JP3345304B2 - 衛星システム雑音温度測定装置及び衛星システム雑音温度測定方法 - Google Patents

衛星システム雑音温度測定装置及び衛星システム雑音温度測定方法

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JP3345304B2 JP15886397A JP15886397A JP3345304B2 JP 3345304 B2 JP3345304 B2 JP 3345304B2 JP 15886397 A JP15886397 A JP 15886397A JP 15886397 A JP15886397 A JP 15886397A JP 3345304 B2 JP3345304 B2 JP 3345304B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は通信用の衛星シス
テム雑音温度の測定に用いる衛星システム雑音温度測定
装置及び衛星システム雑音温度測定方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図7〜図9は従来の衛星システム雑音温
度測定装置の構成を示すブロック図である。図7〜図9
において、1は通信用の衛星、2は衛星1からの雑音を
受信する雑音受信手段を含む地球局アンテナ、6は所定
の雑音を発生する雑音発生手段としての雑音源、3は切
り換え操作により地球局アンテナ2及び雑音源6の出力
の内の何れかを選択出力する出力選択手段としてのアン
テナ/雑音源切り換えスイッチ、4は切り換えスイッチ
3からの雑音を増幅する低雑音増幅器、5は低雑音増幅
器4で増幅された雑音の電力を測定する電力測定手段と
しての電力測定器である。
【0003】次に従来の衛星システム雑音温度測定方法
を説明する。まず、図7に示すように地球局アンテナ2
を衛星1に対向させ、アンテナ/雑音源切り換えスイッ
チ3を地球局アンテナ2側に設定し、この状態で到来す
る衛星1からの雑音の電力を電力測定器5にて測定す
る。この時の測定された雑音電力をN1、ボルツマン定
数をk、天空雑音温度(K)をTe、地球局受信機雑音
温度(K)をTrec、地球局低雑音増幅器入力換算衛
星システム雑音温度(K)をTrx、地球局受信系帯域
幅をBとすると、雑音電力N1は
【0004】 N1=k(Te+Trec+Trx)B ・・・(1)
【0005】と表される。
【0006】続いて、図8に示すように地球局アンテナ
2を衛星1からオフセットさせ、天空雑音を電力測定器
5にて測定する。この時の測定された雑音電力N2は
【0007】 N2=k(Te+Trec)B ・・・(2)
【0008】と表される。
【0009】次に図9に示すようにアンテナ/雑音源切
り換えスイッチ3を雑音源6側に切り換え、雑音源6か
らの雑音の電力を電力測定器5にて測定する。この時の
測定された雑音電力N3は
【0010】 N3=k(Tn+Trec)B ・・・(3)
【0011】と表される。但し、Tnは雑音源雑音温度
(K)である。
【0012】次に上記式(1)−式(2)より次の式
(4)を求める。 N1−N2=kBTrx ・・・(4)
【0013】上記式(3)より次の式(5)を求める。
【0014】 kB=N3/(Tn+Trec) ・・・(5)
【0015】上記式(5)を上記式(4)に代入して次
の式(6)を求める。
【0016】 Trx=(N1−N2)/kB =(Tn+Trec)(N1/N2−1)(N2/N3)・・(6)
【0017】 ここで、N1/N2=Y1、N3/N2=Y2 ・・・(7)
【0018】と置くと、衛星のシステム雑音温度Trx
が次の式(8)により求まる。
【0019】 Trx=(Tn+Trec)(Y1−1)/Y2 ・・・(8)
【0020】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来の衛
星システム雑音温度測定装置による衛星システム雑音温
度測定方法は、図8に示すように測定の途中で一旦、地
球局アンテナ2を衛星1からオフセットさせる必要があ
り、このため測定のシーケンスが複雑になり、また、測
定時間が長くなる等の問題点があった。
【0021】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、測定のシーケンスを簡略化
できると共に、測定時間の短縮を図ることができる衛星
