JPH06173491A - 駐車場設備の移送コンベヤ制御方法 - Google Patents

駐車場設備の移送コンベヤ制御方法

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JPH06173491A
JPH06173491A JP33083492A JP33083492A JPH06173491A JP H06173491 A JPH06173491 A JP H06173491A JP 33083492 A JP33083492 A JP 33083492A JP 33083492 A JP33083492 A JP 33083492A JP H06173491 A JPH06173491 A JP H06173491A
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JP
Japan
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vehicle
car
parking
automobile
passage
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JP33083492A
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English (en)
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Seiji Kawaguchi
誠二 川口
Takashi Abe
俊 安部
Shintaro Ando
信太郎 安藤
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Hitachi Zosen Corp
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Hitachi Zosen Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ドアミラーの破損を防止し、さらに自動車1
の安定した駐車を実現できる駐車場設備の移送コンベヤ
制御方法を提供する。 【構成】 自動車1を走行台車12から駐車室14へ移送す
るに際し、自動車通過検出器21a,21bによる自動車通過
検出時と通過終了検出時の動作距離検出器32の測定値に
より自動車1の車幅寸法Xを検出し、スラットコンベヤ
15A,16A,15B,16Bの最終移送距離Eを、車幅寸法Xと
自動車停止幅寸法Aとの差の2分の1(空き寸法Y)か
ら算出し、この移送距離Eでスラットコンベヤ15A,16
A,15B,16Bを制動する。 【効果】 空き寸法Yとなるように移送モータ20を制動
することにより、自動車1を各自動車1の停止範囲中心
に停止でき、よってスラットコンベヤに掛かる荷重位置
が一定となり、自動車1を安定して駐車できる。また自
動車1を走行台車12側端部から離して駐車でき、自動車
1のドアミラー破損事故を減少できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、駐車場設備において、
自動車搬送用走行台車と棚側の駐車室(自動車格納区
画)との間で、自動車をコンベヤ装置により移載するよ
うにした駐車場設備の移送コンベヤ制御方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の駐車場設備の一例を図面に基づい
て説明する。図5は、地下埋設形の駐車場設備の概念
図、図6は同駐車場設備の階層図であり、図5,図6に
示すように、地上には、自動車1を自走で乗入れる入庫
ステージ2と、入庫用リフト3の入庫リフト室3Aと、自
動車1を自走で退出する出庫ステージ4と、出庫用リフ
ト5の出庫リフト室5Aとが設けられ、これら入庫ステー
ジ2、入庫用リフト3の昇降台3B、出庫ステージ4、出
庫用リフト5の昇降台5Bにはそれぞれ自動車1を受渡し
可能な自在なコンベヤ装置として、前輪用スラットコン
ベヤ6A,7A,8A,9Aおよび後輪用スラットコンベヤ6B,
7B,8B,9Bが設けられている。
【0003】また、地下は複数の駐車階から構成されて
おり、図7に詳細に示すように、各駐車階の中央空間部
10には、所定方向に沿って左右一対の案内レール11が配
設されるとともに、この案内レール11上を走行自在な走
行台車12が設けられ、また中央空間部10の両側には走行
台車12の走行方向に沿って駐車棚13が設けられている。
