JP3342053B2 - オーバーヘッドコンベアにおける搬送レール清掃装置 - Google Patents
オーバーヘッドコンベアにおける搬送レール清掃装置Info
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- JP3342053B2 JP3342053B2 JP26831892A JP26831892A JP3342053B2 JP 3342053 B2 JP3342053 B2 JP 3342053B2 JP 26831892 A JP26831892 A JP 26831892A JP 26831892 A JP26831892 A JP 26831892A JP 3342053 B2 JP3342053 B2 JP 3342053B2
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- Cleaning In General (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は，搬送レールのローラ支
持面にガイドローラを係合させて走行するトロリーに被
搬送物を支持するハンガーを吊り下げて搬送するオーバ
ーヘッドコンベアに関し，特に，その搬送レールのロー
ラ支持面に付着するオイルや埃等の異物を除去するため
の搬送レール清掃装置に関する。
持面にガイドローラを係合させて走行するトロリーに被
搬送物を支持するハンガーを吊り下げて搬送するオーバ
ーヘッドコンベアに関し，特に，その搬送レールのロー
ラ支持面に付着するオイルや埃等の異物を除去するため
の搬送レール清掃装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のオーバーヘッドコンベアは，被搬
送物を吊り下げたトロリーのトラニオンに複数のガイド
ローラを設け，これらガイドローラを搬送レールのロー
ラ支持面に係合させ，搬送レールの上方に平行に配設し
たチェーンレールの内部を循環する駆動チェーンに設け
た係合片をトラニオンに設けた被係合片に係合させて走
行するようになっている。
送物を吊り下げたトロリーのトラニオンに複数のガイド
ローラを設け，これらガイドローラを搬送レールのロー
ラ支持面に係合させ，搬送レールの上方に平行に配設し
たチェーンレールの内部を循環する駆動チェーンに設け
た係合片をトラニオンに設けた被係合片に係合させて走
行するようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで，搬送レール
のローラ支持面にはトラニオンに設けたガイドローラの
軸受部等から洩れたオイルが付着するため，そのオイル
に吸着された埃等の異物がこびり付くことになる。この
異物はガイドローラの通過に伴って搬送レールから剥げ
落ちるため，例えば塗装工程において，落下した異物が
未乾燥の被搬送物に付着する等の不都合が発生する問題
があった。
のローラ支持面にはトラニオンに設けたガイドローラの
軸受部等から洩れたオイルが付着するため，そのオイル
に吸着された埃等の異物がこびり付くことになる。この
異物はガイドローラの通過に伴って搬送レールから剥げ
落ちるため，例えば塗装工程において，落下した異物が
未乾燥の被搬送物に付着する等の不都合が発生する問題
があった。
【０００４】本発明は，前述の事情に鑑みてなされたも
ので，オーバーヘッドコンベアの搬送レールを効果的に
清掃して異物の落下を防止することを目的とする。
ので，オーバーヘッドコンベアの搬送レールを効果的に
清掃して異物の落下を防止することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に，本発明のオーバーヘッドコンベアの搬送レール清掃
装置は，被搬送物の搬送方向に沿って配設された搬送レ
ールが，該搬送方向に沿って延びるスリットと，このス
リットの両側に形成される左右一対のローラ支持面とを
備え，その両ローラ支持面上にガイドローラをそれぞれ
係合させて走行するトロリーに，被搬送物を支持するハ
ンガーを吊り下げて搬送するようにしたオーバヘッドコ
