JP3342402B2 - プレカット加工システム - Google Patents

プレカット加工システム

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JP3342402B2
JP3342402B2 JP12946498A JP12946498A JP3342402B2 JP 3342402 B2 JP3342402 B2 JP 3342402B2 JP 12946498 A JP12946498 A JP 12946498A JP 12946498 A JP12946498 A JP 12946498A JP 3342402 B2 JP3342402 B2 JP 3342402B2
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鉱一 高橋
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宮川工機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレカット加工シ
ステムに係り、特に、プレカット加工機に対して木材を
搬入する際の搬入速度の制御に特徴を有するプレカット
加工方法及びプレカット加工システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特公平1−55964号公
報に記載される様に、木造建築用の横架材を加工するプ
レカット加工システムとして、切断ユニット、側面加工
ユニット及び上下面加工ユニットを備える横架材加工機
と、この横架材加工機に対して木材を搬入・搬出するロ
ーラコンベアと、切断ユニット近傍に出没可能に配置さ
れ、先端切りの位置を決定するための第1の位置決めス
トッパと、搬出側のローラコンベアに沿って移動する移
動体に備えられ、先端切りの終了した木材を側面加工ユ
ニットや上下面加工ユニットによる加工位置へ位置決め
するための第2の位置決めストッパとを備え、CAD/
CAMデータに基づいて、木材の搬送、位置決め及び加
工を行う様にしたものが知られている。
【0003】この種のプレカット加工システムでは、ロ
ーラコンベアによって搬送される木材を位置決めストッ
パに当接させることによって各加工ユニットによる加工
位置を決定している。このため、ローラコンベアによる
木材の搬入速度を、搬送開始時は高速送りとし、予定さ
れている停止位置に所定距離まで近付いたら低速送りに
切り換えることで、位置決めストッパに加わる衝撃を弱
めると共に、位置決め精度を向上させる制御が行われて
いる。
【0004】そして、胴差しの様に重量の大きい横架材
は慣性力も大きく、十分に減速が行われない場合にはス
トッパに対して大きな衝撃が加わり、ストッパを損傷さ
せたり位置決め精度を悪化させるおそれがあることか
ら、上述の高速送りの速度及び低速送りの速度は、この
横架材加工機によって加工される各種の横架材の中で最
も重量の重い横架材を基準にして定められている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種の横架
材加工機では、胴差しの様な重量の大きい横架材だけで
はなく、断面寸法も長さも小さい小梁の様な軽い横架材
も加工しており、むしろ重量の軽い横架材の方が加工数
量が多い。このため、従来のプレカット加工システムで
は、重量の大きい横架材によるストッパの損傷や位置決
め精度の悪化を防止できる反面、加工数量の多い軽い横
架材については搬入速度を擬制にしており、横架材全体
の加工効率を考えたとき、非能率的な加工を行っている
のが実状である。
【0006】そこで、本発明は、木材のプレカット加工
において、位置決め部材の損傷防止と位置決め精度の悪
化防止を図りつつ、全体として能率的な加工を可能にす
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
に、本発明は、以下の様なプレカット加工方法を実施
できる様にする。即ち、プレカット加工機に対して、搬
送コンベアを用いて木材を搬入すると共に位置決め部材
に当接させて前記木材を停止させることによって位置決
めを行い、該位置決めされた木材に対して前記プレカッ
ト加工機によるプレカット加工を行うプレカット加工方
法において、前記搬送コンベアによる木材の搬入速度
を、個々の木材の重量に応じて、重量が大きい木材ほど
搬入速度を遅くする様に、個々の木材毎に搬入速度を変
更する様にしたことを特徴とするプレカット加工方法で
ある。
【0008】このプレカット加工方法によれば、重量の
大きい木材ほど遅い速度で位置決め部材に当接させるこ
とによって位置決め部材の損傷防止と位置決め精度の向
上を行うことができる。逆に、重量の小さい木材ほど速
い速度で位置決め部材に当接させることになるが、重量
が小さいので、位置決め部材に加わる衝撃力は小さく、
位置決め精度を悪化させることもない。
【0009】かかる加工方法を実施できる様にする目的
なされた本発明のプレカット加工システムは、木材の
プレカット加工を行うプレカット加工機と、該プレカッ
ト加工機に対して木材の搬入及び搬出を行う搬送コンベ
アと、該搬送コンベアによって搬入される木材に当接し
た状態で、前記プレカット加工機による加工位置へ木材
を停止させる位置決め部材とを備えるプレカット加工シ
ステムにおいて、前記搬送コンベアによって搬入される
個々の木材の重量に関連するデータを入力する重量関連
データ入力手段と、該重量関連データ入力手段により入
力される個々の木材の重量に関連するデータに基づき、
重量が大きい木材ほど前記搬送コンベアによる木材搬入
速度が遅くなる様に、個々の木材毎に、前記搬送コンベ
アによる木材搬入速度を変更する木材搬入速度制御手段
とを備える。
【0010】このプレカット加工システムによれば、プ
レカット加工機に搬入される個々の木材の重量に関連す
るデータが重量関連データ入力手段によって入力され、
このデータに基づいて、木材搬入速度制御手段が、重量
が大きい木材ほど搬送コンベアによる木材搬入速度が遅
くなる様に、個々の木材毎にその搬入速度を変更する。
この結果、重量の大きい木材は重量の小さい木材よりも
遅い速度で搬入されることとなり、位置決め部材への損
傷防止と位置決め精度向上を図ることができる。逆に、
重量の小さい木材はより速い速度で搬入されることとな
り、加工位置への搬入を迅速に行うことができる。な
お、木材搬入速度制御手段により、個々の木材毎に木材
搬入速度の変更を行うに当たっては、位置決め部材の損
傷や位置決め精度の悪化を来さない様な搬入速度と木材
の重量との関係を、予め実験や計算等によって求めてお
き、重量関連データ入力手段によって入力されるデータ
に従って検索可能なテーブル等の形でプレカット加工シ
ステムに予め記憶させておく様にしてもよいし、重量関
連データ入力手段によって入力されるデータに基づい
て、その都度、演算によって算出する様にしておいても
よい。また、ここでいう木材とは、プレカット加工によ
り両端を切断された後の木材であってもよいし、両端を
切断する前の木材であってもよい。
【0011】ここで、本発明では、このプレカット加工
システムにおいて、前記重量関連データ入力手段を、前
記個々の木材の重量に関連するデータとして個々の木材
の体積を決定し得るデータを入力する手段として構成し
たことを特徴とする。
【0012】これは、木材の重量はその体積とほぼ比例
する関係にあることから、体積を決定し得るデータに基
づいて木材搬入速度制御手段が個々の木材の搬入速度を
決定することができるからである。なお、この様な体積
を決定し得るデータは、CAD/CAM化されたプレカ