システム雑音温度測定装置及び衛星システム雑音温度測
定方法を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】第1の発明の衛星システ
ム雑音温度測定装置は、通信用の衛星からの雑音を受信
する雑音受信手段と、所定の雑音を発生する雑音発生手
段と、上記雑音発生手段からの雑音を第1の設定量減衰
させる第1の減衰手段と、上記雑音発生手段からの雑音
を第2の設定量減衰させる第2の減衰手段と、切り換え
操作により上記第1の減衰手段及び上記第2の減衰手段
の出力の内の何れかを選択出力する減衰出力選択手段
と、切り換え操作により上記雑音受信手段及び上記減衰
出力選択手段の出力の内の何れかを選択出力する出力選
択手段と、上記出力選択手段で選択された雑音の電力を
測定する電力測定手段とを備えたことを特徴とするもの
である。
【0023】第2の発明の衛星システム雑音温度測定装
置は、通信用の衛星からの雑音を受信する雑音受信手段
と、第1の所定の雑音を発生する第1の雑音発生手段
と、第2の所定の雑音を発生する第2の雑音発生手段
と、切り換え操作により上記第1の雑音発生手段及び上
記第2の雑音発生手段の出力の内の何れかを選択出力す
る雑音出力選択手段と、切り換え操作により上記雑音受
信手段及び上記雑音出力選択手段の出力の内の何れかを
選択出力する出力選択手段と、上記出力選択手段で選択
された雑音の電力を測定する電力測定手段とを備えたこ
とを特徴とするものである。
【0024】第3の発明の衛星システム雑音温度測定方
法は、切り換え操作により雑音受信手段及び減衰出力選
択手段の出力の内の何れかを選択出力する出力選択手段
を上記雑音受信手段側に切り換え、上記雑音受信手段を
衛星に対向させた状態で到来する上記衛星からの雑音の
電力を電力測定手段にて測定する第1ステップと、上記
出力選択手段を上記減衰出力選択手段側に切り変えると
共に上記減衰出力選択手段を第1の減衰手段側に切り換
え、上記第1の減衰手段を介する上記雑音発生手段から
の雑音の電力を上記電力測定手段にて測定する第2ステ
ップと、上記減衰出力選択手段を第2の減衰手段側に切
り換え、上記第2の減衰手段を介する上記雑音発生手段
からの雑音の電力を上記電力測定手段にて測定する第3
ステップとを有し、上記第1ステップで測定された雑音
電力と上記第2ステップで測定された雑音電力と上記第
3ステップで測定された雑音電力とに基づいて衛星のシ
ステム雑音温度を算出することを特徴とすもるものであ
る。
【0025】第4の発明の衛星システム雑音温度測定方
法は、切り換え操作により雑音受信手段及び雑音出力選
択手段の出力の内の何れかを選択出力する出力選択手段
を上記雑音受信手段側に切り換え、上記雑音受信手段を
衛星に対向させた状態で到来する上記衛星からの雑音の
電力を電力測定手段にて測定する第1ステップと、上記
出力選択手段を上記雑音出力選択手段側に切り換えると
共に上記雑音出力選択手段を第1の雑音発生手段側に切
り換え、上記第1の雑音発生手段からの雑音の電力を上
記電力測定手段にて測定する第2ステップと、上記雑音
出力選択手段を第2の雑音発生手段側に切り換え、上記
第2の雑音発生手段からの雑音の電力を上記電力測定手
段にて測定する第3ステップとを有し、上記第1ステッ
プで測定された雑音電力と上記第2ステップで測定され
た雑音電力と上記第3ステップで測定された雑音電力と
に基づいて衛星のシステム雑音温度を算出することを特
徴とするものである。
【0026】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態1を図に基
づいて説明する。図1〜図3は本実施の形態1に係る衛
星システム雑音温度測定装置の構成を示すブロック図で
ある。図1〜図3において、図7〜図9に示す構成要素
に対応するものには同一の符号を付し、その説明を省略
する。図1〜図3において、7は雑音源6からの雑音を
第1の設定量減衰させる第1の減衰手段しとての可変減
衰器、8は雑音源6からの雑音を第2の設定量減衰させ
る第2の減衰手段としての固定減衰器、9,10は可変
減衰器7及び固定減衰器8の出力の内の何れかを選択出
力する減衰出力選択手段としての減衰器切り換えスイッ
チである。なお、上記固定減衰器8は減衰量が一定であ
るが、上記可変減衰器7は減衰量を変えることができ、
特に、後述する式(16)においてTn1=Teにする
ために減衰量を調整し、衛星のシステム雑音温度を求め
