JP3339254B2 - 連続噴射型インクジェット記録装置およびその最適励振周波数設定方法 - Google Patents

連続噴射型インクジェット記録装置およびその最適励振周波数設定方法

Info

Publication number
JP3339254B2
JP3339254B2 JP16152195A JP16152195A JP3339254B2 JP 3339254 B2 JP3339254 B2 JP 3339254B2 JP 16152195 A JP16152195 A JP 16152195A JP 16152195 A JP16152195 A JP 16152195A JP 3339254 B2 JP3339254 B2 JP 3339254B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jet
charging
excitation frequency
ink
excitation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP16152195A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08323979A (ja
Inventor
正行 武藤
Original Assignee
シルバー精工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by シルバー精工株式会社 filed Critical シルバー精工株式会社
Priority to JP16152195A priority Critical patent/JP3339254B2/ja
Publication of JPH08323979A publication Critical patent/JPH08323979A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3339254B2 publication Critical patent/JP3339254B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は連続噴射型インクジェッ
ト記録装置に関し、さらに詳しくは、振動子が装着され
たノズルを有しその振動子に印加される励振信号に同期
してインクジェット(連続噴流)から分裂されるインク
粒子を用いる連続噴射型インクジェト記録装置において
励振信号の最適励振周波数を自動的に決定して設定する
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来の連続噴射型インクジェッ
ト記録装置の要部を示す構成図である。この連続噴射型
インクジェット記録装置は、加圧されたインクが供給さ
れるノズル1と、ノズル1内のインクの電位を接地レベ
ルとするインク電極2と、ノズル1に装着されたピエゾ
振動子でなる振動子3と、外部から周波数を可変に設定
でき励振周波数fd の励振信号fd (以下、信号に周波
数と同一の符号を付して説明する)を発生する可変周波
数発振器OSCと、可変周波数発振器OSCからの励振
信号fd を増幅して振動子3を駆動する振動子ドライバ
CDと、ノズル1と同心の円形開口またはスリット状の
開口を有し画素データDp に対応してインクジェットの
帯電を制御する帯電制御信号SC が印加される制御電極
4と、制御電極4の後方(図において右方)に接地され
て配置された接地電極5と、接地電極5に装着されたナ
イフエッジ6と、偏向電源7と、偏向電源7が接続され
接地電極5との間にジェット飛翔軸と直交する強電場を
作り帯電インク粒子を接地電極5側に偏向する偏向電極
8と、回転ドラムDRと、回転ドラムDRの1回転分の
画素データDP を記憶するラインバッファLBと、回転
ドラムDRの軸に結合されたシャフトエンコーダSEか
らのドット記録クロックfE に同期して読み出されたラ
インバッファLBからの画素データDP をドット記録ク
ロックfE と可変周波数発振器OSCからの励振信号f
d とに同期してパルス幅に変換するパルス幅変調器PW
Mと、パルス幅変調器PWMの出力を帯電制御信号SC
に変換する高圧スイッチHVSとから、その主要部が構
成されていた。なお、図9中、符号RMは、回転ドラム
DRに巻き付けられた記録媒体を示す。
【0003】このような従来の連続噴射型インクジェッ
ト記録装置では、ノズル1に装着された振動子3の振動
がノズル1を経由してインクジェットに伝達されて、イ
ンクジェットの粒子化が促進される。この振動子3を含
む振動系は、振動子3の構造,振動子3の接着などによ
るノズル1への取り付け方,ノズル1の構造,その他を
含んだ複雑な機械的振動系になっている。そのため、複
数の共振点および反共振点が存在し、理論的に最適励振
周波数を決定することが困難であり、また部品によって
ばらつきが存在する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の連続噴
射型インクジェット記録装置では、ノズル1の励振特性
が複雑でかつノズル1自体にばらつきがあるため、励振
周波数fd を可変に設定できる可変周波数発振器OSC
を有し、励振周波数fd を変えながらテスト画像をプリ
ントし、その画質を目視によって判別して最適励振周波
数を選択し設定していた(特開平4−220350号公
報参照)ので、実際にテスト画像をプリントして目視で
最適励振周波数を探索しなければならないという煩雑さ
がある、判断基準が画像の目視によっているためにきわ
めてあいまいである、最適と判断された励振周波数に手
動で設定しなければならないので面倒である等の問題点
があった。
【0005】本発明の第1の目的は、ノズルに装着され
た振動子の励振周波数を可変に調整しながらジェット電
流値を検出し、ジェット電流値が最も小さくなる励振周
波数を最適励振周波数と決定して自動的に設定する連続
噴射型インクジェット記録装置を提供することにある。
【0006】また、本発明の第2の目的は、複数本のノ
ズルについて順番に振動子の励振周波数を可変に調整し
ながらジェット電流値を検出し、同一の励振周波数にお
いてジェット電流値の最大値を検索し、最大値が最小と
なる励振周波数を最適励振周波数と決定して自動的に設
定する連続噴射型インクジェット記録装置を提供するこ
とにある。
【0007】さらに、本発明の第3の目的は、複数本の
ノズルについて同時に振動子の励振周波数を可変に調整
しながらジェット電流値を検出し、同一の励振周波数に
おいてジェット電流値の最大値を検索し、最大値が最小
となる励振周波数を最適励振周波数と決定して自動的に
設定する連続噴射型インクジェット記録装置を提供する
ことにある。
【0008】本発明の第4の目的は、ノズルに装着され
た振動子の励振周波数を可変に調整しながらジェット電
流値を検出し、ジェット電流値が最も小さくなる励振周
波数を最適励振周波数と決定して自動的に設定する最適
励振周波数設定方法を提供することにある。
【0009】また、本発明の第5の目的は、複数本のノ
ズルについて順番に振動子の励振周波数を可変に調整し
ながらジェット電流値を検出し、同一の励振周波数にお
いてジェット電流値の最大値を検索し、最大値が最小と
なる励振周波数を最適励振周波数と決定して自動的に設
定する最適励振周波数設定方法を提供することにある。
【0010】さらに、本発明の第6の目的は、複数本の
ノズルについて同時に振動子の励振周波数を可変に調整
しながらジェット電流値を検出し、同一の励振周波数に