ット加工システムにおいては、通常、各加工材の断面寸
法及び長さのデータが、加工位置や加工の種類等のデー
タと共にプレカット加工機の制御装置に対して入力され
るので、これをそのまま流用すればよく、現状のCAD
/CAMデータ作成システム自体に対しては何ら変更を
加えなくてよい。従来は、こうした加工材の断面寸法及
び長さのデータは、プレカット加工におけるカッター等
の制御情報としてしか用いられていなかったものであ
り、上記構成を採用することにより、これを有効に利用
して、位置決め部材の損傷防止と位置決め精度の向上を
達成しつつ、能率的な木材の搬入を行うことができる。
【0013】また、このプレカット加工システムにおい
て、前記位置決め部材を、前記搬送コンベアに沿って移
動する移動体に備えさせると共に、該移動体の移動速度
を、前記木材搬入速度制御手段による木材搬入速度の変
更に対応すると共に、該木材搬入速度よりも遅い速度に
制御する位置決め部材移動速度制御手段を備える様にす
るとよい。
【0014】このプレカット加工システムによれば、位
置決め部材は、個々の木材の搬入速度に対応すると共
に、木材搬入速度よりも遅い速度で移動されつつ位置決
めを行っていくことになる。この結果、木材は、位置決
め部材に適度な圧力で押し付けられた状態で搬送され、
加工位置に停止されることになる。よって、移動体の位
置制御の精度さえ確保できれば、木材の位置決め精度を
高いものとすることができる。なお、移動体の移動速度
は、木材搬入速度よりも若干遅い程度にしておくとよ
い。この場合、移動体の移動速度の決定に当たっては、
木材搬入速度制御手段の決定した木材搬入速度に対して
1未満の定数を乗じて決定する様にしてもよいし、所定
値を減算する様にして決定してもよい。
【0015】ここで、これらのプレカット加工システム
は、前記プレカット加工機が横架材加工機であることを
特徴とする横架材用のプレカット加工システムにおい
て、特に有効なものとなる。
【0016】それは、横架材の場合、胴差しの様に非常
に重いものから小梁の様に非常に軽いものまで各種の形
状のものがあり、その上、軽いものの占める割合が多い
ことから、重量に関連して搬入速度を制御することで、
加工の能率を大幅に向上させつつ、位置決め部材の損傷
防止と位置決め精度の低下防止とを両立させることがで
きるからである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、図面を参照しつつ説明する。図1は、実施の形態
としての横架材プレカット設備10を構成する各種加工
機100,200,300等の配置を示す模式的平面図
である。まず最初に、この図1に従って、横架材プレカ
ット設備10の全体配置等について説明する。
【0018】本実施の形態としての横架材プレカット設
備10は、各種加工機として、横架材の先端及び後端の
端切り及び上下面加工を行うための横架材切断・上下面
加工機100と、横架材の側面加工を行うための横架材
側面加工機200と、横架材の木口に対して継手・仕口
の加工を行うための横架材木口加工機300とを備えて
いる。また、木材を横移動させるチェーンスラッシャ2
1〜25と、木材を軸方向移動させるローラコンベア3
1〜42とを備え、CAD/CAMデータに基づいて各
加工機100,200,300の駆動制御及び木材の搬
入・搬出を自動的に実行しつつ横架材のプレカット加工
を実行する様に構成されている。なお、各加工機10
0,200,300の近傍に設けられた短いローラコン
ベア32,35,38は、いずれも下方へ倒すことがで
きる様になっており、各加工機100,200,300
の近傍に、必要に応じて作業者の移動通路を確保可能な
構成とされている。
【0019】ここで、ローラコンベア39,40とロー
ラコンベア41,42との間には、木材を横移動させる
ための多数の桟43が配置されている。この桟43の上
面と各ローラコンベア39〜42の各ローラ及び桟43
側の側面枠の上面とはほぼ同一高さとされている。これ
は、ローラコンベア39,40からローラコンベア4
1,42へと木材を持ち上げることなく、桟43の上面
を滑らせてスムーズに横移動させるためである。
【0020】また、ローラコンベア41とチェーンスラ
ッシャ24との間には、通常時はローラコンベア41の
ローラ上面より下方に沈んだ状態にあり、横架材木口加
工機300による加工の終了後に上昇してローラコンベ
ア41上の木材を持ち上げ、それ自身の傾斜を利用して
チェーンスラッシャ24へと木材を受け渡すための傾斜
式ローラ移送装置44が備えられている。これに対応し
て、チェーンスラッシャ24は、その横に配置されるチ
ェーンスラッシャ25よりも下側に木材を取り込む配置
となっている。なお、最終段のチェーンスラッシャ2
4,25は、工場配置等によっては、ホイールコンベア
とする場合もある。
【0021】加えて、ローラコンベア42とチェーンス
ラッシャ25との間には、それ自身が回転することによ
って、ローラコンベア42上の木材をすくい上げ、上下
を反転させた状態でチェーンスラッシャ25へと受け渡
す上下反転受け渡し装置45が備えられている。
【0022】また、最初に木材を投入する位置に配置さ
れているチェーンスラッシャ21は、移送方向の途中で
部分的に重複して配置される2組の搬送用チェーン群2
1a,21bによって構成されている。同じく、チェー
ンスラッシャ22,23も、2組の搬送用チェーン群2
2a,22b,23a,23bによって構成されてい
る。これは、横移送開始側の搬送用チェーン群21a,
22a,23aによる木材の横移送速度を、横移送終了
側の搬送用チェーン群21b,22b,23bによる木
材の横移送速度よりも遅くすることにより、ローラコン
ベア31,34,37の側面枠にそれぞれ配置されてい
るストッパ51,52,53に対して、多数の木材が重
なって押し付けられない様にするためである。これによ
り、チェーンスラッシャ21,22,23からローラコ
ンベア31,34,37へと木材を載せ代えるために設
けられている木材載せ代え装置61,62,63による
木材の載せ代え動作をスムーズに実行させることができ
る。
【0023】なお、各木材載せ代え装置61〜63は、
チェーンスラッシャ21〜23の上面より所定量沈んだ
位置からストッパ51〜53の上面を乗り越える高さま
で伸縮可能なエアシリンダと、このエアシリンダを横方
向に伸びるガイド61a,62a,63aに沿って移動
させる横移動機構とによって構成されている。また、こ
の横移動機構の駆動には、モータの回転を往復運動に変
換するクランク機構を使用し、載せ代え開始から載せ代
え完了までの横移動速度の変化が、最初は徐々に加速
し、途中で最高速度に達した後で徐々に減速させ、移動
開始時及び停止時の加速度による木材の横倒れを防止す
る工夫がなされている。
【0024】さらに、ローラコンベア33,36,3
9,40には、コンベア上の木材を下流のチェーンスラ
ッシャ22,23やローラコンベア41,42へと押し
出すためのプッシャプレート71〜73が備えられてい
る。これらのプッシャプレート71〜73は、各1対の
エアシリンダ74〜76によって駆動される様に構成さ
れている。なお、各ローラコンベア33,36,39,
40のプッシャプレート71〜73と反対側の側面枠
は、プッシャプレート71〜73による木材の押し出し
を妨げない様に、ローラ上面と同一高さ又は若干低めに
構成されている。
【0025】横架材切断・上下面加工機100は、その
主要な構成として、木材をクランプするためのNo.1
〜No.5バイス111〜115と、木材の端切りを行
うための切断ユニット130と、木材の上下面に対して
