JP3340916B2 - コンバイン - Google Patents

コンバイン

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JP3340916B2
JP3340916B2 JP21068196A JP21068196A JP3340916B2 JP 3340916 B2 JP3340916 B2 JP 3340916B2 JP 21068196 A JP21068196 A JP 21068196A JP 21068196 A JP21068196 A JP 21068196A JP 3340916 B2 JP3340916 B2 JP 3340916B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脱穀フィードチェ
ーンから排ワラを受け取って、排ワラチェーンと、これ
に下側から対向した挟持レールとで前記排ワラを前記脱
穀フィードチェーンの搬送作用経路に対して傾斜した機
体左右中間方向に向けて挟持搬送する排ワラ挟持搬送機
構を備えたコンバインに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のコンバインでは排ワラチェ
ーンの搬送フレームを機体側の支持フレームに固定し
て、その排ワラチェーンを挟持レールに対して位置固定
してあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成によれ
ば、排ワラチェーンを挟持レールに対して位置固定して
あったために、排ワラチェーンと挟持レールとの間に排
ワラが詰まった場合、強い力で挟まれた排ワラを無理や
り除去しなければならず、その除去作業に手間がかかっ
ていた。
【0004】本発明は、排ワラチェーンと挟持レールと
の間に排ワラが詰まっても簡単に排ワラを除去できるよ
うにして、メンテナンスの作業性を向上させる点にあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
〔構成〕 請求項1にかかる発明の特徴構成は、冒頭に記載したコ
ンバインにおいて、脱穀フィードチェーンから排ワラを
受け取って、排ワラチェーンと、これに下側から対向し
た挟持レールとで前記排ワラを前記脱穀フィードチェー
ンの搬送作用経路に対して傾斜した機体左右中間方向に
向けて挟持搬送する排ワラ挟持搬送機構を備えたコンバ
インであって、前記排ワラチェーンの駆動スプロケット
を搬送終端側に配設するとともに、扱胴駆動用の動力を
供給する伝動軸を扱口とは反対側で扱胴軸芯と平行に配
備し、前記扱胴駆動用の伝動軸の軸端を前記排ワラチェ
ーンの搬送中間位置近傍まで延出するとともに、前記伝
動軸の軸端と前記排ワラチェーンの搬送後端位置に配置
された両駆動スプロケットとを、前記排ワラチェーンに
対して平行に配置した排ワラ搬送用伝動機構で伝動連結
、前記排ワラチェーンを前記駆動スプロケットの軸芯
周りに上下揺動自在に構成するとともに、前記排ワラチ
ェーンに作用してその排ワラチェーンを前記挟持レール
から離れる方向に所定間隔だけ上昇付勢する手段を設
け、前記排ワラチェーンを、前記上昇付勢する手段の上
昇付勢力によって前記挟持レールから所定間隔だけ離れ
たメンテナンス姿勢と、前記上昇付勢力に抗して前記挟
持レールに近接する作用姿勢とに切換え自在に構成して
あることにある
【0006】請求項2にかかる発明の特徴構成は、脱穀
フィードチェーンから排ワラを受け取って、排ワラチェ
ーンとこれに下側から対向した挟持レールとで前記排ワ
ラを 前記脱穀フィードチェーンの搬送作用経路に対して
傾斜した機体左右中間方向に向けて挟持搬送する排ワラ
搬送機構を設け、前記排ワラ搬送機構を上方から覆う上
カバーを上下開閉自在に構成してあるコンバインであっ
て、前記排ワラ搬送機構の駆動軸を搬送終端側に配設
し、扱胴駆動用の動力を供給する伝動軸を扱口とは反対
側で扱胴軸芯と平行に配備するとともに、前記扱胴駆動
用の伝動軸の軸端を前記排ワラチェーンの搬送中間位置
