JP3339449B2 - 換気装置 - Google Patents
換気装置Info
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Description
の簡略化を図るために、例えば、軽量気泡コンクリート
板(ALCパネル)の代わりに躯体に取り付ける換気装
置に関するものである。
は、例えば、上下の枠と、左右の竪枠と、両竪枠間に架
設した室内側換気口を有する室内側壁と、室外側換気口
を有しかつ両竪枠部間に取り外し可能に装着する室外側
壁を具備した中空ボックス形状をなす装置本体を備えた
ものがあるほか、装置本体の内部に吸音材を設けて吸音
性能の向上を図った換気装置がある。
装置では、組み立てに際して、左右の竪枠と室内側壁と
の連結、および、上下の枠の取り付けを行う必要がある
ことから、多くの手間隙がかかってしまうという問題が
あった。
音材の装着および交換をいかにして簡単にするかが問題
となっており、これらの問題を解決することが従来の課
題となっていた。
てなされたもので、短時間のうちに組み立てることが可
能であると共に、吸音材の装着および交換を簡単に行う
ことができる換気装置を提供することを目的としてい
る。
る換気装置は、上下の枠と、左右の竪枠部と、室内側換
気口を有しかつ両竪枠部間に一体で形成した室内側壁
と、室外側換気口を有しかつ両竪枠部間に取り外し可能
に装着する室外側壁を具備した中空ボックス形状をなす
装置本体を備えていると共に、装置本体の両竪枠部間に
収容した吸音材を備え、両竪枠部に、吸音材の左右方向
寸法よりも小さな間隔をもって対向する係止部をそれぞ
れ設け、係止部と室内側壁との間に吸音材を取り外し可
能にはめ込んで固定した構成としたことを特徴としてお
り、この換気装置の構成を前述した従来の課題を解決す
るための手段としている。
内側壁に、室外側壁に向けて突出して吸音材と当接する
突部を設け、室内側壁と吸音材との間に空間を形成した
構成としている。
止部を竪枠部に一体で形成した上下方向の上下枠取付用
タッピングホール部とした構成とし、本発明の請求項4
に係わる換気装置は、突部を室内側壁に一体で形成した
上下方向の組み立て用タッピングホール部とした構成と
している。
は、両竪枠部間に室内側壁を一体で形成していることか
ら、その分だけ、組み立て時間の短縮化が図られること
となり、加えて、係止部と室内側壁との間に吸音材を取
り外し可能にはめ込むようにしているので、金具を一切
用いることなく装置本体の内部に吸音材を固定し得るこ
ととなり、吸音材の装着時や交換時には、ドライバーな
どの工具を使用した金具の着脱作業を行う手間が省かれ
るため、吸音材の装着や交換が簡単になされることとな
る。
上記した構成としたから、室内側壁に吸音材を密接させ
た場合と比較して、吸音機能が高まることとなる。
上記した構成としているので、吸音材を固定するために
上下枠取付用タッピングホール部とは別に係止部を竪枠
部に一体で形成したり、竪枠部に別部品を取り付けて係
止部を形成したりしなくても済むことから、材料コスト
や部品コストの上昇が抑えられることとなり、本発明の
請求項4に係わる換気装置では、上記した構成としてい
ることから、請求項3に係わる換気装置と同様に、材料
コストや部品コストの上昇が抑えられることとなる。
実施例を示している。
置1は、躯体開口Sに連結する上下の枠2,3と、対称
形状をなす左右の竪枠部11,12と、両竪枠部11,
12間に一体で形成した室内側壁13と、両竪枠部1
1,12間にねじ4を介して取り外し可能に装着されて
両竪枠部11,12間の室外側を閉塞するカバー5を具
備した中空ボックス形状をなす装置本体10を備えてお
り、この装置本体10の内部には、部屋Hのエアコンデ
ィショナーなどの付帯設備の配管配線類Dが収納可能と
なっている。
に、カバー5の下端部に通気口(室外側換気口)5aを
形成すると共に、室内側壁13の上端部に装置本体10
の内部を通して通気口5aと連通する閉塞可能な換気レ
ジスタ(室内側換気口)6を装着することによって、部
屋Hの換気を可能としており、換気レジスタ6の下側で
かつ竪枠部11,12および室内側壁13に囲まれてな
る凹部Tには、グラスウールからなる吸音材7が設けて
ある。
の中央には、竪枠部11,12に上下の枠2,3を取り