おいてジェット電流値の最大値を検索し、最大値が最小
となる励振周波数を最適励振周波数と決定して自動的に
設定する最適励振周波数設定方法を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の連続噴射型イン
クジェット記録装置は、加圧されたインクをノズルから
連続噴流として吐出しノズルに装着された振動子の励振
に同期して連続噴流を均一な大きさのインク粒子に分裂
させるジェット形成手段と、インク粒子を選択的に帯電
させる帯電手段と、ジェット飛翔軸と直交する偏向電場
によって帯電インク粒子をジェット飛翔軸と直角方向に
偏向させる偏向手段と、偏向された帯電インク粒子をカ
ットし直進する非帯電インク粒子を通過させる分離手段
とを備えた連続噴射型インクジェット記録装置におい
て、前記振動子を励振する励振信号を出力する可変周波
数発振手段と、前記偏向手段による偏向電場をオン/オ
フするスイッチ手段と、このスイッチ手段により偏向電
場がオフされた状態で前記帯電手段に直流電圧を印加す
る直流電圧発生手段と、この直流電圧発生手段により前
記帯電手段に印加された直流電圧により帯電され前記分
離手段を通過した帯電インク粒子を捕獲する導電性粒子
キャッチャと、この導電性粒子キャッチャにより捕獲さ
れた帯電インク粒子の帯電電荷をジェット電流値として
検出する電流検出手段と、前記ジェット形成手段による
インク粒子の分裂位置が前記帯電手段による帯電範囲か
ら外に出ないことを条件に前記可変周波数発振手段に対
して前記励振信号の励振周波数をM(2以上の整数)段
階に順次切り換えるように指示し、前記電流検出手段に
より検出されたM個のジェット電流値のうちの最小値に
対応する励振周波数を最適励振周波数と決定し、前記可
変周波数発振手段に対して最適励振周波数の励振信号を
出力するように指示する最適励振周波数設定手段とを有
する。
【0012】また、本発明の連続噴射型インクジェット
記録装置は、加圧されたインクをノズルから連続噴流と
して吐出しノズルに装着された振動子の励振に同期して
連続噴流を均一な大きさのインク粒子に分裂させるN
(2以上の整数)個のジェット形成手段と、インク粒子
を選択的に帯電させるN個の帯電手段と、ジェット飛翔
軸と直交する偏向電場によって帯電インク粒子をジェッ
ト飛翔軸と直角方向に偏向させる偏向手段と、偏向され
た帯電インク粒子をカットし直進する非帯電インク粒子
を通過させる分離手段とを備えた連続噴射型インクジェ
ット記録装置において、前記N個の振動子を共通に励振
する励振信号を出力する可変周波数発振手段と、前記偏
向手段による偏向電場をオン/オフするスイッチ手段
と、このスイッチ手段により偏向電場がオフされた状態
で前記N個の帯電手段に直流電圧を印加する直流電圧発
生手段と、この直流電圧発生手段により前記N個の帯電
手段に印加された直流電圧により帯電され前記分離手段
を通過した帯電インク粒子を捕獲する導電性粒子キャッ
チャと、この導電性粒子キャッチャにより捕獲された帯
電インク粒子の帯電電荷をジェット電流値として検出す
る電流検出手段と、前記N個のジェット形成手段による
各インク粒子の分裂位置が前記N個の帯電手段による各
帯電範囲からそれぞれ外に出ないことを条件に前記N個
の帯電手段に前記直流電圧発生手段から順番に直流電圧
を印加するように指示しながら、前記可変周波数発振手
段に対して前記励振信号の励振周波数をM(2以上の整
数)段階に順次切り換えるように指示して、前記電流検
出手段によりN×M個のジェット電流値を検出し、各段
階の励振周波数でのN個のジェット電流値の中から最大
値をそれぞれ抽出し、抽出されたM個の最大値のうちの
最小値に対応する励振周波数を最適励振周波数と決定
し、前記可変周波数発振手段に対して最適励振周波数の
励振信号を出力するように指示する最適励振周波数設定
手段とを有する。
【0013】さらに、本発明の連続噴射型インクジェッ
ト記録装置は、加圧されたインクをノズルから連続噴流
として吐出しノズルに装着された振動子の励振に同期し
て連続噴流を均一な大きさのインク粒子に分裂させるN
(2以上の整数)個のジェット形成手段と、インク粒子
を選択的に帯電させるN個の帯電手段と、ジェット飛翔
軸と直交する偏向電場によって帯電インク粒子をジェッ
ト飛翔軸と直角方向に偏向させる偏向手段と、偏向され
た帯電インク粒子をカットし直進する非帯電インク粒子
を通過させる分離手段とを備えた連続噴射型インクジェ
ット記録装置において、前記N個の振動子を共通に励振
する励振信号を出力する可変周波数発振手段と、前記偏
向手段による偏向電場をオン/オフするスイッチ手段
と、このスイッチ手段により偏向電場がオフされた状態
で前記N個の帯電手段に直流電圧を印加する直流電圧発
生手段と、この直流電圧発生手段により前記N個の帯電
手段に印加された直流電圧により帯電され前記分離手段
を通過した帯電インク粒子を捕獲するN個の導電性粒子
キャッチャと、これらN個の導電性粒子キャッチャによ
り捕獲された帯電インク粒子の帯電電荷をジェット電流
値としてそれぞれ検出するN個の電流検出手段と、前記
N個のジェット形成手段による各インク粒子の分裂位置
が前記N個の帯電手段による各帯電範囲からそれぞれ外
に出ないことを条件に前記N個の帯電手段に前記直流電
圧発生手段から同時に直流電圧を印加するように指示し
ながら、前記可変周波数発振手段に対して前記励振信号
の励振周波数をM(2以上の整数)段階に順次切り換え
るように指示して、前記電流検出手段によりN×M個の
ジェット電流値を検出し、各段階の励振周波数でのN個
のジェット電流値の中から最大値をそれぞれ抽出し、抽
出されたM個の最大値のうちの最小値に対応する励振周
波数を最適励振周波数と決定し、前記可変周波数発振手
段に対して最適励振周波数の励振信号を出力するように
指示する最適励振周波数設定手段とを有する。
【0014】
【作用】本発明の最適周波数設定方法では、ジェット形
成工程で加圧されたインクをノズルから連続噴流として
吐出しノズルに装着された振動子の励振に同期して連続
噴流を均一な大きさのインク粒子に分裂させ、帯電工程
で帯電手段に一定の直流電圧を印加してインク粒子を帯
電し、電流検出工程において帯電工程で帯電された帯電
インク粒子の帯電電荷をジェット電流値として検出し、
最適励振周波数設定工程においてジェット形成工程での
インク粒子の分裂位置が帯電手段による帯電範囲から外
に出ないことを条件に励振信号の励振周波数をM(2以
上の整数)段階に順次切り換え、電流検出工程で検出さ
れたM個のジェット電流値のうちの最小値に対応する励
振周波数を最適励振周波数と決定し、最適励振周波数の
励振信号を出力させる。
【0015】また、本発明の最適周波数設定方法では、
ジェット形成工程で加圧されたインクをN(2以上の整
数)本のノズルから連続噴流として吐出しノズルに装着
された振動子の励振に同期して連続噴流を均一な大きさ
のインク粒子に分裂させ、帯電工程でN個の帯電手段に
一定の直流電圧を印加してインク粒子を帯電し、電流検
出工程において帯電工程で帯電された帯電インク粒子の
帯電電荷をジェット電流値として検出し、最適励振周波
数設定工程においてジェット形成工程での各インク粒子
の分裂位置がN個の帯電手段による各帯電範囲からそれ
ぞれ外に出ないことを条件に帯電工程で直流電圧を印加
する帯電手段を順次選択しながら、励振信号の励振周波
数をM(2以上の整数)段階に順次切り換え、電流検出
工程でN×M個のジェット電流値を検出し、各段階の励
振周波数でのN個のジェット電流値の中から最大値をそ
