t2 )から終
結時限(TBG)が未経過の為、監視結果信号(y1 )を
論理“0”に維持しており、上記条件に該当することか
ら、警報時限監視部(401 )を抽出に成功したと判定
し〔ステップS27〕、抽出した警報時限監視部(40
1 )の時限分析信号(x1 )の比較を試みるが〔ステッ
プS29〕、抽出されたのが警報時限監視部(401
のみであるので、警報時限監視部(401 )を最小の時
限分析信号(x1 )を有すると判定し、新たに検出され
た入力警報種別信号(cI =C)を監視対象とする警報
時限監視部(40j )として選出し〔ステップS2
A〕、選出した警報時限監視部(401)に対してリセ
ット信号(r1 )を入力する〔ステップS2B〕。
【0068】その結果、警報時限監視部(401 )の内
蔵する、これ迄監視対象としていた入力警報種別信号
(cI =B)の生成時限(TFG)を監視中であった時限
分析信号(x1 )が初期設定されることとなる。
【0069】次に監視部選出部(60)は、時点
(t2 )から時点(t3 )迄、入力警報種別信号(cI
=B)の監視用として選出していた警報時限監視部(4
2 )から、時点(t3 )以降、新入力警報種別信号
(cI =C)の監視用として選出する警報時限監視部
(401 )に選択変更する為に、時点(t3 )迄選出済
の警報時限監視部(402 )に入力していた選択信号
(s2 =論理“1”)を論理“0”に設定変更した後、
時点(t3 )以降選出する警報時限監視部(401 )に
入力している選択信号(s1 =論理“0”)を論理
“1”に設定変更する〔ステップS2C〕。
【0070】警報種別蓄積部(301 )は、監視部選出
部(60)から入力される選択信号(s1 )が、論理
“0”から論理“1”に設定変更されると、警報保持部
(2)から入力される入力警報種別信号(cI =C)を
保持中警報種別信号(cH1=C)として保持し、対応す
る警報時限監視部(401 )の監視対象入力警報種別信
号(cI )が(cI =C)であることを示すと共に、保
持中警報種別信号(cH1=C)を比較部(501 )に出
力する。
【0071】比較部(501 )は、警報保持部(2)か
ら入力される入力警報種別信号(c I =C)と、警報種
別蓄積部(301 )から入力される保持中警報種別信号
(c H1=C)とを比較し、両者が一致したことを識別す
ると、比較結果信号(e1 =論理“0”)を論理“1”
に設定変更する。
【0072】また警報時限監視部(401 )は、監視部
選出部(60)からリセット信号(r1 )を入力された
後、監視部選出部(60)から入力される選択信号(s
1 )が論理“0”から論理“1”に設定変更されると、
図6に示される過程で、時限分析信号(x1 )を所定の
増加率で増加させることにより、入力警報種別信号(c
I =C)に対する生成時限(TFG)の監視を開始する。
【0073】一方警報時限監視部(402 )は、時点
(t21)において時限分析信号(x2)が閾値〔X〕に
達しており、監視結果信号(y1 )が論理“1”に設定
済であり、かかる状態で、時点(t3 )に、監視部選出
部(60)から入力されている選択信号(s2 )が論理
“1”から論理“0”に設定変更されると、図6に示さ
れる過程で、時限分析信号(x2 )を所定の減少率で減
少させることにより、入力警報種別信号(cI =B)に
対する終結時限(TBG)の監視を開始し、終結時限(T
BG)が経過すると、時限分析信号(x2 )は(0)D
減少する。
【0074】監視部選出部(60)は、時点(t3 )以
降も、警報時限監視部(402 )から出力される監視結
果信号(y2 )が論理“1”に維持されている為、警報
選出部(70)に対し、出力している警報出力信号(a
O )を論理“1”に維持すると共に、論理“1”に維持
されている監視結果信号(y2 )を出力する警報時限監
視部(402 )に対応する警報種別蓄積部(302 )か
ら出力される保持中警報種別信号(cH2=B)を、引続
き出力警報種別信号(cO =B)として出力することを
指示する。
【0075】警報選出部(70)は、監視部選出部(6
0)からの指示に基づき、出力している警報出力信号
(aO )を論理“1”に維持すると共に、指定された警
報種別蓄積部(302 )から出力される保持中警報種別
信号(cH2=B)を、引続き出力警報種別信号(cO
B)として出力する。
【0076】かかる状態で、時点(t3 )から生成時限
(TFG)が経過する以前である時点(t4 )に、警報検
出処理部(1)から出力される入力警報種別信号(cI
=C)が(cI =D)に設定変更され、警報入力信号
(aI )は引続き論理“1”を維持するものとすると、
警報保持部(2)は、時点(t3 )から時点(t4 )以
前迄の各フレーム(F)で保持していた入力警報種別信
号(cI =C)を、時点(t4 )以後、警報検出処理部
(1)から変更出力される入力警報種別信号(c I
D)に変更保持すると共に、各警報種別蓄積部(3
j )および比較部(50j )に入力する。
【0077】警報種別蓄積部(301 )は、監視部選出
部(60)から入力される選択信号(s1 )が論理
“1”を維持している為、警報保持部(2)から出力さ
れる入力警報種別信号(cI =D)を蓄積せず、未だ保
持中警報種別信号(cH1=C)を継続保持して出力し、
また警報種別蓄積部(302 )は、監視部選出部(6
0)から入力される選択信号(s2 )が論理“0”を維
