JPH0359785A - 情報管理設備装置およびそれに用いる記憶媒体 - Google Patents

情報管理設備装置およびそれに用いる記憶媒体

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JPH0359785A
JPH0359785A JP1196292A JP19629289A JPH0359785A JP H0359785 A JPH0359785 A JP H0359785A JP 1196292 A JP1196292 A JP 1196292A JP 19629289 A JP19629289 A JP 19629289A JP H0359785 A JPH0359785 A JP H0359785A
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JP
Japan
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card
reading
writing
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Application number
JP1196292A
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English (en)
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は、たとえば、テレホンカード等のプリペイド
カードやクレジットカード等の記憶媒体に記録されてい
る情報を管理する情報管理設備装置およびそれに用いら
れる記憶媒体に関し、詳しくは、所定の情報が書込まれ
て記録される情報記録領域を有する記憶媒体と、該記憶
媒体に所定の情報を書込むための情報書込手段と、該情
報書込手段によって書込まれた情報を読取るための情報
読取手段とを含む情報管理設備装置に関する。
[従来の技術] この種の情報管理設備装置に用いられる情報書込手段に
おいて、従来から一般的に知られているものに、たとえ
ば機械的に読取可能な情報が記憶媒体を搬送する搬送モ
ータの回転数に基づいて、予め定められた書込位置に書
込まれるものがあった。このような方法で書込まれた記
憶媒体の情報を情報読取手段により読取る際に、その記
憶媒体を搬送する搬送モータの回転数に基づいて前記情
報書込段階で予め定められた前記情報書込位置に従って
読取られていた。しかし、従来の情報書込手段では、搬
送モータに接続された送出モータが記憶媒体を送る際に
記憶媒体と送出ローラとの間に滑りが生じて前記予め定
められた書込位置からずれた位置に情報が書込まれる場
合がある。この場合には、情報読取手段により情報を読
取る際に、前記予め定められた書込位置とはずれた位置
に情報が書込まれているので、前記予め定められた書込
位置に従って情報を読取らんとした場合に、正確な読取
が行なえない欠点が生じていた。さらに、情報書込手段
の他の例として、従来から一般的に知られているものに
、記憶媒体を移動させることなくその記憶媒体に情報を
書込むための情報書込記録部の方が移動し、情報を書込
むものがあった。
しかし、この従来のものにおいても、使用に伴なって情
報書込部を移動させるための駆動源が予定通りの正規な
駆動を行なわなくなったり、また、駆動力を情報書込部
にまで伝達するための駆動力伝達系の途中において摩耗
や変形等が生じて、結局前記予め定められた書込位置か
らずれた位置に情報を書込むことになり、正確な読取が
行なえない欠点が生じていた。
つまり、従来の情報書込手段は、記憶媒体とその記憶媒
体に情報を記録させるための情報書込部とを相対移動さ
せながらその情報書込部により情報を書込んでいたので
あるが、その相対移動に際しての機械的な滑りや機構的
な摩耗、変形等に起因して、書込情報が正規の書込位置
からずれてしまう不都合が生じる。その結果、情報読取
手段による読取精度が低下するという欠点が生じていた
[発明が解決しようとする課題] そこで、前記相対移動時の機械的な滑りゃ機構的な摩耗
、変形等を防止するべく、相対移動機構を機械的に改良
して精度を向上させんとすることも考えられるが、機械
的な改良による精度の向上は技術的に非常な困難を伴な
うとともに高価なものとなってしまうという新たな欠点
が生じる。
本発明は、かかる実情に鑑み、それほど技術的に高度な
改良を行なうことなく、かつ、大幅なコストアップを招
くことなく、情報読取手段による読取精度の向上を達成
することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、所定の情報が書込まれて記録される情報記録
領域を有する記憶媒体と、該記憶媒体に所定の情報を書
込むための情報書込手段と、該情報書込手段によって書
込まれた情報を読取るための情報読取手段とを含む情報
管理設備装置であって、 前記情報書込手段は、 所定の情報を機械的読取可能な態様で前記情報記録領域
に書込む機能と、前記情報読取手段により読取る際の読
取位置割出のための基準となる読取基準位置情報を機械
的読取可能な態様で前記情報記録領域に記録する機能と
を有する情報書込記録部と、 前記情報書込記録部と前記記憶媒体とを相対移動させる
ための相対移動手段と、 該相対移動手段による相対移動の最中に、前記情報書込
記録部により、前記情報記録領域の複数箇所に順次所定
の情報を書込ませるとともに前記情報記録領域の複数箇
所に順次前記読取基準位置情報を記録させる手段であっ
て、前記所定の情報と前記読取基準位置情報とのそれぞ
れの書込記録位置の間に所定の相関関係が保たれるよう
に書込記録制御する書込記録制御手段とを含み、前記情
報読取手段は、 前記情報記録領域に書込まれた前記読取基準位置情報を
検出する読取基準位置情報検出手段と、該読取基準位置
情報検出手段による検出位置に基づいて前記所定の相関
関係に従って情報読取位置を割出す情報読取位置割出手
段と、該情報読取位置割出手段によって割出された情報
読取位置に記録されている前記所定の情報を読取るため
の記録情報読取手段とを含むことを特徴とする。
[作用] 請求項1に記載の本発明によれば、情報書込記録部によ
り、所定の情報が機械的読取可能な態様で情報記録領域
に書込まれるとともに情報読取手段により読取る際の読
取位置割出のための基準となる読取基準位置情報が機械
的読取可能な態様で情報記録領域に記録され、情報書込
記録部と記憶媒体とが相対移動手段により相対移動され
、書込記録制御手段により、相対移動手段による相対移
動の最中に情報書込記録部により情報記録領域の複数箇
所に順次所定の情報が書込まれるとともに情報記録領域
の複数箇所に順次読取基準位置情報が記録され、かつ、
所定の情報と読取基準位置とのそれぞれの書込記録位置
の間に所定の相関関係が保たれるように書込記録制御さ
れ、情報記録領域に書込まれた読取基準位置情報が読取
基準位置情報検出手段により検出され、読取基準位置情
報検出手段による検出位置に基づいて所定の相関関係に
従って情報読取位置が情報読取位置割出手段により割出
され、情報読取位置割出手段によって割出された情報読
取位置に記録されている所定の情報が記録情報読取手段
により読取られる。つまり、情報書込手段により、所定
の情報と読取位置割出のための基準となる読取基準位置
情報とが所定の相関関係が保たれるように書込記録され
、情報読取手段により読取基準位置情報の検出に基づい
て書込記録時の所定の相関関係に従って情報読取位置が
割出されて所定の情報が読取られるので、たとえ情報の
書込位置がずれたとしても、それに対応して情報の読取
位置もずれる。
請求項2に記載の本発明によれば、所定の情報が機械的
読取可能な態様で書込まれる情報書込ポイントが記憶媒
体の情報記録領域の複数箇所に形成されているとともに
、その複数の情報書込ポイントに書込まれた所定の情報
を機械的に読取るための読取位置割出のための基準とな
る複数の読取基準位置情報を記録するための読取基準位
置情報記録ポイントのそれぞれが複数の情報書込ポイン
トのそれぞれに対して所定の相関関係が保たれた位置に
形成されている。つまり、記憶媒体に、機械的に読取可
能な所定の情報を書込むための情報書込ポイントと所定
の情報の読取の基準となる読取基準位置情報を記録する
ための読取基準位置情報記録ポイントとが所定の相関関
係が保たれた位置に形成されているので、読取基準位置
情報に基づいた所定の情報の読取が行なえる。
[発明の実施例コ 次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図は、本発明にかかる情報管理設備装置の一例を示
す全体ブロック図である。図中、562A、562B、
562Cはそれぞれカード発行会社であり、それぞれに
カードを発行する発券装置501を設置している。そし
て頭客a、b、cがキャッシュカードまたは現金を前記
発券装置501に投入することにより、記憶媒体の一例
のブリベイトカード503が発行される。