これら駐車棚13は複数の駐車室14に区分けされ、これら
駐車室14の任意の一つを入庫用リフト3の昇降空間、他
の一つを出庫用リフト5の昇降空間としている。そし
て,走行台車12、各駐車室14にそれぞれ自動車1を受渡
し自在なコンベヤ装置として、前輪用スラットコンベヤ
15A,16Aおよび後輪用スラットコンベヤ15B,16Bが
配置されている。
【0004】また図8,図9に示すように、走行台車12
には、スラットコンベヤ15A,15Bを駆動する移送モー
タ17と、案内レール11に案内される走行車輪18を回転駆
動する走行モータ19が設けられ、また各駐車室14には、
スラットコンベヤ16A,16Bを駆動する移送モータ20が
配設されている。さらに、走行台車12の両駐車室14側端
部近傍位置と、駐車室14の自動車1の移載方向両端近傍
に、それぞれ受光器21a〜23aと投光器21b〜23bとか
らなる透過形光電スイッチタイプの自動車通過検出器21
〜23が配設され、自動車通過検出器21の検出信号は、走
行台車12の移送モータ17のコントローラ(図示せず)
に、自動車通過検出器22,23の検出信号は、駐車室14の
移送モータ20のコントローラ(図示せず)に入力されて
いる。また、リフト3,5の昇降台3B,5Bに設けられる
スラットコンベヤ6A,6B,9A,9Bにも駆動モータ(図示
せず)が具備されている。
【0005】次に、上記構成による入庫作業、出庫作業
時の動作を説明する。 〔入庫作業〕 (1)自動車1が入庫ステージ2に乗入れられると、入
庫用リフト3の昇降台3Bは地上の入庫リフト室3Aへ上昇
し、自動車1が入庫ステージ2のスラットコンベヤ6A,
6Bから入庫用リフト3の昇降台3Bのスラットコンベヤ7
A,7B上へ受け渡される。
【0006】(2)そして、入庫用リフト3の昇降台3B
が目的の駐車階へ下降すると、走行台車12は入庫用リフ
ト3の昇降空間前へ案内レール11に沿って移動し、自動
車1は入庫用リフト3の昇降台3Bのスラットコンベヤ7
A,7Bから走行台車12のスラットコンベヤ15A,15B上
に受け渡され、その後走行台車12は案内レール11に沿っ
て移動し目的の駐車室14に対向して停止する。このと
き、走行台車12のコントローラは、移動時に走行モータ
19を駆動し、また移送時に移送モータ17を駆動してスラ
ットコンベヤ15A,15Bを駆動し、自動車通過検出器21
により自動車1の通過終了を検出した後、経験的に設定
した所定時間後に移送モータ17を停止し、スラットコン
ベヤ15A,15Bを停止している。
【0007】(3)次に、自動車1は走行台車12のスラ
ットコンベヤ15A,15Bから駐車室14のスラットコンベ
ヤ16A,16Bへ受け渡され、入庫作業が終了する。この
とき、走行台車12のコントローラは、移送モータ17を駆
動してスラットコンベヤ15A,15Bを駆動し、また駐車
室14のコントローラは、移送モータ20を駆動してスラッ
トコンベヤ16A,16Bを駆動し、自動車通過検出器22に
より自動車1の通過終了を検出した後、経験的に設定し
た所定時間後に移送モータ20を停止し、スラットコンベ
ヤ16A,16Bを停止している。したがって、自動車1は
図10に示すように、走行台車12側端部から所定距離(L
+m)の位置に停止する。Lは、自動車1の移送方向に
自動車通過検出器22から停止した自動車1の走行台車12
側の側面までの距離、mは自動車1の移送方向に駐車室
14の走行台車12側端部から自動車通過検出器22までの距
離である。 〔出庫作業〕 (1)まず、走行台車12が案内レール11に沿って移動し
目的の駐車室14に対向して停止し、自動車1は駐車室14
のスラットコンベヤ16A,16Bから走行台車12のスラッ
トコンベヤ15A,15Bへ受け渡される。この際、駐車室
14のコントローラは、移送モータ20を駆動してスラット
コンベヤ16A,16Bを駆動し、また走行台車12のコント
ローラは、移動時に走行モータ19を駆動し、また移送時
に移送モータ20を駆動してスラットコンベヤ16A,16B
を駆動し、自動車通過検出器21により自動車1の通過終
了を検出した後、経験的に設定した所定時間後に移送モ
ータ17を停止し、スラットコンベヤ15A,15Bを停止し
ている。
【0008】(2)次に、走行台車12は出庫用リフト5
の昇降空間前へ案内レール11に沿って移動し、また出庫
用リフト5の昇降台5Bがこの駐車階の昇降空間前へ下降
すると、自動車1は走行台車12のスラットコンベヤ15
A,15Bから出庫用リフト5の昇降台5Bのスラットコン
ベヤ9A,9B上へ受け渡される。このとき、走行台車12の