ほぞ穴やボルト穴を加工するための上下一対の角のみユ
ニット150と、横架材の上下面に対して間柱欠き、垂
木欠き、隅木欠き及び谷木欠きを加工するための上下一
対のカッターユニット170とを備えている。
【0026】また、この横架材切断・上下面加工機10
0における上下面加工位置を規定するための位置決めユ
ニット400が、ローラコンベア33の側方に配置され
るガイドレール401に沿って移動可能に配置されてい
る。なお、符号116,117で示されているのは、切
断ユニット110に対して搬入される木材の先端を検出
してローラコンベア31,32を停止させるための先端
検出用の光センサユニットである。
【0027】横架材側面加工機200は、その主要な構
成として、その前後に配置される短いローラコンベア2
11,212と、木材をクランプするためのNo.1,
No.2バイス221,222と、これらバイス22
1,222の間の位置において、対面する様に配置され
る一対の側面加工ユニット231,232とを備えてい
る。各側面加工ユニット231,232には、上下方向
に複数の側面加工用工具が装着される様になっている。
この横架材側面加工機200は、例えば、特公平1−1
55964号公報等に記載されている側面加工ユニット
を独立の加工機械として構成したもので、横架材の側面
に対して、大入れ蟻掛け、根太彫り、ボルト穴等の各種
加工を行うものである。
【0028】また、この横架材側面加工機200におけ
る側面加工位置を規定するための位置決めユニット50
0が、ローラコンベア36の側方に配置されるガイドレ
ール501に沿って移動可能に配置されている。この位
置決めユニット500は、横架材切断・上下面加工機1
00における加工位置を規定するための位置決めユニッ
ト400と同一のものである。
【0029】横架材木口加工機300は、その主要な構
成として、上流のローラコンベア37,38側に配置さ
れる第1の固定コンベア311と、この第1の固定コン
ベア311の延長上において、反対側のローラコンベア
39,40の直前に配置される第2の固定コンベア31
2と、この第2の固定コンベア312と同じ側におい
て、ローラコンベア41,42の延長線上に配置される
第3の固定コンベア313と、第1,第2の固定コンベ
ア311,312の間を連絡する連絡位置と図中一点鎖
線で示した前方の退避位置との間をZ軸方向へ移動可能
に配置される中間コンベア314と、各種加工工具を9
0度ずつずらして放射状に配置したターレットモータベ
ース321及びこのターレットモータベース321の前
方に取り付けられたボルト穴加工工具322を備える木
口加工ユニット320と、第1の固定コンベア311の
近傍に出没自在に配置され、ローラコンベア37,3
8,311上を搬送されて来る木材の先端位置を規定す
るためのNo.1ストッパ331と、このNo.1スト
ッパ331によって先端位置を規定された木材をクラン
プするNo.1バイス341と、第3の固定コンベア3
13の近傍に出没自在に配置され、ローラコンベア4
1,42,313上を搬送されて来る木材の先端位置を
規定するためのNo.2ストッパ332と、このNo.
2ストッパ332によって先端位置を規定された木材を
クランプするNo.2バイス342と、第2の固定コン
ベア312に併設されている印字装置351とを備えて
いる。
【0030】この横架材木口加工機300は、木口加工
ユニット320を図示のX方向及びZ方向に移動させる
と共にターレットモータベース321をY方向(上下方
向)に移動させつつ、No.1バイス341でクランプ
された木材の木口及びNo.2バイス342でクランプ
された木材の木口に対して必要な加工を行うものであ
る。この加工に当たっては、ターレットモータベース3
21を90度刻みで回転させることによって、そこに装
着された各種工具の中から必要なものを選択して継手・
仕口の加工を行うと共に、そのままで、木口加工ユニッ
ト320をZ方向に移動させると共にボルト穴加工工具
322を加工位置に向かせて胴差しボルト穴等の加工を
も行うことができる様に構成されている。
【0031】そして、特に、No.1バイス341でク
ランプされた木材の木口を加工したら、中間コンベア3
14を図示の実線の位置に移動させると共に木口加工ユ
ニット320を図示の様に機械の後方に移動させ、一方
の木口の加工を終了した木材を下流のローラコンベア3
9,40上へと移送し、次の木材をNo.1ストッパ3
31及びNo.1バイス341で位置決めし、No.1
ストッパ331及び中間コンベア314を退避位置へ移
動させると共に、木口加工ユニット320を前進させて
次の木材の木口加工を行い、この間に、先に下流側のロ
ーラコンベア39,40上へと移送しておいた木材をプ
ッシャプレート73によってローラコンベア41,42
上へと移し代え、横架材木口加工機300側に移送して
No.2ストッパ332により先端合わせを行うと共に
No.2バイス342でクランプしておく。この結果、
2本目の木材のNo.1バイス341によるクランプ位
置での木口加工が完了したら、直ちに1本目の木材のN
o.2バイス342によるクランプ位置での木口加工へ
と移行することができ、この間に中間コンベア314を
再び連絡位置へ移動させて2本目の木材をローラコンベ
ア39,40上へと移送しておくことにより、効率良
く、木材の両端木口の加工を実行できる様にしたもので
ある。
【0032】なお、図1において、チェーンスラッシャ
22,23,25は、木材移送用のチェーンを2列で一
組とする構成を採用している。これは、隅木欠きや谷木
欠きの様な大きな切削加工部を下面に有する木材がチェ
ーンにはまり込んで横移送に不具合を来さない様にする
ためである。また、ローラコンベア31,32に比べ
て、これより下流のローラコンベア33,34等は、ロ
ーラの間隔を調整することによって、大きな隅木欠きや
谷木欠きを有する木材の移送をスムーズに行い得る様に
構成している。さらに、ローラコンベア39〜42及び
ローラコンベア313には、中央が窪んだローラを使用
している。これは、印字装置351によってインクジェ
ット方式で印字された記号等がローラ面で擦れて見え難
くならない様にするためである。
【0033】次に、本実施の形態の横架材プレカット設
備10における特徴的な加工機である横架材切断・上下
面加工機100についてその具体的な構造をより詳しく
説明する。
【0034】図2は、この横架材切断・上下面加工機1
00を上方から見た平面図を表している。既に説明した
様に、この横架材切断・上下面加工機100は、木材を
クランプするためのNo.1〜No.5バイス111〜
115を備えている。そして、各バイス111〜115
の上方には、コラム121,121,…により支持され
た油圧シリンダ122,122,…によって昇降され、
木材を上から押し付けてクランプする上面クランパ12
3,123,…がそれぞれ配置されている。No.1バ
イス111〜No.3バイス113は、図3,図4に示
す様に、本体ベース101上に立設されたコラム102
の上面にローラ124と共に設置されており、油圧ユニ
ット125によって同じ量だけ接近・離間動作され、ロ
ーラ124上の木材Wを求心させつつクランプし得る機
構となっている。なお、ローラ124は、インバータ制
御のギヤモータM1によって速度制御されつつ回転駆動
される構成となっている。
【0035】また、切断ユニット130は、図2及び図
3に示す様に、ベース101上に立設されたコラム13
1と、このコラム131に対して回動可能に取り付けら
れ、先端に丸鋸132を装着されるアーム133と、こ
のアーム133を退避位置と切断位置との間で回動させ
