JP3343404B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ、フ
ァックス等の画像形成装置本体内に着脱可能に装着する
ユニット、もしくはユニット内に着脱可能に装着する部
品またはモジュールからなる装着部材と、該装着部材を
所定位置に支持する支持部材とを有する画像形成装置に
おける画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年では益々、環境の汚染、資源の有効
利用に代表される環境問題に対する取組みが重要な課題
となっており、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画
像形成装置であるOA機器に関しても例外無く求められ
ている。そこで、これらOA機器においても装置全体ま
たは一部をリサイクルし、資源の有効利用を前提とした
の環境問題への解決策の一つとする方策が数多く検討さ
れている。従って、例えば現像装置や定着装置は単独で
または他の作像部材とともに機能別にまとめた各種ユニ
ットを構成し、これらユニットも当然リサイクルの対象
になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、画像形成装
置を再使用や再利用する場合、定着装置のユニット毎に
取り出し、ユニットを分解して行うことも多々ある。し
かしながら、定着ユニットの分解はローラ等の部品をユ
ニットの側板から抜き取ったりするため、非常に手間の
かかる作業であり、作業時間がかかり過ぎてしまうとい
う問題があった。
【0004】本発明は、上述した従来の問題に鑑み、現
像装置や定着装置を含むユニットの分解作業が簡便であ
り、ユニットやユニット構成部品の再使用、再利用を容
易に行うことができる画像形成装置における画像形成装
置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、ヒータを有する定着ローラと、該定着ロ
ーラに圧接される加圧ローラと有し、これら定着ローラ
及び加圧ローラが定着ユニットの枠体に支持されている
画像形成装置において、前記定着ローラと前記加圧ロー
ラの軸長が異なり、前記定着ユニットの枠体には上方よ
り前記定着ローラと前記加圧ローラが装着される誘導溝
が形成され、該誘導溝には軸方向において上方より下方
が短くした段差が形成され、前記定着ローラと前記加圧
ローラのうち、軸長の短いローラから前記誘導溝に装着
することを特徴としている。
【0006】なお、本発明は、前記誘導溝には装着した
前記定着ローラと加圧ローラのうち、下方のローラを上
方のローラに圧接させる弾性部材が設けられていると、
効果的である。
【0007】さらに、本発明は、前記定着ユニットの枠
体には誘導溝に装着した前記定着ローラと加圧ローラの
うち、上方のローラを上から押さえて位置を規制するロ
ーラ加圧体が設けられていると、効果的である。
【0008】さらにまた、本発明は、前記定着ローラに
設けられたヒータがローラ内部を貫通するように配置さ
れ、該ヒータには前記定着ローラの内面とのスペースを
確保してヒータを保護するヒータ保護部材が装着されて
いると、効果的である。
【0009】さらにまた、本発明は、前記ヒータがセラ
ミック性の加熱体であると、効果的である。さらにま
た、本発明は、前記定着ユニットの枠体には前記定着ロ
ーラの周面に摺接する分離爪用の誘導溝が設けられ、該
分離爪用誘導溝は装着する分離爪が徐々に定着ローラへ
近づく方向に傾斜して形成されていると、効果的であ
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に従って説
明する。図1は、本発明に係る画像形成装置の主要部を
示す説明図である。
【0011】図1において、本実施例は電子写真方式の
画像形成装置であって、転写紙は給紙通路1に矢印Aか
ら送り込まれ、転写チャージャ2、搬送路3、定着ユニ
ット4を通過して排紙される。本実施例の画像形成装置
は、現像装置単独の現像ユニット5と、複数の画像形成
機能を備えた作像ユニット6との2つユニットから構成
され、現像ユニット5には現像ローラ7、トナーブレー
ド8、アジテータ9、トナー補給バー10が格納されて
いる。他方、作像ユニット6にはクリーニングブレード
12を有するクリーニング装置11と、感光体であるO
PCベルト13、および帯電チャージャ14が格納され
ている。定着ユニット4は、定着ローラ15と加圧ロー
ラ16が略垂直に配置されている。定着ローラ15内に
は加熱体としてヒータ17が配置されている。
【0012】図2は、図1に示した作像ユニット6に、
画像形成装置本体に装着する状態を示している。作像ユ
ニット6は、本体の前カバー20を開けて、誘導溝が形
成されたレール21に沿って装着する。本体側のピン2
2に、作像ユニット6のピン受け23が挿入され、固定
ピン24で位置決めと固定がなされる。このようにし
て、ユニットの組付けの容易化、簡略化が計られてい
る。
【0013】図3乃至図6には、定着ユニット4の側板