ンベアにおいて，トロリーに，前記左右一対のローラ支
持面にそれぞれ当接して回転駆動される左右一対のワイ
プブラシと，これらワイプブラシによってローラ支持面
から除去されて落下する異物を捕集する捕集パンとを設
け，前記左右一対のワイプブラシは，搬送方向前方側が
拡開するようにハ字状に配設されると共に，その両ワイ
プブラシの搬送方向後端部相互が前記スリットの真上で
一部重なり合っていることを特徴とする。
に，本発明のオーバーヘッドコンベアの搬送レール清掃
装置は，被搬送物の搬送方向に沿って配設された搬送レ
ールが，該搬送方向に沿って延びるスリットと，このス
リットの両側に形成される左右一対のローラ支持面とを
備え，その両ローラ支持面上にガイドローラをそれぞれ
係合させて走行するトロリーに，被搬送物を支持するハ
ンガーを吊り下げて搬送するようにしたオーバヘッドコ
ンベアにおいて，トロリーに，前記左右一対のローラ支
持面にそれぞれ当接して回転駆動される左右一対のワイ
プブラシと，これらワイプブラシによってローラ支持面
から除去されて落下する異物を捕集する捕集パンとを設
け，前記左右一対のワイプブラシは，搬送方向前方側が
拡開するようにハ字状に配設されると共に，その両ワイ
プブラシの搬送方向後端部相互が前記スリットの真上で
一部重なり合っていることを特徴とする。
【０００６】
【実施例】以下，図面に基づいて本発明を実施例を説明
する。
する。
【０００７】図１〜図４は本発明の一実施例を示すもの
で，図１はオーバーヘッドコンベアの斜視図，図２は図
１の２−２線矢視図，図３は図２の３−３線断面図，図
４は図２の４−４線断面図である。
で，図１はオーバーヘッドコンベアの斜視図，図２は図
１の２−２線矢視図，図３は図２の３−３線断面図，図
４は図２の４−４線断面図である。
【０００８】オーバーヘッドコンベアＣは，一対のチャ
ンネル材１，１をそれらの開口端が相互に対向するよう
に組み合わせて成る搬送レール２を備える。搬送レール
２の一対のチャンネル材１，１は，それらの下側フラン
ジの上面に後述のガイドローラ５…が転動するローラ支
持面１ａ，１ａを備えており，また両ローラ支持面１
ａ，１ａの間には搬送方向に沿って延びるスリット３が
形成される。
ンネル材１，１をそれらの開口端が相互に対向するよう
に組み合わせて成る搬送レール２を備える。搬送レール
２の一対のチャンネル材１，１は，それらの下側フラン
ジの上面に後述のガイドローラ５…が転動するローラ支
持面１ａ，１ａを備えており，また両ローラ支持面１
ａ，１ａの間には搬送方向に沿って延びるスリット３が
形成される。
【０００９】搬送レール２に走行可能に支持されるトロ
リーＴは，概略矩形状の板材から成る４個のトラニオン
４1 〜４4 を備える。各トラニオン４1 〜４4 は，その
前部及び後部にそれぞれ左右々一対のガイドローラ５…
を備え，それらガイドローラ５…は前記搬送レール２の
ローラ支持面１ａ，１ａに転動可能に支持される。また
トラニオン４1 〜４4 の前後部には，前記スリット３内
に位置するように一対のガイドローラ６，６が設けら
れ，これらガイドローラ６，６によってトラニオン４1
〜４4 の左右方向の位置ずれが規制される。
リーＴは，概略矩形状の板材から成る４個のトラニオン
４1 〜４4 を備える。各トラニオン４1 〜４4 は，その
前部及び後部にそれぞれ左右々一対のガイドローラ５…
を備え，それらガイドローラ５…は前記搬送レール２の
ローラ支持面１ａ，１ａに転動可能に支持される。また
トラニオン４1 〜４4 の前後部には，前記スリット３内
に位置するように一対のガイドローラ６，６が設けら
れ，これらガイドローラ６，６によってトラニオン４1
〜４4 の左右方向の位置ずれが規制される。
【００１０】搬送方向前側の２個のトラニオン４1 ，４
2 間及び後側の２個のトラニオン４3 ，４4 間は，それ
ぞれ連結杆７，７によって相互に角変位可能に連結さ
れ，また中央の２個のトラニオン４2 ，４3 間は，連結
杆８によって相互に角変位可能に連結される。中央の連
結杆８には左右方向に延びる支持部材９が一体に固着さ
れ，この支持部材９の両端には左右一対のガイドレール
２６，２６に当接してトロリーＴの振れを防止する一対
の振れ止めローラ１０，１０が設けられる。
2 間及び後側の２個のトラニオン４3 ，４4 間は，それ
ぞれ連結杆７，７によって相互に角変位可能に連結さ
れ，また中央の２個のトラニオン４2 ，４3 間は，連結
杆８によって相互に角変位可能に連結される。中央の連
結杆８には左右方向に延びる支持部材９が一体に固着さ
れ，この支持部材９の両端には左右一対のガイドレール
２６，２６に当接してトロリーＴの振れを防止する一対
の振れ止めローラ１０，１０が設けられる。
【００１１】トラニオン４1 〜４4 の下部には，搬送レ
ール２から落下する異物を捕集すべく，それぞれステー
１１…を介して捕集パン１２…が支持される。また中央
の連結杆８の上部には，同じく搬送レール２から落下す
る異物を捕集すべく，やや大型の捕集パン１３が支持さ
れる。トラニオン４2 には，線材を屈曲して形成した左
右一対のブラシ支持部材１４，１４の基端部がボルト１
５によって支持される。スリット３を通って搬送レール
２の内部に延びるブラシ支持部材１４，１４は，平面視
で二等辺三角形を形成するように先端部をボルト２７で
連結され，その一対の斜辺に多数の金属ワイヤをローラ
状に集合させて成るワイプブラシ１６，１６が回転自在
に支持される。ワイプブラシ１６，１６は搬送方向前方
側がハ字状に拡開するように配設され，捕集パン１３の
前端上方位置において搬送レール２のローラ支持面１
ａ，１ａに当接する。また図３に明示されるように，両
ワイプブラシ１６，１６は，それらの搬送方向後端部相
互がスリット３の真上で一部重なり合っている。
ール２から落下する異物を捕集すべく，それぞれステー
１１…を介して捕集パン１２…が支持される。また中央
の連結杆８の上部には，同じく搬送レール２から落下す
る異物を捕集すべく，やや大型の捕集パン１３が支持さ
れる。トラニオン４2 には，線材を屈曲して形成した左
右一対のブラシ支持部材１４，１４の基端部がボルト１
５によって支持される。スリット３を通って搬送レール
２の内部に延びるブラシ支持部材１４，１４は，平面視
で二等辺三角形を形成するように先端部をボルト２７で
連結され，その一対の斜辺に多数の金属ワイヤをローラ
状に集合させて成るワイプブラシ１６，１６が回転自在
に支持される。ワイプブラシ１６，１６は搬送方向前方
側がハ字状に拡開するように配設され，捕集パン１３の
前端上方位置において搬送レール２のローラ支持面１
ａ，１ａに当接する。また図３に明示されるように，両
ワイプブラシ１６，１６は，それらの搬送方向後端部相
互がスリット３の真上で一部重なり合っている。
【００１２】搬送レール２の上方には，下面にスリット
１７を有するチェーンレール１８が平行に配設される。
チェーンレール１８の内部には図示せぬ駆動源に接続さ
れた駆動チェーン１９が循環しており，この駆動チェー
ン１９に設けた係合片２０をトラニオン４1 に設けた被
係合片２１に係合させることにより，トロリーＴが駆動
チェーン１９に牽引されて走行する。
１７を有するチェーンレール１８が平行に配設される。
チェーンレール１８の内部には図示せぬ駆動源に接続さ
れた駆動チェーン１９が循環しており，この駆動チェー
ン１９に設けた係合片２０をトラニオン４1 に設けた被
係合片２１に係合させることにより，トロリーＴが駆動
チェーン１９に牽引されて走行する。
【００１３】トロリーＴの連結杆８の下面に固着したフ
ック部材２２には，ハンガーＨの上端に設けたループ部
材２３が着脱自在に吊り下げされる。ハンガーＨのステ
ー２４には左右一対の支持部材２５，２５が設けられて
おり，これら支持部材２５，２５に被搬送物Ｗである自
動車のバンパーが支持される。
ック部材２２には，ハンガーＨの上端に設けたループ部
材２３が着脱自在に吊り下げされる。ハンガーＨのステ
ー２４には左右一対の支持部材２５，２５が設けられて
おり，これら支持部材２５，２５に被搬送物Ｗである自
動車のバンパーが支持される。
【００１４】次に，上記構成を備えた本発明の実施例の
作用について説明する。
作用について説明する。
【００１５】チェーンレール１８の内部を循環する駆動
チェーン１９の係合片２０にトラニオン４1 の被係合片
２１を係合させたトロリーＴは，各トラニオン４1 〜４
4 に設けたガイドローラ５…及びガイドローラ６，６を
搬送レール２に案内されて走行する。この時，トラニオ
ン４2 に支持した一対のワイプブラシ１６，１６が搬送
レール２の一対のローラ支持面１ａ，１ａに当接し，そ
のローラ支持面１ａ，１ａから受ける反力によってブラ
シ支持部材１４，１４回りに回転する。すると搬送レー
ル２のローラ支持面１ａ，１ａに付着していた異物がワ
イプブラシ１６，１６で除去され，その異物はハ字状に
配設されたワイプブラシ１６，１６によって搬送レール
２の中央部に寄せ集められる。その結果，異物は搬送レ
ール２のスリット３から下方に落下し，そこに有る捕集
パン１３の上面に捕集され，ハンガーＨに支持した被搬
送物Ｗに付着することが防止される。尚，搬送レール２
の異物は各トラニオン４1 〜４4 のガイドローラ５…の
転動によっても落下するが，その異物は各トラニオン４
1 〜４4 の下部に設けた捕集パン１２…によって捕集さ
れ，被搬送物Ｗに付着したり床面に散乱する不都合が回
避される。
チェーン１９の係合片２０にトラニオン４1 の被係合片
２１を係合させたトロリーＴは，各トラニオン４1 〜４
4 に設けたガイドローラ５…及びガイドローラ６，６を
搬送レール２に案内されて走行する。この時，トラニオ
ン４2 に支持した一対のワイプブラシ１６，１６が搬送
レール２の一対のローラ支持面１ａ，１ａに当接し，そ
のローラ支持面１ａ，１ａから受ける反力によってブラ
シ支持部材１４，１４回りに回転する。すると搬送レー
ル２のローラ支持面１ａ，１ａに付着していた異物がワ
イプブラシ１６，１６で除去され，その異物はハ字状に
配設されたワイプブラシ１６，１６によって搬送レール
２の中央部に寄せ集められる。その結果，異物は搬送レ
ール２のスリット３から下方に落下し，そこに有る捕集
パン１３の上面に捕集され，ハンガーＨに支持した被搬
送物Ｗに付着することが防止される。尚，搬送レール２
の異物は各トラニオン４1 〜４4 のガイドローラ５…の
転動によっても落下するが，その異物は各トラニオン４
1 〜４4 の下部に設けた捕集パン１２…によって捕集さ
れ，被搬送物Ｗに付着したり床面に散乱する不都合が回
避される。
【００１６】而して，オーバーヘッドコンベアＣの運転
によって搬送レール２に付着した異物が自動的に清掃除
去されることになり，異物の落下による種々の不都合を
未然に回避することが可能となる。
によって搬送レール２に付着した異物が自動的に清掃除
去されることになり，異物の落下による種々の不都合を
未然に回避することが可能となる。
【００１７】以上，本発明の実施例を詳述したが，本発
明は前記実施例に限定されるものでなく，種々の設計変
更を行うことが可能である。
明は前記実施例に限定されるものでなく，種々の設計変
更を行うことが可能である。
【００１８】例えば，搬送レール２の断面形状は実施例
のものに限定されず，ウエブの上下両端にフランジを形
成したＩ型材を用いて，その下側のフランジ上面をロー
ラ支持面としても良い。またワイプブラシ１６，１６は
必ずしもローラ状である必要はなく，その形状及び数は
適宜変更することが可能である。
のものに限定されず，ウエブの上下両端にフランジを形
成したＩ型材を用いて，その下側のフランジ上面をロー
ラ支持面としても良い。またワイプブラシ１６，１６は
必ずしもローラ状である必要はなく，その形状及び数は
適宜変更することが可能である。
【００１９】
【発明の効果】以上のように，本発明の第１の特徴によ
れば，搬送レールの，搬送方向に沿って延びるスリット
の両側に左右一対のローラ支持面を形成し，その両ロー
ラ支持面上にガイドローラをそれぞれ係合させて走行す
るトロリーにハンガーを吊り下げて搬送するようにした
オーバヘッドコンベアにおいて，トロリーに，左右一対
のローラ支持面にそれぞれ当接して回転駆動される左右
一対のワイプブラシと，これらワイプブラシによってロ
ーラ支持面から除去されて落下する異物を捕集する捕集
