JP3342602B2 - データ通信・処理方法及びそのシステム並びにその端末装置 - Google Patents
データ通信・処理方法及びそのシステム並びにその端末装置Info
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Description
ンピュータとの間で公衆(電話)回線を利用して、処理
要求する各種データの送信及び処理したデータの返信等
を行なうためのデータ通信・処理方法、及びそのシステ
ム並びにその端末装置に関する。
末装置として、公衆回線を利用してホストコンピュータ
あるいは他のパーソナルコンピュータとデータ通信を行
なう方法が多用されている。この場合、データ通信用の
網制御装置(NCU)及び変復調器(モデム)を用いる
方法と、音響カプラと電話機を用いた簡便な方法とがあ
る。
では、送信したいデータをパーソナルコンピュータ等の
キーボードからキー入力するか、フロッピディスクある
いはハードディスク等に格納したコードデータを用いな
ければならず、紙に記載したデータ等を送信することは
できなかった。
(FAX)通信を利用し、ファクシミリ装置で読み取っ
た画情報(イメージデータ)を、データ処理センタに設
置されたホストコンピュータあるいはそれと接続したフ
ァックス・サーバにFAX通信によって送信し、それを
受信したホストコンピュータあるいはファックス・サー
バ側で、その画情報から文字等を認識してコードデータ
に変換し、そのデータに基づいてホストコンピュータで
所定の処理を実施して、送信元のファクシミリ装置へF
AX通信によって返信する方法、及びそのシステムも実
現している。
うな公衆回線を利用したFAX通信による従来のデータ
通信・処理方法及びそのシステムでは、端末装置として
使用するファクシミリ装置から送信するデータの形態が
イメージであるため、多くのデータを送信する場合に情
報量が膨大になり、通信時間が長くかかると共に、遠距
離送信すると通信コストの負担が多大になるという問題
があった。
は、処理センタ側で受信した画情報から必要なデータを
認識するため、受信したデータを認識できたかどうか、
認識に誤りがないかどうかをその都度確認し、一部でも
認識できなかった場合は送信元へ問い合わせたりするた
めに、専任のオペレータが必要であり、人件費がかさむ
ばかりか運用面で問題が生じ、24時間受信可能な体制
にするようなことは困難であった。
ためになされたものであり、処理すべきデータとその処
理種別を紙に記載して、その内容をFAX通信により公
衆回線を介してホストコンピュータへ送信でき、そこで
処理された結果をFAX通信で受信できるようにし、し
かも通信時間が短く、通信コストも安価で済むようにす
ることを第1の目的とする。
を確認するための専任のオペレータを不要にし、無人で
24時間受け付けを可能にすることも目的とする。その
ため、端末装置側で送信するデータの確認ができ、その
修正や追加も可能にすることも目的とする。
のようなデータ通信・処理方法を提供する。端末装置に
入力された画情報から処理データと処理種別を認識し、
その認識した処理データと処理種別をそれぞれコードデ
ータに変換し、そのコードデータをフアクシミリ通信に
よって直接あるいはファックスサーバを介してホストコ
ンピュータへ送信する。ホストコンピュータは、受信し
たコードデータから処理データと処理種別を識別し、そ
の識別した処理データに対して処理種別に応じた処理を
実行して、その処理結果をコードデータでフアクシミリ
通信によって直接あるいはファックスサーバを介して端
末装置へ返信する。
理方法も提供する。端末装置に入力された画情報から処
理データと処理種別を認識し、その認識した処理データ
と処理種別をそれぞれコードデータに変換し、そのコー
ドデータをフアクシミリ通信によってファックスサーバ
へ送信する。ファックスサーバは、その端末装置から受
信したコードデータをローカルエリア・ネットワーク通
信によってホストコンピュータへ送信する。
ータから処理データと処理種別を識別し、その識別した
処理データに対して処理種別に応じた処理を実行し、そ
の処理結果をコードデータでローカルエリア・ネットワ
ーク通信によってファツクスサーバへ返信する。ファツ
クスサーバは、ホストコンピュータから受信したコード
データをフアクシミリ通信によって上記端末装置へ送信
する。
端末装置に入力された画情報からOCR処理によって処
理データと処理種別を認識してコードデータに変換し、
その認識結果を表示して該認識結果に対する確認指示が
