JP3346044B2 - センスアンプ - Google Patents

センスアンプ

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JP3346044B2
JP3346044B2 JP21081694A JP21081694A JP3346044B2 JP 3346044 B2 JP3346044 B2 JP 3346044B2 JP 21081694 A JP21081694 A JP 21081694A JP 21081694 A JP21081694 A JP 21081694A JP 3346044 B2 JP3346044 B2 JP 3346044B2
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徹 古賀
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体メモリに使用さ
れるセンスアンプ、より詳しくは、対をなすデータ伝送
路に流れ込む電流の差を検出することにより、データ伝
送路が伝送するデータを検出する電流検出型のセンスア
ンプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体メモリ、たとえば、スタテ
ィック・ランダム・アクセス・メモリ(static random
access memory.以下、SRAMという)として、図5
にその一部分を示すようなものが知られている。
【0003】図5中、1はメモリセルが配列されてなる
メモリセルアレイ部であり、WL1はワード線、BL1
/BL1はビット線である。
【0004】また、2はメモリセルであり、VCCは電
源電圧、3、4は駆動用トランジスタをなすnMOSト
ランジスタ、5、6はnMOSトランジスタ3、4の負
荷をなす抵抗、7、8はワード線WL1を介してON
(導通)、OFF(非導通)が制御されるデータ転送用
トランジスタをなすnMOSトランジスタである。
【0005】また、9はコラム選択回路を構成するコラ
ムスイッチであり、CL1はコラム選択信号、10、1
1はコラム選択信号CL1によりON、OFFが制御さ
れるnMOSトランジスタである。
【0006】また、DB、/DBは各コラムに共通に設
けられたデータバス、12はデータバスDB、/DBに
流れ込む電流の差を検出することによりメモリセルから
読出したデータを検出する電流検出型のセンスアンプで
あり、SOUT、/SOUTはセンスアンプ出力であ
る。
【0007】また、13はセンスアンプ出力SOUT、
/SOUTに基づく出力データDOUTを外部に出力す
るためのデータ出力バッファ、14は出力データDOU
Tが出力されるデータ出力端子である。
【0008】ここに、センスアンプ12は、従来、たと
えば、図6に示すように構成されていた。
【0009】図6中、16はデータバスDBに流れ込む
電流を検出する電流検出回路であり、17は負荷素子を
なすpMOSトランジスタ、18はノード19の電圧V
19の電圧値により電流駆動能力を可変されるpMOSト
ランジスタ、20はセンスアンプ活性化信号SEを反転
してなる反転センスアンプ活性化信号/SEによりO
N、OFFが制御されるpMOSトランジスタである。
【0010】また、21はデータバス/DBに流れ込む
電流を検出する電流検出回路であり、22は負荷素子を
なすpMOSトランジスタ、23はノード24の電圧V
24の電圧値により電流駆動能力を可変されるpMOSト
ランジスタ、25は反転センスアンプ活性化信号/SE
によりON、OFFが制御されるpMOSトランジスタ
である。
【0011】また、26は差動増幅回路であり、27は
ノード24の電圧V24の電圧値により電流駆動能力を可
変されるpMOSトランジスタ、28、29はノード1
9の電圧V19の電圧値により電流駆動能力を可変される
pMOSトランジスタ、30はノード24の電圧V24
電圧値により電流駆動能力を可変されるpMOSトラン
ジスタである。
【0012】また、31、32はカレントミラー回路を
なすnMOSトランジスタ、33、34もカレントミラ
ー回路をなすnMOSトランジスタ、35〜38はセン
スアンプ活性化信号SEによりON、OFFが制御され
るnMOSトランジスタである。
【0013】また、39、40はバッファ回路であり、
41、42はセンスアンプ活性化信号SEによりON、
OFFが制御されるpMOSトランジスタである。
【0014】また、43〜46はインバータであり、4