30に設けられた誘導溝31に沿って、円筒状の定着ロ
ーラ15のほぼ垂直方向下方に、同じく円筒状の加圧ロ
ーラ16を設置できる定着ユニット4であり、定着ユニ
ット4には、分離爪32、サーミスタ33、温度ヒュー
ズ34を搭載している。
【0014】図3は、定着ユニット4のカバー支点35
aを中心に開閉可能な上カバー35が開放された状態を
示しており、ヒータ保持部36やガイド板37は一部破
断して示している。上記誘導溝31は、定着ローラ15
と加圧ローラ16を支持できるように、つながった定着
軸受部40と加圧軸受部41が形成されている(図6参
照)。この場合、誘導溝31はその下部側に、径が細い
加圧ローラ16の軸受16aを支持する加圧軸受部41
が配置され、誘導溝31のほぼ中央部に径が太い定着ロ
ーラ15の軸受15aを支持する定着軸受部40が配置
されている。すなわち、誘導溝31は側板30上部の開
口42から定着軸受部40までが幅広溝で、定着軸受部
40から加圧軸受部41までの溝が細くなる段付き溝に
形成されている。
【0015】定着ユニット4に定着ローラ15と加圧ロ
ーラ16を装着する場合には、定着ユニット4の上カバ
ー35を開放し、誘導溝31に加圧ローラ16、定着ロ
ーラ15の順に挿入するだけである。誘導溝31に加圧
ローラ16、定着ローラ15を挿入すると、軸受径の大
きさに応じて、加圧ローラ16が加圧軸受部41に、定
着軸受部40が加圧軸受部41にそれぞれ誘導されて装
着される。また、挿入後の定着ローラ15と加圧ローラ
16を圧接状態にするため、加圧軸受部41の下には、
加圧ローラ16を上方に押し上げる加圧スプリング43
が配置されている。この加圧スプリング43により、加
圧ローラ16を介して定着ローラ15も押し上げ作用を
受けるが、上カバー35に閉じると定着ローラ15の軸
受15aが、上カバー35に取り付けたローラ加圧体4
4で上方向の位置が規定されるため、加圧スプリング4
3で加圧される状態になる。このとき、閉じた上カバー
35は、フック45を側板30側のフックピン46に掛
けることで、定着ローラ15と加圧ローラ16とが加圧
された状態になる。
【0016】図4において、定着ローラ15の一方端に
は駆動ギヤ47が側板30の外側に設けられ、図示して
いないモータからの回転駆動を受ける。加圧ローラ16
の回転は、定着ローラ15との圧接による摩擦力で行な
われる。転写紙が定着ローラ15と加圧ローラ16間に
挿入されても同じである。
【0017】また、側板30には定着ローラ15に近接
して分離爪32を設置するため、分離爪32を取り付け
た分離爪軸32aを挿入する爪溝48が形成されてい
る。爪溝48は、図6に示すように、分離爪軸32aを
爪溝48に落し込むときに、分離爪32が定着ローラ1
5にぶつからないようにするため、徐々に定着ローラ1
5に近づく斜め延びた溝に形成されている。また、爪溝
48は分離爪軸32aを所定位置に装着させるのに、斜
め溝のままで終点にさせてもよいが、終点部を垂直溝に
すると軸固定の安定性が向上する。さらに、終点を垂直
溝にして、爪溝48部分の分離爪軸32aの断面形状を
小判形にすると、軸固定の安定性と分離爪32の方向性
とが確保できる。またさらに、必要に応じて、分離爪軸
32aを上方から弱い圧力を掛けて安定させるべく、加
圧ローラ16の加圧と同様に、上カバー35に分離爪軸
32aの加圧部材を設けてもよい。
【0018】定着ローラ15内には、ローラ表面を15
0℃〜200℃に加熱するための、発熱体であるヒータ
17を入れている。このヒータ17を定着ローラ15の
内壁に接しないように支持するため、ヒータ保持部材3
6を側板30から突出して設け、このヒータ保持部材3
6によってヒータ17を所定位置に固定する。ヒータ1
7は、タングステンランプやセラミックヒータが有利に
使用できる。ヒータ17は、両端からの電極で電力を供
給するため、ヒータ保持部材36に電極(図示せず)を
設け、ヒータ17の端面形状に合致するように、ヒータ
保持部材36のヒータ受け形状が作られている。ヒータ
受けの部分にヒータの電極を設けるのであれば、電極以
外のヒータ保持部材の材料は絶縁材で構成する。さらに
必要に応じて、上方から弱い圧力を掛けてヒータの電極
への接触を安定させるため、加圧ローラ16の加圧と同
様に、上カバー35に加圧部材を設けてもよい。
【0019】他の構成部材として、定着ローラ15の温
度を検知するサーミスタ33、温度ヒューズ34は、断
熱材と共に上カバー35に取り付けられる。加圧ローラ
16の軸にはツマミ49を設け、ツマミ49は手動で加
圧ローラ16を回転できるようにするためのものであ
る。ガイド板37は転写紙を定着ローラ15と加圧ロー
ラ16間に進入させるためのものである。
【0020】図7および図8は、定着、加圧ローラ1
5,16を支持する本発明の実施例を示す。本実施例で
は、図示するように定着、加圧ローラ15,16の軸長
が異なり、加圧ローラ16、定着ローラ15の順に装着
する誘導溝50は定着軸受部51の部分が側板30を貫
通した溝になっているが、加圧軸受部52は側板30と
は段差を持った軸受部段差溝53が形成されている。図