るために用いられる。
【0027】次に本実施の形態1の衛星システム雑音温
度測定装置による雑音温度測定方法を説明する。まず、
図1に示すように地球局アンテナ2を衛星1に対向さ
せ、アンテナ/雑音源切り換えスイッチ3を地球局アン
テナ2側に設定し(図4のステップS1)、この状態で
到来する衛星1からの雑音の電力を電力測定器5にて測
定する(ステップS2)。この時の測定された雑音電力
をN4、ボルツマン定数をk、天空雑音温度(K)をT
e、地球局受信機雑音温度(K)をTrec、地球局低
雑音増幅器入力換算衛星システム雑音温度(K)をTr
x、地球局受信系帯域幅をBとすると、雑音電力N4は
【0028】 N4=k(Te+Trec+Trx)B ・・・(9)
【0029】と表される。
【0030】次に、図2に示すように地球局アンテナ2
を衛星1に対向させたままで、アンテナ/雑音源切り換
えスイッチ3を雑音源6側に切り換える(ステップS
3)と共に、減衰器切り換えスイッチ9,10を可変減
衰器7側に設定し(ステップS4)、可変減衰器7を介
する雑音源6からの雑音の電力を電力測定器5にて測定
する(ステップS5)。この時の測定された雑音電力N
5は
【0031】 N5=k(Tn1+Trec)B ・・・(10)
【0032】と表される。但し、Tn1は可変減衰器7
を通過した雑音源6の雑音温度(K)である。
【0033】次に、図3に示すように減衰器切り換えス
イッチ9,10を固定減衰器8側に切り換え(ステップ
S6)、固定減衰器8を介する雑音源6からの雑音の電
力を電力測定器5にて測定する(ステップS7)。この
時の測定された雑音電力N6は
【0034】 N6=k(Tn2+Trec)B ・・・(11)
【0035】と表される。但し、Tn2は固定減衰器8
を通過した雑音源6の雑音温度(K)である。
【0036】次に、上記式(9)−式(10)より次の
式(12)を求める。
【0037】 N4−N5=kB(Te+Trx−Tn1) ・・・(12)
【0038】次に、上記式(11)より次の式(13)
を求める。
【0039】 kB=N6/(Tn2+Trec) ・・・(13)
【0040】そして上記式(13)を上記式(12)に
代入し、次の式(14)を求める。
【0041】 Trx=(N4−N5)/kB+Tn1−Te =(Tn2+Trec)(N4/N5−1)(N5/N6)+Tn1− Te ・・・(14)
【0042】 ここで、N4/N5=Y3、N6/N5=Y4 ・・・(15)
【0043】と置くと、衛星のシステム雑音温度Trx
が次の式(16)により求まる。
【0044】 Trx=(Tn2+Trec)(Y3−1)/Y4+Tn1−Te ・・(1 6)
【0045】なお、上記Tn1は次のように決定する。
本衛星システム雑音温度測定装置の運用に入る前に、従
来の測定方法(図8参照)で雑音電力N2及び本実施の
形態1の測定方法で雑音電力N5を測定し、N2=N5
となるように可変減衰器7の設定減衰量を調整すると、
Tn1=Teとなる。したがって、このように調整した
Tn1を上記式(16)に代入すると、衛星のシステム
雑音温度Trxは次の式(17)により求まる(ステッ
プS8)。
【0046】 Trx=(Tn2+Trec)(Y3−1)/Y4 ・・・(17)
【0047】以上のように本実施の形態1によれば、従
来のように測定の途中で一旦、地球局アンテナを衛星か
らオフセットさせる必要がないため、測定のシーケンス
を簡略化できると共に、測定時間の短縮を図ることがで
きる。
【0048】実施の形態2.以下、この発明の実施の形
態2を図に基づいて説明する。図5は本実施の形態2に
係る衛星システム雑音温度測定装置の構成を示すブロッ
ク図である。図5において、図7〜図9に示す構成要素
に対応するものには同一の符号を付し、その説明を省略
する。図5において、6aは第1の所定の雑音を発生す
る第1の雑音発生手段としての雑音源、6bは第2の所
定の雑音を発生する第2の雑音発生手段としての雑音
源、11は雑音源6a及び雑音源6bの出力の内の何れ
かを選択出力する雑音出力選択手段としての雑音源切り
換えスイッチである。
【0049】次に本実施の形態2の衛星システム雑音温
度測定装置による雑音温度測定方法を説明する。まず、
地球局アンテナ2を衛星1に対応させ、アンテナ/雑音
源切り換えスイッチ3を地球局アンテナ2側に設定(図
6のステップS11)し、この状態で到来する衛星1か
らの雑音電力を電力測定器5にて測定する(ステップS