れぞれ抽出し、抽出されたM個の最大値のうちの最小値
に対応する励振周波数を最適励振周波数と決定し、最適
励振周波数の励振信号を出力させる。
【0016】さらに、本発明の最適周波数設定方法で
は、ジェット形成工程で加圧されたインクをN(2以上
の整数)本のノズルから連続噴流として吐出しノズルに
装着された振動子の励振に同期して連続噴流を均一な大
きさのインク粒子に分裂させ、帯電工程でN個の帯電手
段に一定の直流電圧を印加してインク粒子を帯電し、電
流検出工程において帯電工程で帯電された帯電インク粒
子の帯電電荷をジェット電流値として検出し、最適励振
周波数設定工程においてジェット形成工程での各インク
粒子の分裂位置がN個の帯電手段による各帯電範囲から
それぞれ外に出ないことを条件に帯電工程でN個の帯電
手段に同時に直流電圧を印加しながら、励振信号の励振
周波数をM(2以上の整数)段階に順次切り換え、電流
検出工程でN×M個のジェット電流値を検出し、各段階
の励振周波数でのN個のジェット電流値の中から最大値
をそれぞれ抽出し、抽出されたM個の最大値のうちの最
小値に対応する励振周波数を最適励振周波数と決定し、
最適励振周波数の励振信号を出力させる。
【0017】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して詳細に
説明する。
【0018】図1は、本発明の第1実施例に係る連続噴
射型インクジェット記録装置の要部を示す構成図であ
る。本実施例の連続噴射型インクジェット記録装置は、
極細径円径オリフィスを有するノズル1と、ノズル1内
のインクの電位を接地レベルとするインク電極2と、ノ
ズル1に装着されたピエゾ振動子でなる振動子3と、指
定された発振周波数fd の励振信号fd を発生する可変
周波数発振器OSCと、可変周波数発振器OSCからの
励振信号fd を増幅して振動子3を駆動する振動子ドラ
イバCDと、ノズル1と同心の円形開口またはスリット
状の開口を有し画像データDp に対応してインクジェッ
トの帯電を制御する帯電制御信号SC が印加される制御
電極4と、制御電極4の後方(図で見て右方)に接地さ
れて配置された接地電極5と、接地電極5に装着された
ナイフエッジ6と、偏向電源7と、偏向電源7が接続さ
れ接地電極5との間にジェット飛翔軸と直交する強電場
を作り帯電インク粒子を接地電極5側に偏向するための
偏向電極8と、偏向電極8を偏向電源7に接続するか接
地するかを切り換える第1スイッチSW1と、画像デー
タDp を記憶するラインバッファLBと、ラインバッフ
ァLBからの画素データDp をドット記録クロックfE
および励振信号fd に同期して濃度階調に対応するパル
ス幅に変換するパルス幅変調器PWMと、直流電圧を発
生する直流電源DCSと、直流電源DCSとパルス幅変
調器PWMとを選択的に切り換える第2スイッチSW2
と、直流電源DCSまたはパルス幅変調器PWMの出力
を帯電制御信号SC に変換する高圧スイッチHVSと、
接地電極5および偏向電極8の後方の記録に関係しない
領域(以下、ホームポジションという)に配置された導
電性粒子キャッチャ9と、導電性粒子キャッチャ9にシ
ールド線10を介して接続され導電性粒子キャッチャ9
に捕獲されたインク粒子の帯電電荷をジェット電流値I
d として検出する電流検出器(電流/電圧変換器)ID
と、電流検出器IDの出力をA/D(アナログ/デジタ
ル)変換するA/D変換器ADCと、A/D変換器AD
Cの出力に基づき最適励振周波数fd (opt)の励振
信号fd を出力するように可変周波数発振器OSCに指
令するMPU(Micro Processor Un
it)100とから、その主要部が構成されている。な
お、図1中には、特には図示しなかったが、偏向電極8
および接地電極5の後方の記録に関係する領域には、図
9に示した従来の連続噴射型インクジェット記録装置に
おけるのと同様に、回転ドラムDRが配置されている。
また、MPU100は、本実施例の連続噴射型インクジ
ェット記録装置の系全体も制御する。
【0019】可変周波数発振器OSCは、MPU100
からの指令で励振信号fd の励振周波数fd が、中心周
波数から±5%〜±10%の周波数帯をM(2以上の整
数)等分する周波数fd (m)(1≦m≦M)に設定さ
れるようになっている。以下、mを周波数段数カウント
値、Mを周波数総段数という。
【0020】電流検出器IDは、積分回路で構成されて
いて、例えば、積分時間は粒子化周期1/fd の2×1
4 倍以上、すなわち2×104 個以上のインク粒子の
もつ電荷が積分されて検出されるようになっている(特
開平4−144753号公報参照)。
【0021】図2は、励振周波数fd に対する粒子化長
さLj (ノズル1のオリフィスからインクジェットがイ
ンク粒子に分裂される点までの距離)を測定した例を示
す図である。図2中、粒子化長さLj の極小点は、その
励振周波数fd 近辺で振動子3の振動が効率よくインク
ジェットに伝達されていること、すなわち励振周波数f
d が最適励振周波数fd (opt)になっていることを
表している(Johan Nilsson,“Appl
ication of Micro Drops”,R
eport 6/1993,Dept.Electri
cal Measurments,Lund Inst
itute of Technology,p39−
p.41参照)。
【0022】本実施例の連続噴射型インクジェット記録
装置では、図3に示すように、粒子に分裂する直前のイ
ンク粒子(以下、分裂インク粒子という)と制御電極4
との間の静電容量をCs、制御電極4の電位をφsとす
ると、先行帯電インク粒子からの誘導帯電を無視して
(本願発明では重要ではなく無視しても本質的に影響を
与えない)、分裂インク粒子の帯電量qS は、qS =C
S ・φs のようになる。したがって、制御電極4の電位
φs が一定の条件で粒子化長さLj が変化すると、静電
容量CS および帯電量qS は、図3中のグラフのように
変化する。この原理を用いて、図2に示したノズル1の
励振周波数特性を考慮すると、図3でインク粒子の分裂
位置が制御電極4の帯電範囲(図3で左右端面間)から
外に出ないことを条件に、励振周波数fd を変えながら
分裂インク粒子の帯電量qS を測定し、その中から帯電
量qS が最小になる励振周波数fd を求めれば、それが
最適励振周波数fd (opt)になる。帯電量qS は、
積分してジェット電流値Id として求めることができ
る。
【0023】図4は、MPU100で実行される最適励
振周波数設定処理を示すフローチャートである。図4を
参照すると、最適励振周波数設定処理は、インクポンプ
立上げステップS101と、スイッチ切換えステップS
102と、励振周波数設定ステップS103と、ジェッ
ト電流値記憶ステップS104と、周波数総段数判定ス
テップS105と、周波数段数カウント値インクリメン
トステップS106と、ジェット電流値最小値検索ステ
ップS107と、最適励振周波数設定ステップS108
と、インクポンプリターンステップS109とからな
る。
【0024】次に、このように構成された第1実施例の
連続噴射型インクジェット記録装置の動作について説明
する。なお、この動作は、ノズル1を搭載するキャリッ
ジ(図示せず)がホームポジションにあるときに実行さ
れる(以下、他の実施例においても同様)。
【0025】最適励振周波数設定処理が起動されると、
MPU100は、まず、インクポンプ(図示せず)を立
ち上げる(ステップS101)。すると、インクが加圧
されてインクポンプからインクチューブ(図示せず)を
