JP3344874B2 - 磁気カード用コード書込機 - Google Patents

磁気カード用コード書込機

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JP3344874B2
JP3344874B2 JP15709295A JP15709295A JP3344874B2 JP 3344874 B2 JP3344874 B2 JP 3344874B2 JP 15709295 A JP15709295 A JP 15709295A JP 15709295 A JP15709295 A JP 15709295A JP 3344874 B2 JP3344874 B2 JP 3344874B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、差込まれた磁気カード
の磁気ストライプに対して、例えば駐車料金の無料コー
ドとか割引コードと云った比較的簡単な情報(磁気コー
ド)を書込むことができる簡易型の磁気カード用コード
書込機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、スーパー又はデパート等のテナ
ント店の様に専用の駐車場を持たない会社、店舗等が、
契約先の共用駐車場を来客にサービスとして無料或は割
引して利用させる場合には、来客に対して駐車場(管理
会社)との契約に基づいて発行されたサービス券とかメ
タル或はチツプ等を手渡したり、入庫時に発行された駐
車券に認印を捺印したりして駐車料金のサービスに当る
一方、駐車場側は車輌出庫時に駐車券に記録した入庫時
刻と、これ等サービス券、メタル、チツプの類、或は、
捺印等を確認して、実際の駐車料金を契約先(テナント
店等)に掛売し、後日清算する仕組に成つている。
【0003】ところが、以上の様にサービス券とか捺印
等によつて駐車料金の掛売を行なう方法は、掛売した駐
車料金を算出して契約した客先別(テナント店等)に集
計する精算作業が非常に煩雑であると共に、駐車場の出
庫口には必ず掛売専用の係員を常駐させる必要があるた
め、掛売を行なう駐車場では料金の精算管理を完全自動
化できない問題があつた。
【0004】そこで、本出願人は先に出願した特願昭5
6−73283号(特開昭57−189284号)に見
られる様な駐車場自動管理装置を開発し、上述した諸問
題の解決を図つた。
【0005】この出願に見られる駐車場自動管理装置
は、各テナント店の様な客先に、入庫時に発行した駐車
券に駐車料を割引いたり無料化するためのコードをパン
チングするパンチ機を設置する一方、駐車場の出庫口に
は、上記のパンチを読取る読取器と、この読取結果(掛
売金)を客先別に記憶せしめる演算制御部とを備えた自
動料金精算機を設置する構成であって、この自動管理装
置によれば、掛売金の客先別集計が簡単に成り、また、
出庫口に掛売専用の係員を常駐する必要が無く、駐車場
の管理を完全自動化できる利点を備えている。
【0006】しかし、客先別コードとか料金の割引率等
をコード化して駐車券の正しい位置にパンチングするに
は、可成り高精度、高品質のパンチ機が必要と成るた
め、この種自動管理装置に使用するパンチ機はどおして
も高価格化してしまい、従って、テナント店等はパンチ
機よりも手軽に且つ安価に利用できるゴム捺印とかサー
ビス券、或は、トークンメタル等を使用する割合が高く
なってしまい、上記駐車場自動管理装置を実現する上で
の障害に成つていた。
【0007】これに対して、同じく本出願人が先に開発
した特開昭61−9809号公報及び特開昭61−98
82号公報に開示されている磁気コード作成機は、上記
の高価なパンチ機を用いることなく、これに代えて永久
磁石を用いて手軽に、且つ、簡便に駐車料金の割引とか
無料化等の磁気コードを磁気カード上に作成できる利点
を備えている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】然るに、上記従来の磁
気コード作成機は、複数並設した永久磁石の各開口窓を
