JP3339694B2 - ランプ点灯装置 - Google Patents
ランプ点灯装置Info
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Description
ギーを供給し点灯するランプ点灯装置に関するものであ
る。
安定器を用いた従来の放電灯点灯回路を示し、予熱始動
用にグロー点灯管などのスタータSTを用いている。交
流電源VACが供給されると、チョークコイルLを通して
スタータSTに電圧が供給され、例えばスタータSTが
グロー点灯管の場合はグロー放電によりグロー点灯管内
の電極が接触し、蛍光ランプのようなランプLaのフィ
ラメントf1、f2に予熱電流を供給し、フィラメントf
1、f2が予熱される。その後、グロー点灯管内の電極が
開いて、予熱電流が流れなくなると、その時チョークコ
イルLにキックパルスが発生してランプLaに始動可能
な高電圧が印加され、ランプLaが始動点灯するもので
ある。
す。この図34の従来例回路では使用電源が直流電源E
となり、限流素子としては抵抗素子Rが用いられてい
る。
においては交流電源VACが商用周波数であって、ランプ
Laに流れる電流を限流する必要があるため、チョーク
コイルLはかなり大型のものとなって、その損失も大き
なものとなるという問題があった。また図34の回路の
場合もスタータSTによってランプLaは始動点灯する
が、抵抗素子Rは非常に発熱し、そのため大型となり、
また損失も大きいものとなるという問題があった。
もので、その目的とするところは大きな限流素子を必要
とせず、損失の少ないランプ点灯装置を提供しようとす
るものである。
めに、請求項1記載の発明はランプとコンデンサの直列
回路を電源に並列接続して前記コンデンサを充電する経
路と、前記電源より切り離して前記コンデンサを前記ラ
ンプに並列に接続して放電させる経路と、前記充電する
経路と前記放電させる経路とを切り替えるスイッチとを
備え、前記充電する経路で前記コンデンサが電源電圧ま
で充電された後に、前記スイッチを切り替えることによ
り、前記充電する経路から前記放電させる経路に切り替
え、前記放電させる経路で前記電源電圧まで充電された
コンデンサの電荷が前記ランプを通じて放電されて零と
なった後に、前記スイッチを切り替えることにより、前
記放電させる経路から前記充電する経路に切り替えるこ
とを特徴とする。請求項2記載の発明は前記請求項1記
載の発明において、前記コンデンサを複数備え、各コン
デンサを、コンデンサ同士の間に一方向のみ通電する第
1の通電素子を挿入して直列接続するとともに、第1の
通電素子とは逆方向のみ通電する第2の通電素子を介し
て各コンデンサを並列接続し、充電時には前記第1の通
電素子の通電方向で、直列接続したコンデンサを充電
し、放電時には前記第2の通電素子の通電方向で、並列
接続したコンデンサより放電させる回路を備えたことを
特徴とする。
発明において、上記コンデンサに蓄えられた電荷を、1
個以上の他のランプに放電するものである。請求項4記
載の発明は上記請求項1記載の発明において、上記コン
デンサに蓄えられた電荷を、充電時に直列に接続されて
いたランプと、1個以上の他のランプとの直列回路に放
電するものである。
発明において、所定の電源電圧以下において、別のスイ
ッチを介して他のコンデンサへ電源から直接充電し、別
のスイッチの切り替えによって上記他のコンデンサから
ランプへ放電する補助回路を設けたものである。請求項
6記載の発明は上記請求項1記載の発明において、電源
から別のスイッチにより他のコンデンサに充電し、他の
コンデンサから別のスイッチの切替えにより電流を出力
する回路が前段にあることを特徴とする。
発明において、スイッチにより所定の電源電圧以下にお
いて、電源にコンデンサを直接接続し、スイッチの切り
替えによりランプにコンデンサの電荷を直接放電するも
のである。請求項8記載の発明は上記請求項1記載乃至
請求項7記載の発明において、コンデンサとスイッチの