通じてノズル1に導かれ、ノズル1からインクジェット
が噴射されて定常状態に保持される。
【0026】また、MPU100は、第1スイッチSW
1を接地側に、第2スイッチSW2を直流電源DCS側
に接続するようにそれぞれ切り換える(ステップS10
2)。これにより、接地電極5および偏向電極8間の偏
向電場がオフされ、帯電インク粒子もナイフエッジ6を
通過する状態になるとともに、制御電極4に高圧スイッ
チHVSを介して直流電源DCSからの直流電圧が印加
され、分裂インク粒子のすべてが一定の直流電圧で帯電
される状態になる。
【0027】次に、MPU100は、可変周波数発振器
OSCの励振周波数fd をfd (m)(m=1が初期
値)に設定する(ステップS103)。これにより、ノ
ズル1から噴射されるインクジェットが励振周波数fd
(m)に同期してインク粒子に分裂し、制御電極4で帯
電された後に、偏向電場で偏向されずにナイフエッジ6
を通過し、ホームポジションにある導電性粒子キャッチ
ャ9に捕獲される。導電性粒子キャッチャ9に捕獲され
た帯電インク粒子の電荷は、ジェット電流値Id(m)
としてシールド線10を介して電流検出器IDで電圧と
なって現れ、電圧に変換されたジェット電流値I
d (m)は、A/D変換器ADCでデジタルデータに変
換され、MPU100のデータバスに出力される。
【0028】MPU100は、データバス上のジェット
電流値Id (m)を入力して内蔵メモリ(図示せず)に
記憶する(ステップS104)。
【0029】続いて、MPU100は、周波数段数カウ
ント値mが周波数総段数Mに達したかどうかを判定し
(ステップS105)、達していなければ、周波数段数
カウント値mを1つインクリメントして(ステップS1
06)、ステップS103に制御を戻し、ステップS1
03〜S106を繰り返す。
【0030】ステップS105で周波数段数カウント値
mが周波数総段数Mに達すれば、各励振周波数f
d (m)(1≦m≦M)毎に測定されたM個のジェット
電流値Id(1),Id (2),…,Id (M)が内蔵
メモリにそれぞれ記憶された状態になるので、MPU1
00は、内蔵メモリに記憶されたM個のジェット電流値
d(1),Id (2),…,Id (M)の中から最小
値Id (min)を検索し(ステップS107)、最小
値Id (min)に対応する励振周波数fd を最適励振
周波数fd (opt)と決定し可変周波数発振器OSC
に最適励振周波数fd(opt)の励振信号fd を出力
するように指令する(ステップS108)。これによ
り、可変周波数発振器OSCは、最適励振周波数f
d (opt)の励振信号fd を出力し、振動子ドライバ
CDを介して振動子3が最適励振周波数fd (opt)
で励振される。
【0031】最後に、MPU100は、インクポンプの
ピストンを初期位置にリターンさせて(ステップS10
9)、一連の処理を終了する。
【0032】なお、この後、MPU100が、第1スイ
ッチSW1を偏向電源7側に切り換え、第2スイッチS
W2をパルス幅変調器PWMの出力を選択するように切
り換えると、連続噴射型インクジェット記録装置がプリ
ントモードとなる(以下、他の実施例においても同
様)。
【0033】図5は、本発明の第2実施例に係る連続噴
射型インクジェット記録装置の要部を示す構成図であ
る。本実施例の連続噴射型インクジェット記録装置は、
N(2以上の整数;図示は4)本のノズル1を搭載する
カラープリント可能な連続噴射型インクジェット記録装
置であり、図1に示した第1実施例の連続噴射型インク
ジェット記録装置における可変周波数発振器OSC,接
地電極5,ナイフエッジ6,偏向電源7,偏向電極8,
第1スイッチSW1,直流電源DCS,導電性粒子キャ
ッチャ9,シールド線10,電流検出器ID,A/D変
換器ADCおよびMPU100以外は、C(シアン),
M(マゼンタ),Y(イエロー),BK(ブラック)の
4色独立に構成するようにしたものである。したがっ
て、図1に示した第1実施例の連続噴射型インクジェッ
ト記録装置における部品と対応する部品には同一符号を
付して、それらの詳しい説明を省略する。なお、可変周
波数発振器OSCまでも4色独立にすると、色毎に単位
時間当たりの発生インク粒子数が異なってくることにな
り、記録媒体上で4色の付着インク量を制御して色表現
するカラープリント可能な連続噴射型インクジェット記
録装置の場合には不都合が生じる(以下同様)。また、
導電性粒子キャッチャ9は、ノズル1の配列方向(図1
の紙面に垂直な方向)に幅広に形成されていて、4本の
ノズル1から噴射されるインクジェットを同時に捕獲で
きるようになっている。
【0034】図6は、MPU100で実行される最適励
振周波数設定処理を示すフローチャートである。図6を
参照すると、最適励振周波数設定処理は、インクポンプ
立上げステップS201と、スイッチ切換えステップS
202と、励振周波数設定ステップS203と、スイッ
チ切換えステップS204と、ジェット電流値記憶ステ
ップS205と、ノズル総数判定ステップS206と、
ノズルカウント値インクリメントステップS207と、
周波数総段数判定ステップS208と、周波数段数カウ
ント値インクリメントステップS209と、最大値検索
ステップS210と、周波数総段数判定ステップS21
1と、周波数段数カウント値インクリメントステップS
212と、最適励振周波数設定ステップS213と、イ
ンクポンプリターンステップS214とからなる。
【0035】次に、このように構成された第2実施例の
連続噴射型インクジェット記録装置の動作について説明
する。
【0036】最適励振周波数設定処理が起動されると、
MPU100は、まず、N個のインクポンプを同時に立
ち上げる(ステップS201)。すると、インクが加圧
されてN個のインクポンプからインクチューブ(図示せ
ず)を通じてN本のノズル1に導かれ、N本のノズル1
からインクジェットが同時に噴射されて定常状態に保持
される。
【0037】また、MPU100は、第1スイッチSW
1を接地側に接続するように切り換える(ステップS2
02)。これにより、接地電極5および偏向電極8間の
偏向電場がオフされ、帯電インク粒子もナイフエッジ6
を通過する状態になる。
【0038】次に、MPU100は、可変周波数発振器
OSCの励振周波数fd をfd (m)(m=1が初期
値)に設定する(ステップS203)。これにより、N
本のノズル1から噴射されるインクジェットが励振周波
数fd (m)に同期してインク粒子に分裂するようにな
る。
【0039】続いて、MPU100は、N個の第2スイ
ッチSW2のうちのノズルカウント値n(n=1が初期
値)に対応する1つを直流電源DCS側に接続するよう
に切り換える(ステップS204)。これにより、N個
の制御電極4のうちのノズルカウント値nに対応する1
つに高圧スイッチHVSを介して直流電源DSCから直
流電圧が印加され、ノズルカウント値nに対応する1本
のノズル1から噴射されるインクジェットから分裂する
インク粒子だけが帯電される状態となる。
【0040】ノズルカウント値nに対応する1本のノズ
ル1のインクジェットから分裂されて制御電極4で帯電
されたインク粒子は、他のノズル1のインクジェットか
ら分裂されて制御電極4で帯電されなかったインク粒子
とともに、偏向電場で偏向されずにナイフエッジ6を通
過し、ホームポジションにある導電性粒子キャッチャ9
に捕獲される。導電性粒子キャッチャ9に捕獲されたイ
ンク粒子の帯電電荷、すなわちノズルカウント値nに対
応しない他のノズル1から噴射されたインク粒子は帯電