8では、実線が定着軸受部51の部分を示し、軸受部段
差溝53は定着軸受部51の溝から伸びた長い破線で示
してある。軸受部段差溝53の下方に示した四角の破線
が、加圧軸受部54である。図7では、加圧ローラ16
のローラ外径を加圧軸受部54で受け、加圧スプリング
43で加圧軸受部54を上方向に押し上げている。加圧
軸受部54は、図3及び図6に示した加圧ローラ16に
軸を設けて、その加圧ローラ軸を軸受部54で支持し、
軸受部段差溝53に保持するようにしてもよい。
【0021】かく構成の装置でも、定着ローラ15の定
着軸受部51を、上カバー35に取り付けたローラ加圧
体44で上方向の位置を規定し、上カバー35を閉じる
ことで加圧スプリング43による加圧作用が得られる状
態になる。
【0022】図9および図10は、定着、加圧ローラ1
5,16を支持する別な装着例を示すもので、図9は定
着ユニットの定着、加圧ローラ15,16を定着ユニッ
ト4から取り外す状態であり、図10は、定着、加圧ロ
ーラ15,16を示してないが、定着ユニット4の使用
状態に示したものである。本例では、側板30に定着、
加圧ローラ15,16各々の誘導溝60,61が形成さ
れ、誘導溝60,61はそれぞれ側板30の開口から延
びる小幅に形成された誘導路部、その誘導路部先端に形
成された径が誘導路部より大きい受け穴部とからなって
いる。
【0023】図9に示す状態で、加圧軸受部を加圧す
る、加圧スプリング43のスプリング台座63の軸が開
放され、台座移動切り欠き64に沿ってピン付スプリン
グ台座63が移動し(図4aでは右側に移動)、加圧軸
受部への圧力が解除されて、加圧ローラ16が加圧ロー
ラ誘導溝61に沿って移動し易くなる。加圧ローラ16
が外されると、加圧ローラ16で圧力がかけられてい
た、定着ローラ15も定着ローラ誘導溝60に沿って移
動できるようになる。
【0024】定着、加圧ローラ15,16は、その軸受
15a,16aが誘導溝60,61に沿って移動し、軸
受15a,16aはともに小判形に形成されている。こ
の小判形の軸受15a,16aは、軸受本体の短方向が
誘導溝60,61の幅と同等か若干小さく、軸受本体の
長手方向が誘導溝60,61の幅より大きく設定されて
いる。そして、軸受15a,16aが所定位置に挿入さ
れ、定着ユニット4を回動支点62を中心に回動する
と、図10に示すように、定着、加圧ローラ15,16
は、誘導溝60,61で方向が決められて使用状態にな
る。このとき、ピン付スプリング台座63が側板30の
底面に一致して、加圧スプリング43が加圧ローラ16
の軸受16aに圧力が加える。そして、定着ローラ15
も側板30の定着ローラ誘導溝60形状で上方の位置が
規定されて、両ローラに圧力が掛かるようになる。
【0025】かくして、定着、加圧ローラ15,16を
着脱するときには定着ユニット4を回動して上から操作
でき、装着後、定着ユニット4を回動すれば、定着ユニ
ット4が使用状態になる。
【0026】このとき、定着、加圧ローラ15,16の
小判形軸受15a,16aに、図11に示すような、向
き変え可能なねじりバー65付きの小判形軸受を使う
と、軸受が誘導溝60,61にきっちりはまり込めるよ
うに、小判形の軸受15a,16aの方向を決められ
る。図11は、ねじりバー65付きの小判形軸受15
a,16aの斜視図で、図12は、その軸受15a,1
6aをローラ軸にセットして、側板30に取り付けた断
面図である。ねじりバー65は軸受に接着され、図では
ねじりバー65が軸通しの部分に貫通していて、ねじり
バー65を手で任意の方向に向けられる。
【0027】図13および図14は、ヒータ17の保護
をする部材の一例について説明するものである。図13
は、ヒータ17に2個のスペース確保部材70を設けた
ものである。スペース確保部材70はワイヤ状で耐熱性
のある材料からなり、ヒータ17と同心円の外円を作
り、その同心円に放射状に確保骨71を設けてヒータ1
7に固定している。スペース確保部材70は、ヒータ1
7を落したときに、クッションになる強度を持ち、ヒー
タ17にスペース確保部材を付けたまま、定着ローラ1
5内に納められ、ヒータ17を発熱させる際も、その状
態で使用することができる。図14は、スペース確保部
材70の同心円の丸の外径L1が、定着ローラ15の内
径L2より小さく、スペース確保部材70が定着ローラ
15内に納まる関係を示している。スペース確保部材7
に可とう性のある材料からなり、またスペース確保部材
70の形状は、ヒータ17を落したときのクッションに
なれば、図13に限るものではない。
【0028】
【発明の効果】上記構成によれば、本発明は部品やユニ
ットを装着する側板に装着し易くするため、部品やユニ
ットの側辺部にピン、軸等を設け、側板にピン、軸等を
誘導して固定位置まで落し込む誘導溝を設けているの
で、電子写真方式を用いる作像要素の部品類を、機能別
にユニットにまとめた構成の装置で、ユニットを再使用
または再利用する際、ユニット内の部品類の組み付け
や、分解しやすくなる。
【0029】さらに、部品やユニットの側辺部にピン、
軸等を設け、部品やユニットを装着する側板にピン、軸
等を固定する軸受を設け、その側板の軸受部分で、側板
が分割できる分割面が形成されているので、装着部材の
組み付けや、分解が簡単になり、組み付けコストを下げ
られるだけでなく、ユニット等の再使用や再利用がしや
すくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される画像形成装置の概略図であ
る。
【図2】その作像ユニットの装着時を示す斜視図であ
る。
【図3】本発明の定着ユニットを示す斜視図である。
【図4】その定着ユニットの他方向から見た斜視図であ
る。
【図5】図3の定着ユニットの断面図である。
【図6】図3の定着ユニットの側面図である。
【図7】図3の変形例を示す定着ユニットの断面図であ
る。
【図8】その定着ユニットの側面図である。
【図9】本発明の別の実施例を示す定着ユニットの説明
図である。
【図10】その定着ユニットの使用時を示す説明図であ
る。
【図11】図9の実施例の軸受を示す斜視図である。
【図12】図11の軸受の断面図である。
【図13】ヒータの保護をする部材の一例を示す斜視図
である。
【図14】図13のヒータを保護する部材と定着ローラ
の関係を説明する説明図である。
【符号の説明】
4 定着ユニット 15 定着ローラ 16 加圧ローラ 30 側板 31,50, 誘導溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢野 英俊 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 河田 康雄 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 来住 文男 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 川嶋 保宏 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 平5−94110(JP,A) 特開 平3−145684(JP,A) 特開 平2−10392(JP,A) 特開 昭57−189167(JP,A) 特開 平1−292387(JP,A) 実開 昭62−120767(JP,U) 実開 昭61−104472(JP,U) 実開 平2−148161(JP,U) 実開 昭63−109966(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/20 G03G 15/00 550 G03G 21/16

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒータを有する定着ローラと、該定着ロ
    ーラに圧接される加圧ローラと有し、これら定着ローラ
    及び加圧ローラが定着ユニットの枠体に支持される画像
    形成装置において、 前記定着ローラと前記加圧ローラの軸長が異なり、前記
    定着ユニットの枠体には上方より前記定着ローラと前記
    加圧ローラが装着される誘導溝が形成され、該誘導溝に
    は軸方向において上方より下方が短くした段差が形成さ
    れ、前記定着ローラと前記加圧ローラのうち、軸長の短
    いローラから前記誘導溝に装着することを特徴とする画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項2に記載の画像形成装置におい
    て、前記誘導溝には装着した前記定着ローラと加圧ロー
    ラのうち、下方のローラを上方のローラに圧接させる弾
    性部材が設けられていることを特徴とする画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、前記定着ユニットの枠体には誘導溝に装着した前記
    定着ローラと加圧ローラのうち、上方のローラを上から
    押さえて位置を規制するローラ加圧体が設けられている
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、前記定着ローラに設けられたヒータがローラ内部を
    貫通するように配置され、該ヒータには前記定着ローラ
    の内面とのスペースを確保してヒータを保護するヒータ
    保護部材が装着されていることを特徴とする画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の画像形成装置におい
    て、前記ヒータがセラミック性の加熱体であることを特
    徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、前記定着ユニットの枠体には前記定着ローラの周面
    に摺接する分離爪用の誘導溝が設けられ、該分離爪用誘
    導溝は装着する分離爪が徐々に定着ローラへ近づく方向
    に傾斜して形成されていることを特徴とする画像形成装
    置。
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