組み合わせの中に、スイッチトキャパシタ回路を含むも
のである。
コンデンサの充放電を行なわせ、コンデンサの電荷をラ
ンプに放電させることにより、ランプに流れる電流を細
かく制御することができ、コンデンサに蓄えられるエネ
ルギーを有効に利用することにより、回路を小型にする
ことができ、また直接的にランプにコンデンサの電荷を
放電させるため、損失も少なく高い効率が得られる。
例1)図1に本実施例1の回路図を示し、図2にその動
作波形を示す。本実施例1は、AとBのふたつの選択枝
を持つ切替え用のスイッチSWとコンデンサC0とラン
プLaの直列回路が直流電源Eと並列的に接続されてい
る。
スイッチSWがA側に接続されると、直流電源Eからコ
ンデンサC0を介してコンデンサC0を充電しながら、ラ
ンプLaに電流ILが流れ、やがてコンデンサC 0 の充電
が終了して電流が流れなくなる。その後、時刻t2でス
イッチSWがB側に接続されるとコンデンサC0に蓄え
られていた電荷はランプLaを介して放電し、ランプL
aには先程とは逆向きの電流IL が図2(b)に示すよ
うに流れ、やがて放電が終了して電流が流れなくなる。
に接続され、以後上述の動作の繰り返しでランプLaに
交流電流を供給できるものである。図1回路によれば、
スイッチSWの切替え動作によって、コンデンサC0の
充放電を行わせることにより、ランプLaに流れる電流
を細かく制御することができ、コンデンサC0のエネル
ギーを有効に利用することによって小型の回路にするこ
とができ、しかも損失も少なくできるものである。
の回路図を示し、図4にその動作波形を示す。図4は図
1回路の電源が直流電源Eであったのに対して本実施例
2では交流電源V ACを用いている。而して時刻t1でス
イッチSWがA側に図4(b)に示すように接続された
とすると、交流電源VACはスイッチSWを介してコンデ
ンサC0を充電しながら、ランプLaに電流IL を流
す。時刻t2でスイッチSWがB側に接続されると、コ
ンデンサC0に蓄えられていた電荷はランプLaを介し
て放電し、図4(c)に示すように逆向きに電流IL が
流れる。時刻t3で再びスイッチSWがA側に接続され
ると、このとき交流電源VACは図4(a)に示すように
時刻t1の時より電圧が高くなっているので、より大き
な電流IL が流れる。このように交流電源VACの電圧に
応じて電流IL が変化しながらランプLaに流れる。
例えばランプLaが放電灯の場合は、放電可能電圧を下
回り電流IL が図4(c)に示すように流れない。しか
し、抵抗性のランプLaの場合はVACに応じた電流が流
れることは言うまでもない。ランプLaが放電灯の場
合、時刻t5で再びランプLaに電流が流れるものであ
る。
効果がある。 (実施例3)図5に本実施例の概念的な構成図を示す。
本実施例では、単なるコンデンサの代わりに、スイッチ
トキャパシタ回路SCを用い、スイッチトキャパシタ回
路SCによりランプLaに所定の電圧を供給しようとす
るものである。
路SCをより詳細に示した回路を示し、第7図にその動
作波形を示す。而して図7(a)〜(c)に示すように
時刻t1で、スイッチトキャパシタ回路SC内のスイッ
チSW1〜スイッチSW3がA側に接続され、図7
(d),(e)に示すようにスイッチSW4、SW5がオ
フとすると、直流電源EがスイッチSW1〜SW3を介し
てコンデンサC0(コンデンサC1、コンデンサC2、コ
ンデンサC3の直列合成容量)とランプLaとの直列回
路に印加され、ランプLaに図7(f)に示すように電
流IL が流れる。
W3がB側に接続され、スイッチSW4、SW5がオンす
ると、各コンデンサC1、コンデンサC2、コンデンサC
3が並列に接続され、各コンデンサC1〜C3の電荷がラ
ンプLaに放電し、ランプLaには逆方向の電流IL が
流れる。次いで時刻t3で再び時刻t1と同様の接続とな
り、以後上述の動作を繰り返すことによりランプLaに
交流電流が流れる。
があるものである。 (実施例4)図8に本実施例4の動作波形を示す。本実