されていないのでノズルカウント値nに対応する1本の
ノズル1から噴射されるインクジェットから分裂された
インク粒子の帯電電荷は、ジェット電流値Id (m,
n)としてシールド線10を介して電流検出器IDで電
圧となって現れ、電圧に変換されたジェット電流値Id
(m,n)は、A/D変換器ADCでデジタルデータに
変換されて、MPU100のデータバスに出力される。
【0041】MPU100は、データバス上のジェット
電流値Id (m,n)を入力して内蔵メモリに記憶する
(ステップS205)。
【0042】次に、MPU100は、ノズルカウント値
nがノズル総数Nに達したかどうかを判定し(ステップ
S206)、達していなければ、ノズルカウント値nを
1つインクリメントして(ステップS207)、ステッ
プS204に制御を戻し、ステップS204〜S207
を繰り返す。
【0043】ステップS206でノズルカウント値nが
ノズル総数Nに達すれば、励振周波数fd (m)につい
て測定されたN個のジェット電流値Id (m,1),I
d (m,2),…,Id (m,N)が内蔵メモリにそれ
ぞれ記憶された状態になるので、次に、MPU100
は、周波数段数カウント値mが周波数総段数Mに達した
かどうかを判定し(ステップS208)、達していなけ
れば、周波数段数カウント値mを1つインクリメントし
て(ステップS209)、ステップS203に制御を戻
し、ステップS203〜S209を繰り返す。
【0044】ステップS208で周波数段数カウント値
mが周波数総段数Mに達すれば、各ノズル1(1≦n≦
N)毎、かつ各励振周波数fd (m)(1≦m≦M)毎
に測定されたN×M個のジェット電流値Id (1,
1),Id (1,2),…,Id(M,N−1),Id
(M,N)が内蔵メモリにそれぞれ記憶されたことにな
るので、MPU100は、各励振周波数fd (m)(m
=1が初期値)でのN個のジェット電流値Id (m,
1),Id (m,2),…,Id (m,N)の中から最
大値Id (m,max)を検索し(ステップS21
0)、周波数段数カウント値mが周波数総段数Mに達し
たかどうかを判定し(ステップS211)、達していな
ければ、周波数段数カウント値mを1つインクリメント
して(ステップS212)、ステップS210に制御を
戻し、ステップS210〜S212を繰り返す。
【0045】ステップS211で周波数段数カウント値
mが周波数総段数Mに達すれば、MPU100は、検出
されたM個の最大値Id (m,max)(1≦m≦M)
の中から最小値Id (min)を検索し、最小値I
d (min)に対応する励振周波数fd を最適励振周波
数fd (opt)と決定し可変周波数発振器OSCに最
適励振周波数fd (opt)の励振信号fd を出力する
ように指令する(ステップS213)。これにより、可
変周波数発振器OSCは、最適励振周波数fd (op
t)の励振信号fd を出力し、振動子ドライバCDを介
して振動子3が最適励振周波数fd (opt)で励振さ
れる。
【0046】最後に、MPU100は、インクポンプの
ピストンを初期位置にリターンさせて(ステップS21
4)、一連の処理を終了する。
【0047】図7は、本発明の第3実施例に係る連続噴
射型インクジェット記録装置の要部を示す構成図であ
る。本実施例の連続噴射型インクジェット記録装置は、
N本のノズル1を搭載するカラープリント可能な連続噴
射型インクジェット記録装置であり、図5に示した第2
実施例の連続噴射型インクジェット記録装置に対して、
導電性粒子キャッチャ9,シールド線10,電流検出器
IDおよびA/D変換器ADCを各ノズル1対応に設け
ることにより、ジェット電流値Id の並列測定を可能と
し、測定時間が大幅に短縮されるようにしたものであ
る。したがって、図1および図5に示した第1実施例お
よび第2実施例の連続噴射型インクジェット記録装置に
おける部品と対応する部品には同一符号を付して、それ
らの詳しい説明を省略する。
【0048】図8は、MPU100で実行される最適励
振周波数設定処理を示すフローチャートである。図8を
参照すると、最適励振周波数設定処理は、インクポンプ
立上げステップS301と、スイッチ切換えステップS
302と、励振周波数設定ステップS303と、ジェッ
ト電流値記憶ステップS304と、周波数総段数判定ス
テップS305と、周波数段数カウント値インクリメン
トステップS306と、最大値検索ステップS307
と、周波数総段数判定ステップS308と、周波数段数
カウント値インクリメントステップS309と、最適励
振周波数設定ステップS310と、インクポンプリター
ンステップS311とからなる。
【0049】次に、このように構成された第3実施例の
連続噴射型インクジェット記録装置の動作について説明
する。
【0050】最適励振周波数設定処理が起動されると、
MPU100は、まず、N個のインクポンプを同時に立
ち上げる(ステップS301)。すると、インクが加圧
されてN個のインクポンプからインクチューブ(図示せ
ず)を通じてN本のノズル1に導かれ、N本のノズル1
からインクジェットとが同時に噴射されて定常状態に保
持される。
【0051】また、MPU100は、第1スイッチSW
1を接地側に、N個の第2スイッチSW2を直流電源D
CS側に接続するように切り換える(ステップS30
2)。これにより、接地電極5および偏向電極8間の偏
向電場がオフされ、帯電インク粒子もナイフエッジ6を
通過する状態になるとともに、N個の制御電極4に高圧
スイッチHVSを介して直流電源DCSからの直流電圧
が印加され、N本のノズル1から分裂するインク粒子の
すべてが一定の直流電圧で帯電される状態になる。
【0052】次に、MPU100は、可変周波数発振器
OSCの励振周波数fd をfd (m)(m=1が初期
値)に設定する(ステップS303)。これにより、N
本のノズル1から噴射されるインクジェットが励振周波
数fd (m)に同期してインク粒子に分裂し、N個の制
御電極4でそれぞれ帯電された後に、偏向電場で偏向さ
れずにナイフエッジ6を通過し、ホームポジションにあ
るN個の導電性粒子キャッチャ9にそれぞれ捕獲され
る。N個の導電性粒子キャッチャ9に捕獲されたインク
粒子の帯電電荷は、N個のジェット電流値Id (m,
1),Id (m,2),…,Id (m,N)としてN本
のシールド線10を介してN個の電流検出器IDでそれ
ぞれ電圧となって現れ、電圧に変換されたジェット電流
値Id (m,1),Id (m,2),…,Id (m,
N)は、N個のA/D変換器ADCでデジタルデータに
それぞれ変換されて、MPU100のデータバスに時分
割されて出力される。
【0053】MPU100は、データバス上のジェット
電流値Id (m,1),Id (m,2),…,I
d (m,N)を時分割で入力して内蔵メモリに記憶する
(ステップS304)。
【0054】次に、MPU100は、周波数段数カウン
ト値mが周波数総段数Mに達したかどうかを判定し(ス
テップS305)、達していなければ、周波数段数カウ
ント値mを1つインクリメントして(ステップS30
6)、ステップS303に制御を戻して、ステップS3
03〜S306を繰り返す。
【0055】ステップS305で周波数段数カウント値
mが周波数総段数Mに達すれば、各励振周波数fm (1
≦m≦M)毎に測定されたN×M個のジェット電流値I
d (1,1),Id (1,2),…,Id (M,N−
1),Id (M,N)が内蔵メモリにそれぞれ記憶され
たことになるので、MPU100は、各励振周波数fd
(m)(m=1が初期値)でのN個のジェット電流値I
