JP3340899B2 - 半導体微細構造の製造方法 - Google Patents

半導体微細構造の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、量子効果を利用し
た電気素子または光素子の高性能化に重要な量子箱およ
び量子細線を、製作するための半導体微細構造の製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明に関連した量子箱の作製方法は、
従来、自然形成量子箱作製法といわれ、以下図8に示す
ようなものである。まず、第1の半導体基板1に分子線
エピタキシー法や有機金属気相成長法などで、緩衝層と
して第1の半導体と同じ半導体2を(b)のように成長
させる。その後、第1の半導体より大きな格子定数を持
った第2の半導体層を同じ方法で成長させる。第2の半
導体層は成長当初基板に一様に成長するが、数原子層
(通常1〜3原子層)成長すると原子の再配列が起こり
島状の原子団3になり、そのまま成長を継続する。これ
は成長層の形状によってきまる過剰エネルギー、すなわ
ち(第1の半導体と第2の半導体の界面のエネルギー)
+(第1および第2の半導体の表面のエネルギー)+
(成長層の内部の歪みのエネルギー)が小さくなるよう
に、原子が移動し結合を組み直すためである。つまり、
成長中は高温であるため、ある範囲で成長層を構成する
原子は移動可能である。この際、第2の半導体の原子が
凝集すると、界面の面積と表面の面積の和は大きくな
り、界面および表面のエネルギーの和を大きくする要因
として働くが、凝縮された島状の第2の半導体の内側で
は格子不整合による歪みが緩和されるため、成長層内部
の歪みのエネルギーに対しては小さくする要因として働
く。島内部に存在する原子と表面または界面に存在する
原子の比は、島の大きさが大きくなるほど大きくなるの
で、島が大きくなるほど結晶内部の歪みの緩和の効果は
優勢になる。すなわち、成長が進み第2の半導体の原子
数が増えると、第2の半導体は島状に凝集した方が過剰
エネルギーが小さくなくなる。従って第2の半導体の成
長が進むとある時点から、結晶成長の態様が層状から島
状に遷移する。この過程は原子の結合エネルギーによっ
て規定されるので、島状部の大きさは揃ったものとな
る。
【0003】例えばGaAs上にInAsを1〜3原子層成
長するInAsが島状に凝集し、その大きさは量子箱に適
した10〜100nmになる。この原理を応用して、量
子箱を自己形成的に製作する方法が種々報告されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法で作られた
自己形成量子箱構造は個々の量子箱の大きさは揃ってい
るが、それが第1の半導体上のどこに形成されるかは制
御不能であった。そこでつぎのような方法が提案され
た。一つ目は第42回応用物理学関係連合講演会予稿集
No.3,1212,28a‐SZK‐17に掲載されて
いる方法である(図9)。まず、微傾斜GaAs基板を熱
処理し原子層ステップ21を形成する。その後、先と同
様にInAsを数原子層成長させるとステップ端に選択的
に量子箱3が形成される。しかし、この方法は個々のス
テップ端の量子箱の位置は制御不能である。二つ目は第
56回応用物理学会学術講演会予稿集No.3,105
7,29p‐ZM‐4に掲載されている方法である(図
10)。これはGaAs基板に予めSiO231でパターニ
ングを行いInAsを成長させるものである。この方法は
パターンの中に量子箱3を1個あるいは2個形成するこ
とは可能だが、個々のパターンのどの位置に形成される
かは制御不能である。また、この方法でパターンを量子
箱と同程度に小さくすると、再配列によって凝集する原
子の数が限られてくるので、凝集によって低下するエネ
ルギーが減少し、自己形成的に量子箱を形成することが
困難になる。三つ目は、第56回応用物理学会学術講演
会予稿集No.3,1058,27p‐ZM‐7に掲載
されているもので、GaAs基板に予めエッチングでV溝
(図11)やピラミッド型(図12)の凹み52を形成
して自己形成量子箱を作製する方法である。この方法に
おいて、V溝のものは個々の斜面での量子箱の位置の制
御が困難である。また、ピラミッド型のものはV溝のも
のと同様な問題が存在するのと同時に、拡大図(b)に
示されるピラミッドの頂上に形成される第2の半導体5
3は層状でなく、最初から表面または界面の面積が小さ
い三角錘状なので、量子箱の自己形成機構は働かない。
したがって、個々の量子箱の大きさを制御するのが困難
となる。
【0005】本発明は自己形成半導体微細構造の位置を
正確に制御し、大きさ、空間的位置の均一な半導体微細
構造を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明においては、第1半導体よりなる基板の主面
上に、製造を予定した半導体微細構造の底面に覆われる
