JP3344861B2 - プレスにおけるラム駆動装置 - Google Patents

プレスにおけるラム駆動装置

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JP3344861B2 JP01948895A JP1948895A JP3344861B2 JP 3344861 B2 JP3344861 B2 JP 3344861B2 JP 01948895 A JP01948895 A JP 01948895A JP 1948895 A JP1948895 A JP 1948895A JP 3344861 B2 JP3344861 B2 JP 3344861B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B1/00Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen
    • B30B1/10Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen by toggle mechanism
    • B30B1/103Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen by toggle mechanism operated by screw means

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレスにおけるラム
(スライド)を上下駆動するラム駆動装置に係り、さら
に詳細には、リンク機構を用いてラムを上下駆動するラ
ム駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明に係る先行例として、例えば特開
平4−100697号がある。この先行例においては、
図2に示すように、プレス機械のケース101に回転自
在に支持された螺子杆103に右ねじ部103Rと左ね
じ部103Lとを左右対称形に設け、この左右のねじ部
103L,103Rには左右のナット部材105L,1
05Rが移動自在に螺合してある。
【0003】そして、前記ケース101に取付けたガイ
ド部材107に上下動自在に案内されるラム(スライ
ド)109の上部には左右のリンク111L,111R
の下端部がピン113を介して枢支連結してあり、上記
各リンク111L,111Rの上端部は前記ナット部材
105L,105Rにピンを介して枢支連結してある。
【0004】前記螺子杆103を回転駆動するために、
前記ケース101の適宜位置にはサーボモータ115が
装着してあり、このサーボモータ115の出力軸と前記
螺子杆103は、タイミングベルトを用いたベルト伝達
機構117を介して連動連結してある。
【0005】また、先行例においては、左右のナット部
材105L,105Rを左右方向に案内するためのリニ
ア軸受119が螺子杆103の上方位置に設けてある。
【0006】上記構成により、前記サーボモータ115
によって螺子杆103が正逆回転駆動されることによ
り、左右のナット部材105L,105Rは、リニア軸
受119に案内されて、互に接近離反するように左右方
向に往復動する。
【0007】左右のナット部材105,105Rが互に
接近離反するように移動すると、左右のリンク111
L,111Rを介してラム109が上下動されるもので
ある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したご
とき先行例の構成においては、ラム109の下降によっ
てワークにプレス加工を行うときの垂直方向の反力は左
右のナット部材105L,105Rを介してリニア軸受
119によって受けるものである。
【0009】したがって、螺子杆103が多少なりとも
弯曲される態様になると共に、左右のナット部材105
L,105Rを移動するための摩擦抵抗が大きくなるの
で、大容量のサーボモータが必要であるという問題があ
る。
【0010】また、螺子杆103が僅かに上方向に弯曲
される態様となることにより、ラム109の上下の位置
精度を向上させる上において問題がある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前述のごとき従来の問題
に鑑みて、本発明は、プレス機械のフレームの1部に上
下動自在に支承されたラムの両側方位置に上下方向のガ
イド部を設け、上記ガイド部に両側部を上下動自在に案
内された上下スライダに、右ネジ部及び左ネジ部を対称
形に備えた螺子部材を水平にかつ両端部を回転自在に支
持して設けると共に、上記右ネジ部及び左ネジ部にそれ
ぞれ第1,第2ナット部材を移動自在に螺合して設け、
上記第1,第2のナット部材に上端側を枢支連結した同
一寸法の第1,第2の下部リンクの下端側を前記ラムに
枢支連結して設け、前記第1,第2のナット部材に下端
側を枢支連結した同一寸法の第1,第2の上部リンクの
上端側を、前記上下スライダの上方位置において前記フ
レームに枢支連結してなり、前記螺子部材を回転駆動す
るためのサーボモータは、前記ガイド部の外側において
前記上下スライダに装着してあり、かつこのサーボモー
タの出力軸は前記螺子部材の一端部に連結してある構成
である
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】上記構成により、螺子部材を回転駆動して
第1,第2のナット部材を移動すると、第1,第2の
部リンク及び下部リンクが揺動される態様となり、上下
スライダが上下動されると共にラムが上下駆動される。
【0016】上記ラムの下降によりプレス加工を行うと
きの上下方向の反力は、下部リンク、ナット部材及び上
部リンクを介して上部リンクの上端部の枢支連結部で受
けることとなる。
【0017】すなわち、ナット部材や螺子部材でもって
上下方向の反力を受けるものではないので、螺子部材が
反力でもって弯曲するようなことがないものである。
【0018】よってナット部材の移動を軽く行うことが
できると共に、ラムの上下位置の位置決め精度の向上を
図ることができる。
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【実施例】図1を参照するに、本実施例においては、プ
レス機械(全体的構成は図示省略)のフレーム1の1部
1Aにはラム3が上下動自在に支承されており、このラ
ム3の両側上方位置には左右のガイド部5が上下方向に
設けてある。
【0024】上記左右のガイド部5には上下スライダ7
の左右両側部が上下動自在に案内支持されており、この