顧客a、b、cはそれぞれに発行されたプリペイドカー
ド503を小売店564に持参し、所望の商品またはサ
ービスを購入してプリペイドカード503をレジスタ5
70に挿入して決算を行なう。小売店564に設置され
ている複数台のレジスタ570はそれぞれに小売店ホス
トコンピュータ504に接続されている。この小売店ホ
ストコンピュータ504には、図示しないがCPU、R
AM、ROM、人出力インターフエイス等が設けられて
おり、そのRAMには、発行元A、B、Cごとの売上げ
金が集計されて記憶されている。そして、後述するよう
に、小売店564の店主が精算カード540をレジスタ
570に押入して発行元を指定することにより、発行元
A、  B、 Cのうち指定された発行元の現(1…の
売上げ金の合計がその精算カード540に記録されて排
出される。その売上げ金の合計すなわち請求金額が記録
された精算カードを店主が情報センター560に持参し
、その情報センター560に設置されている中央ホスト
コンピュータ502に接続されている端末機に投入する
ことにより、後述するように、記録されている請求金額
が店主の銀行口座に振込まれるように構成されている。
なお、中央ホストコンピュータ502には、図示しない
がCPU、RAM。
ROM、入出力インターフェイス等が設けられており、
RAM内には各発行元A、B、Cの口座内の残額が記憶
されているとともに、小売店564の店主の口座の残額
も記録されており、さらに必要に応じて顧客A、B、C
の口座内の残額も記憶されている。そして、前記各発券
装置501とこの中央ホストコンピュータ502とがオ
ンラインで接続されており、たとえば顧客aがキャッシ
ュカードによりカード発行会社562Aのプリペイドカ
ード503を購入した場合に、その購入金額が顧客aの
口座からカード発行会社Aの口座に移るように構成され
ている。また、店主が発行元Aのプリペイドカードによ
る売上げ金の合計を記録した精算カードの情報を中央ホ
ストコンピュータ502に入力することにより、その売
上げ金の合計すなわち請求金額がカード発行会社Aの口
座から小売店564の店主の口座に移るように構成され
ている。
なお、前記中央ホストコンピュータ502に接続されて
いる端末機は、所定の銀行や郵便局等適所に設置しても
よく、その適所に設けられたアクセスポイントに精算カ
ードを持参し、売上げ金額の合計をそのアクセスポイン
トから中央ホストコンピュータ502に人力できるよう
に構成してもよい。また、前記カード発行会社562A
、B。
Cは銀行やクレジット会社等であってもよい。さらに、
前記情報センター560に設置されている中央ホストコ
ンピュータ502は、全国の銀行のコンピュータとオン
ラインで接続されたものであってもよい。
第2図は、発券装置501を示す概略斜視図である。
発券装置501には、キャッシュカード処理部511が
設けられており、顧客が自己のキャッシュカードをキャ
ッシュカード挿入口510から挿入できるように構成さ
れている。また、キャッシュカードを持ち合わせていな
い顧客は、発券装置501に設けられている紙幣処理部
506の紙幣挿入口505から紙幣を挿入してその挿入
紙幣によりカードが購入し得るように構成されている。
またその紙幣処理部506の後方側には紙幣ストッカ5
07が設けられており、押入された紙幣をその紙幣スト
ッカ507によりストックしておく。
前記紙幣処理部506の下方には、プリペイドカードを
購入して余った釣銭を釣銭紙幣排出口509から排出す
るための釣銭紙幣処理部508が設けられている。さら
に発券装置501には、プリペイドカードを発行するた
めの発券処理部(ラインプリンタ)330が設けられて
おり、そのラインプリンタ330の後方側に設けられて
いるカードストッカ301a内のカードをカード送出部
301によりラインプリンタ330側に送り出し、その
送り出されてきたカードに所定の情報をラインプリンタ
330が書込み、書込まれたプリペイドカードをカード
発行口516から顧客側に送り出すように構成されてい
る。このラインプリンタ330の下方には、旧プリペイ
ドカード挿入口517から押入された旧プリペイドカー
ドを処理するためのカード処理部1が設けられており、
後述するように旧プリペイドカードに記録されている残
額等を読取る機能を有する。そしてカード処理部1で処
理された旧プリペイドカードは後方側に設けられている
処理済カードストッカ519内に貯留される。残額があ
りマーク欄が一杯になったものをこの旧プリペイドカー
ド挿入口517に挿入することにより、その残額が読取
られてカード発行口516から新しいプリペイドカード
が発行されるように構成されている。
そして、前記カード発行口516からプリペイドカード
が発行された後に、利用明細書印字処理部512により
印字された利用明細書が利用明細書排出口513から顧
客側に排出される。
図中、520はキーボードであり、キャッシュカードに
よるプリペイドカードの発行1紙幣によるプリペイドカ
ードの発行、新プリペイドカードの再発行等種々用意さ
れた品目を選択操作したり金額を指定操作するためのも
のである。また521はデータメツセージ表示部であり
、顧客に操作手順等を表示するためのものである。
第3図は、小売店564に設けられた複数台のレジスタ
504のうちの1台を示した概略斜視図である。
レジスタ504には、電源のON、OFFおよび売上げ
全精算モードあるいはカード発行モードの切換を行なう
ためのキースイッチ528が設けられている。そしてレ
ジスタ504の前面には、キーボード529が設けられ
ており、所定の数値や指令を人力し得るように構成され
ている。さらにレジスタ504の前面側にはデータメツ
セージ表示部531が設けられており、レジスタのオペ
レータに操作手順等を表示指令し得るように構成されて
いる。そして、レジスタ504には、前記発券装置50
1に設けられているカード処理部(カードリーダライタ
装置)1と同じカード処理部1が設けられている。そし
て前方側に形成されたプリペイドカード押入口522か
ら押入されたプリペイドカードに記録されている残額が
カード処理部1により読取られ、その残額がデータ表示
部532により顧客側に表示されるとともにその残額の
範囲内で商品またはサービスの購入が可能となる。そし
て火葬を済ませた状態で押入されているプリペイドカー
ドにまだ残額が存在する場合にはそのプリペイドカード
をカード挿入口522から排出するが、残額がなくなっ
た場合には処理済カードストッカ524内に取込む。
レジスタ504には、前記発券装置501に設けられて
いるラインプリンタ330と同様のものが内蔵されてい
る。そしてそのラインプリンタ330の後方側には、カ
ードストッカ301aとカード退出部(カード送出装置
)301とが設けられており、カードストッカ301a
内にストックされているカードをカード送出部301に
よりラインプリンタ330側に退出可能に構成されてい
る。前記プリペイドカード押入口522に挿入したプリ
ペイドカードのマーク欄が一杯になっておりかつ残額が
ある場合にこのラインプリンタ330により所定の情報
をカードに書込み、新プリペイドカードをカード発行口
527から発行するように構成さている。さらに、レジ
スタ504にはバーコードリーダ530が設けられてお
り、商品番号や商品の価格さらにはデパート等における
テナント番号等を読取人力できるように構成されている
前記キーボード529により、バーコード設定入力ある
いはバーコードリーダ530による読取エラー時の手動
入力等の操作も行なえるように構成されている。
第4図および第5図は、前記発券装置501やレジスタ
504に内蔵されているカード送出装置301を示した
図である。第6図ないし第8図は、前記発券装置501
やレジスタ504に内蔵されている発券処理部(ライン
プリンタ)330を示す図である。これらカード送出装
置301とラインプリンタ330とは、カード送出装置
301から送り出されてきたカード503がラインプリ
ン夕330のカード受口に自動的に挿入されるように配
設され、再装置が一体的に取付けられている。
次に、第4図および第5図に基づいてカード送出装置3
01の構造および動作を説明する。カード送出装置30
1には、駆動源としての送出モータ302が設けられて
いる。その送出モータ302の駆動軸には駆動ギヤ30
3が取付けられており、この駆動ギヤ303の回転力が
、ベルト306を介して伝達ギヤ304と伝達ギヤ30
5とに伝達される。そして、伝達ギヤ304が駆動回転
されることにより、その伝達ギヤ304と一体的に設け
られている送出ローラ307(第5図参照)が回転する
。また、伝達ギヤ305が回転することにより、その伝
達ギヤ305と一体的に設けられている駆動円板309
(第5図参照)が回転する。一方、前記伝達ギヤ305
が回転することにより、その伝達ギヤ305と一体的に
設けられている送出ローラ308が回転する。
次に、カード送出装置301には、ソレノイド317が
設けられている。そしてソレノイド317が励磁されて
