JP3344900B2 - 直角座標型ロボット - Google Patents

直角座標型ロボット

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JP3344900B2
JP3344900B2 JP24676496A JP24676496A JP3344900B2 JP 3344900 B2 JP3344900 B2 JP 3344900B2 JP 24676496 A JP24676496 A JP 24676496A JP 24676496 A JP24676496 A JP 24676496A JP 3344900 B2 JP3344900 B2 JP 3344900B2
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守 井上
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健 武田
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    • F16C29/00Bearings for parts moving only linearly
    • F16C29/008Systems with a plurality of bearings, e.g. four carriages supporting a slide on two parallel rails
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
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    • B25J9/02Programme-controlled manipulators characterised by movement of the arms, e.g. cartesian coordinate type
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    • B25J9/026Gantry-type
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
    • H05K13/04Mounting of components, e.g. of leadless components
    • H05K13/0404Pick-and-place heads or apparatus, e.g. with jaws
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は直角座標型ロボット
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子部品の実装などに用いられる
ロボットには、高速、高精度化とともに長ストローク化
が要求されている。
【0003】従来、たとえば基板などのワークに対して
高い位置精度で各種作業を行うロボットとしては、図1
1と図12に示すものがある。これは、Y軸テーブル5
1に片持ち梁式に支持されたX軸テーブル52が設けら
れている。X軸テーブル52はY方向の任意位置に位置
決めが可能である。X軸テーブル52には、X方向の任
意位置に位置決めが可能な作業ヘッド部53が取り付け
られている。作業ヘッド部53には、図12に示すよう
にX方向に所定間隔Dを設けてワークWの位置認識手段
54と作業手段55とが取り付けられている。
【0004】このロボットでは、Y軸テーブル51とX
軸テーブル52により作業ヘッド部53をワークWの作
業位置の上に移動させることによって、位置認識手段5
4によりその作業位置を高精度に認識し、そして認識し
た作業位置と前記の間隔Dに基づいて、Y軸テーブル5
1またはX軸テーブル52により作業ヘッド部53を移
動させて、作業手段55を作業位置に導いて作業が行わ
れている。
【0005】ところで、X軸テーブル52はY軸テーブ
ル51に対して片持ち梁式に支持されているため、ワー
クWに対応してX軸テーブル52を長ストローク化する
と振動が生じ易くなったり、高速動作の停止時に作業ヘ
ッド部53の位置決めに時間を要するという問題があ
る。また、Y軸テーブル51とX軸テーブル52との締
結用ボルトの緩みも生じ易くなる。さらに、Y軸テーブ
ル51のヨーイングやローリングにより、作業ヘッド部
53の位置決め精度が著しく低下するという問題があ
る。
【0006】上記課題を解決するために我々が既に提案
した直角座標型ロボット〔特開平3−221385号公
報〕は、図13と図14に示すように構成されている。
一対のY軸テーブル1,2を互いに平行に配置するとと
もに、Y軸テーブル1,2には、それぞれY軸テーブル
1,2に沿って案内移動される第1移動体4,5を設け
られている。
【0007】Y軸テーブル1,2の間には、Y軸テーブ
ル1,2と直交するX軸テーブル3が設けられている。
X軸テーブル3には、X軸テーブル3に沿って案内移動
される第2移動体21が設けられている。
【0008】X軸テーブル3の一端部と一方のY軸テー
ブル1の側の第1移動体4とは、Y軸,X軸テーブルに
直交する軸心回りで回動可能に係合している。X軸テー
ブル3の他端部と他方のY軸テーブル2の側の第1移動
体5とは、Y軸,X軸テーブルに直交する軸心回りで回
動可能に、かつX軸テーブル3の軸心方向でスライド可
能に係合支持している。
【0009】第2移動体21には、ワークの位置認識手
段25と作業手段26が設けられている。さらに詳しく
は、Y軸テーブル1,2の内部には、ねじ軸体(たとえ
ば、ボールネジが使用される)6,7およびこのねじ軸
体6,7を回転させる電動機8,9が設けられている。
第1移動体4,5はナット体(図示せず)を介してそれ
ぞれのねじ軸体6,7に螺合している。
【0010】X軸テーブル3は、Y軸テーブル1,2の
側の第1移動体4,5に回動可能にかつX軸テーブル3
の軸心方向でスライド可能に係合支持されている。すな
わち、Y軸テーブル1,2の側の第1移動体4,5の中
央部には、図15に示すように鉛直方向(Y軸テーブル
およびX軸テーブルの両方に直交する方向)で係合用軸
体11,12がそれぞれ突設して設けられている。
【0011】X軸テーブル3の一端部には、第1移動体
4の係合用軸体11に軸受13を介して回動自在に係合
された連結部材14が固定されている。X軸テーブル3
の他端部には、図16に示すようにスライドブロック1
5の固定部15aが固定されるとともに、このスライド
ブロック15の固定部15a間でスライド自在にされた
可動部15bが、第1移動体5の係合用軸体12に軸受
16を介して回動自在に係合されている。
【0012】したがって、電動機8,9を同調して駆動
させることによって、第1移動体4,5を介してX軸テ
ーブル3をY軸テーブル1,2に沿って任意の位置に移
動させることができる。
【0013】X軸テーブル3に設けられた第2移動体2
1は、図13に示すようにX軸テーブル3の内部に配置
されたねじ軸体(たとえば、ボールネジが使用される)
22と、このねじ軸体22を回転させる電動機23が設
けられており、第2移動体21はナット体24を介して
ねじ軸体22に螺合されている。
【0014】第2移動体21の側面には、作業部材取付
板27がX軸テーブル3の軸心方向で移動自在に設けら
れている。第2移動体21には、ねじ軸体(たとえば、
ボールネジが使用される)29とこのねじ軸体29を回
転させる電動機30が設けられており、作業部材取付板
27の背面に取り付けられたナット体28がねじ軸体2
9に螺合している。
【0015】作業部材取付板27には、ワークの位置認
識用カメラ25とワークの作業用ツール26が取り付け
られている。31,32は動力および制御信号を伝送す
るケーブルユニットである。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図13
〜図16に示す直角座標型ロボットでは、Y1 軸とY2
軸のY軸方向に位置決めする際、回転部などのガタによ
る精度劣化および位置決め整定時に時間がかかる問題が
ある。
【0017】また、スペース上の問題から回転およびス
ライド機構の付加荷重を十分とることができなかった。
さらに、位置決め精度については、近年、部品大きさや
部品リードピッチが小さく(0.3mmピッチ)なって
おり装着精度は±25μmを要求されているが、従来方
式では位置決め時の振動が最大振幅で30μm程度あ
り、かつ整定時間(±5μm範囲に入るまでの時間)が
約400msecかかっているのが現状である。
【0018】本発明は、X軸テーブル3をY1 軸,Y2
軸のY軸方向の移動させるときに、、剛性を落とすこと
なく位置決め動作を行うことができる直角座標型ロボッ
トを提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の直角座標型ロボ
ットは、間隔をおいて並置された第1テーブルに、第1
テーブルに沿って案内移動される第1移動体をそれぞれ
設け、第2テーブルの一端が一方の第1テーブルに設け
られた第1移動体に連結され、他端が他方の第1テーブ
ルに設けられた第1移動体に連結した直角座標型ロボッ
トであって、第2テーブルの端部と第1移動体とを、第
1移動体の移動方向には剛性を有し第2テーブルに沿う
方向にバネ性を有する連結手段で連結したことを特徴と
する。
【0020】この本発明によると、第2テーブルをY軸
方向の移動させるときに、剛性を落とすことなく位置決
め動作を行うことができる直角座標型ロボットが得られ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】請求項1記載の直角座標型ロボッ
トは、一対の第1テーブルを間隔をおいて並置するとと
もに、各第1テーブルには第1テーブルに沿って案内移
動される第1移動体をそれぞれ設け、一端が一方の第1
テーブルに設けられた第1移動体に連結され、他端が他
方の第1テーブルに設けられた第1移動体に連結された
第2テーブルを設け、第2テーブルに沿って案内移動さ
れる第2移動体を設け、第2移動体に作業手段を設けた
直角座標型ロボットであって、第2テーブルの一端と第
1移動体との連結部と第2テーブルの他端と第1移動体
との連結部のうちの少なくとも一方の連結部は、第1移
動体の移動方向には剛性を有し第2テーブルに沿う方向
にバネ性を有する連結手段で連結したことを特徴とす
る。
【0022】この構成によると、X軸方向のY1 ,Y2
軸の誤差に対する駆動時の負荷を、連結手段のバネ性に
より軽減して無理なく移動でき、かつ連結手段はY1
2軸方向には剛性を持っているため、位置決め時の整
定時間を短縮できかつ位置決め精度も劣化させることな
く動作可能となる。
【0023】請求項2記載の直角座標型ロボットは、一
対の第1テーブルを間隔をおいて並置するとともに、各
第1テーブルには第1テーブルに沿って案内移動される
第1移動体をそれぞれ設け、一端が一方の第1テーブル
に設けられた第1移動体に連結され、他端が他方の第1
テーブルに設けられた第1移動体に連結された第2テー
ブルを設け、第2テーブルに沿って案内移動される第2
移動体を設け、第2移動体に作業手段を設けた直角座標
型ロボットであって、第2テーブルの一端を第1移動体
に固定し、第2テーブルの他端と第1移動体との連結部
は、第1移動体の移動方向には剛性を有し第2テーブル
に沿う方向にバネ性を有する連結手段で連結したことを
特徴とする。
【0024】請求項3記載の直角座標型ロボットは、請
求項1または請求項2において、連結部は、板状ブロッ
クの中央部を第1移動体の側に固定する固定側とし、前
記の板状ブロックの外周部を第2テーブルの側に固定す
る可動側とし、板状ブロックの前記固定側と可動側と
を、薄肉部で連結するように前記の板状ブロックに貫通
孔を穿設したことを特徴とする。
【0025】請求項4記載の直角座標型ロボットは、請
求項3において、板状ブロックの固定側と可動側とを薄
肉部で連結するように板状ブロックに穿設した貫通孔
を、スリット溝としたことを特徴とする。
【0026】以下、本発明の直角座標型ロボットを図1
〜図10に基づいて説明する。 〔第1の実施の形態〕図1〜図6は第1の実施の形態を
示す。
【0027】図1は本発明の直角座標型ロボットAを搭
載した部品実装装置を示す。直角座標型ロボットAの基
本的な構造は図12と図13に示した従来例と同様に、
互いに平行に配置された一対のY軸テーブル103,1
04と、Y軸テーブル103,104の間にX軸テーブ
ル102が設けられている。Y軸テーブル103,10
4とX軸テーブル102との連結部の具体的な構成が、
上記の従来例とは異なっている。
【0028】先ず、部品実装装置の全体構成を説明す
る。真空圧などを利用した吸着ノズルを搭載したヘッド
部101は、X軸テーブル102にこのX軸テーブル1
02に沿う方向(X軸方向)に移動自在に取り付けられ
ている。X軸テーブル102にはヘッド部101をX軸
方向に移動する手段が内蔵されている。
【0029】Y軸テーブル103,104には、X軸テ
ーブル102をY軸テーブル103に沿うY1 軸のY軸
方向とY軸テーブル104に沿うY2 軸のY軸方向に移
動する手段が内蔵されている。
【0030】Y軸テーブル103とX軸テーブル102
の一端は、第1連結部105で連結されている。Y軸テ
ーブル104とX軸テーブル102の他端は、第2連結
部106で連結されている。
【0031】107はテープ状の電子部品を供給する電
子部品供給装置、108は認識装置で、ヘッド部101
に搭載された吸着ノズルが吸着した電子部品の吸着姿勢
などを認識し、このデータに基づいて補正動作を行うよ
う構成されている。
【0032】109はワークである基板を上流から下流
側に移動する搬送部、110は部品がセットされた供給
トレイを取り出すトレイリフターである。図2はY軸テ
ーブル103,104とX軸テーブル102と第1,第
2連結部105,106の関係を示している。
【0033】第1連結部105は図3に示すように構成
されている。第1連結部105は、Y軸テーブル103
に沿って駆動される第1移動体111と、ブラケット1
12と、固定板113と、連結板114とで構成されて
いる。具体的には、固定板113の穿設された孔113
aにボルト113bを挿入して第1移動体111の上面
に固定板113を取り付け、連結板114の中央に穿設
された孔114a(図5を参照)から固定板113の中
央に形成されたねじ穴113cにボルト(図示せず)を
挿入して固定板113の上面に連結板114を取り付
け、ブラケット112に穿設された孔112aから連結
板114の外周部に形成されたねじ穴114bにボルト
(図示せず)を挿入して連結板114の上面にブラケッ
ト112を取り付け、ブラケット112にX軸テーブル
102の一端が取り付けられている。
【0034】第2連結部106は図4に示すように構成
されている。第2連結部106は、Y軸テーブル104
に沿って駆動される第1移動体115と、ブラケット1
16と、固定板117と、連結板118とで構成されて
いる。具体的には、固定板117の穿設された孔117
aにボルト117bを挿入して第1移動体115の上面
に固定板117を取り付け、連結板118の中央に穿設
された孔118a(図6を参照)から固定板117の中
央に形成されたねじ穴117cにボルト(図示せず)を
挿入して固定板117の上面に連結板118を取り付
け、ブラケット116に穿設された孔116aから連結
板118の外周部に形成されたねじ穴118bにボルト
(図示せず)を挿入して連結板118の上面にブラケッ
ト116を取り付け、ブラケット116にX軸テーブル
102の他端が取り付けられている。
【0035】なお、連結板118には図6にも示すよう
に、孔118aが穿設されている中央部118cの周囲
に一部を残して半円状の孔118d,118eを穿設し
て薄肉の連結部118f,118gが形成されている。
具体的には、連結板118としては板厚が12mmの工
具鋼SK7を焼き入れ処理して使用した。
【0036】このように構成したため、Y軸テーブル1
03,104の取り付けに、図7に示す模式図のように
Y軸テーブル104がY軸テーブル103との平行位置
(仮想線位置)から誤差Δxだけ傾いて取り付けられて
いる場合、連結板118の連結部118f,118gが
自身のバネ性により変形し、駆動時の負荷を軽減してX
軸テーブル102がY1 ,Y2 軸方向に無理なく移動で
きる。
【0037】さらに、連結部118f,118gはY
1 ,Y2 軸方向には剛性を持っているため、位置決め時
の整定時間を短縮でき、位置決め精度も劣化させること
なく動作可能となる。
【0038】〔第2の実施の形態〕図8は〔第2の実施
の形態〕の連結板118を示し、その他は〔第1の実施
の形態〕と同じである。〔第1の実施の形態〕の連結板
118では、薄肉の連結部118f,118gを形成す
るために半円状の孔118d,118eを穿設したが、
この〔第2の実施の形態〕の連結板118は薄肉の連結
部を形成するために穿設する孔の形状や取付穴の個数が
〔第1の実施の形態〕とは異なっている。
【0039】〔第3の実施の形態〕図9は〔第3の実施
の形態〕の連結板118を示し、その他は〔第1の実施
の形態〕と同じである。〔第1の実施の形態〕の連結板
118では、中央部118cが薄肉の連結部118f,
118gで支持されていたが、この〔第3の実施の形
態〕の連結板118では、薄肉の連結部118f1 ,1
18g1 で支持された固定部118c1 と薄肉の連結部
118f2 ,118g2 で支持された固定部118c2
とが第1移動体115に固定される。
【0040】〔第4の実施の形態〕図10は〔第4の実
施の形態〕の連結板118を示し、その他は〔第1の実
施の形態〕と同じである。〔第1の実施の形態〕の連結
板118では、中央部118cが薄肉の連結部118
f,118gで支持されるように半円状の孔118d,
118eを穿設したが、この〔第4の実施の形態〕の連
結板118では、板状ブロックの固定側と可動側とを薄
肉部で連結するように板状ブロックに幅0.2mm程度
の貫通したスリット溝119をレーザー光で形成して薄
肉の連結部118f,118gが形成されている。
【0041】なお、上記の各実施の形態では、第1,第
2の連結部105,106のうちの第2の連結部106
の方にだけY軸テーブルの方向には剛性を有しX軸テー
ブル102に沿う方向にバネ性を持たせたが、第1,第
2の連結部105,106の両方をY軸テーブルの方向
には剛性を有しX軸テーブル102に沿う方向にバネ性
を持たせることもできる。この場合には、連結板118
の方に曲げ応力982kgf/cm2 、たわみ量0.2
mmのものを使用し、連結板114の代わりに連結板1
18と同様の構成で1969kgf/cm2 ,たわみ量
0.05mmのものを使用すると云ったように、バネ性
の異なる強さのものを使用することもできる。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、第1テー
ブルと第2テーブルを接続する連結手段は、第1テーブ
ルに沿って移動可能な第1移動体の移動方向には剛性を
有し第2テーブルに沿う方向にバネ性を有しているた
め、この連結手段は、第1テーブルに対する第2テーブ
ルの移動方向には剛体となり、精度劣化や整定時間を長
くすることはなくかつ、一対の第1テーブルの間の取り
付けや加工精度による第2のテーブルに沿う方向のずれ
に対して弾性変形して摺動抵抗などを大きくすることな
く第2のテーブルの移動および位置決め動作が実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の直角座標型ロボットを搭載した部品実
装装置の構成図
【図2】第1の実施の形態の直角座標型ロボットの正面
【図3】第1の実施の形態の第1の連結部を示す分解斜
視図
【図4】第1の実施の形態の第2の連結部を示す分解斜
視図
【図5】第1の実施の形態の第1の連結部に使用する連
結板の平面図
【図6】第1の実施の形態の第2の連結部に使用する連
結板の平面図
【図7】第1の実施の形態の効果を説明する模式図
【図8】第2の実施の形態の第2の連結部に使用する連
結板の平面図
【図9】第3の実施の形態の第2の連結部に使用する連
結板の平面図
【図10】第4の実施の形態の第2の連結部に使用する
連結板の平面図
【図11】従来例の直角座標型ロボットの斜視図
【図12】同従来例の平面図
【図13】他の従来例の直角座標型ロボットの斜視図
【図14】同従来例の平面図
【図15】同従来例の連結部の構造を示す斜視図
【図16】同従来例の連結部の構造を示す断面図
【符号の説明】
A 直角座標型ロボット 103,104 Y軸テーブル 102 X軸テーブル 105 X軸テーブルと一方のY軸テーブルとを
接続する第1連結部 106 X軸テーブルと他方のY軸テーブルとを
接続する第2連結部 118 連結板 118f,118g 連結部 111,115 第1移動体 118d,118e 孔 119 スリット溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武田 健 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−221385(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B25J 9/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の第1テーブルを間隔をおいて並置す
    るとともに、各第1テーブルには第1テーブルに沿って
    案内移動される第1移動体をそれぞれ設け、 一端が一方の第1テーブルに設けられた第1移動体に連
    結され、他端が他方の第1テーブルに設けられた第1移
    動体に連結された第2テーブルを設け、 第2テーブルに沿って案内移動される第2移動体を設
    け、 第2移動体に作業手段を設けた直角座標型ロボットであ
    って、第2テーブルの一端と第1移動体との連結部と第
    2テーブルの他端と第1移動体との連結部のうちの少な
    くとも一方の連結部は、第1移動体の移動方向には剛性
    を有し第2テーブルに沿う方向にバネ性を有する連結手
    段で連結した直角座標型ロボット。
  2. 【請求項2】一対の第1テーブルを間隔をおいて並置す
    るとともに、各第1テーブルには第1テーブルに沿って
    案内移動される第1移動体をそれぞれ設け、 一端が一方の第1テーブルに設けられた第1移動体に連
    結され、他端が他方の第1テーブルに設けられた第1移
    動体に連結された第2テーブルを設け、 第2テーブルに沿って案内移動される第2移動体を設
    け、 第2移動体に作業手段を設けた直角座標型ロボットであ
    って、第2テーブルの一端を第1移動体に固定し、第2
    テーブルの他端と第1移動体との連結部は、第1移動体
    の移動方向には剛性を有し第2テーブルに沿う方向にバ
    ネ性を有する連結手段で連結した直角座標型ロボット。
  3. 【請求項3】連結部は、板状ブロックの中央部を第1移
    動体の側に固定する固定側とし、前記の板状ブロックの
    外周部を第2テーブルの側に固定する可動側とし、 板状ブロックの前記固定側と可動側とを、薄肉部で連結
    するように前記の板状ブロックに貫通孔を穿設した請求
    項1または請求項2記載の直角座標型ロボット。
  4. 【請求項4】板状ブロックの固定側と可動側とを薄肉部
    で連結するように板状ブロックに穿設した貫通孔を、ス
    リット溝とした請求項3記載の直角座標型ロボット。
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