JP3341957B2 - 自動走行車 - Google Patents

自動走行車

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JP3341957B2
JP3341957B2 JP27640094A JP27640094A JP3341957B2 JP 3341957 B2 JP3341957 B2 JP 3341957B2 JP 27640094 A JP27640094 A JP 27640094A JP 27640094 A JP27640094 A JP 27640094A JP 3341957 B2 JP3341957 B2 JP 3341957B2
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昌也 坂上
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  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両の走行負荷の急
変によって起こる車速の変動を防止することができる自
動走行車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ゴルフ場内においてゴルフバ
ッグ等の荷物や人を搬送するゴルフカートとして使用さ
れる自動走行車が各種開発されている。この種の自動走
行車としては、例えば特開平6−24257号公報に開
示されたものが知られている。この公報に開示された自
動走行車は、降坂時などで車両の走行負荷(車両の走行
を妨げようとする抵抗)が急減した場合に、この負荷の
急減による車両のオーバーシュート(車速の急増による
飛び出し)を防止すべくスロットル開度を制御するとと
もに電気的な制動力を付与する、というものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記公報に
開示された自動走行車においては、走行負荷の急減を検
出してから上述した制御を行っているため、車速の変化
に対して制動がかかるのが遅くなる。したがって、走行
負荷の急減によって車速が急増した後に制動がかかるた
め、車速が変動し、不安定な走行となるという問題があ
った。
【0004】この発明は、このような背景の下になされ
たもので、車両の走行負荷が急変するときに生ずる車速
の変動を防止し、滑らかな走行を行うことができる自動
走行車を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、車速検出値と目標車速を比較し、これらが一致する
よう車両に与えるべき必要制動力を制御しつつ走行する
自動走行車において、車両の走行負荷を検出する負荷検
出手段と、前記走行負荷が高負荷である場合に、前記車
速検出値が前記目標車速より所定値以上大きくなると
き、前記必要制動力の指令値を所定値分急増させ、前記
走行負荷が低負荷である場合に、前記車速検出値が前記
目標車速より所定値以上小さくなるとき、前記必要制動
力の指令値を所定値分急減させる制動指令値制御手段と
を具備することを特徴としている。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記制動指令値制御手段が必要制動力
の指令値を急増または急減させた後、前記走行負荷の高
低の状態が変化したとき、前記必要制動力の指令値を車
速検出値と目標車速の比較結果に対応した通常の制御指
令値に復帰させる復帰手段を具備することを特徴として
いる。
【0007】請求項3に記載の発明は、車速検出値と目
標車速を比較し、これらが一致するようスロットル開度
を制御しつつ走行する自動走行車において、車両の走行
負荷を検出する負荷検出手段と、前記走行負荷が高負荷
である場合に、前記車速検出値が前記目標車速より所定
値以上大きくなるとき、前記スロットル開度の指令値を
所定値分急減させ、前記走行負荷が低負荷である場合
に、前記車速検出値が前記目標車速より所定値以上小さ
くなるとき、前記スロットル開度の指令値を所定値分急
増させる開度指令値制御手段とを具備することを特徴と
している。
【0008】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明において、前記開度指令値制御手段がスロットル
開度の指令値を急減もしくは急増させた後、前記走行負
荷の高低の状態が変化したとき、または、前記車速検出
値が前記目標車速から所定値以内に収まるようになった
とき、前記スロットル開度の指令値を車速検出値と目標
車速の比較結果に対応した通常の制御指令値に復帰させ
る復帰手段を具備することを特徴としている。
【0009】請求項5に記載の発明は、車速検出値と目
標車速を比較し、これらが一致するよう車両に与えるべ
