JP3345658B2 - 機械式駐車装置と機械式駐車装置における車両の入出庫方法 - Google Patents

機械式駐車装置と機械式駐車装置における車両の入出庫方法

Info

Publication number
JP3345658B2
JP3345658B2 JP30674499A JP30674499A JP3345658B2 JP 3345658 B2 JP3345658 B2 JP 3345658B2 JP 30674499 A JP30674499 A JP 30674499A JP 30674499 A JP30674499 A JP 30674499A JP 3345658 B2 JP3345658 B2 JP 3345658B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
parking
traveling
parking room
room
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP30674499A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001123691A (ja
Inventor
哲也 金海
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyu Car Corp
Original Assignee
Tokyu Car Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyu Car Corp filed Critical Tokyu Car Corp
Priority to JP30674499A priority Critical patent/JP3345658B2/ja
Publication of JP2001123691A publication Critical patent/JP2001123691A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3345658B2 publication Critical patent/JP3345658B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行台車を中継し
て駐車室に車両を受け渡しする機械式駐車装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図7、図8に示す機械式駐車装置は、オ
フィスビル、店舗、倉庫等の建築物1の地上部分や地下
部分の内部に設置されており、一つまたは複数のユニッ
ト2を組み合わせることで構成されている。一つのユニ
ット2には、走行路4と、走行路4に敷設された走行台
車5の走行レール6と、走行路の左右両側に縦列配置し
た複数の駐車室7とを備える。各駐車室7は、多段(例
えば二段)に配置した駐車棚8上に区画形成されてお
り、前記走行台車5は、走行路4内において各駐車棚8
に対応して複数配置されている。各駐車室7はいわゆる
複列駐車室であり、車両9を2台並列に駐車することが
可能な奥行きを有している。そして、駐車室7に設けた
前輪用横送りコンベア14および後輪用横送りコンベア15
(以下、単にコンベア14、コンベア15ともいう。)も、
車両9を2台並列に駐車することが可能な長さを有して
いる。この複列駐車室によれば、一階層当りの車両収容
台数を増加させることができる。なお、前輪用横送りコ
ンベア14および後輪用横送りコンベア15は、ローラコン
ベア、スラットコンベア、ベルトコンベアのいずれでも
良い。
【0003】図7に示す昇降装置13は、建築物1の一階
部分等に設けられた入庫バース、出庫バース(図示省
略)と駐車室7を設けた階層との間で、車両9の受け渡
しを行うものである。また、図示しない入・出庫バース
や、走行台車5、昇降装置13にも、相互間で車両の受け
渡しを行う前輪用横送りコンベア14と後輪用横送りコン
ベア15とを設けている。立地条件等から、昇降装置13と
走行路4との間に空間が空くような場合には、両者間
に、前輪用横送りコンベア14と後輪用横送りコンベア15
とを有するシフト装置を設けることもある。なお、各駐
車室7自体には、前輪用横送りコンベア14および後輪用
横送りコンベア15を作動させる動力を備えておらず、走
行台車5から動力伝達を受けることで駆動される。かか
る走行台車5から駐車室7への動力伝達機構について
は、本出願人により、特開平11-2040 号公報等にその詳
細が開示されている。
【0004】図9には、駐車室7と走行台車5の構成
を、車両9の受け渡しに関する制御手段の点から図示し
ている。駐車室7は、走行台車5の走行路4に隣接する
内側駐車室7aと、内側駐車室7aに隣接する外側駐車
室7bとに分けられ、各駐車室7a,7b毎に車両9の