いない状態では伝達ローラ316が駆動円板309と従
動円板310(第5図参照)との両外周縁から離間して
いるのであるが、このソレノイド317が励磁されてそ
のプランジャ318が上方に吸引されることにより、そ
の吸引力が復帰ばね319を介してレバー315に伝達
され、回動軸326を中心としてレバー315は回動す
る。すると、第4図に示すように、レバー315の先端
に設けられている伝達ローラ316が下方に揺動されて
、駆動円板309と従動円板310との両外周縁に伝達
ローラ316の外周縁が圧接された状態となる。すると
、前記駆動円板309の駆動力は伝達ローラ316を介
して前記従動円板310に伝達され、その従動円板31
0の回転力はベルト312を介して従動ローラ311に
伝達される。そしてこの従動ローラ311の回転軸32
6に対し所定量偏心させて送出ローラ313が設けられ
ており、前記従動ローラ311が回転することにより、
この送出ローラ313が上下に往復運動しながら回転す
るように構成されている。
図中、320はカード欠乏検出器であり、このカード欠
乏検出器320の上方に所定枚数のカード50Bがスト
ック可能に構成されている。そしてカード503のスト
ックがなくなった場合または少なくなった場合に、カー
ド欠乏検出器320からカード欠乏検出信号が導出され
、カードのストック量がなくなったことまたはカードの
補給をすべき旨の表示がなされる。
図中、321はカードの2枚送り防止用の規制部材であ
る。322はガイドローラ、323は透孔、324はカ
ード検出器、325はコントロール基板である。
次に、ラインプリンタ330の構造を第6図ないし第8
図に基づいて説明する。ラインプリンタ330は、カー
ド搬送用の駆動源としてのカード送出モータ331とラ
インヘッド350を上下に移動させるためのラインヘッ
ドアップ/ダウン用モータ336を有する。前記カード
搬送モータ331はステッピングモータで構成され、前
記ラインヘッドアップ/ダウン用モータ336がDCモ
ータで構成されている。また、ラインプリンタ330は
、カード503に所定の情報を書込むためのラインプリ
ンタ機構342と、そのラインプリンタ機構342で情
報が正しく記録されているか否かを判断するためのイメ
ージセンサ363とを有する。前記ラインヘッド350
により、所定の情報を機械的読取可能な態様で前記情報
記録領域に書込む機能と、前記情報読取手段により読取
る際の読取位置割出のための基準となる読取基準位置情
報を機械的読取可能な態様で前記情報記録領域に記録す
る機能とを佇する情報書込記録部が構成されている。
前記カード搬送モータ331のモータ軸331′には、
駆動ギヤ332が一体的に設けられており、その駆動ギ
ヤ332と従動ギヤ333,334とにわたってベルト
335が掛は渡されており、前記カード搬送モータ33
1の駆動力は、モータ軸331’、駆動ギヤ332.ベ
ルト335を介してそれぞれの従動ギヤ333.334
に伝達されるように構成されている。そして、前記従動
ギヤ333に伝達された駆動力は、回転軸356を介し
てカード送りローラ(プラテンローラ)357に伝達さ
れ、カード送りローラ357が回転駆動される。なお、
前記カード搬送モータ331および前記回転軸356な
らびにカード送りローラ357により、前記情報書込記
録部と前記記憶媒体とを相対移動させるための相対移動
手段が構成されている。一方、前記従動ギヤ334に伝
達された駆動力は、回転軸352を介してカード送りロ
ーラ353に伝達され、カード送りローラ353が回転
駆動される。なお、カード送りローラ353の上方には
、カード送りローラ354が回転軸355に枢支された
状態で配設されている。この回転軸355は、第6図に
示すように、ばね372の収縮力により、枢支軸371
を中心として下方への回動力が付与されており、この回
動力により前記ガイドローラ354がカード送すローラ
353側に押圧される。この状態で、カード送りローラ
353とガイドローラ354とによりカード503を挾
持した状態で、カード送りローラ353が駆動回転され
ることによりカード503が搬送される。また、第7図
に示すように、カード搬送経路における図示左端には、
カード送りローラ358が回転軸359に一体的に設け
られている。この回転軸359には、第8図に示すよう
に、前記回転軸356に一体的に取付けられた従動ロー
ラ368の回転力が、ベルト370.従動ローラ369
を介して伝達されるように構成されており、前記カード
搬送モータ331の回転に伴なってカード送りローラ3
58を回転するように構成されている。このカード送り
ローラ358の上方には、ガイドローラ360が回転軸
361に枢支された状態で配設されている。そして、こ
のガイドローラ360と前記カード送りローラ358と
によりカード503を挾持した状態で、カード送りロー
ラ358が回転することによりカード503を搬送でき
るように構成されている。
前記ラインプリンタ機構342は、ラインヘッド350
とラインヘッド押え部材380とからなり、ラインヘッ
ド押え部材380とラインヘッド350との間に挿入さ
れたスプリング348により、ラインヘッド350に下
方への押圧力が付与される。前記ラインヘッド押え部材
380は、第2アーム345を介して支軸343に対し
上下に揺動自在に軸支されている。そしてその第2アー
ム345に取付けられている係止ピン346が第6図に
示すように係止フック347に係止されており、この係
止フック347による係止ピン346の係止により前記
ラインヘッド押え部材380の上方への揺動が規制され
る。なお、前記係止フック347を第6図における時計
回り方向に回動させることにより、係止ピン346の係
止が解除され、前記ラインヘッド押え部材380の上方
への揺動が可能となる。一方、前記ラインヘッド350
は、第1アーム344を介して支軸343に対し上下方
向に揺動自在に軸支されている。そして、前記ラインへ
ラドアップ/ダウン用モータ336の駆動力は、第6図
に示すように、モータ軸337、駆動ギヤ338.従動
ギヤ3391回転軸340を介して偏心カム341に伝
達され、この偏心カム341が回転することによりその
偏心カムの外周に摺接している摺接片349が上下方向
に動かされ、その摺接片34つと一体に構成されている
前記ラインヘッド350が支軸343を中心として上下
方向に揺動される。
また、前記回転軸340には、第8図に示すように、切
欠部365aが形成された回転板365が一体的に取付
けられている。さらにその回転板365の両脇には、ラ
インヘッドアップ/ダウンセンサ366.367が設け
られている。これらラインヘッドアップ/ダウンセンサ
366.367により、前記回転板365の切欠部36
5aの位置が検出され、ラインヘッドアップ/ダウンセ
ンサ366により、前記ラインヘッド350が下方への
揺動出力限界にまで達したことが検出され、前記ライン
ヘッドアップ/ダウンセンサ367により、前記ライン
ヘッド350が上方への揺動出力限界にまで達したこと
が検出される。なお、図中351,362はカード検出
器、364はイメ−ジセンサ363に取付けられたイメ
ージセンサレンズである。
第9図は、前記発券装置501やレジスタ504に組込
まれているカード処理部(カードリーダライタ装置)1
の内部構造を示す全体平面図である。第10図は、カー
ドリーダライタ装置1の内部構造を示す全体側面図であ
る。
カードリーダライタ装置1は、前記旧プリペイドカード
挿入口512やプリペイドカード挿入口522の裏側に
位置するカード挿入・排出口11から押入された記録媒
体の一例のカード503゜540(第12図、第13A
図ないし第14C図参照)に記録されている記録情報を
読取り、必要な所定の情報をそのカード503,540
に書込んだ後カード押入・排出口11から排出する機能
を有する。カードリーダライタ装置1は、取付基板に対
し、カード挿入・排出口11.駆動源としてのDCモー
タ(Mo)61.カード搬送用のステッピングモータ(
Ms)29さらには各種センサ等が設けられている。
前記カード押入・排出口11からカード503゜540
が押入されれば、まずカード挿入センサ(SWI)7に
よりカードが押入されたことが検出される。すると、ス
テッピングモータ(M、)29が回転し、その回転力が
、モータ軸30.ギヤ31a、ベルト33.ギヤ289
回転軸22゜ギヤ20.ベルト21.ギヤ192回転軸
15を介してカード送りローラ16に伝達され、カード
送りローラ16が回転する。このカード送りローラ16
の回転により挿入されたカードが図示右方向に引込まれ
る。このカードの引込みに伴って、タイミングマーク読
取センサ701により読取基準位置情報記録ポイントの
一例であるタイミングマーク欄534(第12図参照)
が読取られるとともに、左縦マーク列リードセンサ(S
W2)4と右縦マーク列リードセンサ(SW3)5とに
よりカードに記録されている情報書込ポイントの一例で
ある左縦マーク列マーク欄153と右縦マーク列マーク
欄154(第11図参照)とのマークを読取る。なお、