12)。
【0050】次に、地球局アイテナ2を衛星1に対向さ
せたままで、アンテナ/雑音源切り換えスイッチ3を雑
音源切り換えスイッチ11側に切り換える(ステップS
13)と共に、雑音源切り換えスイッチ11を雑音源6
a側に設定し(ステップS14)、雑音源6aからの雑
音の電力を電力測定器5にて測定する(ステップS1
5)。
【0051】次に、雑音源切り換えスイッチ11を雑音
源6b側に切り換え(ステップS16)、雑音源6bか
らの雑音の電力を電力測定器5にて測定する(ステップ
S17)
【0052】衛星のシステム雑音温度は実施の形態1で
説明した計算式の考え方で求めることができる(ステッ
プS18)。すなわち、図5中の雑音源6aからの雑音
は図1中の可変減衰器7を介する雑音源6からの雑音に
対応させ、図5中の雑音源6bからの雑音は図1中の固
定減衰器8を介する雑音源6からの雑音に対応させて、
実施の形態1で示した計算式を用いれば本実施の形態2
における衛星のシステム雑音温度を求めることができ
る。
【0053】以上のように本実施の形態2によれば、従
来のように測定の途中で一旦、地球局アンテナを衛星か
らオフセットさせる必要がないため、測定のシーケンス
を簡略化できると共に、測定時間の短縮を図ることがで
きる。
【0054】
【発明の効果】以上のように第1の発明によれば、衛星
システム雑音温度測定装置は、切り換え操作により雑音
受信手段及び減衰出力選択手段の出力の内の何れかを選
択出力する出力選択手段を備え、上記出力選択手段で選
択された雑音の電力を測定するように構成したので、従
来のように測定の途中で一旦、雑音受信手段を衛星から
オフセットさせる必要をなくすことができ、測定のシー
ケンスを簡略化できると共に、測定時間の短縮を図れる
という効果が得られる。
【0055】第2の発明によれば、衛星システム雑音温
度測定装置は、切り換え操作により雑音受信手段及び雑
音出力選択手段の出力の何れかを選択出力する出力選択
手段を備え、上記出力選択手段で選択された雑音の電力
を測定するように構成したので、従来のように測定の途
中で一旦、雑音受信手段を衛星からオフセットさせる必
要をなくすこくができ、測定のシーケンスを簡略化でき
ると共に、測定時間の短縮を図れるという効果が得られ
る。
【0056】第3の発明によれば、衛星システム雑音温
度測定方法は、衛星からの雑音電力を測定した結果と、
第1の減衰手段を介する雑音発生手段からの雑音電力を
測定した結果と、第2の減衰手段を介する雑音発生手段
からの雑音電力を測定した結果とに基づいて衛星のシス
テム雑音温度を算出するようにしたので、従来のように
測定の途中で一旦、雑音受信手段を衛星からオフセット
させる必要がなく、測定のシステムを簡略化できると共
に、測定時間の短縮を図れるという効果が得られる。
【0057】第4の発明によれば、衛星システム雑音温
度測定方法は、衛星からの雑音電力を測定した結果と、
第1の雑音発生手段からの雑音電力を測定した結果と、
第2の雑音発生手段からの雑音電力を測定した結果とに
基づいて衛星のシステム雑音温度を算出するようにした
ので、従来のように測定の途中で一旦、雑音受信手段を
衛星からオフセットさせる必要がなく、測定のシーケン
スを簡略化できると共に、測定時間の短縮を図れるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る衛星システム
雑音温度測定装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る衛星システム
雑音温度測定装置の構成を示すブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態1に係る衛星システム
雑音温度測定装置の構成を示すブロック図である。
【図4】 上記実施の形態1における雑音温度測定方法
を説明するためのフローチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態2に係る衛星システム
雑音温度測定装置の構成を示すブロック図である。
【図6】 上記実施の形態2における雑音温度測定方法
を説明するためのフローチャートである。
【図7】 従来の衛星システム雑音温度測定装置の構成
を示すブロック図である。
【図8】 従来の衛星システム雑音温度測定装置の構成
を示すブロック図である。