入出庫状況が管理される。そして、内側駐車室7aの走
行路に隣接する二カ所には、所定の間隔を空けて、内側
駐車室7aへの入庫車両の走行路4側端部を検出するセ
ンサS1 ,S2 が設けられている。また、内側駐車室7
aおよび外側駐車室7bのいずれにも、車両の有無を検
出するセンサS3,S4 が設けられている。さらに、外
側駐車室7bの外側端部近傍には、入庫車両の外側端部
を検出するセンサS5 が設けられている。なお、走行路
4の右側にも、同様の構成をなす駐車室7を有する場合
もあるが、図示を省略する(以下同様)。
【0005】走行台車5には、図10に示すように、両端
部近傍にセンサS6 R,S6 Lが、中央部近傍にセンサ
9 R,S9 Lが、これらのセンサの間にS7 R,S7
L,S8 R,S8 Lが、夫々左右対称となるように設け
られている。また、センサS 7 RとS8 R、センサS7
LとS8 Lは、後述する理由から隣接して配置されてい
る。なお、上記各センサには透過形光電センサが用いら
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のごとく、駐車室
7には五つのセンサS1 ,S2 ,S3 ,S4 ,S5 を設
け、走行台車5には八つのセンサS6 R,S6 L,S7
R,S7 L,S8 R,S 8 L,S9 R,S9 Lを設け、
各センサによって車両9の位置を検出して走行台車5お
よび駐車室7のコンベアを制御することで、相互の車両
の受渡しを行っている。
【0007】しかしながら、従来の構成では、駐車室7
の夫々に、S1 ,S2 ,S3 ,S4,S5 の五つのセン
サを設けていることから、駐車装置全体のセンサ数は相
当なものとなる。したがってセンサに起因するコスト
(センサ、センサ取付用ブラケット、遮光版、配線、配
管、工事費等)がおのずと高騰するものであった。ま
た、センサの光軸合わせ、光の干渉防止等の調整やメン
テナンスに多くの工数を要するものであった。さらに、
虫等の付着や、光軸ずれ、故障等が発生する確率がおの
ずと多くなり、トラブルの発生頻度が高くなる等の問題
もあった。
【0008】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、走行台車を中継して複
列駐車室に車両を受け渡しする機械式駐車装置におい
て、駐車室と走行台車との間における車両受け渡しの円
滑性や、入出庫車両の管理の確実性を損なうことなく、
車両位置の検出に供するセンサの数を削減し、センサ数
の増大に起因する問題の発生を抑えることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の請求項1に係る機械式駐車装置は、走行台車
の走行路に沿って、該走行路に隣接する内側駐車室と該
内側駐車室に隣接する外側駐車室とで構成する駐車室を
複数設け、前記走行台車および前記各駐車室のそれぞれ
に、相互間で車両の受け渡しを行うコンベアを設け、前
記走行台車のコンベアと前記駐車室のコンベアとを同期
作動させて車両の受け渡しを行う機械式駐車装置であっ
て、前記駐車室は、車両の受け渡しの際の車両位置の検
出手段として、車両の端部位置が前記内側駐車室の所定
位置にあることを検出するセンサのみ有し、前記走行台
車は、車両の受け渡しの際の車両位置の検出手段とし
て、車両の受け渡し方向毎に前記走行台車上の車両の端
部位置を検出するセンサを有し、上記各センサの検出結
果に基づき車両位置を判断し前記コンベアを制御する制
御手段を備えることを特徴とする。
【0010】本発明によれば、前記駐車室に二台の車両
を入庫する際に、前記駐車室が前記走行台車から受け取
る一台目の車両を、前記駐車室に設けた、車両の端部位
置が前記内側駐車室の所定位置にあることを検出するセ
ンサにより検出し、一台目の車両の大きさとは無関係
に、車両の端部が前記内側駐車室の所定位置となるよう
に、一台目の車両を停止させる。続いて、二台目の車両
を入庫すべく、前記走行台車に二台目の車両を載せる際
に、前記走行台車に設けた、車両の受け渡し方向毎に前
記走行台車上の車両の端部位置を検出するセンサにより
車両を検出し、車両の大きさとは無関係に、車両の端部
が車両の受け渡し方向に応じた所定位置となるように、
前記走行台車に載置する。
【0011】すると、一台目の車両と二台目の車両との
間隔を、各車両の大きさと無関係に必ず一定に維持する
ことができる。かかる間隔を一定に維持したまま、二台
目の車両を前記内側駐車室へと入庫し、同時に、前記内
側駐車室の一台目の車両を前記外側駐車室へと送ること
で、一台目の車両が前記外側駐車室に送られたときの停
止位置を、正確に管理する。なお、前記一台目の車両と
二台目の車両との間隔、および、前記一台目の車両の内
側駐車室における停止位置は、いずれの車両も本装置に
入庫し得る最大の車両であると仮定して、前記一台目の