付けるためのタッピングスクリュー2a,3aがねじ込
まれる上下方向のタッピングホール部(係止部)14,
14がそれぞれ設けてあり、これらのタッピングホール
部14,14の間隔を吸音材7の間口方向寸法よりも小
さくすることによって、吸音材7の凹部Tへのワンタッ
チ装着を可能にすると共に、吸音材7の凹部Tからの抜
け出しを規制するようにしている。
の装置本体10の内部側に、上下の枠2,3を取り付け
るためのタッピングスクリュー2a,3aがねじ込まれ
る上下方向のタッピングホール部(突部)15を複数設
けることによって、吸音材7と室内側壁13との間に空
気層(空間)Aを形成して吸音機能を高めるようにして
いる。
の左右の竪枠部11,12に、室内外方向に間隔をおい
て対向する室内側連結片16aおよび室外側連結片16
bを具備した連結部16を備えていると共に、図1左側
に隣接して取り付けられるサッシ20に対して装置本体
10を連結するための連結具9を備えている。
21の室内外方向の面にねじ8によって固定する基部9
aと、基部9aの室内外方向の略中央から突出する重合
片9bを具備しており、この連結具9の基部9aを装置
側竪枠21に固定した段階において、重合片9bが連結
部16の室内側連結片16aの室内側に位置して、この
重合片9aと装置側竪枠21に設けた装置1側を向く突
片21aとで連結部16の室内側連結片16aおよび室
外側連結片16bを挟み込んで室内外方向の移動を規制
するようになっている、すなわち、層間変位を吸収する
ことができると共に、間口方向の寸法誤差をも吸収し得
るようになっている。
10の左右の竪枠部11,12に、室内側に向けて開口
する補強材取付溝17をそれぞれ設けており、サッシ2
0と隣接する側の補強材取付溝17には、装置本体10
自体の剛性を高めるための長尺状をなす補強材Fが嵌合
してあって、この補強材Fは、竪枠部11にねじ8によ
り固定してある。
タパッキン、図1および図2の符号30はシーリング
材、符号31は吹付け施工された断熱材であり、図3の
符号19はクーラー用スリーブである。
ず、図1に示すように、隣接するサッシ20の装置側竪
枠21に連結具9の基部9aをねじ8によって固定す
る。
取付溝17に補強材Fを固定することで剛性を高めた装
置本体10を躯体開口Sの縁部とサッシ20との間に挿
入し、連結具9の重合片9aと装置側竪枠21の突片2
1aとで連結部16の室内側連結片16aおよび室外側
連結片16bを挟み込むと共に、上下の枠2,3を躯体
開口Sに連結し、続いて、装置本体10の周囲にシーリ
ング材30を充填すると、換気装置1は室内外方向の移
動のみが規制された状態で躯体開口Sに取り付けられる
こととなり、間口方向の寸法誤差や層間変位を吸収し得
ることとなる。
0の内部に室外側から吸音材7を挿入するのに続いて、
換気レジスタ6の下側でかつ竪枠部11,12および室
内側壁13に囲まれてなる凹部Tに、図1に仮想線で示
すようにして吸音材7をセットし、装置本体10の内部
に配管配線類Dを通した後、装置本体10にカバー5を
装着する。
7の間口方向寸法よりも小さい間隔をもって対向する上
下方向のタッピングホール部14,14がそれぞれ設け
てあるので、これらのタッピングホール部14,14か
ら僅かな抵抗力を受けつつ凹部Tに吸音材7を押し込む
だけで、凹部Tへのセットが完了することとなり、すな
わち、工具を用いずに凹部Tへのワンタッチ装着がなさ
れることとなり、この状態において、タッピングホール
部14,14が吸音材7の凹部Tからの抜け出しを規制
しているので、吸音材7を固定するためのねじや金具な
どの部品を省略し得ることとなり、このようにねじや金
具などの部品を使用しないため、分解や部品の取り外し
をすることなく吸音材7の交換も容易に行い得ることと
なる。
の装置本体10の内部側に、上下方向のタッピングホー
ル部15を複数設けることによって、吸音材7と室内側
壁13との間に空気層Aを形成するようにしているの
で、吸音材7の吸音効果がより一層向上することとな
る。
を上下枠取付用のタッピングホール部14とは別個に竪
枠部11,12に一体で形成したり、竪枠部11,12
に係止部形成用の部品を取り付けたりしなくてもよいの
で、材料コストや部品コストの上昇が抑えられることと
なり、これと同じく空気層Aを得るための突部をタッピ
ングホール部15とは別に室内側壁13に一体で形成し