図中、3は上部取付板、9は規制ローラ、8は付勢ばね
、12.13は板ばねである。また6は下部取付板、1
4は板ばね12を挾持して取付けるための挾持板である
。また、26は押圧ばねであり、ガイドローラ25.1
8の支軸17.24を上方へ押し上げる機能を有し、ガ
イドローラ25と18とを対応するそれぞれのカード送
りローラ16,23に押圧するよう構成されている。前
記タイミングマーク読取センサ701により、前記情報
記録領域に書込まれた前記読取基準位置情報を検出する
読取基準位置情報検出手段が構成されている。
前記カード送りローラ16によって取込まれたカードは
、リーダライタ機構51によって読取られる。このリー
ダライタ機構51は、駆動源の一例のDCモータ(Mo
)61が設けられており、このDCモータ(Mo)61
の回転力が、ギャラ9.58.57を介してヘッド搬送
軸56に伝達されてヘッド搬送軸56が回転する。ヘッ
ド搬送軸56の外周面には、螺旋切込iM 56 aが
形成されている。そして、ヘッド搬送部材80に形成さ
れたヘッド搬送軸挿通孔に前記ヘッド搬送軸56を挿通
させる。その状態でヘッド搬送部材8oの上面に固定板
8つを設けるとともに、情報読取部の一例の横マーク列
リードセンサ(SW4)70と情報書込部の一例のサー
マルヘッド71とを設ける。さらに、前記ヘッド搬送部
材80に上方から駆動ビン86を押入してその駆動ビン
86の先端が前記螺旋切込溝56aに食い込むように構
成し、前記ヘッド搬送軸56の回転に伴って駆動ビン8
6の先端が螺旋切込溝56aに沿ってヘッド搬送軸56
の軸方向に移動され、情報読取手段の一例の横マーク列
リードセンサ(SW4)70゜情報記録手段の一例のサ
ーマルヘッド71がともにヘッド搬送軸56の軸方向に
動くよう構成されている。なお、図中67はガイド軸で
あり前記ヘッド搬送部材80に挿入されてヘッド搬送部
材80の軸方向への動きをガイドするものである。つま
り、前記横マーク列リードセンサ(SW4)70が搬送
されてきたカードに対し横方向に動きながらそのカード
に書込まれている横マーク列マーり欄538(第12図
参照)のマークを読取り、前記サーマルヘッド71が挿
入されてきたカードに対し横方向に移動することにより
前記横マーク列マーク欄538に横マーク列マークを書
込むよう構成されている。なお、図中92はヘッド位置
検出センサ(SW5)であり、ヘッド搬送部材80がヘ
ッド搬送軸56の軸端(図示の位置)まで搬送されてき
たことを検出するためのものである。
前記カード送りローラ16により取込まれたカードは、
ステッピングモータ(Ms)29によって回転するカー
ド送りローラ23によりさらに図示右方向に搬送される
。またカード送りローラ23によって搬送されてきたカ
ードは、カード搬送終端側に設けられたカード送りロー
ラ40によってさらに図示右方向に搬送されて取込まれ
るよう構成されている。このカード送りローラ40は、
ギヤ31b、ベルト35.ギヤ341回転軸3つを介し
て前記ステッピングモータ(Ms)29の駆動力が伝達
されて回転するよう構成されている。
図中、32はモータ取付板であり、ステッピングモータ
(Ms)29を取付基板2側に取付けるためのものであ
る。46は中継端子基板であり、カードリーダライタ装
置1を制御するためのものである。45は上カバー板で
あり、カード搬送径路の上面を形成するためのものであ
る。また、36は後部取付板であり、前記回転軸39を
枢支した状態でカード送りローラ40を取付基板2側に
取付けるためのものである。また38はカバー板である
。前記カード送りローラ40の下方にはガイドローラ4
2が遊転自在に設けられており、そのガイドローラ42
の支軸41が押圧ばね44によってカード送すローラ4
0側に押圧されている。
また、47は配線保護板であり、フレキシブルリード線
106(第11図参照)が前記回転軸22に接触して損
傷することを防止するためのものである。50は配線逃
し穴であり、前記ヘッド搬送部材80が第1図における
最下端にまで搬送されたときにフレキシブルリード線8
8(第11図参照)を逃すためのものである。
第11図はり一ダライタ機構51の動作を説明するため
の図であり、ヘッド搬送機構68がバック方向の搬送ス
トローク端にまで搬送された状態を示す正UiJ図であ
る。
図中、54はプラテンであり、黒色に構成されている。
503,540はプラテン54上に載置されているカー
ドである。モータ本体61aとTG信号出力部61bと
からなるDCモータ(Mo)61の駆動力は、ギヤ60
,59.58.57を介してヘッド搬送軸56に伝達さ
れ、ヘッド搬送軸56が回転することによりヘッド搬送
機構68が左右に搬送される。なお、図中、56aは螺
旋切込溝、66.67はガイド軸、70は横マーク列リ
ードセンサ(SW4) 、71はサーマルヘッド、79
は圧接ばね、89は固定板、80はヘッド搬送部材、8
8はフレキシブルリード線、69は取付ベース、92は
ヘッド位置検出センサ(SW5)、93は取付ベース、
105は金属板、73はヘッド圧接レバー、91は係合
ピン、76は係合凹面、106はフレキシブルリード線
、88aは端子である。
第11図に示すように、ヘッド搬送機構68がバック方
向すなわち図示右方向の搬送ストローク端にまで搬送さ
れてきた場合に、前述したように、係合ピン91が係合
凹面76と係合し、保合凹面76を上方に押上げてヘッ
ド圧接レバー73を第6図に示すように圧接ばね79の
復元力に抗して上方に押上げる。この状態で、サーマル
へラド71とカード503,540との接触が解除され
、カードの搬送がスムーズに行なわれることとなる。
また、取付本体52からは支持片107が突設されてお
り、DCモータ(Mo)61がこの支持片107によっ
て支持される。
次に、ヘッド搬送機構68がその搬送方向途中箇所に位
置する場合には、係合ピン91と係合凹面76との係合
が解除される。すると、圧接ばね79の復元力により、
ヘッド圧接レバー73が下方に揺動され、取付ベース6
9を下方に押しつけてサーマルヘッド71がカード50
3,540の表面に接触する。この状態でヘッド搬送機
構68が横方向に搬送されることにより、サーマルヘツ
ドア1によりカード503,540の表面に所定の情報
を含むマークを印刷し、さらに横マーク列リードセンサ
(SW4)70により、カード503.540の表面に
書込まれたマークを読取るよう構成されている。
第12図は、プリペイドカード503の表面の各種マー
ク列などを説明するための正面図である。
プリペイドカード503の表面には、左縦マーク列マー
ク欄535と右縦マーク列マーク欄536、横マーク列
マーク欄538、タイミングマーク欄534さらには数
字や記号等の視覚的読取情報を記録するキャラクタ印字
欄537が形成されている。前記横マーク列マーク欄5
38には、前記情報読取手段による機械的読取が可能な
機械的読取情報が記録されるのであり、この横マーク列
マーク欄538により、前記記録媒体の使用に伴ない更
新される情報を機械的読取が可能な態様で第1の所定行
にわたって記録するための機械的読取情報記録領域が構
成されている。前記キャラクタ印字欄537により、人
間の視覚による読取認識が可能な態様で第2の所定行に
わたって記録するための視覚的読取情報記録領域が構成
されている。
また、これら各種マーク欄が形成されているカード表面
部分により、情報を記録するため情報記録領域が構成さ
れている。なお、図中533は押入方向指示マーク欄で
ある。また539は横マークインデックスマーク欄であ
る。
第13A図ないし第13C図は、実際に各種マーク列に
所定のマークが書込まれた状態の発券された後のプリペ
イドカード503を示す正面図である。第13A図は発
券されたまたは未使用のプリペイドカードである。この
状態のプリペイドカード503をカードリーダライタ装
置1に挿入すれば、タイミングマーク列リードセンサ(
SWO)701によりタイミングマーク列が読取られ、
そのタイミングマークが読取られた時点でその読取られ
たタイミングマークのすぐ横の左縦マーク欄535およ
び右縦マーク欄536がそれぞれ左縦マーク列リードセ
ンサ(SW2)4および右縦マーク列リードセンサ(S
W3)5により読取られる。この両縦マーク欄535,
536には、乱数発生装置から発せられた乱数に基づい
てカード毎に異なった横マーク列読取用フォーマット(
キーコード)が記録されており、これによりカードのセ
キュリティが保たれる。次に横マーク列リードセンサ(
SW4)70により横マーク列マーク欄が読取られる。
そして次に第13B図に示すように、サーマルヘッド7
1により必要な所定の情報が数字等の形で書込まれ(図
においては「06.15 2500 7500J)さら
にその次の行に機械的読取が可能なマークより必要な情
報が書込まれる。このサーマルヘッド71により書込ま
れる情報は、数字等の形では、使用日付、使用金額なら
びに残額であり、マークの形では、少なくとも使用日付
と残額である。なおその他書込まれる情報として考えら