る油圧シリンダ134と、アーム133内に収納された
ベルトドライブ機構を介して丸鋸132を回転駆動する
主軸モータ135と、丸鋸カバー136とを備えてい
る。なお、この切断ユニット130によって木材Wの前
端側の端切りを行う際には、先に述べた光センサユニッ
ト116,117において、木材Wにより検出光が遮ら
れることによって、その先端が端切り位置に到達してい
ることを検出し、ローラコンベア31,32等の駆動を
停止し、No.1バイス111及び上面クランパ123
によって木材Wを固定した上で、切断ユニット130を
駆動し、丸鋸132によって前端の端切りを実行する。
【0036】次に、角のみユニット150について説明
する。角のみユニット150は、図2及び図4に示す様
に、本体ベース101上に固定された固定ベース151
と、この固定ベース151の上面に設けられたX軸レー
ル152,152にガイドされてX軸方向へ移動可能な
X方向移動ベース153と、このX方向移動ベース15
3の上面に設けられたZ軸レール154,154にガイ
ドされてZ軸方向へ移動可能なコラム155と、このコ
ラム155の前面に設けられたY軸レール156,15
6にガイドされてY軸方向に移動可能な上下一対のモー
タベース157,157と、このモータベース157,
157に固定され、角のみ158,158を装着される
角のみ駆動モータ159,159と、この角のみ駆動モ
ータ159,159の前方に配置されると共にドリル1
60,160を装着されるドリル軸161,161とを
備えている。なお、ドリル軸161,161は、ハウジ
ング162,162内に収納されているベルトドライブ
機構により、角のみ駆動モータ159,159によって
回転駆動される。また、X方向移動ベース153は、そ
の右側面に固定されているサーボモータM11によって
駆動されるネジ送り機構(図示略)によってX軸レール
152,152上をX軸方向に移動される。同じくコラ
ム155は、X方向移動ベース153の後面に固定され
ているサーボモータM12によって駆動されるネジ送り
機構(図示略)によってZ軸レール154,154上を
Z軸方向に移動される。さらに、各モータベース15
7,157は、それぞれ油圧シリンダ163によってY
軸方向へ駆動される(ただし、下側のモータベース駆動
用の油圧シリンダはコラム155内に収納されていて、
図面上は現れていない。)。
【0037】次に、カッターユニット170について説
明する。カッターユニット170は、図2及び図5〜図
8に示す様に、本体ベース101の上面に設けられた第
1のX軸レール171,171にガイドされてX軸方向
へ移動可能なメインベース172と、このメインベース
172の上面に設けられた第2のX軸レール173,1
73にガイドされて同じくX軸方向へ移動可能なコラム
174と、このコラム174の右側面に設けられたY軸
レール175,175,…に沿ってY軸方向へ移動可能
な上側カッターベース176及び下側カッターベース1
77と、上側カッターベース176に固定された上側ア
ーム178と、この上側アーム178の下面にZ軸方向
移動可能に吊り下げられた上側カッターモータ179
と、この上側カッターモータ179に装着される上側カ
ッター180と、下側カッターベース177に対してZ
軸レール181,181を介してZ軸方向移動可能に取
り付けられた下側アーム182と、この下側アーム18
2の前端に設けられるブラケット183を介してY軸周
りに旋回可能に取り付けられた下側カッター支持部材1
84と、この下側カッター支持部材184に固定された
下側カッターモータ185と、この下側カッター支持部
材184の上端に設けられる軸受部186と、この軸受
部186に装着され、下側カッターモータ185によっ
て回転駆動される下側カッター187とを備えている。
【0038】また、下側アーム182の下方には、3個
の旋回用エアシリンダ191〜193が同軸上に直列に
配置されている。これら3個の旋回用エアシリンダ19
1〜193から伸びるシリンダロッド194には、ラッ
クバー195が固定されている。そして、このラックバ
ー195は、下側モータ支持部材184を旋回自在に支
持するギヤボックス196内に、ラックカバー197に
よってガイドされた状態で挿入されている。そして、こ
のギヤボックス196内において、下側モータ支持部材
184の旋回軸に固定されたピニオンギヤ198に噛み
合っている。
【0039】また、図2、図6及び図8に示す様に、本
体ベース101には、メインベース172をX軸方向へ
移動させるためのサーボモータM21が設けられてい
る。このサーボモータM21は、図5、図6及び図8に
示す様に、ネジ送り機構103を介して、メインベース
172を第1のX軸レール171,171でガイドしつ
つX軸方向へ移動させるためのものである。なお、メイ
ンベース172をX軸方向へ移動させるのは、カッター
ユニット170と角のみユニット150との間隔を、住
宅設計上のモジュールピッチに合わせて変更するためで
ある。従って、このサーボモータM21によるメインベ
ース172のX軸方向の移動は、1軒分の横架材のプレ
カット加工を開始する前に実施される。そして、通常
は、1軒分の横架材のプレカット加工が終了するまで
は、メインベース172がそのままの位置に保持され
る。
【0040】さらに、図2、図6及び図8に示す様に、
メインベース172の左側面には、コラム174をX軸
方向へ移動させるためのサーボモータM22が設けられ
ている。このサーボモータM22は、図5、図6及び図
8に示す様に、ネジ送り機構104を介して、コラム1
74を第2のX軸レール173,173でガイドしつつ
X軸方向へ移動させるためのものである。このサーボモ
ータM22により、上側カッター180及び下側カッタ
ー187のX軸方向の位置制御が行われる。
【0041】また、図2、図5及び図8に示す様に、コ
ラム174の上面には、下側カッターベース177をY
軸方向に移動させるためのサーボモータM23が設けら
れている。このサーボモータM23は、図6及び図8に
示す様に、ネジ送り機構105を介して、下側カッター
ベース177をY軸レール175,175でガイドしつ
つY軸方向へ移動させるためのものである。このサーボ
モータM23により、下側カッター187のY軸方向の
位置制御が行われる。
【0042】さらに、図2及び図6に示す様に、下側カ
ッターベース177の後面には、下側カッターベース1
77をZ軸方向に移動させるためのサーボモータM24
が設けられている。このサーボモータM24は、図6及
び図8に示す様に、ネジ送り機構106を介して、下側
アーム182をZ軸レール181,181でガイドしつ
つZ軸方向へ移動させるためのものである。このサーボ
モータM24により、下側カッター187のZ軸方向の
位置制御が行われる。
【0043】一方、上側カッターベース176のY軸方
向の移動は、図2及び図5に示す様に、コラム174の
上面に設けられた油圧シリンダCL21によって行われ
る構成とされている。また、上側カッターベース176
のZ軸方向の移動は、図2及び図5に示す様に、上側ア
ーム178の後面に設けられた油圧シリンダCL22に
よって行われる構成とされている。なお、上側カッター
ベース176のX軸方向の移動は、既に説明した様に、
サーボモータM22及びネジ送り機構104によるコラ
ム174のX軸方向移動によって制御されている。この
結果、上側カッター180は、X軸方向にはサーボモー
タM22により位置制御され、Z軸方向には油圧シリン
ダCL22により位置制御され、Y軸方向には油圧シリ
ンダCL21により位置制御されることになる。
【0044】ここで、No.4バイス114及びNo.
