JP2661045B2 - 摺動特性のすぐれたFe基焼結合金 - Google Patents

摺動特性のすぐれたFe基焼結合金

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JP2661045B2
JP2661045B2 JP62153162A JP15316287A JP2661045B2 JP 2661045 B2 JP2661045 B2 JP 2661045B2 JP 62153162 A JP62153162 A JP 62153162A JP 15316287 A JP15316287 A JP 15316287A JP 2661045 B2 JP2661045 B2 JP 2661045B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ロータリーコンプレッサー用ベーン、内
燃機関用ロッカーアームチップ、バルブガイドなどとし
て用いた場合にすぐれた摺動特性を示し、とくに相手部
材が比較的軟質材であっても相手攻撃性がきわめて低
く、かつ自身もすぐれた耐摩耗性を発揮するFe基焼結合
金に関するものである。 〔従来の技術〕 従来、上記のような摺動部材の製造には、特殊鋳鉄や
高速度鋼、あるいは素地にCrやNbなどの炭化物を分散さ
せたFe基焼結合金などが用いられている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし、鋳鉄では摺動特性は優れるものの、耐摩耗性
が不足し、一方、高速度鋼や従来のFe基焼結合金では素
地に分散した炭化物が高硬度のため、相手部材が軟質な
ものであると、これを著しく損傷するという問題点があ
った。 〔問題点を解決するための手段〕 そこで、本発明者等は、上述のような観点から、従来
の摺動部材として用いられている上記材料のもつ問題点
を解決すべく研究を行なった結果、硬質相としてFe−Mo
の金属間化合物相とフェライト相との2相組織を有する
FeMo複相硬質粒子、さらに必要に応じて実質的に単相の
FeCr硬質粒子をFe基焼結合金マトリックス中に分散させ
ると所望の特性が得られるという知見を得たのである。 すなわち、第2図の倍率:1000倍の走査型電子顕微鏡
写真には、マトリックス中に分散した1個のFeMoの複相
硬質粒子が写されており、上記1個のFeMo複相硬質粒子
の内部は、白い部分のFe−Moの金属間化合物相と黒い部
分のフェライト相の2相組織となっていることがわか
る。かかる2相組織を有するFeMo複相硬質粒子がマトリ
ックス中に分散することにより所望の特性が得られると
いう知見を得たのである。 この発明は、かかる知見にもとづいてなされたもので
あって、 (1) C:0.3〜2%、 Mo:2〜20%、 Feおよび不可避不純物:残り、 からなる組成(以上重量%)を有するFe基焼結合金のマ
トリックス中に、 Fe−Moの金属間化合物相とフエライト相との2相組織
を有するFeMo複相硬質粒子が面積比率で3〜30%分散し
ている組織を有する摺動特性のすぐれたFe基焼結合金、 (2) C:0.3〜2%、 Mo:2〜20%、 Ni,CoおよびCuのうち1種または2種以上:0.1〜10%、 Feおよび不可避不純物:残り、 からなる組成(以上重量%)を有するFe基焼結合金のマ
トリックス中に、 Fe−Moの金属間化合物相とフェライト相との2相組織
を有するFeMo複相硬質粒子が面積比率で3〜30%分散し
ている組織を有する摺動特性のすぐれたFe基焼結合金、 (3) C:0.3〜2%、 Mo:2〜20%、 Cr:0.1〜10%、 Feおよび不可避不純物:残り、 からなる組成(以上重量%)を有するFe基焼結合金のマ
トリックス中に、 Fe−Moの金属間化合物相とフェライト相との2相組織
を有するFeMo複相硬質粒子が面積比率で3〜30%、およ
び、実質的に単相のFeCr硬質粒子が面積比率で0.1〜15
%、それぞれ分散している組織を有する摺動特性のすぐ
れたFe基焼結合金、 (4) C:0.3〜2%、 Mo:2〜20%、 Cr:0.1〜10%、 Ni,CoおよびCuのうち1種または2種以上:0.1〜10%、 Feおよび不可避不純物:残り、 からなる組成(以上重量%)を有するFe基焼結合金のマ
トリックス中に、 Fe−Moの金属間化合物相とフエライト相との2相組織
を有するFeMo複相硬質粒子が面積比率で3〜30%、およ
び実質的に単相のFeCr硬質粒子が面積比率で0.1〜15
%、それぞれ分散している組織を有する摺動特性のすぐ
れたFe基焼結合金に特徴を有するものである。 つぎに、この発明のFe基焼結合金の成分組成および硬
質粒子の分割割合を上記の如く限定した理由について詳
述する。 (a) C Cは、マトリックスに固溶して合金強度を高め、さら
に焼入性を高めて合金硬度を高める作用を有するが、そ
の含有量が0.3未満では所望の効果が得られず、一方、
2%を越えて含有させると炭化物形成元素のMoやCrと反
応して多量の炭化物を形成するようになるので相手攻撃
性が増大する。 (b) Mo Moは、主としてFeMoの複相硬質粒子の成分として添加
され、適度な硬さのFe−Mo硬質相を形成して合金に耐摩
耗性を付与すると共に、一部はマトリックスに固溶して
合金強度を高める作用を有するが、その含有量が2%未
満では所望の耐摩耗性が得られず、一方、20%を越えて
含有させると硬質粒子の分散量が多くなりすぎて合金強
度が低下する。 (c) FeMo複相硬質粒子 Fe−Mo金属間化合物相は、ビッカース硬さで700〜150
0程度の硬度を有し、耐摩耗性を高める作用を有する
が、Fe−Mo金属間化合物相の単相硬質粒子ではやや相手
攻撃性があると共に、マトリックスとの接合強度がやや
低いので、硬質粒子との脱落を生じる場合がある。その
ため硬質粒子をFe−Mo金属間化合物相とフェライト相と
の2相組織とするとフェライト相が軟質のためと思われ
るが、これらの問題が解決され、相手攻撃性が低くかつ
耐摩耗性が優れた合金が得られ、またフェライトとマト
リックスとの接合強度が高いので硬質粒子の脱落も生じ
ない。 FeMo複相硬質粒子の分散量が面積比率で3%未満では
所望の耐摩耗性が得られず、一方、30%を越えると合金
強度が低下する。 なお、上記Fe−Mo金属間化合物相とフェライト相との
2相組織を有するFeMo複相硬質粒子は、重量%で30〜50
%のMoを含有するFe−Mo合金の溶湯を急冷凝固すること
によって作るのが好ましい。 (d) Ni,Co,Cu これらの成分は、マトリックス中に固溶して合金強度
を高める作用を有するので、必要に応じて添加するが、
その含有量が0.1%未満では所望の効果が得られず、一
方、10%を越えて含有させても、その効果が飽和し、そ
れら成分の含有量が増えるだけである。 (e) Cr Crは、主としてFeCr硬質粒子の成分として添加され、
硬質は上記FeMo硬質粒子より低いが、適度な酸性雰囲気
下では酸化被膜を形成して摺動特性を高めたり、合金に
耐食性を与えるなどの作用を有するので、必要に応じて
添加するが、その添加量が0.1%未満では所望の効果が
得られず、一方、10%を越えて含有させるとFeCr硬質粒
子の分散量が多くなりすぎて合金強度が低下する。 (f) FeCr硬質粒子 上記のように、FeCr硬質粒子は、FeMo硬質粒子よりや
や低硬度のため、耐摩耗性の向上効果はやや劣るが、適
度な酸化性雰囲気下では酸化被膜を形成して摺動特性を
高める作用を有するので必要に応じて添加するが、その
添加量が面積比率で0.1%未満では所望の効果が得られ
ず、一方、15%を越えると合金の強度が低下する。 なお、Fe−Cr系では、Fe−Mo系と異なり、約800℃以
下でないと化合物を生成しないので、実質的に単相の組
織となる。またFeCr硬質粒子は搗砕粉でもよいが、重量
%で20〜50%程度のCrを含有するFe−Cr合金の溶湯を急
冷凝固することによって作るのが好ましい。 この発明の合金は、通常の粉末冶金法にって製造でき
るが、特に高密度を要する場合には、鍛造によって高密
度にしたり、P,B等の添加によって液相焼結を行なうこ
ともできる。 Fe基焼結合金のマトリックス中に、Fe−Moの金属間化
合物相とフェライト相との2相組織を有するFeMo複相硬
質粒子および単相のFeCr硬質粒子を分散させた組織は、
予め上記FeMo複相硬質粒子およびFeCr硬質粒子を原料粉
末として製造しておき、これら硬質粒子をその他の原料
粉末に配合して均一に混合し、プレスして焼結すること
により得られる。 〔実施例〕 つぎに、この発明を実施例により具体的に説明する。 原料粉末として、 水アトマイズ法により製造した粒度:−100メッシュ
の、 Fe−0.5%Mo−1%Ni合金粉末、 Fe−40%Moの組成を有する金属間化合物相とフェライ
ト相の2相組織を有するFeMo複相硬質粒子(以下、単に
FeMo複相硬質粒子という)、 Fe−30%Crの組成の単相組織を有するFeCr硬質粒子、 純Fe粉、およびFe−1%Cr−0.5%Ni合金粉末、 さらに、 粒度:−250メッシュのグラファイト粉末、 平均粒径:20μmのCu粉末、 平均粒径:2μmのNi粉末、 平均粒径:1μmのCo粉末、および、 粒度:−100メッシュのFe−60%Moの組成を有する単
相金属間化合物からなるFeMo搗砕粉、をそれぞれ用意
し、これら粉末を第1表に示される成分組成、FeMo複相
硬質粒子分散割合およびFeCr硬質粒子分散割合となるよ
うに配合して混合し、これらの混合粉末をブロック状お
よびリング状凹部を有する金型に装入し、6ton/cm2の圧
力でプレス成形した。得られた成形体を5×10-2torrの
真空中で、温度:1100〜1170℃に加熱して焼結した。こ
れら焼結体をさらに800〜950℃で焼入れし180〜250℃で
焼戻し処理を施して、第1表の本発明焼結合金1〜14お
よび比較焼結合金1〜6からなるブロックおよびリング
を、ブロックは10個づつ合計200個、リングは1個づつ
合計20個それぞれ成形した。 さらに、比較のために、従来の摺動部材である特殊鋳
鉄(ロックウェルCスケール硬さ:57)および高速度鋼S
KH9(ロックウェルCケース硬さ:63)からなるブロック
およびリングも作成した。 作成した上記ブロックおよびリングの寸法は次の通り
である。 ブロックの寸法、 たて:10mm×横:10mm×長さ:30mm、 リングの寸法、 外径:40mm×内径:20mm×幅:15mm、 上記本発明焼結合金1〜14および比較焼結合金1〜6
のブロックの密度を測定し、確認のために表面を研摩し
て金属顕微鏡によりFeMo複相硬質粒子およびFeCr硬質粒
子の分散割合を測定し、さらに抗折試験も行って、これ
らの結果を第1表を示した。 さらに、上記ブロックおよびリングを用いて耐摩耗性
および相手部材に対する攻撃性の試験も行なった。 第1図は、耐摩耗性および相手部材に対する攻撃性を
試験するための方法を示す概略図であり、1はブロッ
ク、2はリング、3は潤滑油である。 (1) 耐摩耗試験、 本発明焼結合金1〜14、比較焼結合金1〜6、上記特
殊鋳鉄および高速度鋼からなるブロックをそれぞれ第1
図のブロック1の位置に設け、一方、熱処理したねずみ
鋳鉄FC30(ロックウェルCスケール硬さ:60)からなる
リング2を第1図のようにブロック1と接するように組
合せ、上記ブロック1に荷重:20kgをかけ、冷凍機油を
潤滑油3として供給しながら、摺動速度:3.5m/秒、試験
時間:20時間の条件でリング2を回転せしめ、ブロック
1の最大摩耗深さを測定し、これらの測定結果を第1表
に示した。 (2) 相手部材に対する攻撃性試験、 ブロック1を共晶黒鉛鋳鉄(ビッカース硬さ:150)で
作成し、上記ブロック1と上記本発明焼結合金1〜14、
比較焼結合金1〜6、特殊鋳鉄および高速度鋼でそれぞ
れ作成したリングを第1図のリング2として第1図に示
されるように組合せ、ブロック1に荷重:40kgをかけ、
冷凍機油の潤滑油3を供給しながらリング2を摺動速
度:3.5m/秒、試験時間:20時間の条件で回転せしめ、共
晶黒鉛鋳鉄製ブロック1の最大摩耗深さを測定した。 これらの測定結果も第1表に示した。 第1表に示された結果から明らかなように、C:0.3〜
2%の範囲を外れると抗折力が低下し、耐摩耗性も低下
する。Moが2%未満ではFeMo複相硬質粒子分散割合もこ
の発明の面積比率より小さくなり耐摩耗性も低下する。
逆にMoが20%を越えて含有されると耐摩耗性は向上する
が、相手部材に対する攻撃が著しく、この傾向はCr含有
量および単相FeCr硬質粒子の分散割合がこの発明の範囲
を越えている場合にも顕著に表われている。 したがって、この発明のFe基焼結合金では、成分組
成、Fe−Moの金属間化合物相とフェライト相との2相組
織を有するFeMo複相硬質粒子および単相のFeCr硬質粒子
が、明細書記載の条件を満足することにより、密度、抗
折力、耐摩耗性に優れ、相手部材に対する攻撃性の少な
いFe基焼結合金が得られるの である。 〔発明の効果〕 この発明のFe基焼結合金は、密度および抗折力が高
く、耐摩耗性があり、同時に相手部材に対する攻撃性が
小さいので、このFe基焼結合金を用いてロータリーコン
プレッサー用ベーン、内燃機関用ロッカーアームチッ
プ、バルブガイド等の摺動部品を製造すると、上記摺動
部品自身の寿命ばかりでなく、上記摺動部品と接触する
相手部品の寿命も延長でき、したがって、上記部品を組
込んだ装置の寿命も延長できるという産業上すぐれた効
果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は、耐摩耗試験および相手部材の攻撃性試験を実
施する方法を示す概略図、 第2図は、この発明のFe基焼結合金のマトリックス中に
存在するFe−Mo金属間化合物相とフェライト相2相組織
を有する1個のFeMo複相硬質粒子を示す倍率:1000倍の
走査型電子顕微鏡写真である。 1……ブロック、2……リング、 3……潤滑油。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−64855(JP,A) 特開 昭56−51556(JP,A) 特開 昭60−25845(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.C:0.3〜2%、 Mo:2〜20%、 Feおよび不可避不純物:残り、 からなる組成(以上重量%)を有するFe基焼結合金のマ
    トリックス中に、 Fe−Moの金属間化合物とフェライト相との2相組織を有
    するFeMo複相硬質粒子が、 面積比率で3〜30%、 分散している組織を有することを特徴とする摺動特性の
    すぐれたFe基焼結合金。 2.C:0.3〜2%、 Mo:2〜20%、 Ni,CoおよびCuのうち1種または2種以上:0.1〜10%、 Feおよび不可避不純物:残り、 からなる組成(以上重量%)を有するFe基焼結合金のマ
    トリックス中に、 Fe−Moの金属間化合物相とフェライト相との2相組織を
    有するFeMo複相硬質粒子が、 面積比率で3〜30%、 分散している組織を有することを特徴とする摺動特性の
    すぐれたFe基焼結合金。 3.C:0.3〜2%、 Mo:2〜20%、 Cr:0.1〜10%、 Feおよび不可避不純物:残り、 からなる組成(以上重量%)を有するFe基焼結合金のマ
    トリックス中に、 Fe−Moの金属間化合物相とフェライト相との2相組織を
    有するFeMo複相硬質粒子が、 面積比率で3〜30%、 および、実質的に単相のFeCr硬質粒子が、 面積比率で0.1〜15%、 それぞれ分散している組織を有することを特徴とする摺
    動特性のすぐれたFe基焼結合金。 4.C:0.3〜2%、 Mo:2〜20%、 Cr:0.1〜10%、 Ni,CoおよびCuのうち1種または2種以上:0.1〜10%、 Feおよび不可避不純物:残り、 からなる組成(以上重量%)を有するFe基焼結合金のマ
    トリックス中に、 Fe−Moの金属間化合物相とフェライト相との2相組織を
    有するFeMo複相硬質粒子が、 面積比率で3〜30%、 および、実質的に単相のFeCr硬質粒子が、 面積比率で0.1〜15%、 それぞれ分散している組織を有することを特徴とする摺
    動特性のすぐれたFe基焼結合金。
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