車両が前記外側駐車室から脱落しないことを考慮して決
定される。
【0012】また、本発明の請求項2に係る機械式駐車
装置では、前記駐車室のセンサは、前記内側駐車室の走
行路に隣接する二カ所に所定の間隔を空けて配置され、
前記走行台車のセンサは、左右対称の八カ所に、各々所
定の間隔を空けて配置されている。
【0013】この構成によると、複数ある各駐車室のセ
ンサ数が二個づつとなる。よって、前記走行路一本当り
のセンサ数は、駐車室の数の二倍に走行台車のセンサ数
八個を加えたものとなる。そして、駐車室に設けた二か
所のセンサによって、前記内側駐車室に入庫した車両の
前記走行路側の端部を検出し、当該車両端部と、前記内
側駐車室の前記走行路に面する端部との距離を一定とす
るように、前記コンベアを制御する。また、前記走行台
車の左右対称の八カ所に、各々所定の間隔を空けて配置
されたセンサにより、前記走行台車上の車両の端部位置
を検出し、当該車両端部と前記走行台車の端部との距離
を一定とするように、前記コンベアを制御する。
【0014】さらに、本発明の請求項3に係る機械式駐
車装置における車両の入出庫方法は、走行台車の走行路
に沿って、該走行路に隣接する内側駐車室と該内側駐車
室に隣接する外側駐車室とで構成する駐車室を複数設
け、前記走行台車および前記各駐車室のそれぞれに、相
互間で車両の受け渡しを行うコンベアを設けた機械式駐
車装置の前記走行台車のコンベアと前記駐車室のコンベ
アとを同期作動させて、前記駐車室に対し二台の車両を
入出庫する方法であって、前記走行台車に車両を載置す
る際に、当該車両の次の受け渡し方向に応じ、前記車両
の当該受け渡し方向の端部と前記走行台車の当該受け渡
し方向の端部との距離を一定とし、前記走行台車から前
記駐車室へと車両を受け取る際に、前記車両の端部と、
前記内側駐車室の前記走行台車の走行路に隣接する端部
との距離を一定とし、かかる間隔を一定に維持したま
ま、二台目の車両を前記内側駐車室へと入庫し、同時に
前記一台目の車両を前記外側駐車室へと送ることを特徴
とする。
【0015】本発明によると、前記駐車室に二台の車両
を入庫する際に、先に前記内側駐車室に入庫する車両
(一台目の車両)と、後から入庫する車両(二台目の車
両)との間隔を、各車両の大きさとは無関係に常に一定
とすることができる。そして、かかる間隔を一定に維持
したまま、二台目の車両を前記内側駐車室へと入庫し、
同時に前記一台目の車両を前記外側駐車室へと送ること
で、一台目の車両の前記外側駐車室における停止位置
を、正確に管理する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図中従来例と同一部分若しく
は相当部分は同一符号で示し、詳しい説明は省略する。
【0017】図1には、本発明の実施の形態に係る駐車
室7と走行台車5の構成を、車両9の受け渡しに関する
制御手段の点から図示している。駐車室7には、内側駐
車室7aの走行路に隣接する二カ所にのみ、所定の間隔
を空けて、入庫車両の走行路4側の端部を検出するセン
サS1 ,S2 を設けており、特に外側駐車室7bへと送
り込まれる車両を検出するためのセンサは備えていな
い。
【0018】走行台車5には、図2に示すように、両端
部近傍にセンサS6 R,S6 Lが、中央部近傍にセンサ
9 R,S9 Lが、これらのセンサの間にS7 R,S7
L,S8 R,S8 Lが、左右対称となるように各々所定
の間隔を空けて設けられている。(なお、センサS6
R,S6 Lは、走行台車5上からの車両の脱落を防ぐた
めの、エリアセンサである。)そして、上記各センサの
検出結果に基づき車両位置を判断し、コンベアの動作を
制御する制御手段が、機械式駐車装置の制御盤等(図示
省略)に設けられている。
【0019】以下に、上記各センサの検出結果に基づ
き、前記制御手段によって車両位置を判断し、コンベア
を制御して車両の受け渡しを行う手順を説明する。な
お、本発明の実施の形態と従来技術との違いを明確にす
るために、従来技術の車両受け渡し手順についても随時
説明する。また、以下の説明における「右」、「左」
と、図面の左右方向とは一致しているものとする。
【0020】図3には、本実施の形態において、昇降装
置13(図7参照)から走行台車5へと、車両9を受け渡
す手順を示している。まず、昇降装置13および走行台車
5のコンベア14,15(図7、図8)を同期作動させて、
昇降装置13の車両9を走行台車5へと移動させる(図3
上段)。そして、車両9の通過によって、走行台車5の
中央部近傍に設けられたセンサS9 Rの透過光が遮断さ
れたことを検出すると(図3中段)、前記制御手段は、
それをトリガとしてコンベアの移送速度の減速を開始す
る。なお、図示の例とは逆に、昇降装置13が走行台車5
に対し右側にある場合には、センサS9 Lの遮光検出
を、コンベア減速のトリガとする。