持している為、警報保持部(2)から出力される入力警
報種別信号(cI =D)を蓄積せず、未だ保持中警報種
別信号(cH2=B)を継続保持して出力する。
【0078】その結果、比較部(501 )は、警報保持
部(2)から入力される入力警報種別信号(cI =D)
と、警報種別蓄積部(301 )から入力される保持中警
報種別信号(cH1=C)とを比較し、両者が不一致とな
ったことを識別すると、比較結果信号(e1 =論理
“1”)を論理“0”に設定変更する。
【0079】また比較部(502 )も、警報保持部
(2)から入力される入力警報種別信号(cI =D)
と、警報種別蓄積部(302 )から入力される保持中警
報種別信号(cH1=B)とを比較し、両者が不一致であ
ることを識別すると、引続き比較結果信号(e2 )を論
理“0”に維持する。
【0080】監視部選出部(60)は、時点(t4 )に
おいて、比較部(501 )から出力される比較結果信号
(e1 )が論理“1”から論理“0”に設定変更された
ことを検出することにより、入力警報種別信号(cI
が変化したと判定し〔ステップS21〕、新たに検出さ
れた入力警報種別信号(cI =D)を監視対象とする警
報時限監視部(40j )の選出処理を、前述と同様の過
程で実行する。
【0081】先ず監視部選出部(60)は、新たに検出
された入力警報種別信号(cI =D)を監視対象とする
警報時限監視部(40j )を、新入力警報種別信号(c
I =D)を監視対象として、既に生成時限(TFG)を監
視済である警報時限監視部(40j )から選出する目的
で、出力される監視結果信号(yj )が論理“1”に設
定され、且つ対応する比較結果信号(ej )が論理
“1”に設定されている警報時限監視部(40j )を検
索する〔ステップS22〕。
【0082】現在は、上記条件に該当する警報時限監視
部(40j )が存在しない為、監視部選出部(60)
は、新入力警報種別信号(cI =D)の監視対象用に、
既に生成時限(TFG)を監視済の警報時限監視部(40
j )の検出には不成功と判定する〔ステップS23〕。
【0083】次に監視部選出部(60)は、新たに検出
された入力警報種別信号(cI =D)を監視対象とする
警報時限監視部(40j )を、何れの入力警報種別信号
(cI )の監視にも選出されておらず、空き状態にある
警報時限監視部(40j )から選出する目的で、出力さ
れる監視結果信号(yj )が論理“0”に設定され、且
つ出力される時限分析信号(xj )が(0)D に設定さ
れている警報時限監視部(40j )を検索する〔ステッ
プS24〕。
【0084】現在は、上記条件に該当する警報時限監視
部(40j )が存在しない為、監視部選出部(60)
は、新入力警報種別信号(cI =D)の監視対象用に、
空き警報時限監視部(40j )の検出には不成功と判定
する〔ステップS25〕。
【0085】次に監視部選出部(60)は、新たに検出
された入力警報種別信号(cI =D)を監視対象とする
警報時限監視部(40j )を、既に何れかの入力警報種
別信号(cI )の監視に選出済であるが、未だ生成時限
(TFG)を未監視で、監視結果信号(yj )が論理
“1”に未設定の警報時限監視部(40j )の中から選
出する目的で、出力される監視結果信号(yj )が論理
“0”に設定されている総ての警報時限監視部(4
j )を抽出する〔ステップS26〕。
【0086】現時点(t4 )において、警報時限監視部
(402 )は、時点(t21)で監視結果信号(y2 )を
論理“1”に設定済であり、且つ時点(t3 )から終結
時限(TBG)が未経過の為、監視結果信号(y2 )を論
理“1”に維持しており、上記条件には該当しないが、
警報時限監視部(401 )は、時点(t3 )から生成時
限(TFG)が未経過の為、監視結果信号(y1 )を論理
“0”に維持しており、上記条件に該当することから、
警報時限監視部(401 )を抽出に成功したと判定し
〔ステップS27〕、抽出した警報時限監視部(4
1 )の時限分析信号(x1 )の比較を試みるが〔ステ
ップS29〕、抽出されたのが警報時限監視部(4
1 )のみであるので、警報時限監視部(401 )を最
小の時限分析信号(x1 )を有すると判定し、新たに検
出された入力警報種別信号(cI =D)を監視対象とす
る警報時限監視部(40j )として選出し〔ステップS
2A〕、選出した警報時限監視部(401 )に対してリ
セット信号(r1 )を入力する〔ステップS2B〕。
【0087】その結果、警報時限監視部(401 )の内
蔵する、これ迄監視対象としていた入力警報種別信号
(cI =C)の生成時限(TFG)を監視中であった時限
分析信号(x1 )が初期設定されることとなる。
【0088】次に監視部選出部(60)は、時点
(t3 )から時点(t4 )迄、入力警報種別信号(cI
=C)の監視用として選出していた警報時限監視部(4
1 )から、時点(t4 )以降、新入力警報種別信号
(cI =D)の監視用として選出する警報時限監視部
(401 )に選択変更する為に、時点(t4 )迄選出済
の警報時限監視部(401 )に入力していた選択信号
(s1 =論理“1”)を、一旦論理“0”に設定変更し
た後、時点(t4 )以降選出する警報時限監視部(40
1 )に入力している選択信号(s1 =論理“0”)を、
再度論理“1”に設定変更する〔ステップS2C〕。
【0089】警報種別蓄積部(301 )は、監視部選出