絶縁材で造ったシールド板で各々開閉操作することによ
り、その磁力作用を各開口窓を通して磁気カードの磁気
ストライプの部分に及ぼしたり、反対に及ぼさないよう
にして、磁気ストライプ上に簡単なバーコード状の磁気
コードを造る仕組に成っているため、シールド板部分の
構造が意外と複雑で、価格も高くて思っていた程の経済
的効果を発揮することができなかった。
【0009】更に、磁気カードの挿入に当っては全ての
シールド板を1度閉じた状態にしないと、カード挿入時
に永久磁石が磁気ストライプの部分を全て磁化又は磁気
消去してしまってコードの書込みが出来なくなるから、
コード作成する場合は、先ず、全てのシールド板を閉じ
た状態にして磁気カードを差込み、その後、シールド板
をコードに合せて開閉操作しなくてはならず、従って、
使用操作が煩雑で、同じセット状態で同じ磁気コードを
繰返し作成する合理的な使用を不可能にしていた。
【0010】また、上記シールド板の開閉操作を全て手
作業で行うため、コード作成にバラツキが生じて、磁気
コードを正確に作成できない問題もあった。
【0011】そこで本発明の技術的課題は、永久磁石を
用いて磁気カードの磁気ストライプ上に磁気コードを書
込むに当って、比較的簡単な構造のコード書込機によっ
て磁気コードを簡単に、而かも、正確に書込むことがで
き、且つ、簡単な操作によって同じ磁気コードを何回で
も繰返し書込むことができるようにすることである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために本発明で講じた手段は以下の如くである。
【0013】磁気カードの磁気ストライプの部分に永久
磁石を用いて磁気コードを書込むように構成した簡易型
の磁気コード書込機に於いて、
【0014】(1) 書込機の機体に書込みアーム板を
上下に起伏回動自在に取付けて、磁気カードの差込みを
検知すると駆動部が上記の書込みアーム板を差込まれた
磁気カードの上面に向けて押圧回動するように構成する
一方、上記の書込みアーム板の先端部には、差込まれた
磁気カードの磁気ストライプの位置に合せて全体をゴム
を用いて略方形体状に造ったセッテイング体を、可撓性
の支持アームを用いて上下可動自在に取付け、このセッ
テイング体の底面には、永久磁石製のコード書込 片を嵌
込んで取付けることができる複数の嵌込穴を、磁気カー
ドの磁気ストライプの長手方向に間隔をあけて並設する
と共に、これ等各嵌込穴に対するコード書込片の嵌込み
如何によって磁気ストライプの部分に必要な磁気コー
ドを書込むことができるように構成すること。(請求項
1)
【0015】(2) 書込機の機体に立設した支持フレ
ームの支持部に、略L字状に屈曲形成した回動レバーの
中間部を回動自在に支持し、この回動レバーの根端部を
上記機体に取付けたソレノイドのプランジャに連結する
一方、セッテイング体を取付けた書込みアーム板を、全
体が機体の上面に対して起伏回動できるようにその根端
部を機体側に回動自在に枢支し、且つ、この書込みアー
ム板の中間部分には上記回動レバーの先端部を係止し
て、差込まれた磁気カードの検知に従って上記のソレノ
イドがプランジャを牽引作動すると、回動レバーの全体
が回動して書込みアーム板を機体の上面側に押接するよ
うに構成すること。(請求項2)
【0016】(3) コード書込片を嵌込むセッテイン
グ体を取付けた書込みアーム板に、この書込みアーム板
が機体の上面側に押接回動した時に、差込まれた磁気カ
ードの面に対して押印を行うインクスタンプを取付ける
こと。(請求項3)
【0017】(4) インクスタンプの左右の中心部を
書込みアーム板に対して前後回動自在に支持すると共
に、このインクスタンプを支持した書込みアーム板の左
右の上部側には、インクスタンプの前後の回動を途中で
制止する揺れ止め突子を突設すること。(請求項4)
【0018】
【作用】上記(1)〜(4)で述べた各手段は以下の如
く作用する。
【0019】上記(1)で述べた請求項1に係る手段に