コントローラは、移動時に走行モータ19を駆動し、また
移送時に移送モータ17を駆動してスラットコンベヤ15
A,15Bを駆動している。
【0009】(3)次に、出庫用リフト5の昇降台5Bは
地上の出庫リフト室5Aへ上昇し、自動車1はこの昇降台
5Bのスラットコンベヤ9A,9Bから出庫ステージ4のスラ
ットコンベヤ8A,8B上へ受け渡され、自動車1が退出さ
れることにより終了する。
【0010】なお、駐車室14のコントローラは、自動車
通過検出器23により自動車1の通過を検出すると、移送
モータ20を緊急停止してスラットコンベヤ16A,16Bを
停止し、自動車1の落下を防止している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来例で
は、入庫作業時において、駐車室14のコントローラは、
自動車通過検出器22が自動車1の通過を検出した後、経
験的に設定した所定時間後に移送モータ20を停止し、ス
ラットコンベヤ16A,16Bを停止して自動車12を走行台
車12側端部から所定距離(L+m)の位置に停止してい
ることから、図10に示すように、自動車1は走行台車12
側端部からその側部が1列に並び、したがって走行台車
12により搬送されている自動車1と1列に並んだ自動車
1の車種によりその外方に突出するドアミラーが衝突し
て破損する危険があり、また小型の自動車1Aと大型の自
動車1Bではその組合せによりスラットコンベヤ16A,16
B上での並びが異なり、所定の自動車1の停止範囲(幅
A)に駐車されなり、したがってスラットコンベヤ16
A,16B上の荷重のバランスが悪くなり、自動車1が安
定して駐車されない危険があった。
【0012】本発明は上記問題を解決するものであり、
ドアミラーの破損を防止し、さらに自動車1の安定した
駐車を実現できる駐車場設備の移送コンベヤ制御方法を
提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明の駐車場設備の移送コンベヤ制御方法は、駐車
エリアに自動車搬送用の走行台車を配置し、この走行台
車の走行方向に沿って複数の自動車の駐車室を設け、前
記駐車室と走行台車にそれぞれ自動車を受渡し可能なコ
ンベヤ装置を備え、前記走行台車の前記駐車室対向部、
または駐車室の走行台車対向端部近傍に、自動車通過検
出器を設け、前記コンベヤ装置の動作により自動車の移
動距離を検出する動作距離検出器を設け、前記コンベヤ
装置を駆動し、自動車を前記走行台車から駐車室へ移送
するに際し、前記自動車通過検出器による自動車通過検
出時と通過終了検出時の前記動作距離検出器の測定値に
より自動車の車幅寸法を検出し、前記コンベヤ装置の最
終移送距離を、前記算出した車幅寸法と前記駐車室の幅
寸法との差の値から算出し、この最終移送距離でコンベ
ヤ装置を停止することを特徴とするものである。
【0014】
【作用】上記方法によれば、コンベヤ装置の最終移送距
離を、移送する自動車の車幅寸法と駐車室の幅寸法との
差の値から、たとえば差の値の2分の1の値から算出
し、この最終移送距離でコンベヤ装置を停止することに
より、自動車は駐車室内に確実に移送停止される。よっ
て、コンベヤ装置に掛かる荷重位置が略一定となり、自
動車は安定して駐車される。また、自動車は走行台車か
ら離れて駐車され、よって自動車のドアミラーの破損が
減少する。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図4に基づ
いて説明する。なお、従来例の図5〜図9の構成と同一
の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
【0016】図1,図2において、31は駐車室14の自動
車1の移載方向中心位置に設けた、それぞれ受光器31a
と投光器31bとからなる透過形光電スイッチタイプの自
動車通過検出器、32はスラットコンベヤ15Aの回転軸に
連結されたエンコーダからなる、自動車1の移動距離を
検出する動作距離検出器、33は動力盤(図示せず)を介
して移送モータ17と走行モータ19を制御する走行台車12
のコントローラ(以下、台車コントローラと称す)、34
は台車コントローラ33に接続された光送受信器であり、
この光送受信器34は、図3に示す駐車室コントローラ35
に接続された光送受信器36に対向しており、台車コント
ローラ33と駐車室コントローラ35は、この光送受信器3
4,36を介して信号の授受を行う。前記駐車室コントロ
ーラ35は、駐車室14毎に設けられた移送モータ20を動力