部(60)から入力される選択信号(s1 )が、一旦論
理“1”から論理“0”に設定変更された後、再度論理
“0”から論理“1”に設定変更されると、警報保持部
(2)から入力される入力警報種別信号(cI =D)を
保持中警報種別信号(cH1=D)として保持し、対応す
る警報時限監視部(401 )の監視対象入力警報種別信
号(cI )が(cI =D)であることを示すと共に、保
持中警報種別信号(cH1=D)を比較部(50 1 )に出
力する。
【0090】比較部(501 )は、警報保持部(2)か
ら入力される入力警報種別信号(c I =D)と、警報種
別蓄積部(301 )から入力される保持中警報種別信号
(c H1=D)とを比較し、両者が一致したことを識別す
ると、比較結果信号(e1 =論理“0”)を論理“1”
に設定変更する。
【0091】また警報時限監視部(401 )は、監視部
選出部(60)からリセット信号(r1 )を入力された
後、監視部選出部(60)から入力される選択信号(s
1 )が論理“0”から論理“1”に設定変更されると、
図6に示される過程で、時限分析信号(x1 )を所定の
増加率で増加させることにより、入力警報種別信号(c
I =D)に対する生成時限(TFG)の監視を開始し、生
成時限(TFG)が経過した時点(t41)に、時限分析信
号(x1 )が閾値〔X〕に達すると、出力する監視結果
信号(y1 =論理“0”)を論理“1”に設定変更す
る。
【0092】以後警報時限監視部(401 )は、時限分
析信号(x1 )を閾値〔X〕に維持する。一方警報時限
監視部(402 )は、時点(t3 )以降、入力警報種別
信号(c I =B)に対する終結時限(TBG)の監視を実
行し、終結時限(TBG)の監視を終了した時点(t42
に、時限分析信号(x2 )が(0)D 迄減少すると、出
力する監視結果信号(y2 =論理“1”)を論理“0”
に設定変更する。
【0093】ここで、警報時限監視部(401 )の入力
警報種別信号(cI =D)に対する生成時限(TFG)を
監視し終えた時点(t41)が、警報時限監視部(4
2 )の入力警報種別信号(cI =B)に対する終結時
限(TBG)を監視し終えた時点(t42)より早かったと
する。
【0094】監視部選出部(60)は、時点(t4 )以
降も、警報時限監視部(402 )から出力される監視結
果信号(y2 )が論理“1”に維持されている状態で、
時点(t41)に、警報時限監視部(401 )から出力さ
れる監視結果信号(y1 )が、論理“0”から論理
“1”に設定変更されたことを検出すると、これ迄継続
して論理“1”に維持されていた監視結果信号(y2
より、新たに論理“0”から論理“1”に設定変更され
た監視結果信号(y1 )を優先的に出力する為に、警報
選出部(70)に対し、出力している警報出力信号(a
O )を論理“1”に維持すると共に、継続出力していた
出力警報種別信号(cO =B)を、監視結果信号
(y1 )を新たに論理“0”から論理“1”に設定変更
した警報時限監視部(401 )に対応する警報種別蓄積
部(301 )から出力される保持中警報種別信号(cH1
=D)に変更し、出力警報種別信号(cO =D)として
出力変更することを指示する。
【0095】警報選出部(70)は、監視部選出部(6
0)からの指示に基づき、出力している警報出力信号
(aO )を論理“1”に維持すると共に、出力中の出力
警報種別信号(cO =B)を、指定された警報種別蓄積
部(301 )から出力される保持中警報種別信号(cH2
=D)に変更し、出力警報種別信号(cO =D)として
出力変更する。
【0096】かかる状態で、時点(t41)と時点
(t42)との中間の時点(t5 )に、警報検出処理部
(1)から出力される入力警報種別信号(cI =D)が
(cI =E)に設定変更され、警報入力信号(aI )は
引続き論理“1”を維持するものとすると、警報保持部
(2)は、時点(t4 )から時点(t5 )以前迄の各フ
レーム(F)で保持していた入力警報種別信号(cI
D)を、時点(t5 )以後、警報検出処理部(1)から
変更出力される入力警報種別信号(cI =E)に変更保
持すると共に、各警報種別蓄積部(30j )および比較
部(50j )に入力する。
【0097】警報種別蓄積部(301 )は、監視部選出
部(60)から入力される選択信号(s1 )が論理
“1”を維持している為、警報保持部(2)から出力さ
れる入力警報種別信号(cI =E)を蓄積せず、未だ保
持中警報種別信号(cH1=D)を継続保持して出力し、
また警報種別蓄積部(302 )は、監視部選出部(6
0)から入力される選択信号(s2 )が論理“0”を維
持している為、警報保持部(2)から出力される入力警
報種別信号(cI =E)を蓄積せず、未だ保持中警報種
別信号(cH2=B)を継続保持して出力する。
【0098】その結果、比較部(501 )は、警報保持
部(2)から入力される入力警報種別信号(cI =E)
と、警報種別蓄積部(301 )から入力される保持中警
報種別信号(cH1=D)とを比較し、両者が不一致とな
ったことを識別すると、比較結果信号(e1 =論理
“1”)を論理“0”に設定変更する。
【0099】また比較部(502 )も、警報保持部
(2)から入力される入力警報種別信号(cI =E)
と、警報種別蓄積部(302 )から入力される保持中警
報種別信号(cH2=B)とを比較し、両者が不一致であ
