JP3342533B2 - 曲げ機構用パイプ送給装置 - Google Patents

曲げ機構用パイプ送給装置

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JP3342533B2 JP11594593A JP11594593A JP3342533B2 JP 3342533 B2 JP3342533 B2 JP 3342533B2 JP 11594593 A JP11594593 A JP 11594593A JP 11594593 A JP11594593 A JP 11594593A JP 3342533 B2 JP3342533 B2 JP 3342533B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、長尺状のパイプを曲げ
機構の曲げ型と締め型との間に送給する曲げ機構用パイ
プ送給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、特開昭63−295024号
公報にあるように、パイプを曲げ型と締め型とにより挟
持し、曲げ型を回転させてパイプを曲げ加工する際に、
パイプ押具によりパイプに軸方向加圧力を付与して、パ
イプ曲げ外側の薄肉化を防止しながら、パイプの曲げ半
径をパイプ径と同一寸法以下に曲げ加工するものが知ら
れている。
【0003】また、パイプの後端近傍で曲げ加工が行わ
れる場合、チャックと圧力型とが干渉するのを防止する
ため、余分な端材を見込んだ長さのパイプを曲げ加工
し、加工終了後、端材部分を切り落としたのでは、歩留
りが悪い。そこで、特開昭53−63260号公報にあ
るように、パイプ後端に栓体を嵌挿緊着させる様にし、
この栓体をチャックにより把持して、チャックと圧力型
との干渉を防止して、パイプを送給することができるよ
うにしたものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
場合には、所定長さのパイプをパイプ押具により軸方向
に押しながら、1回の曲げ加工はできるが、長尺状のパ
イプを所定量軸方向に送給し、複数回の曲げ加工を行う
場合には適さない。
【0005】また、後者の場合では、二重パイプの場合
はよいが、一重のパイプの場合に、芯金が挿入されてい
ると、パイプの後端近傍を曲げ加工する場合、栓体の先
端が芯金の後端に突き当たり、パイプをそれ以上送給で
きなくなり、軸方向加圧力も付与できなくなるおそれが
あった。
【0006】そこで本発明は上記の課題を解決すること
を目的とし、パイプの複数箇所を曲げ加工する場合でも
パイプを軸方向に適性に送給できると共に、パイプの後
端近傍を曲げ加工する場合でも芯金と干渉することなく
軸方向加圧力を付与することができる曲げ機構用パイプ
送給装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を達成すべ
く、本発明は課題を解決するための手段として次の構成
を取った。即ち、曲げ形状に応じた曲げ型と、該曲げ型
に向かって移動する締め型とにより長尺状のパイプを挟
持すると共に、パイプ内に芯金を挿入し、前記締め型に
隣接し前記パイプに向かって進退可能な圧力型を前進さ
せて曲げ加工時に曲げ反力を受けるように前記パイプに
当接させ、前記曲げ型の回転と共に前記締め型を前記曲
げ型の廻りに公転して前記パイプを曲げ加工する曲げ機
構に、前記パイプの軸方向に移動するキャリッジにより
前記パイプを送給すると共に、曲げ加工時に前記キャリ
ッジの移動により軸方向加圧力を付与する曲げ機構用パ
イプ送給装置において、前記パイプ後端内周に挿入され
る挿入部材を拡開して前記パイプ後端を拘束するチャッ
クをキャリッジ本体に搭載すると共に、前記挿入部材を
キャリッジ本体に回転可能に支承された回転軸の先端に
設け、 また、前記パイプの径方向断面形状と略同一断面
形状のパイプ押具を前記挿入部材の外周にパイプ軸方向
に摺動可能に、かつ、前記挿入部材よりも前方に突出可
能に装着し、更に、前記回転軸の外周に摺動可能に設け
られた摺動軸に前記パイプ押具の後端を固着し、前記挿