れるものは、たとえば、購入した商品番号、デパート等
におけるテナント等の番号、カードを使用した時刻等が
ある。さらに2回目にカードを使用するべくカードリー
ドライタ装置1にカードを押入すれば、前述と同様に所
定の書込情報が読取られた後、必要な所定の情報がサー
マルヘッド71により横マーク列マーク欄に書込まれる
。なお、本実施例では、機械的読取情報記録領域に書込
まれる情報を、サーマルヘッドによる熱転写を用いたマ
ークの形で記録するものを示したが、本発明はこれに限
らず、磁気記録、光デイスクメモリを利用した記録、バ
ーコードによる記録等種々のものが考えられる。
第14図はカードリーダ/ライタ制御用マイクロコンピ
ュータ5つ6およびそれに接続されている各種機器を示
す制御回路のブロック図である。
このカードリーダ/ライタ制御用マイクロコンピュータ
596は、たとえば数チップのLSIで構成されており
、その中には、制御動作を所定の手順で実行することの
できるCPU171とCPU171の動作プログラムを
格納するROM172と、必要なデータの書込読出がで
きるRAM173とが含まれている。さらに、CPU1
71と外部回路との信号の整合性をとるための入出力回
路174と、電源投入時にCPU171にリセットパル
スを与えるパワーオンリセット回路175と、CPU1
71にクロック信号を与えるクロック発生回路176と
、クロック発生回路176からのクロック信号を分周し
て割込パルスを定期的にCPU171に与えるパルス分
周回路177と、CPU171からのアドレスデータを
デコードするアドレスデコード回路178とを含む。
CPU171はパルス分周回路177から定期的に与え
られる割込パルスに応じて、割込制御ルーチンの動作を
実行することが可能となる。また、アドレスデコード回
路178はCPU171からのアドレスデータをデコー
ドし、ROM172゜RAM173.入出力回路174
にそれぞれチップセレクト信号を与える。
この実施例では、ROM172は、その内容の書換、す
なわち必要が生じた場合にはその中に格納されたCPU
171のためのプログラムを変更することができるよう
に、プログラマブルROM172が用いられている。
カードリーダ/ライタ制御用マイクロコンピュータ59
6には以下のような信号が入力される。
まず、プリペイドカードまたは精算カードが挿入される
ことにより、カード検出スイッチ7 (SWl)がON
になり、カード検出信号が検出回路179からマイクロ
コンピュータ5つ6に与えられる。次に、タイミングマ
ーク列リードセンサ701 (SWO)からのタイミン
グマーク検出信号が検出回路605を介して与えられる
。左縦マーク列リードセンサ4 (SW2)からの左縦
マークの検出信号が検出回路180を介して与えられる
右縦マーク列リードセンサ5 (SW3)からの右縦マ
ーク検出信号が検出回路181を介して与えられる。横
マーク列リードセンサ70 (SW4)からの横マーク
検出信号が検出回路182を介して与えられる。ヘッド
位置検出センサ92(SW5)からの検出信号が検出回
路183を介して与えられる。TG信号出力部61bか
らのTG倍信号波形整形回路184により整形されて与
えられる。
次に、カードリーダ/ライタ制御用マイクロコンピュー
タ596は次の機器に制御信号を与える。
まずサーマルヘッド駆動回路185を介してサーマルヘ
ッド駆動制御信号をサーマルヘッド71(71a〜71
g)に与える。モータ駆動回路186を介してステッピ
ングモータ29(MS)にステッピングモータ駆動制御
信号を与える。モータ駆動回路187を介してDCモー
タ61(Mo)にDCモータ駆動用制御信号を与える。
さらに、カードリーダ/ライタ制御用マイクロコンピュ
ータ596と発券装置制御用マイクロコンピュータ17
0またはレジスタ制御用マイクロコンピュータ597と
が接続されており、両者の間で情報のやりとりができる
ように構成されている。
第15図はラインプリンタ制御用マイクロコンピュータ
595およびそれに接続された各種機器を示す制御回路
のブロック図である。
ラインプリンタ制御用マイクロコンピュータ595は前
記第14図に示したカードリーダ/ライタ制御用マイク
ロコンピュータ5つ6と同様の構成を有するためにここ
では説明の繰返しを省略する。なお、ラインプリンタ制
御用マイクロコンピュータ595は、ラインプリンタ3
30だけでなくカード送出部301の制御をも行なう。
ラインプリンタ制御用マイクロコンピュータ595には
次のような信号が与えられる。まず、カード検出器A3
24からの検出信号が検出回路606を介して与えられ
る。カード検出器B551からの検出信号が検出回路6
07を介して与えられる。カード検出器C362からの
検出信号が検出回路608を介して与えられる。イメー
ジセンサ363からの読取信号が検出回路609を介し
て与えられる。ラインへラドアップ/ダウンセンサ36
6.367からの検出信号が検出回路610を介して与
えられる。
第16A図ないし第16C図は、前記第14図に示した
カードリーダ/ライタ制御用マイクロコンピュータのR
OM172に組込まれているプログラムを示すフローチ
ャートである。
まず5190により、J−1,I−1の定義がなされ、
次に8191に進み、精算指令信号を受信したか否かの
判断が行なわれる。精算指令信号は前記5170に従っ
てレジスタ制御用マイクロコンピュータ597から送信
されてくるのであり、その精算指令信号を受信していな
い場合には8192に進み、カード検出スイッチ7 (
SWl)(第9図参照)がONになったか否かの判断が
なされ、ONになっていないと判断された場合には51
93に進み、更新残額J書込指令信号を受信したか否か
の判断が行なわれ、未だに受信していない場合には再び
前記8191に戻るループが形成されている。このルー
プの巡回途中で、プリペイドカードが押入されれば前記
5192によりYESの判断がなされて8194に進み
、ステッピングモータ(Ms)29(第9図および第1
0図参照)を正転させて挿入されたカードの取込方向へ
の搬送を行ない、5195により第1タイミングマーク
が検出されるまで待機する。そして、Jは前記8190
により「1」と定義されているために、今回の8195
による判断は第1タイミングマークすなわち第12図に
示すタイミングマーク列マーク欄534の図示最上部の
タイミングマークが検出されるまで待機する。そしてそ
の第1タイミングマークが検出されれば5196に進み
、ステッピングモータM、を停止させてカードの搬送を
一旦停止し、5197に進み、第1縦マーク列(今回は
第1縦マーク列すなわち第12図に示す縦マーク列マー
ク欄535.536の最上部の縦マーク)を読取り、次
に8198に進み、ステッピングモータM、を正転させ
て再びカードを取込方向に搬送する。モして5199に
進み、JmNの判断が行なわれる。前記8196により
、前記読取基準位置情報検出手段による検出位置に基づ
いて前記所定の相関関係に従って情報読取位置を割出す
情報読取位置割出手段が構成されている。
また前記5197により、該情報読取位置割出手段によ
って割出された情報読取位置に記録されている前記所定
の情報を読取るための記録情報読取手段が構成されてい
る。このNは、タイミングマーク列マーク欄534(第
12図参照)のマーク欄の数に相当する値であり、本実
施例では「45」である。そして初回においてはJ−1
であるために8199によりNoの判断がなされて52
00に進み、Jの値を1インクリメントして再び前記8
194に進む。この段階でJの値は「2」となっている
。そして8195により今度は第2タイミングを検知し
た段階で8197により第2縦マーク列を読取ることと
なる。この読取をN回(本実施例では45回)繰返し、
第12図に示す縦マーク列マーク欄535.536のす
べてのマーク欄を読取った段階で、J−Nとなり前記5
199によりYESの判断がなされて5201に進む。
5201ではステッピングモータM、を逆転させてカー
ドの排出方向に搬送させ、5202により所定のパルス
をカウントするまでその搬送を続行させる。そしてカウ
ント値が一定数に達した段階で8202によりYESの
判断がなされて5189に進みステッピングモータM、
を−旦停止させる処理がなされる。この状態で、挿入さ
れたカードの横マーク列インデックスマーク欄539(
m12図参照)の図示上端部分の横マーク列インデック
スマークIM、l、が横マーク列リードセンサ(SW4
)70 (第9図参照)よりもカード排出側に位置する
状態となっている。次に、5203により精算フラグが
セットされているか否かの判断が行なわれる。この精算
フラグは後述する精算指令信号を受信した場合に823
0によりセットされるものであり、精算指令信号を受信
していない場合には精算フラグがセットされておらずこ
の5203によりNOの判断がなされて5206に進む
5206では、ステッピングモータM、を正転させる処
理がなされてカードがカード取込方向に搬送される。次
に8207に進み、第1行目のインデックスマークIM