大きさをもつ開口部と、上記半導体微細構造の高さより
浅い深さをもつ窪みを形成する工程と、上記基板上に上
記第1半導体より格子定数が大きい第2半導体を成長
し、成長層を構成する原子の移動により上記窪みの位置
に上記第2半導体よりなる半導体微細構造を自己形成的
形成する工程とを行なう。
【0007】また、第1半導体よりなる基板の主面上
に、製造を予定した細線状の半導体微細構造の幅より狭
い幅と、上記細線状の半導体微細構造の高さより浅い深
さをもつ溝を形成する工程と、上記基板上に上記第1半
導体より格子定数が大きい第2半導体を成長し、成長層
を構成する原子の移動により上記溝の位置に上記第2半
導体よりなる半導体微細構造を自己形成的に形成する工
とを行なう。
【0008】また、第1半導体よりなる基板の主面上
に、製造を予定した半導体微細構造の底面に覆われる大
きさをもつ開口部と、上記半導体微細構造の高さより浅
い深さをもつ窪みを形成する工程と、上記基板上に上記
第1半導体より格子定数が小さい第2半導体を成長し、
成長層を構成する原子の移動により上記窪みの位置に上
記第2半導体よりなる半導体微細構造を自己形成的に形
成する工程とを行なう。また、第1半導体よりなる基板
の主面上に、製造を予定した細線状の半導体微細構造の
幅より狭い幅と、上記細線状の半導体微細構造の高さよ
り浅い深さをもつ溝を形成する工程と、上記基板上に上
記第1半導体より格子定数が小さい第2半導体を成長
し、成長層を構成する原子の移動により上記溝の位置に
上記第2半導体よりなる半導体微細構造を自己形成的に
形成する工程とを行なう。
【0009】また、面指数(lmn)を表す整数l,
m,nのうち、少なくても1つが1より大きい面を備え
た窪み、または溝を上記窪みまたは溝とすることによ
り、それぞれの目的が達成される。
【0010】すなわち、本発明は第1半導体基板に、図
1(a)のように予めリソグラフィとエッチングなどの
手段により、位置制御された窪み4を作り、その窪み
の深さを作製しようとする量子箱3の高さより浅く、か
つ基板表面での窪みの開口部の大きさを作製しようと
する量子箱の底面より小さくすることを特徴とするもの
である。その基板に第1半導体より格子定数の異なる
2半導体を成長させることにより、正確に窪みの位置
に大きさの均一な量子箱(図1(b))のように作製す
ることができる。また、上記窪みを溝にすることにより
位置の制御された量子線を自己形成的に形成することも
可能である。さらに、この窪みまたは溝を高次の指数面
(面指数(lmn))を表す整数l,m,nのうち、少
なくても1つが1より大きい面で構成することにより、
前記の量子箱または量子細線の形成が容易になる。
【0011】
【発明の実施の形態】図2に本願発明による量子箱の形
成過程を示す。ここでは第2半導体は基板を構成する第
1半導体の格子定数より大きい場合を示している。半導
体基板72の上に窪み71を形成し、基板と格子定数が
異なる第2半導体73を成長すると当初は層状に成長す
るが、数原子層成長すると成長層内部の歪みエネルギー
が増大する。窪みが原子ステップを有しない低次の指数
面から構成されている場合(図2(d))は、低指数面
同士の交線に原子ステップが存在する。このような原子
ステップを有する溝に第2半導体を成長すると、1原子
あたりの異種原子との結合手の数は原子ステップで最も
高くなる。従って、格子不整合による歪みエネルギー
(界面エネルギーおよび内部の歪みエネルギー)は、こ
の原子ステップに最も集中しているので、この原子ステ
ップより第2半導体の原子の再配列が始まる。すなわ
ち、溝内部の原子ステップで再配列をした原子の集団を
核として、原子の再配列が進行する。この再配列は第2
半導体層の変形をもたらし、これによって歪みが緩和さ
れ(図2(e))、最終的には量子箱3が形成されて終
了する。その後の成長では、供給された原子はこの量子
箱に吸収され量子箱は成長して行く(図2(f))。図
2は第2半導体の格子定数が大きい場合を示したが、格
子定数が小さくても同様にして量子箱は形成される。こ
の時は成長膜に加わる歪みは伸張性歪みとなる。また、
窪みが図2(g)のように高次の指数面で構成される場
合は、この指数面状に最初から原子ステップが存在する
ので、核が容易に形成され再配列が進行しやすい。
【0012】また、前記の窪みを溝にすると、細線状の
微細構造すなわち量子細線を形成することも、既に述べ
たことから容易に判るように可能である。
【0013】
【実施例】第1実施例 本発明の第1実施例を図3に示す。まず、GaAs(10
0)基板1に分子線エピタキシー装置で、通常の条件に
より図3(a)のようにGaAs単一膜を0.1μm程度
成長させ、量子箱形成のための基板とする。この様にし
て形成した基板を分子線エピタキシー装置から取り出
し、ZEPレジスト(ZEP520)5を塗布し、EB
リソグラフィーでパターニングを行う。つぎに現像液
(ZED‐N50)で現像し、大きさ10nm×10n