施例の回路構成は図6回路と同様であるため省略する。
而して図8(a)〜(c)に示すように時刻t1でスイ
ッチSW1〜スイッチSW3がA側に接続され、図8
(d)、(e)に示すようにスイッチSW4、SW5がオ
フとなり、各コンデンサC1〜C3の直列回路を介してラ
ンプLaに電流IL が流れ、時刻t2でスイッチSW3が
B側に接続されてランプLaに逆方向の電流IL が流
れ、時刻t3でスイッチSW2がB側に接続されてスイッ
チSW5がオンし、さらに時刻t4でスイッチSW1がB
側に接続されてスイッチSW4がオンし、各々ランプL
aに電流IL が図8(f)に示すように流れる。
り、以後上述の動作の繰り返しでランプLaに交流電流
が流れる。本実施例4の場合も上記各実施例と同様の効
果がある。 (実施例5)図9に本実施例5の回路を示し、図10に
その動作波形を示す。図9の破線で囲まれた枠内の回路
はスイッチトキャパシタ回路SCを構成する。
時刻t1でスイッチSW1〜スイッチSW3がA側に接続
され、図10(d),(e)に示すようにスイッチSW
4、スイッチSW5がオンとなって、各コンデンサC1〜
コンデンサC3が並列に接続され、ランプLaに電流I
L が図10(f)に示すように流れる。時刻t2でスイ
ッチSW1〜スイッチSW3がB側に接続され、スイッチ
SW4、スイッチSW5がオフとなり、各コンデンサC1
〜C3が直列に接続され、ランプLaに逆方向の電流I
L が流れる。時刻t3で再び時刻t1と同様の動作とな
り、この繰り返しで動作する。本実施例6の場合も同様
の効果がある。
形を示す。回路構成は図9回路と同様であるため省略す
る。而して図11(a)に示すように時刻t1でスイッ
チSW1がA側に接続され、ランプLaに図11(f)
に示すように電流IL が流れ、図11(b)に示すよう
に時刻t2でスイッチSW2がA側に接続され、図11
(d)に示すようにスイッチSW4がオンし、さらに時
刻t3で図11(c)に示すようにスイッチSW3がA側
に接続されて図11(e)に示すようにスイッチSW5
がオンし、各々ランプLaに図11(f)に示すように
電流IL が流れる。
がB側につながりスイッチSW4、スイッチSW5がオン
すると、ランプLaに逆方向の電流IL が流れる。時刻
t5で再び時刻t1と同様の状態となり、上述の動作の繰
り返しでランプLaに交流電流が流れる。本実施例6の
場合も上記各実施例と同様の効果がある。 (実施例7)図12に本実施例7の回路を示す。本実施
例7は3個のダイオードD1〜D3と2個のコンデンサC
1、C2の組み合わせによってスイッチトキャパシタ回路
SCを構成している。また交流電源VACをダイオードブ
リッジDBで全波整流して電源を得ている。
いる場合は、ダイオードD2、D3はオフし、各コンデン
サC1、C2は直列に充電される。スイッチSW1がB側
に接続されているときは、ダイオードD1はオフし各コ
ンデンサC1、C2は並列に接続され、ランプLaに交流
電流を供給するものである。本実施例7の回路は、特に
低電圧のランプLaに適するものであり、各実施例と同
様の効果がある。
ンサを図13に示すようにC3を1個増やした場合は図
12のコンデンサC1、C2のみの場合に比べて、直列及
び並列に多くのコンデンサが接続される。この場合もラ
ンプLaに印加される電圧が変化するのみで、図12の
回路を同様の動作となるものである。尚コンデンサC3
の増設に対応してダイオードスイッチを構成するダイー
ドD4〜D6を設けている。
示し、図15にその動作波形を示す。本実施例では2つ
のランプLa1、La2を点灯させるもので、スイッチS
WのB側と、コンデンサC0とランプLa1との接続点と
の間にランプLa2を接続している。
1でスイッチSWがA側に接続されると、直流電源Eか
らコンデンサC0を介してランプLa1 に図15(b)
に示すように電流IL1が流れ、時刻t2でスイッチSW
がB側に接続されると、コンデンサC0の電荷はランプ
La2 に接続されて放電し、図15(c)に示すように