5バイス115は、図2、図5及び図6に示す様に、カ
ッターユニット170のメインベース172と一体に構
成されている。そして、図2、図6及び図7に示す様
に、必要に応じて下方へ倒すことのできる可倒式の補助
ローラ126,126を備えている。この補助ローラ1
26,126は、図7に示す様に、各バイス114,1
15を設置したコラム127,127に取り付けられた
エアシリンダ128,128によって倒したり起こした
りされる。また、これらNo.4バイス114及びN
o.5バイス115も、No.1〜No.3バイス11
1〜113と同様に、駆動ローラ124を備えると共
に、油圧ユニット125によって同じ量だけ接近・離間
動作され、ローラ124上の木材Wを求心させつつクラ
ンプし得る機構となっている。加えて、ローラ124
は、ギヤモータM1によって速度制御されつつ回転駆動
される構成となっている。
【0045】次に、位置決めユニット400について説
明する。位置決めユニット400をガイドするガイドレ
ール401は、図2〜図5に示す様に、ローラコンベア
33に沿って配置された支持フレーム403の上下に固
定されている。そして、この支持フレーム403には、
下向きのラック歯を有するラックバー405が、ガイド
レール401,401と平行に固定されている。そし
て、位置決めユニット400は、このラックバー405
に噛み合うピニオンギヤ407を備えると共に上下のガ
イドレール401,401によってガイドされる台車部
409と、この台車部409に対して回動可能に取り付
けられたフラット部411と、このフラット部411に
固定された位置決めロッド413とを備えている。フラ
ット部411は、台車部409に取り付けられたエアシ
リンダ415により、図3〜図5に示す様に、水平位置
と上昇位置との間で回動可能とされている。また、ピニ
オンギヤ407は、台車部409に固定されたサーボモ
ータM2によって回転駆動される様になっている。な
お、位置決めロッド413の先端には反射型の光センサ
が装着されており、木材Wが近傍まで来たことを検知し
てローラコンベア31等の移送速度を減速させるための
制御を可能にしている。この反射型光センサとしては、
本実施の形態では、位置決めロッド413の先端に木材
Wがほぼ当接した位置に存在するときにオンになるもの
と、位置決めロッド413の先端近くではあるが当接は
していない所定距離の位置に木材Wが存在するときにオ
ンするものの2種類を備えている。
【0046】この位置決めユニット400は、横架材加
工データに従って、木材Wの加工部位を、角のみユニッ
ト150やカッターユニット170による加工位置に位
置決め制御する。また、この位置決めユニット400
は、切断ユニット130による後端切りのための位置決
めにも用いられるし、場合によっては先端の切断を行う
際の位置決めにも用いられる。そして、次々と加工部位
を位置決め制御して1本の木材Wに対する加工及び後端
の切断が済むと、エアシリンダ415を駆動してフラッ
トプレート411を上昇位置へ退避させると共に、次の
木材Wの加工を開始するための位置へと速やかに戻され
る。この間に、上下面加工の完了した木材Wは、ローラ
コンベア33によって搬送され、その後端が横架材切断
・上下面加工機100から搬出されたことをローラコン
ベア33の入り口部分に上向きに検出光を照射する様に
配置された反射型の光センサがオフとなることによって
検出されたら、プッシャプレート71によってチェーン
スラッシャ22上へと横移動される。この結果、位置決
めユニット400は、ローラコンベア33上から木材W
が完全に排出される前に、次の加工のための準備動作を
開始することができ、加工効率を大幅に向上させること
ができている。
【0047】次に、本実施の形態の横架材切断・上下面
加工機100における隅木欠き加工及び谷木欠き加工の
ための下側カッター187の旋回制御について説明す
る。本実施の形態では、下側カッター187の旋回用に
設けられた各エアシリンダー191〜193は、図9の
模式図に示す様に、それぞれ、25mm、50mm、7
5mmを最大ストロークとするものを採用している。そ
して、図示の様に、全てのエアシリンダー191〜19
3を後退端(入端)へストロークさせた状態(図示
(A))、25mmストロークのエアシリンダー191
のみを前進端(出端)へストロークさせた状態(図示
(B))、50mmストロークのエアシリンダー192
のみを前進端へストロークさせた状態(図示(C))、
25mmストロークのエアシリンダ191と75mmス
トロークのエアシリンダ193を前進端へストロークさ
せた状態(図示(D))、及び全てのエアシリンダー1
91〜193を前進端へストロークさせた状態(図示
(E))のいずれかの状態に制御することにより、下側
カッター187を、45度刻みで旋回させることができ
る様に設計してある。また、下側カッター187は、そ
の刃幅の中心線と回転中心の交点を旋回中心とする様に
設計してある。
【0048】また、図9(A)、(C)〜(E)に示す
様に、No.4バイス114及びNo.5バイス115
に取り付けられている補助ローラ126,126は、下
側カッター187の旋回位置に応じて、軸受部186側
のものは下方へ倒した状態とされ、下側カッター187
側のものが上昇位置へと回動された状態に制御される。
これは、軸受け部186と補助ローラ126との干渉を
避けつつ、可能な限り加工位置の近くで木材Wを補助ロ
ーラ126によって支えて精度のよい加工を行うためで
ある。
【0049】さらに、図9(A)と図9(D)及び図9
(C)と図9(E)では、それぞれ木材Wの中心線に対
する下側カッター187の刃の角度は同じであるが、軸
受部186の位置が反対になっている。これは、隅木欠
きや谷木欠きを加工する場合に、図14(E)に例示す
る様に、欠き幅の一方側が深く、他方側が浅くなる様に
欠き溝が形成されることと対応している。つまり、例え
ば、図9(A)では図の上方の欠き深さの方が図の下方
の欠き深さよりも浅くなり、図9(D)では逆に図の上
方の欠き深さの方が図の下方の欠き深さよりも浅くな
る。従って、図9(A)と図9(D)の2種類の旋回位
置に制御し得る様にすることで、軸受部186を欠き深
さの浅い側に位置させてやり、軸受部186と木材Wと
の干渉を避けつつ、隅木欠きや谷木欠きを加工すること
ができる様にしているのである。ここで、図9におい
て、木材Wの表面に斜めに記した矢印は、その先端側が
深くなる様に屋根勾配に応じた隅木欠き加工や谷木欠き
加工が行われることを意味している。
【0050】次に、この実施の形態の横架材プレカット
設備10における制御系統について説明する。この横架
材プレカット設備10は、図10に示す様に、プレカッ
