JP3342972B2 - 含油軸受用耐摩耗性焼結合金 - Google Patents
含油軸受用耐摩耗性焼結合金Info
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Description
受のように高荷重で用いる場合に、優れた耐摩耗性を発
揮する含油軸受用焼結合金に関するものである。
としては、切削加工した一般構造用炭素鋼に焼き入れお
よび焼き戻しを行ったものや、同様な合金組成および金
属組織の焼結含油合金が使用されている。マルテンサイ
ト組織の炭素鋼は、高荷重下の摺動において優れた耐摩
耗性を示すためである。
者の構造用炭素鋼に比べて潤滑油の補給頻度が少なくて
済む半面、強度および見掛け硬さが低く、摩耗量が比較
的大きくなる欠点があった。上記の欠点を解決するた
め、鉄合金基地を強化する元素を添加した焼結合金鋼が
考えられるが、そのような合金は硬い金属間化合物が多
く存在するため、見掛け硬さが高くなり過ぎ、摺動中に
相手部材を攻撃して摩耗させるので望ましくない。この
発明は、軸受自体の摩耗が少なく、かつ摺動する相手部
材を摩耗させ難い性質を有する高面圧用の含油軸受用焼
結合金を得ることを目的とするものである。
め、この発明の軸受用焼結合金は、合金の組織が、マル
テンサイトまたはマルテンサイトとトルースタイトの鉄
炭素合金基地中に、Cu粒子またはCu合金粒子が分散し
ており、Cu含有量が7〜30重量%であると共に、前
記鉄炭素合金基地より硬質な相として、組成が重量比で
(1)C:0.6〜1.7%、Cr:3〜5%、W:1〜
20%、V:0.5〜6%を含有するFe基合金粒子、
(2)C:0.6〜 1.7%、Cr:3〜5%、W:1〜
20%、V:0.5〜6%、MoまたはCoの少なくとも
1種:20%以下を含有するFe基合金粒子、(3)M
o:55〜70%を含有するMo−Fe合金粒子、ならび
に(4)Cr:5〜15%、Mo:20〜 40%、Si:
1〜5%を含有するCo基合金粒子、から選ばれるいず
れかの合金粒子5〜30重量%が分散しており、かつそ
の合金の気孔率が8〜30%であることを特徴とするも
のである。
成は重量%である。 (A)鉄炭素合金基地 基地は、従来技術で実証されているマルテンサイトを主
とする組織の鉄炭素系合金である。鉄の不可避不純物と
しては、鉄粉中に通常含まれているMnおよびSiが挙げ
られる。Cr、Mo、V等の炭化物生成元素は添加されて
いない。Cは、黒鉛の形で添加され、焼結時にFe中に
拡散して炭素鋼となり、焼き入れおよび焼戻しによって
マルテンサイト中に一部トルースタイトが認められる組
織となって、適度に強固な基地が形成される。試験荷重
25gfによるマイクロビッカース硬さは約450〜7
50程度である。鉄炭素系合金基地中のC量が0.3%
未満の添加量では、強度の向上はあまり期待できない。
また、1.5%を越えると硬さが増大して相手摺動材へ
の攻撃性が高まり、強度もあまり期待できない。これら
の点を考慮してCの添加量を0.3〜1.5%とする。
は、相手材への攻撃を抑える作用をする。Cuの添加に
おいては、Cu溶浸による方法では気孔を封鎖し、含油
能力を低下させるので、銅粉の形で添加することが必要
である。銅粉を用いると、焼結時に溶融した場合でも、
流出孔が形成されるので、含油能力が損なわれることは
ない。Cuは、焼結中に一部は鉄基地に拡散し、一部は
鉄を溶かし込んで銅合金となり、冷却すると基地にCu
またはCu合金相の形で分散した組織状態になる。用い
られる銅粉は、粒度が市販の100メッシュ以下のもの