なされた後、そのコードデータをフアクシミリ通信によ
って送信するようにするとよい。
方法を実施するため、ホストコンピュータと、該ホスト
コンピュータと電話回線を介して接続される端末装置と
からなり、次のような特徴を有するデータ通信・処理シ
ステムも提供する。
報入力手段と、該手段によって入力された画情報から処
理データと処理種別を認識する認識手段と、その認識し
た処理データと処理種別をそれぞれコードデータに変換
するデータ変換手段と、そのコードデータをフアクシミ
リ通信によって前記公衆回線を介して前記ホストコンピ
ュータへ送信すると共に、該ホストコンピュータから返
信されるコードデータを受信するファクシミリ通信手段
とを備える。
置との間でファクシミリ通信によりコードデータの送受
信を行なうファクシミリ通信手段と、該手段によって上
記端末装置から受信したコードデータから処理データと
処理種別を識別する手段と、該手段によって識別した処
理データに対して処理種別に応じた処理を実行するデー
タ処理手段と、該手段による処理結果をコードデータで
上記フアクシミリ通信手段によって上記端末装置へ返信
させる手段とを備える。
ホストコンピュータとローカルエリア・ネットワークを
介して接続されるファックスサーバと、該ファツクスサ
ーバと公衆回線を介して接続される端末装置とからな
り、次のような特徴を有するデータ通信・処理システム
も提供する。
報入力手段と、該手段によって入力された画情報から処
理データと処理種別を認識する認識手段と、その認識し
た処理データと処理種別をそれぞれコードデータに変換
するデータ変換手段と、そのコードデータをフアクシミ
リ通信によって前記公衆回線を介して前記ファツクスサ
ーバへ送信すると共に、該ファツクスサーバから返信さ
れるコードデータを受信するファクシミリ通信手段とを
備える。
との間でファクシミリ通信によりコードデータの送受信
を行なうファクシミリ通信手段と、前記ホストコンピュ
ータとの間でローカルエリア・ネットワーク通信により
コードデータの送受信を行なうLAN通信手段とを備え
る。
クスサーバとの間でローカルエリア・ネットワーク通信
によりコードデータの送受信を行なうLAN通信手段
と、該手段によって上記ファツクスサーバから受信した
コードデータから処理データと処理種別を識別する手段
と、該手段によって識別した処理データに対して処理種
別に応じた処理を実行するデータ処理手段と、該手段に
よる処理結果をコードデータで前記LAN通信手段によ
って前記ファツクスサーバへ返信させる手段とを備え
る。
て、上記端末装置の認識手段とデータ変換手段が、画像
報入力手段によって入力された画情報に対してOCR処
理を実行し、処理データと処理種別を認識してコードデ
ータに変換するOCR手段であるとよい。
ステムの端末装置として、画情報を入力する画情報入力
手段と、該手段によって入力された画情報から処理デー
タと処理種別を認識する認識手段と、その認識した処理
データと処理種別をそれぞれコードデータに変換するデ
ータ変換手段と、そのコードデータをフアクシミリ通信
によって前記公衆回線を介してホストコンピュータ又は
ファツクスサーバへ送信すると共に、該ホストコンピュ
ータ又はファツクスサーバから返信されるコードデータ
を受信するファクシミリ通信手段とを備えた端末装置も
提供する。
ータ変換手段が、画情報入力手段によって入力された画
情報に対してOCR処理を実行し、処理データと処理種
別を認識してコードデータに変換するOCR手段である
とよい。そして、そのOCR手段による認識結果を表示
する認識結果表示手段と、該認識結果に対する確認指示
を入力する確認指示入力手段とを備え、該確認指示入力
手段によって確認指示が入力された後、上記OCR手段
によって変換されたコードデータをフアクシミリ通信に
よって送信するように構成するとよい。さらに、上記O
CR手段による認識結果を修正する手段を備えるのが望
ましい。
システムによれば、端末装置は、入力された画情報から
処理データと処理種別を認識し、その認識した処理デー
タと処理種別をそれぞれコードデータに変換し、そのコ
ードデータをフアクシミリ通信によって直接あるいはフ
ァックスサーバを介してホストコンピュータへ送信する
ので、送信データ量が入力された画情報(イメージデー
タ)に比して大幅に減少し、通信時間を短縮でき、通信
コストも低減できる。
ータから処理データと処理種別を識別し、その識別した
処理データに対して処理種別に応じた処理を実行する