)1.を検出したか否かの判断がなされ、所定量カード
を搬送し続けてインデックスマークIMH,の記録位置
が横マーク列リードセンサ(SW4)70の読取位置に
達したとしてもインデックスマークIMH,が検出され
ない場合には5207によりNoの判断がなされて52
27に進み、ステッピングモータM、を逆転させてカー
ドを排出し5190に戻る。つまり、5207によりN
Oの判断がなされるということは、当然あるべき位置に
インデックスマークIMH+が記録されていないという
ことであり、改憲等の偽造カードであることが予想され
るためにそのカードを排出させるのである。次に、イン
デックスマークIM、、が検出されれば5209に進み
、2行分のパルスがカウントされるまで待機する。そし
て、第12図に示すカード503が、成る横マーク列マ
ーク欄538から次の行の横マーク列マーク欄538ま
での距離だけ搬送された状10に進み、ステッピングモ
ータM、を停止させてカードの搬送を停止させる。次に
、5211に進み、■を「1」インクリメントする。こ
の段階で、当初Iは「1」であったため、■の値が「2
」となる。次に8212に進み、インデックスマークI
MH1つまりIM□2 (上から2番目のインデックス
マーク)を検出したか否かの判断がなされ、2番目のイ
ンデックスマークIMM、+の行に既に横マーク列が書
込まれている場合には5212によりYESの判断がな
されて5208によるステッピングモータM、の停止制
御が行なわれた後5213に進み、I−にの判断がなさ
れる。このKは横マーク列インデックスマークマーク欄
539(第12図参照)の個数であり、本実施例では「
10」である。そしてこの段階ではI−2となっている
ために8213によりNoの判断がなされて再び前記8
280に戻るループが形成されている。このループを巡
回するごとに■の値が1つずつ加算されていくのであり
、最終的にI−K(本実施例ではrlOJ)となれば5
213によりYESの判断がなされて5216に進む。
この5213によりYESの判断がなされるということ
は、第12図に示したカード503の横マーク列マーク
欄538のすべてに既に横マークが書込まれている場合
である。一方、横マーク列マーク欄538にまだ横マー
クが書込まれていない未記録部分がある場合には、■の
値がKに達する以前において前記5212によりNoの
判断がなされ、その段階で8214に進む。つまり、前
記5208ないし5213を巡回するループにより情報
が記録されていない横マーク列マーク欄の最初の行を探
しているのであり、その最初の未記録横マーク列マーク
欄が見つかれば5214に進むのであり、5214によ
りステッピングモータMSを逆転させて2行分のパルス
をカウントするまで5215により待機し、2行分のパ
ルスをカウントしてカードを2行分だけカード排出方向
に搬送させ、情報が記録されている横マーク列マーク欄
の最終行が横マーク列リードセンサ(SW4)70の位
置に来るように制御しているのである。一方、横マーク
列マーク欄のすべてに既に情報が記録されている場合に
はに番目のインデックスマークIM8.すなわちIMH
IOが情報が記録されている横マーク列マーク欄の最終
行となるのであり、その場合にはカードをカード排出方
向に搬送することなく直接5216に進む。なお、本実
施例ではステッピングモータM、のパルスのカウント値
に基づいて情報が記録された横マーク列の最終行を探し
ているのであるが、本発明はこれに限らず、前記タイミ
ングマークを読取りそのタイミングマークの横に情報が
記録されているか否かに基づいて最終行を探してもよい
。次に、5216によりステッピングモータM、が停止
制御されて5217により、DCモータM(、の回転が
開始されてヘッド搬送部伺80(第9図および第11図
参照)が横方向に搬送される。次に5218に進み、T
G信号出力部から発生するタイミング信号のカウントを
開始し、8219に進み、そのカウント値に基づいて横
マーク列リードセンサSW4で横マーク列を読取る。次
に8220に進み、前記カウント値が一定数に達したか
否かの判断が行なわれ、一定数に達するまで前記521
9による処理が続行される。そして一定数に達した段階
でその行の横マーク列マーク欄のすべてのマーク欄が読
取られたこととなり、5220によりYESの判断がな
されて5221に進み、タイミング信号のカウントを終
了するとともに読取を終了させる。なお、この段階でも
、DCモータM(、は回転を継続しているためにヘッド
搬送部材80は横方向へ搬送され続ける。そしてヘッド
搬送部材8のがその搬送ストローク端にまで搬送された
段階でヘッド位置検出センサ(SW5)92 (第9図
、第11図参照)がOF F +、:切換わり、522
2によりYESの判断がなされて5223に進み、DC
モータM、が停止される。次に、5224に進み、読取
った縦マーク列のデータ(キーコード)に含まれている
読取変換フォーマットに従って前記読取った横マーク列
のデータを数値に変換する処理がなされ、5225に進
み、その変換結果に異常があるか否かの判断がなされる
。モして光密があれば5227に進み、ステッピングモ
ータM、を逆転させてカードを排出した後に8190に
戻る。また異常がなかった場合には5226に進み、読
取情報と前記Iの値とを発券装置制御用マイクロコンピ
ュータまたはレジスタ制御用マイクロコンピュータに返
信した後5190に戻る。
次に、前記5165に従ってレジスタ制御用マイクロコ
ンピュータ597から更新残額Jの書込指令信号が送信
されてくれば、前記5193によりYESの判断がなさ
れて5232に進む。5232では、ステッピングモー
タM、を正転させてカードをカード取込方向に搬送させ
、5233により1行分のパルスをカウントするまで待
機する。
そしてカードがカード取込方向に1行分だけ搬送されれ
ば5233によりYESの判断がなされて5234に進
み、ステッピングモータM、を停止制御させて5235
に進む。つまり、レジスタ制御用マイクロコンピュータ
から更新残額Jの書込指令信号が送信されてくるという
ことは、レジスタ504のカード挿入口522(第3図
参照)に挿入されたカードの記録情報が既に読取られた
後の段階であり、カードの情報が記録されている横マー
ク列マーク欄の最終行が横マーク列リードセンサSW4
の読取位置に位置するようにカードがストックされた状
態となっているのである。ゆえに、その状態から1行分
だけカードをカード取込方向に搬送させ、情報が記録さ
れていないキャラクタ印字欄537(第12図参照)の
最初の行に横マーク列リードセンサSW4が位置するよ
うに制御するのである。次に8235では、DCモータ
MDの回転を開始するとともにそのDCモータM(、が
発生するタイミング信号すなわちTG信号出力部から発
生するタイミング信号のカウントを開始し、5236に
進み、使用目付、使用金額ならびに更新残額Jを数字で
書込む。−次に8237に進み、カウント値が一定値か
否かの判断がなされ、カウント値が一定値になるまで前
記5236による処理が続行される。そしてキャラクタ
印字欄537に所定の情報が書込まれた段階でカウント
値が一定値に達し5237によりYESの判断がなされ
て5273に進み、タイミング信号のカウントを終了す
るとともに数字による情報の書込を終了させる。なお、
この段階でもDCモータM。の回転は継続されているた
め、ヘッド搬送部材80は横方向に搬送され続け、その
搬送ストローク端にまで搬送された段階で自動的にUタ
ーンして逆方向に搬送される。そして逆方向に搬送され
てきた横マーク列リードセンサSW4がカードの右エツ
ジを検出すれば8238によりYESの判断がなされて
5239に進む。8239では、タイミング信号のカウ
ント値をリセットして新たにカウントを開始し、524
0によりそのカウント値が一定数に達するまで待機する
。そして一定数に達した段階で横マーク列リードセンサ
SW4が第12図に示すキャラクタ印字欄537の右端
部分に位置する状態となる。その状態で、5270によ
りDCモータM0を停止させるとともにステッピングモ
ータMsを正転させ、カードをカード取込方向に搬送し
、5271により1行分のパルスをカウントするまでス
テッピングモータMSの正転を継続させる。そしてカー
ドが1行分だけ搬送された段階で3271によりYES
の判断がなされて5272に進み、ステッピングモータ
M。
を停止にさせるとともにDCモータM(、の回転を開始
させ、再び横マーク列リードセンサSW4の横方向への
搬送を開始する。この段階で横マーク列リードセンサS
W4が情報の記録されていない横マーク列マーク欄の最
初の行に位置する状態となる。そして8241により、
使用日付、更新残額Jを逆方向に変換して逆方向からマ
ークの形で横マーク列マーク欄に書込むとともに、書込
まれたマークを横マーク列リードセンサSW4で読取り
、タイミング信号のカウント値が一定数に達するまで5
241の処理が継続される。なお、前記カードリーダラ
イタ装置1のヘッド搬送軸56に形成された螺旋切込?