ト設備10の全体を制御する全体制御装置601と、こ
の全体制御装置601に対してCAD/CAMデータを
入力するCAD/CAMデータ入力装置602とから構
成されている。また、全体制御装置601は、大きく分
けて、横架材切断・上下面加工機100に対応する切断
・上下面加工制御装置611と、横架材側面加工機20
0に対応する側面加工制御装置612と、横架材木口加
工機300に対応する木口加工制御装置613とから構
成されている。そして、切断・上下面加工制御装置61
1は、横架材切断・上下面加工機100に木材を投入
し、加工を行った後次工程へ排出するまでの制御を実行
しており、横架材切断・上下面加工機100はもちろ
ん、チェーンスラッシャ21、ローラコンベア31〜3
3、位置決めユニット400及びプッシャプレート71
等をその制御対象としている。また、側面加工制御装置
612も、同様に、横架材側面加工機200、チェーン
スラッシャ22、ローラコンベア34〜36、位置決め
ユニット500及びプッシャプレート72等をその制御
対象としている。さらに、木口加工制御装置613は、
チェーンスラッシャ23以降の各機器を制御対象として
いる。
【0051】そして、本実施の形態における特徴とし
て、CAD/CAMデータ入力装置602は、横架材の
部材番号、加工位置、加工の種類に加えて、断面寸法及
び長さに関するデータを各横架材毎の加工情報として入
力する様に構成されている。また、全体制御装置601
内の各加工制御装置611〜613には、CAD/CA
Mデータ入力装置602から入力される加工データの
内、特に、各横架材の断面寸法及び長さから算出される
横架材の体積と、ローラコンベア31,32等による横
架材の送り速度との関係について、図11に示す様に、
体積Vが大きくなる程高速送り及び低速送りの各速度S
A,SBが小さくなる様に予め定められた搬入速度テー
ブル700が記憶されている。また、切断・上下面加工
制御装置611及び側面加工制御装置612は、位置決
めユニット400,500の移動速度について、上述し
たテーブルの木材搬入速度に0.9を乗じた速度とし、
ローラコンベア31,32等による木材搬入速度よりも
位置決めユニット400,500の移動速度の方が若干
遅くなる様に、位置決めユニット400,500に対す
る移動速度制御条件が予め設定されている。
【0052】次に、本実施の形態の特徴である切断・上
下面加工制御装置611による横架材の切断及び上下面
加工のための木材搬送及び位置決め制御の内容について
説明する。
【0053】まず最初に、投入された木材Wの先端を切
断する制御について説明する。この制御は、図12に示
す様な手順で実行され、チェーンスラッシャ21及び木
材載せ代え装置61によってローラコンベア31上に投
入された木材Wについて、CAD/CAMデータ入力装
置602から与えられたデータの内の断面寸法及び長さ
から体積Vを算出する処理が実行される(S10)。そ
して、この算出された体積Vに従って、上述した搬入速
度テーブル700を参照してこの木材Wに対する搬入速
度を決定する(S20)。例えば、V1<V<V2の関
係にあれば、この木材Wに対する搬入速度としては、体
積V2に対応する高速送り速度SA2及び低速送り速度
SB2が決定される。なお、この場合、体積V1に対応
する高速送り速度SA1と体積V2に対応する高速送り
速度SA2との補間値、及び低速送り速度SB1とSB
2の補間値を搬入速度として決定する補間演算を行う様
にしても構わない。また、1本の木材から複数本の横架
材を切り出す様な場合には、この木材から切り出される
横架材のそれぞれの体積を合計したものを用いて最初の
搬入速度を決める様にするとよい。そして、横架材が切
り出された残りの木材の搬入速度については、当該残り
の木材から切り出される横架材の体積の和をもって搬入
速度を決定する様にすることができる。。
【0054】こうしてローラコンベア31上に投入され
た木材Wの搬入速度が決定されたら、この決定結果に基
づいてギヤモータM1を駆動し、最初は高速送りを実行
し(S30)、ローラコンベア31の加工機100側の
端部近傍に設けた透過式光センサ(図示略)によって木
材Wが切断位置近傍に近付いたことを検出したら(S4
0:YES)、搬入速度を低速送りに切り換える(S5
0)。そして、光センサユニット116,117によっ
て木材Wの先端が検出されたら(S60:YES)、ロ
ーラコンベア31等による送材動作を停止する(S7
0)。なお、木材Wの先端の切断時には、通常は上述の
様にして位置決めを行うが、木口が荒れていて、先端部
を長く切り取らねばならない様な場合には、位置決めユ
ニット400を利用して先端の位置合わせを行うことも
ある。
【0055】そして、No.1バイス111及び上面ク
ランパ123を駆動して木材Wのクランプを実行し(S
80)、切断ユニット130の主軸モータ135を駆動
して丸鋸132の回転を開始する(S90)。その後、
油圧シリンダ134を駆動してアーム133を下方へ回
動させて丸鋸132による端切りを実行する(S10
0)。そして、再び油圧シリンダ134を駆動してアー
ム133を上方の退避位置へと回動させ(S110)、
主軸モータ135を停止し(S120)、木材Wをアン
クランプする(S130)。こうして、投入された木材
Wの先端が端切りによって整えられる。
【0056】次に、位置決めユニット400による位置
決め制御について説明する。この制御では、図13に示
す様に、前述の端切りを行っている間に、位置決めユニ
ット400を切断位置近傍の前進端まで移動させて送材
開始のための初期位置設定を行う(S210)。次に、
ローラコンベア31等を駆動して木材の高速送りを開始
する(S220)。このときのローラコンベア31等に
よる搬入速度は、上述のS20によって決定された高速
送り速度に対応した速度となる。そして、位置決めユニ
ット400の位置決めロッド413の先端に設けられて
いる2つの反射型光センサの内の一方により木材Wの先
端が位置決めロッド413の先端から所定距離の近傍位
置に達したことを検知したら(S230)、サーボモー
タM2を駆動して位置決めユニット400の高速送りに
よる移動を開始する(S240)。なお、このとき、位
置決めユニット400の移動速度は、既に述べた様に、
ローラコンベア31等の送り速度に対して0.9を乗じ
た速度として、若干遅めに設定されている。これによ
り、木材Wは、位置決めロッド413の先端に適度に押
し付けられて先端位置をしっかりと規定された状態で移
送されることになる。
【0057】そして、CAD/CAMデータの内容に従
って、切断ユニット130、角のみユニット150又は
カッターユニット170による加工位置に対して所定距
離手前に接近した位置まで木材の移送が行われたことを
位置決めユニット400の移動量に基づいて検出したら
(S242)、ローラコンベア31等のギヤモータM1
及び位置決めユニット400のサーボモータM2をS2
0で決定した低速送り速度に切り換えると共に(S24
4)、加工位置に木材Wの加工部位が停止する様にまず
位置決めユニット400を停止させ(S246)、その
上で位置決めユニット400の先端に木材Wが当接して
いることを検出してから(S248)、ローラコンベア
31等による木材の移送停止と加工位置近傍のバイス等
によるクランプ動作を実行する(S249)。なお、S
246〜S249の処理では、より具体的には、位置決
めユニット400をCAD/CAMデータに従って所定
の位置まで移動させて停止させた後もしばらくはローラ
コンベアを低速回転させ続け、前述した当接状態を検知
する方の光センサがオンになっていることを確認した上
でローラコンベアの搬送動作を停止させ、バイス等によ
るクランプを実行するといった制御を行うことにより、
木材Wの加工部位を正しい加工位置に停止させる制御が
行われている。そして、当該位置における加工が完了し
たら(S250:YES)、次の加工部位の有無を確認
し(S260)、木材をアンクランプすると共に、S2
0で決定した搬入速度に従ってS220〜S249と同
様に、再び位置決めユニット400及びローラコンベア
31等を駆動して木材Wの加工部位を対応する加工位置
へと移動させて停止する間欠送りを実行してS250へ
戻る(S270)。なお、このS270の処理において
は、既に木材Wが位置決めロッド413の先端に当接し
た状態にあるので、木材Wの高速送りと位置決めニット
400の高速送りは同時に開始される。そして、当該木
材Wに対する加工を全て完了したら(S260:N
O)、位置決めユニット400のエアシリンダ415を
駆動して位置決めロッド413を上方へ退避させると共
に、再び初期位置へと位置決めユニット400を移動さ
せて次の加工の準備を行う(S280)。また、既に説
明した様に、木材Wが加工機100から完全に搬出され
た状態を検知した上でエアシリンダ74,74を駆動
し、木材Wをプッシャプレート71で下流のチェーンス
ラッシャ22上へと横移動させる(S290)。
【0058】この横移動の完了信号を受けて側面加工制
御装置612によるチェーンスラッシャ22の駆動等が
開始され、次工程である横架材側面加工に関する制御が
開始する。この側面加工制御装置612による加工機2
00への木材の搬入及び位置決めに当たっても、上述の
S10,S20と同様に、搬入される木材の体積に応じ
た送り速度を決定して、ローラコンベア34等による木
材搬入速度や位置決めユニット500の移動速度が制御
される。また、側面加工制御装置612における位置決
めユニット500による位置決め制御及び側面加工ユニ
ット231,232による加工制御が完了して木材W
が、側面加工機200から完全に搬出された状態を検知
した上で、エアシリンダ75,75が駆動され、チェー
ンスラッシャ23上へと木材を横移動させさせられる。
そして、この横移動完了信号を受けて木口加工制御装置
613によるチェーンスラッシャ23の駆動等が開始さ
れ、次工程である横架材木口加工に関する制御が開始す
る。この木口加工制御装置613による木材の搬入及び
位置決めに当たっても、上述のS10,S20と同様
に、搬入される木材の体積に応じた送り速度を決定し
て、ローラコンベア37,42等による木材搬入速度が
制御される。
【0059】以上説明した様に、本実施の形態によれ
ば、各横架材の加工データとして与えられる断面寸法及
び長さに基づいて、個々の横架材の体積を算出し、体積
が大きくなる程、木材の搬入速度が遅くなる様に、各加
工機100〜300に対して木材を搬入及び位置決めす
る際の速度を、個々の横架材毎に異ならせる様に木材の
搬入速度及び位置決めユニット400,500の移動速
度を変更している。この結果、胴差しの様に重い横架材
については、位置決めユニット400,500やストッ
パ331,332対して低速で衝突する様にし、逆に、
小梁の様に軽い横架材については、可能な限り高速でそ
の搬送を行う様にすることで迅速に搬送と位置決めとを
行うことが可能になっている。そして、個々の横架材毎
にその重量が大きい程、搬入速度が遅くなるように制御
することで、位置決めユニット400,500やストッ
パ331,332に対する衝突時の衝撃力を抑えてこれ
らの部材の損傷を防止すると共に、位置決め精度の悪化
を防止することができている。また、通常、1軒の家屋
を考えた場合に、そこに使用される横架材の多くを占め
る軽い横架材については、胴差しの様な重い横架材の搬
入速度に合わせることなく、個々の横架材の重量にほぼ
比例する体積に基づいて個々の横架材の重量に応じた搬
入速度により、迅速に搬送及び位置決めを行うことで、
横架材プレカット設備10全体における横架材全体の加
工を能率的に行うことが可能になっている。
【0060】なお、本実施の形態においては、上下面加
工機100において、下側カッター187を45度刻み
で270度の範囲を旋回可能に構成することにより、通
常は専用の隅木欠き加工機を用いて手動で行っていた隅
木欠きや谷木欠きの加工も自動化することができてい
る。この結果、本実施の形態によれば、横架材の上下面
加工として、図14に示す様に、、横架材に対するほぞ
穴(図示(A))、ボルト穴(図示(B))、間柱欠き
(図示(C))、垂木欠き(図示(D))に加えて、隅
木欠き又は谷木欠き(図示(E))をも形成することが
できる。また、この場合、下側カッター187は、その
刃幅中心線と回転中心線の交点を旋回中心として旋回さ
れ、しかも、下側カッター187の前後のバイス11
4,115には補助ローラ126,126を設けてある
ので、長さの短い横架材の搬送を妨げることもない。ま
た、この横架材上下面加工機100では、角のみユニッ
ト150に対して、ドリル軸161を併設してドリル穴
加工をも行い得る構成を採用しているので、後工程で上
下面に対するドリル穴加工を行わなくてもよい。この結
果、後工程に専用のドリル穴加工機を設けなくてよいと
いう効果も発揮される。さらに、本実施の形態のプレカ
ット設備10によれば、横架材の上下面の加工と側面の
加工を別々の加工機100,200で実施する構成を採
用することにより、各加工機100,200において横
架材が加工のために停滞している時間が短くなり、この
種の設備では必然的に発生する移送時間を利用して次々
と各加工機100,200において横架材を迅速に加工
することができるので、加工効率が大幅に向上する。加
えて、本実施の形態のプレカット設備10によれば、木