電流IL2が流れる。
され、上述の動作の繰り返しによってランプLa1及び
ランプLa2にそれぞれ電流IL1,IL2が流れる。尚こ
こでコンデンサC0とスイッチSWは、図6回路や図9
回路に示すスイッチトキャパシタ回路SCであってもよ
い。また、電源は交流電源VACであってもよい。本実施
例の場合も上記各実施例と同様の効果がある。
示し、図17にその動作波形を示す。本実施例回路は、
ランプLa1と直流電源Eの接続点と、スイッチSWの
B側との間にランプLa2を接続したものである。而し
て図17(a)に示すように時刻t1でスイッチSWが
A側に接続されると、、コンデンサC0を介してランプ
La1に図17(b)に示すように電流IL1が流れる。
時刻t2でスイッチSWがB側に接続されると、、コン
デンサC0に蓄えられていた電荷はランプLa1及びラン
プLa2を介して放電され、ランプLa1には逆方向に電
流IL1が流れ、またランプLa2には図17(c)に示
すように電流IL2が流れる。このようにして、ランプL
a1には交流電流が流れる。
Wは図6や図9に示すスイッチトキャパシタ回路SCで
あってもよい。また、電源は交流電源であってもよい。
本実施例の場合も上記各実施例と同様の効果がある。 (実施例10)図18に本実施例10の回路を示し、図
19にその動作波形を示す。本実施例回路は、スイッチ
SW1のA側、コンデンサC1、スイッチSW3を介して
ランプLaを交流電源VACに接続する経路と、スイッチ
SW2のC側接続によって充電されるコンデンサC2をス
イッチSW2のD側接続によりランプLaに並列接続し
て電源供給を行なう経路との2つの経路を持っている。
て、ある電圧を越えるとランプLaの電流が増大してい
き、下回ると減少していく特性電圧に相当する電圧を交
流の極性に従ってそれぞれVL1、VL2とすると、図19
(a)に示すように時刻t1で交流電源VACの電圧が電
圧VL1を上回り、スイッチSW1がA側に図19(b)
に示すように接続され、スイッチSW2が図19(c)
に示すようにA側に接続に接続され、スイッチSW3が
図19(d)に示すようにオンとなると、コンデンサC
1を介してランプLaに電流IL が図19(e)に示す
ように流れる。次に時刻t2でスイッチSW1がB側に接
続されると、ランプLaには逆向きに電流IL が流れ
る。
され、上述の動作を繰り返し、ランプLaに交流電流が
流れる。さて時刻t4で交流電源VACの電圧が電圧VL1
を下回ると、少なくともスイッチSW3がオフし、スイ
ッチSW2が動作する。ここでスイッチSW2がB側に接
続されると、コンデンサC2の電荷が、ランプLaに供
給され、時刻t5、t6を経てt7まで、スイッチSW2が
A側とB側との間を交互に切替え動作することによっ
て、ランプLaにエネルギーを供給し続ける。
圧VL2を越えると、スイッチSW2の動作が止まり、ス
イッチSW3がオンし、スイッチSW1が動作する。時刻
t8でスイッチSW2の動作に切り替わり、時刻t9で再
びt1と同様の状態となり、この繰り返しでランプLa
に交流の電流を供給するものである。本実施例の場合
も、上記各実施例と同様の効果がある。
路を示す。本実施例回路は図18回路において、各コン
デンサC1、C2とスイッチスイッチSW1〜スイッチS
W3を図6や図9の回路のようにスイッチトキャパシタ
回路SC1、SC2で構成したもので、スイッチトキャパ
シタ回路SC1及びSC2によって、電圧を昇圧したり、
降圧することにより、ランプLaに所定の電圧を供給
し、上記各実施例と同様な効果が得られるものである。
路を示し、図22にその動作波形を示す。本実施例回路
は、スイッチSW2とコンデンサC2の回路によって、図
22(a)に示す交流電源VACの電圧を所定の電圧にし
てから、スイッチSW1とコンデンサC1によってランプ
Laにエネルギーを供給しようとするものである。
て、スイッチSW2がD側、図22(c)に示すように
スイッチSW1がA側に接続されると、コンデンサC2に