近傍まで延出するとともに、前記伝動軸の軸端と前記排
ワラチェーンの搬送後端位置に配置された両駆動スプロ
ケットとを、前記排ワラチェーンに対して平行に配置し
た排ワラ搬送用伝動機構で伝動連結し前記排ワラチェ
ーンを前記駆動軸周りで前記挟持レールに対して上下位
置変更自在に構成するとともに、前記排ワラチェーンに
作用して前記排ワラチェーンを前記挟持レールから離れ
る方向に上昇付勢する手段を設け、前記上カバーを開放
するに伴って前記上昇付勢する手段の上昇付勢力によっ
て前記排ワラチェーンを前記挟持レールから所定間隔だ
け離れたメンテナンス姿勢に上昇させるべくチェーン上
昇手段を構成するとともに、 前記排ワラチェーンを上昇
付勢する付勢力に抗して上カバーを閉じると、前記上カ
バーを閉じるに伴って、前記排ワラチェーンがその上カ
バーに押し下げられて作用姿勢になるようにチェーン下
降手段を構成してあることにある
【0007】請求項3にかかる発明の特徴構成は、請求
項1又は請求項2にかかる発明において、扱胴を支承し
た上部ケースを、扱口とは反対側で扱胴軸芯と平行な軸
芯周りに開閉揺動自在に下部ケースに枢支して前記脱穀
装置を構成し、前記上部ケースを穀稈搬送方向下手側に
延出してその延出部分で前記上カバーを構成してある
とにある。
【0008】〔作用〕請求項1の構成 によれば、排ワラチェーンと挟持レール
との間に排ワラが詰まった場合、例えば上方のカバーや
側部のカバーを開放し、排ワラチェーンを搬送終端側の
駆動スプロケットの軸芯周りに上方に揺動させて、挟持
レールから上方に離れたメンテナンス姿勢に切り換えれ
ば、排ワラに加わっている挟持力を解除できて、排ワラ
を簡単に除去できる。その除去の後、排ワラチェーンを
下方に揺動させて挟持レールに近接した作用姿勢に切り
換えれば、排ワラの搬送を再開させることができる。
【0009】また、前記排ワラチェーンの駆動スプロケ
ットは搬送終端側に配設してあるから、排ワラを搬送チ
ェーンの張り側で搬送することになり、排ワラを円滑か
つ確実に搬送することができる。
【0010】 〔効果〕 従って、排ワラを搬送チェーンの張り側で円滑かつ確実
に搬送することができて、排ワラチェーンと挟持レール
との間に排ワラを詰まりにくくすることができ、たとえ
排ワラが詰まっても簡単に除去できて、メンテナンスの
作業性を向上させることができた。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1に示すように、クローラ式走
行装置1が装備された走行機体2と、走行機体2の前部
に横軸芯周りに昇降自在に装備した刈取前処理部3と、
走行機体2の左側部に搭載した脱穀装置4とを設け、こ
の脱穀装置4の後部に排ワラ処理部5を設けてコンバイ
ンを構成してある。
【0012】図1,図2に示すように前記脱穀装置4
は、フィードチェーン6と挟持レール7とによって穀稈
の株元側を挾持しながら、扱室8内において駆動回転す
る扱胴9で穂先部を扱処理して、受網10を漏下した扱
処理物を下方の選別部で穀粒・二番物・排ワラ屑等に選
別し、穀粒を一番物回収スクリュー11で横側外方の穀
粒回収装置に搬出し、二番物は二番物回収スクリュー1
2で扱室8内に戻して再処理し、細かな排ワラ屑は排塵
ブロワ13により機外に排出するよう構成してある。
【0013】そして図3に示すように、原動部により駆
動される扱胴駆動用の伝動軸14を、扱口15とは反対
側で扱胴軸芯Pと平行に配備して、扱胴軸の穀稈搬送方
向上手側の入力プーリ16にベルト伝動機構17を介し
て連結するとともに、前記伝動軸14を穀稈搬送方向下
手側に延出し、図5に示すように、扱胴9を支承した上
部ケース18を、伝動軸14の軸芯Q周りで開閉揺動自
在に下部ケース19に枢支し、前記上部ケース18及び
その支持フレーム20を穀稈搬送方向下手側に延出する
とともに、その延出部分18Aで排ワラ処理部5を覆っ
てある(図2,図4参照)。
【0014】図3,図4に示すように前記排ワラ処理部
5は、脱穀装置4の下手側に、排ワラの株元側を挾持搬
送する株元搬送機構21(排ワラ挟持搬送装置に相当)