m、深さ2μm、ピッチ30nmのパターニング基板図
3(c)を作製する。つぎに硫酸:過酸化水素水:水=
4:1:4で2秒間エッチングする。このエッチングで
はGaAsのファセット面は形成されず、図3(d)に示
すような微小な原子層ステップの集まった浅い窪みとな
る。この基板をつぎにZEP溶剤(ノルマルメチルピロ
リジン)に浸してZEPレジストを取り除き、図3
(e)のように微細なパターンが並んだ基板を作製す
る。この基板を再び分子線エピタキシー装置に入れ、基
板温度が530℃でInAsを約2原子層成長させると、
図2(f)のようなInAsの量子箱が図3(f)に示す
ように形成される。つぎにGaAsを連続的に成長させる
と、このInAs量子箱3をGaAs88で図3(g)のよ
うに埋め込むことができる。でき上がった量子箱の寸法
は、幅約20nm、高さ約6nmであった。
【0014】第2実施例 本発明の第2実施例を図4に示す。この例ではSTM
(走査トンネル顕微鏡)を用いて、第1の半導体基板9
2上に等間隔の窪み93を形成している。STMのトン
ネル電流は窪み93を形成させるために、通常の像観察
の時より大きくしている。
【0015】第3実施例 本発明の第3実施例を図5に示す。この例では活性層で
ある量子箱と障壁層のエネルギー差を大きくするため
に、GaAs(100)基板1につづいてGaAs101、
さらにAlGaAs102を成長させ、第1実施例と同様
なリソグラフィー、エッチングの工程ののち、InAs3
を2原子層の厚さ成長し、再びAlGaAs102を成長
させる。結果としてAlGaAsに囲まれた均一な量子箱
3ができることになる。
【0016】第4実施例 本発明の第4実施例を図6に示す。本実施例では障壁層
のGaAs層にSiをドーピングして、n型変調ドープ構
造111としたものである。また、Beをドーピングす
るとp型変調ドープ構造が作製できる。
【0017】第5実施例 本発明の第5実施例を図7に示す。本実施例ではn型G
aAs基板1を用いて、まずn型のGaAs121を成長さ
せ、つぎにノンドープのGaAs122を成長させたのち
に、InAs3を成長させて自己形成量子箱を作る。その
後、ノンドープGaAs122、p型GaAs123を成長
させてp‐i‐n接合を形成する。これにより空間的位
置、大きさの揃った量子箱を活性層にもつp‐i‐nダ
イオードが出来る。また、窪みを形成するにあたり、B
rメタノール溶液を用いると低指数面{111}A面よ
りなる窪みが形成されるが、この場合にも量子箱を形成
することができた。
【0018】以上の例では第2半導体の格子定数が第1
半導体の格子定数より大きいが、第2半導体としてはG
aAsを、第1半導体としてはInPを選択すると格子定
数の大小関係は逆になる。この場合にも、量子箱を形成
することができた。また、窪みの代わりに幅10nm長
さ100nm深さ2nmからなる溝を基板上に形成する
と、幅20nm長さ110nm深さ2nmの量子細線を形
成することができた。
【0019】
【発明の効果】本発明に係る半導体微細構造の製造方法
においては、第1半導体にあらかじめ位置制御された窪
みまたは溝を形成しておくことにより、第2半導体を成
長した際に形成される自己形成半導体微細構造の位置を
制御できるため、互いの大きさ、空間的位置の揃った
導体微細構造を作製することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による半導体微細構造の構成を示す図
で、(a)は位置制御された窪み、(b)は上記窪みの
位置に形成した量子箱を示す図である。
【図2】本発明の基本的作用を説明する図で、(a)〜
(g)はそれぞれの段階を説明する図である。
【図3】本発明の第1実施例を説明する図で、(a)〜
(g)はそれぞれの工程を説明する図である。
【図4】本発明の第2実施例を説明する図で、(a)は
走査型トンネル顕微鏡による窪みを形成する図、(b)
は形成された窪みを示す図である。
【図5】本発明の第3実施例を説明する図である。
【図6】本発明の第4実施例を説明する図である。
【図7】本発明の第5実施例を説明する図である。
【図8】従来技術を説明する図で、(a)〜(c)は半
導体微細構造の形成工程を示す図である。
【図9】従来技術の例を説明する図で、(a)および
(b)はそれぞれの工程を示す図である。
【図10】従来技術の例を説明する図で、(a)および
(b)はそれぞれの工程を示す図である。
【図11】従来技術の例を説明する図で、(a)および
(b)はそれぞれの工程を示す図である。
【図12】従来技術の例を説明する図で、(a)はその
斜視図、(b)は逆ピラミッド状の窪みの拡大図であ
る。
【符号の説明】
1…基板 3…半導体微細構造 4,93…窪み
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−192584(JP,A) 特開 平9−148624(JP,A) 特開 平4−245620(JP,A) M.Kitamura,M.Nish ioka,J.Oshinowo,Y. Arakawa,”In situ f abrication of self −aligned InGaAs qu antum dots on GaAs multiatiomic step s by metalorganic, Applied Physics Le tters,1995年 6月26日,Vo l.66,No.26,pp.3663−3665, chemical vapor dep osition" D.S.L.Mui,D.Leona rd,L.A.Coldren,P. M.Petroff,”Surface migration induced self−aligned InAs islands grown by molecular beam epi taxy”,Applied Phys ics Letters,1995年 3月 27日,Vol.66,No.13,pp. 1620−1622 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 29/06 H01L 21/20 - 21/205 Web of Science

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1半導体よりなる基板の主面上に、製造
    を予定した半導体微細構造の底面に覆われる大きさをも
    つ開口部と、上記半導体微細構造の高さより浅い深さを
    もつ窪みを形成する工程と、上記基板上に上記第1半導
    体より格子定数が大きい第2半導体を成長し、成長層を
    構成する原子の移動により上記窪みの位置に上記第2半
    導体よりなる半導体微細構造を自己形成的に形成する工
    程とからなる半導体微細構造の製造方法。
  2. 【請求項2】第1半導体よりなる基板の主面上に、製造
    を予定した細線状の半導体微細構造の幅より狭い幅と、
    上記細線状の半導体微細構造の高さより浅い深さをもつ
    溝を形成する工程と、上記基板上に上記第1半導体より
    格子定数が大きい第2半導体を成長し、成長層を構成す
    る原子の移動により上記溝の位置に上記第2半導体より
    なる半導体微細構造を自己形成的に形成する工程とから
    なる細線状の半導体微細構造の製造方法。
  3. 【請求項3】第1半導体よりなる基板の主面上に、製造
    を予定した半導体微細構造の底面に覆われる大きさをも
    つ開口部と、上記半導体微細構造の高さより浅い深さを
    もつ窪みを形成する工程と、上記基板上に上記第1半導
    体より格子定数が小さい第2半導体を成長し、成長層を
    構成する原子の移動により上記窪みの位置に上記第2半
    導体よりなる半導体微細構造を自己形成的に形成する工
    程とからなる半導体微細構造の製造方法。
  4. 【請求項4】第1半導体よりなる基板の主面上に、製造
    を予定した細線状の半導体微細構造の幅より狭い幅と、
    上記細線状の半導体微細構造の高さより浅い深さをもつ
    溝を形成する工程と、上記基板上に上記第1半導体より
    格子定数が小さい第2半導体を成長し、成長層を構成す
    る原子の移動により上記溝の位置に上記第2半導体より
    なる半導体微細構造を自己形成的に形成する工程とから
    なる細線状の半導体微細構造の製造方法。
  5. 【請求項5】面指数(lmn)を表す整数l,m,nの
    うち、少なくても1つが1より大きい面を備えた窪みま
    たは溝を、上記窪みまたは溝とする請求項1から請求項
    4の、いずれかに記載の半導体微細構造の製造方法。
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D.S.L.Mui,D.Leonard,L.A.Coldren,P.M.Petroff,"Surface migration induced self−aligned InAs islands grown by molecular beam epitaxy",Applied Physics Letters,1995年 3月27日,Vol.66,No.13,pp.1620−1622
M.Kitamura,M.Nishioka,J.Oshinowo,Y.Arakawa,"In situ fabrication of self−aligned InGaAs quantum dots on GaAs multiatiomic steps by metalorganic,Applied Physics Letters,1995年 6月26日,Vol.66,No.26,pp.3663−3665,chemical vapor deposition"

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