上下スライダ7には、右ネジ部9R及び左ネジ9Lを対
称形に備えた螺子部材9の両端部が軸受11を介して水
平にかつ回転自在に支持されている。
【0025】上記螺子部材9の左右のネジ部9L,9R
には左右のナット部材13L,13Rが移動自在に螺合
してあり、この左右のナット部材13L,13Rには、
同一寸法の左右の下部リンク15L,15Rの上端部が
ヒンジピン17L,17Rを介して枢支連結してある。
そして、上記左右の下部リンク15L,15Rの下端部
は枢軸19を介して前記ラム3に枢支連結してある。
【0026】前記左右のナット部材13L,13Rに
は、同一寸法の左右の上部リンク21L,21Rの下端
部が前記ヒンジピン17L,17Rを介して枢支連結し
てある。そして、上記各上部リンク21L,21Rの上
端部は、前記上下スライダ7の上方位置において前記フ
レーム1に枢軸23L,23Rを介して枢着してある。
【0027】前記螺子部材9を回転駆動するために、
より明らかなように、前記左右のガイド部5の外側位置
において、前記上下スライダ7にはサーボモータ25が
装着してあり、このサーボモータ25の出力軸と前記螺
子部材9の一端部は適宜に連動連結してある。
【0028】以上のごとき構成において、制御装置によ
ってサーボモータ25を制御回転して左右のナット部材
13L,13Rを互いに離反せしめると、左右の上部リ
ンク21L,21Rの下端部及び左右の下部リンク15
L,15Rの上端部が互いに離反するように移動し、ラ
ム3が上昇される。
【0029】上述のごとくラム3を上昇せしめるとき、
左右の上部リンク21L,21Rの下端部が互に離反す
るように揺動することにより、上下スライダ7はラム3
に連動しガイド部5に案内されて上動する。
【0030】前述とは逆に、左右のナット部材13L,
13Rが互に接近するように螺子部材9を回転すると、
左右のナット部材13L,13Rを介して、左右の上部
リンク21L,21Rの下端部及び左右の下部リンク1
5L,15Rの上端部が互に接近するように移動し、ラ
ム3の下降が行われると共に上下スライダ7が連動して
下降される。
【0031】上述のごとくラムが下降されて適宜のプレ
ス加工を行うときの上下方向の反力は、枢軸19、左右
の下部リンク15L,15R、ヒンジピン17L,17
R及び左右の上部リンク21L,21Rを示して枢軸2
3L,23Rに伝達され、この枢軸23L,23Rの部
分で受けることとなる。
【0032】すなわち、左右のナット部材13L,13
Rはプレス加工時の反力を伝達するだけであって、反力
を受けるものではないので、各ナット部材13L,13
Rを螺合した螺子部材9が反力によって弯曲するような
ことがないものである。
【0033】したがって、左右のナット部材13L,1
3Rを移動するための摩擦抵抗は比較的小さなものであ
り、各ナット部材13L,13Rの移動を容易に行うこ
とができるものである。
【0034】また、螺子部材9がプレス加工時の反力に
よって弯曲するようなことがないので、螺子部材9は常
に水平状態にある。したがって、左右のナット部材13
L,13Rの位置を制御して左右の上部リンク21L,
21Rの揺動角を制御することにより、上下スライダ7
及びラム3の上下動位置を正確に制御でき、ラム3の上
下動位置の位置精度の向上を図ることができるものであ
り、例えば絞り加工等をより高精度に行うことができる
ものである。
【0035】さらに、螺子部材9が上下動する構成であ
っても、当該螺子杆9を回転駆動するためのサーボモー
タ25が上下動スライダ7に装着してあって一体的に上
下動する構成であるから、サーボモータ25から螺子部
材9への動力の伝達を比較的簡単な構成でもって容易に
行うことができるものである。
【0036】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、本発明によれば、ラムの下降によりプレス加
工を行うときの上下方向の反力は、下部リンク、ナット
部材及び上部リンクを介して上部リンクの上端部の枢支
連結部で受けることとなる。
【0037】
【0038】すなわち、ナット部材や螺子部材でもって
上下方向の反力を受けるものではないので、螺子部材が
反力でもって弯曲するようなことがないものである。
【0039】よって反力によるナット部材の摩擦抵抗が
比較的小さく、ナット部材の移動を軽く行うことができ
ると共に、ラムの上下位置の位置決め精度の向上を図る
ことができる。
【0040】
【0041】また、螺子部材を回転駆動するためのサー
ボモータを、ガイド部の外側において上下スライダに装
着した構成であるから、ラムの上下動に連動して螺子部
材が上下動する構成であっても、サーボモータから螺子
部材への動力の伝達を簡単な構成でもって行うことがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るラム駆動装置の構成を概
略的に示した作用説明図である。
【図2】従来のラム駆動装置の構成を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
3 ラム 7 上下動スライド 9 螺子部材 13L,13R ナット部材 15L,15R 下部リンク 17L,17R ヒンジピン 19 枢軸 21L,21R 上部リンク 23L,23R 枢軸 25 サーボモータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレス機械のフレームの1部に上下動自
    在に支承されたラムの両側方位置に上下方向のガイド部
    を設け、上記ガイド部に両側部を上下動自在に案内され
    た上下スライダに、右ネジ部及び左ネジ部を対称形に備
    えた螺子部材を水平にかつ両端部を回転自在に支持して
    設けると共に、上記右ネジ部及び左ネジ部にそれぞれ第
    1,第2ナット部材を移動自在に螺合して設け、上記第
    1,第2のナット部材に上端側を枢支連結した同一寸法
    の第1,第2の下部リンクの下端側を前記ラムに枢支連
    結して設け、前記第1,第2のナット部材に下端側を枢
    支連結した同一寸法の第1,第2の上部リンクの上端側
    を、前記上下スライダの上方位置において前記フレーム
    に枢支連結してなり、前記螺子部材を回転駆動するため
    のサーボモータは、前記ガイド部の外側において前記上
    下スライダに装着してあり、かつこのサーボモータの出
    力軸は前記螺子部材の一端部に連結してあることを特徴
    とするプレスにおけるラム駆動装置。
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