ることを識別すると、引続き比較結果信号(e2 )を論
理“0”に維持する。
【0100】監視部選出部(60)は、時点(t5 )に
おいて、比較部(501 )から出力される比較結果信号
(e1 )が論理“1”から論理“0”に設定変更された
ことを検出することにより、入力警報種別信号(cI
が変化したと判定し〔ステップS21〕、新たに検出さ
れた入力警報種別信号(cI =E)を監視対象とする警
報時限監視部(40j )の選出処理を、前述と同様の過
程で実行する。
【0101】先ず監視部選出部(60)は、新たに検出
された入力警報種別信号(cI =E)を監視対象とする
警報時限監視部(40j )を、新入力警報種別信号(c
I =E)を監視対象として、既に生成時限(TFG)を監
視済である警報時限監視部(40j )から選出する目的
で、監視結果信号(yj )が論理“1”に設定され、且
つ対応する比較結果信号(ej )が論理“1”に設定さ
れている警報時限監視部(40j )を検索する〔ステッ
プS22〕。
【0102】現在は、上記条件に該当する警報時限監視
部(40j )が存在しない為、監視部選出部(60)
は、新入力警報種別信号(cI =E)の監視対象用に、
既に生成時限(TFG)を監視済の警報時限監視部(40
j )の検出には不成功と判定する〔ステップS23〕。
【0103】次に監視部選出部(60)は、新たに検出
された入力警報種別信号(cI =E)を監視対象とする
警報時限監視部(40j )を、何れの入力警報種別信号
(cI )の監視にも選出されておらず、空き状態にある
警報時限監視部(40j )から選出する目的で、出力さ
れる監視結果信号(yj )が論理“0”に設定され、且
つ出力される時限分析信号(xj )が(0)D に設定さ
れている警報時限監視部(40j )を検索する〔ステッ
プS24〕。
【0104】現時点(t5 )では、上記条件に該当する
警報時限監視部(40j )が存在しない為、監視部選出
部(60)は、新入力警報種別信号(cI =C)の監視
対象用に、空き警報時限監視部(40j )の検出には不
成功と判定する〔ステップS25〕。
【0105】次に監視部選出部(60)は、新たに検出
された入力警報種別信号(cI =E)を監視対象とする
警報時限監視部(40j )を、既に何れかの入力警報種
別信号(cI )の監視に選出済であるが、未だ生成時限
(TFG)を未監視で、監視結果信号(yj )が論理
“1”に未設定の警報時限監視部(40j )の中から選
出する目的で、出力される監視結果信号(yj )が論理
“0”に設定されている総ての警報時限監視部(4
j )を抽出する〔ステップS26〕。
【0106】現時点(t5 )では、上記条件に該当する
警報時限監視部(40j )が存在しない為、監視部選出
部(60)は、新入力警報種別信号(cI =E)を監視
対象として、何れかの入力警報種別信号(cI )の監視
に選出済であるが、未だ生成時限(TFG)を未監視の警
報時限監視部(40j )の検出には不成功と判定する
〔ステップS27〕。
【0107】次に監視部選出部(60)は、新たに検出
された入力警報種別信号(cI =E)を監視対象とする
警報時限監視部(40j )を、既に何れかの入力警報種
別信号(cI )の監視に選出済であり、且つ生成時限
(TFG)を監視済で、監視結果信号(yj )が論理
“1”に設定済の警報時限監視部(40j )の中から選
出する目的で、出力される監視結果信号(yj )が論理
“1”に設定されている総ての警報時限監視部(4
j )を抽出する〔ステップS28〕。
【0108】現時点(t5 )において、警報時限監視部
(401 )は入力警報種別信号(c I =D)を監視対象
として時点(t41)に生成時限(TFG)を監視し終え、
監視結果信号(y1 )を論理“1”に設定済であり、ま
た警報時限監視部(402 )は入力警報種別信号(cI
=B)を監視対象として時点(t21)に生成時限
(T FG)を監視し終えた後、時点(t3 )以降、終結時
限(TBG)を監視中であることから、監視結果信号(y
2 )を論理“1”に設定済であり、何れも上記条件に該
当することから、警報時限監視部(401 )および(4
2 )を抽出し〔ステップS28〕、抽出した警報時限
監視部(401 )の時限分析信号(x1 )と、警報時限
監視部(402 )の時限分析信号(x2 )とを比較する
〔ステップS29〕。
【0109】比較の結果、時限分析信号(x1 )は、生
成時限(TFG)の監視終了状態であり、閾値〔X〕に維
持されているが、時限分析信号(x2 )は終結時限(T
BG)の監視中であり、閾値〔X〕から減少している為、
警報時限監視部(402 )を最小の時限分析信号
(x2 )を有すると判定し、新たに検出された入力警報
種別信号(cI =E)の監視対象用として選出し〔ステ
ップS2A〕、選出した警報時限監視部(402 )に対
してリセット信号(r2 )を入力する〔ステップS2
B〕。
【0110】その結果、警報時限監視部(402 )の内
蔵する、これ迄監視対象としていた入力警報種別信号
(cI =B)の終結時限(TBG)を監視中であった時限
分析信号(x2 )が初期設定されることとなり、出力さ
れている監視結果信号(y2 )は、論理“1”から論理
“0”に設定変更される。
【0111】次に監視部選出部(60)は、時点
(t4 )から時点(t5 )迄、入力警報種別信号(cI
=D)の監視用として選出していた警報時限監視部(4