【0021】ここで、車両9の入庫を予定している駐車
室7が、走行台車5の左側に位置する場合には、前記制
御手段は、図3下段に示すように、センサS7 Lの受光
とセンサS8 Lの遮光とが同時に検出された時点で、コ
ンベアを停止させる。その結果として、車両9の大きさ
とは無関係に、走行台車5の左端部から所定距離に車両
9の左端部を置いて、車両9を停止させることができ
る。これとは逆に、車両9の入庫を予定している駐車室
7が、走行台車5の右側に位置する場合には、センサS
7 Rの受光とセンサS8 Rの遮光とが同時に検出された
時点で、コンベアを停止させることで、車両9の大きさ
とは無関係に、走行台車5の右端部から所定距離に車両
9の右端部を置いて、車両9を停止させることができ
る。
【0022】対して、従来の装置により昇降装置13(図
7参照)から走行台車5へ車両9を受け渡す手順を、図
11に示している。まず、昇降装置13および走行台車5の
コンベアを同期作動させて、昇降装置13の車両9を走行
台車5へと移動させる(図11上段)。そして、車両9の
通過によって走行台車5のセンサS9 Rの透過光が遮断
されたことを検出すると(図11中段)、前記制御手段
は、それをトリガとしてコンベアの移送速度の減速を開
始する。ここまでは、図3に示す本実施の形態と同じで
ある。
【0023】次に、車両9により一度遮光されたセンサ
7 Lの透過光が再び受光した時点で、センサS7 Rの
受光も確認されている場合には、車両9が比較的小型の
ものであると認識し、車両9をセンサS7 RとセンサS
7 Lの間に停止させる(図11下段左図)。また、センサ
7 Lが一度遮光された後、センサS7 Lの再度の受光
を確認することなくセンサS8 Lも遮光された場合に
は、車両9が比較的大型のものであると認識し、センサ
8 Lの遮光をトリガとして、車両9を停止させる。こ
のとき、車両9の両端部は、センサS7 Rの外側とセン
サS7 Lの外側とにはみ出した状態で停止する(図11下
段右図)。なお、場合によってはセンサS 7 Rとセンサ
7 Lの間に車両の一端部が位置し、他端部がセンサS
7 R又はセンサS7 Lの外側にはみ出して停止すること
もあるが、いずれの場合でも、制御手段は、車両9の端
部を正確に認識して、停止位置を決定しているものでは
ない。
【0024】なお、従来技術の走行台車5では、センサ
7 RにはセンサS8 Rを隣接させ、センサS7 Lには
センサS8 Lを隣接させて配置している。これは、セン
サS 7 R,S7 Lの検出結果を、車両9の停止に関する
トリガとして用いるため、その重要性を考慮し、予備の
センサとしてセンサS8 R,S8 LをセンサS7 R,S
7 Lに並設したものである。したがって、通常はセンサ
7 R,S8 Rのいずれか一方と、センサS7 L,S8
Lのいずれか一方とが、車両9の検出に用いられる。
【0025】次に、本実施の形態において走行台車5か
ら駐車室7へと車両9を受け渡す手順を、図4を参照し
ながら説明する。まず、走行台車5および駐車室7のコ
ンベアを同期作動させて、走行台車5上の車両9を内側
駐車室7aへと移動させる(図4上段)。次に、車両9
の通過により、センサS9 Lの透過光が再び受光された
ことを検出すると(図4中段)、前記制御手段はそれを
トリガとしてコンベアの移送速度の減速を開始する。な
お、図示の例とは逆に、走行台車5の右側に位置する内
側駐車室へと車両9を移送する場合には、センサS9
の遮光を、コンベアを減速するためのトリガとする。そ
して、図4下段に示すように、内側駐車室7aのセンサ
2 が遮光状態で、かつセンサS1 において受光を検出
した時点で、前記制御手段はコンベアを停止させる。そ
の結果として、車両9の大きさとは無関係に、内側駐車
室7aの右端部から所定距離に車両9の右端部を置い
て、車両9を停止させることができる。
【0026】対して、従来の装置により走行台車5から
内側駐車室7aへと車両9を受け渡す手順を図12に示し
ているが、かかる手順については本実施の形態(図4)
と同一であり、詳しい説明を省略する。
【0027】次に、図5を参照しながら、本実施の形態
において走行台車5から駐車室7へと、二台目の車両
9’を受け渡す手順を説明する。ここで、一台目の車両
9は、図4で説明したようにその大きさとは無関係に、
内側駐車室7aの右端部から所定距離に車両の右端部を
置いた状態で入庫されている。また、走行台車5上の二
台目の車両9’についても、図3で説明したように、車
両の大きさとは無関係に走行台車5の左端部から所定距
離にその左端部を置いて停止している。よって、一台目
の車両9と二台目の車両9’との間には、必ず一定の間
隔が確保されている。
【0028】ここで、走行台車5および駐車室7のコン
ベアを同期作動させて、走行台車5上の車両9’を内側
駐車室7aへと移動させる(図5上段)。次に、車両
9’の通過により一度遮光されたセンサS9 Lの透過光