盤(図示せず)を介して移送モータ20を制御する。
【0017】また、台車コントローラ33には、自動車通
過検出器21の検出信号と動作距離検出器32のパルス信号
が入力され、また駐車室コントローラ35には、自動車通
過検出器22,23,31の検出信号が入力されている。
【0018】以下、本発明の要部である、走行台車12か
ら目的駐車室14へ自動車1を移送する際の制御方法につ
いて、図4のフローチャートにしたがって説明する。な
お、コントローラ33,35間の信号の授受は光送受信器3
4,36を介して行われるものとする。
【0019】台車コントローラ33は走行モータ19を駆動
して目的の駐車室14の前に到着すると(ステップ−
1)、駐車室コントローラ35へ到着信号を送信する(ス
テップ−2)。駐車室コントローラ35はこの到着信号を
受信すると(ステップ−3)、目的の駐車室14の移送モ
ータ20を駆動してスラットコンベヤ16A,16Bを駆動し
(ステップ−4)、台車コントローラ33へ自動車1の移
送方向を含む移送開始信号を送信する(ステップ−
5)。台車コントローラ33はこの移送開始信号を受信す
ると(ステップ−6)、信号の移送方向へ移送モータ17
を駆動し、スラットコンベヤ15A,15Bを駆動する(ス
テップ−7)。
【0020】また台車コントローラ33は、自動車通過検
出器21が自動車1の通過を検出すると(ステップ−
8)、動作距離検出器32のパルス信号のパルスのカウン
トを開始し、自動車1の通過終了によりパルスカウント
を終了し(ステップ−9,10)、そのカウント値を駐車
室コントローラ35へ送信し、続けて動作距離検出器32の
パルス信号をそのまま駐車室コントローラ35へ送信する
(ステップ−11)。また通過終了の所定時間後に移送モ
ータ17を停止し、スラットコンベヤ15A,15Bを停止す
る(ステップ−12)。
【0021】駐車室コントローラ35は上記カウント値を
入力すると(ステップ−13)、このカウント値から自動
車1の車幅Xを演算し(ステップ−14)、自動車1の停
止範囲の幅Aから車幅Xを減算し、その差を2分の1と
し、自動車1の停止時の車幅方向の等分の空き寸法Yを
演算する(ステップ−15)。次に、この空き寸法Yか
ら、移送モータ20の制動(停止)から実際にスラットコ
ンベヤ16A,16Bが停止するまでの制動距離Dを減算し
て、制動開始距離Eを演算する(ステップ−16)。そし
て、自動車通過検出器22により自動車1の通過終了を検
出すると、(ステップ−17)、制動開始距離Eを上記動
作距離検出器32のパルスによりカウントし、制動開始距
離Eになると、移送モータ20を制動し、スラットコンベ
ヤ16A,16Bを停止する(ステップ−18)。
【0022】なお、スラットコンベヤ16A,16Bの停止
時に、自動車通過検出器31により先に移送した1台目の
自動車1を検出している場合には、自動車通過検出器31
によりこの自動車1を検出しなくなるまで、移送モータ
20を駆動し、スラットコンベヤ16A,16Bを駆動し、1
台目の自動車1を奥の所定の自動車1の停止範囲(幅
A)内に移送する。また、自動車通過検出器23により自
動車1を検出すると、移送モータ20を緊急停止する。
【0023】上記のように車幅Xを演算し、空き寸法Y
を演算し、この空き寸法Yとなるように移送モータ20を
制動する移送制御方法により、自動車1は駐車室14の各
自動車1の停止範囲の略中心に停止させることができ
る。よって、スラットコンベヤ16A,16Bに掛かる荷重
位置が略一定となり、自動車1を安定して駐車すること
ができ、さらに、従来例と比較して自動車1を走行台車
12側端部から離して駐車でき、自動車1のドアミラー破
損事故を減少することができる。
【0024】駐車場設備の全体の入出庫作業の動作は従
来例と同様であり、説明を省略する。なお、本実施例で
は、自動車1の停止範囲の幅Aから車幅Xを減算し、そ
の差を2分の1とし、自動車1の停止時の車幅方向の等
分の空き寸法Yを演算し、制動開始距離Eを求めている
が、幅Aと車幅Xの差の2分の1の値にかぎらず、差を
(1:2)などに分割して空き寸法Y’を演算し、制動
開始距離E’を求めてもよい。また、1台目、2台目の
移送に関係なく、自動車通過検出器22により自動車1の
通過終了を検出すると、制動開始距離Eを動作距離検出
器32のパルスによりカウントして移送モータ20を制動し
ているが、2台目の自動車1を移送する場合、自動車通
過検出器31により先に移送した1台目の自動車1の通過
終了を検出すると、1台目として停止時に演算した制動
開始距離E、あるいはE’を動作距離検出器32のパルス