たりする必要がないため、材料コストや部品コストの上
昇が抑えられることとなる。
1,12間に室内側壁13を一体で形成しているので、
その分だけ、組み立てに要する時間が短くなる。
成は上記した実施例に限定されるものではない。
項1に係わる換気装置では、上記した構成としたから、
組み立て時間の短縮化を実現できるうえ、金具をまった
く用いずに装置本体の内部に吸音材を固定することがで
きるので、吸音材の装着や交換を簡単に行うことが可能
であるという非常に優れた効果がもたらされる。
上記した構成としているので、室内側壁に吸音材を密接
させた場合に比して、吸音機能をより一層高めることが
できるという非常に優れた効果がもたらされる。
上記した構成としていることから、請求項1に係わる換
気装置と同じ効果が得られるのに加えて、材料コストや
部品コストの上昇を抑えることが可能であり、本発明の
請求項4に係わる換気装置では、上記した構成としたた
め、材料コストや部品コストの上昇を抑えたうえで、吸
音機能の向上を実現することが可能であるという非常に
優れた効果がもたらされる。
面説明図である。
び換気レジスタ装着部分の簡略縦断面説明図(b)であ
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 上下の枠と、左右の竪枠部と、室内側換
気口を有しかつ両竪枠部間に一体で形成した室内側壁
と、室外側換気口を有しかつ両竪枠部間に取り外し可能
に装着する室外側壁を具備した中空ボックス形状をなす
装置本体を備えていると共に、装置本体の両竪枠部間に
収容した吸音材を備え、両竪枠部に、吸音材の左右方向
寸法よりも小さな間隔をもって対向する係止部をそれぞ
れ設け、係止部と室内側壁との間に吸音材を取り外し可
能にはめ込んで固定したことを特徴とする換気装置。 - 【請求項2】 室内側壁に、室外側壁に向けて突出して
吸音材と当接する突部を設け、室内側壁と吸音材との間
に空間を形成した請求項1に記載の換気装置。 - 【請求項3】 係止部を竪枠部に一体で形成した上下方
向の上下枠取付用タッピングホール部とした請求項1ま
たは2に記載の換気装置。 - 【請求項4】 突部を室内側壁に一体で形成した上下方
向の上下枠取付用タッピングホール部とした請求項2ま
たは3に記載の換気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP05392199A JP3339449B2 (ja) | 1999-03-02 | 1999-03-02 | 換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP05392199A JP3339449B2 (ja) | 1999-03-02 | 1999-03-02 | 換気装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000248852A JP2000248852A (ja) | 2000-09-12 |
JP3339449B2 true JP3339449B2 (ja) | 2002-10-28 |
Family
ID=12956193
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP05392199A Expired - Fee Related JP3339449B2 (ja) | 1999-03-02 | 1999-03-02 | 換気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3339449B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115538907B (zh) * | 2022-10-14 | 2024-05-24 | 江西伟隆科技有限公司 | 一种可快速散烟的防火窗 |
-
1999
- 1999-03-02 JP JP05392199A patent/JP3339449B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2000248852A (ja) | 2000-09-12 |
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