蓄えられていた電荷はスイッチSW1側に供給され、コ
ンデンサC1を介してランプLaに放電し、図22
(d)に示すように電流IL が流れる。次に時刻t2で
スイッチSW2がC側に、スイッチSW1がD側に接続さ
れると、コンデンサC2には交流電源VACからのエネル
ギーが供給され、一方コンデンサC1の電荷がランプL
aに放電し、ランプLaには逆向きの電流IL が流れ
る。
ルギーの受け渡しの間は、スイッチSW2がB側D、ス
イッチSW1がA側となればよいものである。本実施例
の場合も上記各実施例と同様の効果があるものである。 (実施例13)図23に本実施例13の回路を示す。本
実施例回路は図21回路の各コンデンサC1、C2とスイ
ッチスイッチSW1、SW2を図6や図9のようなスイッ
チトキャパシタ回路SCで構成したもので、スイッチト
キャパシタ回路SC1及びSC2により、電圧を昇圧した
り、降圧することによって、ランプLaに所定の電圧を
供給し、上記各実施例と同様の効果を得るものである。
路を示し、図25にその動作波形を示す。本実施例回路
は、図18回路における2つのコンデンサC1、C2の動
作を1個で実現しようとするものである。而して実施例
10と同様に、図25(a)に示すように、時刻t1で
電圧VL1を交流電源VACの電圧が上回ると、図25
(c)に示すようにスイッチSW2がF側に接続され、
図25(b)に示すスイッチSW1のA側とB側への交
互の切替え接続によって、ランプLaにコンデンサC0
を介してエネルギーを供給する。
れ、スイッチSW1がA側に接続されると、コンデンサ
C0にエネルギーが蓄えられ、スイッチSW1がB側に接
続されると、ランプLaに放電され、図25(d)に示
す電流IL が流れる。時刻t3で交流電源VACの極性が
反転し、その電圧が時刻t4で電圧VL2を上回ってスイ
ッチSW2がF側に接続され、スイッチSW1の動作でラ
ンプLaにエネルギーを供給する。次の時刻t5でスイ
ッチSW2がE側に接続され、時刻t 6で再びt1と同様
の動作となり、以後上述の動作を繰り返す。本実施例1
4の場合も各実施例と同様の効果のあるものである。
路を示す。本実施例回路は、図24回路のコンデンサC
0とスイッチSW1を図6や図9のようなスイッチトキャ
パシタ回路SCで構成したもので、スイッチトキャパシ
タ回路SCによって、電圧を昇圧したり、降圧したり、
さらには、スイッチSW2によって充電電流がランプL
aを介するか介さないかの選択をすることによって、ラ
ンプLaに所定の電圧を供給しよとするものであり、上
記各実施例と同様の効果がある。
路を示す。本実施例回路は、3本のランプLa1〜La3
を使用するもので、スイッチSWがA側に接続されてい
るときは、ランプLa1に電流を供給し、B側に接続さ
れた場合にはコンデンサC0の電荷をランプLa2に放電
し、C側に接続されると、コンデンサC0の電荷をラン
プLa3に放電するものである。また、ランプがn本あ
っても、スイッチSWの切替え数をその分だけ増やすこ
とにより同様にエネルギーをランプLa1…に供給でき
る。
られる。尚本実施例回路のコンデンサC0とスイッチス
イッチSWを図6や図9のようなスイッチトキャパシタ
回路SCで構成し、スイッチトキャパシタ回路SCによ
って、電圧を昇圧したり、降圧することにより、ランプ
La1…に所定の電圧を供給しても同様の効果が得られ
る。
路を示す。本実施例回路も3本のランプLa1〜La3を
使用し、スイッチSWがA側に接続されているときは、
ランプLa1に、コンデンサC0を介して電流を供給し、
B側に接続されるとコンデンサC0の電荷をランプLa1
とランプLa2に放電し、C側に接続されるとランプL
a1、La3に放電するものである。また、ランプがn本
あっても同様に電力をランプLa1…に供給できる。
果がある。尚本実施例回路のコンデンサC0とスイッチ
SWを図6や図9のようなスイッチトキャパシタ回路S
Cで構成し、スイッチトキャパシタ回路SCによって、
電圧を昇圧したり、降圧することにより、ランプLa1
