JPH056260Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH056260Y2
JPH056260Y2 JP1986102139U JP10213986U JPH056260Y2 JP H056260 Y2 JPH056260 Y2 JP H056260Y2 JP 1986102139 U JP1986102139 U JP 1986102139U JP 10213986 U JP10213986 U JP 10213986U JP H056260 Y2 JPH056260 Y2 JP H056260Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
hanger
brush
foreign matter
overhead conveyor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1986102139U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS638224U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986102139U priority Critical patent/JPH056260Y2/ja
Publication of JPS638224U publication Critical patent/JPS638224U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH056260Y2 publication Critical patent/JPH056260Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chain Conveyers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はオーバヘツドコンベアレールにより移
送され当該レールに付着せる異物及び当該レール
の摩耗により発生される鉄粉を除去する清掃ハン
ガに関する。
(従来の技術) 車輌の生産ラインにおいては、第5図、第6図
に示すように、キヤブ1はオーバヘツドコンベア
2のレール3に移動可能に吊り下げられたキヤブ
搬送ハンガ4に載置されて各工程に搬送されるよ
うになつている。このハンガ4はハンガ本体4a
の上部且つ前後位置に配設された2本のCネツク
5,5を介して支持された支持部材6及び当該支
持部材6の上部且つ前、後位置に配設された2本
の支持部材7,7に回転可能に軸支され前記レー
ル3に回転可能に支持される複数のローラ8を有
するトロリ9を介して移動可能に吊下される。
各工程の内特に塗装工程においては、ゴミは大
敵であり被塗装物にゴミが付着すると塗装品を悪
化させる。塗装場におけるオーバヘツドコンベア
レール3は水蒸気、水のスプレー、強アルカリ、
洗剤、高温(約200度)等に曝されるために洗浄
による汚物或いはオーバヘツドコンベア2及びハ
ンガ4の各可動部に注入されたグリス等がレール
3に付着し、更に乾燥炉内では塗料溶剤がヤニと
なつてレール3に付着してゴミとなる。更にハン
ガ4の移動に伴うレール3の摩耗により鉄粉が発
生する。このため、特に前記オーバヘツドコンベ
アレ2のある塗装場においてはレール3から剥離
したゴミ等の異物や前記鉄粉等が被塗装物である
キヤブ、ボデイのルーフ等に落下し易く、これら
の異物が付着すると前述のように塗装不良の大き
な要因となる。
かかる対策として、レール3の下方且つハンガ
4の上方位置に当該レール3に沿つて、その中央
から両側に第6図に示すようにゴミ受10,11
を配設して前記レール3から落下するゴミ等の異
物を受けるようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、生産ラインの工程によつてはゴ
ミ受けを配置することが出来ない場合があり、ま
た落下するゴミを単に受けるだけの構成であるた
めに前記レールに付着せる異物を除去することが
出来ない等の問題がある。
本考案は上述の問題点を解決するためになされ
たもので、オーバヘツドコンベアレールに付着せ
る異物及び当該レールの摩耗により発生する鉄粉
等を積極的に除去するようにしたオーバヘツドコ
ンベアレールの清掃ハンガを提供することを目的
とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案によれば、オ
ーバヘツドコンベアレールにローラを介して移送
可能に吊下されるハンガの上部に設けられ前記レ
ールの内、外周面に夫々先端が当接して移送時に
これらの各面に附着せる異物を剥離して除去する
ブラシと、前記ハンガの下部に設けられ前記ブラ
シにより剥離されて前記レールから落下せる前記
異物を受けるゴミ受皿と、前記ハンガの上部且つ
前記ブラシの後方位置に前記レールの少なくとも
前記ローラが転動するレール面と僅かな間隙を存
して対向配設され前記ブラシにより前記レールか
ら剥離されて前記レール面に残存せる鉄粉を吸着
せしめるマグネツトとを備えた構成としたもので
ある。
(作用) 清掃ハンガはオーバヘツドコンベアにより移送
され、当該移送に伴いブラシが前記オーバヘツド
コンベアのレール面を摺動して当該レール面に付
着せる異物を剥離して除去し、この剥離された異
物はゴミ受皿上に落下して集められる。マグネツ
トは前記レール面の摩耗により発生する鉄粉を吸
着して当該鉄粉を除去する。
(実施例) 以下本考案の一実施例を添付図面に基づいて詳
述する。
第1図、及び第2図は本考案に係る清掃ハンガ
を示し、清掃ハンガ20は矩形状のゴミ受皿2
1、当該ゴミ受皿21をレール3に移動可能に吊
下支持する支持部22、当該支持部22に支持さ
れて前記レール3に付着する異物を除去する清掃
器30、及びレール3から発生する鉄粉を吸着す
る吸着器40とにより構成されている。ゴミ受皿
21の開口端は複数のアーム22aを介して支持
部材23に吊下され、この支持部材23の前、後
部はトロリ25,25を介してレール3に移動可
能に吊下されている。このトロリ25は下端が支
持部材23に固定された支持部材26と、当該支
持部材26の上端に回転可能に軸支され且つ前記
レール3に回転可能に摺接する複数のローラ27
とにより構成されている。
支持部材23の略中央位置には当該支持部材2
3の各下端を植設された2本の支持棒28,29
が垂設され、これらの各支持棒28,29の各上
端には夫々清掃器30、吸着器40が設けられて
いる。清掃器30は第3図に示すようにレール3
の外側をその両側面及び底面を囲繞する断面略コ
字状のホルダ31、当該ホルダ31に設けられた
ブラシ32,33、前記レール3内に遊嵌される
ホルダ35及び当該ホルダ35に設けられたブラ
シ36により構成される。また、吸着器40は第
4図に示すようにレール3内に遊嵌されるマグネ
ツト41と、当該レール3の下方に配置されるマ
グネツト42とにより構成される。
ホルダ31のレール3を構成する2本のレール
15,16の各外側面と対向する各内面31a,
31aには一端をこれらの各内面に植設され、他
端を前記レール3の各両側面に圧接されるワイヤ
ブラシ32,32が設けられており、更に当該ホ
ルダ31の前記各レール15,16の各底面と対
向する底面31bには一端を当該底面に植設さ
れ、他端を各レール15,16の各底面に圧接さ
れるブラシ33,33が設けられている。ホルダ
31の底面31bの略中央には一端を植設された
支持棒34が垂設され、その上端はレール32,
32の間を遊嵌して略中央に至り、当該先端には
ホルダ35が固設されている。このホルダ35の
周面及び上、下の各端面の周縁には図示のように
ワイヤブラシ36,36植設され、各自由端を前
記各レール15,16の各内周面及び上下の各端
面に圧接されている。
吸着器40を支持する支持棒29上端は第4図
に示すように2本のレール15,16の略中央を
遊嵌してこれらのレール15,16の略中央に至
り、当該上端にはマグネツト41が固設されてい
る。このマグネツト41の両側面は夫々各レール
15,16の内側の各側面下部に、底面は各レー
ル15,16の各下端面に僅かの空隙で対向して
いる。支持棒29には各レール15,16の僅か
下方位置にマグネツト42が固設され、このマグ
ネツト42の上端面は前記各レール15,16の
各底面と離隔対向している。
以下に作用を説明する。
清掃ハンガ20は第1図に示すようにトロリ2
5を連結器12を介してオーバヘツドコンベア2
の搬送用のチエンに連結され、矢印Fで示す方向
に移送される。この移送に伴い清掃器30の各ワ
イヤブラシ32,32が各レール15,16の側
面を摺動し、ワイヤブラシ33,33がこれらの
各レール15,16の各底面を摺動してこれらの
各面に付着せるゴミ等の異物を剥離して除去す
る。また、ホルダ35のワイヤブラシ36,36
は各レール15,16の各内面を摺動してこれら
の各内面に付着せるゴミ等の異物を剥離して除去
する。これらの各レール15,16から剥離され
た異物はゴミ受皿21に落下して集められる。
同時に、吸着器40は各マグネツト41,42
により各レール15,16の摩耗により発生する
鉄粉を吸着して除去し、これらのレール15,1
6からの落下及びこれらの各レール15,16へ
の鉄粉の固着を防止する。この清掃器20は適当
数のキヤブ或いはボデイの塗装用ハンガの間に配
置されて適当な周期で移送される。斯くしてレー
ル15,16に付着せる異物及びこれらの各レー
ル15,16から発生される鉄粉が積極的に取り
除かれる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、オーバヘ
ツドコンベアレールにローラを介して移送可能に
吊下されるハンガの上部に設けられ前記レールの
内、外周面に夫々先端が当接して移送時にこれら
の各面に附着せる異物を剥離して除去するブラシ
と、前記ハンガの下部に設けられ前記ブラシによ
り剥離されて前記レールから落下せる前記異物を
受けるゴミ受皿と、前記ハンガの上部且つ前記ブ
ラシの後方位置に前記レールの少なくとも前記ロ
ーラが転動するレール面と僅かな間隙を存して対
向配設され前記ブラシにより前記レールから剥離
されて前記レール面に残存する鉄粉を吸着せしめ
るマグネツトとを備えた構成としたので、積極的
に前記レールに付着せる異物を剥離して除去する
と共に当該レールの摩耗により発生する鉄粉を除
去することができ、特に塗装工程における異物の
除去に効果的である。また、かかる清掃器を使用
することにより、従来のようにレールに沿つて配
設せるゴミ受を不要とすることが可能となる等の
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るオーバヘツドレールの清
掃ハンガの一実施例を示す要部断面図、第2図は
第1図の端面図、第3図は第1図の清掃器の断面
図、第4図は第1図の吸着器の断面図、第5図は
オーバヘツドコンベア及びキヤブ搬送用ハンガの
側面図、第6図は第5図の矢線−断面図であ
る。 2……オーバヘツドコンベア、3……レール、
4……キヤブ搬送ハンガ、20……清掃ハンガ、
21……ゴミ受皿、25……トロリ、30……清
掃器、31,35……ホルダ、32,33,36
……ワイヤブラシ、41,42……マグネツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. オーバヘツドコンベアレールにローラを介して
    移送可能に吊下されるハンガの上部に設けられ前
    記レールの内、外周面に夫々先端が当接して移送
    時にこれらの各面に附着せる異物を剥離して除去
    するブラシと、前記ハンガの下部に設けられ前記
    ブラシにより剥離されて前記レールから落下せる
    前記異物を受けるゴミ受皿と、前記ハンガの上部
    且つ前記ブラシの後方位置に前記レールの少なく
    とも前記ローラが転動するレール面と僅かな間隙
    を存して対向配設され前記ブラシにより前記レー
    ルから剥離されて前記レール面に残存せる鉄粉を
    吸着せしめるマグネツトとを備えたことを特徴と
    するオーバヘツドコンベアレールの清掃ハンガ。
JP1986102139U 1986-07-04 1986-07-04 Expired - Lifetime JPH056260Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986102139U JPH056260Y2 (ja) 1986-07-04 1986-07-04