1 )から、時点(t5 )以降、新入力警報種別信号
(cI =E)の監視用として選出する警報時限監視部
(402 )に選択変更する為に、時点(t5 )迄選出済
の警報時限監視部(401 )に入力していた選択信号
(s1 =論理“1”)を論理“0”に設定変更した後、
時点(t5 )以降選出する警報時限監視部(402 )に
入力している選択信号(s2 =論理“0”)を論理
“1”に設定変更する〔ステップS2C〕。
【0112】警報種別蓄積部(302 )は、監視部選出
部(60)から入力される選択信号(s2 )が、論理
“0”から論理“1”に設定変更されると、警報保持部
(2)から入力される入力警報種別信号(cI =E)を
保持中警報種別信号(cH2=E)として保持し、対応す
る警報時限監視部(402 )の監視対象入力警報種別信
号(cI )が(cI =E)であることを示すと共に、保
持中警報種別信号(cH2=E)を比較部(502 )に出
力する。
【0113】比較部(502 )は、警報保持部(2)か
ら入力される入力警報種別信号(c I =E)と、警報種
別蓄積部(302 )から入力される保持中警報種別信号
(c H2=E)とを比較し、両者が一致したことを識別す
ると、比較結果信号(e2 =論理“0”)を論理“1”
に設定変更する。
【0114】また警報時限監視部(402 )は、監視部
選出部(60)からリセット信号(r2 )を入力された
後、監視部選出部(60)から入力される選択信号(s
2 )が論理“0”から論理“1”に設定変更されると、
図6に示される過程で、時限分析信号(x2 )を所定の
増加率で増加させることにより、入力警報種別信号(c
I =E)に対する生成時限(TFG)の監視を開始する。
【0115】一方警報時限監視部(401 )は、時点
(t41)において時限分析信号(x1)が閾値〔X〕に
達しており、監視結果信号(y1 )が論理“1”に設定
済であり、かかる状態で、時点(t5 )に、監視部選出
部(60)から入力されている選択信号(s1 )が論理
“1”から論理“0”に設定変更されると、図6に示さ
れる過程で、時限分析信号(x1 )を所定の減少率で減
少させることにより、入力警報種別信号(cI D)に対
する終結時限(TBG)の監視を開始する。
【0116】監視部選出部(60)は、時点(t5 )以
降も、警報時限監視部(401 )から出力される監視結
果信号(y1 )は論理“1”に維持され、また警報時限
監視部(402 )から出力される監視結果信号(y2
は論理“0”に設定変更される為、警報選出部(70)
に対し、出力している警報出力信号(aO )を論理
“1”に維持すると共に、論理“1”に維持されている
監視結果信号(y1 )を出力する警報時限監視部(40
1 )に対応する警報種別蓄積部(301 )から出力され
る保持中警報種別信号(cH1=D)を、引続き出力警報
種別信号(cO =D)として出力することを指示する。
【0117】警報選出部(70)は、監視部選出部(6
0)からの指示に基づき、出力している警報出力信号
(aO )を論理“1”に維持すると共に、指定された警
報種別蓄積部(301 )から出力される保持中警報種別
信号(cH1=D)を、引続き出力警報種別信号(cO
D)として出力する。
【0118】かかる状態で、時点(t5 )から生成時限
(TFG)が経過する以前の時点(t 6 )に、警報検出処
理部(1)から出力される入力警報種別信号(cI
E)が(cI =D)に設定変更され、警報入力信号(a
I )は引続き論理“1”を維持するものとすると、警報
保持部(2)は、時点(t5 )から時点(t6 )以前迄
の各フレーム(F)で保持していた入力警報種別信号
(cI =E)を、時点(t 6 )以後、警報検出処理部
(1)から変更出力される入力警報種別信号(cI
D)に変更保持すると共に、各警報種別蓄積部(3
j )および比較部(50j)に入力する。
【0119】警報種別蓄積部(301 )は、監視部選出
部(60)から入力される選択信号(s1 )が論理
“0”を維持している為、警報保持部(2)から出力さ
れる入力警報種別信号(cI =D)を蓄積せず、未だ保
持中警報種別信号(cH1=D)を継続保持して出力し、
また警報種別蓄積部(302 )は、監視部選出部(6
0)から入力される選択信号(s2 )が論理“1”を維
持している為、警報保持部(2)から出力される入力警
報種別信号(cI =D)を蓄積せず、未だ保持中警報種
別信号(cH2=E)を継続保持して出力する。
【0120】その結果、比較部(501 )は、警報保持
部(2)から入力される入力警報種別信号(cI =D)
と、警報種別蓄積部(301 )から入力される保持中警
報種別信号(cH1=D)とを比較し、両者が一致したこ
とを識別すると、比較結果信号(e1 =論理“0”)を
論理“1”に設定変更する。
【0121】また比較部(502 )は、警報保持部
(2)から入力される入力警報種別信号(cI =D)
と、警報種別蓄積部(302 )から入力される保持中警
報種別信号(cH2=E)とを比較し、両者が不一致とな
ったことを識別すると、比較結果信号(e2 =論理
“1”)を論理“0”に設定変更する。
【0122】監視部選出部(60)は、時点(t6 )に
おいて、比較部(501 )から出力される比較結果信号
(e1 )が論理“0”から論理“1”に設定変更され、
また比較部(502 )から出力される比較結果信号(e
2 )が論理“1”から論理“0”に設定変更されたこと