が、再び受光されたことを検出すると(図5中段)、前
記制御装置はそれをトリガとしてコンベアの移送速度の
減速を開始する。
【0029】そして、図5下段に示すように、内側駐車
室7aのセンサS2 が遮光状態で、かつセンサS1 が受
光を検出した時点で、コンベアを停止させる。すると、
二台目の車両9’も、その大きさとは無関係に、内側駐
車室7aの右端部から所定距離に右端部を置いて入庫さ
れる。二台目の車両9’の入庫の間、一台目の車両9は
外側駐車室7bへと移動されるが、前述の一台目の車両
9と二台目の車両9’との間隔は一定に保たれるので
(走行台車のコンベアと駐車室7のコンベアとが同期す
ることによる。)、外側駐車室7b内での一台目の車両
9の位置を検出することなく、外側駐車室7bへと移動
した一台目の車両9が外側駐車室7bから脱落すること
を防止することができる。
【0030】なお、一台目の車両9と二台目の車両9と
の間隔、および、内側駐車室7aにおける一台目の車両
9の停止位置は、いずれの車両9,9’も本装置に入庫
し得る最大の車両であると仮定して決定することで、一
台目の車両9が外側駐車室7bから脱落するような事態
は生じない。さらに、万が一にも一台目の車両9が外側
駐車室7bから脱落することを防止する為に、外側駐車
室7bの左端部には、何らかのメカ的なタイヤストッパ
が設けられている。
【0031】対して、従来の装置により走行台車5から
駐車室7へと二台目の車両9を受け渡す手順を、図13に
示している。前述のごとく、従来の装置はセンサS3
4,S5 を有している。そして、センサS3 で内側駐
車室7aに入庫車両が有るか否かを検出し、センサS4
で外側駐車室7bに入庫車両が有るか否かを検出し、セ
ンサS5 で一台目の車両9の左端部を検出している。従
来の装置では、図11で説明したように、車両9の大きさ
によって走行台車5上での車両9の停止基準位置が異な
るので、一台目の車両9と二台目の車両9’との間隔
も、車両9の大きさに影響されて変化する。このため、
外側駐車室7bへと移動した一台目の車両9が外側駐車
室7bから脱落することを防止するために、センサS5
による一台目の車両9の左端部の検出が必要となる。な
お、センサS5 の遮光が検出された場合には、二台目の
車両9’を走行台車5へと一旦戻し、一台目の車両9と
二台目の車両9’との間隔を小さく調整した後に、再度
二台目の車両9’の入庫を行っている。
【0032】次に、本実施の形態において駐車室7から
走行台車5へと車両9’を移載する手順を、図6を参照
しながら説明する。まず、走行台車5および駐車室7の
コンベアを同期作動させて、外側駐車室7bに入庫して
いた車両9と、内側駐車室7aに入庫していた車両9’
とを、右方向へと移動させる(図6上段)。そして、走
行台車5の中央部近傍に設けられたセンサS9 Rにおい
て受光を検出すると(図6中段)、それをトリガとして
コンベアの移送速度の減速を開始する。そして、図6下
段に示すように、内側駐車室7aのセンサS2 が車両9
によって遮光状態となり、かつセンサS1 が受光を検出
した時点で、コンベアを停止させる。
【0033】なお、走行台車5上に移動した車両9’の
停止方法については、図3で説明した内容に準ずる。す
なわち、昇降装置13(図7参照)や、外側駐車室7bの
車両9のみ出庫する際に走行台車5を介して車両9’を
一時的に待避させる先の内側駐車室7aが、走行台車5
の左側に位置する場合には、センサS7 Lの受光とセン
サS8 Lの遮光とが同時に検出された時点で、コンベア
を停止させる。また、昇降装置13等が、走行台車5の右
側に位置する場合には、センサS7 Rの受光とセンサS
8 Rの遮光とが同時に検出された時点で、コンベアを停
止させる。また、図6下段に示すように、車両9’が比
較的大型であり、センサS7 LとセンサS7 Rの遮光が
同時に検出されるような場合には、センサS7 Rの遮光
をトリガとして、すなわち車両9’の右端部を基準とし
てコンベアを停止させ、車両9’の右端部をセンサS7
Rの右側に合わせる。
【0034】対して、従来の装置により駐車室7から走
行台車5へと車両9’を受け渡す手順を図14に示してい
るが、かかる手順については本実施の形態(図6)と同
一であり、詳しい説明を省略する。
【0035】なお、本発明の実施の形態に係る機械式駐
車装置では、駐車室7のセンサS1,S2 における遮光
パターン等から一台目の車両9、二台目の車両9’の入
庫、出庫を検出して、入庫した車両数を加算、減算する
ことにより、内側駐車室7aおよび外側駐車室7bの車
両の有無を判断している。対して、従来の装置では、図
13でも説明したように、センサS3 で内側駐車室7aに
入庫車両が有るか否かを直接的に検出し、センサS4
外側駐車室7bに入庫車両が有るか否かを直接的に検出
している。
【0036】上記構成をなす本発明の実施の形態により