よれば、磁気ストライプ上に書込む磁気コードに合せて
セッテイング体の取付部に対してコード書込片を取付
け、その後、磁気カードを差込むと、書込みアーム板が
下方に押圧回動して上記セッテイング体の嵌込穴に嵌込
んで取付けたコード書込片を磁気カードの磁気ストライ
プ上に押し付けて、コード書込片がその磁力によって磁
気ストライプの部分を磁化又は磁気消去し、コード書込
片が押し付けられていない未処理部分との間で2進法的
な磁気コードを作成するため、セッテイング体に対する
コード書込片の取付如何によって磁気ストライプ上に必
要な磁気コードを書込むことを可能にする。
【0020】また上記(1)で述べた手段によれば、1
度セッテイング体の嵌込穴にコード書込片を嵌込んで
ッテイングすれば、磁気カードの差込みを繰返すだけ
で、何回でも同じ磁気コードを簡単に、而かも、正確に
書込むことを可能にする。
【0021】また上記(1)で述べた手段によれば、ゴ
ムで造ったセッテイング体の底面に並設した複数の嵌込
穴に差込むコード書込片の配列如何、即ち、コード書込
片の有無によって磁気カードの磁気ストライプ上に2
進法的な磁気コードを書込むことを可能にする。
【0022】更に上記(1)で述べた手段によれば、書
込むアームの押圧回動によってセッテイング体が磁気カ
ード面に押圧した時に、ゴムで造ったセッテイング体の
弾性によってコード書込片を磁気ストライプ面に密接状
態に押接する一方、可撓性の支持アームが撓んでセッテ
イング体の底面を均一な圧力で磁気カード面上に押接す
るため、磁気コードを正確に書込むことを可能にする。
【0023】上記(2)で述べた請求項2に係る手段に
よれば、差込まれた磁気カードの検知に従ってソレノイ
ドがプランジャを牽引作動すると、回動レバーが回動し
て書込みアーム板が機体の上面側に押接回動するため、
この書込みアーム板に取付けたセッテイング体を差込ま
れた磁気カードの磁気ストライプの部分に押し付けるこ
とができるから、磁気コードの書込みを磁気カードの差
込みに従って全自動的に行うことを可能にする。
【0024】上記(3)で述べた請求項3に係る手段に
よれば、書込みアーム板の回動に従ってセッテイング体
が磁気カードの磁気ストライプに対して磁気コードを書
込む一方、この書込みアーム板に取付けたインクスタン
プが磁気コードの面に認印等を捺印することを可能にす
る。
【0025】上記(4)で述べた請求項4に係る手段に
よれば、書込みアーム板の回動によってインクスタンプ
が前後に回動調整して前後が均一の圧力で磁気カード面
に押接されるから、濃淡の無い均一な押印を行うことが
できると共に、上面部に設けた左右の揺れ止め突子がイ
ンクスタンプの前後の大きな揺れを制止するため、均一
な濃度できれいな押印を行うことを可能にする。
【0026】以上の如くであるから、上記の手段によっ
て上述した技術的課題を解決して、前記従来の技術の問
題点を解消することができる。
【0027】
【実施例】以下に、上述した本発明に係る磁気カード用
コード書込機の好適な実施例を添付した図面と共に詳細
に説明する。
【0028】図1は本発明に係る磁気カード用コード書
込機の外観を示した斜視図であって、図中、1は全体を
タイムスタンプと略同じ形状に形成した機体、1Aは上
ケース体、1Bは上ケース体1Aの前面部、1Cはベー
ス台、1Dは前面部1Bに開口した磁気カードMCの差
込口、1Daはトレー、Raは電源表示ランプ、Rbは
動作表示ランプ、1Dbは磁気カードMCを差込む時に
磁気ストライプMCaをこれに合せるマーク、1Sは上
ケース体1Aを開放するための押しボタンを示す。
【0029】図2は上ケース体1Aを取外して機体1の
内部を示した平面図、図3はその側面図であって、これ
等の図面に於いて2はベース台1C上に設けた固定フレ
ーム、2a,2aはこの固定フレーム2の左右両側に相
対向させて並設したフレーム壁、2b,2bはこれ等両
フレーム壁2a,2aの一側部に突設した支持突片、4
は根端係止部4Yの両端をこれ等各支持突片2b,2b
に回動自在に枢支した書込みアーム板であって、この書