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986102139U JPH056260Y2 (ja) 1986-07-04 1986-07-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS638224U JPS638224U (ja) 1988-01-20
JPH056260Y2 true JPH056260Y2 (ja) 1993-02-18

Family

ID=30973513

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986102139U Expired - Lifetime JPH056260Y2 (ja) 1986-07-04 1986-07-04

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH056260Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4680396B2 (ja) * 2001-01-25 2011-05-11 本田技研工業株式会社 オーバーヘッドコンベアにおけるレール清掃装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58120114U (ja) * 1982-02-12 1983-08-16 大福工営株式会社 駆動チエン装置
JPS58147912U (ja) * 1982-03-31 1983-10-04 日野自動車株式会社 架空レ−ルの清掃装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS638224U (ja) 1988-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02123022A (ja) 物品の離隔搬送装置
US5421448A (en) Belt conveyor for paint application system with piece supporting surface cleaning and paint recovering device
JP2810664B2 (ja) オーバヘッドコンベヤー清掃装置
US4144817A (en) Trolley conveyor
JPH056260Y2 (ja)
US5113545A (en) Bottle duster with belt brushes
JP2012245477A (ja) ロボットを用いた容器洗浄システム
JP3342053B2 (ja) オーバーヘッドコンベアにおける搬送レール清掃装置
CN218459937U (zh) 一种钢带静电喷油机
CN114671181B (zh) 一种自动化滚子检测包装一体生产线
JP2003118826A (ja) 吊り下げ搬送装置
DK59399A (da) Anlæg til rengøring af transportvogne
JPH0275513A (ja) オーバーヘッドコンベア
JPS602519A (ja) トロリ−コンベアレ−ルの清掃装置
JP4680396B2 (ja) オーバーヘッドコンベアにおけるレール清掃装置
JPS5938417Y2 (ja) コ−クガイド車
JPS6243942Y2 (ja)
JPH0124018Y2 (ja)
CN212041622U (zh) 清洁装置
CN212309953U (zh) 一种全自动干式表面清理机
JP2571435B2 (ja) 円筒形ベルトコンベアのベルトクリーナ
JPH0675693B2 (ja) 車輌の静電塗装ライン
JPS6480607A (en) Road surface cleaner
JPH05169038A (ja) ワイプ装置
EP1632775B1 (en) A station for inspecting the painting of motor vehicle parts