得られる作用効果は、以下の通りである。すなわち、駐
車室7のセンサを、内側駐車室7aへの入庫車両の走行
路4側端部を検出するセンサS1 ,S2 のみとすること
で、駐車装置全体としてのセンサ数を削減することがで
きる。しかも、走行台車5のセンサ数は増加していな
い。具体的には、走行路4一本当りのセンサ数は、駐車
室の数(N)の二倍に走行台車のセンサ数八個を加えた
もの(2N+8)となる。従来は、駐車室の数(N)の
五倍に走行台車のセンサ数八個を加えたもの(5N+
8)であったことから、本実施の形態によればセンサの
総数が3Nだけ減少し、部品コスト、工事費等のコスト
削減、メンテナンスの容易化、トラブルの発生頻度の低
減等、センサ数の増大に起因する様々な問題の発生を抑
えることができる。
【0037】しかも、駐車室7のセンサ数を減ずること
による駐車室7(昇降装置13)と走行台車5との間の、
車両受け渡しの円滑性や、入出庫車両の管理の確実性の
低下を生ずることはない。これは、従来では、一方を予
備のセンサとして密着して配置していたセンサS7 R,
8 R、またはセンサS7 L,S8 Lを離間させ、走行
台車5の、左右対称の八カ所に所定の間隔を空けてセン
サを設けたことにより、車両9,9’の端部の位置を正
確に検出することを可能としたことによるものである。
そして、走行台車5の受け渡し方向の端部と、車両9の
当該受け渡し方向の端部との間隔を常に一定とし、当該
間隔を維持したまま、二台目の車両9’を内側駐車室7
aへと入庫し、同時に一台目の車両9を外側駐車室7b
へと送ることで、二台目の車両9’の端部の位置を駐車
室7のセンサS1 ,S2 で管理することのみにより、一
台目の車両9が外側駐車室7bに送られたときの停止位
置を、正確に管理することが可能となることによるもの
である。
【0038】
【発明の効果】本発明はこのように構成したので、以下
のような効果を有する。まず、本発明の請求項1に係る
機械式駐車装置によれば、走行台車を中継して複列駐車
室に車両を受け渡しする機械式駐車装置において、前記
駐車室に二台の車両を入庫する際に、駐車室と走行台車
との間における車両受け渡しの円滑性や、入出庫車両の
管理の確実性を損なうことなく、車両位置の検出に供す
るセンサの数を削減し、センサ数の増大に起因する問題
の発生を抑えることが可能となる。
【0039】また、本発明の請求項2に係る機械式駐車
装置によれば、前記内側駐車室に入庫した車両の端部位
置と、前記走行台車上の車両の端部位置とを正確に把握
し、これら二つの車両の間隔を常に一定とすることが可
能となり、車両位置の検出に供するセンサの数を削減し
ながらも、前記駐車室に二台の車両を入庫する際に、駐
車室と走行台車との間における車両受け渡しの円滑性
や、入出庫車両の管理の確実性を確保することができ
る。
【0040】さらに、本発明の請求項3に係る機械式駐
車装置の入出庫方法によれば、前記駐車室に二台の車両
を入庫する際に、駐車室と走行台車との間における車両
受け渡しの円滑性や、入出庫車両の管理の確実性を損な
うことなく、車両位置の検出に供するセンサの数を削減
し、センサ数の増大に起因する問題の発生を抑えること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る機械式駐車装置の、
駐車室と走行台車の構成を、車両の受け渡しに関する制
御手段の点から図示した摸式図である。
【図2】図1に示す走行台車に設けられたセンサの位置
を示す摸式図である。
【図3】図1に示す機械式駐車装置において、昇降装置
から走行台車へと車両を受け渡す手順を示す説明図であ
る。
【図4】図1に示す機械式駐車装置において、走行台車
から駐車室へと車両を受け渡す手順を示す説明図であ
る。
【図5】図1に示す機械式駐車装置において、走行台車
から駐車室へと二台目の車両を受け渡す手順を示す説明
図である。
【図6】図1に示す機械式駐車装置において、駐車室か
ら走行台車へと車両を受け渡す手順を示す説明図であ
る。
【図7】従来の、走行台車を中継して複列駐車室に車両
を受け渡しする機械式駐車装置の、部分平面図である。
【図8】図7のC−C線における断面図である。
【図9】従来の機械式駐車装置の、駐車室と走行台車の
構成を、車両の受け渡しに関する制御手段の点から図示
した摸式図である。
【図10】図9に示す走行台車に設けられたセンサの位
置を示す摸式図である。
【図11】図9に示す機械式駐車装置において、昇降装
置から走行台車へと車両を受け渡す手順を示す説明図で
ある。
【図12】図9に示す機械式駐車装置において、走行台
車から駐車室へと車両を受け渡す手順を示す説明図であ
る。
【図13】図9に示す機械式駐車装置において、走行台
車から駐車室へと二台目の車両を受け渡す手順を示す説
明図である。
【図14】図9に示す機械式駐車装置において、駐車室
から走行台車へと車両を受け渡す手順を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 建築物 4 走行路 5 走行台車 6 走行レール 7 駐車室 7a 内側駐車室 7b 外側駐車室 8 駐車棚 9 車両 13 昇降装置 14 前輪用横送りコンベア 15 後輪用横送りコンベア S1 駐車室のセンサ S2 駐車室のセンサ S6 R 走行台車のセンサ S6 L 走行台車のセンサ S7 R 走行台車のセンサ S7 L 走行台車のセンサ S8 R 走行台車のセンサ S8 L 走行台車のセンサ S9 R 走行台車のセンサ S9 L 走行台車のセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−173491(JP,A) 特開 平10−140869(JP,A) 特開 平10−115119(JP,A) 特開 平8−100540(JP,A) 特開 平10−102809(JP,A) 特開 平10−220056(JP,A) 特開 平2−210169(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04H 6/12 E04H 6/18 B62H 3/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行台車の走行路に沿って、該走行路に
    隣接する内側駐車室と該内側駐車室に隣接する外側駐車
    室とで構成する駐車室を複数設け、前記走行台車および
    前記各駐車室のそれぞれに、相互間で車両の受け渡しを
    行うコンベアを設け、前記走行台車のコンベアと前記駐
    車室のコンベアとを同期作動させて車両の受け渡しを行
    う機械式駐車装置であって、前記駐車室は、車両の受け
    渡しの際の車両位置の検出手段として、車両の端部位置
    が前記内側駐車室の所定位置にあることを検出するセン
    サのみ有し、前記走行台車は、車両の受け渡しの際の車
    両位置の検出手段として、車両の受け渡し方向毎に前記
    走行台車上の車両の端部位置を検出するセンサを有し、
    上記各センサの検出結果に基づき車両位置を判断し前記
    コンベアを制御する制御手段を備えることを特徴とする
    機械式駐車装置。
  2. 【請求項2】 前記駐車室のセンサは、前記内側駐車室
    の走行路に隣接する二カ所に所定の間隔を空けて配置さ
    れ、前記走行台車のセンサは、左右対称の八カ所に、各
    々所定の間隔を空けて配置されていることを特徴とする
    請求項1記載の機械式駐車装置。
  3. 【請求項3】 走行台車の走行路に沿って、該走行路に
    隣接する内側駐車室と該内側駐車室に隣接する外側駐車
    室とで構成する駐車室を複数設け、前記走行台車および
    前記各駐車室のそれぞれに、相互間で車両の受け渡しを
    行うコンベアを設けた機械式駐車装置の前記走行台車の
    コンベアと前記駐車室のコンベアとを同期作動させて、
    前記駐車室に対し二台の車両を入出庫する方法であっ
    て、前記走行台車に車両を載置する際に、当該車両の次
    の受け渡し方向に応じ、前記車両の当該受け渡し方向の
    端部と前記走行台車の当該受け渡し方向の端部との距離
    を一定とし、前記走行台車から前記駐車室へと車両を受
    け取る際に、前記車両の端部と、前記内側駐車室の前記
    走行台車の走行路に隣接する端部との距離を一定とし、
    かかる間隔を一定に維持したまま、二台目の車両を前記
    内側駐車室へと入庫し、同時に前記一台目の車両を前記
    外側駐車室へと送ることを特徴とする機械式駐車装置に
    おける車両の入出庫方法。
JP30674499A 1999-10-28 1999-10-28 機械式駐車装置と機械式駐車装置における車両の入出庫方法 Expired - Fee Related JP3345658B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30674499A JP3345658B2 (ja) 1999-10-28 1999-10-28 機械式駐車装置と機械式駐車装置における車両の入出庫方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30674499A JP3345658B2 (ja) 1999-10-28 1999-10-28 機械式駐車装置と機械式駐車装置における車両の入出庫方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001123691A JP2001123691A (ja) 2001-05-08
JP3345658B2 true JP3345658B2 (ja) 2002-11-18