込みアーム板4は根端係止部4Yを支点にして全体を機
体1の固定フレーム2の面に対して起伏回動自在に取付
けられている。
【0030】3,3は全体を略L字状に屈曲形成した左
右の回動レバーであって、3aは左右の回動レバー3,
3の各脚片3d,3dを一体に連結して、左右の回動レ
バー3,3を一体化する水平レバー、3b,3bは各回
動レバー3,3の先端部に突設した支持片であって、こ
の様に構成した左右の回動レバー3,3は、中間部に設
けた左右の支持片3c,3cを上記ベース台1Cの前端
部上面に固定した左右の支持フレーム5,5に突設され
ている支持板5b,5bの各支持凹部5c,5c内に係
合することにより、支持板5b,5bに対して一体に前
後回動自在に支持されている。
【0031】また、3Sはベース台1Cに固定したソレ
ノイド、3Saはピン3Sbを用いて上記回動レバー
3,3の水平板3aに連結したプランジャ、4a,4a
は上記書込みアーム板4の左右両側に突設したブラケッ
ト、4b,4bはこれ等左右のブラケット4a,4aに
凹設した支持溝であって、これ等各支持溝4b,4b内
に上述した回動レバー3,3の支持片3b,3bが係合
されている。
【0032】以上の構成に於いて、上記ソレノイド3S
がONしてプランジャ3Saを図3の状態から図4に示
した状態に牽引されると、左右の回動レバー3,3が上
記中間部の支持片3c,3cを支点にして図3に於いて
反時計回転方向に回動して、書込みアーム板4の全体を
図4に示すようにベース台1Cの上面側に押圧回動し、
その後、ソレノイド3SのOFFによってプランジャ3
Saが図3の状態に突出すると、左右の回動レバー3,
3が図面上時計回転方向に回動して、再び書込みアーム
板4を図3の如く開いた状態に回動する仕組に成ってい
る。
【0033】更に図中、7は差込まれた磁気カードMC
の面に認印等を押印するインクスタンプであって、スタ
ンプホルダー6内に保持されたこのインクスタンプ7
は、図2乃至図7に記載されているように、該ホルダー
7の左右両側に突設した支持軸6a,6bを、書込みア
ーム板4に突設した支承板4Zと前記一方のブラケット
4aに形成した支持穴4f,4eに夫々嵌込むことによ
り、スタンプホルダー6と一体に書込みアーム板4に対
して前後回動自在に支持されている。
【0034】また、図中7aは上記インクスタンプ7の
摘み、4cと4dは上記インクスタンプ7の前後上側に
位置するように上記支持板4Zとブラケット4aの内側
面に突設した揺れ止め突子であって、これ等の各突子4
c,4dは図7に示すようにインクスタンプ7の前後回
動を途中で制止して、インクスタンプ7が押接時に必要
以上前後に回動(揺動)しないように工夫されている。
【0035】同じく図中、8は全体をゴムを用いて略方
形体状に造ったセッテイング体であって、このセッテイ
ング体8は前後に設けた可撓性の支持アーム8T,8T
の上端部8a,8aを夫々書込みアーム板4側に固定さ
れていて、この書込みアーム板4の押圧回動に従って、
図6の如く前記差込まれた磁気カードMCの磁気ストラ
イプMCaの部分を押圧する仕組に成っており、且つ、
押圧時には前後の支持アーム8T,8Tが撓んで、セッ
テイング体8の底面を磁気ストライプMCaの面に均一
な圧力で押接するように構成されている。
【0036】図8は上述したセッテイング体8の底面
図、図9は図8のA−A線に沿った断面図であって、全
体をゴムで造ったこのセッテイング体8の底面には図示
の如く複数の嵌込穴8b…が、上記磁気カードMCの磁
気ストライプMCaの長手方向に沿った状態で等間隔に
凹設されていて、これ等の各嵌込穴8bには永久磁石を
用いて造ったコード書込片8Mが嵌込み自在に構成され
ており、これ等の各嵌込穴8b…に嵌込んだコード書込
片8M…は、いずれもセッテイング体8の弾性によって
取付状態が確実に保持されて、使用時に簡単に脱落しな
い仕組に成っている。
【0037】図10は上記セッテイング体8の各嵌込穴
8b…に嵌込まれたコード書込片8M…を、磁気カード