でも、350メッシュ以下の量が70〜80重量%程度
のものであっても同様な作用および効果を示す。Cuの
添加量は、7%未満であるとCuがFeの中に拡散して、
Cu相またはCu合金相の量が少なすぎるため、相手摺動
材への攻撃を抑える効果は小さい。また、30%を越え
て添加した場合には、相手摺動材への攻撃を抑える効果
は高いが、基地強度を低下させる。従って、Cuの添加
量は7〜30%とする。なお、好ましくは10〜20%
であり、さらに好ましくは16〜18%である。
相が分散した状態の組織に加えて、マルテンサイト基地
より硬さの高い合金粒子を適当量分散して含有させる
と、硬質合金粒子が基地の塑性変形を低減し、すべり摺
動時に基地合金にかかる負担が低減されて、優れた耐摩
耗性を示す焼結含油軸受合金が得られる。硬質合金粒子
の添加量が5%未満では摩耗量低減の効果が顕著でな
く、30%を越えると相手摺動材への攻撃が大きくなる
ために、硬質粒子の量は5〜30%とする。但し、硬質
合金粒子は、焼結中に変質を起こし難く、かつ焼結後に
高い硬さを有する合金となることが必要である。不適当
な例としては、高炭素工具鋼のように、焼結中に周辺の
基地に炭素が拡散して硬さが均一化してしまうものや、
Ni基硬質合金のように、相互拡散せずに硬質合金から
周辺基地部へ一方的な拡散を起こして硬質合金の硬さが
低下し、周辺基地との固着性が悪くなるものなどが挙げ
られる。好ましい硬質合金粒子としては、以下の4種類
が挙げられる。 (1)C:0.6〜1.7%、Cr:3〜5%、W:1〜
20%、V:0.5〜6%を含有するFe基合金。この合
金は、炭化物を形成する元素としてCr、W、Vを含む
高速度工具鋼(ハイス)に相当する組成であり、合金粉
の形で添加される。 (2)C:0.6〜1.7%、Cr:3〜5%、W:1〜
20%、V:0.5〜6%、MoまたはCoの少なくとも
1種:20%以下を含有するFe基合金。この合金は、
MoまたはCoを含む高速度工具鋼(ハイス)に相当する
組成であり、合金粉の形で添加される。 (3)Mo:55〜70%を含有するMo−Fe合金。こ
の合金は、JIS規格のフェロモリブデンに相当する組
成であり、Moの含有量が少ないと満足し得る硬さが得
られず、含有量が多いと硬さが高くなりすぎて相手材に
対する攻撃性を増すため、Moを55%〜70%とす
る。炭素含有量が少ないフェロモリブデン粉の形で添加
される。 (4)Cr:5〜15%、Mo:20〜40%、Si:1
〜5%を含有するCo基合金。この合金としては、肉盛
り溶射用に市販されている耐熱耐摩耗性合金粉(例え
ば、キャボット社製、商品名:コバメット)が挙げられ
る。
未満では含浸する油の量および摺動中に滲み出る油の量
が少なく、所望の潤滑効果が得られない。気孔率が30
%を越えると、焼結合金の強度が低下し、摩耗量が大き
くなるために、気孔率は8〜30%とする。
る。配合割合および組成は重量%である。まず、下記の
各粉末を準備した。 (1) アトマイズ鉄粉:粒度100メッシュ以下((株)神
戸製鋼所製:300M) (2) 電解銅粉:粒度100メッシュ以下(福田金属箔粉
工業(株)製:CE56) (3) 黒鉛粉:粒度200メッシュ以下 (4) 合金粉A:高速度工具鋼SKH2相当組成、粒度2
00メッシュ以下、組成Fe−4%Cr−18%W−1%
V−0.8%C (5) 合金粉B:高速度工具鋼SKH51相当組成、粒度
200メッシュ以下、組成Fe−4%Cr−5%Mo−6
%W−1%V−0.8%C、 (6) 合金粉C:組成Fe−65%Mo、粒度200メッシ
ュ以下、 (7) 合金粉D:組成Co−8.5%Cr−28%Mo−2.
5%Si、粒度200メッシュ以下(キャボット社製、
商品名:コバメット)、 (8) ステアリン酸亜鉛粉
添加混合した粉末に、所定量の各種の硬質合金粉、黒鉛
粉および1%のステアリン酸亜鉛粉を添加して混合し
た。各混合粉を成形圧力2〜4ton/cm2で、円筒形状に
圧粉成形し、成形体はアンモニア分解ガス雰囲気中にお
いて1100℃で焼結を行った。各焼結体を温度850
℃の浸炭雰囲気中で60分間保持した後、焼き入れを行
い、180℃で40分間焼き戻しを行った後、切削加工
により軸受形状に成形した。含浸させた潤滑油はISO
VG56相当のタービン油である。各試料の金属組織
は、基地部分がマルテンサイトであり、基地部分の粒子
界に銅色の相が分散し、硬質合金粉を添加したものは、
添加量にほぼ見合う面積で硬質合金相が分散しており、
また気孔が認められた。硬質合金粒子のマイクロビッカ
ース硬さ(試験荷重25gf)は、合金粉AおよびBは
800〜900、合金粉Cは1400〜1500、合金
粉Dは850〜950である。軸受試料は各材料共に密
度比を80%(気孔率20%)とし、軸受試験機を用い
て100時間連続運転を行い、軸受および回転軸の摩耗
量を測定した。用いた回転軸は機械構造用炭素鋼S45
C材に焼き入れおよび焼戻しを行ったものであり、表面
硬さはHRC55である。試験機の運転条件は、周速1
5m/min、面圧30MPaである。表1に、硬質合金粉の
添加量、全体組成、軸受および軸の摩耗量を示す。
試料番号13〜15が比較試料である。試料13は硬質
合金粉を含まないもの、試料14は硬質合金粉が少ない
もの、および試料15は硬質合金粉を過剰に含むもので
ある。本発明に係る試料1〜12は、軸受と軸の摩耗量
が少ないことが判る。試料4〜6および13〜15のデ
ータは、硬質合金粒子の量と摩耗量との関係を示してお
り、硬質粒子のないもの(試料13)および硬質粒子の
少ないもの(試料14)は軸受自身の摩耗が大きく、そ
れにより軸の摩耗も大きくなっている。硬質粒子量が4
0%の試料15は、軸の摩耗量が大きく、その結果軸受
の摩耗量も大きい傾向を示している。すなわち、相手材
を攻撃する性質があることが判る。
料5と同じ合金粉B(SKH51相当)20%を用い、
銅粉の添加量を0〜35%の範囲で変化させた組成の軸
受試料を作製し、軸受試験を行った。試料の作製手順お
よび軸受試験方法は前記実施例と同様である。表2に、
Cu含有量と軸受および軸の摩耗量の関係を示す。
合金粒子が分散した組織を有し、銅相を含まないもので
ある。硬質粒子が分散していることにより、表1に示す
試料13の銅粒子のみを分散させた合金より摩耗量が少
ない。試料16に比べて、Cu5%の試料17は、軸受
および軸の摩耗量が減少しているが、試料16と試料1
8の摩耗量の差が大きいことから判るように、Cu量に
対する摩耗量の変化率が大きく、Cuの減少と共に摩耗
量が大きくなるので好ましくない。耐摩耗性の向上は、
Cuを含有することにより基地が強化されたこと、およ
び相手材を攻撃しない作用が現れていることによるもの
と考えられる。Cuの量が7〜25%では、軸受、軸共
に摩耗が少ない。すなわち、銅相は摺動材になじみ性を
付与していることが判る。Cuの量が30%より多くな
ると、軸を摩耗させないが、軸受摩耗量が増加する傾向
を示す。合金全体の組織構成に占める軟質な銅相が多く
なるためと考えられる。Cuの量が35%では、軸受摩
耗量が増大することが判る。また、Cuの量が30%を
越えると、焼結による寸法変化が大きくなるので好まし
くない。なお、銅粉の粒度が250メッシュ以下のもの
(福田金属箔粉工業(株)製:CE15)を用いて製作し
た合金、ならびに焼結温度を1080℃および1150
℃として製作した合金においても摩耗特性は同様な傾向
を示した。
摺動に優れた性能を発揮する鉄炭素系のマルテンサイト
基地に、摺動なじみ性のよい銅相または銅合金相と、耐
摩耗性のよい前記マルテンサイトより硬質な合金粒子と
が分散した複合組織からなるものであり、高面圧下にお
いて、軸受自体が優れた耐摩耗性を有すると共に、相手
材に対する攻撃性が低いため、給油することなく長時間
使用することができ、軸受要素の保守を省略し得る効果
が得られる。
Claims (5)
- 【請求項1】 全体組成が重量比でC:0.225〜1.
45%、Cr:0.1〜1.5%、W:0.05〜6%、
V:0.02〜1.8%、Cu:7〜30%、ならびに残
部のFeおよび不可避不純物からなる合金であって、そ
の合金の組織は、マルテンサイト基地中に、Cu粒子ま
たはCu合金粒子が分散していると共に、前記マルテン
サイト基地より硬質で、組成が重量比でC:0.6〜1.
7%、Cr:3〜5%、W:1〜20%、V:0.5〜6
%を含有するFe基合金の粒子5〜30重量%が分散し
ており、かつその合金の気孔率が8〜30%であること
を特徴とする含油軸受用耐摩耗性焼結合金。 - 【請求項2】 全体組成が重量比でC:0.225〜1.
45%、Cr:0.1〜1.5%、W:0.05〜6%、
V:0.02〜1.8%、Cu:7〜30%、Moまたは
Coの少なくとも1種:6%以下、ならびに残部のFeお
よび不可避不純物からなり、その合金の組織は、マルテ
ンサイト基地中に、Cu粒子またはCu合金粒子が分散し
ていると共に、前記マルテンサイト基地より硬質で、組
成が重量比でC:0.6〜1.7%、Cr:3〜5%、
W:1〜20%、V:0.5〜6%、MoまたはCoの少
なくとも1種:20%以下を含有するFe基合金の粒子
5〜30重量%が分散しており、かつその合金の気孔率
が8〜30%であることを特徴とする含油軸受用耐摩耗
性焼結合金。 - 【請求項3】 全体組成が重量比でC:0.12〜1.3
2%、Mo:2.8〜21%、Cu:7〜30%、ならび
に残部のFeおよび不可避不純物からなり、その合金の
組織は、マルテンサイト基地中に、Cu粒子またはCu合
金粒子が分散していると共に、前記マルテンサイト基地
より硬質で、組成が重量比でMo:55〜70%を含有
するMo−Fe合金の粒子5〜30重量%が分散してお
り、かつその合金の気孔率が8〜30%であることを特
徴とする含油軸受用耐摩耗性焼結合金。 - 【請求項4】 全体組成が重量比でC:0.12〜1.3
2%、Cr:0.2〜4.5%、Mo:1〜12%、Si:
0.05〜1.5%、Co:2〜22.2%、Cu:7〜3
0%、ならびに残部のFeおよび不可避不純物からな
り、その合金の組織は、マルテンサイト基地中に、Cu
粒子またはCu合金粒子が分散していると共に、前記マ
ルテンサイト基地より硬質で、組成が重量比でCr:5
〜15%、Mo:20〜40%、Si:1〜5%を含有す
るCo基合金の粒子5〜30重量%が分散しており、か
つその合金の気孔率が8〜30%であることを特徴とす
る含油軸受用耐摩耗性焼結合金。 - 【請求項5】 前記マルテンサイト基地中にトルースタ
イトが分散することを特徴とする請求項1ないし4のい
ずれかに記載の含油軸受用耐摩耗性焼結合金。
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