d (m,1),Id (m,2),…,Id (m,N)の
中から最大値Id (m,max)を検索し(ステップS
307)、周波数段数カウント値mが周波数総段数Mに
達したかどうかを判定し(ステップS308)、達して
いなければ、周波数段数カウント値mを1つインクリメ
ントして(ステップS309)、ステップS307に制
御を戻し、ステップS307〜S309を繰り返す。
【0056】ステップS308で周波数段数カウント値
mが周波数総段数Mに達すれば、MPU100は、検出
されたM個の最大値Id (m,max)(1≦m≦M)
の中から最小値Id (min)を検索し、最小値I
d (min)に対応する励振周波数fd を最適励振周波
数fd (opt)と決定し可変周波数発振器OSCに最
適励振周波数fd (opt)の励振信号fd を出力する
ように指令する(ステップS310)。これにより、可
変周波数発振器OSCは、最適励振周波数fd (op
t)の励振信号fd を出力し、振動子ドライバCDを介
して振動子3が最適励振周波数fd (opt)で励振さ
れる。
【0057】最後に、MPU100は、インクポンプの
ピストンを初期位置にリターンさせて(ステップS31
1)、一連の処理を終了する。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の連続噴射
型インクジェット記録装置によれば、可変周波数発振手
段,スイッチ手段,直流電圧発生手段,導電性粒子キャ
ッチャ,電流検出手段および最適励振周波設定手段を設
け、可変周波数発振手段に対して励振信号の励振周波数
をM段階に順次切り換えるように指示し、各段階の励振
周波数で電流検出手段により検出されたジェット電流値
が最も小さくなる励振周波数を検索してそれを最適励振
周波数とし、可変周波数発振手段に対して最適励振周波
数の励振信号を出力するように指示することにより、テ
スト画像を実際にプリントするという繁雑さを回避でき
るとともに、最適励振周波数の判断基準がジェット電流
値に基づいているためにきわめて正確な判断が可能とな
り、さらに最適励振周波数の決定および設定が自動化さ
れるためにきわめて簡便で高速な動作が可能になるとい
う効果がある。
【0059】また、本発明の連続噴射型インクジェット
記録装置によれば、N本のノズルを備えカラープリント
が可能な連続噴射型インクジェット記録装置において、
可変周波数発振手段,スイッチ手段,直流電圧発生手
段,導電性粒子キャッチャ,電流検出手段および最適励
振周波数設定手段を設け、N個のジェット形成手段につ
いて順番に、可変周波数発振手段に対して励振信号の励
振周波数をM段階に順次切り換えるように指示し、各段
階の励振周波数で電流検出手段により検出されたN個の
ジェット電流値の中から最大値を抽出し、M個の最大値
の中での最小値に対応する励振周波数を検索して最適励
振周波数と決定し、可変周波数発振手段に対して最適励
振周波数の励振信号を出力するように指示することによ
り、テスト画像を実際にプリントするという繁雑さを回
避できるとともに、最適励振周波数の判断基準がジェッ
ト電流の検出値に基づいているためにきわめて正確な判
断が可能となり、さらに最適励振周波数の決定および設
定が自動化されるためにきわめて簡便で高速な動作が可
能になるという効果がある。
【0060】さらに、本発明の連続噴射型インクジェッ
ト記録装置によれば、N本のノズルを備えカラープリン
トが可能な連続噴射型インクジェット記録装置におい
て、可変周波数発振手段,スイッチ手段,直流電圧発生
手段,導電性粒子キャッチャ,電流検出手段および最適
励振周波数決定手段を設け、N個のジェット形成手段に
ついて同時に、可変周波数発振手段に対して励振信号の
励振周波数をM段階に順次切り換えるように指示し、各
段階の励振周波数で電流検出手段により検出されたN個
のジェット電流値の中から最大値を抽出し、M個の最大
値の中での最小値に対応する励振周波数を検索して最適
励振周波数と決定し、可変周波数発振手段に対して最適
励振周波数の励振信号を出力するように指示することに
より、テスト画像を実際にプリントするという繁雑さを
回避できるとともに、最適励振周波数の判断基準がジェ
ット電流の検出値に基づいているためにきわめて正確な
判断が可能となり、さらに最適励振周波数の決定および
設定が自動化されるためにきわめて簡便で高速な動作が
可能になるという効果がある。また、N個のジェット形
成手段について並列にジェット電流値を測定することが
可能になり、測定時間が大幅に短縮されるという利点が
ある。
【0061】さらにまた、本発明の最適励振周波数設定
方法によれば、励振周波数をM段階に切り換えてM組の
ジェット電流値を検出し、M組のジェット電流値から最
小値を抽出するによって最適励振周波数を自動的に決定
して設定するようにしたことにより、最適励振周波数の
判断基準がジェット電流の検出値に基づいているため、
きわめて正確な判断が可能になるという効果がある。
【0062】また、本発明の最適励振周波数設定方法に
よれば、N本のノズルについて順番に、励振周波数をM
段階に切り換えてN×M組のジェット電流値を検出し、
各段階の励振周波数でのN個のジェット電流値の中から
最大値をそれぞれ抽出し、抽出されたM個の最大値のう
ちの最小値に対応する励振周波数を最適励振周波数と決
定して自動的に設定するようにしたことにより、最適励
振周波数の判断基準がジェット電流の検出値に基づいて
いるため、きわめて正確な判断が可能になるという効果
がある。
【0063】さらに、本発明の最適励振周波数設定方法
によれば、N本のノズルについて同時に、励振周波数を
M段階に切り換えてN×M組のジェット電流値を検出
し、各段階の励振周波数でのN個のジェット電流値の中
から最大値をそれぞれ抽出し、抽出されたM個の最大値
のうちの最小値に対応する励振周波数を最適励振周波数
と決定して自動的に設定するようにしたことにより、最
適励振周波数の判断基準がジェット電流の検出値に基づ
いているため、きわめて正確な判断が可能になるという
効果がある。また、N本のノズルについて並列にジェッ
ト電流値を測定することが可能になり、測定時間が大幅
に短縮されるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る連続噴射型インクジ
ェット記録装置の要部を示す構成図である。
【図2】連続噴射型インクジェット記録装置における粒
子化長さと励振周波数との関係を説明する図である。
【図3】第1実施例の連続噴射型インクジェット記録装
置において測定されたジェット電流の値をプロットした
ジェット電流波形を例示する図である。
【図4】図1中のMPUで実行される最適励振周波数設
定処理を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2実施例に係る連続噴射型インクジ
ェット記録装置の要部を示す構成図である。
【図6】図5中のMPUで実行される最適励振周波数設
定処理を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第3実施例に係る連続噴射型インクジ
ェット記録装置の要部を示す構成図である。
【図8】図7中のMPUで実行される最適励振周波数設
定処理を示すフローチャートである。
【図9】従来の連続噴射型インクジェット記録装置の要
部を示す構成図である。
【符号の説明】