…に所定の電圧を供給しても同様の効果が得られる。
路を示す。図29は2つのスイッチSW1、SW2と2つ
のコンデンサC1、C2を用い、スイッチSW1とスイッ
チSW2の相補するオンオフによってランプLaに交流
電流を供給するもので、上記各実施例と同様の効果があ
る。
を図6や図9のようなスイッチトキャパシタ回路SCで
構成し、スイッチトキャパシタ回路SCによって、電圧
を昇圧したり降圧することによって、ランプLaに所定
の電圧を供給しても同様の効果がある。 (実施例19)図30に本実施例19の回路を示す。本
実施例はランプLaにフィラメントf 1、f2を持つラン
プを使用したもので、スイッチSW1とスイッチSW2と
をある期間だけ同時にオンさせてフィラメントf1に交
流電源VACより予熱電流を供給し、またコンデンサC1
とコンデンサC2の電位によってフィラメントf2に予熱
電流を供給しようとするものである。
果がある。尚本実施例の各コンデンサC1、C2を図6や
図9のようなスイッチトキャパシタ回路SCで構成し、
スイッチトキャパシタ回路SCによって、電圧を昇圧し
たり降圧することによって、ランプLaに所定の電圧を
供給しても同様の効果がある。
W、SW1、SW2は、バイポーラのトランジスタやダイ
オード、パワーMOSFET、或はサイリスタ等で構成
してもよいものである。 (実施例20)図31に、電源として直流電源Eを使用
し、スイッチとして、トランジスタを用いた本実施例2
0の回路を示し、図32にその動作波形を示す。
スイッチトキャパシタ回路をQ1からQ16のトランジス
タで構成したものである。尚トランジスタQ1〜Q16の
制御回路は適宜な回路を用いれば良く、実施例回路では
省略している。また図32(a)〜(p)はトランジス
タQ1〜Q16の動作状態に対応させている。。
までは各コンデンサC1〜C3を並列に充電する場合で、
トランジスタQ1、Q7、Q8、Q11、Q12がオンしてい
る。このとき、時刻t2までのトランジスタQ15がオ
ン、トランジスタQ16がオフの動作している期間は、ラ
ンプLaを介さずに充電する場合で、時刻t2からt3ま
でのトランジスタQ15がオフで、トランジスタQ16がオ
ンの動作している期間はランプLaを介する充電の場合
である。
で、トランジスタQ4、Q9、Q10がオンし、ランプLa
にエネルギーを供給する。時刻t4から時刻t 6までは、
直列充電を示し、トランジスタQ1、Q2、Q3がオンし
ている。このとき、時刻t5までのトンラジスタQ15が
オン、トランジスタQ16がオフの動作している期間は、
ランプLaを介さずに充電する場合で、時刻t5から時
刻t 6までのトランジスタQ15がオフで、トランジスタ
Q16がオンの動作している期間はランプLaを介する充
電の場合である。
合で、トランジスタQ4、Q5、Q6、Q13、Q14がオン
し、ランプLaにエネルギーを供給する。尚電源が交流
の場合は、各スイッチに逆方向の電流を制御できる逆向
きのスイッチを接続したり、双方向の電流を制御できる
素子で構成してもよい。このようにスイッチの切り替え
によりランプLaに供給するエネルギーを自在に変える
ことができ、小型で損失の少ない点灯装置となるもので
ある。
FETやダイオード等を組み合わせたものやサイリスタ
等を使用したものでもよい。
デンサの直列回路を電源に並列接続して前記コンデンサ
を充電する経路と、前記電源より切り離して前記コンデ
ンサを前記ランプに並列に接続して放電させる経路と、
前記充電する経路と前記放電させる経路とを切り替える
スイッチとを備え、前記充電する経路で前記コンデンサ
が電源電圧まで充電された後に、前記スイッチを切り替
えることにより、前記充電する経路から前記放電させる
経路に切り替え、前記放電させる経路で前記電源電圧ま
で充電されたコンデンサの電荷が前記ランプを通じて放
電されて零となった後に、前記スイッチを切り替えるこ
とにより、前記放電させる経路から前記充電する経路に