1M56aは、フロント方向とバック方向との溝のピッ
チが1:1となっているため、ヘッド搬送部材80のフ
ロント方向とバック方向との搬送速度は同じとなる。そ
して横マーク列マーク欄に所定の情報が書込まれた段階
でカウント値が一定数に達し、5242によりYESの
判断がなされて5243に進み、タイミング信号のカウ
ントを終了するとともにマーク書込を終了させる。次に
、5274に進み、前記書込内容と読取内容とが一致し
たか否かの判断が行なわれ、一致していない場合にはマ
ークの書込ミスが想定されるために、5274に進みエ
ラー処理が行なわれる。このエラー処理は、たとえば、
次の行に再度情報を書込む刃が考えられる。なおこの段
階でもDCモータMpの回転は継続されているため、ヘ
ッド搬送部材80は搬送され続ける。そしてその搬送ス
トローク端にまで搬送された段階でヘッド位置検出セン
サSW5がOFFに切換わるのであり、ヘッド位置検出
センサSW5がOFFに切換わった段階で5245によ
りYESの判断がなされて5263に進み、DCモータ
MDが停止制御される。以上の制御により更新残額Jが
プリペイドカードに書込まれる。次に8267に進み、
ステッピングモータM、を逆転させてカードを排出させ
、5268に進み、カード処理完了信号をレジスタ制御
用マイクロコンピュータ597に送信して8190に戻
る。
次に、キースイッチ528(第3図参照)が売上げ全精
算カード発行モードに切換えられれば、前記5170に
従って精算指令信号が送信されてくるのであり、それを
受信すれば8191によりYESの判断が行なわれ、5
230により精算フラグがセットされる。次に8231
に進み、精算カードが押入されるまで待機され、挿入さ
れれば5194に進む。そして、挿入された精算カード
の縦マーク列を5194〜5201により読取り、次に
203に進んだ段階でYESの判断がなされて5250
に進み、読取った縦マーク列に精算指令情報の記録があ
ったか否かが判断される。そして、精算指令情報の記録
がなかった場合には精算指令カード以外のカードを誤っ
て押入したことが考えられるため、5253によりカー
ドの排出等のエラー処理を行なった後に8190に戻る
方、精算指令情報の記録があった場合には5251に進
み、精算情報の書込排出を行ない、5252による精算
フラグのクリア処理を行なって5190に戻る。なお、
前記S25〕による処理プログラムは具体的な記載を省
略する。
第17A図および第17B図は、前記第15図に示した
ラインプリンタ制御用マイクロコンピュータ595のR
AM172に組込まれているプログラムを示すフローチ
ャートである。
まず5330により、I−1の定義づけかなされ、53
31に進み、発行情報9発行枚数KMを受信したか否か
の判断が行なわれ、受信するまで待機する。この発行情
報1発行枚数KMは、前記S22,5118,5125
. 5139.S38゜S57.S80,5104に従
って発券装置制御用マイクロコンピュータ170から送
信されたり、または、前記5167.3182に従って
レジスタ制御用マイクロコンピュータ597から送信さ
れてくる。そしてその送信を受信すれば5331により
YESの判断がなされて5332に進み、送出モータ3
02(第4図参照)の回転を開始する。次に8333に
進み、カード検出器A324(第4図および第5図参照
)がカードを検出したか否かの判断がなされ、検出して
いない場合には5334に進み、一定時間が経過したか
否かの判断がなされ、経過していない場合には再び53
33に戻るループが形成されている。そしてこのループ
の巡回途中で、一定時間が経過したとしてもカード検出
器A324がカードを検出しなかった場合にのみ533
5に進み、ソレノイド317(第4図および第5図参I
Iα)をONにして、前記レバー3152回動軸326
ならびに伝達ローラ316からなるクラッチ機構314
を切換え、前記送出モータ302の駆動力を送出ローラ
313に伝達してストックされているカードを送り出す
(第4図および第5図参照)。次にカード検出器A32
4が送り出されてきたカードを検出すれば5336によ
りYESの判断がなされて5337に進み、ソレノイド
OFFに切換えて前記クラッチ機構314を切換える。
そして5338に進む。
一方、カー下検出器A324 (第4図および第5図参
照)の上手側において既にカードが残7リシている場合
には、前記5334による一定時間の経過以前において
その残存しているカードが搬送されてきてカード検出器
A324が検出されるのであり、その場合には5333
によりYESの判断がなされてソレノイドをONに制御
することなく直接5338に進む。このように、カード
検出器A324で一定時間の間カードが検出されないこ
とを確認した上でソレノイドをONに制御する理由は、
カード検出器A324の搬送上手側においてカードが既
に残存しているにもかかわらずソレノイドが励磁されて
さらにもう1枚カードを送り出し、合;1°2枚のカー
ドが送り出されてしまうことを防止するためである。な
お、ソレノイドがONに切換えられてクラッチ機構31
4が切換われば、送出ローラ313(第4図および第5
図参照)が上下動しながら回転し、送出ローラ313が
上方に移動したときにカードが1枚だけ送出方向に引き
出されて搬送される。この送出ローラ313が回動軸3
26に対し偏心している理由は、送出ローラ313を上
下動させて1枚ずつカードを図示左方向に引き出し、カ
ードの2枚送りを防止するためである。
次に、送出ローラ313で送り出されたカードは、送出
ローラ308で搬送されながら規制部材321の下方を
通過してカードの2枚送りが防止され(第4図および第
5図参照)、送出ローラ307とガイドローラ322で
挾持された状態で送出ローラ307の回転力によりさら
に送出側に搬送される。すると、搬送されてきたカード
によりカード検出器324の透孔323(第4図および
第5図参照)が塞がれる状態となる。このカード検出器
A324は、たとえば投光器と受光器とからなり、投光
器から投光されて透孔323を通ってきた光を受光器で
受光するように構成されている。−そして、その透孔3
23を通過する光が返られることに伴なって受光器が受
光しなくなることに基づいて、カードが搬送されてきた
ことが検出されて前記5336によりYESの?IJ断
がなされる。モして5336によりYESの’I’ll
断がなされた段階でソレノイド317の励磁が解除され
、伝達ローラ316の従動円板310および駆動円板3
09の外周縁から離れ、従動ローラ311への駆動力の
伝達が解除されて送出ローラ313によるカードの送り
出しが停止される。このように、カードがカード検出器
A324により検出された時点で送出ローラ313によ
るカードの送り出しを停止することにより、カードの2
枚送りか防止される。ただし、この段階においても、前
記送出モータ302は引き続き回転しているため、送出
ローラ307,308 (第4図および第5図参@)に
よるカードの搬送は継続して行なわれ、カードはさらに
送出方向に搬送される。すると、カードは前記ラインプ
リンタ330内に侵入しく第6図第7図参照)、そのカ
ード検出器B551で検出されて5338によるYES
の111断がなされ、5339により送出モータの停止
制御がなされ、カード送出装置301の1回の送出動作
が終了する。
次に、5340に進み、カード搬送モータ33〕が正転
を開始し、カード送りローラ353によりカードがカー
ド排出方向に搬送される(第7図参照)。そして搬送さ
れてきたカードがカード検出器C362で検出されると
8341によりYESの判断がなされて5342に進み
、カード搬送モータが停止され、次に8343に進み、
カード搬送モータが逆転され、5344による所定のパ
ルスがカウントされた状態で3345に進み、カード搬
送モータを停止させる。そしてカードをカード検出器C
362(第7図参照)で検出された位置から所定距離だ
け第7図に示す右方向に移動させた状態でカードを停止
させる。この状態で、カードへの情報の書込開始位置が
設定される。次に、5346に進み、ラインへラドアッ
プ/ダウン用モータ336を回転させる。それに伴なっ
て、偏心カム341(第7図参照)が回転するため、ラ
インヘッド350が下降する。そしてラインヘッド35
0が最も下降した時点で回転板365の切欠部365a
がラインへラドアップ/ダウンセンサ366で検出され
、その段階で8347によりYESの判断がなされて5
348に進む。そして8348でラインヘッドアップ/
ダウン用モータ336が停止制御される。
次に、5349に進み、所定の情報を1ラインごとに書
込み、その書込まれた情報をイメージセンサにより読取
る処理が行なわれる。この所定の情報の書込は、まず、
数字、記号等による発行口付2発行金額が書込まれる(
第13A図の横マーク列マーク欄537参照)。この「
発行金額」は、前記5331により受信した「発行情報
」の中に含まれている情報であり、それに基づいて53
49により書込が行なわれる。そして前記8349に従
って第13A図の横マーク列インデックスマーク欄53
8に示されたマークが書込まれる。さらに、第13A図
に示すタイミングマークマーク欄534.左縦マーク列
マーク欄535.右縦マーク列マーク欄536の各欄に
示されたマークが書込まれる。なお、ラインヘッド35
0による書込は、1ライン毎(1ドツトラインー0.1
25mm)にカードに書込んでいくのであり、1ライン
書込むごとにカードをlドツトライン分だけカード搬送
方向に搬送するようにカード搬送モータ331を駆動制
御する。
また、ラインヘッド350の書込位置とイメージセンサ
363の読取位置の距離dが本実施例では27mm (
216ドツトライン分)離れているので、ラインヘッド
が216ラインロを書込むときにイメージセンサが1ラ
イン目を読取ることになる。前記5349により、該相
対移動手段による相対移動の最中に、前記情報書込記録
部により、前記情報記録領域の複数箇所に順次所定の情
報を書込ませるとともに前記情報記録領域の複数箇所に
順次前記読取基準位置情報を記録させる手段であって、
前記所定の情報と前記読取基準位置とのそれぞれの書込