を検出することにより、入力警報種別信号(cI )が変
化したと判定し〔ステップS21〕、新たに検出された
入力警報種別信号(c I =D)を監視対象とする警報時
限監視部(40j )の選出処理を、前述と同様の過程で
実行する。
【0123】先ず監視部選出部(60)は、新たに検出
された入力警報種別信号(cI =D)を監視対象とする
警報時限監視部(40j )を、新入力警報種別信号(c
I =D)を監視対象として、既に生成時限(TFG)を監
視済である警報時限監視部(40j )から選出する目的
で、出力される監視結果信号(yj )が論理“1”に設
定され、且つ対応する比較結果信号(ej )が論理
“1”に設定されている警報時限監視部(40j )を検
索する〔ステップS22〕。
【0124】検索の結果、警報時限監視部(401 )が
時点(t4 )以降、入力警報種別信号(cI =D)を監
視中で、時点(t41)に生成時限(TFG)を監視済で監
視結果信号(y1 )を論理“1”に設定済であり、時点
(t5 )以降、終結時限(T BG)を監視中であり、且つ
対応する比較部(501 )から出力される比較結果信号
(e1 )が論理“1”に設定されており、上記条件に該
当することを検出すると、監視部選出部(60)は、新
入力警報種別信号(cI =D)の監視対象用として、警
報時限監視部(401 )の選出に成功したと判定する
〔ステップS23〕。
【0125】監視部選出部(60)は、選出した警報時
限監視部(401 )に対し、監視対象としている入力警
報種別信号(cI =D)の終結時限(TBG)の監視状態
を初期設定すること無く、同一入力警報種別信号(cI
=D)の生成時限(TFG)の監視を開始させる為に、リ
セット信号(r1 )を入力すること無く、時点(t5
から時点(t6 )迄、入力警報種別信号(cI =E)の
監視用として選出していた警報時限監視部(402 )か
ら、時点(t6 )以降、再入力警報種別信号(cI
D)の監視用として選出する警報時限監視部(401
に選択変更する為に、時点(t6 )迄選出済の警報時限
監視部(402 )に入力していた選択信号(s2 =論理
“1”)を論理“0”に設定変更した後、時点(t6
以降選出する警報時限監視部(401 )に入力している
選択信号(s1 =論理“0”)を論理“1”に設定変更
する〔ステップS2C〕。
【0126】警報種別蓄積部(301 )は、監視部選出
部(60)から入力される選択信号(s1 )が、論理
“0”から論理“1”に設定変更されると、警報保持部
(2)から入力される入力警報種別信号(cI =D)を
保持中警報種別信号(cH1=D)として引続き保持し、
対応する警報時限監視部(401 )の監視対象入力警報
種別信号(cI )が引続き(cI =D)であることを示
すと共に、保持中警報種別信号(cH1=D)を比較部
(501 )に出力する。
【0127】比較部(501 )は、警報保持部(2)か
ら入力される入力警報種別信号(c I =D)と、警報種
別蓄積部(301 )から入力される保持中警報種別信号
(c H1=D)とを比較し、両者が一致したことを識別す
ると、比較結果信号(e1 =論理“0”)を論理“1”
に設定変更する。
【0128】また警報時限監視部(401 )は、監視部
選出部(60)から入力される選択信号(s1 )が論理
“0”から論理“1”に設定変更されると、図6に示さ
れる過程で、時点(t5 )以降、監視対象入力警報種別
信号(cI =D)の終結時限(TBG)の監視の為に、閾
値〔X〕から所定の減少率で減少中の時限分析信号(x
1 )を、改めて所定の増加率で増加させることにより、
同一入力警報種別信号(cI =D)に対する生成時限
(TFG)の監視を開始し、時点(t6 )から生成時限
(TFG)が経過以前の時点(t61)に、再び時限分析信
号(x1 )を閾値〔X〕迄増加させ、以後時限分析信号
(x1 )を閾値〔X〕に維持し、監視結果信号(y1
も継続して論理“1”に維持する。
【0129】一方警報時限監視部(402 )は、時点
(t5 )以降、入力警報種別信号(c I =E)の生成時
限(TFG)を監視中であるが、未だ生成時限(TFG)が
経過していない為、時限分析信号(x2 )は閾値〔X〕
に達しておらず、監視結果信号(y2 )が論理“0”を
維持している状態であり、かかる状態で、監視部選出部
(60)から入力されている選択信号(s2 )が論理
“1”から論理“0”に設定変更されると、図6に示さ
れる過程で、時限分析信号(x2 )を所定の減少率で減
少させ、所定の終結時限(TBG)が経過する時点
(t62)に、時限分析信号(x2 )は(0)D 迄減少す
る。
【0130】監視部選出部(60)は、時点(t6 )以
降も、警報時限監視部(401 )から出力される監視結
果信号(y1 )が論理“1”に維持されている為、警報
選出部(70)に対し、出力している警報出力信号(a
O )を論理“1”に維持すると共に、論理“1”に維持
されている監視結果信号(y1 )を出力する警報時限監
視部(401 )に対応する警報種別蓄積部(301 )か
ら出力される保持中警報種別信号(cH1=D)を、引続
き出力警報種別信号(cO =D)として出力することを
指示する。
【0131】警報選出部(70)は、監視部選出部(6
0)からの指示に基づき、出力している警報出力信号
(aO )を論理“1”に維持すると共に、指定された警
報種別蓄積部(301 )から出力される保持中警報種別