切り替えるものであるから、コンデンサの電荷を全てを
ランプに放電させて点灯させることが出来、コンデンサ
に蓄えられるエネルギーを有効に利用することにより、
装置を小型にすることができ、またコンデンサが電源電
圧に充電された後、或いは放電した後にスイッチを切り
替えるので、スイッチの切り換えタイミングのずれによ
る電流波形の変化の影響を受けず、安定した点灯が可能
で、その上スイッチのオフ時の出歪み部分がランプ電流
波形にないので、雑音的に対して有利であり、しかも直
接的にランプにコンデンサの電荷を放電させるため、損
失も少なく高い効率が得られるという効果がある。
回路の別例の回路図である。
Claims (8)
- 【請求項1】ランプとコンデンサの直列回路を電源に並
列接続して前記コンデンサを充電する経路と、前記電源
より切り離して前記コンデンサを前記ランプに並列に接
続して放電させる経路と、前記充電する経路と前記放電
させる経路とを切り替えるスイッチとを備え、前記充電
する経路で前記コンデンサが電源電圧まで充電された後
に、前記スイッチを切り替えることにより、前記充電す
る経路から前記放電させる経路に切り替え、前記放電さ
せる経路で前記電源電圧まで充電されたコンデンサの電
荷が前記ランプを通じて放電されて零となった後に、前
記スイッチを切り替えることにより、前記放電させる経
路から前記充電する経路に切り替えることを特徴とする
ランプ点灯装置。 - 【請求項2】前記コンデンサを複数備え、各コンデンサ
を、コンデンサ同士の間に一方向のみ通電する第1の通
電素子を挿入して直列接続するとともに、第1の通電素
子とは逆方向のみ通電する第2の通電素子を介して各コ
ンデンサを並列接続し、充電時には第1の通電素子の通
電方向で、直列接続したコンデンサを充電し、放電時に
は第2の通電素子の通電方向で、並列接続したコンデン
サより放電させる回路を備えたことを特徴とする請求項
1記載のランプ点灯装置。 - 【請求項3】前記コンデンサに蓄えられた電荷を、1個
以上の他のランプに放電することを特徴とする請求項1
記載のランプ点灯装置。 - 【請求項4】前記コンデンサに蓄えられた電荷を、充電
時に直列に接続されていたランプと、1個以上の他のラ
ンプとの直列回路に放電することを特徴とする請求項1
記載のランプ点灯装置。 - 【請求項5】所定の電源電圧以下において、別のスイッ
チを介して他のコンデンサヘ電源から直接充電し、別の
スイッチの切り替えによって前記他のコンデンサからラ
ンプヘ放電する補助回路を設けたことを特徴とする請求
項1記載のランプ点灯装置。 - 【請求項6】電源から別のスイッチにより他のコンデン
サに充電し、前記他のコンデンサから別のスイッチの切
り替えにより電流を出力する回路が前段にあることを特
徴とする請求項1記載のランプ点灯装置。 - 【請求項7】スイッチにより所定の電源電圧以下におい
て、電源にコンデンサを直接接続し、スイッチの切り替
えにより前記ランプにコンデンサの電荷を直接放電する
ことを特徴とする請求項1記載のランプ点灯装置。 - 【請求項8】コンデンサとスイッチの組み合わせの中
に、スイッチトキャパシタ回路を含むことを特徴とする
請求項1乃至請求項7記載のランプ点灯装置。
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---|---|---|---|
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US08/272,614 US5444310A (en) | 1991-05-15 | 1994-07-11 | Apparatus for operating discharge lamps |
KR1019950037794A KR960009359B1 (ko) | 1991-05-15 | 1995-10-28 | 방전램프의 안정된 점등을 위한 장치 |
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