き必要制動力を制御しつつ走行する自動走行車におい
て、車両の走行負荷を検出する負荷検出手段と、前記走
行負荷が高負荷である場合に、前記車速検出値が前記目
標車速より所定値以上大きくなるとき、前記必要制動力
の指令値を所定値分急増させ、前記走行負荷が低負荷で
ある場合に、前記車速検出値が前記目標車速より所定値
以上小さくなるとき、前記必要制動力の指令値を所定値
分急減させる制動指令値制御手段と、前記走行負荷が高
負荷である場合に、前記車速検出値が前記目標車速より
所定値以上大きくなるとき、前記スロットル開度の指令
値を所定値分急減させ、前記走行負荷が低負荷である場
合に、前記車速検出値が前記目標車速より所定値以上小
さくなるとき、前記スロットル開度の指令値を所定値分
急増させる開度指令値制御手段とを具備することを特徴
としている。
【0010】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の発明において、前記制動指令値制御手段が必要制動力
の指令値を急増または急減させた後、前記走行負荷の高
低の状態が変化したとき、前記必要制動力の指令値を車
速検出値と目標車速の比較結果に対応した通常の制御指
令値に復帰させる第1の復帰手段と、前記開度指令値制
御手段がスロットル開度の指令値を急減もしくは急増さ
せた後、前記走行負荷の高低の状態が変化したとき、ま
たは、前記車速検出値が前記目標車速から所定値以内に
収まるようになったとき、前記スロットル開度の指令値
を車速検出値と目標車速の比較結果に対応した通常の制
御指令値に復帰させる第2の復帰手段とを具備すること
を特徴としている。
【0011】
【作用】請求項1に記載の発明においては、負荷検出手
段が、車両の走行負荷を検出し、制動指令値制御手段
が、走行負荷が高負荷である場合に、車速検出値が目標
車速より所定値以上大きくなるとき、必要制動力の指令
値を所定値分急増させ、走行負荷が低負荷である場合
に、車速検出値が目標車速より所定値以上小さくなると
き、必要制動力の指令値を所定値分急減させる。これに
より、走行負荷の急変時に車速の変動に遅れることなく
制動力が調整され、車速の変動が防止できる。
【0012】請求項2に記載の発明においては、走行負
荷の急変による車速の変動を防止した後、通常の制動力
指令値による制動制御に復帰する。
【0013】請求項3に記載の発明においては、負荷検
出手段が、車両の走行負荷を検出し、開度指令値制御手
段が、走行負荷が高負荷である場合に、車速検出値が目
標車速より所定値以上大きくなるとき、スロットル開度
の指令値を所定値分急減させ、走行負荷が低負荷である
場合に、車速検出値が目標車速より所定値以上小さくな
るとき、スロットル開度の指令値を所定値分急増させ
る。これにより、走行負荷の急変時に車速の変動に遅れ
ることなくスロットル開度が調整され、車速の変動が防
止できる。
【0014】請求項4に記載の発明においては、走行負
荷の急変による車速の変動を防止した後、通常の開度指
令値による開度制御に復帰する。
【0015】請求項5に記載の発明においては、走行負
荷の急変時に車速の変動に遅れることなく制動力および
スロットル開度が調整され、より効果的に車速の変動が
防止できる。
【0016】請求項6に記載の発明においては、走行負
荷の急変による車速の変動を防止した後、通常の制動力
指令値と開度指令値による制動制御および開度制御に復
帰する。このとき、比較的応答が速い制動制御は復帰し
難く、比較的応答が遅いスロットル開度制御は復帰し易
くなっているので、復帰のタイミングが好適に調整され
る。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の実施例に
ついて説明する。 (1)実施例の構成 自動走行車の構成 図1はこの発明の一実施例による自動走行車の構成を示
すブロック図である。この図に示す自動走行車は、例え
ばゴルフ場で使用されるゴルフカートとして用いられる
ものであり、通常の自動車と同様、エンジン1を搭載
し、このエンジン1からVベルト式自動変速機1aを介
し供給される駆動力を駆動輪である後輪2a,2bに伝
達するためのトランスミッション3、前輪2c,2dを
操舵するためのハンドル4、車速を変えるべくスロット
ル開度を調節するためのアクセルペダル5とガバナ6、
車両に制動をかけるためのブレーキペダル7とドラムブ
レーキ8a〜8d等のメカブレーキ機構を有している。
【0018】また、この自動走行車は、通常のマニュア
ル操作による走行(以下、マニュアル走行という)の
他、自動走行が可能であり、この自動走行のための制御
を行うコントローラ9、ステアリングドライバ10、ス
テアリングモータ11、スロットルモータ12、ブレー
キモータドライバ13、ブレーキモータ14、電磁ブレ
ーキ15、その他誘導線センサ16、定点センサ17等
のセンサ群や、マニュアル走行と自動走行を切り替える
ためのステアリングクラッチ18、スロットルクラッチ
19等の各種切替機構20,21を有している。
【0019】ステアリングドライバ10は、自動走行時
にコントローラ9から出力される操舵指示信号に対応し
た駆動電流をステアリングモータ11に供給し、ステア
リング軸22を回動するようになっている。このとき、
ハンドル4は、ステアリングクラッチ18によってステ
アリング軸22から切り離され、マニュアル操作が不能
とされる。
【0020】スロットルモータ12は、自動走行時にコ
ントローラ9から出力される開度指示信号に応じて駆動
され、スロットルクラッチ19は、同様にコントローラ
9から出力されるオン指示信号に応じて連結状態とされ
る。このとき、切替装置21は、エンジン1の駆動系を
ガバナ6側からスロットルモータ12側に切り替えるよ
うになっている。これにより自動走行時には、アクセル
ペダル5の操作量でなくスロットルモータ12の駆動量
に応じてスロットル開度が調整される。
【0021】ブレーキモータドライバ13は、自動走行
時にコントローラ9から出力される制動指示信号に対応
した駆動電流をブレーキモータ14に供給する。これに
より、ブレーキモータ14は、ギア23および切替機構
20を介し、四輪2a〜2dの各々に設けられたドラム
ブレーキ8a〜8dを駆動し、車両に制動をかけるよう
になっている。また、安全性を確保するため、ブレーキ
ペダル7は、自動走行時においても切替機構20を介し
てドラムブレーキ8a〜8dに接続された状態とされて
おり、マニュアル操作による制御も可能となっている。
【0022】電磁ブレーキ15は、コントローラ9によ
ってオン/オフ制御される停止用のブレーキ装置であっ
て、図示のように、エンジン1の回転をトランスミッシ
ョン3に伝達する回動軸24にスプライン嵌合されたデ
ィスク15aと、回動軸24と非接触で、かつディスク
15aに対向するようトランスミッション3の外壁等に
固定された固定盤15bとで構成されている。ディスク
15aは、回動軸24にスプライン嵌合されていること
から、回動軸24と一体となって回転する一方、回動軸
24の軸方向に移動可能となっている。また、固定盤1
5bは、ディスク15aを吸引する磁界を発生する永久
磁石と、この永久磁石の磁界を打ち消すようコントロー
ラ9によって励磁される電磁石とで構成されている。
【0023】すなわち、この電磁ブレーキ15は、走行
中において電磁石に対する励磁がオンとされ、この磁界
によって永久磁石の磁界が打ち消されることによりディ
スク15aに対する吸引力が無くなり、結果的に回動軸
24に対し制動が効かなくなるようになっている。一
方、停止直前に電磁石に対する励磁がオフとされると、
ディスク15aが永久磁石の磁力によって固定盤15b
に吸着され、回動軸24に対し制動がかかるようになっ
ている。
【0024】また、コントローラ9は、電磁ブレーキ1
5を単にオン/オフ制御するのではなく、電磁石に供給
する励磁電流の大きさを可変とし、車両に加えるべき制
動力の大きさを制御するよう構成すれば、自動走行用の
ブレーキ装置として電磁ブレーキ15と前述のブレーキ
モータ14によって駆動するドラムブレーキ8a〜8d
とを併用することが可能である。例えば、電磁ブレーキ
15を主として走行中の速度制御のための小制動力を供
給する第1系統のブレーキ装置として使用し、ドラムブ
レーキ8a〜8dを主として車両を停止させるための大
制動力を供給する第2系統のブレーキ装置として使用す
るようにしてもよい。
【0025】誘導線センサ16は、車両の前端部に水平
方向に回動自在に取り付けられたT字状アーム25に、
地面と対向するよう3カ所に配置されている。この誘導
線センサ16は、ゴルフ場のコースなどに埋設された図
示しない誘導線を磁気的に検出し、この誘導線との距離
に応じた検出信号をコントローラ9へ出力する。コント
ローラ9は、この誘導線センサ16の出力に基づき、車
両がコースから逸脱しないよう走行制御する。
【0026】定点センサ17は、地面と対向するよう車
両の所定位置に取り付けられており、ゴルフ場のコース
などに所定間隔をおいて埋設された図示しない複数の永
久磁石から成る定点を磁気的に検出する。例えば、この
定点が3つの永久磁石の磁極によって構成され、その並
びがS極、N極、N極であるとすると、定点センサ17
は、この磁極の並びのパターンに対応した検出信号をコ
ントローラ9へ出力する。この磁極の並びのパターン
は、コントローラ9において車両の停止、発進、速度等
の走行制御を行うための指示信号として用いられる。
【0027】また、操作盤26は、運転席の近傍に設け
られており、メインスイッチの他、マニュアル走行と自
動走行の切替を指示するマニュアル/オート切替スイッ
チ、発進と停止を指示する発進/停止スイッチなどの各
種スイッチおよび警告表示等を行う表示部によって構成
されている。この操作盤26のマニュアル/オート切替
スイッチにて自動走行が選択されると、コントローラ9
は、車両の走行モードをマニュアル走行から自動走行に
切り替え、後述する自動走行のための制御を行う。
【0028】その他、車両の走行状態を検出するセンサ
群として、トランスミッション3には車速を検出する車
速センサ30、エンジン1にはスロットル開度を検出す
るスロットルポテンショメータ31、ステアリングドラ
イバ10とブレーキモータドライバ13には各々の温度
を検出するサーミスタ32,33、ブレーキモータドラ
イバ13にはさらにブレーキモータ14への供給電流量
を検出する電流センサ34、ギア23にはメカブレーキ
機構の異常等によりブレーキモータ14の回転数が一定
の限界値を越えたか否かを検出するブレーキリミットス
イッチ35がそれぞれ設けられている。
【0029】コントローラ9の構成 次に、コントローラ9の構成について説明する。コント
ローラ9は、CPU(中央処理装置)、メモリ等のハー
ドウェアによって構成されているが、そのソフトウェア
構成は、図2に示すように、目標車速設定部91、駆動
力計算部92、スロットル駆動計算部93、制動力計算
部94、制動状態切替判断部95、電流指令値計算部9
6、励磁電圧計算部97、異常判定/異常処理部98、
各種センサ出力やスイッチ出力を取り込む入力インタフ
ェース99a〜99g、および各種指令値等の制御信号
を外部へ出力する出力インタフェース99h〜99lか
ら成っている。
【0030】目標車速設定部91は、操作盤26におい
て発進が指示されると、定点センサ17から供給される
指示信号に応じてメモリから読み出した速度指示情報に
基づき、目標車速の設定値を出力する。駆動力計算部9
2は、上記目標車速の設定値とトランスミッション3に
設置された車速センサ30から出力される現在の車速検
出値との差に基づき、車両に与えるべき必要駆動力を算
出する。
【0031】スロットル駆動計算部93は、走行モード
に応じてスロットルクラッチ19のオン/オフ指示信号
を出力するとともに、上記必要駆動力の算出結果とスロ
ットルポテンショメータ31によるスロットル開度の検
出結果に基づき、スロットルモータ12の駆動量に対応
したスロットル駆動パルスを出力する。
【0032】制動力計算部94は、目標車速の設定値と
現在の車速検出値との差および電流センサ34によって
検出されるブレーキモータ14への供給電流量に基づ
き、必要制動力を算出する。
【0033】制動状態切替判断部95は、目標車速の設
定値と現在の車速検出値との差およびスロットル開度の
検出結果に基づき、適切な制動状態であるか否かを判断
し、その判断結果を制動力計算部94へ出力する。すな
わち、車速が目標車速にほぼ一致しているにもかかわら
ず、スロットル開度が加速の状態になっているとする
と、加速と制動を同時に行うことによってつり合いを保
っていることになり、燃料の浪費やブレーキシューの磨
耗等を招くことになる。ここでは、このような不適切な
制動状態を回避すべく判断を行っている。
【0034】制動力計算部94は、上記判断結果が適切
な制動状態であれば、上記算出した必要制動力をそのま
ま電流指令値計算部96へ出力する。一方、上記判断結
果が不適切な制動状態であれば、必要制動力を「0」に
なるまで徐々に低下させつつ電流指令値計算部96へ出
力する。これに伴って、スロットル開度も徐々に適切な
値となり、上述した不適切なつり合い状態から解除され
る。
【0035】電流指令値計算部96は、制動力計算部9
4によって算出される必要制動力の値に基づき、ブレー
キモータドライバ13に与えるべき電流指令値を出力す
る。励磁電圧計算部97は、電磁ブレーキ15を単にオ
ンオフ式の駐車ブレーキとしてのみ使用する場合にはオ
ンオフのいずれかを指示する2値信号を出力するが、電
磁ブレーキ15による制動力を可変にする場合には制動
力計算部94から出力される制動力の値に基づき、電磁
ブレーキ15に与えるべき励磁指令値を出力する。
【0036】異常判定/異常処理部98は、ステアリン
グドライバ10とブレーキモータドライバ13のそれぞ
れに設けられたサーミスタ32,33の温度検出値、ブ
レーキリミットスイッチ35の出力、現在の車速検出値
および必要制動力の算出結果に基づき、異常判定を行
う。そして、異常であると判定した場合には、車両の停
止処理指示を出す。電流指令値計算部96、励磁電圧計
算部97およびスロットル駆動計算部93は、上記停止
処理指示を受け、車両を停止させるための値を出力す
る。
【0037】(2)実施例の動作 次に、本実施例の動作について説明する。図3は自動走
行時にコントローラ9が行うスロットル開度制御の動作
を示すフローチャートである。また、図4は自動走行時
にコントローラ9が行う制動制御の動作を示すフローチ
ャートである。以下では、これらフローチャートを参照
し、コントローラ9によるスロット開度制御および制動
制御の動作を、図5(A)〜(D)に示すように車両が
下り坂から平坦路にさしかかる場合と、図5(E)〜
(H)に示すように車両が上り坂から平坦路にさしかか
る場合を例として説明する。
【0038】スロットル開度制御の動作 <a>車両が下り坂から平坦路にさしかかる場合(図5
(A)〜(D)) まずステップSa1(図3参照)において、コントロー
ラ9は現在の車両の走行負荷を判定する。ここで、走行
負荷とは、既述したように車両の走行を妨げようとする
抵抗を意味し、下り坂を走行するとき小となる一方、上
り坂を走行するとき大となる。
【0039】例えば車両が上り坂を走行する場合、車
速、エンジン回転数および変速比(エンジン回転数と車
速の比)は、それぞれ図6(a)〜(c)に示すように
変動する。本実施例では、走行負荷に関連するエンジン
回転数と変速比(エンジン回転数と車速の比)が共に所
定のしきい値(判定値)を越えたとき、高負荷であると
判定し、高負荷である間は上りフラグを「1」とする
(図6(d))。
【0040】一方、車両が下り坂を走行する場合、車
速、制動力指令値(必要制動力)および変速比は、それ
ぞれ図7(a)〜(c)に示すように変動する。本実施
例では、走行負荷に関連する必要制動力が所定のしきい
値(判定値)を越え、かつ変速比が所定のしきい値を下
回ったとき、低負荷であると判定し、低負荷である間は
下りフラグを「1」とする(図7(d))。
【0041】さて、図5(A)に示すように車両が下り
坂を走行している場合、走行負荷が小さいため、コント
ローラ9は「低負荷」であると判定し(このとき、下り
フラグは「1」)、ステップSa2に処理を進める。ス
テップSa2では、現在の車速が車速指令値(目標車
速)から所定のオフセット値(例えば、1.5km/
h)を引いた値より小さいか否かを判断する。すなわ
ち、ここでは車速の急変(この場合、平坦路にさしかか
ることによる車速の急減)を検出している。ここで、車
両がまだ平坦路にさしかかっていない場合には、車速は
急変しないので、この判断結果が「No」となり、上記
ステップSa1の判定を繰り返す。
【0042】一方、図5(B)に示すように車両が平坦
路にさしかかった場合には、車速が急に低下するため、
上記ステップSa2の判断結果が「Yes」となり、ス
テップSa3に進む。ステップSa3では、スロットル
開度を所定の大開度(全開より少し小さい値)まで急増
させる。これにより、車両に加速度が与えられ、平坦路
にさしかかることによる(すなわち、負荷の急増によ
る)速度の急減が防止される。なお、ここでスロットル
開度を急増させた後は、その開度より大きい開度指令値
は受け付けるが、それより小さい開度指令値は受け付け
ないようになっている。
【0043】そして、ステップSa4では、現在の走行
負荷がまだ低負荷であり(すなわち、下りフラグが
「1」)、かつ、現在の車速がまだ上記目標車速からオ
フセット値を引いた値より小さいか否かを判断する。す
なわち、車両がまだ平坦路に完全に達しておらず(図5
(B)乃至(C)の位置)、かつ、上記ステップSa3
による加速の効果がまだ十分に車速に現れていない場
合、この判断結果が「Yes」となり、再び上述したス
テップSa1〜Sa4の動作を繰り返す。
【0044】一方、車両が平坦路に達し(図5(C)乃
至(D)の位置)、下りフラグが「0」となるか、ある
いは、上記ステップSa3による加速の効果が十分に車
速に現れ、現在の車速が上記目標車速からオフセット値
を引いた値より大きくなると、上記ステップSa4の判
断結果が「No」となり、ステップSa5に進む。ステ
ップSa5では、スロットル開度を車速検出値と目標車
速との差に対応した通常の指令値(すなわち中負荷の場
合の指令値)とし、以後、通常の平坦路における速度制
御を行う。
【0045】<b>車両が上り坂から平坦路にさしかか
る場合(図5(E)〜(H)) 図5(E)に示すように、車両が上り坂を走行している
場合、走行負荷が大きいので、コントローラ9は、前述
のステップSa1において「高負荷」であると判定し
(このとき、上りフラグは「1」)、ステップSa6に
処理を進める。
【0046】ステップSa6では、現在の車速が目標車
速に所定のオフセット値を加えた値より大きいか否かを
判断する。すなわち、この場合も前述と同様、車速の急
変(この場合、平坦路にさしかかることによる車速の急
増)を検出している。ここで、車両がまだ平坦路にさし
かかっていない場合には、車速は急変しないので、この
判断結果が「No」となり、前述と同様、上記ステップ
Sa1の判定を繰り返す。
【0047】一方、図5(F)に示すように車両が平坦
路にさしかかった場合には、車速が急に上昇するため、
上記ステップSa6の判断結果が「Yes」となり、ス
テップSa7に進む。ステップSa7では、スロットル
開度を所定の小開度(平坦時の開度より少し大きい値)
まで急減させる。これにより、車両に与えられる加速度
が急減され、平坦路にさしかかることによる(すなわ
ち、負荷の急減による)速度の急増が防止される。な
お、ここでスロットル開度を急減させた後は、その開度
より小さい開度指令値は受け付けるが、それより大きい
開度指令値は受け付けないようになっている。
【0048】そして、ステップSa8では、現在の走行
負荷がまだ高負荷であり(すなわち、上りフラグが
「1」)、かつ、現在の車速がまだ上記目標車速にオフ
セット値を加えた値より大きいか否かを判断する。すな
わち、車両がまだ平坦路に完全に達しておらず(図5
(F)乃至(G)の位置)、かつ、上記ステップSa7
による減速の効果がまだ十分に車速に現れていない場
合、この判断結果が「Yes」となり、再び上述したス
テップSa1,Sa6〜Sa8の動作を繰り返す。
【0049】一方、車両が平坦路に達し(図5(G)乃
至(H)の位置)、上りフラグが「0」となるか、ある
いは、上記ステップSa7による減速の効果が十分に車
速に現れ、現在の車速が上記目標車速にオフセット値を
加えた値より小さくなると、上記ステップSa8の判断
結果が「No」となり、ステップSa9に進む。ステッ
プSa9では、スロットル開度を車速検出値と目標車速
との差に対応した通常の指令値とし、以後、通常の平坦
路における速度制御を行う。
【0050】制動制御の動作 次に、制動制御の動作について説明する。 <a>車両が下り坂から平坦路にさしかかる場合(図5
(A)〜(D)) まずステップSb1(図3参照)において、コントロー
ラ9は、前述のスロットル開度制御の場合と同様、現在
の車両の走行負荷を判定する。
【0051】そして、図5(A)に示すように車両が下
り坂を走行している場合、走行負荷が小さいため、コン
トローラ9は「低負荷」であると判定し(このとき、下
りフラグは「1」)、ステップSb2に処理を進める。
ステップSb2では、現在の車速が前述の目標車速から
オフセット値を引いた値より小さいか否かを判断し、車
速の急変(この場合、平坦路にさしかかることによる車
速の急減)を検出する。ここで、車両がまだ平坦路にさ
しかかっていない場合には、車速は急変しないので、こ
の判断結果が「No」となり、上記ステップSb1の判
定を繰り返す。
【0052】一方、図5(B)に示すように車両が平坦
路にさしかかった場合には、車速が急に低下するため、
上記ステップSb2の判断結果が「Yes」となり、ス
テップSb3に進む。ステップSb3では、車速検出値
と目標車速との差に対応した本来の必要制動力の値から
所定の値d1を引いて、この結果を新たな必要制動力と
する。これにより、車両に与えられる制動力が急減さ
れ、平坦路にさしかかることによる(すなわち、負荷の
急増による)速度の急減が防止される。
【0053】そして、ステップSb4では、現在の走行
負荷がまだ低負荷であるか否か(すなわち、下りフラグ
が「1」であるか否か)を判断する。すなわち、車両が
まだ平坦路に完全に達しておらず、図5(B)乃至
(C)の位置にある場合、この判断結果が「Yes」と
なり、再び上述したステップSb1〜Sb4の動作を繰
り返す。
【0054】一方、車両が平坦路に達すると(図5
(C)乃至(D)の位置)、上記ステップSb4の判断
結果が「No」となり、ステップSb5に進む。ステッ
プSb5では、必要制動力を車速検出値と目標車速との
差に対応した通常の指令値(すなわち中負荷の場合の指
令値)とし、以後、通常の平坦路における制動制御を行
う。
【0055】<b>車両が上り坂から平坦路にさしかか
る場合(図5(E)〜(H)) 図5(E)に示すように、車両が上り坂を走行している
場合、走行負荷が大きいので、コントローラ9は、前述
のステップSb1において「高負荷」であると判定し
(このとき、上りフラグは「1」)、ステップSb6に
処理を進める。
【0056】ステップSb6では、現在の車速が目標車
速に所定のオフセット値を加えた値より大きいか否かを
判断する。すなわち、この場合も前述と同様、車速の急
変(この場合、平坦路にさしかかることによる車速の急
増)を検出している。ここで、車両がまだ平坦路にさし
かかっていない場合には、車速は急変しないので、この
判断結果が「No」となり、前述と同様、上記ステップ
Sb1の判定を繰り返す。
【0057】一方、図5(F)に示すように車両が平坦
路にさしかかった場合には、車速が急に上昇するため、
上記ステップSb6の判断結果が「Yes」となり、ス
テップSb7に進む。ステップSb7では、車速検出値
と目標車速との差に対応した本来の必要制動力の値に所
定の値d2を加えて、その結果を新たな必要制動力とす
る。これにより、車両に与えられる制動力が急増され、
平坦路にさしかかることによる(すなわち、負荷の急減
による)速度の急増が防止される。
【0058】そして、ステップSb8では、現在の走行
負荷がまだ高負荷であるか否か(すなわち、上りフラグ
が「1」か否か)を判断する。すなわち、車両がまだ平
坦路に完全に達しておらず、図5(F)乃至(G)の位
置にある場合、この判断結果が「Yes」となり、再び
上述したステップSb1,Sb6〜Sb8の動作を繰り
返す。
【0059】一方、車両が平坦路に達すると(図5
(G)乃至(H)の位置)、上記ステップSb8の判断
結果が「No」となり、ステップSa9に進む。ステッ
プSa9では、必要制動力を車速検出値と目標車速との
差に対応した通常の指令値とし、以後、通常の平坦路に
おける制動制御を行う。
【0060】(3)まとめ このように、本実施例によれば、車両が下り坂から平坦
路にさしかかるときや上り坂から平坦路にさしかかると
きのように走行負荷が急変する場合において、この負荷
の変動が検出される前に車速の変動を検出し、この車速
の変動を防止すべくスロットル開度および制動力が急減
あるいは急増されるので、走行負荷の変動によって生じ
るオーバーシュート(車速の急増)やアンダーシュート
(車速の急減)に迅速に対処でき、滑らかな走行が可能
となる。
【0061】また、制動制御の場合、前述のステップS
b4,Sb8において「車速が目標車速からオフセット
値の範囲内に収まったこと」が通常時の制動制御に復帰
するための条件になっていないため、スロットル開度制
御の場合と比較して復帰し難くなっている。これは、制
動制御の方がスロットル開度による速度制御より応答が
速いことから、通常時の制動制御に復帰するための条件
を厳しくし、復帰するタイミングを遅延させるようにし
たものである。これにより、制動力を急減あるいは急増
させることによる効果が車速に十分に現れる前に復帰し
てしまうことを防止することができる。
【0062】一方、スロットル開度制御の場合には、通
常の指令値による制御に復帰しても、復帰後直ぐにエン
ジン回転数が変化する訳ではないので、制動制御の場合
のように復帰のタイミングを遅延させる必要がない。し
たがって、前述のステップSa4,Sa8のように通常
時の開度制御に復帰するための条件を緩くしている。
【0063】(4)変更例 なお、上記実施例では、坂の昇降による走行負荷の急
変を例として説明したが、本発明は、上記の例に限定さ
れず、車重の急変など他の原因によって走行負荷が急変
する場合にも適用可能である。また、走行負荷の変動が
坂の昇降のみによって生ずる場合には、上記実施例のよ
うに走行負荷の高低を判定するのではなく、傾斜角セン
サ(図示略)を用いて判定するようにしてもよい。この
場合、例えば傾斜角が+12゜(上り)のとき高負荷と
判定し、−12゜(下り)のとき低負荷と判定すればよ
い。
【0064】また、上記実施例では、ステップSa
3,Sa7においてスロットル開度を所定の設定開度ま
で開閉するようにしたが、このように設定開度を決めて
おくのではなく、増減すべき開閉量を設定するようにし
てもよい。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、走行負荷の急変時に車速の変動に遅れることなく制
動力あるいは(および)スロットル開度が調整され、車
速の変動を防止することができるので、走行が滑らかに
なるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例による自動走行車の構成
を示すブロック図である。
【図2】 同自動走行車のコントローラのソフトウェア
構成を示すブロック図である。
【図3】 同コントローラによるスロットル開度制御の
動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】 同コントローラによる制動制御の動作を説明
するためのフローチャートである。
【図5】 車両が下り坂から平坦路にさしかかるとき
((A)〜(D))と、上り坂から平坦路にさしかかる
とき((E)〜(H))の状態を示す模式図である。
【図6】 車両が上り坂を走行するときの車速、エンジ
ン回転数、変速比および上りフラグの各々の値の変化を
示すグラフである。
【図7】 車両が下り坂を走行するときの車速、必要制
動力、変速比および下りフラグの各々の値の変化を示す
グラフである。
【符号の説明】
9…コントローラ(負荷検出手段、制動指令値制御手
段、開度指令値制御手段)、 10…ステアリングドライバ、 11…ステアリングモータ、 12…スロットルモータ、 13…ブレーキモータドライバ、 14…ブレーキモータ、 15…電磁ブレーキ、 30…車速センサ(負荷検出手段)、 91…目標車速設定部、 92…駆動力計算部、 93…スロットル駆動計算部、 94…制動力計算部、 95…制動状態切替判断部、 96…電流指令値計算部、 97…励磁電圧計算部、 98…異常判定/異常処理部、 99a〜99l…インタフェース。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車速検出値と目標車速を比較し、これら
    が一致するよう車両に与えるべき必要制動力を制御しつ
    つ走行する自動走行車において、 車両の走行負荷を検出する負荷検出手段と、 前記走行負荷が高負荷である場合に、前記車速検出値が
    前記目標車速より所定値以上大きくなるとき、前記必要
    制動力の指令値を所定値分急増させ、前記走行負荷が低
    負荷である場合に、前記車速検出値が前記目標車速より
    所定値以上小さくなるとき、前記必要制動力の指令値を
    所定値分急減させる制動指令値制御手段とを具備するこ
    とを特徴とする自動走行車。
  2. 【請求項2】 前記制動指令値制御手段が必要制動力の
    指令値を急増または急減させた後、前記走行負荷の高低
    の状態が変化したとき、前記必要制動力の指令値を車速
    検出値と目標車速の比較結果に対応した通常の制御指令
    値に復帰させる復帰手段を具備することを特徴とする請
    求項1に記載の自動走行車。
  3. 【請求項3】 車速検出値と目標車速を比較し、これら
    が一致するようスロットル開度を制御しつつ走行する自
    動走行車において、 車両の走行負荷を検出する負荷検出手段と、 前記走行負荷が高負荷である場合に、前記車速検出値が
    前記目標車速より所定値以上大きくなるとき、前記スロ
    ットル開度の指令値を所定値分急減させ、前記走行負荷
    が低負荷である場合に、前記車速検出値が前記目標車速
    より所定値以上小さくなるとき、前記スロットル開度の
    指令値を所定値分急増させる開度指令値制御手段とを具
    備することを特徴とする自動走行車。
  4. 【請求項4】 前記開度指令値制御手段がスロットル開
    度の指令値を急減もしくは急増させた後、前記走行負荷
    の高低の状態が変化したとき、または、前記車速検出値
    が前記目標車速から所定値以内に収まるようになったと
    き、前記スロットル開度の指令値を車速検出値と目標車
    速の比較結果に対応した通常の制御指令値に復帰させる
    復帰手段を具備することを特徴とする請求項3に記載の
    自動走行車。
  5. 【請求項5】 車速検出値と目標車速を比較し、これら
    が一致するよう車両に与えるべき必要制動力を制御しつ
    つ走行する自動走行車において、 車両の走行負荷を検出する負荷検出手段と、 前記走行負荷が高負荷である場合に、前記車速検出値が
    前記目標車速より所定値以上大きくなるとき、前記必要
    制動力の指令値を所定値分急増させ、前記走行負荷が低
    負荷である場合に、前記車速検出値が前記目標車速より
    所定値以上小さくなるとき、前記必要制動力の指令値を
    所定値分急減させる制動指令値制御手段と、 前記走行負荷が高負荷である場合に、前記車速検出値が
    前記目標車速より所定値以上大きくなるとき、前記スロ
    ットル開度の指令値を所定値分急減させ、前記走行負荷
    が低負荷である場合に、前記車速検出値が前記目標車速
    より所定値以上小さくなるとき、前記スロットル開度の
    指令値を所定値分急増させる開度指令値制御手段とを具
    備することを特徴とする自動走行車。
  6. 【請求項6】 前記制動指令値制御手段が必要制動力の
    指令値を急増または急減させた後、前記走行負荷の高低
    の状態が変化したとき、前記必要制動力の指令値を車速
    検出値と目標車速の比較結果に対応した通常の制御指令
    値に復帰させる第1の復帰手段と、 前記開度指令値制御手段がスロットル開度の指令値を急
    減もしくは急増させた後、前記走行負荷の高低の状態が
    変化したとき、または、前記車速検出値が前記目標車速
    から所定値以内に収まるようになったとき、前記スロッ
    トル開度の指令値を車速検出値と目標車速の比較結果に
    対応した通常の制御指令値に復帰させる第2の復帰手段
    とを具備することを特徴とする請求項5に記載の自動走
    行車。
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