信号(cH1=D)を、引続き出力警報種別信号(cO
D)として出力する。
【0132】かかる状態で、時点(t7 )に、通信回線
上の伝送路(ch1 )乃至(chn)に発生していたD
チャネル分の障害が回復し、以後全伝送路(ch1 )乃
至(chn )に障害が皆無となり、警報検出処理部
(1)から出力される警報入力信号(aI )が、論理
“1”から論理“0”に設定変更されたとする。
【0133】警報保持部(2)は、警報検出処理部
(1)から入力される警報入力信号(a I )が、時点
(t7 )に論理“1”から論理“0”に設定変更される
と、監視部選出部(60)に転送している警報入力信号
(aI =論理“1”)を、同じく論理“0”に設定変更
する。
【0134】監視部選出部(60)は、警報保持部
(2)から転送される警報入力信号(a I )が、論理
“1”から論理“0”に設定変更されたことを検出する
と、時点(t6 )以降、発生していた入力警報種別信号
(cI =D)が解消し、以後何れの伝送路(chi )に
も障害が発生していない〔即ち入力警報種別信号
(cI )は無効〕と判定し、時点(t6 )以降、入力警
報種別信号(cI =D)を監視対象としていた警報時限
監視部(401 )に入力してる選択信号(s1 =論理
“1”)を論理“0”に設定変更し、既に論理“0”に
設定済の警報時限監視部(40 2 )に入力している選択
信号(s2 )は、引続き論理“0”を維持する。
【0135】警報時限監視部(401 )は、時点
(t61)以降、時限分析信号(x1 )を閾値〔X〕に維
持しており、監視結果信号(y1 )を論理“1”に維持
している状態で、時点(t7 )に、監視部選出部(6
0)から入力されている選択信号(s 1 )が論理“1”
から論理“0”に設定変更されると、図6に示される過
程で、時限分析信号(x1 )を所定減少率で減少させる
ことにより、入力警報種別信号(cI =D)に対する終
結時限(TBG)の監視を開始し、終結時限(TBG)が経
過する時点(t71)に、時限分析信号(x1 )を(0)
D 迄減少させて終結時限(TBG)の監視を終了し、出力
する監視結果信号(y1 =論理“1”)を論理“0”に
設定変更する。
【0136】一方警報時限監視部(402 )は、時点
(t71)以前の時点(t62)に、時限分析信号(x2
を論理“0”迄減少させ、出力する監視結果信号
(y2 )を論理“1”から論理“0”に設定変更してい
る。
【0137】監視部選出部(60)は、時点(t71)に
警報時限監視部(401 )から出力される監視結果信号
(y1 =論理“1”)が論理“0”に設定変更される
と、警報選出部(70)に対し、出力している警報出力
信号(aO =論理“1”)を論理“0”に設定変更させ
ると共に、出力している出力警報種別信号(cO =D)
を、何れの伝送路(ch)にも障害が発生していない情
報〔例えば(0)D または「障害皆無」を表示、或いは
出力警報種別信号(cO )を消滅させる〕。
【0138】以上の説明から明らかな如く、本発明の実
施形態によれば、二組の警報時限監視部(401 )およ
び(402 )を設けるのみで、通信回線上の各伝送路
(ch 1 )乃至(chn )に発生するn種類の警報を、
従来ある警報出力回路と同様に、保守員に目視可能な状
態に出力することが可能となり、従来ある警報出力回路
(41 )乃至(4n )〕に比し、警報時限監視部(4
0)の設置数が大幅に削減されることとなる。
【0139】なお、図2乃至図4はあく迄本発明の一実
施形態に過ぎず、例えば対象とする入力警報種別信号
(cI )は、n組の伝送路(ch)を具備する通信回線
上に発生する罹障伝送路数に限定されることは無く、他
に幾多の変形が考慮されるが、何れの場合にも本発明の
効果は変わらない。また警報時限監視部(40j )の設
置数は二組に限定されることは無く、三組以上に増加さ
せることにより、入力警報種別信号(cI )により近似
した出力警報種別信号(cO )を出力可能とする等、他
に幾多の変形が考慮されるが、何れの場合にも本発明の
効果は変わらない
【0140】。
【発明の効果】以上、本発明による警報出力回路によれ
ば、警報時限監視手段の設置数を入力警報種別数未満に
削減可能となり、当該警報出力回路の経済性を大幅に向
上可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理図
【図2】 本発明の実施形態による警報出力回路
【図3】 図2における警報時限監視部選出処理
【図4】 図2における信号シーケンス
【図5】 従来ある警報出力回路
【図6】 警報時限監視処理
【符号の説明】
1 警報検出処理部 2 警報保持部 3 警報種別分配部 4、40 警報時限監視部 5 警報種別出力部 30 警報種別蓄積部 50 比較部 60 監視部選出部 70 警報選出部 100 警報種別検出手段 200 警報時限監視手段 300 警報時限監視選出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀧 宜孝 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1 番1号 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 昭52−104100(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08B 23/00 510 H04B 1/16