記録位置の間に所定の相関関係が保たれるように書込記
録制御する書込記録制御手段が構成されている。なお、
前記第1の所定行および第2の所定行は、本実施例では
1行であるが、本発明はこれに限らず、情報の長さ等に
応じて2行以上に記録してもよく、第1の所定行と第2
の所定行が異なる数であってもよい。
次に、5385に進み、カード搬送モータを停止させ、
5384に進み、イメージセンサで読取った読取情報が
正しいか否かの判断が行なわれ、正しくない場合には8
392に進み、エラー処理が行なわれる。このエラー処
理は、エラーが発生した旨の表示を行なうとともに、前
記カード搬送モータ331を停止制御させることが考え
られる。
そして係員がエラー発生1時の対処を行なった後に83
30に戻る。一方、イメージセンサによる読取情報が正
しかった場合には5391に進み、ラインへラドアップ
/ダウン用モータの回転を開始してラインヘッドを上昇
させ、8394によりカード搬送モータを正転させて新
プリペイドカードを排出させる。次に8395に進み、
I−KMか否かの判断が行なわれる。このKMは前記5
331により受信した発行枚数であり、発券装置制御用
マイクロコンピュータ170またはレジスタ制御用マイ
クロコンピュータ597から送信指令された発行枚数K
Mである。そして■は前記5330により「1」と定義
づけられているために、発行枚数KM−1の場合に前記
5395によりYESの判断がなされて5396に進み
、カード処理完了信号を返信して5330に戻る。一方
、発行枚数KMが「2」以上であった場合には、前記5
395によりNOの判断がなされて5397に進み、■
を1インクリメントして前記5332に進み、2枚目の
カードの発行処理が行なわれる。そして2枚目のカード
が前記8394により排出された段階で再び前記539
5による判断が行なわれ、この段階でKM−2であった
場合にはYESの判断がなされて8396に進むのであ
るが、KMが「3」以上であった場合には5395によ
りNoの判断がなされて5397によりIにさらに1イ
ンクリメントされて5332に進み、3枚目のカードの
排出が行なわれる。そして5332ないし$397に渡
ったループを何回も巡回し、その巡回回数が発行枚数K
Mに達した段階でプリペイドカードがKM枚だけ排出さ
れるとともに8395によりYESの判断がなされて、
5396によるカード処理完了信号の返信がなされる。
なお、本実施例では、1つのラインヘッド350により
左右縦マークおよびタイミングマークならびに横マーク
が書込まれるものを示したが、本発明はこれに限らず、
各マーク毎に書込ヘッドを別々に設けて書込むようにし
てもよい。また、本実施例では、タイミングマークを縦
マークより少し下げた位置に書込み、タイミングマーク
を検出すると即座に読取部の移動を停止させて縦マーク
の読取を行なうようにしたが、これに限らず、タイミン
グマークと縦マークのセンターラインが同一になるよう
に書込み、タイミングマーク検出の後、ある一定の時間
経過後に読取部の移動を停止させて縦マークの読取を行
なうようにしてもよい。また1、本実施例においては、
タイミングマーク列マーク欄534の全てにタイミング
マークを書込むようにしたが、本発明はこれに限らず、
2つ間隔や3つ以上の間隔で書込むようにしても同様の
効果が得られる。
本実施例においては、記憶媒体の一例としてプリペイド
カードを示したが、本発明はこれに限らず、たとえばク
レジットカード等の代金後払いカードであってもよく、
また、その用途は、商品等の購入ばかりでなく、弾球遊
技機やスロットマシン等の遊技機に使用されるものであ
ってもよい。
また、本実施例では、小売店がその売上げ額を精算する
場合に、精算カードを用いたオフラインのものを示した
が、本発明はこれに限らず、小売店ホストコンピュータ
と中央ホストコンピュータとをオンラインで接続しオン
ラインによる精算を行なってもよい。
[発明の効果] 前記構成を有する請求項1に記載の発明においては、情
報書込手段が所定の情報と読取位置割出のための基準と
なる読取基準位置情報を所定の相関関係が保たれるよう
に書込記録し、情報読取手段が読取基準位置情報の検出
位置に基づいて書込記録時の所定の相関関係に従って情
報読取位置を割出して所定の情報を読取ることにより、
たとえ、情報の書込位置がずれたとしても、それに対応
して情報の読取位置もずれるので、それほど技術的に高
度な改良を行なうことなく、かつ、大幅なコストアップ
を招くことなく、情報読取手段により読取精度の向上を
達成することができる情報管理設備装置を提供するに至
った。
前記構成を有する請求項2に記載の発明においては、前
記請求項1に記載の情報管理設備装置に使用することに
より、読取基準位置情報に基づいた所定の情報の読取が
行なえるので、技術的に高度な改良を行なうことなく、
かつ、大幅なコストアップを招くことなく、情報読取手
段による読取精度の向上を達成することができる記憶媒
体を提供するに至った。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明にかかる情報管理設備装置の一例を示
す全体ブロック図である。 第2図は、発券装置の概略を示す斜視図である。 第3図は、レジスタの概略を示す斜視図である。 第4図は、カード送出装置の内部構造を説明するための
側面図である。 第5図は、カード送出装置の内部構造を説明するための
平面図である。 第6図は、ラインプリンタの駆動系を説明するための側
面図である。 第7図は、ラインプリンタの内部構造を説明するための
構造図である。 第8図は、ラインプリンタの構造を説明するための平面
図である。 第9図は、カードリーダ/ライタ装置の内部構造を説明
するための平面図である。 第10図は、カードリーダ/ライタ装置の構造を説明す
るための構造図である。 第11図は、カードリーダ/ライタ装置のり一ダライタ
機構の正面図である。 第12図は、本発明にかかる記憶媒体の一例のプリペイ
ドカードを示し、プリペイドカードに形成された各種マ
ーク列マーク欄を示す正面図である。 第13A図ないし第13C図は、実際に情報が書込まれ
たプリペイドカードを示す正面図であり、第13A図は
発券時のもの、第13B図は1回使用後のもの、第13
C図は限度額使用後のものを示す図である。 第14図は、カードリーダ/ライタ装置を制御するため
の制御回路を示すブロック図である。 第15図は、カード送出装置およびラインプリンタを制
御するための制御回路を示すブロック図である。 第16A図ないし第16C図は、第14図に示した制御
回路の動作を説明するためのフローチャートである。 第17A図および第17B図は、第15図に示した制御
回路の動作を説明するためのフローチャートである。 図中、501は発券装置、503は記憶媒体の一例のプ
リペイドカード、540は精算カード、504はレジス
タ、301はカード送出装置、330はラインプリンタ
、1はカードリーダ/ライタ装置、595はラインプリ
ンタ制御用マイクロコンピュータ、596はカードリー
ダ/ライタ制御用マイクロコンピュータ、502は中央
ホストコンピュータ、504は小売店ホストコンピュー
タ、538は機械的読取情報記録領域の一例の横マーク
列マーク欄、537は視覚的読取情報記録領域の一例の
キャラクタ印字欄、70は横マーク列リードセンサ(S
W4) 、71はサーマルヘッドである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)所定の情報が書込まれて記録される情報記録領域
    を有する記憶媒体と、該記憶媒体に所定の情報を書込む
    ための情報書込手段と、該情報書込手段によって書込ま
    れた情報を読取るための情報読取手段とを含む情報管理
    設備装置であって、前記情報書込手段は、 所定の情報を機械的読取可能な態様で前記情報記録領域
    に書込む機能と、前記情報読取手段により読取る際の読
    取位置割出のための基準となる読取基準位置情報を機械
    的読取可能な態様で前記情報記録領域に記録する機能と
    を有する情報書込記録部と、 前記情報書込記録部と前記記憶媒体とを相対移動させる
    ための相対移動手段と、 該相対移動手段による相対移動の最中に、前記情報書込
    記録部により、前記情報記録領域の複数箇所に順次所定
    の情報を書込ませるとともに前記情報記録領域の複数箇
    所に順次前記読取基準位置情報を記録させる手段であっ
    て、前記所定の情報と前記読取基準位置情報とのそれぞ
    れの書込記録位置の間に所定の相関関係が保たれるよう
    に書込記録制御する書込記録制御手段とを含み、前記情
    報読取手段は、 前記情報記録領域に書込まれた前記読取基準位置情報を
    検出する読取基準位置情報検出手段と、該読取基準位置
    情報検出手段による検出位置に基づいて前記所定の相関
    関係に従って情報読取位置を割出す情報読取位置割出手
    段と、 該情報読取位置割出手段によって割出された情報読取位
    置に記録されている前記所定の情報を読取るための記録
    情報読取手段とを含むことを特徴とする、情報管理設備
    装置。
  2. (2)所定の情報が書込まれて記録される情報記録領域
    を有する記憶媒体であって、 前記情報記録領域には、所定の情報が機械的読取可能な
    態様で書込まれる情報書込ポイントが複数箇所に形成さ
    れているとともに、該複数の情報書込ポイントに書込ま
    れた前記所定の情報を機械的に読取る際の読取位置割出
    のための基準となる複数の読取基準位置情報を記録する
    ための読取基準位置情報記録ポイントのそれぞれが前記
    複数の情報書込ポイントのそれぞれに対し所定の相関関
    係が保たれた位置に形成されていることを特徴とする、
    記憶媒体。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5318928B2 (ja) * 1972-09-28 1978-06-17
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