MCの磁気ストライプMCaの面に押接することによっ
て、磁気ストライプMCaを磁化又は磁気消去して2進
法的に形成されるデータコードMHの構成を説明したも
のであって、図中、M1はスタートマーク、M2はコー
ドデータ、M3はパリティコード、M4〜M8はコード
データであって、本発明では上記各嵌込穴8b…に対す
るコード書込片8M…の嵌込み如何によって、例えば駐
車料金を無料にしたり、或は、割引きしたりするデータ
コードMHを磁気ストライプMCaに書込めるように構
成されている。
【0038】更に図2乃至図4に於いて、2Xは上ケー
ス体1Aの止め片、13と14は上下のカードガイド板
16a,16bによって構成されるカード通路16の入
口側に設けたガイドローラと搬送ローラ、13Hは前述
した支持フレーム5,5の水平取付板5a,5a間に取
付けた板バネ製のローラホルダであって、上記のガイド
ローラ13はそのローラ軸13aをローラホルダ13H
の先端部に支持させることによって、上記搬送ローラ1
4の上面に弾性的に押接されている。
【0039】また、14aは上記搬送ローラ14のロー
ラ軸、14bはこのローラ軸14aに取付けたウオーム
ホイール、15はベース台1C上に取付けたカード搬送
モータであって、このモータ15のウオーム15aが上
記のウオームホイール14aに噛合して、搬送ローラ1
4を搬送回転する仕組に成っている。
【0040】更に図中、10は上記カード通路16の入
口部分に設けたカード検知センサ、11は同じく入口部
分に設けた磁気ストライプ読み取りヘッド、12は押圧
ローラであって、上記のセンサ10が磁気カードMCの
差込みを検知すると、カード搬送モータ15と読み取り
ヘッド11をONして、磁気カードMCの搬送と磁気ス
トライプMCaのデータ書込み状態をチェックして、磁
気ストライプMCaにデータが書込まれていない場合は
前記のソレノイド3SをONして、セッテイング体8に
組込んだコード書込片8M…によるコードの書込みと、
インクスタンプ7による認印等の押印を磁気カードMC
に行うように構成されている。
【0041】図13は上述した本発明の電気的構成を説
明したブロック図であって、図中、20は制御部の中心
を成すCPU、21はシステムプログラムを格納したメ
モリ、23はこれ等CPU20とメモリ21の間にバス
22を介して接続したインターフェース回路であって、
このインターフェース回路23には、上述した磁気書込
み及びスタンプ用ソレノイド3Sと、カード検知センサ
10と、磁気ストライプ読み取りヘッド11と、カード
搬送モータ15と、前述した各表示ランプRa,Rb等
から成る各動作表示LED1Rが接続されている。
【0042】更に上記のインターフェース回路23に
は、図2と図3に示したOKとNGのブザー音を吹鳴す
るブザー18と、上記ソレノイド3Sの牽引時間を調整
してインクスタンプ7による印字の濃度を可変調節する
印字濃度調整スイッチ19が接続されていて、夫々がメ
モリ21に格納されたシステムプログラムに従って制御
作動される仕組に成っている。
【0043】尚、図2と図3に於いて17はプリント
板、16cはカードストッパ、4Hは書込みアーム板4
に開口したカードストッパ16c用の穴である。
【0044】次に、上述した本発明によるデータ書込み
の処理手順を、図11と図12に示したフローチャート
に従って説明する。
【0045】始めのステップS1ではカード検知センサ
10が磁気カードMCの差込みを検知したか否かが判定
され、検知した場合は次のステップS2に進んで読み取
りヘッド11が磁気カードMCに形成した磁気ストライ
プMCaの先端に予め書込まれている磁気信号を読み出
し、次いで、ステップS3に進んで、磁気信号の読み出
し状態に基づいてカード挿入方向と表裏チェックが行わ
れて、OKの場合は次のステップS4に進み、NGの場
合はステップS11に進む。
【0046】ステップS4では、カード搬送モータ15
が回転してローラ14と13による磁気カードMCの引