Family

ID=17960797

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30674499A Expired - Fee Related JP3345658B2 (ja) 1999-10-28 1999-10-28 機械式駐車装置と機械式駐車装置における車両の入出庫方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3345658B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008267127A (ja) * 2007-03-23 2008-11-06 Tokyu Car Corp 機械式駐車装置及び機械式駐車装置の車両位置補正方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008267127A (ja) * 2007-03-23 2008-11-06 Tokyu Car Corp 機械式駐車装置及び機械式駐車装置の車両位置補正方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001123691A (ja) 2001-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4089154B2 (ja) 移動体の走行制御方法
JP2009197417A (ja) 機械式駐車場
JP4340976B2 (ja) 物品搬送設備
JP3345658B2 (ja) 機械式駐車装置と機械式駐車装置における車両の入出庫方法
JP2879197B2 (ja) 機械式駐車装置
JP4003494B2 (ja) 搬送システム
JP4023266B2 (ja) 走行体の走行装置
JP4433014B2 (ja) 移動体の走行制御方法
JP3959520B2 (ja) 乗込場の検出装置
JP2002213094A (ja) 機械式駐車装置
JPH11305838A (ja) 有軌道台車システム
JP3062994B2 (ja) ローラコンベア
JP3401493B2 (ja) 機械式立体駐車場の斜め停車自動修正装置
JP3001766B2 (ja) パレットレス型機械式立体駐車場
JP6263416B2 (ja) 駐車システムにおける搬送台車の停止方法
KR20190041139A (ko) 자동화 주차장의 입출고용 주차대
KR100637543B1 (ko) 주차설비용 리프트의 정위치 감지장치
JP2802592B2 (ja) 走行搬送装置のレール間運搬装置における安全装置
JP3273932B2 (ja) 機械式駐車装置
JP2003293606A (ja) 機械式駐車設備
JP2922081B2 (ja) 立体駐車場
JPH06173491A (ja) 駐車場設備の移送コンベヤ制御方法
JPH0751568Y2 (ja) 立体駐車場
JP2540174Y2 (ja) 円形循環式駐車設備における安全装置
JP2004044184A (ja) 駐車装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3345658

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070906

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080906

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080906

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090906

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090906

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100906

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100906

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110906

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110906

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120906

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120906

Year of fee payment: 10

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120906

Year of fee payment: 10

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130906

Year of fee payment: 11

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees