JP3341879B2 - 車両自動運転ロボットのギヤチェンジレバー操作方法および操作装置 - Google Patents
車両自動運転ロボットのギヤチェンジレバー操作方法および操作装置Info
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Description
ータ上等において車両を自動的に運転操作して実車走行
のシミュレーションを行うのに利用される車両自動運転
ロボットに係わり、とくに、トランスミッションの耐久
試験等においてギヤチェンジレバーの操作を正確にそし
て余分な力を伴うことなく行うのに適した車両自動運転
ロボットのギヤチェンジレバー操作方法および操作装置
に関するものである。
を自動的に運転操作して実車走行のシミュレーションを
行う車両自動運転ロボットには種々の構造をなすものが
開発されており、なかには、モータにより駆動されるア
クチュエータによってX軸方向およびY軸方向にそれぞ
れ移動可能としたギヤチェンジレバーをそなえ、モータ
への電流を制御しながらギヤチェンジレバーをX軸方向
およびY軸方向にそれぞれ移動させてその可動範囲を確
認し、ギヤチェンジレバーの操作位置を記憶させること
によって、ギヤチェンジレバーのシフト位置を自動的に
学習させるようにした車両自動運転ロボットも開発され
ている(特開平4−242140号公報)。
て、とくに、ギヤチェンジレバー操作用アクチュエータ
の先端にそなえたギヤチェンジノブ保持部の構造につい
ては、例えば、平面円形をなすギヤチェンジノブをその
約半円弧の範囲で単純に取り囲むようにしたもの(特開
平4−242140号公報)や、半円弧形状をなす一対
のギヤチェンジノブ保持爪をギヤチェンジノブに対して
各々旋回方向にワイヤによる引張力とばねによる反発力
とで接近離間可能としたもの(実開平1−137450
号公報)や、相対向する一対のギヤチェンジノブ保持片
を各々平行方向にねじ軸とめねじ栓体とのねじ対偶によ
り接近離間可能としたもの(実開平5−23099号公
報)などがあった。
うな従来の車両自動運転ロボットのとくにギヤチェンジ
ノブ保持部の構造にあっては、ギヤチェンジノブへの挟
み幅が一定のものであったり(特開平4−242140
号公報)、ギヤチェンジノブへの挟み幅のみを単純に調
整することができるようにしたものであったり(実開平
1−137450号公報,実開平5−23099号公
報)していることから、車両のトランスミッションの耐
久試験等に際してギヤチェンジを行うときに、ギヤチェ
ンジノブに無理な力が働いたり、ギヤチェンジノブを再
現性よく繰り返し保持することができなかったり、ギヤ
チェンジノブの変速ギヤ位置および自由位置での揺動を
確認することができなかったりすることがあるという問
題点があった。
側へばねで引張られているため、変速ギヤ位置とチェン
ジノブ自由位置とは異なるものとなるので、各ギヤ位置
につき1点の学習ではギヤチェンジノブの保持を解放し
たあとで再度ギヤチェンジノブの保持を行うことができ
なかったり、変速ミスを起こしたりするなどの問題点も
あった。
てギヤ位置を学習させる場合に、ギヤチェンジノブやギ
ヤチェンジノブ保持部を前後左右に移動してギヤ位置を
記憶させることとなるが、チェンジノブ自由位置の学習
に際してはギヤチェンジノブ保持部をギヤチェンジノブ
から外してチェンジノブ自由位置を目視で確認しながら
行う必要があることから、操作が煩雑で熟練を要したり
時間がかかったりするという問題点があると共に、オペ
レータ毎にデータにばらつきを生じて、ギヤチェンジの
際にギヤチェンジレバーに過大な力が働いたり変速ミス
を起こしたりすることがあるという問題点があった。
んがみてなされたものであって、シャシダイナモメータ
上などにおける車両の自動運転操作により例えばトラン
スミッションの耐久試験等を行うに際して、ギヤチェン
ジレバーの操作を正確に行うことが可能であり、車両の
加減速時にギヤチェンジノブに無理な力が働くことがな
いようにすることが可能である車両自動運転ロボットの
ギヤチェンジレバー操作方法および操作装置を提供する
ことを目的としている。
運転ロボットのギヤチェンジレバー操作方法は、請求項
1に記載しているように、車両の運転席に設置した車両
自動運転ロボットにより車両のペダルおよびギヤチェン
ジレバー等の操作を自動的に行うにあたり、ギヤチェン
ジノブ操作力検出機構によりギヤチェンジの際のギヤチ
ェンジノブの操作力を検出しながらギヤチェンジノブ自
由位置を自動的に学習させ、ギヤチェンジレバー操作部
材の先端にそなえたギヤチェンジノブ保持部によるギヤ
チェンジレバーの操作を終了したのちに、ギヤチェンジ
ノブ操作力検出機構によりギヤチェンジノブの微小操作
力を確認しながらギヤチェンジレバー操作用アクチュエ
ータを揺動することによりギヤチェンジノブの自由位置
を再度学習させ、再度学習させたギヤチェンジノブ自由
位置と先に学習させたギヤチェンジノブ自由位置との差
異を求めることにより車両の運転席に設置した車両自動
運転ロボットのずれ量を計測して、このずれ量に基づい
て次のギヤチェンジレバーの操作位置を補正して正確な
ギヤチェンジレバーの操作を行うことを特徴としてい
る。
ットのギヤチェンジレバー操作方法の実施態様において
は、請求項2に記載しているように、ギヤチェンジノブ
操作力検出機構は、ギヤチェンジレバー操作用アクチュ
エータの定トルク制御によるギヤチェンジノブの操作に
際して駆動トルクの変化を検出する駆動トルク検出手段
であるものとしたり、請求項3に記載しているように、
ギヤチェンジノブ操作力検出機構は、ギヤチェンジレバ
ー操作用アクチュエータの定速度制御によるギヤチェン
ジノブの操作に際して駆動電流の変化を検出する駆動電
流検出手段であるものとしたりすることができる。
ットのギヤチェンジレバー操作方法の実施態様において
は、請求項4に記載しているように、ギヤチェンジノブ
操作力検出機構は、ギヤチェンジレバー操作部材の先端
にそなえたギヤチェンジノブ保持部に設けられて、ギヤ
チェンジレバー操作用アクチュエータによるギヤチェン
ジノブの操作に際してオン・オフするスイッチであるも
のとしたり、請求項5に記載しているように、ギヤチェ
ンジノブ操作力検出機構は、ギヤチェンジレバー操作部
材の先端にそなえたギヤチェンジノブ保持部に設けられ
て、ギヤチェンジレバー操作用アクチュエータによるギ
ヤチェンジノブの操作に際して出力値が変化するロード
セルであるものとしたりすることができる。
ヤチェンジレバー操作装置は、請求項6に記載している
ように、車両の運転席に設置されて車両のペダルおよび
ギヤチェンジレバー等の操作を自動的に行う車両自動運
転ロボットのギヤチェンジレバー操作装置であって、ギ
ヤチェンジレバー操作部材の先端にそなえたギヤチェン
ジノブ保持部を介してギヤチェンジレバーをシフトさせ
るギヤチェンジレバー操作用アクチュエータと、ギヤチ
ェンジの際のギヤチェンジノブの操作力を検出するギヤ
チェンジノブ操作力検出機構を備え、このギヤチェンジ
ノブ操作力検出機構によりギヤチェンジの際のギヤチェ
ンジノブの操作力を検出しながらギヤチェンジノブ自由
位置を自動的に学習し、ギヤチェンジレバーの操作終了
後には、ギヤチェンジノブ操作力検出機構でギヤチェン
ジノブの微小操作力を確認しながら前記ギヤチェンジレ
バー操作用アクチュエータを揺動することによってギヤ
チェンジノブの自由位置を再度学習し、再度学習したギ
ヤチェンジノブ自由位置と先に学習したギヤチェンジノ
ブ自由位置との差異を求めることにより、車両の運転席
に設置した車両自動運転ロボットのずれ量を計測して、
このずれ量に基づいて次のギヤチェンジレバーの操作位
置を補正する制御部を設けた構成としたことを特徴とし
ている。
ットのギヤチェンジレバー操作装置の実施態様において
は、請求項7に記載しているように、ギヤチェンジノブ
操作力検出機構は、ギヤチェンジレバー操作用アクチュ
エータの定トルク制御によるギヤチェンジノブの操作に
際して駆動トルクの変化を検出する駆動トルク検出手段
をそなえているものとすることができ、また、請求項8
に記載しているように、ギヤチェンジノブ操作力検出機
構は、ギヤチェンジレバー操作用アクチュエータの定速
度制御によるギヤチェンジノブの操作に際して駆動電流
の変化を検出する駆動電流検出手段をそなえているもの
とすることができる。
ットのギヤチェンジレバー操作装置の実施態様において
は、請求項9に記載しているように、ギヤチェンジノブ
操作力検出機構は、ギヤチェンジノブ保持部に設けられ
て、ギヤチェンジレバー操作用アクチュエータによるギ
ヤチェンジノブの操作に際してオン・オフするスイッチ
をそなえているものとすることができ、請求項10に記
載しているように、ギヤチェンジノブ操作力検出機構
は、ギヤチェンジノブ保持部に設けられて、ギヤチェン
ジレバー操作用アクチュエータによるギヤチェンジノブ
の操作に際して出力値が変化するロードセルをそなえて
いるものとすることができる。
ットのギヤチェンジレバー操作装置の実施態様において
は、請求項11に記載しているように、ギヤ位置として
変速ギヤ位置とチェンジノブ自由位置のそれぞれについ
て自動的に学習する制御部を備えたものとすることがで
き、より具体的には、ギヤ位置を変速ギヤ位置とチェン
ジノブ自由位置のそれぞれにおいて学習するに際し、モ
ータに内蔵したエンコーダや、アクチュエータに備えた
位置センサ(ポテンショメータ等)や、ギヤチェンジノ
ブ保持部に備えたギヤチェンジノブ操作力検出機構(ス
イッチ,ロードセル)などを使って、自動的にギヤ位置
を学習するようになすことができる。
ロボットのギヤチェンジレバー操作装置の実施態様にお
いては、請求項12に記載しているように、ギヤチェン
ジノブ保持部は、ギヤチェンジノブ保持部を左右方向に
移動するセレクト用アクチュエータと、ギヤチェンジノ
ブ保持部を上下方向に移動するリフト用アクチュエータ
と、ギヤチェンジノブ保持部を前後方向に移動するシフ
ト用アクチュエータとで三軸方向に移動可能となってい
るものとすることができ、場合によってはこれらのアク
チュエータを共用化(例えば、セレクト・リフト用アク
チュエータに共用化したり、シフト・リフト用アクチュ