込みが成され、次いで、ヘッド11による磁気データの
読み出し(ステップS5)、カード搬送終了の判定(ス
テップS6)、カード搬送モータ停止(ステップS
7)、磁気データ書込み済みであるか否かの判定(ステ
ップS8)の各処理が行われるが、上記のステップS3
でNGと判定された場合は、ステップS11に進んでN
G用のランプRbを点灯し、且つ、ブザー18がNG音
を吹鳴し、その後、ステップS12に進んで差込んだ磁
気カードMCを差込口1Dから引抜いたことをセンサ1
0が検出すると、再びステップS1に戻って次回に備え
る。
【0047】また、上記のステップS8で磁気ストライ
プMCaに磁気データの書込みなしと判定した場合は、
ステップS9に進んでソレイド3Sの吸引時間をスイッ
チ19の設定により算出し、次いで、ステップS10に
進んでソレノイド3Sの吸引作動によってインクスタン
プ7による捺印と、セッテイング体8に組込んだコード
書込片8M…による磁気データの書込みが成され、その
後、図12に示したステップS16に進む。
【0048】しかし、ステップS8で磁気データの書込
みありと判定された場合は、ステップS13に進んでN
G用ランプRbを点灯し、且つ、ブザー18がNG音を
吹鳴し、その後、カード搬送モータ15を逆転して磁気
カードMCを差込口1Dに送り戻し、更に、ステップS
15で磁気カードMCの引抜きをセンサ10が検出する
と、再びステップS1に戻って次回のカード差込みに備
える。
【0049】上記のステップS16ではブザー18がO
K音を吹鳴し、次いで、ステップS17に進んでカード
搬送モータ15が逆転して磁気カードMCを差込口1D
に向けて送り戻し、次のステップS18でセンサ10が
送り戻した磁気カードMCの引抜きを検出すると、ステ
ップS19に進んでカード搬送モータ15の回転を停止
して処理を終える。
【0050】ところが、ステップS18で磁気カードM
Cが引抜かれずに、ステップS20でタイムオーバーと
判定された場合は、ステップS21に進んでカード搬送
モータ15の逆転を停止し、その後、ステップS22で
一定時間経過後に、カード搬送モータ5の正転(ステッ
プS23)と停止(ステップS24)、同じくモータ1
5の逆転(ステップS25)と停止(ステップS26)
の処理を行って、磁気カードMCのジャムを解消する。
【0051】その後、ステップS27に進んでNG用ラ
ンプRbを点灯し、且つ、ブザー18にNG音を吹鳴さ
せ、次いで、ステップS28に進んでセンサ10が差込
口1Dから磁気カードMCを引抜いたことを検知するこ
とで、処理を終える。
【0052】
【発明の効果】従って本発明に係る磁気カード用コード
書込機によれば、セッテイング体に嵌込む永久磁石製コ
ード書込片の嵌込み具合によって、差込んだ磁気カード
の磁気ストライプに略バーコード状の磁気コードを書込
むことができるから、比較的簡単な磁気コードを、簡単
な構造の書込機を用いて正確に書込むことができるもの
であって、コード書込片を均一な力で磁気ストライプの
面に押し付けて、磁気コードの書込みを的確に行えるよ
うにした点、並びに、インクスタンプを前後に揺動させ
ることなく正確に押印できるようにした点と相俟って、
例えば、各種テナント店等が来客用として使用する磁気
カード製駐車カードに対して駐車料金を割引いたり無料
にしたりする磁気コードを書込む場合に使用して、洵に
好適なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る磁気カード用コード書込機の外観
を示した斜視図である。
【図2】上ケース体を取外してその内部構造を示した平
面図である。
【図3】同じく側面図である。
【図4】書込みアーム板が押接回動してスタンプの押印
と磁気コードの書込みを行っている状態を説明した側面
図である。
【図5】スタンプの押印と磁気コードの書込みを行う前
の要部の構成を説明した側面図である。
【図6】スタンプの押印と磁気コードの書込みを行って
いる時の要部の構成を説明した側面図である。
【図7】インクスタンプの作動の状態を説明した側面図
である。
【図8】セッテイング体の底面図である。
【図9】コード書込片の嵌込の状態を説明した図8のA
−A線に沿った断面図である。
【図10】データコードの配列を説明した構成図であ
る。
【図11】データの書込み処理の手順を説明したフロー
チャートである。
【図12】図11に示したフローチャートの続きを説明
したフローチャートである。
【図13】本発明に係る磁気カード用コード書込機の電
気的構成を説明したブロック図である。
【符号の説明】
1 書込機の機体 MC 磁気カード MCa 磁気ストライプ 3 回動レバー 3S ソレノイド 4 書込みアーム板 4c,4d 揺れ止め突子 7 インクスタンプ 8 セッテイング体 8T 可撓性の支持アーム 8b 嵌込穴 8M コード書込片 14 カード搬送ローラ 15 カード搬送モータ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 19/04 521 G06K 1/12 G11B 5/02 G11B 17/00 G11B 20/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気カードの磁気ストライプの部分に永
    久磁石を用いて磁気コードを書込むように構成した簡易
    型の磁気コード書込機に於いて、 書込機の機体に書込みアーム板を上下に起伏回動自在に
    取付けて、磁気カードの差込みを検知すると駆動部が上
    記の書込みアーム板を差込まれた磁気カードの上面に向
    けて押圧回動するように構成する一方、上記の書込みア
    ーム板の先端部には、差込まれた磁気カードの磁気スト
    ライプの位置に合せて全体をゴムを用いて略方形体状に
    造ったセッテイング体を、可撓性の支持アームを用いて
    上下可動自在に取付け、このセッテイング体の底面に
    は、永久磁石製のコード書込片を嵌込んで取付けること
    ができる複数の嵌込穴を、磁気カードの磁気ストライプ
    の長手方向に間隔をあけて並設すると共に、これ等各
    込穴に対するコード書込片の嵌込み如何によって磁気
    ストライプの部分に必要な磁気コードを書込むことがで
    きるように構成したことを特徴とする磁気カード用コー
    ド書込機。
  2. 【請求項2】 書込機の機体に立設した支持フレームの
    支持部に、略L字状に屈曲形成した回動レバーの中間部
    を回動自在に支持し、この回動レバーの根端部を上記機
    体に取付けたソレノイドのプランジャに連結する一方、
    セッテイング体を取付けた書込みアーム板を、全体が機
    体の上面に対して起伏回動できるようにその根端部を機
    体側に回動自在に枢支し、且つ、この書込みアーム板の
    中間部分には上記回動レバーの先端部を係止して、差込
    まれた磁気カードの検知に従って上記のソレノイドがプ
    ランジャを牽引作動すると、回動レバーの全体が回動し
    て書込みアーム板を機体の上面側に押接するように構成
    したことを特徴とする請求項1記載の磁気カード用コ
    ード書込機。
  3. 【請求項3】 コード書込片を嵌込むセッテイング体を
    取付けた書込みアーム板に、この書込みアーム板が機体
    の上面側に押接回動した時に、差込まれた磁気カードの
    面に対して押印を行うインクスタンプを取付けたことを
    特徴とする請求項1又は2に記載の磁気カード用コード
    書込機。
  4. 【請求項4】 インクスタンプの左右の中心部を書込み
    アーム板に対して前後回動自在に支持すると共に、この
    インクスタンプを支持した書込みアーム板の左右の上部
    側には、インクスタンプの前後の回動を途中で制止する
    揺れ止め突子を突設したことを特徴とする請求項3に
    載の磁気カード用コード書込機。
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