【図9】 従来の衛星システム雑音温度測定装置の構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 衛星、2 地球局アンテナ(雑音受信手段)、3
アンテナ/雑音源切り換えスイッチ(出力選択手段)、
4 低雑音増幅器、5 電力測定器(電力測定手段)、
6,6a,6b 雑音源(雑音発生手段)、7 可変減
衰器(第1の減衰手段)、8 固定減衰器(第2減衰手
段)、9,10 減衰器切り換えスイッチ(減衰出力選
択手段)、11 雑音源切り換えスイッチ(雑音出力選
択手段)。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信用の衛星からの雑音を受信する雑音
    受信手段と、所定の雑音を発生する雑音発生手段と、上
    記雑音発生手段からの雑音を第1の設定量減衰させる第
    1の減衰手段と、上記雑音発生手段からの雑音を第2の
    設定量減衰させる第2の減衰手段と、切り換え操作によ
    り上記第1の減衰手段及び上記第2の減衰手段の出力の
    内の何れかを選択出力する減衰出力選択手段と、切り換
    え操作により上記雑音受信手段及び上記減衰出力選択手
    段の出力の内の何れかを選択出力する出力選択手段と、
    上記出力選択手段で選択された雑音の電力を測定する電
    力測定手段とを備えたことを特徴とする衛星システム雑
    音温度測定装置。
  2. 【請求項2】 通信用の衛星からの雑音を受信する雑音
    受信手段と、第1の所定の雑音を発生する第1の雑音発
    生手段と、第2の所定の雑音を発生する第2の雑音発生
    手段と、切り換え操作により上記第1の雑音発生手段及
    び上記第2の雑音発生手段の出力の内の何れかを選択す
    る雑音出力選択手段と、切り換え操作により上記雑音受
    信手段及び上記雑音出力選択手段の出力の内の何れかを
    選択出力する出力選択手段と、上記出力選択手段で選択
    された雑音の電力を測定する電力測定手段とを備えたこ
    とを特徴とする衛星システム雑音温度測定装置。
  3. 【請求項3】 切り換え操作により雑音受信手段及び減
    衰出力選択手段の出力の内の何れかを選択出力する出力
    選択手段を上記雑音受信手段側に切り換え、上記雑音受
    信手段を衛星に対向させた状態で到来する上記衛星から
    の雑音の電力を電力測定手段にて測定する第1ステップ
    と、上記出力選択手段を減衰出力選択手段側に切り変え
    ると共に上記減衰出力選択手段を第1の減衰手段側に切
    り換え、上記第1の減衰手段を介する雑音発生手段から
    の雑音の電力を上記電力測定手段にて測定する第2ステ
    ップと、上記減衰出力選択手段を第2の減衰手段側に切
    り換え、上記第2の減衰手段を介する上記雑音発生手段
    からの雑音の電力を上記電力測定手段にて測定する第3
    ステップとを有し、上記第1ステップで測定された雑音
    電力と上記第2ステップで測定された雑音電力と上記第
    3ステップで測定された雑音電力とに基づいて衛星のシ
    ステム雑音温度を算出することを特徴とする衛星システ
    ム雑音温度測定方法。
  4. 【請求項4】 切り換え操作により雑音受信手段及び雑
    音出力選択手段の出力の内の何れかを選択出力する出力
    選択手段を上記雑音受信手段側に切り換え、上記雑音受
    信手段を衛星に対向させた状態で到来する上記衛星から
    の雑音の電力を電力測定手段にて測定する第1ステップ
    と、上記出力選択手段を上記雑音出力選択手段側に切り
    変えると共に上記雑音出力選択手段を第1の雑音発生手
    段側に切り換え、上記第1の雑音発生手段からの雑音の
    電力を上記電力測定手段にて測定する第2ステップと、
    上記雑音出力選択手段を第2の雑音発生手段側に切り換
    え、上記第2の雑音発生手段からの雑音の電力を上記電
    力測定手段にて測定する第3ステップとを有し、上記第
    1ステップで測定された雑音電力と上記第2ステップで
    測定された雑音電力と上記第3ステップで測定された雑
    音電力とに基づいて衛星のシステム雑音温度を算出する
    ことを特徴とする衛星システム雑音温度測定方法。
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