1 ノズル 2 インク電極 3 振動子 4 制御電極 5 接地電極 6 ナイフエッジ 7 偏向電源 8 偏向電極 9 導電性粒子キャッチャ 10 シールド線 100 MPU ADC A/D変換器 CD 振動子ドライバ DCS 直流電源 HVS 高圧スイッチ ID 電流検出器 LB ラインバッファ OSC 可変周波数発振器 PWM パルス幅変調器 SW1 第1スイッチ SW2 第2スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/02 B41J 2/115

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加圧されたインクをノズルから連続噴流
    として吐出しノズルに装着された振動子の励振に同期し
    て連続噴流を均一な大きさのインク粒子に分裂させるジ
    ェット形成手段と、インク粒子を選択的に帯電させる帯
    電手段と、ジェット飛翔軸と直交する偏向電場によって
    帯電インク粒子をジェット飛翔軸と直角方向に偏向させ
    る偏向手段と、偏向された帯電インク粒子をカットし直
    進する非帯電インク粒子を通過させる分離手段とを備え
    た連続噴射型インクジェット記録装置において、 前記振動子を励振する励振信号を出力する可変周波数発
    振手段と、 前記偏向手段による偏向電場をオン/オフするスイッチ
    手段と、 このスイッチ手段により偏向電場がオフされた状態で前
    記帯電手段に直流電圧を印加する直流電圧発生手段と、 この直流電圧発生手段により前記帯電手段に印加された
    直流電圧により帯電され前記分離手段を通過した帯電イ
    ンク粒子を捕獲する導電性粒子キャッチャと、 この導電性粒子キャッチャにより捕獲された帯電インク
    粒子の帯電電荷をジェット電流値として検出する電流検
    出手段と、前記ジェット形成手段によるインク粒子の分裂位置が前
    記帯電手段による帯電範囲から外に出ないことを条件に
    前記可変周波数発振手段に対して前記励振信号の励振周
    波数をM(2以上の整数)段階に順次切り換えるように
    指示し、前記電流検出手段により検出されたM個のジェ
    ット電流値のうちの最小値に対応する励振周波数を最適
    励振周波数と決定し、前記可変周波数発振手段に対して
    最適励振周波数の励振信号を出力するように指示する最
    適励振周波数設定手段とを有することを特徴とする連続
    噴射型インクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 加圧されたインクをノズルから連続噴流
    として吐出しノズルに装着された振動子の励振に同期し
    て連続噴流を均一な大きさのインク粒子に分裂させるN
    (2以上の整数)個のジェット形成手段と、インク粒子
    を選択的に帯電させるN個の帯電手段と、ジェット飛翔
    軸と直交する偏向電場によって帯電インク粒子をジェッ
    ト飛翔軸と直角方向に偏向させる偏向手段と、偏向され
    た帯電インク粒子をカットし直進する非帯電インク粒子
    を通過させる分離手段とを備えた連続噴射型インクジェ
    ット記録装置において、 前記N個の振動子を共通に励振する励振信号を出力する
    可変周波数発振手段と、前記偏向手段による偏向電場を
    オン/オフするスイッチ手段と、 このスイッチ手段により偏向電場がオフされた状態で前
    記N個の帯電手段に直流電圧を印加する直流電圧発生手
    段と、 この直流電圧発生手段により前記N個の帯電手段に印加
    された直流電圧により帯電され前記分離手段を通過した
    帯電インク粒子を捕獲する導電性粒子キャッチャと、 この導電性粒子キャッチャにより捕獲された帯電インク
    粒子の帯電電荷をジェット電流値として検出する電流検
    出手段と、前記N個のジェット形成手段による各インク粒子の分裂
    位置が前記N個の帯電手段による各帯電範囲からそれぞ
    れ外に出ないことを条件に 前記N個の帯電手段に前記直
    流電圧発生手段から順番に直流電圧を印加するように指
    示しながら、前記可変周波数発振手段に対して前記励振
    信号の励振周波数をM(2以上の整数)段階に順次切り
    換えるように指示して、前記電流検出手段によりN×M
    個のジェット電流値を検出し、各段階の励振周波数での
    N個のジェット電流値の中から最大値をそれぞれ抽出
    し、抽出されたM個の最大値のうちの最小値に対応する
    励振周波数を最適励振周波数と決定し、前記可変周波数
    発振手段に対して最適励振周波数の励振信号を出力する
    ように指示する最適励振周波数設定手段とを有すること
    を特徴とする連続噴射型インクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 加圧されたインクをノズルから連続噴流
    として吐出しノズルに装着された振動子の励振に同期し
    て連続噴流を均一な大きさのインク粒子に分裂させるN
    (2以上の整数)個のジェット形成手段と、インク粒子
    を選択的に帯電させるN個の帯電手段と、ジェット飛翔
    軸と直交する偏向電場によって帯電インク粒子をジェッ
    ト飛翔軸と直角方向に偏向させる偏向手段と、偏向され
    た帯電インク粒子をカットし直進する非帯電インク粒子
    を通過させる分離手段とを備えた連続噴射型インクジェ
    ット記録装置において、 前記N個の振動子を共通に励振する励振信号を出力する
    可変周波数発振手段と、前記偏向手段による偏向電場を
    オン/オフするスイッチ手段と、 このスイッチ手段により偏向電場がオフされた状態で前
    記N個の帯電手段に直流電圧を印加する直流電圧発生手
    段と、 この直流電圧発生手段により前記N個の帯電手段に印加
    された直流電圧により帯電され前記分離手段を通過した
    帯電インク粒子を捕獲するN個の導電性粒子キャッチャ
    と、 これらN個の導電性粒子キャッチャにより捕獲された帯
    電インク粒子の帯電電荷をジェット電流値としてそれぞ
    れ検出するN個の電流検出手段と、前記N個のジェット形成手段による各インク粒子の分裂
    位置が前記N個の帯電手段による各帯電範囲からそれぞ
    れ外に出ないことを条件に 前記N個の帯電手段に前記直
    流電圧発生手段から同時に直流電圧を印加するように指
    示しながら、前記可変周波数発振手段に対して前記励振
    信号の励振周波数をM(2以上の整数)段階に順次切り
    換えるように指示して、前記電流検出手段によりN×M
    個のジェット電流値を検出し、各段階の励振周波数での
    N個のジェット電流値の中から最大値をそれぞれ抽出
    し、抽出されたM個の最大値のうちの最小値に対応する
    励振周波数を最適励振周波数と決定し、前記可変周波数
    発振手段に対して最適励振周波数の励振信号を出力する
    ように指示する最適励振周波数設定手段とを有すること
    を特徴とする連続噴射型インクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 加圧されたインクをノズルから連続噴流
    として吐出しノズルに装着された振動子の励振に同期し
    て連続噴流を均一な大きさのインク粒子に分裂させるジ
    ェット形成工程と、 帯電手段に一定の直流電圧を印加して前記インク粒子を
    帯電する帯電工程と、 この帯電工程で帯電された帯電インク粒子の帯電電荷を