によりカウントして移送モータ20を制動してもよい。こ
れにより、自動車1を駐車室14の各自動車1の停止範囲
内に停止させることができ、よってスラットコンベヤ16
A,16Bに掛かる荷重位置を略一定にでき、自動車1を
安定して駐車することができる。また、本実施例では、
各駐車室14に移送モータ20を設けているが、走行台車12
に移送モータ17に連結された動力伝達装置を設け、各駐
車室14に、スラットコンベヤ16A,16Bの駆動軸に連結
され、前記動力伝達装置から動力を受動する動力受動装
置を設け、走行台車12の移送モータ17により駐車室14の
スラットコンベヤ16A,16Bを駆動するようにすること
もできる。このとき、自動車通過検出器22,23,31の検
出信号は、駐車室コントローラ35から台車コントローラ
33へ伝達され、台車コントローラ33により上記空き寸法
Y,Y’を演算し、移送モータ17を制御することにな
る。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、コンベヤ
装置の最終移送距離を、移送する自動車の車幅寸法と、
駐車室の幅寸法との差の値から算出し、この最終移送距
離でコンベヤ装置を停止することにより、自動車を駐車
室内に確実に停止でき、よって駐車室のコンベヤ装置に
掛かる荷重位置を略一定とすることができ、自動車を安
定して駐車することができる。さらに、自動車を走行台
車側端部から離して駐車でき、自動車のドアミラー破損
事故を減少することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における駐車場設備の移送コ
ンベヤ制御方法を実施する駐車場設備の要部概略平面図
である。
【図2】同駐車場設備の要部概略側面図である。
【図3】同駐車場設備の制御ブロック図である。
【図4】本発明の駐車場設備の移送コンベヤ制御方法を
説明するフローチャートである。
【図5】駐車場設備の全体構成を示す概念図である。
【図6】駐車場設備の階層図である。
【図7】駐車場設備の駐車階を示す斜視図である。
【図8】従来の駐車場設備の要部概略平面図である。
【図9】従来の駐車場設備の要部概略側面図である。
【図10】従来の駐車場設備の駐車室の自動車の駐車配置
を示す説明図である。
【符号の説明】
1 自動車 2 入庫ステージ 3 入庫用リフト 4 出庫ステージ 5 出庫用リフト 6A 〜9A 前輪用スラットコンベヤ 6B 〜9B 後輪用スラットコンベヤ 10 中央空間部 11 案内レール 12 走行台車 13 駐車棚 14 駐車室 15A ,16A 前輪用スラットコンベヤ 15B ,16B 後輪用スラットコンベヤ 17,20 移送モータ 18 走行車輪 19 走行モータ 21,22,23,31 自動車通過検出器 32 動作距離検出器 33 台車コントローラ 34,36 光送受信器 35 駐車室コントローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駐車エリアに自動車搬送用の走行台車を
    配置し、この走行台車の走行方向に沿って複数の自動車
    の駐車室を設け、前記駐車室と走行台車にそれぞれ自動
    車を受渡し可能なコンベヤ装置を備え、前記走行台車の
    前記駐車室対向部、または駐車室の走行台車対向端部近
    傍に、自動車通過検出器を設け、前記コンベヤ装置の動
    作により自動車の移動距離を検出する動作距離検出器を
    設け、前記コンベヤ装置を駆動し、自動車を前記走行台
    車から駐車室へ移送するに際し、前記自動車通過検出器
    による自動車通過検出時と通過終了検出時の前記動作距
    離検出器の測定値により自動車の車幅寸法を検出し、前
    記コンベヤ装置の最終移送距離を、前記算出した車幅寸
    法と前記駐車室の幅寸法との差の値から算出し、この最
    終移送距離でコンベヤ装置を停止することを特徴とする
    駐車場設備の移送コンベヤ制御方法。
JP33083492A 1992-12-11 1992-12-11 駐車場設備の移送コンベヤ制御方法 Pending JPH06173491A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR970070382A (ko) * 1996-04-30 1997-11-07 유상부 대규모 주차설비용 수평이동 대차의 주행제어 방법
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