7〜50はプルアップ素子をなすpMOSトランジス
タ、51〜54はプルダウン素子をなすnMOSトラン
ジスタである。
【0015】このセンスアンプを非活性状態とする場合
には、図7に示すように、センスアンプ活性化信号SE
=Lレベル、反転センスアンプ活性化信号/SE=Hレ
ベルとする。
【0016】この場合、電流検出回路16、21におい
ては、pMOSトランジスタ20、25=OFF、差動
増幅回路26においては、nMOSトランジスタ35〜
38=OFF、バッファ回路39、40においては、p
MOSトランジスタ41、42=ONとなる。
【0017】したがって、この場合には、インバータ4
3の入力=Hレベル、インバータ43の出力=Lレベ
ル、センスアンプ出力SOUT=Hレベル、インバータ
45の入力=Hレベル、インバータ45の出力=Lレベ
ル、センスアンプ出力/SOUT=Hレベルとされる。
【0018】これに対して、このセンスアンプを活性状
態とする場合には、図8に示すように、センスアンプ活
性化信号SE=Hレベル、反転センスアンプ活性化信号
/SE=Lレベルとする。
【0019】この場合、電流検出回路16、21におい
ては、pMOSトランジスタ20、25=ON、差動増
幅回路26においては、nMOSトランジスタ35〜3
8=ON、バッファ回路39、40においては、pMO
Sトランジスタ41、42=OFFとなる。
【0020】ここに、例えば、図5に示すメモリセル2
においては、ノード56のレベル=Hレベル、ノード5
7のレベル=Lレベルで、nMOSトランジスタ3=O
FF、nMOSトランジスタ4=ONとされている場合
において、このメモリセル2が選択されたとする。
【0021】この場合、図8に示すように、pMOSト
ランジスタ22からデータバス/DBに電流i/DBが流
れ込み、pMOSトランジスタ17からデータバスDB
には電流は流れ込まない。
【0022】この結果、電流検出回路16、21では、
pMOSトランジスタ18に流れる電流i18>pMOS
トランジスタ23に流れる電流i23となり、ノード24
の電圧V24>ノード19の電圧V19となる。
【0023】また、この結果、差動増幅回路26では、
pMOSトランジスタ28に流れる電流i28>nMOS
トランジスタ30に流れる電流i30となり、ノード60
のレベル=Hレベル、ノード59のレベル=Lレベルと
なる。
【0024】この結果、バッファ回路39、40におい
ては、インバータ43の出力=Lレベル、センスアンプ
出力SOUT=Hレベル、インバータ45の出力=Lレ
ベル、センスアンプ出力/SOUT=Lレベルとなり、
メモリセル2のノード56、57のレベルに対応したレ
ベルのセンスアンプ出力SOUT、/SOUTが出力さ
れる。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】この場合、ノード19
の電圧V 19 は、pMOSトランジスタ22、23、25
の電流比により決定され、pMOSトランジスタ25の
オン抵抗値をR25とすると、V 19 =i 23 ×R25とな
る。したがって、pMOSトランジスタ23に流れる電
流i23極端に小さくなり、ノード19の電圧V 19 が極
端に下がると、即ち、pMOSトランジスタ25のソー
ス電圧が極端に下がると、pMOSトランジスタ25の
ゲート・ソース間電圧V GS が取れなくなり、pMOSト
ランジスタ25がオフ状態となり、このため、pMOS
トランジスタ25のソース電圧が降下の途中で上昇し、
差動増幅回路26が誤動作を起こしてしまう場合がある
という問題点があった。
【0026】また、pMOSトランジスタ17からデー
タバスDBに電流iDBが流れ込み、pMOSトランジス
タ22からデータバス/DBに電流i/DBが流れ込まな
い場合には、ノード24の電圧V 24 は、pMOSトラン
ジスタ17、18、20の電流比により決定され、pM
OSトランジスタ20のオン抵抗値をR20とすると、
24 =i 18 ×R20となる。したがって、pMOSトラ
ンジスタ18に流れる電流i18極端に小さくなり、
ード24の電圧V 24 が極端に下がると、即ち、pMOS
トランジスタ20のソース電圧が極端に下がると、pM
OSトランジスタ20のゲート・ソース間電圧V GS が取
れなくなり、pMOSトランジスタ20がオフ状態とな
、このため、pMOSトランジスタ20のソース電圧
が降下の途中で上昇し、この場合にも、差動増幅回路2
6が誤動作を起こしてしまう場合があるという問題点が
あった。
【0027】本発明は、かかる点に鑑み、対をなすデー
タ伝送路の一方及び他方のデータ伝送路に流れ込む電流
のそれぞれを検出する第1及び第2の電流検出回路と、
これら第1及び第2の電流検出回路が検出した電流に基
づいて、データ伝送路が伝送するデータを検出する差動
増幅回路とを備えてなるセンスアンプであって、第1又
は第2の電流検出回路に流れる電流が小さくなることに
よる差動増幅回路の誤動作の発生を防止し、安定した動
作を確保することができるようにしたセンスアンプを提
供することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図であり、本発明によるセンスアンプは、電流検出回路
62、63と、差動増幅回路64と、電流補償回路6
5、66とを含めて構成されるものである。
【0029】また、67、68は対をなすデータ伝送路
であり、これらデータ伝送路67、68においては、デ
ータ伝送時、これらデータ伝送路67、68に電流差を
発生させることによりデータの伝送が行われる。
【0030】ここに、電流検出回路62は、負荷素子6
9と、電界効果トランジスタ、例えば、pチャネル絶縁
ゲート型電界効果トランジスタ70、71とを設けて構
成されており、負荷素子69からデータ伝送路67に流
れ込む電流を検出することができるようにされている。
【0031】即ち、負荷素子69は、一端69Aを電源
線72に接続され、他端69Bをデータ伝送路67に接
続されており、pチャネル絶縁ゲート型電界効果トラン
ジスタ70は、第1の被制御電極であるソース70Aを
負荷素子69の他端69Bに接続されている。
【0032】また、pチャネル絶縁ゲート型電界効果ト
ランジスタ71は、第1の被制御電極であるソース71
Aをpチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタ70
の第2の被制御電極であるドレイン70Bに接続され、
他方の被制御電極であるドレイン71Bを接地され、所
定の制御信号CLにより導通、非導通が制御されるよう
に構成されている。
【0033】また、電流検出回路63は、負荷素子73
と、電界効果トランジスタ、例えば、pチャネル絶縁ゲ
ート型電界効果トランジスタ74、75とを設けて構成
されており、負荷素子73からデータ伝送路68に流れ
込む電流を検出することができるようにされている。
【0034】即ち、負荷素子73は、一端73Aを電源
線72に接続され、他端73Bをデータ伝送路68に接
続されており、pチャネル絶縁ゲート型電界効果トラン
ジスタ74は、第1の被制御電極であるソース74Aを
負荷素子73の他端73Bに接続されている。
【0035】また、pチャネル絶縁ゲート型電界効果ト
ランジスタ75は、第1の被制御電極であるソース75
Aをpチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタ74
の第2の被制御電極であるドレイン74Bに接続され、
第2の被制御電極であるドレイン75Bを接地され、所
定の制御信号CLにより導通、非導通が制御されるよう
に構成されている。
【0036】また、差動増幅回路64は、入力端64A
をpチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタ71の
ソース71Aに接続され、入力端64Bをpチャネル絶
縁ゲート型電界効果トランジスタ75のソース75Aに
接続され、出力端64Cにセンスアンプ出力SOUTを
出力し、出力端64Dにセンスアンプ出力SOUTと反
転関係にあるセンスアンプ出力/SOUTを出力するよ
うにされている。
【0037】なお、これらセンスアンプ出力SOUT、
/SOUTはバッファ回路を介して出力させるように構
成することもできる。
【0038】また、電流補償回路65は、データ検出
時、pチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタ70
に流れる電流がpチャネル絶縁ゲート型電界効果トラン
ジスタ74に流れる電流よりも小さい場合、pチャネル
絶縁ゲート型電界効果トランジスタ71のソース71A
の電圧が降下の途中で上昇しないように、pチャネル絶
縁ゲート型電界効果トランジスタ71に流れる電流を補
償するものである。
【0039】また、電流補償回路66は、データ検出
時、pチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタ74
に流れる電流がpチャネル絶縁ゲート型電界効果トラン
ジスタ70に流れる電流よりも小さい場合、pチャネル
絶縁ゲート型電界効果トランジスタ75のソース75A
の電圧が降下の途中で上昇しないように、pチャネル絶
縁ゲート型電界効果トランジスタ75に流れる電流を補
償するものである。
【0040】
【作用】本発明においては、データ検出時、pチャネル
絶縁ゲート型電界効果トランジスタ70に流れる電流が
pチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタ74に流
れる電流よりも小さい場合、電流補償回路65によっ
て、pチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタ71
のソース71Aの電圧が降下の途中で上昇しないよう
に、pチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタ71
に流れる電流が補償される。
【0041】また、データ検出時、pチャネル絶縁ゲー
ト型電界効果トランジスタ74に流れる電流がpチャネ
ル絶縁ゲート型電界効果トランジスタ70に流れる電流
よりも小さい場合、電流補償回路66によって、pチャ
ネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタ75のソース7
5Aの電圧が降下の途中で上昇しないように、pチャネ
ル絶縁ゲート型電界効果トランジスタ75に流れる電流
が補償される。
【0042】したがって、差動増幅回路64は、pチャ
ネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタ70又はpチャ
ネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタ74に流れる電
流が小さくなることによる誤動作を起こすことなく、安
定した動作を行い、データ伝送路67、68が伝送する
データをセンスアンプ出力SOUT、/SOUTとして
出力することができる。
【0043】
【実施例】以下、図2〜図4を参照して、本発明の一実
施例について、本発明を図5に示すセンスアンプ12に
適用する場合を例にして説明する。なお、図2〜図4に
おいて、図6に対応する部分には同一符号を付し、その
重複説明は省略する。
【0044】図2は本発明の一実施例を示す回路図であ
り、本実施例は、電流補償回路76、77を設け、その
他については、図6に示す従来のセンスアンプと同様に
構成したものである。
【0045】ここに、電流補償回路76は、データ検出
時、pMOSトランジスタ18に流れる電流i18がpM
OSトランジスタ23に流れる電流i23よりも小さい場
合に、pMOSトランジスタ20のソース電圧が降下の
途中で上昇しないように、pMOSトランジスタ20に
流れる電流を補償するものであり、pMOSトランジス
タ78を設け、ソースをVCC電源線に接続し、ゲート
及びドレインをノード24に接続して構成されている。
【0046】また、電流補償回路77は、データ検出
時、pMOSトランジスタ23に流れる電流i23がpM
OSトランジスタ18に流れる電流i18よりも小さい場
合に、pMOSトランジスタ25のソース電圧が降下の
途中で上昇しないように、pMOSトランジスタ25に
流れる電流を補償するものであり、pMOSトランジス
タ79を設け、ソースをVCC電源線に接続し、ゲート
及びドレインをノード19に接続して構成されている。
【0047】本実施例のセンスアンプを非活性状態とす
る場合には、図3に示すように、センスアンプ活性化信
号SE=Lレベル、反転センスアンプ活性化信号/SE
=Hレベルとする。
【0048】この場合、電流検出回路16、21におい
ては、pMOSトランジスタ20、25=OFF、差動
増幅回路26においては、nMOSトランジスタ35〜
38=OFF、バッファ回路39、40においては、p
MOSトランジスタ41、42=ONとなる。
【0049】したがって、この場合には、インバータ4
3の入力=Hレベル、インバータ43の出力=Lレベ
ル、センスアンプ出力SOUT=Hレベル、インバータ
45の入力=Hレベル、インバータ45の出力=Lレベ
ル、センスアンプ出力/SOUT=Hレベルとされる。
【0050】これに対して、本実施例のセンスアンプを
活性状態とする場合には、図4に示すように、センスア
ンプ活性化信号SE=Hレベル、反転センスアンプ活性
化信号/SE=Lレベルとする。
【0051】この場合、電流検出回路16、21におい
ては、pMOSトランジスタ20、25=ON、差動増
幅回路26においては、nMOSトランジスタ35〜3
8=ON、バッファ回路39、40においては、pMO
Sトランジスタ41、42=OFFとなる。
【0052】ここに、例えば、図5に示すメモリセル2
においては、ノード56のレベル=Hレベル、ノード5
7のレベル=Lレベルで、nMOSトランジスタ3=O
FF、nMOSトランジスタ4=ONとされている場合
において、このメモリセル2が選択されたとする。
【0053】この場合、図4に示すように、pMOSト
ランジスタ22からデータバス/DBに電流i/DBが流
れ込み、pMOSトランジスタ17からデータバスDB
には電流が流れ込まない。
【0054】この結果、電流検出回路16、21におい
ては、pMOSトランジスタ18に流れる電流i18>p
MOSトランジスタ23に流れる電流i23となり、ノー
ド24の電圧V24>ノード19の電圧V19となる。
【0055】また、この結果、差動増幅回路26におい
ては、pMOSトランジスタ28に流れる電流i28>n
MOSトランジスタ30に流れる電流i30となり、ノー
ド60のレベル=Hレベル、ノード59のレベル=Lレ
ベルとなる。
【0056】この場合、本実施例においては、pMOS
トランジスタ25のソース電圧が降下の途中で上昇しな
いように、電流補償回路77によって、pMOSトラン
ジスタ25に流れる電流が補償される。
【0057】即ち、pMOSトランジスタ23に流れる
電流がある程度小さくなり、pMOSトランジスタ25
のソース電圧がある程度下がると、電流補償回路77か
らpMOSトランジスタ25に電流が供給され、pMO
Sトランジスタ25の電流駆動能力が低下することが防
止され、pMOSトランジスタ25のソース電圧が降下
の途中で上昇しないようにされる。
【0058】また、バッファ回路39、40において
は、インバータ43の出力=Lレベル、センスアンプ出
力SOUT=Hレベル、インバータ45の出力=Hレベ
ル、センスアンプ出力/SOUT=Lレベルとなり、メ
モリセル2のノード56、57のレベルに対応したレベ
ルのセンスアンプ出力SOUT、/SOUTが出力され
る。
【0059】このように、本実施例においては、データ
検出時、pMOSトランジスタ23に流れる電流i23
pMOSトランジスタ18に流れる電流i18よりも小さ
い場合には、pMOSトランジスタ25のソース電圧が
降下の途中で上昇しないように、電流補償回路77によ
って、pMOSトランジスタ25に流れる電流が補償さ
れる。
【0060】これに対して、データ検出時、pMOSト
ランジスタ18に流れる電流i18がpMOSトランジス
タ23に流れる電流i23よりも小さい場合には、pMO
Sトランジスタ20のソース電圧が降下の途中で上昇し
ないように、電流補償回路76によって、pMOSトラ
ンジスタ20に流れる電流が補償される。
【0061】したがって、本実施例によれば、データ検
出時、pMOSトランジスタ18に流れる電流i18又は
pMOSトランジスタ23に流れる電流i23が小さくな
ることにより発生する差動増幅回路26の誤動作を防止
し、安定した動作を確保することができる。
【0062】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、対をな
すデータ伝送路(67、68)の一方及び他方のデータ
伝送路(67、68)に流れ込む電流のそれぞれを検出
する第1及び第2の電流検出回路(62、63)と、こ
れら第1及び第2の電流検出回路(62、63)が検出
した電流に基づいて、対をなすデータ伝送路(67、6
8)が伝送するデータを検出する差動増幅回路(64)
とを備えてなるセンスアンプに関し、第1又は第2の電
流検出回路(62、63)に流れる電流が小さくなるこ
とにより発生する差動増幅回路(64)の誤動作を防止
し、安定した動作を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の一実施例を示す回路図である。
【図3】本発明の一実施例の動作を説明するための回路
図である。
【図4】本発明の一実施例の動作を説明するための回路
図である。
【図5】SRAMの一例の一部分を示す回路図である。
【図6】図5に示すSRAMを構成するセンスアンプの
従来の構成例を示す回路図である。
【図7】図6に示すセンスアンプの動作を説明するため
の回路図である。
【図8】図6に示すセンスアンプの動作を説明するため
の回路図である。
【符号の説明】
(図1) 70、71、74、75 電界効果トランジスタ 72 電源線 (図2〜図4) 16、21 電流検出回路 26 差動増幅回路 39、40 バッファ回路 76、77 電流補償回路 (図6〜図8) 16、21 電流検出回路 26 差動増幅回路 39、40 バッファ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−19198(JP,A) 特開 平2−94096(JP,A) 特開 平6−176580(JP,A) 特開 平6−349276(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11C 11/419

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端を電源線に接続され、他端を第1のデ
    ータ伝送路に接続された第1の負荷素子と、第1の被制
    御電極を前記第1の負荷素子の他端に接続された第1の
    電界効果トランジスタと、第1の被制御電極を前記第1
    の電界効果トランジスタの第2の被制御電極に接続さ
    れ、第2の被制御電極を接地され、所定の制御信号によ
    り導通、非導通が制御される第2の電界効果トランジス
    タとを設けてなる第1の電流検出回路と、 一端を前記電源線に接続され、他端を前記第1のデータ
    伝送路と対をなす第2のデータ伝送路に接続された第2
    の負荷素子と、第1の被制御電極を前記第2の負荷素子
    の他端に接続された第3の電界効果トランジスタと、第
    1の被制御電極を前記第3の電界効果トランジスタの第
    2の被制御電極に接続され、第2の被制御電極を接地さ
    れ、前記所定の制御信号により導通、非導通が制御され
    る第4の電界効果トランジスタとを設けてなる第2の電
    流検出回路と、 第1の入力端を前記第2の電界効果トランジスタの第1
    の被制御電極に接続され、第2の入力端を前記第4の電
    界効果トランジスタの第1の被制御電極に接続され、第
    1の出力端に第1のセンスアンプ出力、第2の出力端に
    前記第1のセンスアンプ出力と反転関係にある第2のセ
    ンスアンプ出力を得るようにされた差動増幅回路とを有
    し、 前記第1の電界効果トランジスタの制御電極を前記第4
    の電界効果トランジスタの第1の被制御電極に接続さ
    れ、前記第3の電界効果トランジスタの制御電極を前記
    第2の電界効果トランジスタの第1の被制御電極に接続
    されてなるセンスアンプにおいて、第1の被制御電極を前記電源線に接続され、制御電極及
    び第2の被制御電極を前記第2の電界効果トランジスタ
    の第1の被制御電極に接続された第5の電界効果トラン
    ジスタからなる第1の電流補償回路と、 第1の被制御電極を前記電源線に接続され、制御電極及
    び第2の被制御電極を前記第4の電界効果トランジスタ
    の第1の被制御電極に接続された第6の電界効果トラン
    ジスタからなる第2の電流補償回路とを有する ことを特
    徴とするセンスアンプ。
  2. 【請求項2】前記第1の負荷素子は、一端をソース、他
    端をドレインとし、ゲートを接地されたpチャネル絶縁
    ゲート型電界効果トランジスタであり、 前記第1の電界効果トランジスタは、第1の被制御電極
    をソース、第2の被制御電極をドレインとするpチャネ
    ル絶縁ゲート型電界効果トランジスタであり、 前記第2の電界効果トランジスタは、第1の被制御電極
    をソース、第2の被制御電極をドレインとするpチャネ
    ル絶縁ゲート型電界効果トランジスタであり、 前記第2の負荷素子は、一端をソース、他端をドレイン
    とし、ゲートを接地されたpチャネル絶縁ゲート型電界
    効果トランジスタであり、 前記第3の電界効果トランジスタは、第1の被制御電極
    をソース、第2の被制御電極をドレインとするpチャネ
    ル絶縁ゲート型電界効果トランジスタであり、 前記第4の電界効果トランジスタは、第1の被制御電極
    をソース、第2の被制御電極をドレインとするpチャネ
    ル絶縁ゲート型電界効果トランジスタであることを特徴
    とする請求項1記載のセンスアンプ。
  3. 【請求項3】前記差動増幅回路は、ソースを前記電源線
    に接続され、ゲートを前記第2の電界効果トランジスタ
    の第1の被制御電極に接続された第1のpチャネル絶縁
    ゲート型電界効果トランジスタと、 ソースを前記電源線に接続され、ゲートを前記第4の電
    界効果トランジスタの第1の被制御電極に接続された第
    2のpチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、 ドレインを前記第1のpチャネル絶縁ゲート型電界効果
    トランジスタのドレインに接続され、ゲートをドレイン
    に接続された第1のnチャネル絶縁ゲート型電界効果ト
    ランジスタと、 ドレインを前記第2のpチャネル絶縁ゲート型電界効果
    トランジスタのドレインに接続され、ゲートを前記第1
    のnチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタのゲー
    トに接続された第2のnチャネル絶縁ゲート型電界効果
    トランジスタと、 ドレインを前記第1のnチャネル絶縁ゲート型電界効果
    トランジスタのソースに接続され、ソースを接地され、
    前記所定の制御信号と反転関係にある反転制御信号によ
    って導通、被導通が制御される第3のnチャネル絶縁ゲ
    ート型電界効果トランジスタと、 ドレインを前記第2のnチャネル絶縁ゲート型電界効果
    トランジスタのソースに接続され、ソースを接地され、
    前記反転制御信号によって導通、被導通が制御される第
    4のnチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、 ソースを前記電源線に接続され、ゲートを前記第4の電
    界効果トランジスタの第1の被制御電極に接続された第
    3のpチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、 ソースを前記電源線に接続され、ゲートを前記第2の電
    界効果トランジスタの第1の被制御電極に接続された第
    4のpチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、 ドレインを前記第3のpチャネル絶縁ゲート型電界効果
    トランジスタのドレインに接続され、ゲートをドレイン
    に接続された第5のnチャネル絶縁ゲート型電界効果ト
    ランジスタと、 ドレインを前記第4のpチャネル絶縁ゲート型電界効果
    トランジスタのドレインに接続され、ゲートを前記第5
    のnチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタのゲー
    トに接続された第6のnチャネル絶縁ゲート型電界効果
    トランジスタと、 ドレインを前記第5のnチャネル絶縁ゲート型電界効果
    トランジスタのソースに接続され、ソースを接地され、
    前記反転制御信号によって導通、被導通が制御される第
    7のnチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、 ドレインを前記第6のnチャネル絶縁ゲート型電界効果
    トランジスタのソースに接続され、ソースを接地され、
    前記反転制御信号によって導通、被導通が制御される第
    8のnチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタとを
    設け、 前記第2のnチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジス
    タのドレインを前記第1の出力端、前記第6のnチャネ
    ル絶縁ゲート型電界効果トランジスタのドレインを前記
    第2の出力端とされていることを特徴とする請求項1記
    のセンスアンプ。
  4. 【請求項4】前記第5の電界効果トランジスタは、第1
    の被制御電極をソース、第2の被制御電極をドレインと
    するpチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタであ
    り、 前記第6の電界効果トランジスタは、第1の被制御電極
    をソース、第2の被制御電極をドレインとするpチャネ
    ル絶縁ゲート型電界効果トランジスタである ことを特徴
    とする請求項1記載のセンスアンプ。
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