入部材が挿入された前記パイプの後端に当接して前記キ
ャリッジの移動により軸方向加圧力を前記パイプに付与
する位置から、前記挿入部材より前方に突き出して前記
キャリッジの移動により前記パイプの後端に当接して軸
方向加圧力を付与する位置に、前記摺動軸を摺動させて
前記パイプ押具を移動させる駆動機構を前記キャリッジ
本体に設けたことを特徴とする曲げ機構用パイプ送給装
置の構成がそれである。
【0008】
【作用】前記構成を有する曲げ機構用パイプ送給装置
は、パイプ後端内周に挿入された挿入部材を拡開してチ
ャックがパイプ後端を拘束し、キャリッジがパイプを曲
げ機構に送給する。そして、曲げ機構により曲げ加工す
るときに、キャリッジの移動によりパイプ押具がパイプ
後端を押して軸方向加圧力を付与する。また、パイプ後
端近傍を曲げ加工するときには、駆動機構がパイプ押具
を挿入部材から前方に突き出し、キャリッジの移動によ
りパイプの後端を押して軸方向加圧力を付与する。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。図1は本発明の一実施例である曲げ機構用パ
イプ送給装置の概略平面図である。1は曲げ型で、パイ
プ4の外径に応じた半円状の溝1aが曲げ形状に応じて
側面に形成されている。この曲げ型1に向かって締め型
2が移動可能に支承されており、締め型2には、長尺状
のパイプ4の外径に応じた半円状の溝2aが形成されて
いる。締め型2が図示しないシリンダにより曲げ型1に
向かって移動されて、パイプ4を挟持することができる
ようにされている。
【0010】そして、曲げ型1が図示しない駆動源によ
り回転されると共に、締め型2が曲げ型1の廻りに公転
されて、パイプ4を曲げ型1の形状に応じて曲げ加工で
きるようにされている。締め型2に隣接して圧力型6が
パイプ4に向かって進退可能に支承されている。この圧
力型6もパイプ4の外径に応じた半円状の溝6aを有
し、図示しないシリンダによりパイプ4に向かって前進
され、パイプ4に当接されて、曲げ加工時の曲げ反力を
受けることができるようにされている。
【0011】また、本実施例では、この圧力型6と対向
するようにして、ワイパ型8が円弧状に移動可能に支承
され、図示しない駆動源により駆動されてパイプ4に当
接した位置から、パイプ4から離れた位置に移動できる
ようにされている。ワイパ型8にもパイプ4の外径に応
じた半円状の溝8aが形成されている。尚、本実施例で
は、前記曲げ型1、締め型2、圧力型6、ワイパ型8等
により曲げ機構10が構成されている。尚、曲げ加工時
のパイプ4の内側に生ずるしわを防止するワイパ型8
は、必要に応じて設ければよく、ワイパ型8を備えてい
なくても実施可能である。
【0012】パイプ4に並行に2本のレール12,14
が敷設されており、キャリッジ15がレール12,14
上を移動できるようにされている。キャリッジ15のキ
ャリッジ本体16には、ベアリングキャップ18を介し
て取り付けられたベアリング20と,キャリッジ本体1
6の後端に嵌着されたベアリング22とによりレール1
2,14と並行に回転軸24が回転可能に支承されてい
る。
【0013】キャリッジ本体16から突き出された回転
軸24の先端には、図2に示すように、パイプ4の内周
に挿入可能な挿入部材26が嵌挿され、キャップ28を
介してボルト30により固定されている。挿入部材26
には、その先端に先端側に向かって縮径するテーパ孔3
2と、テーパ孔32に連通した貫通孔34とが形成され
ると共に、そのパイプ4軸方向には、複数の図示しない
スリットが形成されて、その外径が拡開可能にされてい
る。
【0014】そして、貫通孔34に連通して回転軸24
に穿設された大径孔36には、中空軸38が摺動可能に
挿入されると共に、中空軸38の先端の細径部40が、
貫通孔34に摺動可能に挿入され、細径部40の先端に
は、テーパ孔32に対応した傾斜部42が形成されてい
る。この中空軸38が先端側に向かって摺動されると、
傾斜部42がテーパ孔32に当たって、挿入部材26の
先端外径を拡開させ、パイプ4後端を拘束することがで