口加工機300を上述の様に構成することで、一端の木
口加工を行った木材の搬送時間を利用して、その前に一
端の木口加工を終了している横架材の他端に対する木口
加工を実行することができ、これによっても設備全体の
加工効率を大幅に向上させている。
【0061】以上、本発明の一実施の形態について説明
したが、本発明は上述した実施の形態に限られることな
く、その要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々
の態様にて実施することができる。
【0062】例えば、柱材加工用のプレカットシステム
において、通し柱、管柱、束といった柱の種類に応じて
その搬送速度を変更する様にして、端切り用のストッパ
等の損傷を防止しつつ位置決め精度も確保し、しかも、
能率的な加工を行い得るシステムとして本発明を適用す
ることができる。
【0063】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、木
材のプレカット加工において、位置決め部材の損傷防止
と位置決め精度の悪化防止を図りつつ、全体として能率
的な加工を可能にすることができる。特に、横架材加工
システムに適用することにより、1軒の家屋を構成する
横架材の中の極わずかな本数の胴差しなどの重い横架材
を基準にしてしまうことなく横架材毎に搬入速度を変更
することで、1軒の家屋用の横架材の大多数を占める軽
い横架材の搬入速度を可能な限り速めることができ、大
幅な能率アップを達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態としての横架材プレカット設備の
全体配置を示す模式的な平面図である。
【図2】 実施の形態における横架材切断・上下面加工
機の平面図である。
【図3】 実施の形態における横架材切断・上下面加工
機の一部である切断ユニットの右側面図である。
【図4】 実施の形態における横架材切断・上下面加工
機の一部である角のみユニットの右側面図である。
【図5】 実施の形態における横架材切断・上下面加工
機の一部であるカッターユニットの右側面図である。
【図6】 実施の形態における横架材切断・上下面加工
機の一部であるカッターユニットの下側カッター部分を
示す一部断面で表した平面図である。
【図7】 実施の形態における横架材切断・上下面加工
機の一部であるカッターユニットの下側カッター部分を
示す正面図である。
【図8】 実施の形態における横架材切断・上下面加工
機の一部であるカッターユニットの下側カッターの駆動
機構を示すために一部断面で示す正面図である。
【図9】 実施の形態における下側カッターの旋回制御
の様子を示す模式図である。
【図10】 実施の形態としての横架材プレカット設備
の制御系統の構成を示すブロック図である。
【図11】 実施の形態における木材搬入速度決定用の
テーブルの内容を例示する説明図である。
【図12】 実施の形態において実行される横架材の切
断・上下面加工制御の内の端切り制御処理の内容を示す
フローチャートである。
【図13】 実施の形態において実行される横架材の切
断・上下面加工制御の内の位置決め制御処理の内容を示
すフローチャートである。
【図14】 実施の形態において実行される横架材の上
下面加工によって形成されるほぞ穴等の加工例を示す斜
視図である。
【符号の説明】
10・・・横架材プレカット設備、21〜25・・・チ
ェーンスラッシャ、31〜42・・・ローラコンベア、
100・・・横架材切断・上下面加工機、116,11
7・・・光センサユニット、124・・・ローラ、12
6・・・補助ローラ、130・・・切断ユニット、15
0・・・角のみユニット、170・・・カッターユニッ
ト、200・・・横架材側面加工機、211,212・
・・ローラコンベア、231,232・・・側面加工ユ
ニット、300・・・横架材木口加工機、311・・・
第1の固定コンベア、312・・・第2の固定コンベ
ア、313・・・第3の固定コンベア、314・・・中
間コンベア、320・・・木口加工ユニット、331・
・・No.1ストッパ、332・・・No.2ストッ
パ、400,500・・・位置決めユニット、401,
501・・・ガイドレール、409・・・台車部、41
1・・・フラット部、413・・・位置決めロッド、6
01・・・全体制御装置、602・・・CAD/CAM
データ入力装置、6111・・・切断・上下面加工制御
装置、612・・・側面加工制御装置、613・・・木
口加工制御装置、700・・・搬入速度テーブル、M1
・・・ギヤモータ、M2・・・サーボモータ、W・・・
木材。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木材のプレカット加工を行うプレカット
    加工機と、 該プレカット加工機に対して木材の搬入及び搬出を行う
    搬送コンベアと、 該搬送コンベアによって搬入される木材に当接した状態
    で、前記プレカット加工機による加工位置へ木材を停止
    させる位置決め部材とを備えるプレカット加工システム
    において、 前記搬送コンベアによって搬入される個々の木材の重量
    に関連するデータを入力する重量関連データ入力手段
    と、 該重量関連データ入力手段により入力される個々の木材
    の重量に関連するデータに基づき、重量が大きい木材ほ
    ど前記搬送コンベアによる木材搬入速度が遅くなる様
    に、個々の木材毎に、前記搬送コンベアによる木材搬入
    速度を変更する木材搬入速度制御手段とを備え、 前記重量関連データ入力手段を、前記個々の木材の重量
    に関連するデータとして個々の木材の体積を決定し得る
    データを入力する手段として構成することを特徴とする
    プレカット加工システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプレカット加工システム
    において、 前記位置決め部材を、前記搬送コンベアに沿って移動す
    る移動体に備えさせると共に、 該移動体の移動速度を、前記木材搬入速度制御手段によ
    る木材搬入速度の変更に対応すると共に、該木材搬入速
    度よりも遅い速度に制御する位置決め部材移動速度制御
    手段を備えること を特徴とするプレカット加工システ
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載のプレカット
    加工システムにおいて、前記プレカット加工機が横架材
    加工機であることを特徴とする横架材用のプレカット加
    工システム。
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