と、穂先側を上方から係止搬送する穂先係止搬送機構2
2とから成る排ワラ搬送装置23を設け、脱穀装置4の
後部に第1排ワラ処理装置としての排ワラカッタ24
(図1参照)を付設し、この排ワラカッタ24の後側に
第2排ワラ処理装置としての排ワラドロッパ25を設
け、排ワラを排ワラカッタ24で細断して放出する状態
と、排ワラドロッパ25で所定量づつ長ワラ状態で放出
する状態とに切換える処理切換え機構26を設けて構成
してある。
【0015】図6,図10,図12に示すように前記株
元搬送機構21はアッパーチェーン型で、突起付きのチ
ェーン27を、搬送フレーム28の外周縁に沿って形成
したガイド壁29と、搬送フレーム28の搬送終端側に
配設した駆動スプロケット30と、搬送方向に出退自在
で搬送上手側に圧縮コイルバネ31により突出付勢され
たチェーンテンション用のU字形ガイドフレーム32と
にわたって巻回し、搬送フレーム28の搬送終端側に、
突起付きチェーン27の幅方向外方側への位置ずれを阻
止するストッパー壁33(図9参照)を設けて排ワラチ
ェーン34を構成し、挟持レール35を排ワラチェーン
34に下側から対向配置し、前記排ワラチェーン34及
び挟持レール35を、排ワラが穂先側に斜め搬送される
ように(図3参照)、平面視でフィードチェーン6の搬
送作用経路Rに対し傾斜姿勢に設定した状態で、支持フ
レーム20により支持して構成してある。
【0016】図3,図8に示すように前記穂先係止搬送
機構22は、搬送終端側に配設した駆動スプロケット3
6と搬送始端側の遊転輪37とにわたって係止爪付きの
チェーン38を巻回し、平面視で株元搬送機構21と平
行で駆動スプロケット36が排ワラチェーン34の駆動
スプロケット30と同芯になるように、その搬送フレー
ム28を支持フレーム20で支持して構成してある。
【0017】前記株元搬送機構21と穂先係止搬送機構
22との駆動系を構成するに、図3,図8に示すよう
に、前記扱胴駆動用の伝動軸14の延出端部に、支持フ
レーム20でつり下げ支持したベベルギヤ機構39を連
動連結し、ベベルギヤ機構39と両駆動スプロケット3
0,36とをチェーン伝動機構40を介して連動連結し
てある。
【0018】図10,図11,図12(イ),(ロ)に
示すように、前記排ワラチェーン34をその終端側の駆
動スプロケット30の軸芯周りに上下揺動自在に前記支
持フレーム20で支持し、上部ケース18を開放するに
伴って排ワラチェーン34を挟持レール35から上方に
離れたメンテナンス姿勢に上昇させるチェーン上昇手段
41と、上部ケース18を閉じるに伴って排ワラチェー
ン34を挟持レール35に接近した作用姿勢に下降させ
るチェーン下降手段42とを設けてある。
【0019】図6,図7(イ),(ロ)に示すように前
記チェーン上昇手段41は、排ワラチェーン34の始端
部の側部から上方にロッド43を突設し、このロッド4
3を各ガイド孔44a,45aで上下に挿通案内する上
下の支持板44,45を前記支持フレーム20に設け、
上下の支持板44,45の間に位置するフランジ46を
ロッド43に形成し、前記フランジ46と下側の支持板
45との間に、ロッド43を上昇付勢する圧縮コイルバ
ネ47を設けて構成して、フランジ46が上側の支持板
44に接当するまで排ワラチェーン34を上昇可能に構
成してある。
【0020】前記チェーン下降手段42は、上部ケース
18を閉じるに伴って、排ワラチェーン34が上部ケー
ス18に押し下げられて前記作用姿勢になるように、上
部ケース18に排ワラチェーン34のロッド43の上端
部を押圧する押圧板48(図4参照)を設け、ロッド上
端部に形成した雄ねじ部43aに、前記押圧板48に押
圧されるロッド43の被押圧部としてのナット49と、
排ワラチェーン34が上部ケース18に押し下げられる
に伴って、上側の支持板44に接当するナット49とを
それぞれ螺合して構成して、下側のナット49が上側の
支持板44に接当するまで排ワラチェーン34を下降可
能に構成してある。この構成では前記ナット49の上下
位置を変更すると、排ワラチェーン34の押し下げ量を