が、画情報からデータを認識する必要はないので、認識
不可や誤認識が生ずる恐れはなく、自動的に処理でき
る。したがって、ホストコンピュータのそばに専任のオ
ペレータが居る必要はなく、24時間受け付けも可能に
なる。ファックスサーバとLANを用いる場合も同様で
ある。
CR処理によって処理データと処理種別を認識し、その
認識結果を表示して、その認識結果に対する確認指示が
なされた後、そのコードデータをフアクシミリ通信によ
って送信すれば、確認済みの確実な処理データと処理種
別をホストコンピュータへ送信することができる。認識
結果を修正できるようにすれば、画情報入力後のデータ
の訂正や追加も容易になる。そして、これらの確認及び
指示やデータの修正などは全て端末装置側で出来る。
体的に説明する。図1は、この発明によるデータ通信・
処理方法を実施するシステムの基本的な実施例の構成図
である。このデータ通信・処理システムは、ホストコン
ピュータ1と、そのホストコンピュータ1とローカルエ
リア・ネットワーク(以下「LAN」と略称する)2を
介して接続されるファックスサーバ3と、そのファツク
スサーバ3と公衆(電話)回線4を介して接続される多
数の端末装置5(1個だけ図示)とによって構成され
る。
ターミナルとも称し、G3FAX機能とコードデータ転
送機能と手書きOCR(枠線認識も含む)機能を有し、
各種アプリケーションソフトを搭載可能である。
としてのスキャナを備え、それによって入力された画情
報から処理データと処理種別を認識する認識手段とその
認識した処理データと処理種別をそれぞれコードデータ
に変換するデータ変換手段として、OCR(光学文字読
み取り)機能を用い、そのコードデータをフアクシミリ
通信によって公衆回線4を介してファツクスサーバ3へ
送信すると共に、そのファツクスサーバ3から返信され
るコードデータを受信するファクシミリ通信手段とし
て、G3FAX機能を使用する。その詳細は後述する。
間でファクシミリ通信によりコードデータの送受信を行
なうファクシミリ通信手段と、ホストコンピュータ1と
の間でLAN2を介してコードデータの送受信を行なう
LAN通信手段とを備えている。その詳細も後述する。
コンピュータ,大型コンピュータ等のコンピュータであ
り、ファツクスサーバ3との間でLAN通信によりコー
ドデータの送受信を行なうLAN通信手段と、それによ
ってファツクスサーバ3から受信したコードデータから
処理データと処理種別を識別する手段と、その識別した
処理データに対して処理種別に応じた処理を実行するデ
ータ処理手段と、その処理結果をコードデータでLAN
通信手段によってファツクスサーバ3へ返信させる手段
とを備えている。
ケーション(ソフト)6を搭載し、必要なデータベース
7を、内蔵のハードディスク等のメモリあるいは外部の
磁気テープや光ディスク等を記憶媒体とする記憶装置に
格納して保持している。また、このホストコンピュータ
1自体にファクシミリ通信手段(G3FAXの通信機
能)を持たせることにより、ホストコンピュータ及びL
AN2を使用せずに、公衆回線4と直接接続して、各端
末装置5と直接ファクシミリ通信できるようにすること
も可能である。
ロック図である。この端末装置5のコントロール部(制
御ボード)は、システム・コントロール・ユニット
(「SCU」と略称する)10と入出力コントロール・
ユニット(「I/OCU」と略称する)30とに大別さ
れている。
DD)11,液晶ディスプレイ(LCD)12,オペポ
ートのテンキー13及びLCD12と重ねて設けられた
タッチパネル14,キーボード15及びマウス16,及
びフロッピディスク装置17を接続している。
インメモリ19,メモリコントローラ兼バスコントロー
ラ20,I/OCUインタフェース(I/F)21,イ
ンタラプトコントローラ22,ROM23,時計24を
備えている。さらに、前述したハードディスク装置1
1,液晶ディスプレイ(LCD)12,オペポートのテ
ンキー13及びタッチパネル14,キーボード15及び
マウス16,並びにフロッピディスク装置17とそれぞ
れ接続するための、HDDコントローラ25,グラフィ
ックコントローラ26,オペポートI/F27,キーボ
ードI/F28,並びにFDDI/F29を備えてい
る。
アルポートRAM(DPRAM)31,32を設け、そ
のDPRAM31側に、マイクロコンピュータを構成す
るサブCPU33,ROM34,RAM35と、ダイレ
クト・メモリアクセス・コントローラ(DMAC)48
と、プリンタI/F36とスキャナI/F37、及びロ
ーカルバッフア38,39を備え、プリンタI/F36
にプリンタ部40を、スキャナI/F37にスキャナ部
41をそれぞれ接続している。
方式のプリンタ部であり、スキャナ部41は、搬送され
る原稿の画情報を順次読み取ってイメージデータを出力
する密着ラインセンサ41aを備えた画情報入力手段で
ある。
手段であるFAXG3のモデムを含む通信制御ユニット
(CCU)42と網制御ユニット(NCU)43、及び
補助手段としての音声応答回路44、及び切替回路45
を備え、NCU43に公衆回線4と外付けの電話器であ
るハンドセット46を接続し、音声応答回路44に切替
回路45を介してスピーカ47を接続している。そし
て、DPRAM31,32がSCU10のI/OCUI
/F21に接続されている。
て説明する。SCU10側のメインCPU18がこの端
末装置全体を統括制御する。ハードディスク装置11に
は、このSCU10で使用する各種プログラム及び各種
アプリケーションソフトを格納しており、電源スイツチ
がONになった時に、メインCPU18の初期動作で、
HDDコントローラ25を介してハードディスク装置
(HDD)11から必要なプログラムを読み出して、メ
インメモリ19にロードする。なお、この初期動作等に
最低限必要なプログラムは、ROM23に格納されてい
る。
部41に送信原稿がセットされ、オペポートのテンキー
13によって送信先のファクシミリ装置又はこれと同様
な端末装置のFAX番号(電話番号)が入力され、図示
しないスタートキーが押されると、メインCPU18の
指示によりI/OCU30側のサブCPU33がFAX
送信に係る各部を制御して動作を開始する。
された原稿の画情報を読み取らせ、そのイメージデータ
を一時的にローカルバッフア39に記憶させ、それをD
MAC48によってDPRAM31に転送する。
イメージデータに時計24による日時等のデータも付加
してDPRAM32へ転送する。CCU42はそのイメ
ージデータを順次読み出してG3規格のFAX送信デー
タに変換して、切替回路45を介してNCU43へ送
る。NCU43は送信先のFAX番号をダイアリングし
て、公衆回線4を介して送信先の装置と通信可能になっ
た後、CCU42からのFAX送信データを公衆回線4
を介して相手先のFAXへ送信する。
ファクシミリ装置又はこれと同様な端末装置から公衆回
線4を介して着呼されると、NCU43がそれに応答し
て受信態勢となり、その後に送信元から送信されてくる
FAX送信データを受信して、CCU42へ送る。CC
U42はその受信データを復調してイメージデータに変
換してDPRAM32に順次格納する。
データを、DPRAM31へ転送し、プリンタI/F3
6でプリントデータに変化してプリンタ部40へ送り、
用紙にプリントして出力させる。プリンタ部40のプリ
ント速度よりプリンタI/F36でのプリントデータの
生成速度の方が速い場合は、それをローカルバッファ3
8に一時的に記憶させておくことができる。
リントせずに、それをSCU10が一端メインメモリ1
9に格納して、グラフィック・コントローラ26によっ
て表示データに変換して、LCD12に表示させ、オペ
レータが確認した後オペポート(タッチパネル14等)
からプリントの指示があったデータのみをプリントする
ようにすることも出来る。
を依頼する処理データとその処理種別(作業指示)を送
信する場合は、タツチパネル14でそのメニューを選択
し、その処理データと処理種別を専用の用紙に手書きし
て、それをスキャナ部41にセットしてスタートキーを
押せばよい。それによって、I/OCU30側では、フ
ァクシミリ送信時と同様に、スキャナ部41によってそ
の用紙に記載された画情報を読み取って、そのイメージ
データをDPRAM31に格納する。
DPRAM31からメインメモリ19へ転送し、メイン
CPU18とメインメモリ19にロードされたソフトウ
エアによるOCR機能により、その画情報から文字及び
枠線(罫線)を読み取って、処理データと処理種別を認
識し、それをコードデータに変換する。その変換結果を
グラフィック・コントローラ26で表示データに変換し
てLCD12に表示させる。
データ及び処理種別が正しく認識されたかどうかを確認
することができ、間違いがあった場合やデータ等を追加
したい場合には、タッチパネル14とテンキー13、さ
らにはキーボード15やマウス16を使用して、それを
実行することができる。
上、タッチパネル14等から送信の指示をすると、メイ
ンメモリ19に格納されている送信すべきコードデータ
をI/OCU30のDPRAM32へ転送し、NCU4
3によって図1のファックスサーバ3を送信先として発
呼し、ファックスサーバ3から受信可能の応答がある
と、CCU42及びNCU43によって、通常のファク
シミリ送信の場合と同様に、そのコードデータをG3規
格のFAX送信データに変換して、公衆回線4へ送出す
る。しかし、この場合は送信するデータがイメージデー
タではなくコードデータであるので、大量のデータも短
時間で送信することができ、通信コストも安価で済む。
ツクスサーバ3で受信すると、前述したように、ファツ
クスサーバ3はそれをLAN通信データに変更して、L
ANを介してホストコンピュータ1へ送る。
から処理データと処理種別がを識別して、処理データに
対して処理種別に応じた処理を行なった後、その処理結
果をコードデータでファツクスサーバ3へ返信する。フ
ァツクスサーバ3は、そのホストコンピュータ1から返
信されたコードデータをFAX送信データ(但し、コー
ドデータ)にして公衆回線4を介して、送信元の端末装
置5へ返信する。
のデータの受信時には、前述した通常のファクシミリ受
信時と同様に、ファツクスサーバ3から公衆回線4を介
して着呼されると、NCU43がそれに応答して受信態
勢となり、その後にファツクスサーバ3から送信されて
くるFAX送信データを受信して、CCU42へ送る。
CCU42はその受信データを復調して元のコードデー
タに変換してDPRAM32に順次格納する。
ータをメインメモリ19に転送して、その内容をグラフ
ィクコントローラ26を介してLCD12に表示させ、
その内容をオペレータが確認できるようにし、必要なデ
ータに対して登録指示があれば、それをHDDコントロ
ーラ25を介してHDD11に送って内蔵のハードティ
スクに格納したり、FDDI/F29を介してFDD1
7へ送り、フロッピデイテスクに格納することもでき
る。
30のDPRAM31へ転送し、プリンタI/F36に
よってプリントデータに変換してプリンタ部40により
用紙にプリントして出力させることもできる。その場
合、予め登録されている帳票のフォーマットの固定デー
タに受信したデータをホームオーバレイ機能によって重
ねて、プリントデータを生成してプリントすることによ
り、所定の帳票を作成することもできる。
らの用紙に記載された情報の読み取りだけでな、FDD
17からフロッピディスクに登録された画情報(イメー
ジタータ)や、図示しない光ディスク装置を接続して、
光ディスクに格納されたイメージデータを入力すること
も可能である。
ータを送信する際に、処理データ及び処理種別に併せて
識別情報をホストコンピュータ1へ送信し、ホストコン
ピュータ1で処理結果が得られると、その処理結果に受
信した識別情報を付加して返信させ、端末装置5側でせ
は受信した識別情報に対応するメッセージを作成して、
その処理結果と共にLCD12に表示したり、プリンタ
部40によって用紙にプリントさせたりして、出力する
ようにしてもよい。
ソフト構成を示すブロック図であるが、I/OCU30
側のボードは図2のI/OCU30側の主なハード構成
と対応しており、図2と対応する部分に同じ符号を付し
ている。
8が実行するソフトウエアの構成であり、基本ソフトは
OS/2カーネル50であり、これに対してプレゼンテ
ーション・マネージャ(PM)51と、OCR機能,通
常のファクシミリ機能およびコードデータのファクシミ
リ通信機能,各種処理業務を実行するためのOS/2ア
プリケーション52と、FAX送受信のためのFAXデ
ィレクタ53とを備え、さらに、OS/2カーネル50
の処理によって、I/OCU30の各部を制御するため
に、スキャナ用及びプリンタ用のドライバ(ソフト)5
4と、CCU42及びNCU43用のCCUドライバ
(ソフト)を有している。
のソフト構成例を示すブロック図である。このファツク
スサーバ3内のマイクロコンピュータが実行するソフト
も、その基本ソフトはOS/2であり、その上位にアプ
リケーション,ファックス・ディレクタ,及びLAN制
御プログラムがあり、下位に直接公衆回線4を介して端
末装置5とファクシミリ通信を行なうためのファックス
・サーバ・カードと、LAN2を介してホストコンピュ
ータ1とLAN通信を行なうためのLANカードとを有
している。
タ1自体に、このファツクスサーバ3のファックス通信
に関する機能(ハード及びソフト)を持たせることによ
り、このファツクスサーバ3を省略することができる。
その場合は、当然ながらLANは使用しないことにな
る。
そのシステムは、図1のアプリケーション6及びデータ
ベース7と、それに伴う端末装置5のアプリケーション
プログラムを変更することにより各種の業務に応用でき
る。その一例として、保険業務に適用する場合の例とし
て、自動車保険等の照会業務、年金積立て障害保険等の
見積業務などがあり、それを簡単に説明する。
ロップアウトカラーで印刷した入力帳票のN欄に業務ナ
ンバ(処理種別を示す番号)として、「照会業務」に割
り当てた「01」を記入し、A,B,Cの顧客欄に、カ
ナ名称と生年月日(及び又は保険種目)あるいは証券番
号を記入して、端末装置5のスキャナ部41にその画情
報を読み取らせる。
画情報からOCR機能によって、カナ名称と生年月日あ
るいは証券番号等の処理データと、処理種別を示す業務
ナンバを認識してコードデータに変換し、そのコードデ
ータをFAX通信によってファツクスサーバ3を介して
ホストコンピュータ1へ送る。
ードデータから顧客のカナ名称と生年月日(及び又は保
険種目)あるいは証券番号のデータと処理種別が「照会
業務」であることを識別して、図1のアプリケーション
6の中の「照会業務」のアプリケーションを起動させ、
データベース7の顧客データを検索して、その検索結果
をコードデータでファツクスサーバ3を介して端末装置
5に返信する。
CD12に表示する。例えば図6は、図5に示した入力
帳票のB欄に記載された証券番号の顧客の詳細情報を表
示した例である。証券番号が入力されればその顧客の検
索は簡単且つ確実である。このような照会情報をプリン
タ部40で用紙にプリントしたり、HDD11のハード
ディスクあるいはFDD17のフロッピディスク等に登
録することもできる。
もできるが、その場合は該当するカナ名称の顧客が複数
検索された場合はそれを同時あるいは順次に表示して、
オペレータ選択させるようにする。顧客一覧情報をLC
D12に表示して、タッチパネル14のタッチによって
顧客の選択を行ない、それによつて指定されるカナ名称
または証券番号より、ホストコンピュータ1側で契約内
容を取得し、それを返信して端末装置5側で帳票をプリ
ントするようなこともできる。
帳票(OCR帳票)の各欄に業務ナンバ(この場合は
「見積業務」に割り当てられた「02」)、種目ナンバ
(この場合は「年金払積立障害保険」に割り当てられた
「01」、顧客の生年月日、保険開始日、被保険料、据
置き期間、給付金支払期間、保険料等を記入して、端末
装置5のスキャナ部41にその画情報を読み取らせる。
ら認識された処理データ及び処理種別(業務)が、例え
ば図8に示すようにLCD14に表示される。オペレー
タはそれを見て、間違いがあればテンキー13又はタッ
チパネル14でそれを修正したり、追加の入力をしたり
することができる。
ータ1へ送信することにより、ホストコンピュータ1で
見積計算を行ない、その結果を返信してくるので、端末
装置5はその見積データをを受信して、ホームオーバレ
イで表示あるいはプリントして設計書を作成たり、それ
を記憶媒体に記憶させることができる。見積条件のうち
保険料は一度に最大3パターンまでの指定が可能であ
り、指定パターンだけ控えと設計書を出力することがで
きる。
よれば、専用紙に手書きして端末装置に読み込ませるだ
けでデータの入力やホストコンピュータに対する仕事の
命令ができる。また、画面に表示されたメニューをタッ
チすることによる操作も可能です。その操作は、殆どF
AXと同じなので専門教育や専任のオペレータは不要で
ある。そして、FAXと同じ既存の電話回線を使用する
ので、専用回線などの新設は不要であり、容易に実施す
ることができる。受信FAXの内容を画面で確認でき、
必要なものだけを印刷することもできる。
ータによる場合に比べて通信時間を大幅に短縮でき、通
信コストも大幅に節減できる。ホストコンピュータある
いはファツクスサーバを設置した処理センタにオペレー
タが常駐させる必要がないので、システムの自動化(無
人化)を図ることも可能である。したがって、24時間
の可動も実現できる。
れば、これに類する従来のデータ通信・処理方法あるい
は処理システムに比べて、通信時間を大幅に短縮でき、
通信コストも大幅に低減できる。また、ホストコンピュ
ータあるいはファツクスサーバを設置した処理センタに
オペレータが常駐する必要がないので、システムの自動
化を図ることができ、ファクシミリと同様に24時間の
可動も可能である。
るシステムの基本的な実施例の構成図である。
ロック図である。
図である。
を示すブロック図である。
の一例を示す図である。
ある。
ータの確認及び修正用表示例を示す図である。
MAC)
Claims (10)
- 【請求項1】 端末装置に入力された画情報から処理デ
ータと処理種別を認識し、その認識した処理データと処
理種別をそれぞれコードデータに変換し、そのコードデ
ータをフアクシミリ通信によって直接あるいはファック
スサーバを介してホストコンピュータへ送信するように
し、 そのホストコンピュータは、受信したコードデータから
処理データと処理種別を識別し、その識別した処理デー
タに対して処理種別に応じた処理を実行して、その処理
結果をコードデータでフアクシミリ通信によって直接あ
るいはファックスサーバを介して前記端末装置へ返信す
ることを特徴とするデータ通信・処理方法。 - 【請求項2】 端末装置に入力された画情報から処理デ
ータと処理種別を認識し、その認識した処理データと処
理種別をそれぞれコードデータに変換し、そのコードデ
ータをフアクシミリ通信によってファックスサーバへ送
信し、 そのファックスサーバは、前記端末装置から受信したコ
ードデータをローカルエリア・ネットワーク通信によっ
てホストコンピュータへ送信し、 そのホストコンピュータは、受信したコードデータから
処理データと処理種別を識別し、その識別した処理デー
タに対して処理種別に応じた処理を実行し、その処理結
果をコードデータでローカルエリア・ネットワーク通信
によってファツクスサーバへ返信し、 そのファツクスサーバは、前記ホストコンピュータから
受信したコードデータをフアクシミリ通信によって前記
端末装置へ送信することを特徴とするデータ通信・処理
方法。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載のデータ通信・処理
方法において、端末装置に入力された画情報からOCR
処理によって処理データと処理種別を認識してコードデ
ータに変換し、その認識結果を表示して該認識結果に対
する確認指示がなされた後、そのコードデータをフアク
シミリ通信によって送信することを特徴とするデータ通
信・処理方法。 - 【請求項4】 ホストコンピュータと、該ホストコンピ
ュータと電話回線を介して接続される端末装置とからな
り、 該端末装置には、画情報を入力する画情報入力手段と、
該手段によって入力された画情報から処理データと処理
種別を認識する認識手段と、その認識した処理データと
処理種別をそれぞれコードデータに変換するデータ変換
手段と、そのコードデータをフアクシミリ通信によって
前記公衆回線を介して前記ホストコンピュータへ送信す
ると共に、該ホストコンピュータから返信されるコード
データを受信するファクシミリ通信手段とを備え、 前記ホストコンピュータには、前記端末装置との間でフ
ァクシミリ通信によりコードデータの送受信を行なうフ
ァクシミリ通信手段と、該手段によって前記端末装置か
ら受信したコードデータから処理データと処理種別を識
別する手段と、該手段によって識別した処理データに対
して処理種別に応じた処理を実行するデータ処理手段
と、該手段による処理結果をコードデータで前記フアク
シミリ通信手段によって前記端末装置へ返信させる手段
とを備えたことを特徴とするデータ通信・処理システ
ム。 - 【請求項5】 ホストコンピュータと、該ホストコンピ
ュータとローカルエリア・ネットワークを介して接続さ
れるファックスサーバと、該ファツクスサーバと公衆回
線を介して接続される端末装置とからなり、 該端末装置には、画情報を入力する画情報入力手段と、
該手段によって入力された画情報から処理データと処理
種別を認識する認識手段と、その認識した処理データと
処理種別をそれぞれコードデータに変換するデータ変換
手段と、そのコードデータをフアクシミリ通信によって
前記公衆回線を介して前記ファツクスサーバへ送信する
と共に、該ファツクスサーバから返信されるコードデー
タを受信するファクシミリ通信手段とを備え、 前記ファツクスサーバには、前記端末装置との間でファ
クシミリ通信によりコードデータの送受信を行なうファ
クシミリ通信手段と、前記ホストコンピュータとの間で
ローカルエリア・ネットワーク通信によりコードデータ
の送受信を行なうLAN通信手段とを備え、 前記ホストコンピュータには、前記ファツクスサーバと
の間でローカルエリア・ネットワーク通信によりコード
データの送受信を行なうLAN通信手段と、該手段によ
って前記ファツクスサーバから受信したコードデータか
ら処理データと処理種別を識別する手段と、該手段によ
って識別した処理データに対して処理種別に応じた処理
を実行するデータ処理手段と、該手段による処理結果を
コードデータで前記LAN通信手段によって前記ファツ
クスサーバへ返信させる手段とを備えたことを特徴とす
るデータ通信・処理システム。 - 【請求項6】 請求項4又は5記載のデータ通信・処理
システムにおいて、前記端末装置の認識手段とデータ変
換手段が、前記画情報入力手段によって入力された画情
報に対してOCR処理を実行し、処理データと処理種別
を認識してコードデータに変換するOCR手段であるこ
とを特徴とするデータ通信・処理システム。 - 【請求項7】 画情報を入力する画情報入力手段と、該
手段によって入力された画情報から処理データと処理種
別を認識する認識手段と、その認識した処理データと処
理種別をそれぞれコードデータに変換するデータ変換手
段と、そのコードデータをフアクシミリ通信によって前
記公衆回線を介してホストコンピュータ又はファツクス
サーバへ送信すると共に、該ホストコンピュータ又はフ
ァツクスサーバから返信されるコードデータを受信する
ファクシミリ通信手段とを備えたことを特徴とする端末
装置。 - 【請求項8】 前記認識手段とデータ変換手段が、前記
画情報入力手段によって入力された画情報に対してOC
R処理を実行し、処理データと処理種別を認識してコー
ドデータに変換するOCR手段である請求項7記載の端
末装置。 - 【請求項9】 請求項8記載の端末装置において、前記
OCR手段による認識結果を表示する認識結果表示手段
と、該認識結果に対する確認指示を入力する確認指示入
力手段とを備え、該確認指示入力手段によって確認指示
が入力された後、前記OCR手段によって変換されたコ
ードデータを前記フアクシミリ通信によって送信するよ
うにしたことを特徴とする端末装置。 - 【請求項10】 請求項9記載の端末装置において、前
記OCR手段による認識結果を修正する手段を備えたこ
とを特徴とする端末装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13706595A JP3342602B2 (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | データ通信・処理方法及びそのシステム並びにその端末装置 |
US08/655,431 US5892845A (en) | 1995-06-02 | 1996-05-30 | Data communication and processing system in which code data generated by recognition of image data is transmitted |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13706595A JP3342602B2 (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | データ通信・処理方法及びそのシステム並びにその端末装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08331308A JPH08331308A (ja) | 1996-12-13 |
JP3342602B2 true JP3342602B2 (ja) | 2002-11-11 |
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ID=15190080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP13706595A Expired - Fee Related JP3342602B2 (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | データ通信・処理方法及びそのシステム並びにその端末装置 |
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JP3151781B2 (ja) * | 1998-06-17 | 2001-04-03 | エヌイーシーソフト株式会社 | ポストスクリプトシステム及びネットワークシステム |
-
1995
- 1995-06-02 JP JP13706595A patent/JP3342602B2/ja not_active Expired - Fee Related
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