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定種類の警報の内、同時に一種類以下
    の警報種別が無作為に発生する警報信号(c)を受信し
    た場合に、該警報信号(c)の警報種別を検出する警報
    種別検出手段(100)と、 入力された個々の前記警報種別の生成時限および終結時
    限をそれぞれ監視する、前記警報種別数未満の複数の警
    報時限監視手段(200)と、 前記警報種別検出手段(100)が前記警報種別の変化
    を検出した場合に、新たに検出された警報種別の生成時
    限および終結時限を監視する警報時限監視手段(20
    0)を、前記警報時限監視手段(200)の中から選出
    する警報時限監視選出手段(300)とを設けることを
    特徴とする警報出力回路。
  2. 【請求項2】 前記警報時限監視手段(200)は、前
    記警報時限監視選出手段(300)により新たに選出さ
    れた時点から、監視対象とする警報種別の生成時限の監
    視を開始し、前記警報時限監視選出手段(300)によ
    り選択されている間、前記警報種別の生成時限の監視を
    継続することを特徴とする請求項1記載の警報出力回
    路。
  3. 【請求項3】 前記警報時限監視選出手段(300)に
    より選択中の警報時限監視手段(200)は、前記警報
    保護選出手段(300)が新たに検出された他の警報種
    別の監視用に、他の警報時限監視手段(200)に選出
    を切替えた時点から、前記監視対象警報種別の終結時限
    の監視を開始することを特徴とする請求項1記載の警報
    出力回路。
  4. 【請求項4】 前記警報時限監視選出手段(300)
    は、前記警報信号(c)の種別の変化を検出した場合
    に、前記複数の警報時限監視手段(200)の内、新た
    に検出された警報種別と同一警報種別の終結時限を監視
    中の警報時限監視手段(200)の有無を検索し、該当
    する警報時限監視手段(200)を検出した場合に、前
    記同一警報種別の前記終結時限監視状態に継続して生成
    時限の監視を開始させることを特徴とする請求項1記載
    の警報出力回路。
  5. 【請求項5】 前記警報時限監視選出手段(300)
    は、前記警報信号(c)の種別の変化を検出し、前記新
    たに検出された警報種別と同一警報種別の終結時限を監
    視中の警報時限監視手段(200)を検出出来なかった
    場合に、前記複数の警報時限監視手段(200)の内、
    目下何れの警報種別の監視も行っていない空き警報時限
    監視手段(200)を検索し、該当する警報時限監視手
    段(200)を検出した場合に、検出した前記警報時限
    監視手段(200)の一つに、前記新たに検出した警報
    種別の生成時限監視を開始させることを特徴とする請求
    項1乃至請求項4記載の警報出力回路。
  6. 【請求項6】 前記警報時限監視選出手段(300)
    は、前記警報信号(c)の種別の変化を検出し、前記新
    たに検出された警報種別と同一警報種別の終結時限を監
    視中の警報時限監視手段(200)も、目下何れの警報
    種別の監視も行っていない空き警報時限監視手段(20
    0)も検出出来なかった場合に、前記複数の警報時限監
    視手段(200)の内、目下監視対象警報種別の生成時
    限を監視中の警報時限監視手段(200)を検索し、該
    当する警報時限監視手段(200)を検出した場合に、
    検出した警報時限監視手段(200)の中から、監視済
    の前記生成時限の最も短い警報時限監視手段(200)
    を選出し、目下監視中の警報種別に対する生成時限報の
    監視状態を初期設定した後、前記新たに検出した警報種
    別の生成時限監視を開始させることを特徴とする請求項
    1乃至請求項5記載の警報出力回路。
  7. 【請求項7】 前記警報時限監視選出手段(300)
    は、前記警報信号(c)の種別の変化を検出し、前記新
    たに検出された警報種別と同一警報種別の終結時限を監
    視中の警報時限監視手段(200)も、目下何れの警報
    種別の監視も行っていない空き警報時限監視手段(20
    0)も、目下監視対象警報種別の生成時限を監視中の警
    報時限監視手段(200)も検出出来なかった場合に、
    前記複数の警報時限監視手段(200)の内、目下監視
    対象警報種別の終結時限を監視中の警報時限監視手段
    (200)を検索し、該当する警報時限監視手段(20
    0)を検出した場合に、検出した警報時限監視手段(2
    00)の中から、未監視の前記終結時限の最も短い警報
    時限監視手段(200)を選出し、目下監視中の警報種
    別に対する終結時限報の監視状態を初期設定した後、前
    記新たに検出した警報種別の生成時限監視を開始させる
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5記載の警報出力
    回路。
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