きるようにされている。
【0015】中空軸38の後端には、図3に示すよう
に、回転軸24の軸方向に沿って形成された長穴44に
貫装されたレバー部材46の一端が固着されており、レ
バー部材46の他端は回転軸24の外周に摺動可能に装
着されたリング部材48に固定されている。
【0016】リング部材48には、その外周に円周方向
に溝50が形成されており、溝50には、揺動部材52
に支持されたローラフォロア54が挿着されている。揺
動部材52は、キャリッジ本体16に支点ピン56によ
り揺動自在に支承されており、キャリッジ本体16にブ
ラケット58を介して揺動可能に支持されたシリンダ6
0のロッド62に螺着されたジョイント部材64に、揺
動部材52の一端が支点ピン66により連結されてい
る。
【0017】尚、本実施例では、前述した挿入部材2
6、キャップ28、中空軸38、レバー部材46、リン
グ部材48、揺動部材52、ローラフォロア54、支点
ピン56、ブラケット58、シリンダ60、ジョイント
部材64、支点ピン66によりチャック68を構成して
いる。
【0018】一方、挿入部材26の外周には、図2に示
すように、パイプ4をその軸方向と直交する断面の径方
向断面形状と略同一断面形状のパイプ押具70が、軸方
向に摺動可能に、かつ、挿入部材26よりも前方に突出
可能に装着されている。パイプ押具70の後端は、回転
軸24の外周に摺動可能に装着された摺動軸72に固着
されており、摺動軸72の後端には、Oリング74によ
り漏れ止めされてベアリングキャップ18に固定された
エンド側ブラケット76の中空部78が挿入されてい
る。
【0019】この摺動軸72の後端には、ピストン部8
0が形成されており、ピストン部80には、Oリング8
2により漏れ止めされてシリンダチューブ84が装着さ
れている。シリンダチューブ84は、エンド側ブラケッ
ト76とロッド側ブラケット86とにより挟持され、ボ
ルト88により固定されている。このロッド側ブラケッ
ト86に、シール90により漏れ止めされて摺動自在に
摺動軸72が貫装されている。
【0020】図2に示すように、ピストン部80がエン
ド側ブラケット76に当接している位置にいるときに
は、パイプ押具70から挿入部材26の先端が突き出た
状態に形成され、また、ピストン部80がロッド側ブラ
ケット86に当接した位置にあるときには、二点鎖線で
示すように、パイプ押具70が挿入部材26から前方に
突出した状態に形成されている。
【0021】そして、エンド側ブラケット76には作動
油の給排が可能な突出用ポート92が設けられ、供給さ
れる作動油の圧力がピストン部80に、前進方向に作用
するように形成されている。また、ロッド側ブラケット
86には作動油の給排が可能な後退用ポート94が設け
られて、供給される作動油の圧力がピストン部80に、
後退方向に作用するように形成されている。
【0022】尚、本実施例では、前述した摺動軸72、
Oリング74,82、エンド側ブラケット76、シリン
ダチューブ84、ロッド側ブラケット86、ボルト8
8、シール90により駆動機構96を構成している。駆
動機構96は、これに限らず、モータによりナットを回
転させて、摺動軸に形成した雄ねじを介して摺動軸を摺
動させる構成であっても実施可能である。
【0023】回転軸24の後端には、図3に示すよう
に、大プーリ98が装着されており、キー100により
一体的に回転するようにされると共に、ナット102に
より固定されている。また、キャリッジ本体16には、
小プーリ104が取り付けられたモータ106が固定さ
れており、大プーリ98及び小プーリ104間にはタイ
ミングベルト108が張設されている。
【0024】また、回転軸24の大径孔36には、後方
から芯金保持棒110が挿入され、芯金保持棒110
は、中空軸38内を貫通して、挿入部材26から突出さ
れ、その先端には、図4に示すように、芯金112が取
り付けられており、更に、その先端にはしわ押え114
が設けられている。
【0025】次に前述した本実施例の曲げ機構用パイプ
送給装置の作動について説明する。まず、芯金保持棒1
10が中空軸38内を通され、その先端に芯金112及
