JP3614955B2 - プレカット加工装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、搬送路の側部に前後及び左右に移動可能に装着した支柱の両側面に装着した昇降台に工具を取り付けた2つのモータを装着して全体に低く構成したプレカット加工装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】
従来、木材の側面を加工するプレカット加工装置として、搬送路の側部に平行方向及び前後方向に移動可能に装着された支柱が設けられ、この支柱の片側にサーボモータによって上下に移動して位置決めされる昇降部材が装着され、この昇降部材に縦に3つのモータが並べて装着され、これら3つのモータをそれぞれシリンダによって搬送路に対して前後方向に移動するように構成し、これらのモータにそれぞれ平アリ加工具、ルータ加工具、ボーリング加工具が装着され、角ノミ加工具やカッタ加工具は別の加工機のモータに取り付けられたものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなプレカット加工装置では、支柱の片側に上下に移動可能に装着された昇降部材に3つのモータが装着されているので、支柱の高さ高くなり、又、カッタを別の支柱に設けているので、部品点数が多くなり、さらに、加工機を1つ余分に設置しなければならないので、広い設置面積を必要とするという題があつた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、複数のローラからなる搬送路上を送られて来た木材の所定の側面を加工するプレカット加工装置において、前記搬送路上に平行方向にサーボモータによって移動可能にベースに装着され、かつ前記搬送路に直行方向にサーボモータによって移動可能に装着されベースに装着された支柱と、該支柱の前記搬送路に直交した両側面に縦方向にそれぞれレールが装着され、該レールに係合するベアリングを装着して、上下に移動可能に装着された2つの昇降部材と、前記支柱の上部に装着されたサーボモータの回転軸に連結されたネジ軸に係合され、かつ前記2つの昇降部材を連結する係合部材と、前記2つの昇降部材にそれぞれ装着され、回転軸にそれぞれ工具が取り付けられたモータと、かつ前記2つの昇降部材のそれぞれに2つずつ装着され、前記モータを前記搬送路に対してそれぞれ前後に移動可能に装着されたシリンダとからなる側面加工機を前記搬送路の少なくとも片側に装着するものであり、又、前記工具は平アリ加工具、ボーリング加工具、ルータ加工具、カッタ加工具のいずれかであり、さらに、前記搬送路の両側に前記側面加工機が対向して2台装着するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明では、搬送路に対して、平行方向及び直交方向に支柱がサーボモータで移動可能に装着され、又、搬送路と直交方向の支柱の両側面に2つの昇降部材が上下に移動可能に装着されるとともに、係合部材で2つの昇降部材を固着し、支柱の上部に設けたサーボモータで係合部材を昇降することにより、2つの昇降部材を同時に昇降することにより、支柱の高さが低くなり、部品点数も少なくすることができる。
【0006】
【実施例】
図1は、本発明の1実施例のプレカット加工装置の平面図、図2は図1のプレカット加工装置の正面図、図3は図1のプレカット加工装置の側面図で、ベース部材1に固定された支持台2の上部に複数のローラ3からなる搬送路4が装着され、これらのローラ3はモータ5で回転され、又、木材の搬入側の側部にモータ6で回転される鋸7を設けた鋸装置8が装着され、この鋸装置8の側部に装着されたシリンダ9にストッパ10が取り付けられている。
【0007】
又、ベース部材1に搬送路4と平行にレール11が装着され、レール11に係合するベアリング12が移動台13に装着され、この移動台13にレール11に直交するレール14が装着され、このレール14に係合するベアリング15が支柱16に装着されている。
【0008】
又、支柱16の両側面に縦方向にレール17、18が装着され、これらのレール17、18にそれぞれ係合するベアリング19、20は昇降部材21、22に装着され、又、昇降部材21にシリンダ23、24及びモータ25、26が装着され、これらのシリンダ23、24によって搬送路4に対してモータ25、26が前後に移動可能に構成され、これらのモータ25、26にそれぞれ平アリ工具27、ボーリング工具28が取り付けられている。
【0009】
又、昇降部材22にシリンダ29、30及びモータ31、32が装着され、シリンダ29、30によってモータ31、32が搬送路4に対して前後に移動されるように構成され、モータ31にはルータ工具33が装着され、モータ32にはカッタ34が装着されている。
【0010】
又、支柱16の上部にサーボモータ35及びバランスシリンダ36が装着され、サーボモータ35の回転軸に連結されたネジ軸37に係合部材38が係合され、この係合部材38の両端は昇降部材21、22に固着され、又、移動台13はサーボモータ39によって駆動され、支柱16はサーボモータ40によって駆動されるように側面加工機41が構成される。
【0011】
このように構成された側面加工機41は搬送路4を挟んで2つ対向して設けられているが、これら2つの側面加工機41では、平アリ工具27とボーリング工具28及びルータ工具33とカッタ工具34が上下逆に装着されている。
【0012】
さらに、搬送方向の最後の搬送路4に上下にモータ42、43を設けた角ノミ加工機44が装着されているが、この角ノミ加工機44は通常使用されているものである。
【0013】
このように構成した本実施例のプレカット加工装置の動作を説明すると、まず、搬送路4に木材45が搬入される前に、シリンダ9によってストッパ10が突出して待機され、木材45が搬入されると、このストッパ10に当接して搬送路4の上に装着されたクランプ46がシリンダ47で駆動されることによってクランプされ、又、図示しないが、木材45は搬送路4の上部から上部クランプでクランプされる。
【0014】
このとき、鋸装置8のモータ5が回転されて鋸7が回転され、木材45の先端が適当な長さで切断された後、搬送路4のローラ3をモータ5によって駆動し、木材45を側面加工機41の加工位置に搬送する。
【0015】
そして、側面加工機41の支柱16をサーボモータ39、40により搬送路4に対して前後左右に移動して、側面加工機41を加工位置に位置決めし、又、サーボモータ35によって両側の昇降部材21、22を上下に移動して位置決めし、モータ25をシリンダ23によって突出して平アリ工具27で木材45の所定の位置に平アリを加工し、又、モータ25をシリンダ24で突出させてボーリング工具28で木材45にボーリング加工を施し、さらに、モータ31をシリンダ29で突出させてルータ工具33で木材45にルータ加工を施し、又、モータ32をシリンダ30によって突出してカッタ工具34により木材45に溝加工を施すことにより側面加工が終了する。
【0016】
そして、両側の側面加工機41で木材45の決められた部分を加工した後、ローラ3をモータ5で駆動してして、角ノミ加工機44の位置に木材45を搬送すると、角ノミ加工機44はモータ42、43を駆動して、木材45の上下面に角ノミ加工を施す。
【0017】
このように角ノミ加工機44において木材45の上下面が加工された後、木材45は搬送路4から排出される。
【0018】
以上のように、本実施例のプレカット加工装置では、側面加工機41の支柱16の両側面に昇降台21、22を装着し、それぞれの昇降台21、22にそれぞれ2つのモータ25、26と31、32を設けることによって、1台で4つの加工を施すことができるとともに、支柱16の高さを低くすることができ、部品点数が少なくなり、設置面積も少なくてよいという利点がある。
【0019】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明のブレカット加工装置では、側面加工機の支柱の両側面に2つの昇降台を装着し、これらの昇降台それぞれ2つのモータを装着して支柱の高さを低くすることができるとともに、部品点数を少なくすることができ、さらに、設置面積も少なくてよいという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の側面加工装置の平面図である。
【図2】図1の側面加工装置の正面図である。
【図3】図1の側面加工装置の側面図である。
【図4】図1の側面加工装置の裏面図である。
【符号の説明】
1 ベース部材
2 支持台
3 ローラ
4 搬送路
5 モータ
6 モータ
7 鋸
8 鋸装置
9 シリンダ
10 ストッパ
11 レール
12 ベアリング
13 移動台
14 レール
15 ベアリング
16 支柱
17、18 レール
19、20 ベアリング
21、22 昇降台
23、24 シリンダ
25、26 モータ
27 平アリ工具
28 ボーリング工具
29、30 シリンダ
31、32 モータ
33 ルータ工具
34 カッタ工具
35 サーボモータ
36 バランスシリンダ
37 ネジ軸
41 側面加工機
Claims (3)
- 複数のローラからなる搬送路上を送られて来た木材の所定の側面を加工するプレカット加工装置において、前記搬送路上に平行方向にサーボモータによって移動可能にベースに装着され、かつ前記搬送路に直行方向にサーボモータによって移動可能に装着されベースに装着された支柱と、該支柱の前記搬送路に直交した両側面に縦方向にそれぞれレールが装着され、該レールに係合するベアリングを装着して、上下に移動可能に装着された2つの昇降部材と、前記支柱の上部に装着されたサーボモータの回転軸に連結されたネジ軸に係合され、かつ前記2つの昇降部材を連結する係合部材と、前記2つの昇降部材にそれぞれ装着され、回転軸にそれぞれ工具が取り付けられたモータと、かつ前記2つの昇降部材のそれぞれに2つずつ装着され、前記モータを前記搬送路に対してそれぞれ前後に移動可能に装着されたシリンダとからなる側面加工機を前記搬送路の少なくとも片側に装着することを特徴とするプレカット加工装置。
- 前記工具は平アリ加工具、ボーリング加工具、ルータ加工具、カッタ加工具のいずれかであることを特徴とする請求項1記載の木材の側面を加工するプレカット加工装置。
- 前記搬送路の両側に前記側面加工機が対向して2台装着することを特徴とする請求項1記載の木材の側面を加工するプレカット加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30996595A JP3614955B2 (ja) | 1995-11-02 | 1995-11-02 | プレカット加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30996595A JP3614955B2 (ja) | 1995-11-02 | 1995-11-02 | プレカット加工装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH09123106A JPH09123106A (ja) | 1997-05-13 |
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Family
ID=17999503
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP30996595A Expired - Fee Related JP3614955B2 (ja) | 1995-11-02 | 1995-11-02 | プレカット加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3614955B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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JP6371117B2 (ja) * | 2014-05-24 | 2018-08-08 | 株式会社平安コーポレーション | プレカット特殊加工機 |
-
1995
- 1995-11-02 JP JP30996595A patent/JP3614955B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09123106A (ja) | 1997-05-13 |
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