パンとを設けたので，上記回転するワイプブラシによっ
て，搬送レールのローラ支持面に付着した異物を効果的
に除去するとともに，そこから落下する異物を捕集パン
によって捕集することができ，従って搬送レールを自動
的に清掃して常に清潔な状態に保ち，異物の落下による
被搬送物や床面の汚損を未然に防止することができる。
れば，搬送レールの，搬送方向に沿って延びるスリット
の両側に左右一対のローラ支持面を形成し，その両ロー
ラ支持面上にガイドローラをそれぞれ係合させて走行す
るトロリーにハンガーを吊り下げて搬送するようにした
オーバヘッドコンベアにおいて，トロリーに，左右一対
のローラ支持面にそれぞれ当接して回転駆動される左右
一対のワイプブラシと，これらワイプブラシによってロ
ーラ支持面から除去されて落下する異物を捕集する捕集
パンとを設けたので，上記回転するワイプブラシによっ
て，搬送レールのローラ支持面に付着した異物を効果的
に除去するとともに，そこから落下する異物を捕集パン
によって捕集することができ，従って搬送レールを自動
的に清掃して常に清潔な状態に保ち，異物の落下による
被搬送物や床面の汚損を未然に防止することができる。
【００２０】また左右一対のワイプブラシを，搬送方向
前方側が拡開するようにハ字状に配設したので，ローラ
支持面から除去した異物を搬送レール中央のスリットに
効率よく集めて正確に捕集パン上に落下させることがで
き，しかもその両ワイプブラシ自体が異物をスリットに
導く異物誘導手段を兼ねるから，スクレーパ等の特別な
異物誘導手段を設ける必要はなく，それだけ構造の簡素
化やコスト節減に寄与することができる。
前方側が拡開するようにハ字状に配設したので，ローラ
支持面から除去した異物を搬送レール中央のスリットに
効率よく集めて正確に捕集パン上に落下させることがで
き，しかもその両ワイプブラシ自体が異物をスリットに
導く異物誘導手段を兼ねるから，スクレーパ等の特別な
異物誘導手段を設ける必要はなく，それだけ構造の簡素
化やコスト節減に寄与することができる。
【００２１】更に上記ハ字状に配設した左右一対のワイ
プブラシは，それらの搬送方向後端部相互が前記スリッ
トの真上で一部重なり合っているので，ワイプブラシ自
体に付着して該ブラシの搬送方向後部に集まる異物を，
両ワイプブラシ相互が互いに回転しながら擦れ合うこと
で各ブラシより効果的にはたき出して，その直下のスリ
ットから捕集パン側に落すことができ，従って各ワイプ
ブラシが早期に汚れることが回避され，メンテナンスが
良好である。
プブラシは，それらの搬送方向後端部相互が前記スリッ
トの真上で一部重なり合っているので，ワイプブラシ自
体に付着して該ブラシの搬送方向後部に集まる異物を，
両ワイプブラシ相互が互いに回転しながら擦れ合うこと
で各ブラシより効果的にはたき出して，その直下のスリ
ットから捕集パン側に落すことができ，従って各ワイプ
ブラシが早期に汚れることが回避され，メンテナンスが
良好である。
【図１】オーバーヘッドコンベアの斜視図
【図２】図１の２−２線矢視図
【図３】図２の３−３線断面図
【図４】図２の４−４線断面図
１ａ ローラ支持面 ２ 搬送レール ３ スリット ５ ガイドローラ １３ 捕集パン １６ ワイプブラシ Ｈ ハンガー Ｔ トロリー Ｗ 被搬送物
Claims (1)
- 【請求項１】 被搬送物（Ｗ）の搬送方向に沿って配設
された搬送レール（２）が，該搬送方向に沿って延びる
スリット（３）と，このスリット（３）の両側に形成さ
れる左右一対のローラ支持面（１ａ）とを備え，その両
ローラ支持面（１ａ）上にガイドローラ（５）をそれぞ
れ係合させて走行するトロリー（Ｔ）に，被搬送物
（Ｗ）を支持するハンガー（Ｈ）を吊り下げて搬送する
ようにしたオーバヘッドコンベアにおいて， トロリー（Ｔ）に，前記左右一対のローラ支持面（１
ａ）にそれぞれ当接して回転駆動される左右一対のワイ
プブラシ（１６）と，これらワイプブラシ（１６）によ
ってローラ支持面（１ａ）から除去されて落下する異物
を捕集する捕集パン（１３）とを設け， 前記左右一対のワイプブラシ（１６）は，搬送方向前方
側が拡開するようにハ字状に配設されると共に，その両
ワイプブラシ（１６）の搬送方向後端部相互が前記スリ
ット（３）の真上で一部重なり合っている ことを特徴と
する，オーバーヘッドコンベアにおける搬送レール清掃
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26831892A JP3342053B2 (ja) | 1992-10-07 | 1992-10-07 | オーバーヘッドコンベアにおける搬送レール清掃装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26831892A JP3342053B2 (ja) | 1992-10-07 | 1992-10-07 | オーバーヘッドコンベアにおける搬送レール清掃装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06115661A JPH06115661A (ja) | 1994-04-26 |
| JP3342053B2 true JP3342053B2 (ja) | 2002-11-05 |
Family
ID=17456873
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26831892A Expired - Fee Related JP3342053B2 (ja) | 1992-10-07 | 1992-10-07 | オーバーヘッドコンベアにおける搬送レール清掃装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3342053B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111099312A (zh) * | 2019-11-19 | 2020-05-05 | 陕西众策网络科技发展有限公司 | 用于产品质量检测的质检工艺用传送装置 |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3405073B2 (ja) * | 1996-06-18 | 2003-05-12 | 株式会社ダイフク | 搬送設備 |
| JP4680396B2 (ja) * | 2001-01-25 | 2011-05-11 | 本田技研工業株式会社 | オーバーヘッドコンベアにおけるレール清掃装置 |
| KR100797999B1 (ko) * | 2001-06-26 | 2008-01-28 | 주식회사 포스코 | 벨트 표면과의 접촉력을 조정하는 벨트크리너 |
| DE10158905B4 (de) * | 2001-11-30 | 2004-07-22 | Daimlerchrysler Ag | Bürsteneinrichtung zur Reinigung von Transportbahnen |
| JP2007022496A (ja) * | 2005-07-21 | 2007-02-01 | Koshin Seiki:Kk | 移動ユニット |
| CN102015129B (zh) * | 2008-03-14 | 2014-03-19 | 迪瓦西公司 | 清洁子弹及其操作方法 |
| CN103748025B (zh) * | 2011-03-28 | 2016-08-17 | 泰华施公司 | 清洁装置 |
-
1992
- 1992-10-07 JP JP26831892A patent/JP3342053B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111099312A (zh) * | 2019-11-19 | 2020-05-05 | 陕西众策网络科技发展有限公司 | 用于产品质量检测的质检工艺用传送装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06115661A (ja) | 1994-04-26 |
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