びしわ押え114が取り付けられて、パイプ4に挿入さ
れる。そして、パイプ4の後端内周に挿入部材26が挿
入され、ピストン部80がエンド側ブラケット76に当
接している図2の状態のパイプ押具70の先端に、パイ
プ4の後端が突き当てられる。
【0026】そして、シリンダ60のロッド62が押し
側に駆動され、揺動部材52が図3に二点鎖線で示す位
置から実線で示す位置に揺動されて、ローラフォロア5
4を介してリング部材48が回転軸24に沿って摺動さ
れ、レバー部材46を介して中空軸38が突き出され
る。よって、中空軸38の傾斜部42がテーパ孔32に
突き当たって、テーパ孔32を拡げ、挿入部材26の先
端を拡開してパイプ4の後端を拘束する。尚、芯金11
2は、図示しない芯金供給機構により芯金保持棒110
がその軸方向に移動されて、芯金112を図4に示すよ
うに、曲げ加工位置に供給される。
【0027】次に、キャリッジ本体16が図示しない駆
動源によりレール12,14に沿って曲げ機構10に向
かって移動される。パイプ4の最初の曲げ位置が曲げ型
1と締め型2との間の加工位置に送給されると、キャリ
ッジ本体16の移動が停止される。そして、締め型2が
曲げ型1に向かって前進されて、パイプ4が挟持される
と共に、圧力型6もパイプ4に向かって移動されて、パ
イプ4の外周に当接した状態にされる。また、ワイパ型
8も移動されて、パイプ4に当接される。
【0028】曲げ型1が所定角度回転されると共に、締
め型2が曲げ型1の廻りに公転されて、パイプ4が所定
角度に曲げ加工される。このとき、キャリッジ本体16
は図示しない駆動源により駆動され、ベアリングキャッ
プ18、エンド側ブラケット76、摺動軸72、パイプ
押具70を介してパイプ4の後端が押されて、軸方向加
圧力が付与される。これにより、曲げ加工時のパイプ4
の外側の薄肉化が防止される。
【0029】次に、締め型2がパイプ4から離され、曲
げ型1が逆方向に回転されると共に、圧力型6もパイプ
4から離される。そして、キャリッジ本体16が所定量
移動されて、再び、締め型2と曲げ型1とによりパイプ
4が挟持され、圧力型6がパイプ4に当接されて、前述
したと同様に軸方向加圧力を付与しながら曲げ加工が行
われる。この動作が繰り返し行われることにより、パイ
プ4が複数回曲げ加工される。
【0030】一方、曲げ方向が異なる場合には、それに
応じてモータ106を駆動して、小プーリ104、タイ
ミングベルト108、大プーリ98を介して回転軸24
が所定角度回転される。これにより、挿入部材26によ
り拘束されたパイプ4が回転し、曲げ方向が変えられ
る。尚、曲げ方向が一方向の場合には、回転軸24を回
転可能にする必要はなく、小プーリ104、モータ10
6、タイミングベルト108、大プーリ98を設ける必
要はない。
【0031】パイプ4の曲げ加工が進み、パイプ4の後
端近傍で曲げ加工が行われる場合、パイプ4と共に挿入
部材26の先端が圧力型6とワイパ型8との溝6a,8
a内に入り込み、圧力型6やワイパ型8と干渉すること
なく、パイプ4を送給できる。よって、パイプ4の外周
を把持してパイプ4を拘束するチャックの場合に比べ、
パイプ4を拘束した状態でよりキャリッジ15が曲げ機
構10に接近した位置にまでパイプ4を軸方向に送給で
きる。
【0032】しかし、更にパイプ4が送給されると、図
5に示すように、挿入部材26の先端が芯金112の後
端に突き当り、それ以上パイプ4を軸方向に送給できな
くなり、軸方向加圧力を付与できなくなる場合がある。
その場合には、曲げ型1と締め型2とでパイプ4を挟持
した状態で、一旦シリンダ60のロッド62を引き側に
駆動して揺動部材52を揺動し、リング部材48、レバ
ー部材46を介して中空軸38を引き戻す。これによ
り、傾斜部42をテーパ孔32から引き離し、挿入部材
26の拡開によるパイプ4の後端の拘束を解除する。
【0033】そして、キャリッジ15を後退させた後、
突出用ポート92に作動油を供給して、ピストン部80
に作動油の圧力を作用させ、ピストン部80をロッド側
ブラケット86に当接するまで移動する。これにより、