変更できる。つまり、前記ナット49や下側の支持板4
5などで、排ワラチェーン34の押し下げ量を変更調節
可能な調節機構50を構成して、前記作用姿勢における
排ワラチェーン34の挟持レール35に対する間隔を変
更調節自在に構成してある。
【0021】図13に示すように挟持レール35を、前
側レール部分35Aと、この前側レール部分35Aで後
ろ向き片持ち状に支持した後側レール部分35Bとから
構成するとともに、下方で前後に並ぶ排ワラカッタ24
と排ワラドロッパ25に各別に排ワラを供給可能に、後
側レール部分35Bの作用長さを伸縮切換え自在に構成
してある。
【0022】つまり挟持レールを伸縮式にした構造で前
述の処理切換え機構26を構成しており、詳述すると図
15にも示すように、前記前側及び後側レール部分35
A,35Bをパイプ材で形成し、一端部を前記前側レー
ル部分35Aの始端側に支持した圧縮コイルバネ51を
後側レール部分35Bにそのレール始端側から挿通させ
るとともに、圧縮コイルバネ51の他端部を後側レール
部分35Bの終端部に支持して、後側レール部分35B
を前側レール部分35Aから突出付勢し、その付勢力に
抗して後側レール部分35Bを引き操作して、後側レー
ル部分35Bの作用長さを伸縮切換えする伸縮操作部5
2を設けてある。
【0023】図14にも示すように、前記前側レール部
分35Aの断面形状を上下に長い長円に、後側レール部
分35Bの断面形状を円形に形成するとともに、後側レ
ール部分35Bの終端部に前側レール部分35Aを持上
げ支持する支持部53を設け、もって、後側レール部分
35Bが伸長するに伴って、その終端部が排ワラチェー
ン34に近接するように、後側レール部分35Bを前側
レール部分35Aに対して傾斜させた状態で支持してあ
る。
【0024】前側レール部分35Aは、フレーム及び排
ワラカッターケース(図示せず)に上下スライド可能に
支持した前後一対のガイドロッド57の上端に亘って連
結してあり、各ガイドロッド57に外嵌した圧縮コイル
バネ58によって前側レール部分35Aを排ワラチェー
ン34に向けて弾性付勢してある。
【0025】前記伸縮操作部52は操作ワイヤー54を
介して操作する操作レバー55と、複数のレバー係合部
56aを備えたレバーガイド56とを設けて構成してあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの全体側面図
【図2】コンバインの脱穀装置周りの構造の縦断側面図
【図3】上部ケースを開放した状態の脱穀装置周りの構
造の平面図
【図4】排ワラ搬送装置の斜視図
【図5】脱穀装置の縦断後面図
【図6】株元搬送機構の始端部を示す縦断側面図
【図7】(イ)排ワラチェーンが下降した状態における
チェーン上昇手段とチェーン下降手段とを示す図 (ロ)排ワラチェーンが上昇した状態におけるチェーン
上昇手段とチェーン下降手段とを示す図
【図8】排ワラ搬送装置の終端部の横断平面図
【図9】株元搬送機構の終端部を示す斜視図
【図10】上部ケースと作用姿勢にある排ワラチェーン
との位置関係を示す図
【図11】上部ケースとメンテナンス姿勢にある排ワラ
チェーンとの位置関係を示す図
【図12】(イ)排ワラチェーンが作用姿勢にある状態
を示す図 (ロ)排ワラチェーンがメンテナンス姿勢にある状態を
示す図
【図13】排ワラ処理部の縦断側面図
【図14】排ワラチェーンと挟持レールの縦断面図
【図15】処理切換え機構を示す図
【符号の説明】
4 脱穀装置 扱胴 15 扱口 18 上部ケース 18A 上カバー 19 下部ケース 21 排ワラ搬送機構 30 駆動スプロケット 34 排ワラチェーン 35 挟持レール41 チェーン上昇手段 42 チェーン下降手段 47 付勢する手段 扱胴軸芯 扱胴軸芯と平行な軸芯
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−276826(JP,A) 特開 平6−22630(JP,A) 特開 平8−116781(JP,A) 特開 平8−149917(JP,A) 実開 昭59−651(JP,U) 実開 昭63−140835(JP,U) 実開 昭56−117647(JP,U) 実開 昭51−161364(JP,U) 実開 昭58−143540(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01F 17/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱穀フィードチェーンから排ワラを受け
    取って、排ワラチェーンと、これに下側から対向した挟
    持レールとで前記排ワラを前記脱穀フィードチェーンの
    搬送作用経路に対して傾斜した機体左右中間方向に向け
    挟持搬送する排ワラ挟持搬送機構を備えたコンバイン
    であって、 前記排ワラチェーンの駆動スプロケットを搬送終端側に
    配設するとともに、扱胴駆動用の動力を供給する伝動軸
    を扱口とは反対側で扱胴軸芯と平行に配備し、前記扱胴
    駆動用の伝動軸の軸端を前記排ワラチェーンの搬送中間
    位置近傍まで延出するとともに、前記伝動軸の軸端と前
    記排ワラチェーンの搬送後端位置に配置された両駆動ス
    プロケットとを、前記排ワラチェーンに対して平行に配
    置した排ワラ搬送用伝動機構で伝動連結し、 前記排ワラチェーンを前記駆動スプロケットの軸芯周り
    に上下揺動自在に構成するとともに、前記排ワラチェー
    ンに作用してその排ワラチェーンを前記挟持レールから
    離れる方向に所定間隔だけ上昇付勢する手段を設け、 前記排ワラチェーンを、前記上昇付勢する手段の上昇付
    勢力によって前記挟持レールから所定間隔だけ離れたメ
    ンテナンス姿勢と、前記上昇付勢力に抗して前記挟持レ
    ールに近接する作用姿勢とに切換え自在に構成してある
    コンバイン。
  2. 【請求項2】 脱穀フィードチェーンから排ワラを受け
    取って、排ワラチェーンとこれに下側から対向した挟持
    レールとで前記排ワラを前記脱穀フィードチェーンの搬
    送作用経路に対して傾斜した機体左右中間方向に向けて
    挟持搬送する排ワラ搬送機構を設け、前記排ワラ搬送機
    構を上方から覆う上カバーを上下開閉自在に構成してあ
    るコンバインであって、 前記排ワラ搬送機構の駆動軸を搬送終端側に配設し、扱
    胴駆動用の動力を供給する伝動軸を扱口とは反対側で扱
    胴軸芯と平行に配備するとともに、前記扱胴駆動用の伝
    動軸の軸端を前記排ワラチェーンの搬送中間位置近傍ま
    で延出するとともに、前記伝動軸の軸端と前記排ワラチ
    ェーンの搬送後端位置に配置された両駆動スプロケット
    とを、前記排ワラチェーンに対して平行に配置した排ワ
    ラ搬送用 伝動機構で伝動連結し前記排ワラチェーンを前記駆動軸周りで前記挟持レール
    に対して上下位置変更自在に構成するとともに、前記排
    ワラチェーンに作用して前記排ワラチェーンを前記挟持
    レールから離れる方向に上昇付勢する手段を設け、 前記上カバーを開放するに伴って前記上昇付勢する手段
    の上昇付勢力によって前記排ワラチェーンを前記挟持レ
    ールから所定間隔だけ離れたメンテナンス姿勢に上昇さ
    せるべくチェーン上昇手段を構成するとともに、 前記排ワラチェーンを上昇付勢する付勢力に抗して上カ
    バーを閉じると、前記上カバーを閉じるに伴って、前記
    排ワラチェーンがその上カバーに押し下げられて作用姿
    勢になるようにチェーン下降手段を構成してあるコンバ
    イン
  3. 【請求項3】 扱胴を支承した上部ケースを、扱口
    とは反対側で扱胴軸芯と平行な軸芯周りに開閉揺動自在
    に下部ケースに枢支して前記脱穀装置を構成し、前記上
    部ケースを穀稈搬送方向下手側に延出してその延出部分
    で前記上カバーを構成してある請求項2記載のコンバイ
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