エータに共用化したり)することもできる。
ロボットのギヤチェンジレバー操作装置の実施態様にお
いては、請求項13に記載しているように、ギヤチェン
ジノブの操作前にギヤチェンジノブ保持部をギヤチェン
ジノブに装着し且つギヤチェンジノブの操作後にギヤチ
ェンジノブ保持部をギヤチェンジノブから外すギヤチェ
ンジノブ保持部着脱機構を備えたものとすることがで
き、この場合、ギヤチェンジノブ保持部着脱機構は、セ
レクト用アクチュエータ,リフト用アクチュエータ,シ
フト用アクチュエータ等で兼用させたものとすることが
でき、さらにまた、請求項14に記載しているように、
ギヤチェンジノブ保持部は、ギヤチェンジノブの寸法・
形状に応じて取付け幅および挟み方向が調整可能となっ
ているものとすることも可能であり、また、オートマチ
ック変速機の自動運転にも適用することができるよう
に、ギヤチェンジノブ保持部は適宜その形状等を自由に
変更できるようにしたものとすることも可能である。
ギヤチェンジレバー操作方法では、上記した構成とした
から、ギヤ位置の学習を短時間のうちに再現性よく自動
的に行うことが可能となり、オペレータによる学習のば
らつきを排除することが可能になって、車両の自動運転
操作により例えばトランスミッションの耐久試験等を行
うに際してギヤチェンジレバーの操作を正確に行うこと
ができ、加えて、車両の運転中にロボットの位置がずれ
を生じたとしても自動的に補正を行うことが可能とな
り、ギヤチェンジの操作ミスを起こさないようにするこ
とが可能であるという著しく優れた効果がもたらされ、
このようにロボットの位置ずれを自動的に補正するよう
になすことによって、自動運転ロボットの全体を再セッ
ティングしたときでも基準のニュートラル位置のみを設
定することにより同一車両であれば再学習を行う必要を
なくすことが可能であるという著しく優れた効果がもた
らされる。
ギヤチェンジノブ操作力検出機構は、ギヤチェンジレバ
ー操作用アクチュエータの定トルク制御によるギヤチェ
ンジノブの操作に際して駆動トルクの変化を検出する駆
動トルク検出手段であるようになすことによって、例え
ば、ギヤチェンジレバーがギヤチェンジレバーガイドの
壁に接触して停止した位置を検知しそしてその位置を記
憶することで変速ギヤ位置を学習することが可能である
という著しく優れた効果がもたらされる。
ヤチェンジノブ操作力検出機構は、ギヤチェンジレバー
操作用アクチュエータの定速度制御によるギヤチェンジ
ノブの操作に際して駆動電流の変化を検出する駆動電流
検出手段であるようになすことによって、例えばギヤチ
ェンジレバーがギヤチェンジレバーガイドの壁に接触し
て停止した位置を検知しそしてその位置を記憶すること
で変速ギヤ位置を学習することが可能であるという著し
く優れた効果がもたらされる。
ギヤチェンジノブ操作力検出機構は、ギヤチェンジレバ
ー操作部材の先端にそなえたギヤチェンジノブ保持部に
設けられて、ギヤチェンジレバー操作用アクチュエータ
によるギヤチェンジノブの操作に際してオン・オフする
スイッチであるようになすことによって、ギヤチェンジ
ノブ自由位置においてギヤチェンジノブが各スイッチか
ら最も離れた位置で停止するようになすことが可能とな
って、ギヤチェンジノブ保持部をギヤチェンジノブの中
心に位置させることが可能となることにより、ギヤチェ
ンジノブに余分な力が加わらないようにすることが可能
であると共にギヤチェンジミスを生じないようにするこ
とが可能であるという著しく優れた効果がもたらされ
る。
ヤチェンジノブ操作力検出機構は、ギヤチェンジレバー
操作部材の先端にそなえたギヤチェンジノブ保持部に設
けられて、ギヤチェンジレバー操作用アクチュエータに
よるギヤチェンジノブの操作に際して出力値が変化する
ロードセルであるようになすことによっても、ギヤチェ
ンジノブ保持部をギヤチェンジノブの中心に位置させる
ことが可能となることにより、ギヤチェンジノブに余分
な力が加わらないようにすることが可能であると共にギ
ヤチェンジミスを生じないようにすることが可能である
という著しく優れた効果がもたらされる。
トのギヤチェンジレバー操作装置では、請求項6に記載
しているように、上記した構成としたから、請求項1に
記載の車両自動運転ロボットのギヤチェンジ操作方法を
実施することが可能となり、ギヤ位置の学習を短時間の
うちに再現性よく自動的に行うことが可能であり、オペ
レータによる学習のばらつきをなくすことが可能であっ
て、車両の自動運転操作により例えばトランスミッショ
ンの耐久試験等を行うに際してギヤチェンジレバーの操
作を正確に行うことができるうえ、車両の運転中にロボ
ットの位置がずれを生じたとしても自動的に補正を行う
ことが可能となり、ギヤチェンジの操作ミスを起こさな
いようにすることが可能であり、このようにロボットの
位置ずれを自動的に補正するようになすことによって、
自動運転ロボットの全体を再セッティングしたときでも
基準のニュートラル位置のみを設定することにより同一
車両であれば再学習を行う必要をなくすことができると
いう著しく優れた効果がもたらされる。
ギヤチェンジノブ操作力検出機構は、ギヤチェンジレバ
ー操作用アクチュエータの定トルク制御によるギヤチェ
ンジノブの操作に際して駆動トルクの変化を検出する駆
動トルク検出手段をそなえているものとすることによっ
て、例えばギヤチェンジレバーがギヤチェンジレバーガ
イドの壁に接触して停止した位置を検知しそしてその位
置を記憶することで変速ギヤ位置を学習することが可能
であるという著しく優れた効果がもたらされる。
ヤチェンジノブ操作力検出機構は、ギヤチェンジレバー
操作用アクチュエータの定速度制御によるギヤチェンジ
ノブの操作に際して駆動電流の変化を検出する駆動電流
検出手段をそなえているものとすることによっても、例
えばギヤチェンジレバーがギヤチェンジレバーガイドの
壁に接触して停止した位置を検知しそしてその位置を記
憶することで変速ギヤ位置を学習することが可能である
という著しく優れた効果がもたらされる。
ギヤチェンジノブ操作力検出機構は、ギヤチェンジノブ
保持部に設けられて、ギヤチェンジレバー操作用アクチ
ュエータによるギヤチェンジノブの操作に際してオン・
オフするスイッチをそなえているものとすることによっ
て、ギヤチェンジノブ自由位置においてギヤチェンジノ
ブが各スイッチから最も離れた位置で停止するようにな
すことが可能となって、ギヤチェンジノブ保持部をギヤ
チェンジノブの中心に位置させることが可能となること
により、ギヤチェンジノブに余分な力が加わらないよう
にすることが可能であると共にギヤチェンジミスを生じ
ないようにすることが可能であるという著しく優れた効
果がもたらされる。
ギヤチェンジノブ操作力検出機構は、ギヤチェンジノブ
保持部に設けられて、ギヤチェンジレバー操作用アクチ
ュエータによるギヤチェンジノブの操作に際して出力値
が変化するロードセルをそなえているものとすることに
よっても、ギヤチェンジノブ保持部をギヤチェンジノブ
の中心に位置させることが可能となることにより、ギヤ
チェンジノブに余分な力が加わらないようにすることが
可能であると共にギヤチェンジミスを生じないようにす
ることが可能であるという著しく優れた効果がもたらさ
れる。
に、ギヤ位置として変速ギヤ位置とチェンジノブ自由位
置のそれぞれについて自動的に学習する制御部を備えた
ものとすることによって、変速ギヤ位置およびチェンジ
ノブ自由位置の両方において短時間のうちに再現性よく
自動的にギヤ位置を学習することが可能であるという著
しく優れた効果がもたらされる。
うに、ギヤチェンジノブ保持部は、ギヤチェンジノブ保
持部を左右方向に移動するセレクト用アクチュエータ
と、ギヤチェンジノブ保持部を上下方向に移動するリフ
ト用アクチュエータと、ギヤチェンジノブ保持部を前後
方向に移動するシフト用アクチュエータとで三軸方向に
移動可能となっているものとすることによって、ギヤチ
ェンジノブ保持部の動きおよび位置決めを自在なものと
することが可能であり、各ギヤ位置につき正確な学習を
行うことが可能となって、再現性を良好なものとするこ
とが可能であると共に、ギヤチェンジミスを生じがたい
ものとすることが可能になり、車両自動運転ロボットの
全体のセッティング時間を短いものにすることが可能で
あるという著しく優れた効果がもたらされる。
うに、ギヤチェンジノブの操作前にギヤチェンジノブ保
持部をギヤチェンジノブに装着し且つギヤチェンジノブ
の操作後にギヤチェンジノブ保持部をギヤチェンジノブ
から外すギヤチェンジノブ保持部着脱機構を備えたもの
とすることによって、ギヤチェンジをしないときにはギ
ヤチェンジレバーへの負担をなくすことが可能であると
共に、ギヤチェンジしないときにおけるギヤチェンジノ
ブの揺動挙動を観察することが可能となり、より実走行
に近いシミュレーションテストを実施することが可能で
あるという著しく優れた効果がもたらされる。
うに、ギヤチェンジノブ保持部は、ギヤチェンジノブの
寸法・形状に応じて取付け幅および挟み方向が調整可能
となっているものとすることによって、ギヤチェンジノ
ブの寸法・形状が異なる車両において実走行に近いシミ
ュレーションテストを実施することが可能であり、マニ
ュアルトランスミッション車とオートマチックトランス
ミッション車の両方に適用しうるものとすることも可能
であるという著しく優れた効果がもたらされる。
のギヤチェンジレバー操作方法の実施に使用される車両
自動運転ロボットのギヤチェンジレバー操作装置の実施
例について説明する。
転ロボットの全体構成を示すものであって、この図1に
示す車両自動運転ロボット1は、車両の運転席2の上に
載置され、ベルト3によって固定して使用されるもので
ある。
ダル(アクセルペダル)操作用アクチュエータ4と、車
両のペダル(ブレーキペダル)操作用アクチュエータ5
と、車両のペダル(クラッチペダル)操作用アクチュエ
ータ6をそなえていると共に、キースイッチ操作用アク
チュエータ8と、セレクト(車両の左右方向)用アクチ
ュエータおよびリフト(車両の上下方向)用アクチュエ
ータで構成されるセレクト・リフト用アクチュエータ1
1と、シフト(車両の前後方向)用アクチュエータ12
をそなえている。
ギヤチェンジレバー操作部材13をそなえ、このギヤチ
ェンジレバー操作部材13の先端にはギヤチェンジノブ
保持部14が取り付けてあり、このギヤチェンジノブ保
持部14にはギヤチェンジノブ操作力検出機構として作
動するスイッチSWが設けてある。
タ11を拡大して示すものであって、図1に示すセレク
ト用駆動モータ16の回転運動をギヤ17を介してアク
チュエータ軸18の矢印A方向の直線運動に変換すると
共に、図1に示すリフト用駆動モータ21の回転運動を
ギヤ22を介してアクチュエータ軸18の矢印B方向の
回転運動に変換する。ここで、アクチュエータ軸18の
溝部には多数の鋼球23が設けてある。
大して示すものであって、図1に示すシフト用駆動モー
タ25の回転運動をギヤ26,ボールねじ27およびボ
ールナット28を介してギヤチェンジレバー操作部材1
3の矢印C方向の直線運動に変換する。
部14の詳細を示すものであって、ギヤチェンジレバー
操作部材13の先端には、ギヤチェンジノブ保持部14
の本体14aがねじ31により固定してあると共に、ギ
ヤチェンジノブ保持部14の本体14aにはねじ32,
33を介してギヤチェンジノブ操作力検出機構としては
たらくスイッチSW(SW1,SW3)が取り付けてあ
る。
14aには図5に示すようにガイド棒35の一端側が固
定してあり、このガイド棒35に挿通した2つのコイル
ばね36,37および両コイルばね36,37の間に設
けたチェンジノブ受け部材38を介して、挟み幅調整ブ
ロック41,42がガイド棒35を間にして設けてあ
り、図7にも示すように、おねじ部43aをそなえた固
定レバー43を回動することによって挟み幅調整ブロッ
ク41,42をガイド棒35の所定位置で固定すること
ができるようにしてあり、一方の挟み幅調整ブロック4
2に取り付けたギヤチェンジノブ操作力検出機構として
はたらくスイッチSW(SW2,SW4)とこれに対向
するスイッチSW(SW1,SW3)との間隔を調整す
ることができるようにしてある。
板45には、ねじ32が挿通する丸孔45aと、ねじ3
3が挿通する円弧状長孔45bとが形成してあり、ねじ
32,33をゆるめた際にスイッチ基板45の向きを変
えることができるようにし、スイッチSW(SW1,S
W2,SW3,SW4)の向きを変えることができるよ
うにしてあって、ギヤチェンジレバー50のギヤチェン
ジノブ51の寸法・形状に対応させて調整することがで
きるようにしてある。
SW2,SW3,SW4)の向きを変えることができる
ようにすることによって、オートマチック変速機構のギ
ヤチェンジレバー50を切換えるギヤチェンジノブ51
の自動操作にも対応させることができるようにしてあ
る。
5の中間部分に設けたチェンジノブ受け部材38は、両
側よりコイルばね36,37で押し付けられているもの
とすることによって、チェンジノブ受け部材38は常に
挟み幅の中央に位置するようになすことができるので、
ギヤチェンジノブ51を確実に受け止めることができる
ようになり、ギヤチェンジノブ51の上端面を疵つけな
いようにすることが可能となる。
前記スイッチSW(SW1,SW2,SW3,SW4)
などのギヤチェンジ操作力検出機構により検出したギヤ
チェンジノブの操作力によりギヤ位置を自動的に学習す
る制御部56をそなえており、この制御部56はシャシ
ダイナモメータ等57に連係させるようにしてある。
ロボット1において、ギヤ位置の自動学習方法を説明す
るが、ここでは、図8に示すような5速のマニュアル変
速機をそなえた車両のギヤ位置学習方法について説明す
る。
55等を操作することによって、ギヤチェンジレバー5
0が図8のP3Nの位置に来るようにギヤチェンジノブ
保持部14を移動させた状態にして、ギヤ位置の自動学
習を開始する。
11においてリフト用アクチュエータとして作動させる
リフト用駆動モータ21を定トルク制御しまたは定速度
制御して作動させ、所定トルクまたは所定電流を超えた
ところで戻す操作を行うことによってわずかな力で下方
向に押し付け、チェンジノブ受け部材38の下面にギヤ
チェンジノブ51の上端面が常時当たるように制御す
る。
SW3,SW4)、すなわち図9において示すように等
間隔に配置した4つのスイッチSW1,SW2,SW
3,SW4のすべてがオフとなり、また、各スイッチS
W1〜SW4の中央にギヤチェンジノブ51が位置する
ように、セレクト用アクチュエータ11およびシフト用
アクチュエータ12の位置を制御する。具体的には、 A.スイッチSW1の方向へ移動させ、スイッチSW1
がオンとなる位置(ここでは、シフトおよびセレクトの
それぞれの位置としてPSW1SFおよびPSW1SL
と呼ぶ)を記憶する。
イッチSW2がオンとなる位置(ここでは、シフトおよ
びセレクトのそれぞれの位置としてPSW2SFおよび
PSW2SLと呼ぶ)を記憶する。
F、位置PSW1SLと位置PSW2SLのそれぞれの
平均位置を求めて、その位置へギヤチェンジノブ保持部
14を移動させる。
イッチSW3がオンとなる位置(ここでは、シフトおよ
びセレクトのそれぞれの位置としてPSW3SFおよび
PSW3SLと呼ぶ)を記憶する。
イッチSW4がオンとなる位置(ここでは、シフトおよ
びセレクトのそれぞれの位置としてPSW4SFおよび
PSW4SLと呼ぶ)を記憶する。
F、位置PSW3SLと位置PSW4SLのそれぞれの
平均位置を求めて、その位置へギヤチェンジノブ保持部
14を移動させる。
す。この結果、チェンジノブ自動位置でギヤチェンジノ
ブ51から各スイッチSW1〜SW4が最も離れた位置
で停止することとなる。
アクチュエータおよびリフト用アクチュエータ11,シ
フト用アクチュエータ12による3軸で記憶する。
制御し、セレクト用アクチュエータ11が停止して所定
トルクを超えた位置、あるいはP1Nの方向へ定速度制
御し、セレクト用アクチュエータ11が停止して所定電
流を超えた位置をP1N位置として同じく3軸で記憶す
る。
御し、シフト用アクチュエータ12が停止して所定トル
クを超えた位置、あるいはP1の方向へ定速度制御し、
シフト用アクチュエータ12が停止して所定電流を超え
た位置をP1位置として同じく3軸で記憶する。
オフとなる方向へ位置制御し、アクチュエータ11,1
2が停止するまで待つ。
手順により、チェンジノブ自由位置P1´に停止させ
て、この位置を同じく3軸で記憶する。
させる。
制御し、シフト用アクチュエータ12が停止して所定ト
ルクを超えた位置、あるいはP2の方向へ定速度制御
し、シフト用アクチュエータ12が停止して所定電流を
超えた位置をP2位置として同じく3軸で記憶する。
てオフとなる方向へ位置制御し、アクチュエータ11,
12が停止するまで待つ。
た手順により、チェンジノブ自由位置P2´に停止させ
て、この位置を同じく3軸で記憶する。
動させる。
動させる。
制御し、シフト用アクチュエータ12が停止して所定ト
ルクを超えた位置、あるいはP3の方向へ定速度制御
し、シフト用アクチュエータ12が停止して所定電流を
超えた位置をP3位置として同じく3軸で記憶する。
てオフとなる方向へ位置制御し、アクチュエータ11,
12が停止するまで待つ。
た手順により、チェンジノブ自由位置P3´に停止させ
て、この位置を同じく3軸で記憶する。
動させる。
制御し、シフト用アクチュエータ12が停止して所定ト
ルクを超えた位置、あるいはP4の方向へ定速度制御
し、シフト用アクチュエータ12が停止して所定電流を
超えた位置をP4位置として同じく3軸で記憶する。
てオフとなる方向へ位置制御し、アクチュエータ11,
12が停止するまで待つ。
た手順により、チェンジノブ自由位置P4´に停止させ
て、この位置を同じく3軸で記憶する。
動させる。
ク制御し、セレクト用アクチュエータ11が停止して所
定トルクを超えた位置、あるいはP5Nの方向へ定速度
制御し、セレクト用アクチュエータ11が停止して所定
電流を超えた位置をP5N位置として同じく3軸で記憶
する。
制御し、シフト用アクチュエータ12が停止して所定ト
ルクを超えた位置、あるいはP5の方向へ定速度制御
し、シフト用アクチュエータ12が停止して所定電流を
超えた位置をP5位置として同じく3軸で記憶する。
てオフとなる方向へ位置制御し、アクチュエータ11,
12が停止するまで待つ。
た手順により、チェンジノブ自由位置P5´に停止させ
て、この位置を同じく3軸で記憶する。
動させる。
動させる。
置制御へ戻す。
って、図8に点線の丸印で示す変速ギヤ位置(G)およ
び実線の丸印で示すチェンジノブ自由位置(F)を制御
部56において自動学習させることが可能となる。
チェンジ操作後のチェンジノブ自由位置の再学習の方法
について説明する。
(SFH),左右方向におけるセレクト補正量(SL
H),上下方向におけるリフト補正量(LFH)は、ギ
ヤ位置学習の最後でクリアされている。また、それぞれ
の補正量はフィルタを通した結果を使うこととする。そ
して、連続運転に供しているとき、車両自動運転ロボッ
ト1が運転席よりずれた分を徐々に補正する。
8に示すP3N位置の上方にあり、1速へ変速するとき
について説明する。
てギヤチェンジレバー操作部材13の先端を下げ、P3
N位置でギヤチェンジノブ51にギヤチェンジノブ保持
部14をかぶせる。
フト,セレクト,リフト)の位置に、それぞれの補正量
(SFH,SLH,LFH)を加算した値の位置へ移動
させる。
フト,セレクト,リフト)の位置に、それぞれの補正量
(SFH,SLH,LFH)を加算した値の位置へ移動
させる。
フト,セレクト,リフト)の位置に、それぞれの補正量
(SFH,SLH,LFH)を加算した値の位置へ移動
させる。
[3]項A.〜G.で示した手順によって新たなP1´
位置を学習し、その位置へ移動して、それぞれ(シフ
ト,セレクト,リフト)の位置データと初回の学習デー
タのそれぞれ(シフト,セレクト,リフト)の位置の差
を求め、シフト補正量(SFH),セレクト補正量(S
LH),リフト補正量(LFH)のフィルタの入力とす
る。
せ、ギヤチェンジレバー操作部材13の先端を所定位置
上げて、ギヤチェンジノブ51からギヤチェンジノブ保
持部14を外し、ギヤチェンジ操作が終了する。
あって、ギヤチェンジノブ操作力検出機構としてスイッ
チSW1〜SW4に代えて、ギヤチェンジ操作の際に操
作力が集中するギヤチェンジノブ保持部14の保持軸1
4bにロードセルLC1,LC2,LC3,LC4(図
に表われず)を取り付けた場合を示すものであって、こ
のロードセルLC1〜LC4からの出力よりストレイン
アンプ58,59を介してシフト方向荷重(前後方向荷
重)とセレクト方向荷重(左右方向荷重)を計測しなが
らギヤ位置の自由学習を行うことができるようにした場
合を示すものである。
の全体構成を示す斜面説明図である。
タを拡大して示す断面説明図である。
て示す断面説明図(図3の(A))および図3の(A)
のIII−III線断面説明図(図3の(B))であ
る。
て示す正面説明図である。
て示す側面説明図である。
部を部分的に示す平面説明図である。
である。
ュアル変速機のシフトパターンを示す説明図である。
チの配置状況を示す説明図である。
ェンジノブ保持部を拡大して示す正面説明図である。
ータ 5 車両のペダル(ブレーキペダル)操作用アクチュエ
ータ 6 車両のペダル(クラッチペダル)操作用アクチュエ
ータ 11 セレクト・リフト用アクチュエータ(ギヤチェン
ジレバー操作用アクチュエータ兼ギヤチェンジノブ保持
部着脱機構) 12 シフト用アクチュエータ(ギヤチェンジレバー操
作用アクチュエータ兼ギヤチェンジノブ保持部着脱機
構) 13 ギヤチェンジレバー操作部材 14 ギヤチェンジノブ保持部 50 ギヤチェンジレバー 51 ギヤチェンジノブ 56 制御部 SW1,SW2,SW3,SW4 スイッチ(ギヤチェ
ンジノブ操作力検出機構) LC1,LC2,LC3,LC4 ロードセル(ギヤチ
ェンジノブ操作力検出機構) G 変速ギヤ位置 F チェンジノブ自由位置
Claims (14)
- 【請求項1】 車両の運転席に設置した車両自動運転ロ
ボットにより車両のペダルおよびギヤチェンジレバー等
の操作を自動的に行うにあたり、ギヤチェンジノブ操作
力検出機構によりギヤチェンジの際のギヤチェンジノブ
の操作力を検出しながらギヤチェンジノブ自由位置を自
動的に学習させ、ギヤチェンジレバー操作部材の先端に
そなえたギヤチェンジノブ保持部によるギヤチェンジレ
バーの操作を終了したのちに、ギヤチェンジノブ操作力
検出機構によりギヤチェンジノブの微小操作力を確認し
ながらギヤチェンジレバー操作用アクチュエータを揺動
することによりギヤチェンジノブの自由位置を再度学習
させ、再度学習させたギヤチェンジノブ自由位置と先に
学習させたギヤチェンジノブ自由位置との差異を求める
ことにより車両の運転席に設置した車両自動運転ロボッ
トのずれ量を計測して、このずれ量に基づいて次のギヤ
チェンジレバーの操作位置を補正して正確なギヤチェン
ジレバーの操作を行うことを特徴とする車両自動運転ロ
ボットのギヤチェンジレバー操作方法。 - 【請求項2】 ギヤチェンジノブ操作力検出機構は、ギ
ヤチェンジレバー操作用アクチュエータの定トルク制御
によるギヤチェンジノブの操作に際して駆動トルクの変
化を検出する駆動トルク検出手段である請求項1に記載
の車両自動運転ロボットのギヤチェンジレバー操作方
法。 - 【請求項3】 ギヤチェンジノブ操作力検出機構は、ギ
ヤチェンジレバー操作用アクチュエータの定速度制御に
よるギヤチェンジノブの操作に際して駆動電流の変化を
検出する駆動電流検出手段である請求項1に記載の車両
自動運転ロボットのギヤチェンジレバー操作方法。 - 【請求項4】 ギヤチェンジノブ操作力検出機構は、ギ
ヤチェンジノブ保持部に設けられて、ギヤチェンジレバ
ー操作用アクチュエータによるギヤチェンジノブの操作
に際してオン・オフするスイッチである請求項1ないし
3のいずれかに記載の車両自動運転ロボットのギヤチェ
ンジレバー操作方法。 - 【請求項5】 ギヤチェンジノブ操作力検出機構は、ギ
ヤチェンジノブ保持部に設けられて、ギヤチェンジレバ
ー操作用アクチュエータによるギヤチェンジノブの操作
に際して出力値が変化するロードセルである請求項1な
いし3のいずれかに記載の車両自動運転ロボットのギヤ
チェンジレバー操作方法。 - 【請求項6】 車両の運転席に設置されて車両のペダル
およびギヤチェンジレバー等の操作を自動的に行う車両
自動運転ロボットのギヤチェンジレバー操作装置であっ
て、ギヤチェンジレバー操作部材の先端にそなえたギヤ
チェンジノブ保持部を介してギヤチェンジレバーをシフ
トさせるギヤチェンジレバー操作用アクチュエータと、
ギヤチェンジの際のギヤチェンジノブの操作力を検出す
るギヤチェンジノブ操作力検出機構を備え、このギヤチ
ェンジノブ操作力検出機構によりギヤチェンジの際のギ
ヤチェンジノブの操作力を検出しながらギヤチェンジノ
ブ自由位置を自動的に学習し、ギヤチェンジレバーの操
作終了後には、ギヤチェンジノブ操作力検出機構でギヤ
チェンジノブの微小操作力を確認しながら前記ギヤチェ
ンジレバー操作用アクチュエータを揺動することによっ
てギヤチェンジノブの自由位置を再度学習し、再度学習
したギヤチェンジノブ自由位置と先に学習したギヤチェ
ンジノブ自由位置との差異を求めることにより、車両の
運転席に設置した車両自動運転ロボットのずれ量を計測
して、このずれ量に基づいて次のギヤチェンジレバーの
操作位置を補正する制御部を設けたことを特徴とする車
両自動運転ロボットのギヤチェンジレバー操作装置。 - 【請求項7】 ギヤチェンジノブ操作力検出機構は、ギ
ヤチェンジレバー操作用アクチュエータの定トルク制御
によるギヤチェンジノブの操作に際して駆動トルクの変
化を検出する駆動トルク検出手段をそなえている請求項
6に記載の車両自動運転ロボットのギヤチェンジレバー
操作装置。 - 【請求項8】 ギヤチェンジノブ操作力検出機構は、ギ
ヤチェンジレバー操作用アクチュエータの定速度制御に
よるギヤチェンジノブの操作に際して駆動電流の変化を
検出する駆動電流検出手段をそなえている請求項6に記
載の車両自動運転ロボットのギヤチェンジレバー操作装
置。 - 【請求項9】 ギヤチェンジノブ操作力検出機構は、ギ
ヤチェンジノブ保持部に設けられて、ギヤチェンジレバ
ー操作用アクチュエータによるギヤチェンジノブの操作
に際してオン・オフするスイッチをそなえている請求項
6ないし8のいずれかに記載の車両自動運転ロボットの
ギヤチェンジレバー操作装置。 - 【請求項10】 ギヤチェンジノブ操作力検出機構は、
ギヤチェンジノブ保持部に設けられて、ギヤチェンジレ
バー操作用アクチュエータによるギヤチェンジノブの操
作に際して出力値が変化するロードセルをそなえている
請求項6ないし8のいずれかに記載の車両自動運転ロボ
ットのギヤチェンジレバー操作装置。 - 【請求項11】 ギヤ位置として変速ギヤ位置とチェン
ジノブ自由位置のそれぞれについて自動的に学習する制
御部を備えた請求項6ないし10のいずれかに記載の車
両自動運転ロボットのギヤチェンジレバー操作装置。 - 【請求項12】 ギヤチェンジノブ保持部は、ギヤチェ
ンジノブ保持部を左右方向に移動するセレクト用アクチ
ュエータと、ギヤチェンジノブ保持部を上下方向に移動
するリフト用アクチュエータと、ギヤチェンジノブ保持
部を前後方向に移動するシフト用アクチュエータとで三
軸方向に移動可能となっている請求項6ないし11のい
ずれかに記載の車両自動運転ロボットのギヤチェンジレ
バー操作装置。 - 【請求項13】 ギヤチェンジノブの操作前にギヤチェ
ンジノブ保持部をギヤチェンジノブに装着し且つギヤチ
ェンジノブの操作後にギヤチェンジノブ保持部をギヤチ
ェンジノブから外すギヤチェンジノブ保持部着脱機構を
備えた請求項6ないし12のいずれかに記載の車両自動
運転ロボットのギヤチェンジレバー操作装置。 - 【請求項14】 ギヤチェンジノブ保持部は、ギヤチ
ェンジノブの寸法・形状に応じて取付け幅および挟み方
向が調整可能となっている請求項6ないし13のいずれ
かに記載の車両自動運転ロボットのギヤチェンジレバー
操作装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP11802896A JP3341879B2 (ja) | 1996-05-13 | 1996-05-13 | 車両自動運転ロボットのギヤチェンジレバー操作方法および操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11802896A JP3341879B2 (ja) | 1996-05-13 | 1996-05-13 | 車両自動運転ロボットのギヤチェンジレバー操作方法および操作装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH09304236A JPH09304236A (ja) | 1997-11-28 |
JP3341879B2 true JP3341879B2 (ja) | 2002-11-05 |
Family
ID=14726278
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11802896A Expired - Lifetime JP3341879B2 (ja) | 1996-05-13 | 1996-05-13 | 車両自動運転ロボットのギヤチェンジレバー操作方法および操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3341879B2 (ja) |
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CN102998127B (zh) * | 2012-12-05 | 2015-04-15 | 东风(十堰)车身部件有限责任公司 | 汽车踏板耐久试验台 |
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1996
- 1996-05-13 JP JP11802896A patent/JP3341879B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JPH09304236A (ja) | 1997-11-28 |
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