摺動軸72と共にパイプ押具70が移動して、パイプ押
具70が挿入部材26から前方に突出される。
【0034】次に、キャリッジ15を図示しない駆動源
により駆動して前進させ、パイプ押具70の先端をパイ
プ4の後端に当接させ、曲げ型1の回転と共にキャリッ
ジ15を前進させて、パイプ4に軸方向加圧力を付与し
ながら曲げ加工を行う。曲げ加工終了後は、後退用ポー
ト94に作動油を供給して、ピストン部80に作動油の
圧力を作用させ、パイプ押具70を引き戻す。また、締
め型2がパイプ4から離され、曲げ型1が逆方向に回転
されると共に、圧力型6、ワイパ型8がパイプ4から離
され、キャリッジ15が後退される。
【0035】以上本発明はこの様な実施例に何等限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々なる態様で実施し得る。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の曲げ機構用
パイプ送給装置は、パイプの複数箇所を曲げ加工する場
合でもパイプを軸方向に適正に送給できると共に、チャ
ックと芯金とが干渉するような、パイプの後端近傍を曲
げ加工する場合でも、パイプ押具を挿入部材から前方に
突き出して軸方向加圧力を付与することができるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例としての曲げ機構用パイプ
送給装置の概略平面図である。
【図2】 本実施例のチャック、駆動機構の拡大断面図
である。
【図3】 本実施例のキャリッジ後部の拡大断面図であ
る。
【図4】 本実施例のパイプ押具を突き出した状態のチ
ャックと曲げ機構との拡大平面図である。
【図5】 本実施例のパイプの後端近傍の曲げ加工を説
明する拡大平面図である。
【符号の説明】
1…曲げ型 2…締め型 4
…パイプ 6…圧力型 8…ワイパ型 1
0…曲げ機構 15…キャリッジ 16…キャリッジ本体 2
4…回転軸 26…挿入部材 38…中空軸 6
8…チャック 70…パイプ押具 72…摺動軸 9
6…駆動機構 112…芯金

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 曲げ形状に応じた曲げ型と、該曲げ型に
    向かって移動する締め型とにより長尺状のパイプを挟持
    すると共に、パイプ内に芯金を挿入し、前記締め型に隣
    接し前記パイプに向かって進退可能な圧力型を前進させ
    て曲げ加工時に曲げ反力を受けるように前記パイプに当
    接させ、前記曲げ型の回転と共に前記締め型を前記曲げ
    型の廻りに公転して前記パイプを曲げ加工する曲げ機構
    に、前記パイプの軸方向に移動するキャリッジにより前
    記パイプを送給すると共に、曲げ加工時に前記キャリッ
    ジの移動により軸方向加圧力を付与する曲げ機構用パイ
    プ送給装置において、 前記パイプ後端内周に挿入される挿入部材を拡開して前
    記パイプ後端を拘束するチャックをキャリッジ本体に搭
    載すると共に、前記挿入部材をキャリッジ本体に回転可
    能に支承された回転軸の先端に設け、 また、 前記パイプの径方向断面形状と略同一断面形状の
    パイプ押具を前記挿入部材の外周にパイプ軸方向に摺動
    可能に、かつ、前記挿入部材よりも前方に突出可能に装
    着し、更に、前記回転軸の外周に摺動可能に設けられた摺動軸
    に前記パイプ押具の後端を固着し、 前記挿入部材が挿入された前記パイプの後端に当接して
    前記キャリッジの移動により軸方向加圧力を前記パイプ
    付与する位置から、前記挿入部材より前方に突き出し
    て前記キャリッジの移動により前記パイプの後端に当接
    して軸方向加圧力を付与する位置に、前記摺動軸を摺動
    させて前記パイプ押具を移動させる駆動機構を前記キャ
    リッジ本体に設けたことを特徴とする曲げ機構用パイプ
    送給装置。
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