    ジェット電流値として検出する電流検出工程と、前記ジェット形成工程でのインク粒子の分裂位置が前記
    帯電手段による帯電範囲から外に出ないことを条件に
    記励振信号の励振周波数をM(2以上の整数)段階に順
    次切り換え、前記電流検出工程で検出されたM個のジェ
    ット電流値のうちの最小値に対応する励振周波数を最適
    励振周波数と決定し、最適励振周波数の励振信号を出力
    させる最適励振周波数設定工程とを含むことを特徴とす
    る最適励振周波数設定方法。
  5. 【請求項5】 加圧されたインクをN(2以上の整数)
    本のノズルから連続噴流として吐出しノズルに装着され
    た振動子の励振に同期して連続噴流を均一な大きさのイ
    ンク粒子に分裂させるジェット形成工程と、 N個の帯電手段に一定の直流電圧を印加して前記インク
    粒子を帯電する帯電工程と、 この帯電工程で帯電された帯電インク粒子の帯電電荷を
    ジェット電流値として検出する電流検出工程と、前記ジェット形成工程での各インク粒子の分裂位置が前
    記N個の帯電手段による各帯電範囲からそれぞれ外に出
    ないことを条件に 前記帯電工程で直流電圧を印加する帯
    電手段を順次選択しながら、前記励振信号の励振周波数
    をM(2以上の整数)段階に順次切り換え、前記電流検
    出工程でN×M個のジェット電流値を検出し、各段階の
    励振周波数でのN個のジェット電流値の中から最大値を
    それぞれ抽出し、抽出されたM個の最大値のうちの最小
    値に対応する励振周波数を最適励振周波数と決定し、最
    適励振周波数の励振信号を出力させる最適励振周波数設
    定工程とを含むことを特徴とする最適励振周波数設定方
    法。
  6. 【請求項6】 加圧されたインクをN(2以上の整数)
    本のノズルから連続噴流として吐出しノズルに装着され
    た振動子の励振に同期して連続噴流を均一な大きさのイ
    ンク粒子に分裂させるジェット形成工程と、 N個の帯電手段に一定の直流電圧を印加して前記インク
    粒子を帯電する帯電工程と、 この帯電工程で帯電された帯電インク粒子の帯電電荷を
    ジェット電流値として検出する電流検出工程と、前記ジェット形成工程での各インク粒子の分裂位置が前
    記N個の帯電手段による各帯電範囲からそれぞれ外に出
    ないことを条件に 前記帯電工程でN個の帯電手段に同時
    に直流電圧を印加しながら、前記励振信号の励振周波数
    をM(2以上の整数)段階に順次切り換え、前記電流検
    出工程でN×M個のジェット電流値を検出し、各段階の
    励振周波数でのN個のジェット電流値の中から最大値を
    それぞれ抽出し、抽出されたM個の最大値のうちの最小
    値に対応する励振周波数を最適励振周波数と決定し、最
    適励振周波数の励振信号を出力させる最適励振周波数設
    定工程とを含むことを特徴とする最適励振周波数設定方
    法。
JP16152195A 1995-06-05 1995-06-05 連続噴射型インクジェット記録装置およびその最適励振周波数設定方法 Expired - Fee Related JP3339254B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16152195A JP3339254B2 (ja) 1995-06-05 1995-06-05 連続噴射型インクジェット記録装置およびその最適励振周波数設定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16152195A JP3339254B2 (ja) 1995-06-05 1995-06-05 連続噴射型インクジェット記録装置およびその最適励振周波数設定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08323979A JPH08323979A (ja) 1996-12-10
JP3339254B2 true JP3339254B2 (ja) 2002-10-28

Family

ID=15736668

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16152195A Expired - Fee Related JP3339254B2 (ja) 1995-06-05 1995-06-05 連続噴射型インクジェット記録装置およびその最適励振周波数設定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3339254B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08323979A (ja) 1996-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5583552A (en) Optimum phase determination based on the detected jet current
US3999188A (en) Ink-jet recording apparatus
JPH044153B2 (ja)
US4418352A (en) Ink jet printing apparatus
JP3339254B2 (ja) 連続噴射型インクジェット記録装置およびその最適励振周波数設定方法
JP3133916B2 (ja) 連続噴射型インクジェット記録装置およびその最適励振周波数設定方法
EP3702160B1 (en) Liquid ejecting head, and liquid-ejecting recording apparatus
US5940101A (en) Method and apparatus for determining optimum ink drop formation-frequency in an ink jet printer
JPS5843029B2 (ja) インク粒子の荷電量検出装置
US4322732A (en) Ink jet recording method
EP0210048B1 (en) Method for operation of an ink jet printing head
JP3128113B2 (ja) 連続噴射型インクジェット記録装置における位相制御方法
JP3225987B2 (ja) インクジェット式記録ヘッドの駆動装置及び駆動方法
JPS5835472B2 (ja) 位相同期方法
JP3296942B2 (ja) ノズルの目詰り検出方法
JPS5843031B2 (ja) インク粒子の荷電量検出装置
JP2001105588A (ja) 連続噴射型インクジェット記録装置の最適励振周波数設定方法
JPS5847992B2 (ja) インクジエツトプロツタ−
JPH11320872A (ja) 容量性負荷駆動回路およびインクジェット記録装置
JPS6046259A (ja) 荷電量制御形インクジェットプリンタ
JPS6256152A (ja) インクジエツト記録装置
JPH0117467B2 (ja)
JP2001010049A (ja) インクジェット記録ヘッドの駆動方法及び駆動装置
JPH1016234A (ja) インクジェット記録装置
JPS6092865A (ja) インクジエツト記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees